JPH0715450U - 車体の防音隔壁構造 - Google Patents

車体の防音隔壁構造

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JPH0715450U
JPH0715450U JP5384593U JP5384593U JPH0715450U JP H0715450 U JPH0715450 U JP H0715450U JP 5384593 U JP5384593 U JP 5384593U JP 5384593 U JP5384593 U JP 5384593U JP H0715450 U JPH0715450 U JP H0715450U
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JP
Japan
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soundproof
vehicle body
soundproof sheet
window hole
joint recess
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Pending
Application number
JP5384593U
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English (en)
Inventor
逸男 石井
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防音シートを２枚のパネルの間に挟んでなる
車体の防音隔壁構造の組み立てにおいて、防音シートの
位置決めを確実にする。 【構成】パネルの少なくとも一方に接合凹部（４ａ）を
設け、該接合凹部（４ａ）の側壁部（４ｂ）に窓穴（４
ｃ）を形成し、該窓穴（４ｃ）に前記防音シート（３）
の縁を挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の車体の防音隔壁構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車の車体の防音隔壁構造としては、図４に示すようなものがある。この防 音隔壁構造１は、遮音性、制振性に優れたアスファルト系等の防音シート３を２ 枚のパネル、例えばフロアの下にエンジンのあるキャブオーバー車ではフロアパ ネル２とアッパパネル４の間に挟み込むことにより形成される。アッパパネル４ の縁にはエンボス加工により接合凹部４ａが設けられており、防音シート３には 、接合凹部４ａに対応した形状の切り欠き３ａが設けられている。
【０００３】 この防音隔壁構造１は、まず防音シート３をフロアパネル２の上に載せて、更 にその上をアッパパネル４で覆って、図５のように接合凹部４ａをフロアパネル ２に当接させた後に、該当接部をスポット溶接により接合することにより組み立 てられる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような組み立て工程においては防音シート３の位置決めが不十分で、ア ッパパネル４で覆う際に防音シート３が位置ずれし、接合凹部４ａが防音シート ３に乗り上げてスポット溶接ができない場合が生じるなど、生産性が良くなかっ た。
【０００５】 かかる問題点を解決する手段として、例えば実公平３−３１６２９号公報に記 載のように、パネルの一部を切り起こしてクランプを立設し、防音シートに形成 された係合穴に挿入させて位置決めするものがある。しかし、この方法では更に パネルで覆う際にクランプを変形させないように注意しなければならず、また接 合後にはクランプの折り曲げが必要であり、組み立て上の制約や工数増加という 問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の問題点を防音シートを２枚のパネルの間に挟んでなる車体の 防音隔壁構造において、前記パネルの少なくとも一方に接合凹部を設け、該接合 凹部の側壁部に窓穴を形成し、該窓穴に前記防音シートの縁を挿入することによ り解決する。
【０００７】
【作用】
本考案では、防音シートの縁をパネル接合凹部の側壁部に形成された窓穴に挿 入することにより、防音シートを位置決め保持できるため、組み立て時に防音シ ートが位置ずれする等の不具合がなく、クランプの変形を気にしたり、クランプ の折り曲げ作業を行うことは不要となるものである。
【０００８】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図１〜図３に基づいて説明する。なお、従来例と同一 部位には同一符号を付す。
【０００９】 図１は、本考案に係る防音隔壁構造１を示し、防音シート３をフロアパネル２ とアッパパネル４の２枚のパネルの間に挟み込むことにより形成される。アッパ パネル４には、従来例と同様に周縁部の一部にエンボス加工により接合凹部４ａ が設けられており、更に接合凹部４ａの側壁部４ｂの一部を切り抜いて、図２に 示すような窓穴４ｃを形成している。アッパパネル４の面と垂直な方向における 窓穴４ｃの幅は防音シート３の厚みより大きくとってあり、また防音シート３に は窓穴４ｃに対して図３のように係合する切り欠き３ａが形成されている。
【００１０】 次に、本考案に係る防音隔壁構造１の組み立て工程を説明する。 まず、防音シート３に４か所ある切り欠き３ａの縁をアッパパネル４の対応す る４か所の窓穴４ｃに挿入させ、アッパパネル４に予め防音シート３を位置決め 保持させる。
【００１１】 更に一体化した防音シート３とアッパパネル４をフロアパネル２の上に載せて 、接合凹部４ａとフロアパネル２を当接させた後に、該当接部をスポット溶接す ることにより組み立てが完了する。
【００１２】 本実施例では、アッパパネル４の窓穴４ｃは切り抜き状としたが、切り起こし 状でもよく、パネルの接合手段はスポット溶接に限らず、接着、リベット止めな どでもよい。また、本考案はフロアパネルに限らず、ダッシュパネルなどにも適 用でき、その他本考案の趣旨を逸脱しない範囲で各種の実施が可能である。
【００１３】
【考案の効果】
本考案では、防音シートを挟み込むパネルの少なくとも一方に予め防音シート を簡単に位置決め保持させることができる窓穴を形成したので、位置決めが確実 となり、生産性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係る車体の防音隔壁構造を示す展開斜
視図
【図２】本考案に係る車体の防音隔壁構造のパネルにお
ける接合凹部付近を示す斜視図
【図３】本考案に係る車体の防音隔壁構造における接合
凹部付近を示す斜視図
【図４】従来の車体の防音隔壁構造を示す展開斜視図
【図５】従来の車体の防音隔壁構造における接合凹部付
近を示す斜視図
【符号の説明】
１ 防音隔壁構造 ２ フロアパネル ３ 防音シート ４ アッパパネル ４ａ 接合凹部 ４ｂ 側壁部 ４ｃ 窓穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 防音シートを２枚のパネルの間に挟んで
    なる車体の防音隔壁構造において、前記パネルの少なく
    とも一方に接合凹部を設け、該接合凹部の側壁部に窓穴
    を形成し、該窓穴に前記防音シートの縁を挿入したこと
    を特徴とする車体の防音隔壁構造。
JP5384593U 1993-08-27 1993-08-27 車体の防音隔壁構造 Pending JPH0715450U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120103508A (ko) * 2011-03-10 2012-09-19 쉴로 인더스트리즈 인코포레이티드 차량 패널 조립체 및 그 부착 방법

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120103508A (ko) * 2011-03-10 2012-09-19 쉴로 인더스트리즈 인코포레이티드 차량 패널 조립체 및 그 부착 방법
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