JPH07153886A - 排出シュータ付き搬送レール機構 - Google Patents

排出シュータ付き搬送レール機構

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JPH07153886A
JPH07153886A JP29990193A JP29990193A JPH07153886A JP H07153886 A JPH07153886 A JP H07153886A JP 29990193 A JP29990193 A JP 29990193A JP 29990193 A JP29990193 A JP 29990193A JP H07153886 A JPH07153886 A JP H07153886A
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型間、装置間等でのリードフレームの搬送
に好適に使用でき、金型のセット等の取扱い性を向上さ
せる。 【構成】 被加工品たるリードフレームのレール部をガ
イドするとともに幅方向に可変に支持された一対の可動
レール150a、150bと、該可動レール150a、
150bを被加工品の幅サイズに合わせて幅方向に移動
して調節する駆動機構152、154と、前記可動レー
ル150a、150bの幅方向の中間に、被加工品の搬
送高さよりも下方の退避位置と、被加工品の搬送高さ位
置で不要フレーム等を導入して排出する上位置との間で
上下動する排出シュータ44を有する排出シュータ機構
とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリード加工機に用いられ
る排出シュータ付き搬送レール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂モールドタイプの半導体装置の製造
にあたってはリードフレームに半導体チップを搭載して
樹脂モールドした後、レジン落とし、ダムバーカット、
リード先端カット、リードフォーミング等の所要の加工
が施される。リード加工機はこのような樹脂モールド後
のリードフォーミング等を施す装置である。リード加工
機で加工を施す場合は複数の金型を用いて加工するのが
ふつうであるが、その場合、短冊状のリードフレームの
まま搬送して加工し最後に個片に分離する場合と、リー
ドカット、ダムバーカットを行った後、リードフレーム
から製品部分を個片に分離し、分離した個片を搬送して
曲げ加工する場合がある。このような異なる搬送方法を
採用しているのは、リードフレームのまま搬送する場合
はレール部を搬送操作の際に利用できるから簡単な搬送
装置で搬送可能であるのに対して、吊りピンでレール部
と製品部分を吊っていない製品ではリードを曲げ加工等
する際に個片に分離しないと搬送できない場合があるか
らである。
【0003】図19、20、21は従来のリード加工機
の構成を示す説明図である。図19は短冊状のままリー
ドフレームのレール穴にピンを入れて順送りし、曲げ加
工まで行う装置を示す。この装置ではリードフレーム5
は装置の左側から架台6上の一型7と二型8に順次供給
されて加工される。レール穴にピンを入れて順送りする
送りユニット10は金型列に平行に位置している。製品
は曲げ加工の後、最終工程で個片11に分離され金型外
に搬出されて収納部12に収納される。個片11に分離
された後の不要フレームはそのまま金型外に排出され落
下する。なお、加工工程数とリードフレームの連数との
関係で、三型、四型、五型等のように金型を3つ以上並
べて加工する場合もある。この加工機はDIP、ZI
P、SOJ、PLCC等の吊りピンのある製品すべてに
使用される。
【0004】図20はリードフレーム5の供給方向に対
して一型7と二型8を直交する向きに配置した加工機
で、一型7でリードフレームのまま搬送し、ダムバーカ
ット、リード先端カット等の加工を施して最後に個片に
分離した後、一型7から直交する方向に個片を搬出し、
二型8で個片を順送りして加工を施す。二型8ではフィ
ードバー14によって個片を金型上で滑らせて順送り
し、順次リードを曲げ加工した後、収納部12に収納す
る。一型7からは不要フレーム15がそのまま排出され
る。二型8に平行にフィードバー搬送ユニット16があ
る。この加工機はDIP、ZIP、SOJ、SOP等の
外部リードが一方向あるいは二方向に設けられる製品に
使用される。
【0005】図21は一型7でリードフレームのまま搬
送してダムバーカット、リード先端カット等の加工を施
し、最後に個片に分離した後、一型7の搬送方向とは直
交する方向に個片11を搬出し、二型17、三型18、
四型19に個片11を吸着搬送して加工する例である。
二型17、三型18、四型19に平行に吸着搬送ユニッ
ト20がある。この装置では曲げ加工工程数と同じ数の
金型が必要である。この加工機はQFP、PLCC等の
四方向に外部リードが設けられる製品に使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
リード加工機では加工機に複数台の金型をセットして金
型間で被加工品を搬送して加工する。したがって、金型
間で被加工品を受け渡す機構が必要となるが、図19に
示すように金型間でリードフレームのまま受け渡して加
工する装置の場合は金型間にリードフレームの幅サイズ
に合わせて幅間隔を可変にするレール機構を設けて受け
渡す方法がなされている。しかしながら、この従来装置
のようにレール機構のみを設けた場合はもっぱら前段と
後段の金型でリードフレームのまま搬送するタイプの金
型を使用する場合のみ使用でき、たとえば前段の金型で
個片にしてから後段の金型に移送するといった使い方を
することができない。また一方、前段の金型で個片にし
て後段の金型に被加工品を移載する装置の場合は、図2
0、図21に示すように不要フレームの排出側に排出ス
ペースを空ける金型配置としなければならないといった
金型セッティング上の制限があった。また、リードフレ
ームを加工している途中でリードフレームの不良が発見
されるといった場合があるが、このような場合、従来装
置ではそのまま加工を続けざるを得ず、無駄に加工をし
ているといった問題点もあった。そこで、本発明はこれ
ら問題点を解消すべくなされたものであり、その目的と
するところは、金型間でのリードフレームの受け渡しが
好適にでき、金型のセット等の取扱い性に優れ、リード
フレームの不良品の排出といったことも容易にできる排
出シュータ付き搬送レール機構を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、加工機に複数台
セットした金型の中間に設置するリード加工機の金型間
搬送レール機構において、被加工品たるリードフレーム
のレール部をガイドするとともに幅方向に可変に支持さ
れた一対の可動レールと、該可動レールを被加工品の幅
サイズに合わせて幅方向に移動して調節する駆動機構
と、前記可動レールの幅方向の中間に、被加工品の搬送
高さよりも下方の退避位置と、被加工品の搬送高さ位置
で不要フレーム等を導入して排出する上位置との間で上
下動する排出シュータを有する排出シュータ機構とを設
けたことを特徴とする。また、前記可動レールを上下方
向に可動にガイド支持し、金型を交換セットする際に前
記可動レールを金型交換の支障にならない下位置に退避
