JPH07148358A - カプセル玩具 - Google Patents
カプセル玩具Info
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- JPH07148358A JPH07148358A JP32577793A JP32577793A JPH07148358A JP H07148358 A JPH07148358 A JP H07148358A JP 32577793 A JP32577793 A JP 32577793A JP 32577793 A JP32577793 A JP 32577793A JP H07148358 A JPH07148358 A JP H07148358A
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- Japan
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- capsule
- toy
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- wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カプセル内部に人形などを収納して自動販売
機で販売されるカプセル玩具において、カプセル自体を
玩具の部品とし、様々な種類の玩具を組み立てることが
できるようにする。また、カプセルの離脱防止策が低価
格で行なえるようにする。 【構成】 カプセル構成部材１，２で構成されるカプセ
ル内部には、玩具を組立てるための部品３が収納されて
いる。カプセル構成部材１の切り口11には、切欠４が所
定数設けられており、この切欠４に部品３の一部又は全
てを嵌入させて玩具を形成し得るようになっている。ま
た、カプセルの離脱防止策として、カプセル構成部材２
の内壁には、カプセル構成部材１の切り口11を狭持する
ためのリブ2bが所定数設けられている。
機で販売されるカプセル玩具において、カプセル自体を
玩具の部品とし、様々な種類の玩具を組み立てることが
できるようにする。また、カプセルの離脱防止策が低価
格で行なえるようにする。 【構成】 カプセル構成部材１，２で構成されるカプセ
ル内部には、玩具を組立てるための部品３が収納されて
いる。カプセル構成部材１の切り口11には、切欠４が所
定数設けられており、この切欠４に部品３の一部又は全
てを嵌入させて玩具を形成し得るようになっている。ま
た、カプセルの離脱防止策として、カプセル構成部材２
の内壁には、カプセル構成部材１の切り口11を狭持する
ためのリブ2bが所定数設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カプセル内部に人形な
どを収納して自動販売機で販売されるカプセル玩具に関
する。
どを収納して自動販売機で販売されるカプセル玩具に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ショッピングセンターのデットスペース
やオモチャ売場の片隅、或いは駄菓子屋の店頭などに
は、ガチャガチャと呼ばれる自動販売機が設置されてい
る。この自動販売機は、コインを投入口に入れてガチャ
ガチャとハンドルを回すと、小型玩具が入っているカプ
セル（いわゆるカプセル玩具）が商品取出口から出てく
るようになっている。
やオモチャ売場の片隅、或いは駄菓子屋の店頭などに
は、ガチャガチャと呼ばれる自動販売機が設置されてい
る。この自動販売機は、コインを投入口に入れてガチャ
ガチャとハンドルを回すと、小型玩具が入っているカプ
セル（いわゆるカプセル玩具）が商品取出口から出てく
るようになっている。
【０００３】このカプセル玩具は、テレビの漫画番組の
人気キャラクター人形や消しゴム人形などの子供向けの
小型玩具を自動販売機で販売できるようにしたもので、
自動販売機で扱いやすいように、球状のカプセル内に小
型玩具が入れられている。そのため、購入目的である小
型玩具をカプセルから取出すと、子供はカプセルを捨て
てしまうの通常である。そこで、最近ではカプセルの一
部の形状等を工夫することによって、玩具を取り出した
後もカプセル自体で遊べるようにしたカプセル玩具が考
案されている。
人気キャラクター人形や消しゴム人形などの子供向けの
小型玩具を自動販売機で販売できるようにしたもので、
自動販売機で扱いやすいように、球状のカプセル内に小
型玩具が入れられている。そのため、購入目的である小
型玩具をカプセルから取出すと、子供はカプセルを捨て
てしまうの通常である。そこで、最近ではカプセルの一
部の形状等を工夫することによって、玩具を取り出した
後もカプセル自体で遊べるようにしたカプセル玩具が考
案されている。
【０００４】図５は、カプセル自体で遊べる工夫がされ
たカプセル玩具の構成例を示す外観斜視図であり、同図
