JP2554707B2 - 浴室用換気扇 - Google Patents

浴室用換気扇

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JP2554707B2 JP63128981A JP12898188A JP2554707B2 JP 2554707 B2 JP2554707 B2 JP 2554707B2 JP 63128981 A JP63128981 A JP 63128981A JP 12898188 A JP12898188 A JP 12898188A JP 2554707 B2 JP2554707 B2 JP 2554707B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、浴室の換気のために用いられその浴室内の
結露状況等に応じて運転が制御される浴室用換気扇に関
する。
(従来の技術) 周知のように、浴室の内壁等に結露が発生した場合、
これを放置したままにしておくと、かびが発生したり、
ひいては家屋が傷んだりすることがあった。この対策と
して、浴室内の結露発生状態とか極めて高い湿度状態を
検出する結露センサを設け、この結露センサからの結露
検出信号の出力の有・無に応じてファン駆動用のモータ
を通電・断電するといったいわゆるセンサ運転を行なう
ようにしたものが供されている。この種の浴室用換気扇
においては、電源スイッチがオンされると、その初期
(最初の30分間)は、結露検出信号の出力の有・無に関
係なくモータを通電するいわゆるマニュアル運転が実行
され、その後は、前述したセンサ運転が継続的に実行さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述の結露センサを備えたものにおいて
は、冬期等に使用者が入浴しているような場合でも、一
義的に結露センサからの結露検出信号に基づいてモータ
が通電駆動されてしまうため、該換気によって使用者が
寒い思いをする不具合があった。このため、使用者側に
おいては、冬期等の低温時、入浴前に換気扇の電源スイ
ッチを切っておき、そして入浴後再度電源スイッチを入
れるようにすることもある。ところがこの電源スイッチ
の再投入を忘れやすく、かび発生防止及び家屋の傷み防
止を図るに不完全であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、センサ運転を必要に応じて所定時間停止できて
使用者が冬期等に寒い思いをせずに済み、しかも、自動
的にそのセンサ運転を再開できてかび発生防止及び家屋
傷み防止を良好に図ることができる浴室用換気扇を提供
するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、浴室に設けられファン駆動用のモータを備
えた換気扇本体と、浴室内における結露発生状態または
結露発生寸法の湿度状態を検出して結露検出信号を出力
する結露センサと、前記結露センサからの結露検出信号
とは無関係に前記モータを通電するマニュアル運転と前
記結露検出信号に基づいて前記モータを通断電制御する
センサ運転とのいずれかで換気運転を実行する制御回路
と、交流電源を直流化し前記制御回路に直流電源を与え
る直流電源回路と、前記交流電源から前記直流電源回路
への通電路に介在された電源スイッチと、前記交流電源
からこの電源スイッチおよび前記直流電源回路を経て前
記制御回路に至る電源回路と独立して設けられた遅延用
スイッチとを具備し、前記制御回路は、センサ運転の実
行時に前記遅延用スイッチが操作されたときには該セン
サ運転を所定時間強制的に停止した後再開する制御を行
なう構成となっていることを特徴とするものである。
(作用) 電源スイッチがオン操作されると、制御回路に直流電
源回路から直流電源が与えられ該制御回路が機能する。
そして実行されている時において、遅延用スイッチが操
作されると、制御回路は該センサ運転を所定時間強制的
に停止する。そして、その所定時間が経過するとセンサ
運転が再開される。
従って、冬期等ににおいて使用者が入浴前に遅延用ス
イッチを操作すれば、所定時間でセンサ運転が強制的に
停止されることから、使用者の入浴中(上記所定時間
中)に結露が発生することがあってもモータは通電駆動
されず、よって使用者が寒い思いをするようなことはな
い。そして、上記所定時間が経過すればセンサ運転が自
動的に再開されるから、使用者は遅延用スイッチを再操
作せずに済み、結露状況に応じた換気運転が自動的に実
行され、よってかび発生防止及び家具の傷み防止を確実
に達成できる。ここで、前記遅延用スイッチは、交流電
源から電源スイッチおよび直流電源回路を経て制御回路
に至る電源回路と独立して設けられているから、この遅
延用スイッチのスイッチ動作で、上記電源回路が開路さ
れてしまうことはなく、つまり制御回路への電源が絶た
れてしまうことはない。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
まず第2図において、1は浴室、2はこの浴室1の壁
に配設された換気扇本体である。この換気扇本体2には