させる上下動機構を設けたことを特徴とする。また、前
段の金型での加工内容により排出シュータを上下に移動
する制御部を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】金型間あるいは装置間等で被加工品をリードフ
レームのまま搬送する場合、リードフレームの幅サイズ
に合わせて駆動機構により可動レールの幅間隔を調整
し、可動レールでリードフレームをガイドして搬送す
る。上下動機構によって可動レールを下位置に退避させ
ることによって、加工機に容易に金型をセットすること
ができる。前段の金型で被加工品の不良等が発見された
場合は排出シュータを上位置に上げ、加工ラインの途中
で不要フレームを排出することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る排出シュータ付き搬送レ
ール機構の好適な実施例として汎用リード加工機に適用
した例について説明する。 (汎用リード加工機の全体構成)図1、2は汎用リード
加工機の全体構成を示す説明図で、図1は汎用リード加
工機を上方から見た状態、図2は正面方向から見た状態
を示す。本装置の全体構成を概説すると、本装置は樹脂
モールド後のリードフレームを加工ステージへ供給する
リードフレームの供給機構部Aと、リードフレームを加
工する加工ステージ部Bと、加工後の製品を収納する収
納機構部Cとから成る。これらリードフレームの供給機
構部Aと加工ステージ部Bと収納機構部Cは一列に配置
され、被加工品はリードフレームの供給加工部Aから加
工ステージBに供給されて加工され、製品が収納機構部
Cで収納される。
【0010】リードフレームの供給機構部Aは、マガジ
ンに積層して収納された樹脂モールド後のリードフレー
ムを一枚ずつチャックして加工ステージ部Bの所定位置
に移載する。マガジン内に収納されたリードフレームは
チャック操作に合わせてマガジンの下側に設置したリフ
タによって下方から押し上げられ、上から順に供給され
る。図2で30がチャック、31がチャック30を上下
に移動させるシリンダ、32がチャック30を横移動さ
せるベルト、33がリードフレームを移載するレール、
34がマガジンの支持台である。
【0011】なお、リードフレームの長さ、幅は製品に
よって異なるからこれを収納するマガジンにも大小があ
る。本装置のリードフレームの供給機構部Aは異種サイ
ズのマガジンであっても汎用的に使用できるようにする
ため、マガジンに収納されたリードフレームの幅方向と
長さ方向の中心位置がチャック30の中心位置に合致す
るようマガジンをセットし、リードフレームの中心位置
をチャックしてレール33上に移載できるようにした。
レール33の幅間隔はリードフレーム幅に合わせて可変
で、リードフレームの幅方向の中心位置を基準にして加
工ステージ部B側に供給することができる。
【0012】加工ステージ部Bではリードフレームの供
給機構部Aから供給されたリードフレームを金型の各加
工ステージ上で順送りしながら加工を施す。本装置では
一型40をリードフレームの供給側に配置し、一型40
と若干間隔をおいて二型42を配置する。一型40と二
型42はフリーシャンク方式でプレス装置にセットする
もので、別々にプレス装置に取り付け、取り外しするこ
とができる。一型40と二型42は製品によって個別に
製作されるが、プレス装置に共通にセットできるようセ
ット時における金型の高さ寸法等を共通化している。ま
た、一型40、二型42とも短冊状のリードフレームの
まま順送りして加工する金型であっても個片を順送りし
て加工する金型であってもどちらもセットすることが可
能である。これら汎用的に金型をセットできる構成につ
いては後述する。
【0013】本装置の加工ステージ部Bは被加工品を短
冊状のリードフレームのまま順送りして加工する場合と
リードフレームから分離した個片を順送りして加工する
両方法を可能にするため、一型40と二型42の中間に
リードフレームを二型42に受け渡すためのレール機構
と、一型40から排出される不要フレームを排出するた
めの排出シュータ44と、一型40でリードフレームか
ら分離された個片を二型42に移載するためのピックア
ップ機構を配置している。なお、図2で46、48は各
々一型40と二型42を駆動するプレス装置を示す。
【0014】加工ステージ部Bで加工されて排出される
製品は収納機構部Cに配置した収納トレイに順次収納さ
れる。本装置ではX−Y駆動ステージ50によって二型
42から排出された製品を吸着支持して収納トレイに収
納する。図2で52はX−Y駆動ステージ50に取り付
けた収納ピックアップヘッド、54は製品を収納するた
めの収納トレイである。収納トレイ54はキャリアに積
層して収納した状態で装置にセットされ、1枚ずつ収納
位置にセットされた状態でX−Y駆動ステージ50によ
って製品が整列して収納される。
【0015】本装置のリード加工機は上記のようにリー
ドフレームの供給機構部A、加工ステージ部B、製品の
収納機構部Cを直列に配置し、被加工品を供給する位置
から加工後の製品を取り出す位置まで直線的に被加工品
を搬送して加工するように構成したことによって、装置
がコンパクトになり、また被加工品をセットしたり、加
工用の金型を取り付けあるいは取り外す作業がすべて装
置の前面で行えて使い勝手のよい装置として提供するこ
とが可能になる。なお、本装置は被加工品として短冊状
のリードフレームを主とするものとして構成されている
が、リール状、個片状リードフレームについても供給
側、収納側を多少変更するだけで加工操作部Bを変えず
に使用することができる。
【0016】(加工ステージ部の構成)本装置の汎用リ
ード加工機は一型40と二型42を直列に配置し、被加
工品をリードフレームのまま順送りして加工する場合と
個片に分離して加工する場合のどちらでも選択して可能
にしているが、そのための構成の特徴は加工ステージ部
Bの構成にある。以下、加工ステージ部Bの構成につい
て詳述する。
【0017】図3は加工ステージ部Bの斜視図を示す。
前記一型40および二型42はプレス装置のベース60
上にセットされ別々に押動駆動されるプレスラム62、
64にフリーシャンク方式によって係合する。一型40
および二型42は装置の手前側から奥側へベース60上
をスライドさせて押し込むようにすることによってプレ
スラム62、64に係合して駆動状態になる。一型40
および二型42のセット時の寸法、プレスラム62、6
4との係合部の高さ位置を共通化することで金型ユニッ
トとして製品ごと交換セットして使用することができ
る。
【0018】本装置は一型40としてリードフレームの
まま順送りして加工する金型、二型42として個片送り
して加工する金型を設置した例である。これら一型40
と二型42には複数の加工ステージが設けられ、被加工
品は各加工ステージに順送りされて加工される。被加工
品を搬送する方法には、リードフレームのまま順送りす
る方法としてフィードピンを設けた送りアームによって
搬送する方法、個片にして順送りする方法として吸着パ
ッドで個片を吸着して搬送する方法、フィードバーのポ
ケットに個片を入れて順送りする方法がある。
【0019】送りアームは加工ステージの1ピッチ分往
復移動してリードフレームを定寸送りするもので、リー
ドフレームを搬送する際にリードフレームのレールに設
けたレール穴にフィードピンを挿入して搬送することに
