JPH0715405U - エアサスペンション装置 - Google Patents

エアサスペンション装置

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JPH0715405U
JPH0715405U JP4631793U JP4631793U JPH0715405U JP H0715405 U JPH0715405 U JP H0715405U JP 4631793 U JP4631793 U JP 4631793U JP 4631793 U JP4631793 U JP 4631793U JP H0715405 U JPH0715405 U JP H0715405U
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JP
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vehicle
air springs
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right air
valve
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良昭 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両旋回時に左右の空気ばね間でのエア流通
を遮断し、十分なロール剛性を確保する。 【構成】 車高調整弁12と左右の空気ばね11a、1
1bとの間に介装した三方弁13と、操舵角を検出する
手段27と、車速を検出する手段26と、操舵角と車速
に基づいて車両の旋回走行を判定する手段4と、旋回走
行の判定時に前記三方弁13を切換えて左右の空気ばね
11a、11bの連通を遮断する制御手段5とを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のエアサスペンション装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエアサスペンション装置として、実開昭63−50708号公報にもあ るように、圧縮空気の供給圧力源と左右の車輪を支持する空気ばねとを、左右共 通の車高調整弁を介して接続し、車高調整弁の開閉により、所定の車高を維持す るようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このエアサスペンション装置では、共通の車高調整弁からの圧縮空気 を左右の空気ばねに分配器を介して供給するので、左右の空気ばねが分配器を通 して連通状態にあり、このため、車両の旋回時に左右の空気ばねの間で封入空気 が流通し、十分なロール剛性が確保できないという問題があった。
【0004】 本考案はこのような問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこでこの考案は、図1に示すように、圧力源と左右の空気ばね11a、11 bとを車高調整弁12を介して接続したエアサスペンション装置において、前記 車高調整弁12と左右の空気ばね11a、11bとの間に介装した三方弁13と 、操舵角を検出する手段27と、車速を検出する手段26と、操舵角と車速に基 づいて車両の旋回走行を判定する手段4と、旋回走行の判定時に前記三方弁13 を切換えて左右の空気ばね11a、11bの連通を遮断する制御手段5とを備え る。
【0006】
【作用】 通常走行時には三方弁が開き、左右の空気ばねと車高調整弁との連通状態を維 持し、車高調整弁の開閉に伴い左右の空気ばねの圧力を調整し、所定の車高を保 持する。
【0007】 一方、操舵角と車速とから車両の旋回走行が判定されると、三方弁が切換えら れて左右の空気ばねの連通が遮断される。このため、旋回走行時には左右の空気 ばねが独立して機能し、互いの空気の流通が阻止され、旋回に伴うロール(車体 の左右方向への傾き)が効果的に抑制される。
【0008】
【実施例】
図2、図3はこの考案の実施例であり、車両の左右の後輪10、10を支持す る左右の空気ばね11a、11bには、車体側に取付けられた車高調整弁12、 圧力分配用の三方弁13を介して、図示しない圧力供給源と接続する。
【0009】 車高調整弁12は車軸15と検出リンク16を介して連動し、車両の積載荷重 等の変動により車体に対して車軸15の位置が上下すると開閉し、一定の車高を 維持するように圧縮空気を空気ばね11aと11bに送り込む。
【0010】 車高調整弁12から配管17により分配用の三方弁13が接続し、さらに三方 弁13から互いに分岐する配管18a、18bにより空気ばね11a、11bが 接続する。この三方弁13は、例えば図4のように構成され、バルブケース20 に設けたポート22と、ポート22a、22bとの連通を弁体23が開閉するも ので、リターンスプリング21に抗して弁体23が移動すると、ポート22に対 してポート22aと22bの連通と、ポート22aと22bの相互の連通が共に 遮断され、弁体23がリターンスプリング21により戻されたときは、ポート2 2とポート22a、22bが相互に連通状態になる。
【0011】 なお、ポート22は配管17と、ポート22a、22bは配管18a、18b とそれぞれ接続する。
