JP2005133968A - 空気調和機 - Google Patents

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Masanori Kasai
正礼 河西
Yuji Tani
祐二 谷
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Abstract

【課題】空気調和機の室内機が待機状態においては、空気清浄ユニットへの電源供給を遮断し消費電力を低減する。
【解決手段】空気調和機の室内機1の電子制御装置2において、電源部3から空気清浄ユニット5に供給される電源ラインに、制御部8からの信号で制御されるスイッチ制御部14を設けて、空気調和機の室内機1が待機状態になればスイッチ制御部14をオープンして、空気清浄ユニット5とインターフェイス回路7への電源供給を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気集塵方式の空気清浄ユニットを搭載した空気調和機の室内機の制御に関するものである。
従来、この種の電気空気清浄ユニットを搭載した空気調和機は、吸込みグリルの開閉検知回路や、空気清浄ユニットの高圧電源部の取り付け検知回路が空気調和機の室内機の制御部に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図2は特許文献1に記載された従来の空気調和機の室内機のブロック図を示すものである。図2に示すように、空気調和機の室内機21の電子制御装置22内にある電源部3から、ドアスイッチ4を経由して空気清浄ユニット5の高圧電源部6に電源が供給され、供給された電源の一部は、吸込みグリルの開閉検知信号あるいは、空気清浄ユニット5の取り付け検知信号として、高圧電源部6から電子制御装置22に入り、インターフェイス回路7を通り、制御部28にパネル/コネクタ異常信号9として入力されるように構成されている。そして、空気清浄ユニットが取り付けられていない、あるいは吸込みグリルが完全に閉まっていない場合には、ドアスイッチがオープンして空気清浄ユニットへの電源供給を遮断する。
特開平6−74481号公報
しかしながら、前記従来の構成では、空気清浄ユニット5の高圧電源部6は、商用電源10が空気調和機の室内機1に供給されている限り、常時通電されているため、空気調和機1が待機状態になっても空気清浄ユニット5の高圧電源部6内部あるいは、インターフェイス回路7で電力消費が発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、空気清浄ユニットの高圧電源部への電源供給は、常時通電せず、空気調和機の室内機が待機状態においては、空気清浄ユニットの高圧電源部への電源供給を遮断して消費電力を低減した空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室内機の電源部から空気清浄ユニットの高圧電源部への電源供給を遮断するスイッチ制御部を設けたものである。
これによって、空気調和機が待機状態においては空気清浄ユニットの高圧電源部への電源を遮断して消費電力を削減し、それに伴って空気清浄ユニットからインターフェイス回路への異常信号もなくなり、インターフェイス回路での消費電力も削減することができ、待機状態における消費電力を低減することができる。
本発明の空気調和機は、待機状態において消費電力を低減することができる。
第1の発明は、空気清浄ユニットの高圧電源部へ電源供給する手前にスイッチ制御部を備えることにより、空気調和機が運転状態及び待機状態で高圧電源部への電源供給の通電
・遮断の切替えが可能となり、待機状態では、電源供給を遮断することによって空気調和機の消費電力を低減することができる。
第2の発明は、特に第1の発明で室内機本体の制御部からの信号によりスイッチ制御部をコントロールすることにより、スイッチ制御部は単純なスイッチ機能だけでよく、安価で簡単な構成とすることができる。
第3の発明は、特に第1の発明でスイッチ制御部自身が室内機本体の制御部が待機状態であることを判断して、空気清浄ユニットの高圧電源部への電源供給を遮断する構成とすることにより、室内機本体の制御部の制御は従来と同じとすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の構成を示すブロック図である。
図1において、空気調和機の室内機1は、電子制御装置2と空気清浄ユニット5を搭載し、吸込みグリル(図示せず)が取り付けられる構造になっており、吸込みグリルの開閉に連動して空気清浄ユニット5の高圧電源部6に電源を供給するドアスイッチ4が設けられ、室内機1の本体側と空気清浄ユニット5側との間に接続され他の信号配線と共にコネクタ12で接続され、空気清浄ユニット5の高圧電源部6に供給された電源の一部が前記コネクタ12を通って室内機1の本体の制御部8に入力される。電子制御装置2は、商用電源10より電源供給を受け電子制御装置2内と空気清浄ユニット5に供給する電源を生成する電源部3と、各部の動作を制御する制御部8と、高圧電源部6への電源供給情報を前記コネクタ12を通して制御部8に伝えるインターフェイス回路7と、制御部8からの信号によって空気清浄ユニット5への電源供給を開閉制御するスイッチ制御部14から成っている。空気清浄ユニット5は、集塵部11と集塵部11に高圧電源を供給する高圧電源部6からなっており、前記電子制御装置2内の電源部3からスイッチ制御部14と吸込みグリル開閉検知用のドアスイッチ4の直列回路を経由して、高圧電源部6に電源が供給される。吸込みグリルが開いてドアスイッチ4がオープンあるいは、コネクタ12が未接続であれば、前記高圧電源部6に電源が供給されず、空気清浄ユニット5の運転が停止する。また、集塵部11で異常放電あるいは高圧電源部6で電気回路に異常がある場合には、空気清浄ユニット異常信号13が制御部8に送られ、制御部8はスイッチ制御部14をオープンにして電源供給を遮断し空気清浄ユニット5を停止させる。
以上のように構成された空気調和機において、前記電源部3から空気清浄ユニット5の高圧電源部6に供給される電源は、電子制御装置2内の制御部8からの信号で制御されるスイッチ制御部14を通っており、制御部8は一定時間運転しないか、あるいは室内機1が待機状態になると、前記スイッチ制御部14にオープンにする信号を送り、空気清浄ユニット5への電源供給を遮断する。これによってインターフェイス回路7への電源供給も遮断される。
また本実施の形態で、スイッチ制御部14自身が室内機本体の制御部8が待機状態であることを判断して、空気清浄ユニット5への電源供給を遮断する構成としてもよい。
以上のように、本実施の形態における空気調和機が待機状態においては、制御部8からスイッチ制御部14に信号を送りスイッチ制御部14をオープンにする、あるいはスイッチ制御部14自身が室内機本体の制御部8が待機状態であることを判断して、空気清浄ユ
ニット5への電源供給を遮断することにより、待機状態での空気清浄ユニット5とインターフェイス回路7での消費電力を遮断できるので、空気調和機の待機状態での消費電力を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、待機状態の消費電力低減が可能となるので、本体は常時通電しているが一部の機能ユニットは本体の待機状態時に動作を停止する機器、例えば電気的脱臭ユニット付き機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機のブロック図 従来の空気調和機の室内機のブロック図
符号の説明
1 空気調和機の室内機
2 電子制御装置
3 電源部
4 ドアスイッチ
5 空気清浄ユニット
6 高圧電源部
7 インターフェイス回路
8 制御部
9 パネル/コネクタ異常信号
10 商用電源
11 集塵部
12a,12b コネクタ
13 空気清浄ユニット異常信号
14 スイッチ制御部