よって正確に位置決めして搬送するものである。また、
吸着パッドによって個片を吸着して搬送する場合、フィ
ードバーによる場合も個片を吸着しあるいはポケットに
入れて1ピッチ分移動させることによって順送りする。
【0020】金型上での送りピッチは製品によってまち
まちであるから汎用的に利用できるようにするには加工
機にセットした際にその金型で所要のピッチ送りができ
るようにしなければならない。このため本装置では金型
側に製品の寸法サイズに合わせて送りアーム等の被加工
品の搬送に用いる可動部を設け、加工機の本体側にこの
可動部を往復駆動させる送り駆動機構を設けるよう構成
した。
【0021】(被加工品の送り駆動機構)図4にベース
60上に設置した送り駆動機構を示す。送り駆動機構は
一型40および二型42の各々に対し、別々に独立の送
り駆動機構を設ける。なお、各々配置する駆動機構は搬
送方法の異なる金型について共通に使用できるように構
成を共通化し、一型40、二型42の各々の位置に任意
の金型を交換してセットできるようにしている。また、
各々の金型に設けた送り駆動機構は動作時には同期して
駆動されるよう制御される。
【0022】送り駆動機構は金型に設置した送りアーム
等の可動部を被加工品の搬送方向に平行に往復動させる
ため、搬送方向に平行に前進させる向きと後退させる向
きに押動する機構を有する。図4で70a、70bは一
型40と二型42の可動部を前進方向に押動するための
シリンダであり、72a、72bは可動部を後退方向に
押動するプッシャである。シリンダ70a、70bの押
動ロッドとプッシャ72a、72bは同じ高さ位置で向
かい合わせに配置し、押動ロッドの先端には可動部をク
ッション性をもたせて押接するためパッド71a、71
bを取り付け、プッシャ72a、72bはショックアブ
ソーバ方式で形成する。
【0023】プッシャ72a、72bはボールねじを利
用したモータ駆動によって押動される。74a、74b
はモータ、76a、76bはボールねじ、78a、78
bはボールねじナットであり、ボールねじ76a、76
bはベルト80a、80bによってモータ74a、74
bに連繋し、ボールねじナット78a、78bはスライ
ドガイド82a、82bを介してプッシャ72a、72
bに連結する。スライドガイド82a、82bはプッシ
ャ72a、72bを被加工品の搬送方向に平行に移動さ
せるためのガイドであり、ボールねじ76a、76bは
その軸線をスライドガイド82a、82bに平行になる
ように設置する。
【0024】被加工品の送り駆動機構は上記のようにシ
リンダ70a、70bとプッシャ72a、72b、およ
びモータ74a、74b等の駆動機構から成り、被加工
品を順送りする際にはシリンダ70a、70bにより送
りアーム等の可動部をプッシャ72a、72bに当接さ
せ、モータ74a、74bでプッシャ72a、72bを
位置制御して送り制御する。可動部を元位置に復帰させ
る際にはモータ74a、74bによってプッシャ72
a、72bを後退方向に移動させることによって行う。
このように、シリンダ70a、70bとモータ74a、
74bを作動させることによって被加工品を順送りする
ことができる。
【0025】本装置では送り駆動機構としてボールねじ
76a、76bを使用したモータ駆動によっているが、
このようにボールねじ76a、76bによって駆動する
場合はプッシャ72a、72bの位置を正確に制御する
ことが可能であり、被加工品を搬送する中途位置で被加
工品を正確に停止させることが可能になる。すなわち、
ボールねじ76a、76bの回転を制御することでプッ
シャ72a、72bの位置を設定できるから、シリンダ
70a、70bで金型側の可動部を前進送りした際に、
プッシャ72a、72bの位置を中途位置に設定するこ
とで被加工品を搬送する全範囲を分割して送ることが可
能になる。なお、復路においても中途位置で位置決めす
ることが可能である。
【0026】(一型の構成例)図5は一型40の下型を
平面方向から見た様子を示す。この下型の金型面には複
数の加工ステージ90を設けるとともに、加工ステージ
90を挟む両側にリードフレームのレール部をガイドし
て移送するための一対のフィードプレート92a、92
bを設ける。被加工品である樹脂モールド後のリードフ
レーム100は一型40の一端側からフィードプレート
92a、92bの対向する内側面に全長にわたって設け
た凹溝内にレール部の端縁を挿入するようにして供給さ
れる。なお、フィードプレート92a、92bの両端に
は下動機構93が設けられプレス加工する際に強制的に
フィードプレート92a、92bが押し下げられる。
【0027】94a、94bはリードフレーム100を
下型上で順送りするための送りアームで、加工ステージ
90と干渉しないようにリードフレーム100の進入側
と排出側に1つずつ配置する。送りアーム94a、94
bの下面にはリードフレーム100のレール部に設けた
レール穴の設置位置にあわせて下向きにフィードピン9
5を立設する。フィードピン95はリードフレーム10
0を順送りする際にレール穴に進入し、その状態でリー
ドフレーム100を搬送することで正確にリードフレー
ム100を次の加工ステージ90まで順送りする。
【0028】送りアーム94a、94bは製品ごとに相
互間の間隔を適宜設定して連結バー96に固定し、連結
バー96にアーム水平保持用プレート97を固着し、ア
ーム水平保持用プレート97を下型の外側面に取り付け
たスライドガイドにガイド支持する。スライドガイドは
アーム水平保持用プレート97を介して送りアーム94
a、94bをリードフレーム100の送り方向に平行に
往復動すべくガイドするためのものである。98はアー
ム水平保持用プレート97の外側面から奥側に突出させ
て設けた突き当てブロックである。この突き当てブロッ
ク98は、金型をベース60上の所定位置にセットした
際に被加工品の送り駆動機構であるシリンダ70aとプ
ッシャ72aの中間位置でこれらと同じ高さにセットす
る。
【0029】なお、101、102は送りアーム94
a、94bの前進位置、後退位置を規制するためのスト
ッパで、ストッパ101は送りアーム94aの後退位
置、ストッパ102は送りアーム94bの前進位置でこ
れらの基部位置の外側面に当接すべく下型に設ける。ス
トッパ101、102は板体状のものによって規制して
もよいし、ショックアブソーバ方式で規制するように構
成してもよい。これらストッパ101、102の設置位
置を規定することによって金型ごとに所要の移動ストロ
ークを設定することができる。なお、金型側にストッパ
を設けたから送り駆動機構は多少ラフであってもかまわ
ない。前記被加工品の送り駆動機構のシリンダ70aと
プッシャ72aは突き当てブロック98の端面を交互に
逆方向に押動することによって送りアーム94a、94
bを往復動させるが、その移動位置はストッパ101、
102によって規制されて正確な定寸送りが可能にな
る。
【0030】本装置の一型40はリードフレーム100
を順送りしてレジン落とし、リードカット等を行った
後、個片に分離する。分離された個片は二型42に移載
されるが、分離後の個片を二型42方向に移動させるた
め個片を吸着して二型42方向へ搬送する機構を設けて
いる。図5で103は個片を吸着支持して二型42方向
へ排出するための搬出アームである。搬出アーム103
は送りアーム94a、94bの送り方向と平行に往復動
