JP2553830B2 - 洗濯機等の給水弁制御装置 - Google Patents
洗濯機等の給水弁制御装置Info
- Publication number
- JP2553830B2 JP2553830B2 JP7127870A JP12787095A JP2553830B2 JP 2553830 B2 JP2553830 B2 JP 2553830B2 JP 7127870 A JP7127870 A JP 7127870A JP 12787095 A JP12787095 A JP 12787095A JP 2553830 B2 JP2553830 B2 JP 2553830B2
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- Japan
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- water supply
- supply valve
- valve drive
- end time
- drive device
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- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
等の電子制御装置を制御手段として、給水弁によって給
水を行う洗濯機等の給水弁制御装置に関するものであ
る。
等の電子制御装置を制御手段として、給水弁によって給
水を行う洗濯機等の給水弁制御装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえば全自動洗濯機の制御装置
の構成は、図３に示すように、動作終了時刻を設定する
ための終了時刻設定手段１からの信号を受ける制御手段
２を設けている。また、負荷側には、モータ１２を駆動
する双方向性サイリスタ３、４、給水弁１１を駆動する
双方向性サイリスタ（給水弁駆動装置）５、排水用のマ
グネット１０を駆動する双方向性サイリスタ６が設けら
れており、排水用のマグネット１０、給水弁１１、モー
タ１２はサイリスタ３〜６を介して商用電源８に接続さ
れている。なお、９は電源スイッチ、１３は進相コンデ
ンサである。
の構成は、図３に示すように、動作終了時刻を設定する
ための終了時刻設定手段１からの信号を受ける制御手段
２を設けている。また、負荷側には、モータ１２を駆動
する双方向性サイリスタ３、４、給水弁１１を駆動する
双方向性サイリスタ（給水弁駆動装置）５、排水用のマ
グネット１０を駆動する双方向性サイリスタ６が設けら
れており、排水用のマグネット１０、給水弁１１、モー
タ１２はサイリスタ３〜６を介して商用電源８に接続さ
れている。なお、９は電源スイッチ、１３は進相コンデ
ンサである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
において、たとえば、使用者が予め終了時刻設定手段１
によって洗濯終了時刻を設定し、動作を開始するまでの
待機中に給水弁駆動装置である双方向性サイリスタ５が
給が故障した場合、双方向性サイリスタ５の故障検知機
能を備えおらず、商用電源８は通電されたままであるの
で、給水弁１１は動作をつづけ、給水状態は止まらな
い。ここで、洗濯終了時刻を設定しているため、使用者
がこの状態に気付かない場合が多く、洗濯槽から水が溢
れ出るという問題を有していた。
において、たとえば、使用者が予め終了時刻設定手段１
によって洗濯終了時刻を設定し、動作を開始するまでの
待機中に給水弁駆動装置である双方向性サイリスタ５が
給が故障した場合、双方向性サイリスタ５の故障検知機
能を備えおらず、商用電源８は通電されたままであるの
で、給水弁１１は動作をつづけ、給水状態は止まらな
い。ここで、洗濯終了時刻を設定しているため、使用者
がこの状態に気付かない場合が多く、洗濯槽から水が溢
れ出るという問題を有していた。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、終了
時刻設定手段により終了時刻が設定されてから動作を開
始するまでの間に給水弁駆動装置の故障により水が溢水
するのを防止することを目的とする。
時刻設定手段により終了時刻が設定されてから動作を開
始するまでの間に給水弁駆動装置の故障により水が溢水
するのを防止することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、給水弁を駆動する給水弁駆動装置と、前記
給水弁駆動装置の動作状態を検知する給水弁駆動検知手
段と、給水弁に電力供給する商用電源の遮断制御を行う
スイッチング装置と、機器全体の動作を制御する制御手
段と、動作の終了時刻を設定できる終了時刻設定手段と
を備え、前記制御手段は、前記終了時刻設定手段により
終了時刻が設定されてから動作を開始するまでの間に、
給水弁駆動検知手段により給水弁駆動装置が動作してい
ることを確認すると給水弁駆動装置が故障していると判
断し、スイッチング装置により電源を遮断するようにし
たことを課題解決手段としている。
するために、給水弁を駆動する給水弁駆動装置と、前記
給水弁駆動装置の動作状態を検知する給水弁駆動検知手
段と、給水弁に電力供給する商用電源の遮断制御を行う
スイッチング装置と、機器全体の動作を制御する制御手
段と、動作の終了時刻を設定できる終了時刻設定手段と
を備え、前記制御手段は、前記終了時刻設定手段により
終了時刻が設定されてから動作を開始するまでの間に、
給水弁駆動検知手段により給水弁駆動装置が動作してい