に示すように、カプセルは二つの半球状の構成部材100,
200で構成され、カプセル内部には小型玩具302 の他に
吸盤部品301 が収納されている。そして、片方のカプセ
ル構成部材100 には切欠400 が設けられており、吸盤部
品301 を切欠400 に嵌合させてカプセルに取り付けるこ
とによって、小型玩具302 を取り出した後も、例えば、
図６に示すように他のカプセルと連結したり、壁面に付
けたりしてカプセル自体で遊べるようになっている（実
開平５−３７２９２号参照）。
たカプセル玩具の構成例を示す外観斜視図であり、同図
に示すように、カプセルは二つの半球状の構成部材100,
200で構成され、カプセル内部には小型玩具302 の他に
吸盤部品301 が収納されている。そして、片方のカプセ
ル構成部材100 には切欠400 が設けられており、吸盤部
品301 を切欠400 に嵌合させてカプセルに取り付けるこ
とによって、小型玩具302 を取り出した後も、例えば、
図６に示すように他のカプセルと連結したり、壁面に付
けたりしてカプセル自体で遊べるようになっている（実
開平５−３７２９２号参照）。
【０００５】一方、二つの半球状の構成部材100,200 を
嵌合させるための嵌合部は、図７（Ａ）に示すように、
カプセル構成部材100 の切り口外壁と，カプセル構成部
材200 の切り口内壁とにそれぞれ環溝を有する環状肉薄
部100a,200a が設けられた簡単な構造としているのが一
般的である。しかしながら、同図のような構造では、商
品の移送中等にカプセルが離脱してしまうことがあり、
従来は、同図（Ｂ）に示すような粘着シール500 を２枚
用い、それぞれの粘着シール500 を嵌合部分（同図
（Ａ）参照）に貼ることで離脱防止が図られている。
嵌合させるための嵌合部は、図７（Ａ）に示すように、
カプセル構成部材100 の切り口外壁と，カプセル構成部
材200 の切り口内壁とにそれぞれ環溝を有する環状肉薄
部100a,200a が設けられた簡単な構造としているのが一
般的である。しかしながら、同図のような構造では、商
品の移送中等にカプセルが離脱してしまうことがあり、
従来は、同図（Ｂ）に示すような粘着シール500 を２枚
用い、それぞれの粘着シール500 を嵌合部分（同図
（Ａ）参照）に貼ることで離脱防止が図られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のカプセル玩具では、カプセル自体で遊べるようには
工夫されているが、カプセルと吸盤部品とを組立てた形
状は同一種類であり、他のカプセルと連結して芋虫のよ
うな形状にできるものの、多様性に欠けるという欠点が
あった。そのため、子供は最初のうちは興味を示すが、
カプセルの数が多くなるとやはり捨てられてしまうとい
う欠点があった。
来のカプセル玩具では、カプセル自体で遊べるようには
工夫されているが、カプセルと吸盤部品とを組立てた形
状は同一種類であり、他のカプセルと連結して芋虫のよ
うな形状にできるものの、多様性に欠けるという欠点が
あった。そのため、子供は最初のうちは興味を示すが、
カプセルの数が多くなるとやはり捨てられてしまうとい
う欠点があった。
【０００７】また、離脱防止のために粘着シールを使用
していたため、そのコストの分、玩具にかけるコストを
下げなければならないという欠点があった。また、例え
ば、離脱防止のために嵌合部の構造を“ねじ式”とした
ものもあったが、カプセルの成型コストが高くなってし
まい、やはり、玩具にかけるコストを下げなければなら
ないうという欠点があった。
していたため、そのコストの分、玩具にかけるコストを
下げなければならないという欠点があった。また、例え
ば、離脱防止のために嵌合部の構造を“ねじ式”とした
ものもあったが、カプセルの成型コストが高くなってし
まい、やはり、玩具にかけるコストを下げなければなら
ないうという欠点があった。
【０００８】本発明は上述した事情から成されたもので
あり、本発明の目的は、カプセル自体を玩具の部品と
し、様々な種類の玩具を組み立てることができるカプセ
ル玩具を提供することにある。また、カプセルの離脱防
止策が低価格で行なえるカプセル玩具を提供することに
ある。
あり、本発明の目的は、カプセル自体を玩具の部品と
し、様々な種類の玩具を組み立てることができるカプセ
ル玩具を提供することにある。また、カプセルの離脱防
止策が低価格で行なえるカプセル玩具を提供することに
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、カプセル内部
に人形などを収納して自動販売機で販売されるカプセル
玩具に関するものであり、本発明の上記目的は、カプセ
ルと、そのカプセル内部に収納された部品とから成り、
上記カプセルを構成するカプセル構成部材と前記部品と
を組立てて玩具を形成し得るようにすることによって達