すべく下型の手前側の側面にガイド支持され、エアシリ
ンダ104に連繋して往復駆動される。搬出アーム10
3は下型で個片に分離する最終の加工ステージの上方位
置まで前端を延出しその上面に個片をエア吸着する吸着
パッド105を設ける。
【0031】なお、搬出アーム103は排出側の送りア
ーム94bと干渉しないように送りアーム94bの高さ
位置よりも若干上位置で横移動し、送りアーム94bを
超えて一型40の排出側へ個片を移動させることができ
るように構成する。上型には下型との間で被加工品を支
持するノックアウトおよびパンチを設けるが、リードフ
レーム100から分離した個片を吸着支持するための機
構として、内部にエア流路を形成し下端に吸着パッドを
設けたロッドを上下に可動に設ける。
【0032】一型40の最終の加工ステージで個片に分
離された製品は上記上型のロッドに設けた吸着パッドに
エア吸着されていったん上型とともに上動し、一方、不
要フレームは送りアーム94a、94bによって排出方
向に搬送される。搬出アーム103は上型が上動すると
ともに排出方向から金型内に進入し、上型に支持された
個片の直下位置で停止し、上型のロッドが下降して吸着
した個片を搬出アーム103上の吸着パッド105に吸
着させて受け渡しする。搬出アーム103に吸着支持さ
れた個片はエアシリンダ104によって搬出アーム10
3を前進方向に移動させることによって搬出される。
【0033】以上説明した一型40による加工動作を説
明すると、一型40の左端側から供給されたリードフレ
ーム100はフィードプレート92a、92bが上位置
にある状態、すなわちリードフレーム100が金型面か
ら若干離間した状態でフィードピン95がレール穴に係
合し、送り駆動機構のシリンダ70aによって送りアー
ム94a、94bが押動されることによって順送りさ
れ、その送り位置でフィードプレート92a、92bが
下降駆動され、上型と下型間でプレス加工が施される。
送りアーム94a、94bはプレス加工の間に送り駆動
機構のボールねじ76aによる駆動によって元位置まで
後退し、次回の搬送に備える。
【0034】リードフレーム100は上記のように加工
ステージ上で順送りされ、最終ステージでリードフレー
ム100から個片に分離される。分離された個片は搬出
アーム103によって排出方向に搬出され、不要フレー
ムはそのまま下型上を排出方向に移動して排出される。
なお、一型40は最終ステージで個片に分離するタイプ
の金型であるが、一型40として製品部分を個片に分離
しないタイプの金型の場合は短冊状のリードフレームの
まま二型42側に搬送されることになる。この場合の金
型には個片を搬出する搬出アーム103や上型で個片を
吸着する機構は付設されていない。
【0035】(二型の構成例)図6は二型42の下型を
平面方向から見た様子を示す。この二型42は上記一型
40とは異なりリードフレームから製品部分を分離した
個片を一つずつ順送りして加工する金型である。110
は下型に設けた加工ステージで、本装置では3つ設けて
いる。上記一型40のようにリードフレームのまま被加
工品を搬送して加工する金型ではフィードプレートで被
加工品をガイドして搬送するが、この二型42ではフィ
ードプレート111a、111bは上下駆動されるのみ
で被加工品をガイドするものではない。
【0036】被加工品である個片120は進入端側から
順次各加工ステージを経て加工されるが、各加工ステー
ジ110上の個片120は吸着パッドによって一度に吸
着支持されて次の加工ステージ110に搬送される。本
装置の金型は各加工ステージ110での加工の支障にな
らないよう加工ステージ110部分に対応する部分を矩
形に空けた枠体状の送りアーム112を設け、この送り
アーム112に吸着パッド114を取り付けて個片12
0を搬送するように構成した。
【0037】送りアーム112には加工ステージ110
の幅方向の両側に個片120の搬送方向に平行に往復動
すべくガイドするスライド部分を設け、対向するスライ
ド部分間に支持板112aをかけ渡し、支持板112a
の下面に下向きに吸着パッド114を取り付ける。本装
置では支持板112aを4枚設け、各支持板112aに
吸着パッド114を取り付けた。各々の吸着パッド11
4はエア吸引機構に各々連絡される。
【0038】送りアーム112のスライド部分はフィー
ドプレート111a、111b上に設けたスライドガイ
ド116にガイド支持される。図7に送りアーム112
がスライドガイド116にガイド支持された側面図を示
す。送りアーム112も前記一型40の送りアーム94
a、94bと同様に加工機の本体側に設置した送り駆動
機構によって往復駆動される。このため、送りアーム1
12からアーム112bを奥側に延出するとともにアー
ム112bの端部を下型の外側面に沿って下向きに延出
し、アーム112bの下端に突き当てブロック122を
外向きに取り付ける。突き当てブロック122はシリン
ダ70bとプッシャ72bの高さに合わせて取り付ける
が、突き当てブロック122をガイド移動させるため下
型の外側面にスライドガイド124を取り付け、このス
ライドガイド124に突き当てブロック122をガイド
支持する。
【0039】図7に示すように個片120は吸着パッド
114によって吸着されて搬送されるが、搬送状態では
個片120を加工ステージ110面から若干離間させて
行い、次の加工ステージ110まで移動したところで送
りアーム112が下降して加工ステージ110上に個片
120をのせるように動作する。このため、フィードプ
レート111a、111bは下型で上下動可能に支持さ
れ、上下駆動機構に連繋されて上下に移動する。なお、
送りアーム112はスライドガイド124と横方向にガ
イド支持されると同時にあり溝係合によって上下方向に
もスライドガイドされる。
【0040】送りアーム112は加工機の本体側に設置
したシリンダ70b、プッシャ72bが突き当てブロッ
ク122の側面に当接して押動することによって前進お
よび後退し、これによって往復動作する。したがって、
送りアーム112の移動範囲をストッパによって規制す
ることによって製品ごと必要な送りストロークを設定し
て所要の定寸送りを行うことができる。
【0041】二型42による加工動作を説明すると、ま
ず、下型に被加工品たる個片120が供給されると、送
りアーム112の最前部の吸着パッド114が当該個片
120のパッケージ部の上面中央位置に相当する位置ま
で後退移動する。このとき、各加工ステージ110にあ
る個片120についても吸着パッド114が各々の中央
位置にくるから、その状態でフィードプレート111
a、111bを下動させ吸着パッド114で各々の個片
120を吸着する。次に、フィードプレート111a、
111bを上昇させ、送りアーム112を1ピッチ分定
寸送りし、その位置でフィードプレート111a、11
1bを下降させ、吸着パッド114による吸着を解除し
て加工ステージ110上に個片120をッセットする。
なお、フィードプレート111a、111bは上向きに
付勢されており、下動機構93等の駆動機構によって強
制的に下動するよう構成している。
【0042】個片120をセットした後、プレス加工を
行うため、吸着パッド114を支持する支持板112a
が各加工ステージ110の中間位置にくるように送りア
ーム112を若干後退移動させる。こうして、加工ステ
ージ110部分が空きスペースとなり、上型と下型のプ
レスによる加工がなされる。加工後は、上記のサイクル
によって次回の送り操作によって次回の加工がなされ
る。このように、送りアーム112等を制御することに
よって連続的にプレス加工することができる。
【0043】本装置のリード加工機は図3に示すように
一型40と二型42を直列に配置し、一型40による加
工に続いて二型42による加工を行うようにしたもので
あるが、上記のように加工機の本体側に設けた被加工品
の送り駆動機構によって各々の金型で搬送操作を行うか
ら、一型40、二型42に作用する送り駆動機構を全体
として連繋して制御することによって一型40と二型4
2の加工を連続して行う。本装置では異種製品について
加工する場合も金型を適宜交換して使用できるように送
り駆動機構を各金型のセット部について同じ構造とし、
定寸送り幅等の製品によって異なる部分については金型
側にもたせることによって異種製品に汎用的に使用する
ことが可能である。
【0044】(他の金型の構成例)図8、9、10はフ
ィードバーにより被加工品を定寸送りして加工する金型
の例で、個片を定寸送りして加工する金型の例を示す。
図8は下型の平面図で金型面に一定間隔で加工ステージ
130が設けられている。被加工品を搬送するフィード
バー132は図9に示すような細長の板体状の部材であ
って、下型の長手方向の全体にわたって設けたスリット
孔内に摺動自在に配置する。フィードバー132の上端
縁には被加工品のパッケージ部の下面部を係合するポケ
ット132aを設ける。ポケット132aは各加工ステ
ージ130の設置間隔と同間隔で加工ステージ130の
設置数に応じて設けられる。ポケット132aの設置数
は加工ステージ数+1である。
【0045】フィードバー132は金型面に対して上下
動および進退動可能に設けられ、上位置でポケット13
2aに被加工品をのせて1ピッチ分定寸送りし、下位置
で元位置に後退するという上下動と進退動を組み合わせ
た動作によって被加工品を順送りする。このため、加工
ステージ130の両側に上下方向に駆動されるフィード
プレート134a、134bを設け、フィードプレート
134a、134bの下面で搬送方向に平行にスライド
ロッド136a、136bをガイド支持し、スライドロ
ッド136a、136bの両端に各々連結板138a、
138bを固定し、連結板138a、138bにフィー
ドプレート134a、134bの両端を固定してフィー
ドプレート134a、134bを長手方向に支持する。
【0046】フィードバー132はスライドロッド13
6a、136bを往復動させることによって進退動する
が、スライドロッド136a、136bの往復動は上記
本装置と同様に加工機に設けた送り駆動機構によってな
される。このため、一方のスライドロッド136の長手
方向の中央部に金型の奥側に向けて水平に押動アーム1
40を延設し、押動アーム140の端部に下向きに支持
プレート142を固定し、支持プレート142の外面に
外向きに突き当てブロック144を固定する。この突き
当てブロック144はシリンダ70a、70b、プッシ
ャ72a、72bと同一高さに設置する。なお、突き当
てブロック144を下型の外側面に沿ってガイド移動さ
せるためスライドガイド146に支持プレート142を
ガイド支持する。
【0047】なお、突き当てブロック144の可動範囲
を規定するため、図8に示すように、突き当てブロック
144を挟む両側にショックアブソーバ付きのストッパ
148a、148bを配置した。突き当てブロック14
4が進退動する際に突き当てブロック144の側面がス
トッパ148a、148bに当接することによって突き
当てブロック144の移動位置が規制されフィードバー
132の移動ストロークが規定される。
【0048】本金型も図3に示すと同様にリード加工機
にセットすることでフィードバー搬送により被加工品を
順送りして所要の加工を施すことができる。本金型によ
る加工動作を説明すると、金型面上でプレス加工を施す
際にフィードバー132は金型面よりも下側の退避位置
にあり、プレス加工後、上型が上昇するとともにフィー
ドプレート134a、134bが上動する。それととも
にフィードバー132が持ち上がり、各々の加工ステー
ジ130で加工された被加工品をポケット132aに係
合するようにして支持する。続いて、突き当てブロック
144が送り駆動機構によって押動され、ストッパ14
8bに当接したところで停止する。この前進位置でフィ
ードバー132が下降駆動され被加工品が各々次段へ移
送される。
【0049】フィードバー132は下型内に下降した
後、下位置のまま後退して元位置へ復帰し、次回の搬送
に備える。フィードバー132の後退は加工機の送り駆
動機構によってなされ、ストッパ148aに突き当てブ
ロック144が当接したところで停止する。こうして、
フィードバー132による進退動とフィードプレート1
34a、134bの上下動によって被加工品が順次、次
段の加工ステージ130に搬送されて連続的に加工が行
われる。
【0050】(被加工品の受け渡し機構)上述したよう
に、本装置のリード加工機では製品に合わせて種々タイ
プの金型をセット可能にしているが、このような汎用化
を図るためには一型と二型での製品の受け渡しがリード
フレームのまま加工する場合と個片で加工する場合のど
ちらの場合も可能であるようにする必要がある。被加工
品を一型から二型へ受け渡す場合は、前述したように製
品の加工内容によって、リードフレームのまま受け渡す
場合と、一型でリードフレームから製品部分を個片に分
離し個片になった状態で二型に受け渡す場合がある。
【0051】上記のような受渡し操作を可能にするた
め、本装置の加工機では排出シュータ付き搬送レール機
構の実施例として、一型と二型の中間にリードフレーム
のレール部分をガイドするレール機構と、一型で個片に
分離した後の不要なフレームを排出する排出シュータ機
構を設け、また、一型で分離された個片を二型に受け渡
すピックアップ機構とを設けている。図11、12は上
記レール機構と排出シュータ機構の各構成部分の正面配
置および平面配置を示す説明図である。なお、レール機
構は一型と二型でともにリードフレームのまま搬送して
加工する際に使用し、排出シュータ機構は一型で個片に
分離した後の不要なフレーム部分を排出する際に使用す
る。したがって、一型および二型でリードフレームのま
ま搬送して加工するセットの場合には排出シュータ機構
は使用せず、また、一型から個片を二型に受け渡す際に
はレール機構は使用しない。
【0052】(レール機構)図12で150a、150
bはリードフレームのレール部をガイドするガイド溝を
内側面に形成した可動レールであり、一型40と二型4
2の中間に対向させて配置する。可動レール150a、
150bは幅間隔が調整可能に可変に支持されるととも
に、一型40および二型42のフィードプレート92
a、92b、111a、111bと同期して上下動すべ
く上下方向に可変に支持される。可動レール150a、
150bの幅間隔を可変にする機構は、ねじ軸152を
可動レール150a、150b間の幅方向にかけ渡し、
ねじ軸152を電動モータ154によって回動する方法
による。なお、ねじ軸以外にラック−ピニオン、ベルト
等によるものであっても可動レール150a、150b
の停止位置精度として所要の精度が得られるものであれ
ば使用できる。
【0053】図13に電動モータ154によって可動レ
ール150a、150bの幅間隔を可動にする構成を示
す。なお、電動モータ154にはステッピングモータ、
サーボモータが好適に用いられる。同図で156はレー
ル機構を支持する固定支持板である。固定支持板156
はベース60に固定される。電動モータ154は可動レ
ール150aの外側の固定支持板156上に固定され、
ベルト158を介してねじ軸152に連繋する。固定支
持板156上には可動レール150a、150bを幅方
向に移動ガイドするスライドガイド160a、160b
を介してスライドプレート162a、162bが幅方向
に可動にガイド支持され、このスライドプレート162
a、162b上に前記ねじ軸152に歯合するナット体
164a、164bが固定される。
【0054】なお、ねじ軸152はナット体164a、
164bの各々と逆ねじで歯合するように形成し、ねじ
軸152の回転向きを変えることによって可動レール1
50a、150bの幅間隔が調整できるようにした。可
動レール150a、150bは図13に示すようにスラ
イドプレート162a、162bに立設した支持アーム
166a、166bの内側面に固定支持されるから、電
動モータ154によってねじ軸152を回転し、これに
よってスライドプレート162a、162bの相互間隔
を調整することによって可動レール150a、150b
の幅間隔を調節することができる。
【0055】前記支持アーム166a、166bには可
動レール150a、150bを上下方向にガイド移動さ
せるスライドガイド168a、168bが設けられ、各
々の可動レール150a、150bがガイド移動され
る。可動レール150a、150bの両端部の下面には
図11に示すように一型40のフィードプレート92
a、92bと二型42のフィードプレート111a、1
11bの端部に係合する係止板170が設けられ、フィ
ードプレート92a、92b、111a、111bの下
動動作とともに可動レール150a、150bが下動す
る。
【0056】172、174は一型40と二型42に設
けたフィードプレートの下動機構である。この下動機構
は被成形品を順送りする操作に合わせてフィードプレー
ト92a、92bおよびフィードプレート111a、1
11bを強制的に下降させるものである。可動レール1
50a、150bはこのフィードプレート92a、92
b、フィードプレート111a、111bの上下動動作
に連動して上下動することによってリードフレームを的
確にガイド移送することができる。なお、可動レール1
50a、150bを上位置に戻す動作は図13に示すス
プリング176の弾発力によっている。スプリング17
8のかわりにエアシリンダ等の駆動部を使用してもよ
い。
【0057】以上のように、本実施例のレール機構は一
型40と二型42の中間に可動レール150a、150
bを配置することによって、製品ごとに可動レール15
0a、150bの間隔を合わせて搬送するよう構成さ
れ、異種製品について汎用的に使用することができる。
また、フィードプレート92a、92b、111a、1
11bと可動レール150a、150bを連動して上下
動させることで、一型40と二型42間で連続的に被加
工品を受け渡して連続的な加工を可能にすることができ
る。
【0058】なお、加工作業を行う際は可動レール15
0a、150bは係止板170によって一型40のフィ
ードプレート92a、92bと二型42のフィードプレ
ート111a、111bに係合するが、金型を交換する
際には可動レール150a、150bと一型40、二型
42の係合を解除して交換セットをしやすくする必要が
ある。このため、本装置では図11に示すように可動レ
ール150a、150bの下側に可動レール150a、
150bを上下動させる上下動機構としてエアシリンダ
179を設け、金型をのせかえる際に可動レール150
a、150bを係合位置から下げて容易に金型をセット
できるようにした。
【0059】(排出シュータ機構)図11で44は一型
40から排出される不要フレームを排出するための排出
シュータである。排出シュータ44は前記可動レール1
50a、150bの中間位置に上下動可能に設置する。
排出シュータ44は矩形の筒体状に形成し、不要フレー
ムが進入する面に不要フレームを導入する導入口を設け
る。180は排出シュータ44を上下に移動させるエア
シリンダである。図11に示すように排出シュータ44
はその上端部が固定支持板156よりも下側にある下位
置と、上記導入口が一型40のフィードプレート92
a、92bの位置と略同一高さにある上位置のどちらか
にセットして使用される。
【0060】182は排出シュータ44の下側に設置し
た排出ガイドである。排出ガイド182は排出シュータ
44内に進入して落下する不要フレームをスクラップボ
ックスに導くためのもので、排出シュータ44に外挿し
て設け、その下部側をスクラップボックスに向けて傾斜
させている。排出シュータ44は一型40と二型42間
でリードフレームのまま加工する場合には、可動レール
150a、150bの動作の支障にならないよう退避位
置である下位置に下げ、一型40でリードフレームから
製品部分を分離する金型を使用する場合には上位置にセ
ットして使用する。
【0061】リードフレームに所要の加工を施した後、
製品部分を個片に分離して加工する金型では、供給され
たリードフレームを次々と搬送するとともに不要フレー
ムが排出される。排出シュータ44は金型から排出され
てくる不要フレームを導入口から取り込み、排出ガイド
182内に落とし込んでスクラップボックスに排出す
る。このように一型40と二型42との中間で不要フレ
ームを排出することによって一型40と二型42の金型
の配置に影響を与えずに容易に排出することが可能にな
る。
【0062】なお、排出シュータ付き搬送レール機構の
他の使用方法として、一型40から二型42に被加工品
をリードフレームのまま移送して加工する場合に一型4
0でリードフレームの不良を発見した場合に、可動レー
ル150a、150bの下側に退避させていた排出シュ
ータ44を上位置に上昇させ、不良品のリードフレーム
を排出シュータ44から排出するように使用することも
できる。リードフレームの不良品を中途で排除すること
によって後工程を省略でき、不良品によって後工程での
金型が損傷するといった問題を防止することが可能にな
る。また、排出シュータ付き搬送レール機構は実施例の
ように金型間に配置して型間での搬送機構として利用で
きる他、工程間に設置したり、装置間の受け渡し部に設
置して排出シュータ機構との組み合わせによる種々の使
い方が可能である。
【0063】(ピックアップ機構)次に、一型40から
二型42へ個片を受け渡すピックアップ機構について説
明する。本装置のピックアップ機構は一型40の排出端
へ搬送されてきた個片を吸着パッドでエア吸着し、いっ
たん上へ持ち上げて二型42の上方へ移動させ、二型4
2の金型面にのせるように動作する。このため、図14
に示すように一型40と二型42の中間位置の上方に回
転プレート190を設け、サーボモータ192によって
回転プレート190を水平面内で回転駆動すべく設ける
とともに、回転プレート190に個片を吸着支持するた
めの吸着機構を設ける。サーボモータ192はベース板
193に下向きに取り付け、その下端面に回転プレート
190を固定する。