ることを確認すると給水弁駆動装置が故障していると判
断し、スイッチング装置により電源を遮断するようにし
たことを課題解決手段としている。
【０００６】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、洗濯終
了時刻が設定され動作を開始するまでの待機中に給水弁
駆動装置が故障した場合、給水弁駆動検知手段の信号に
もとづいて制御手段が給水弁駆動装置が故障したと判断
し、スイッチング装置によって商用電源を遮断し、給水
弁駆動手段の故障により動作していた給水弁の動作を停
止することができ、溢水を防止することができる。
了時刻が設定され動作を開始するまでの待機中に給水弁
駆動装置が故障した場合、給水弁駆動検知手段の信号に
もとづいて制御手段が給水弁駆動装置が故障したと判断
し、スイッチング装置によって商用電源を遮断し、給水
弁駆動手段の故障により動作していた給水弁の動作を停
止することができ、溢水を防止することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【０００８】図１に示すように、給水弁駆動検知手段１
４は、給水弁１１を駆動する双方向性サイリスタ（給水
弁駆動装置）５の動作状態を検知し、その出力を制御手
段２に入力している。スイッチング装置１５は、商用電
源８に直列に接続し商用電源８を遮断できるようにして
いる。このスイッチング装置１５のオン、オフは双方向
性サイリスタ７により制御される。
４は、給水弁１１を駆動する双方向性サイリスタ（給水
弁駆動装置）５の動作状態を検知し、その出力を制御手
段２に入力している。スイッチング装置１５は、商用電
源８に直列に接続し商用電源８を遮断できるようにして
いる。このスイッチング装置１５のオン、オフは双方向
性サイリスタ７により制御される。
【０００９】制御手段２は、終了時刻設定手段１により
動作の終了時刻が設定されてから動作を開始するまでの
間に、給水弁駆動検知手段１４により双方向性サイリス
タ５が動作していることを確認すると、双方向性サイリ
スタ５が故障していると判断し、スイッチング装置１５
により商用電源８を遮断するようにしている。
動作の終了時刻が設定されてから動作を開始するまでの
間に、給水弁駆動検知手段１４により双方向性サイリス
タ５が動作していることを確認すると、双方向性サイリ
スタ５が故障していると判断し、スイッチング装置１５
により商用電源８を遮断するようにしている。
【００１０】なお、３および４はモータ１２を駆動する
双方向性サイリスタ、６は排水マグネット１０を駆動す
る双方向性サイリスタ、１３は進相コンデンサであり、
これらは従来例の構成と同じものである。
双方向性サイリスタ、６は排水マグネット１０を駆動す
る双方向性サイリスタ、１３は進相コンデンサであり、
これらは従来例の構成と同じものである。
【００１１】上記の構成における制御手段２の双方向性
サイリスタ５の故障検知を図２により説明する。
サイリスタ５の故障検知を図２により説明する。
【００１２】終了時刻設定手段１により洗濯動作の終了
時刻を設定し、終了時刻が設定されてから動作を開始す
るまでの待機中に、制御手段２はステップａで給水フラ
グが”１”であるかどうかを判定する。ここで給水フラ
グとは、”１”であれば給水中であることを示すフラグ
である。給水フラグが”１”でなければ、すなわち、給
水中でなければステップｂでＩFVが”Ｈ”レベルである
かどうかを判定する。
時刻を設定し、終了時刻が設定されてから動作を開始す
るまでの待機中に、制御手段２はステップａで給水フラ
グが”１”であるかどうかを判定する。ここで給水フラ
グとは、”１”であれば給水中であることを示すフラグ
である。給水フラグが”１”でなければ、すなわち、給
水中でなければステップｂでＩFVが”Ｈ”レベルである
かどうかを判定する。
【００１３】ここでＩFVとは給水弁駆動検知手段１４の
出力信号であり、双方向性サイリスタ５が動作中であれ
ば”Ｈ”レベル、双方向性サイリスタ５が動作していな
ければ”Ｌ”レベルであるような出力信号である。ＩFV
が”Ｈ”レベルであれば、ステップｃで双方向性サイリ
スタ５が故障していると判断して、ステップｄで双方向
性サイリスタ７をオンしてスイッチング装置１５により
商用電源８を遮断する。
出力信号であり、双方向性サイリスタ５が動作中であれ
ば”Ｈ”レベル、双方向性サイリスタ５が動作していな
ければ”Ｌ”レベルであるような出力信号である。ＩFV
が”Ｈ”レベルであれば、ステップｃで双方向性サイリ
スタ５が故障していると判断して、ステップｄで双方向
性サイリスタ７をオンしてスイッチング装置１５により
商用電源８を遮断する。
【００１４】したがって、給水弁駆動手段５の故障によ
り動作していた給水弁１１の動作を停止することがで
き、溢水を防止することができる。
り動作していた給水弁１１の動作を停止することがで
き、溢水を防止することができる。
【００１５】なお、本実施例では、終了時刻が設定され
てから動作を開始するまでの待機中に双方向性サイリス
タ５が故障した場合、給水弁駆動検知手段１４の信号に
もとづいて、制御手段２がスイッチング装置１５によっ
て電源を遮断するようにしているが、運転中に双方向性
サイリスタ５が故障している場合、同様にして電源を遮
断することができる。また、上記実施例は全自動洗濯機
について記載したが、電気食器洗い機等の給水弁をもつ
機器においても同様に適用できる。
てから動作を開始するまでの待機中に双方向性サイリス
タ５が故障した場合、給水弁駆動検知手段１４の信号に
もとづいて、制御手段２がスイッチング装置１５によっ