ファン駆動用のモータ3(第1図参照)が設けられてい
ると共に、結露検出素子4が設けられている。そして、
浴室1の外部の壁には、スイッチケース5が設けられて
いて、このスイッチケース5には電源スイッチ6及び遅
延用スイッチ7が設けられている。上記電源スイッチ6
は単極単投形スイッチから成り、また遅延用スイッチ7
は常閉形のプッシュスイッチから成る。
第1図において、8は例えばマイクロコンピュータを
含んで成る制御回路であり、これらの制御機能について
は後述する。9は直流電源回路であり、これは交流電源
の一方の母線10aに接続されていると共に、前記電源ス
イッチ6を介して他方の母線10bに接続されていて、制
御回路8に直流電源を与える。しかして、前記電源スイ
ッチ6は、交流電源から直流電源回路9への通電路に介
在されている。11はPNPトランジスタ12等を有して成る
操作検出回路であり、前記遅延用スイッチ7は、この操
作検出回路11のトランジスタ12のベースと前記交流電源
の母線10bとの間に接続されており、つまり、交流電源
から電源スイッチ6および前記直流電源回路9を経て前
記制御回路8に至る電源回路と独立して設けられてい
る。これにより、そのトランジスタ12のベースには交流
電源の周波数信号が遅延用スイッチ7を介して与えられ
るようになっており、該遅延用スイッチ7の閉成状態で
はその出力点11aから交流電源の周波数と同一周波数の
パルス(第3図参照)を出力しており、遅延用スイッチ
7が操作されると(開放されると)上記パルスの出力を
停止するようになっている。しかしてそのパルスの出力
停止をもって操作検出信号Stの発生としている。13は浴
室1内壁等が結露したときにこれを検出する結露センサ
であり、これは、前記結露検出素子4と、結露信号発生
回路14とを有して構成されており、結露検出素子4は、
結露状況に応じて抵抗値が変化するものであって、その
抵抗値は、比較回路15等を有する結露信号発生回路14に
よって基準値と比較されその比較結果によって結露検出
信号Skとして出力される。16は制御回路8からの制御信
号に基づいてモータ3を通断電する駆動回路、17は制御
回路8からの制御信号に基づいて計時動作を開始するタ
イマ回路であり、これは所定時間例えば30分をカウント
アップするとタイムアップ信号を制御回路8にフィード
バックするようになっている。
さて、上記制御回路8は、そのソフトウェア構成に従
い、操作検出信号St,結露検出信号Skの入力に応じて換
気運転を次のように制御する構成となっている。
今、電源スイッチ6を投入すると、制御回路8に直流
電源回路9により直流電源が与えられて該制御回路8が
機能する。しかして、この制御回路8は、タイマ回路17
に計時動作を開始させると共に、モータ駆動回路16を介
してモータ3を通電する。これにてファンが駆動され
る。そしてタイマ回路16からタイムアップ信号がフィー
ドバックされるとモータ3を断電する。即ち、電源スイ
ッチ6の投入時点からの30分間は結露センサ13からの結
露検出信号Skの入力の有・無に関係なくモータ3を通電
するところのマニュアル運転を実行する。この後は、セ
ンサ運転が実行される。このセンサ運転は、結露センサ
13からの結露検出信号Skの入力がない時にはモータ3は
通電せず、入力があるとモータ3を通電するようになっ
ている。
ここで、操作検出回路11は、遅延用スイッチ7が閉成
状態(非操作状態)にある時には、パルス発振状態にあ
る。しかして、遅延用スイッチ7が操作(開放)される
と、操作検出回路11のパルス発振が停止し換言すれば操
作検出信号Stが発生して制御回路8に与えられる。制御
回路8は上述したセンサ運転が実行されているときにこ
の操作検出信号Stの入力があると、前記結露検出信号Sk
の入力の有・無に関係なくモータ3を断電し、もってセ
ンサ運転を停止する。これと同時にタイマ回路17に計時
動作を開始させ、そして所定時間(30分)の後にタイム
アップ信号がフィードバックされると、前記結露検出信
号Skの入力の有・無に応じてモータ3を通電・断電制御
するところのセンサ運転を再開する。なお、遅延用スイ
ッチ7が操作されて30分を経過しないうちに再度遅延用
スイッチ7が操作されると、その時点から新たに30分で
センサ運転が停止される。
第3図には、第1図における各部の状態変化と運転形
態の経時的変化の一例を示しており、上記説明と同図か
ら分かるように、例えば時点taにて電源スイッチ6が投
入されると、該時点taから30分の間はマニュアル運転が
実行され(モータ3が連続通電され)、その30分間が経
過した時点tb以後はセンサ運転が実行される(モータ3
が結露検出信号Skに応じて通断電される)。しかして、
このセンサ運転実行時に例えば時点tcにて使用者が入浴
するに先立ち遅延用スイッチ7を操作すると、操作検出
信号発生回路11のパルス発振が停止して操作検出信号St
が発生し、これにてセンサ運転が強制的に停止される。
従って使用者の入浴中(30分経過前)に換気運転がなさ
れることはない。そして上記時点tcから30分が経過する
と(通常の場合、この30分間で使用者は入浴を済ませて
