JPH0715040Y2 - 音声蓄積回路 - Google Patents

音声蓄積回路

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JPH0715040Y2
JPH0715040Y2 JP1989033007U JP3300789U JPH0715040Y2 JP H0715040 Y2 JPH0715040 Y2 JP H0715040Y2 JP 1989033007 U JP1989033007 U JP 1989033007U JP 3300789 U JP3300789 U JP 3300789U JP H0715040 Y2 JPH0715040 Y2 JP H0715040Y2
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JP
Japan
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circuit
voice
signal
pass filter
timing signal
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Application number
JP1989033007U
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English (en)
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JPH02124000U (ja
Inventor
信司 吉田
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、音声蓄積回路に関するものである。
[従来の技術] 従来、音声メッセージを録音および再生する音声蓄積回
路において、録音動作中および録音可能時間を、例え
ば、LED等の発光素子を複数個設け、これらの発光素子
を録音開始時に全て点灯あるいは点滅させ、録音可能時
間が少なくなるに従って上記発光素子を順次消灯してい
くことにより、視覚的に報知するものがある。
[解決しようとする課題] 上記従来のものでは、使用者は録音しようとする際に、
録音動作中および録音可能時間の表示手段に注目してい
なければならないので、特に原稿を読んで録音する場合
は注意力が分散してしまい、録音可能時間内にメッセー
ジが収まらなくなってしまうことがある。
本考案は、容易かつ確実に録音動作中の確認および録音
可能時間内にメッセージを収めることのできる音声蓄積
回路を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、マイクロホンと、このマイクロホンからの音
声信号を入力とするローパスフィルタと、このローパス
フィルタからの音声信号を記憶し、合成する音声記憶合
成回路と、この音声記憶合成回路での音声信号記憶時に
タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路と、
このタイミング信号発生回路からのタイミング信号に従
って、上記ローパスフィルタの遮断周波数より高い周波
数の音響信号を発生する音響信号発生回路と、放音手段
と、上記音声記憶合成回路での音声信号記憶時には上記
音響信号発生回路と上記放音手段とを接続し、上記音声
記憶合成回路での音声信号合成時には上記音声記憶合成
回路と上記放音手段とを接続する切換え回路とを設ける
ことにより、上記課題を解決するものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1はマイクロホン、2はローパスフィ
ルタ、3は音声信号の記憶および合成を行なう音声記憶
合成回路、4は音声記憶合成回路3の音声記憶動作の開
始と同時にタイミング信号を発生するタイミング信号発
生回路、5はタイミング信号発生回路4からのタイミン
グ信号に従って、ローパスフィルタ2の遮断周波数より
高く、かつ可聴帯域の周波数の音響信号を発生する音響
信号発生回路である。6は増幅回路、7はスピーカであ
り、これらにより放音手段8が構成される。9は録音時
には音響信号発生回路5と放音手段8とを接続し、再生
時には音声記憶合成回路3と放音手段8とを接続する切
換え回路である。
つぎに、第2図のタイムチャートを参照しながら動作を
説明する。
まず、録音動作について説明する。録音再生スイッチ
(図示せず。)を録音側に切り換えると、音声記憶合成
回路3が記憶モードになり、切換え回路9は接点aに切
り換わる。つぎに、録音開始スイッチ(図示せず。)を
操作すると、端子Aから録音開始信号が音声記憶合成回
路3およびタイミング信号発生回路4に供給される。こ
の録音開始信号により、音声記憶合成回路3ではマイク
ロホン1から出力されローパスフィルタ2で所定周波数
より高い周波数がカットされた音声信号が記憶されてい
く。
一方、タイミング信号発生回路4は上記録音開始信号が
供給されると、第2図aに示すようなタイミング信号を
発生し、音響信号発生回路5へ供給する。ことタイミン
グ信号により、音響信号発生回路5からはローパスフィ
ルタ2の遮断周波数より高い周波数の音響信号が発生さ
れる。この音響信号は第2図bに示すように所定時間後
に周期が1/2に切り換えられる。この切換え時期は録音
可能時間終了の少し前、例えば10秒前、に設定されてい
る。いま、切換え回路9は接点aに切り換わっているの
で、上記音響信号が増幅回路6で増幅されて、スピーカ
7から音響が発生される。音声記憶合成回路3からは録
音動作の終了とともにタイミング信号発生回路4へ終了
信号が供給され、これによってタイミング信号発生回路
4からのタイミング信号の発生が停止され、これにより
音響信号発生回路5からの音響信号の発生も停止され
る。このように、音響を発生することで録音動作中であ
ることを知らせ、音響の発生周期を変えることで録音可
能時間が残り少ないことを知らせるものである。しか
も、この音はローパスフィルタ2の遮断周波数より高い
周波数のため、ローパスフィルタ2でカットされ、録音
されることはない。
つぎに、音声の再生動作について説明する。まず、上記
録音再生スイッチを再生側に切り換えると、音声記憶合
成回路3が再生モードになり、切換え回路9は接点bに
切り換わる。つぎに、再生開始スイッチ(図示せず。)
を操作すると、端子Bから再生開始信号が音声記憶合成
回路3に供給される。この再生開始信号により、音声記
憶合成回路3に記憶されていた音声信号が再生されて切
換え回路9へ供給される。いま、切換え回路9は接点b
に切り換わっているので、上記音声信号が増幅回路6で
増幅されて、スピーカ7から音声が発生される。
以上の動作により、録音動作中はスピーカ7から録音動
作中および録音可能残り時間の確認用の音響が発生さ
れ、再生動作中はスピーカ7から音声が発生される。
なお、上記実施例では、音響信号は所定時間後に周期が
変化するものであったが、これに限らず、第3図dに示
すように周波数を変化させてもよい。
[効果] 本考案によれば、録音動作中および録音可能残り時間の
確認が聴覚的に行なえるので、例えば、原稿を読みなが
らの録音作業において、視線を原稿に集中しながら容易
に録音可能時間内にメッセージを収めることができる。
しかも、この音はローパスフィルタの遮断周波数より高
い周波数のため、ローパスフィルタでカットされて録音
されないので、録音内容に悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示したブロック図、第2図
は第1図の動作を説明するためのタイムチャート、第3
図は第1図要部の他の動作例を説明するためのタイムチ
ャートである。 1……マイクロホン 2……ローパスフィルタ 3……音声記憶合成回路 4……タイミング信号発生回路 5……音響信号発生回路 8……放音手段 9……切換え回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロホンと、 このマイクロホンからの音声信号を入力とするローパス
    フィルタと、 このローパスフィルタからの音声信号を記憶し、合成す
    る音声記憶合成回路と、 この音声記憶合成回路での音声信号記憶時にタイミング
    信号を発生するタイミング信号発生回路と、 このタイミング信号発生回路からのタイミング信号に従
    って、上記ローパスフィルタの遮断周波数より高い周波
    数の音響信号を発生する音響信号発生回路と、 放音手段と、 上記音声記憶合成回路での音声信号記憶時には上記音響
    信号発生回路と上記放音手段とを接続し、上記音声記憶
    合成回路での音声信号合成時には上記音声記憶合成回路
    と上記放音手段とを接続する切換え回路と、 からなることを特徴とする音声蓄積回路。
JP1989033007U 1989-03-23 1989-03-23 音声蓄積回路 Expired - Lifetime JPH0715040Y2 (ja)

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JPH02124000U JPH02124000U (ja) 1990-10-12
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