【0012】 弁体23はパイロット空気圧力により切換作動し、弁体23の背面にかかるパ イロット圧力を電磁弁24により制御、つまり電磁弁24がオンすると、図2の エアー源より配管28を介してポート29からパイロット圧力が導かれ、弁体2 3は全てのポート間の連通を閉じる。
【0013】 そして図5に示すように、車両の走行状態を判定してこの三方弁13を切換作 動させるために、制御装置25が備えられる。制御装置25はマイクロコンピュ ータ等で構成されるが、車両の走行状態を判定するために、車速センサ26から の車速信号と、ハンドルの操舵角を検出する操舵角センサ27からの信号が入力 し、これらに基づき旋回走行状態を判断したときには、電磁弁24をオンして三 方弁13を閉じるようになっている。
【0014】 図6はこの制御装置25で実行される制御動作のフローチャートであり、これ を参照しながら、三方弁13の切換動作について説明する。ステップ1で車速セ ンサ26からの検出車速が所定の速度Vo以上であるかどうか、またステップ2 では操舵角センサ27からの検出舵角が所定の舵角θo以上かどうかを判断し、 それぞれ以上のときは旋回状態にあるとして、ステップ3に移って電磁弁24を オンして三方弁13を閉じ、またそれ以下のときは通常走行状態として、ステッ プ4で三方弁13を開く。
【0015】 したがって、車速が所定値以下、あるいは所定値以上でも操舵角が所定値以下 の通常の走行時は、三方弁13が開かれていて、車高調整弁12と左右の空気ば ね11a、11bが連通状態にあり、常時一定の車高を維持するように空気ばね 11a、11bに対する供給圧力が調整される。
【0016】 車速及び操舵角が共に所定値以上の旋回走行状態ときは、三方弁13が閉じ、 左右の空気ばね11aと11bの相互の連通を遮断する。このため、旋回内側に 比べて外側の空気ばねの荷重が高くなるが、左右の空気ばね11aと11bは非 連通にあり、空気の流通が無いため、互いに独立した空気ばねを構成し、しっか りしたロール剛性が確保される。この結果、旋回走行状態での車体の傾きが抑制 され、安定性が向上し、運転性も良くなる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案は、圧力源と左右の空気ばねとを車高調整弁を介して接続 したエアサスペンション装置において、前記車高調整弁と左右の空気ばねとの間 に介装した三方弁と、操舵角を検出する手段と、車速を検出する手段と、操舵角 と車速に基づいて車両の旋回走行を判定する手段と、旋回走行の判定時に前記三 方弁を切換えて左右の空気ばねの連通を遮断する制御手段とを備えたので、操舵 角と車速とから車両の旋回走行が判定されると、三方弁が切換えられて左右の空 気ばねの連通が遮断され、このため、旋回走行時には左右の空気ばねが独立して 機能し、互いの空気の流通が阻止され、旋回に伴うロールが効果的に抑制され、 旋回走行時の安定性と運転性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を示す構成図である。
【図2】本考案の実施例を示す要部の側面図である。
【図3】同じくその背面図である。
【図4】三方弁の断面図である。
【図5】制御装置のブロック図である。
【図6】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 判定手段 5 制御手段 11a 空気ばね 11b 空気ばね 12 車高調整弁 13 三方弁 25 制御装置 26 車速センサ 27 操舵角センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源と左右の空気ばねとを車高調整弁
    を介して接続したエアサスペンション装置において、前
    記車高調整弁と左右の空気ばねとの間に介装した三方弁
    と、操舵角を検出する手段と、車速を検出する手段と、
    操舵角と車速に基づいて車両の旋回走行を判定する手段
    と、旋回走行の判定時に前記三方弁を切換えて左右の空
    気ばねの連通を遮断する制御手段とを備えたことを特徴
    とするエアサスペンション装置。
JP1993046317U 1993-08-25 1993-08-25 エアサスペンション装置 Expired - Lifetime JP2605228Y2 (ja)

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JPH0715405U true JPH0715405U (ja) 1995-03-14
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ID=12743795

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015151098A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日野自動車株式会社 エアサスペンション装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015151098A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 日野自動車株式会社 エアサスペンション装置

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