【0064】吸着機構は回転プレート190に対して上
下方向に可動に取り付けた可動ロッド194a、194
bと、可動ロッド194a、194bの下端に取り付け
た吸着パッド196a、196bを有する。なお、可動
ロッド194a、194bは上下動とともに軸線の回り
にフリー回転可能に回転プレート190に取り付ける。
吸着パッド196a、196bへのエア接続はエアチュ
ーブ198a、198bの一端を吸着パッド196a、
196bに接続し、他端をベース板193から下向きに
固定した固定パイプ200内を通してエア機構に連絡す
ることによってなされる。本装置で使用しているサーボ
モータ192は図14に示すように中心部分に孔が貫通
して設けられた製品で、固定パイプ200はこの孔内を
貫通させるように取り付けている。なお、エアチューブ
198a、198bと固定パイプ200との接続部分は
吸着機構の回転の妨げにならないようにロータリエアジ
ョイント202としている。
【0065】可動ロッド194a、194bの上下駆動
は可動ロッド194a、194bの上端面に押動プレー
ト206a、206bを当接し、押動プレート206
a、206bをエアシリンダによって上下に駆動するこ
とによってなされる。図15にエアシリンダ207によ
って押動プレート206a、206bを押動する構成を
示す。図で208は長手方向の中央部に押動プレート2
06a、206bが固定された押動アームである。押動
アーム208はサーボモータ192を挟む両側位置の上
方で上下方向に可動に支持され、押動アーム208の両
端に各々エアシリンダ207の駆動ロッドが固定され
る。エアシリンダ207の駆動ロッドを突出することで
押動プレート206a、206bが押動される。なお、
可動ロッド194a、194bの上動操作は、可動ロッ
ド194a、194bに外挿して取り付けた弾発スプリ
ング209の弾発力による。
【0066】図16に回転プレート190と回転プレー
ト190に対する吸着パッド196a、196bの平面
配置位置関係を示す。吸着パッド196a、196bは
回転プレート190が半回転するごとに一型40から二
型42へ個片を受け渡すようにするから、図のように回
転プレート190の中心を挟んで対称位置に配置し、ち
ょうど一型40での排出位置と二型42への供給位置の
上方に位置するよう離間させて配置する。このように一
対の吸着機構を対称位置に配置することによって、回転
プレート190が半回転するごとに吸着パッド196
a、196bの位置が反転して一型40から二型42へ
の個片の搬送がなされることになる。
【0067】なお、一型40から二型42に個片を移載
する際に被加工品の向きを変えずに移載する場合と、被
加工品の向きを90°変えて移載する場合がある。これ
は、製品によって加工ステージ上で個片を順送りする際
に特定の方向を選択する必要があるためである。本装置
の装置ではこのような選択を可能にするための機構を設
けている。図14で210a、210bは回転プレート
190の下側で可動ロッド194a、194bに固定し
たプーリである。このプーリ210a、210bは回転
プレート190が回転する際に、その回転作用を利用し
て可動ロッド194a、194bが軸線のまわりで回転
するようにベルト212をかけ渡すためのものである。
【0068】図17および図18は回転プレート190
上での上記プーリ210a、210bの配置位置と、そ
の他回転プレート190上に配置した第1プーリ214
a、214b、第2プーリ216a、216b、固定プ
ーリ218の配置位置を示す。固定プーリ218は回転
プレート190の中心を貫通して固定パイプ200の下
端に固定したプーリである。すなわち、固定プーリ21
8は機枠に固定され、回転プレート190は固定プーリ
218に対して回転可能である。なお、固定プーリ21
8は小径プーリと大径プーリが2段に形成されているこ
とが特徴で、小径プーリの周長はプーリ210a、21
0bのそれと1:2の比例関係にあり、大径プーリの周
長はプーリ210a、210bのそれと1:1の比例関
係にある。第1プーリ214a、214bはプーリ21
0a、210bのほぼ横位置にあり、第2プーリ216
a、216bは固定プーリ218を挟む対称位置に近接
して配置される。
【0069】図17と図18はプーリ210a、210
b、第1プーリ214a、214b等にベルト212を
かけ渡して使用する状態を示すが、図17の場合には固
定プーリ218の小径部分にかけ渡すのに対して図18
の場合は固定プーリ218の大径部分にかけ渡している
点が相違している。回転プレート190を半回転するこ
とによって、図17の場合には個片をピックアップした
向きと90°向きを変えて移載し、図18の場合にはピ
ックアップした向きと同じ向きで二型に移載することが
できる。このように、本装置の装置ではベルト212の
かけ方を変えることで移載する際の向きを変えられるか
ら製品にあわせてベルト212のかけ方を選択すればよ
い。なお、実施例の装置ではベルト212をかけ換える
際にプレート219をスライドしてベルト212の長さ
を合わせるように調整している。
【0070】ピックアップ機構による被加工品の移載操
作は、上記のように回転プレート190による回転動作
と、可動ロッド194a、194bの上下動動作、吸着
パッド196a、196bの吸着動作を連動することに
よってなされる。すなわち、一型40から排出された個
片は可動ロッド194aが下動して吸着パッド196a
によって吸着支持され、可動ロッド194aが上昇した
後、回転プレート190が半回転し、二型42の上方に
移動する。次いで、二型42では可動ロッド194aが
下動され、吸着パッド194aによる吸着支持が解除さ
れ、二型42に個片が移載される。このとき、他方の吸
着パッド194bは一型40上にあり、次の個片を吸着
支持する操作を行っている。こうして、回転プレート1
90を半回転するごと一型40から個片が吸着支持され
て二型42に移載される。
【0071】以上のように、実施例のピックアップ機構
は回転プレート190を半回転して型間の移載操作を行
うから、被加工品の移載操作を効率的に行うことがで
き、移載操作のサイクルタイムを効果的に短縮すること
が可能になる。また、移載機構としてコンパクトに形成
することができ、本実施例のように金型を接近させてセ
ットする場合に好適に使用することが可能になる。ま
た、移載時に被加工品の移載向きを変えるといった選択
も可能であって、リード加工機の汎用化に有効に利用す
ることが可能である。
【0072】(製品の収納機構部)二型42での加工が
終了した製品は前述した収納機構部Cで収納トレイに収
納される。図2に示すように収納機構部Cの収納ピック
アップヘッド52は二型42から搬出される個片を吸着
して収納トレイに整列して収納する。なお、二型42で
は個片送りして加工を施す場合と、一型40から二型4
2にリードフレームのまま搬送し二型42で最終的に個
片に分離する場合がある。このように二型42で個片に
分離する場合は不要フレームが排出されるから、図3に
示すように二型42の搬出側に排出シュータ220を設
けて、個片を収納ピックアップヘッド52で移載すると
ともに不要フレームを排出シュータ220から排出する
ようにする。排出シュータ220の上下位置は固定であ
る。
【0073】以上説明したように、本装置の汎用リード
加工機は異種製品の加工に共通に使用できるよう金型の