て電源を遮断するようにしているが、運転中に双方向性
サイリスタ５が故障している場合、同様にして電源を遮
断することができる。また、上記実施例は全自動洗濯機
について記載したが、電気食器洗い機等の給水弁をもつ
機器においても同様に適用できる。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、制御手段は、終了時刻設定手段により終了時
刻が設定されてから機器の動作を開始するまでの間に、
給水弁駆動検知手段により給水弁駆動装置が動作してい
ることを確認すると給水弁駆動装置が故障していると判
断し、スイッチング装置により商用電源を遮断するよう
にしたから、終了時刻設定手段により終了時刻が設定さ
れてから動作を開始するまでの間に、給水弁を駆動する
給水弁駆動装置が故障した場合、給水弁駆動検知手段の
信号に基づいて、給水弁駆動装置の故障を判定すること
ができ、スイッチング装置により電源の供給を遮断する
ことにより、給水弁駆動手段の故障により動作していた
給水弁を閉じて洗濯機の洗濯槽などから溢れ出るのを防
止することができ、安全性を向上することができる。
によれば、制御手段は、終了時刻設定手段により終了時
刻が設定されてから機器の動作を開始するまでの間に、
給水弁駆動検知手段により給水弁駆動装置が動作してい
ることを確認すると給水弁駆動装置が故障していると判
断し、スイッチング装置により商用電源を遮断するよう
にしたから、終了時刻設定手段により終了時刻が設定さ
れてから動作を開始するまでの間に、給水弁を駆動する
給水弁駆動装置が故障した場合、給水弁駆動検知手段の
信号に基づいて、給水弁駆動装置の故障を判定すること
ができ、スイッチング装置により電源の供給を遮断する
ことにより、給水弁駆動手段の故障により動作していた
給水弁を閉じて洗濯機の洗濯槽などから溢れ出るのを防
止することができ、安全性を向上することができる。
【図１】本発明の一実施例の洗濯機等の給水弁制御装置
を備えた洗濯機の要部ブロック図
を備えた洗濯機の要部ブロック図
【図２】同洗濯機の給水弁制御装置の要部動作フローチ
ャート
ャート
【図３】従来の洗濯機の要部ブロック図
１ 終了時刻設定手段 ２ 制御手段 ５ 双方向性サイリスタ（給水弁駆動装置） ８ 商用電源 １４ 給水弁駆動検知手段 １５ スイッチング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木内 光幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−102480（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 給水弁を駆動する給水弁駆動装置と、前
記給水弁駆動装置の動作状態を検知する給水弁駆動検知
手段と、給水弁に電力供給する商用電源の遮断制御を行
うスイッチング装置と、機器全体の動作を制御する制御
手段と、動作の終了時刻を設定できる終了時刻設定手段
とを備え、前記制御手段は、前記終了時刻設定手段によ
り終了時刻が設定されてから動作を開始するまでの間
に、給水弁駆動検知手段により給水弁駆動装置が動作し
ていることを確認すると給水弁駆動装置が故障している
と判断し、スイッチング装置により電源を遮断するよう
にした洗濯機等の給水弁制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127870A JP2553830B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 洗濯機等の給水弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127870A JP2553830B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 洗濯機等の給水弁制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6452087A Division JPS63231073A (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 機器の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313789A JPH07313789A (ja) | 1995-12-05 |
| JP2553830B2 true JP2553830B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14970690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7127870A Expired - Fee Related JP2553830B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 洗濯機等の給水弁制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553830B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7127870A patent/JP2553830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07313789A (ja) | 1995-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |