JPH07148797A - 射出成形方法及び金型装置 - Google Patents

射出成形方法及び金型装置

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JPH07148797A
JPH07148797A JP29796593A JP29796593A JPH07148797A JP H07148797 A JPH07148797 A JP H07148797A JP 29796593 A JP29796593 A JP 29796593A JP 29796593 A JP29796593 A JP 29796593A JP H07148797 A JPH07148797 A JP H07148797A
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JP
Japan
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punch
resin
mold
movable
fixed
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Withdrawn
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JP29796593A
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English (en)
Inventor
Nobuo Morikita
信夫 森北
Nobuhiro Ogura
信宏 小倉
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】成形品に形成される穴の寸法及び形状、成形品
の寸法等が限られることがない射出成形方法及び金型装
置を提供する。 【構成】キャビティ21内を流れる樹脂のフローフロン
トが打抜部を通過した直後に、可動金型14及び固定金
型12のいずれか一方に配設されたパンチを前進させ、
該パンチの先端のエッジ36と前記可動金型14及び固
定金型12の他方の間の樹脂を押し潰(つぶ)すととも
に、前記パンチと可動金型14及び固定金型12の他方
の間に形成されたシール部38に樹脂を封じ込める。こ
の場合、前記エッジ36を可動金型14及び固定金型1
2の他方と当接させることによって穴が形成されるの
で、パンチの精度を高くする必要がなくなる。したがっ
て、成形品に対する穴あけ加工が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形方法及び金型
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機によって、例えば、穴
のある成形品を成形する場合、金型のキャビティ内に樹
脂の流れを遮る遮蔽(しゃへい)部分が形成される。こ
の場合、樹脂はキャビティに充填(じゅうてん)される
と、前記遮蔽部分において分流させられた後、合流す
る。そのため、樹脂の合流部分にウェルドラインが発生
する。
【0003】そこで、該ウェルドラインの発生を防止す
るために打抜装置が配設される。図2は従来の射出成形
方法における打抜装置の断面図、図3は従来の射出成形
方法における打抜装置による打抜状態図である。図に示
すように、打抜装置は可動側の金型(以下「可動金型」
という。)61においてキャビティ60に臨ませて進退
(図における上下方向に移動)自在に配設された可動側
パンチ63、及び固定側の金型(以下「固定金型」とい
う。)62において前記可動側パンチ63に対応させ、
キャビティ60に臨ませて進退自在に配設された固定側
パンチ64を有する。
【0004】そして、図3に示すように、保圧工程中又
は冷却工程中において、前記固定側パンチ64を後退さ
せて当接穴65を形成し、前記可動側パンチ63を当接
穴65内に前進させることによって、ほぼ成形品となっ
た樹脂の一部を打ち抜くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出成形方法においては、ほぼ成形品となった樹脂
の一部を打ち抜くことになるので、前記可動側パンチ6
3が前記当接穴65と当接した時に可動側パンチ63の
外周と当接穴65の内周の間に形成される隙間(すき
ま)を10〔μm〕程度まで小さくする必要があり、前
記隙間が大きいと切断面が荒れてしまう。
【0006】また、打抜装置の各部品の精度を高くする
必要があるので、形成することができる穴の径は小さ
く、穴の形状も丸に限られてしまうだけでなく、穴あけ
の対象となる成形品も小さいものに限られてしまう。し
たがって、径の大きな穴、角穴、複雑形状の穴を形成す
ることができないだけでなく、大きな成形品に対して穴
あけ加工を施すことができない。
【0007】さらに、前記可動側パンチ63にかじりが
発生したり、動作不良が発生したりしてしまう。本発明
は、前記従来の射出成形方法の問題点を解決して、成形
品に形成される穴の寸法及び形状、成形品の寸法等が限
られることがない射出成形方法及び金型装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形方法においては、キャビティ内を流れる樹脂のフ
ローフロントが打抜部を通過した直後に、可動金型及び
固定金型のいずれか一方に配設されたパンチを前進さ
せ、該パンチの先端のエッジと前記可動金型及び固定金
型の他方の間の樹脂を押し潰(つぶ)すとともに、前記
パンチと可動金型及び固定金型の他方の間に形成された
シール部に樹脂を封じ込めるようにしている。
【0009】本発明の他の射出成形方法においては、前
記シール部に樹脂を封じ込める時に、前記パンチと対向
させて配設されたノックアウトピンを後退させ、その
後、前記パンチを後退させるとともにノックアウトピン
を前進させるようにしている。また、本発明の金型装置
においては、固定金型と、該固定金型と対向させて配設
され、キャビティを形成する可動金型と、先端に凹部が
形成され、前記固定金型及び可動金型のいずれか一方に
おいて前記キャビティに先端を臨ませて進退自在に配設
されたパンチと、前記固定金型及び可動金型の他方にお
いて前記キャビティに先端を臨ませて進退自在に配設さ
れたノックアウトピンとを有する。
【0010】
【作用】本発明によれば、前記のように射出成形方法お
いては、キャビティ内を流れる樹脂のフローフロントが
打抜部を通過した直後に、可動金型及び固定金型のいず
れか一方に配設されたパンチを前進させ、該パンチの先
端のエッジと前記可動金型及び固定金型の他方の間の樹
脂を押し潰すとともに、前記パンチと可動金型及び固定
金型の他方の間に形成されたシール部に樹脂を封じ込め
るようにしている。
【0011】この場合、前記エッジを可動金型及び固定
金型の他方と当接させることによって穴が形成される。
本発明の他の射出成形方法においては、前記シール部に
樹脂を封じ込める時に、前記パンチと対向させて配設さ
れたノックアウトピンを後退させ、その後、前記パンチ
を後退させるとともにノックアウトピンを前進させるよ
うにしている。したがって、該ノックアウトピンの後退
に伴って凹部が形成され、シール部に封じ込められた樹
脂は前記凹部に進入する。
【0012】その後、前記パンチが後退させられ、ノッ
クアウトピンが前進させられると、シール部に形成され
た樹脂片はパンチ側に移動させられて成形品部から完全
に分離させられる。また、本発明の金型装置において
は、固定金型と、該固定金型と対向させて配設され、キ
ャビティを形成する可動金型と、先端に凹部が形成さ
れ、前記固定金型及び可動金型のいずれか一方において
前記キャビティに先端を臨ませて進退自在に配設された
パンチと、前記固定金型及び可動金型の他方において前
記キャビティに先端を臨ませて進退自在に配設されたノ
ックアウトピンとを有する。
【0013】したがって、前記パンチを前進させ、パン
チと可動金型及び固定金型の他方の間に形成されたシー
ル部に樹脂を封じ込め、前記エッジを可動金型及び固定
金型の他方と当接させることによって穴が形成される。
この時、前記ノックアウトピンの後退に伴って凹部が形
成され、シール部に封じ込められた樹脂は凹部に進入す
る。
【0014】その後、前記パンチが後退させられ、ノッ
クアウトピンが前進させられると、シール部に形成され
た樹脂片はパンチ側に移動させられて成形品部から完全
に分離させられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
金型装置の断面図である。図において、11は固定側取
付板、12は固定金型であり、該固定金型12は前記固
定側取付板11を介して図示しない固定プラテンに取り
付けられる。そして、図示しない射出装置は射出工程に
おいて前進し、射出ノズルの先端が固定金型12のスプ
ルーブッシュ13に接触させられる。
【0016】一方、図示しない可動プラテンは、図示し
ない型開閉装置によって進退(図における左右方向に移
動)させられ、可動金型14を固定金型12に接離させ
るようになっている。そのため、前記可動金型14は可