構成と本体側の送り駆動機構の構成を共通化し、かつ型
間にレール機構、排出シュータ機構、ピックアップ機構
を設置することによって、リードフレーム送り、個片送
り等の加工方法の相違を問わず使用することが可能であ
る。こうして、一型と二型にセットする金型は、DIP
タイプの製品やPLCCタイプの製品といったように製
品に合わせて適宜選択して使用すればよい。
【0074】なお、実際のリード加工機では各々の金型
で送り駆動機構等を駆動するタイミングその他の制御が
異なるから、金型を加工機にセットした際に当該金型の
制御プログラムを自動的に読み取ってコンピュータ制御
するよう構成している。また、金型を加工機にセットす
る際にはベース60上で手前側から奥側へスライドさせ
て押し込むようにすることで所定位置にセットでき、金
型をセットした際に当該金型と加工機本体の電気系統お
よびエア配管等の制御系統がコンタクトして自動的に接
続されるように構成している。
【0075】また、本装置では加工操作部Bに2台の金
型をセットしたが、加工工数の多い製品を加工する場合
には3台あるいはそれ以上の金型を配置して構成するこ
とも可能である。その場合には、金型間に前述した金型
間搬送レール機構を配置して金型間での被加工品の搬送
を確実に行うことができる。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る排出シュータ付き搬送レー
ル機構によれば、上述したように、リードフレームをガ
イドして搬送するレール機構と排出シュータ機構とを組
み合わせたことによって、リードフレームを搬送する場
合のみならず前段の金型で個片に分離して後段の金型に
移載するといった操作にも好適に使用することが可能に
なる。また、加工途中で被加工品の不良等が発見された
場合に排出シュータ機構によって不良品を加工ラインの
途中で排出することができ、的確な加工を施すことが可
能になる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用リード加工機の各部の平面配置を示す説明
図。
【図2】汎用リード加工機の各部の正面配置を示す説明
図。
【図3】加工ステージ部の斜視図。
【図4】加工機本体に設ける送り駆動機構の構成を示す
説明図。
【図5】一型の構成を示す平面図。
【図6】二型の構成を示す平面図。
【図7】二型の送りアームの取り付け部分を示す説明
図。
【図8】金型の他の構成例を示す平面図。
【図9】他の金型でのフィードバーの構成を示す説明
図。
【図10】他の金型の送り機構部分を示す側面図。
【図11】レール機構、排出シュータ機構の側面配置を
示す説明図。
【図12】レール機構の平面配置を示す説明図。
【図13】レール機構、排出シュータ機構の正面配置を
示す説明図。
【図14】ピックアップ機構の側面配置を示す説明図。
【図15】ピックアップ機構での押動プレートの駆動部
を示す説明図。
【図16】ピックアップ機構での吸着機構の配置を示す
説明図。
【図17】ピックアップ機構でのプーリ等へのベルトの
かけ渡し方を示す説明図。
【図18】ピックアップ機構でのプーリ等へのベルトの
かけ渡し方を示す説明図。
【図19】従来のリード加工機の構成を示す説明図。
【図20】従来のリード加工機の構成を示す説明図。
【図21】従来のリード加工機の構成を示す説明図。
【符号の説明】
5、100 リードフレーム 40 一型 42 二型 44 排出シュータ 46、47 プレス装置 50 X−Yステージ 52 収納ピックアップヘッド 60 ベース 70a、70b シリンダ 72a、72b プッシャ 74a、74b モータ 76a、76b ボールねじ 90、110、130 加工ステージ 92a、92b フィードプレート 94a、94b 送りアーム 98 突き当てブロック 101、102 ストッパ 103 搬出アーム 104 エアシリンダ 111a、111b フィードプレート 112 送りアーム 114 吸着パッド 120 個片 122 突き当てブロック 132 フィードバー 132a ポケット 144 突き当てブロック 148a、148b ストッパ 150a、150b 可動レール 152 ねじ軸 154 電動モータ 162a、162b スライドプレート 170 係止板 172、174 下動機構 190 回転プレート 192 サーボモータ 194a、194b 可動ロッド 196a、196b 吸着パッド 198a、198b エアチューブ 200 固定パイプ 202 ロータリエアジョイント 206a、206b 押動プレート 210a、210b プーリ 212 ベルト 214a、214b 第1プーリ 216a、216b 第2プーリ 218 固定プーリ 220 排出シュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 A H05K 13/02 U

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工品たるリードフレームのレール
    部をガイドするとともに幅方向に可変に支持された一対
    の可動レールと、 該可動レールを被加工品の幅サイズに合わせて幅方向に
    移動して調節する駆動機構と、 前記可動レールの幅方向の中間に、被加工品の搬送高さ
    よりも下方の退避位置と、被加工品の搬送高さ位置で不
    要フレーム等を導入して排出する上位置との間で上下動
    する排出シュータを有する排出シュータ機構とを設けた
    ことを特徴とする排出シュータ付き搬送レール機構。
  2. 【請求項2】 可動レールを上下方向に可動にガイド支
    持し、金型を交換セットする際に前記可動レールを金型
    交換の支障にならない下位置に退避させる上下動機構を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の排出シュータ付
    き搬送レール機構。
  3. 【請求項3】 前段の金型での加工内容により排出シュ
    ータを上下に移動する制御部を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の排出シュータ付き搬送レール機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29702613U1 (de) * 1997-02-14 1997-05-07 Siemens Components Pte. Ltd. Semiconductor Production, Singapore Zuführvorrichtung für Leadframebänder
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CN117002967A (zh) * 2023-09-29 2023-11-07 泰州东田电子有限公司 一种具有防卡死功能的引线框架输送堆叠装置

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CN117002967B (zh) * 2023-09-29 2023-12-15 泰州东田电子有限公司 一种具有防卡死功能的引线框架输送堆叠装置

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