Claims (3)

  1. 室内機本体に、空気清浄ユニット及び吸込みグリルが取り付けられる構造の空気調和機において、吸込みグリルの開閉に連動して空気清浄ユニットの高圧電源部に電源を供給するドアスイッチが設けられ、室内機側と空気清浄ユニット側との間には、信号配線をコネクタで接続し、空気清浄ユニットの高圧電源部に供給された電源の一部が前記コネクタを通って、室内機本体の制御部に入力される構成とし、前記室内機本体及び空気清浄ユニットに電源を供給する電源部から空気清浄ユニットへ電源を供給するラインにスイッチ制御部を設けて、室内機本体が待機状態において前記制御部で空気清浄ユニットの高圧電源部への電源供給を遮断することを特徴とする空気調和機。
  2. 室内機本体の制御部からの信号により、空気清浄ユニットの高圧電源部の電源ラインのスイッチ制御部をコントロールすることを特徴とする請求項記載1記載の空気調和機。
  3. 空気清浄ユニットの高圧電源部の電源ラインのスイッチ制御部自身が、室内機本体の制御部が待機状態であることを判断して、空気清浄ユニットの高圧電源部への電源供給を遮断することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198108A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Panasonic Corp 空気調和機
CN106440220A (zh) * 2016-10-12 2017-02-22 青岛海尔空调器有限总公司 空调待机电路和空调器
WO2022224347A1 (ja) * 2021-04-20 2022-10-27 三菱電機株式会社 空気調和機

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