動側取付板15及び図示しないスペーサブロックを介し
て可動プラテンに取り付けられる。そして、前記射出ノ
ズルから射出された樹脂は、スプルー18からランナ1
9を通り、ゲート20を介して固定金型12と可動金型
14の間に形成されたキャビティ21に充填される。
【0017】前記射出工程が完了すると、続いて保圧工
程に入りキャビティ21内の樹脂圧が保持されるととも
に樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14側
に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14が
開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とされ
る。そのため、スプルーロックピン25及びエジェクタ
ピン26が配設される。前記スプルーロックピン25は
前記スプルー18と対向して配設され、型開き時に成形
品を保持して可動金型14側に残す。また、前記エジェ
クタピン26は、キャビティ21やランナ19などに先
端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可動金型1
4から分離させて突き落とす。
【0018】前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26の後端に形成されたヘッド部は、エジェクタ
プレート31,32によって挟持され固定される。そし
て、該エジェクタプレート31,32は進退自在に支持
され、前進するのに伴い前記スプルーロックピン25及
びエジェクタピン26を前進させる。なお、エジェクタ
プレート31と可動金型14の間には、エジェクタピン
26を後退させるために図示しないリターンスプリング
が配設される。
【0019】ところで、成形品に対して穴あけ加工を施
すために、可動側パンチ35が配設される。該可動側パ
ンチ35は、エジェクタプレート31,32及び可動金
型14を貫通して前方(図における右方)に延び、先端
がキャビティ21に臨んで成形品に対して穴あけ加工を
施す。そのために、前記可動側パンチ35の先端の周縁
に環状の鋭利なエッジ36が形成され、該エッジ36に
よって凹部が形成される。そして、前記可動側パンチ3
5が前進させられてエッジ36が固定金型12と当接さ
せられることによって樹脂が押し潰され、図示しない穴
を形成することができるようになっている。したがっ
て、可動側パンチ35の精度が低くてもエッジ36が固
定金型12と当接することによって穴を形成することが
できる。
【0020】一方、前記可動側パンチ35の後端に形成
されたヘッド部は、加圧プレート39,40によって挟
持され固定される。そして、該加圧プレート39,40
は、可動プラテンに内蔵された図示しない加圧スリーブ
を介して図示しない加圧シリンダによって進退させられ
る。該加圧シリンダによって、加圧力を制御しながら加
圧プレート39,40を前進させることができる。
【0021】また、前記可動側パンチ35の先端には凹
部が形成され、可動側パンチ35を固定金型12と当接
させたときに前記凹部によってシール部38が形成され
る。そして、該シール部38には穴あけ加工が終了した
時点で樹脂が封じ込められる。ところで、前記可動側パ
ンチ35を固定金型12と当接させたときに、エッジ3
6と固定金型12の間にわずかに樹脂が残る。したがっ
て、可動側パンチ35を後退させると、前記シール部3
8に封じ込められた樹脂はそのまま成形品に形成された
穴内に残留し、成形品部の樹脂との間に樹脂膜を形成す
る。
【0022】したがって、穴内に残留した樹脂が成形品
部の樹脂と共に固化すると、成形品に形成された穴内に
樹脂片が一体的に成形されてしまう。該樹脂片は成形品
を取り出した後に除去することができるが、除去する際
に無理な力が成形品に加わってバリが発生したり成形品
が変形したりすることがある。そこで、前記固定金型1
2における前記可動側パンチ35に対応する位置に、キ
ャビティ21に先端を臨ませて固定側ノックアウトピン
51が進退自在に配設される。この場合、該固定側ノッ
クアウトピン51の断面は前記可動側パンチ35の断面
より小さく設定される。
【0023】そして、前記固定側ノックアウトピン51
の後端にピストン部52が一体的に形成され、該ピスト
ン部52が固定金型12内に形成されたシリンダ室53
に収容される。そして、前記ピストン部52の後方 (図
における右方) に空気室54が形成され、該空気室54
は減圧弁55を介して図示しない圧縮空気源に連通され
る。