いる)、その時点tdにてセンサ運転が再開される。
ここまでの説明から分かるように、本実施例によれ
ば、冬期等ににおいて使用者が入浴前に遅延用スイッチ
7を操作すれば、所定時間でセンサ運転が強制的に停止
されることから、使用者の入浴中(上記所定時間中)に
結露が発生することがあってもモータ3は通電駆動され
ず、よって使用者が寒い思いをするようなことはない。
そして、上記所定時間が経過すればセンサ運転が自動的
に再開されるから、使用者は遅延用スイッチ7を再操作
せずに済み、結露状況に応じた換気運転が自動的に実行
され、よってかび発生防止及び家屋の傷み防止を確実に
達成できる。また、遅延用スイッチ7は、交流電源から
電源スイッチ6および直流電源回路9を経て制御回路8
に至る電源回路と独立して設けられているから、この遅
延用スイッチ7のスイッチ動作により上記電源回路が閉
路されてしまうことはなく、つまり制御回路8への電源
は常に供給されている。従って、該制御回路8は常に機
能していて、タイマ回路17からのタイムアップ信号の入
力や地層さ検出回路11からの入力を監視しているスタン
バイ状態にあり、これらの入力があると直ちに前述した
制御を実行できるものである。
なお、上記実施例では、結露検出信号Skの入力がなく
なった時点で直ちにモータ3を断電するようにしたが、
その時点から若干の遅延運転時間をおいてモータ3を断
電するようにしてもよい。また、上記実施例では遅延用
スイッチ7を交流回路に設けたが、これは直流回路に設
けてもよく、この場合、操作検出回路11は適宜変更して
構成すればよい。さらには、結露センサ13は、結露発生
検出でなくとも結露発生寸前の湿度状態を検出する構成
であってもよい。
その他、本発明は上記実施例に限定されず、要旨を逸
脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
[発明の効果] 本発明は以上の記述にて明らかなように、浴室に設け
られファン駆動用のモータを備えた換気扇本体と、浴室
内における結露発生状態または結露発生寸前の湿度状態
を検出して結露検出信号を出力する結露センサと、前記
結露センサからの結露検出信号とは無関係に前記モータ
を通電するマニュアル運転と前記結露検出信号に基づい
て前記モータを通電制御するセンサ運転とのいずれかで
換気運転を実行する制御回路と、交流電源を直流化し前
記制御回路に直流電源を与える直流電源回路と、前記交
流電源から前記直流電源回路への通電路に介在された電
源スイッチと、前記交流電源からこの電源スイッチおよ
び前記直流電源回路を経て前記制御回路に至る電源回路
と独立して設けられた遅延用スイッチとを具備し、前記
制御回路は、センサ運転の実行時に前記遅延用スイッチ
が操作されたときには該センサ運転を所定時間強制的に
停止した後再開する制御を行なう構成となっていること
を特徴とするものであり、これにて、センサ運転を必要
に応じて所定時間停止できて使用者が冬期等に寒い思い
をせずに済み、しかも、自動的にそのセンサ運転を再開
できてかび発生防止及び家屋傷み防止を良好に図ること
ができ、また、遅延用スイッチの操作によって制御回路
の電源回路が開路されてしまうことがなく、これにて、
遅延用スイッチの操作があっても該制御回路は常に機能
していてスタンバイ状態とすることができ、所定時間経
過後に直ちに次の制御を実行できるといった優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電気回路図、
第2図は換気扇設置状態の浴室の正面図、第3図は各部
の状態変化と運転形態の経時的変化の一例を示すタイム
チャートである。 図中、1は浴室、2は換気扇本体、3はモータ、4は結
露検出素子、6は電源スイッチ、7は遅延用スイッチ、
8は制御回路、11は操作検出回路、13は結露センサ、17
はタイマ回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室に設けられファン駆動用のモータを備
    えた換気扇本体と、浴室内における結露発生状態または
    結露発生寸前の湿度状態を検出して結露検出信号を出力
    する結露センサと、前記結露センサからの結露検出信号
    とは無関係に前記モータを通電するマニュアル運転と前
    記結露検出信号に基づいて前記モータを通断電制御する
    センサ運転とのいずれかで換気運転を実行する制御回路
    と、交流電源を直流化し前記制御回路に直流電源を与え
    る直流電源回路と、前記交流電源から前記直流電源回路
    への通電路に介在された電源スイッチと、前記交流電源
    からこの電源スイッチおよび前記直流電源回路を経て前
    記制御回路に至る電源回路と独立して設けられた遅延用
    スイッチとを具備し、前記制御回路は、センサ運転の実
    行時に前記遅延用スイッチが操作されたときには該セン
    サ運転を所定時間強制的に停止した後再開する制御を行
    なう構成となっていることを特徴とする浴室用換気扇。
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