【0024】したがって、前記空気室54に空気を供給
することによって固定側ノックアウトピン51を前進さ
せ、空気室54の空気を排出することによって固定側ノ
ックアウトピン51を後退させることができる。この場
合、固定側ノックアウトピン51はシール部38内の樹
脂圧によって後退させられ、前記シール部38に封じ込
められた樹脂の逃げ場を作る。そして、固定側ノックア
ウトピン51を前進させることによって、前記シール部
38に封じ込められた樹脂を成形品部から分離させて押
し出す。
【0025】なお、樹脂をキャビティ21に充填してい
る間は、常時所定の空気圧が空気室54内に加えられ
る。そのために、図示しないスプリングを使用すること
もできる。また、前記固定側ノックアウトピン51を前
進させる時の加圧力は、前記減圧弁55によって調整す
ることができる。
【0026】従来の射出成形方法においては、樹脂がキ
ャビティ60(図2参照)に完全に充填された後に可動
側パンチ63を前進させて成形品に対して穴あけ加工を
施すようになっているが、本発明の射出成形方法におい
ては、樹脂がキャビティ21に完全に充填される前で、
しかも、樹脂のフローフロントが打抜部を通過した直後
に可動側パンチ35を前進させるようにしている。
【0027】ところで、フローフロントには常に新しい
樹脂が現れる。そして、新しい樹脂における固定金型1
2及び可動金型14と接触する部分の固化層は未発達で
あるが、フローフロントが前進するのに伴い、固化層は
発達してその部分の樹脂圧が高くなる。本発明において
は、フローフロントが打抜部を通過した直後に可動側パ
ンチ35を前進させるようにしているので、ウェルドラ
インが発生することがない。また、穴あけ部分において
は固化層が未発達であり、樹脂圧が低い。
【0028】したがって、成形品に対する穴あけ加工が
容易になり、穴の寸法を大きくすることができるととも
に、各種の形状の穴を形成することができる。さらに、
大きな成形品に対しても穴を形成することができる。次
に、本発明の射出成形方法における打抜装置の動作につ
いて説明する。図4は本発明の実施例における穴あけ加
工の第1工程を示す図、図5は本発明の実施例における
穴あけ加工の第2工程を示す図、図6は本発明の実施例
における穴あけ加工の第3工程を示す図、図7は本発明
の実施例における穴あけ加工の第4工程を示す図であ
る。
【0029】図4においては、可動金型14内の可動側
パンチ35は後退位置にあり、固定金型12内の固定側
ノックアウトピン51は前進位置にある。この場合、樹
脂57のフローフロントFが打抜部を通過する前の状態
を示している。図5において、フローフロントFが打抜
部を通過した直後に可動側パンチ35が前進させられ、
樹脂57は可動側パンチ35の先端のエッジ36によっ
てシール部38に封じ込められる。この時、打抜部の樹
脂57の固化層は未発達であるので、前記エッジ36に
よって押し潰された樹脂57は、厚さが2/100〜5
/100〔mm〕程度の樹脂膜を形成する。そして、封
じ込みの際に逃げ場を失った樹脂57は、固定側ノック
アウトピン51を押圧して後退させ、この時形成された
凹部58に進入する。
【0030】図6において、成形品部の樹脂57及びシ
ール部38(図5)に封じ込められた樹脂57は冷却さ
れ、該シール部38に封じ込められた樹脂57によって
樹脂片59が形成される。この時、該樹脂片59は冷却
に伴って径方向に収縮し、その分だけ前記樹脂膜は破断
される。その後、冷却工程中に前記可動側パンチ35が
後退させられ、固定側ノックアウトピン51が前進させ
られると、前記樹脂片59は可動側パンチ35側に移動
させられて成形品部から完全に分離させられる。
【0031】図7において、前記樹脂片59は成形品6
8に形成された穴69内に残留することになるが、軽く
押すだけで除去することができる。なお、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
いて種々変形することが可能であり、それらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば射出成形方法においては、キャビティ内を流れる樹
脂のフローフロントが打抜部を通過した直後に、可動金
型及び固定金型のいずれか一方に配設されたパンチを前
進させ、該パンチの先端のエッジと前記可動金型及び固
定金型の他方の間の樹脂を押し潰すとともに、前記パン
チと可動金型及び固定金型の他方の間に形成されたシー
ル部に樹脂を封じ込めるようにしている。
【0033】この場合、前記エッジを可動金型及び固定
金型の他方と当接させることによって穴が形成されるの
で、パンチの精度を高くする必要がなくなる。したがっ
て、成形品に対する穴あけ加工が容易になり、穴の寸法
を大きくすることができるとともに、各種の形状の穴を
形成することができる。さらに、大きな成形品に対して
も穴を形成することができる。
【0034】本発明の他の射出成形方法においては、前
記シール部に樹脂を封じ込める時に、前記パンチと対向
させて配設されたノックアウトピンを後退させ、その
後、前記パンチを後退させるとともにノックアウトピン
を前進させるようにしている。したがって、シール部に
形成された樹脂片を容易に除去することができる。ま
た、本発明の金型装置においては、固定金型と、該固定
金型と対向させて配設され、キャビティを形成する可動
金型と、先端に凹部が形成され、前記固定金型及び可動
金型のいずれか一方において前記キャビティに先端を臨
ませて進退自在に配設されたパンチと、前記固定金型及
び可動金型の他方において前記キャビティに先端を臨ま
せて進退自在に配設されたノックアウトピンとを有す
る。
【0035】したがって、前記パンチの精度を高くする
必要がなくなるだけでなく、成形品に対する穴あけ加工
が容易になり、穴の寸法を大きくすることができるとと
もに、各種の形状の穴を形成することができる。さら
に、大きな成形品に対しても穴を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における金型装置の断面図であ
る。
【図2】従来の射出成形方法における打抜装置の断面図
である。
【図3】従来の射出成形方法における打抜装置による打
抜状態図である。
【図4】本発明の実施例における穴あけ加工の第1工程
を示す図である。
【図5】本発明の実施例における穴あけ加工の第2工程
を示す図である。
【図6】本発明の実施例における穴あけ加工の第3工程
を示す図である。
【図7】本発明の実施例における穴あけ加工の第4工程
を示す図である。
【符号の説明】
12 固定金型 14 可動金型 21 キャビティ 35 可動側パンチ 36 エッジ 38 シール部 51 固定側ノックアウトピン 57 樹脂 F フローフロント

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)キャビティ内を流れる樹脂のフロ
    ーフロントが打抜部を通過した直後に、可動金型及び固
    定金型のいずれか一方に配設されたパンチを前進させ、
    (b)該パンチの先端のエッジと前記可動金型及び固定
    金型の他方の間の樹脂を押し潰すとともに、(c)前記
    パンチと可動金型及び固定金型の他方の間に形成された
    シール部に樹脂を封じ込めることを特徴とする射出成形
    方法。
  2. 【請求項2】 (a)前記シール部に樹脂を封じ込める
    時に、前記パンチと対向させて配設されたノックアウト
    ピンを後退させ、(b)その後、前記パンチを後退させ
    るとともにノックアウトピンを前進させる請求項1に記
    載の射出成形方法。
  3. 【請求項3】 (a)固定金型と、(b)該固定金型と
    対向させて配設され、キャビティを形成する可動金型
    と、(c)先端に凹部が形成され、前記固定金型及び可
    動金型のいずれか一方において前記キャビティに先端を
    臨ませて進退自在に配設されたパンチと、(d)前記固
    定金型及び可動金型の他方において前記キャビティに先
    端を臨ませて進退自在に配設されたノックアウトピンと
    を有することを特徴とする金型装置。
JP29796593A 1993-11-29 1993-11-29 射出成形方法及び金型装置 Withdrawn JPH07148797A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220546A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Seiko Epson Corp 射出成形装置及び射出成形品の成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220546A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Seiko Epson Corp 射出成形装置及び射出成形品の成形方法

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