成される。
に人形などを収納して自動販売機で販売されるカプセル
玩具に関するものであり、本発明の上記目的は、カプセ
ルと、そのカプセル内部に収納された部品とから成り、
上記カプセルを構成するカプセル構成部材と前記部品と
を組立てて玩具を形成し得るようにすることによって達
成される。
【００１０】また、カプセルの離脱防止策については、
二つの半球状のカプセル構成部材の切り口を互いに嵌合
させて略球体が形成されるカプセルにおいて、上記半球
状の第１のカプセル構成部材の切り口の外壁に環溝を有
する環状肉薄部を設け、上記半球状の第２のカプセル構
成部材の切り口の内壁に上記第１のカプセル構成部材の
環状肉薄部に嵌合する環状肉薄部を設けると共に、上記
第２のカプセル構成部材の切り口内壁の近傍に、その近
傍から切り口に向かって突起する所定数のリブを設け、
上記第２のカプセル構成部材の内壁と上記リブとの間に
第１の上記カプセル構成部材の切り口を嵌入し、上記そ
れぞれの環状肉薄部で嵌合させると共に、上記第２のカ
プセル構成部材の内壁と上記リブとで上記第１のカプセ
ル構成部材の切り口を挟持させるようにすることによっ
て達成される。
二つの半球状のカプセル構成部材の切り口を互いに嵌合
させて略球体が形成されるカプセルにおいて、上記半球
状の第１のカプセル構成部材の切り口の外壁に環溝を有
する環状肉薄部を設け、上記半球状の第２のカプセル構
成部材の切り口の内壁に上記第１のカプセル構成部材の
環状肉薄部に嵌合する環状肉薄部を設けると共に、上記
第２のカプセル構成部材の切り口内壁の近傍に、その近
傍から切り口に向かって突起する所定数のリブを設け、
上記第２のカプセル構成部材の内壁と上記リブとの間に
第１の上記カプセル構成部材の切り口を嵌入し、上記そ
れぞれの環状肉薄部で嵌合させると共に、上記第２のカ
プセル構成部材の内壁と上記リブとで上記第１のカプセ
ル構成部材の切り口を挟持させるようにすることによっ
て達成される。
【００１１】
【作用】本発明にあっては、カプセルを構成するカプセ
ル構成部材と、そのカプセル内部に収納された部品とを
組立てて玩具を形成できるので、カプセル自体が玩具の
一部品となり、子供がカプセルを捨ててしまうことがな
くなる。また、様々な種類の収納部品を用意することに
より多様な玩具を提供することができる。さらに、カプ
セルに収納される部品の構成を、部品同志が嵌合できる
部品や、玩具の一部の形状が描かれた粘着シールで構成
するようにすることにより、更に多様な玩具を提供する
ことができる。
ル構成部材と、そのカプセル内部に収納された部品とを
組立てて玩具を形成できるので、カプセル自体が玩具の
一部品となり、子供がカプセルを捨ててしまうことがな
くなる。また、様々な種類の収納部品を用意することに
より多様な玩具を提供することができる。さらに、カプ
セルに収納される部品の構成を、部品同志が嵌合できる
部品や、玩具の一部の形状が描かれた粘着シールで構成
するようにすることにより、更に多様な玩具を提供する
ことができる。
【００１２】また、カプセル構成部材のそれぞれの環状
肉薄部で嵌合させると共に、一方のカプセル構成部材の
切り口内壁の近傍に、その近傍から切り口に向かって突
起する所定数のリブを設け、カプセル構成部材の内壁と
リブとで他方のカプセル構成部材の切り口を挟持させる
構造としているので、商品移送中等にカプセルが離脱し
てしまうことがなくなる。
肉薄部で嵌合させると共に、一方のカプセル構成部材の
切り口内壁の近傍に、その近傍から切り口に向かって突
起する所定数のリブを設け、カプセル構成部材の内壁と
リブとで他方のカプセル構成部材の切り口を挟持させる
構造としているので、商品移送中等にカプセルが離脱し
てしまうことがなくなる。
【００１３】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図１は、本発明のカプセル玩具の構
成例を示す外観斜視図であり、カプセルは二つの半球上
のカプセル構成部材１，２で構成され、カプセル内部に
は、玩具（同図の例では、キャラクタ人形）を組立てる
ための部品３が収納されている。略球体のカプセルを構
成する一方の半球状のカプセル構成部材１の切り口11に
は、部品３の一部又は全てが嵌合される切欠４が所定数
設けられており、部品３の一部又は全てを嵌入させて玩
具を形成し得るようになっている。
て詳細に説明する。図１は、本発明のカプセル玩具の構
成例を示す外観斜視図であり、カプセルは二つの半球上
のカプセル構成部材１，２で構成され、カプセル内部に
は、玩具（同図の例では、キャラクタ人形）を組立てる
ための部品３が収納されている。略球体のカプセルを構
成する一方の半球状のカプセル構成部材１の切り口11に
は、部品３の一部又は全てが嵌合される切欠４が所定数
設けられており、部品３の一部又は全てを嵌入させて玩
具を形成し得るようになっている。
【００１４】同図の例では、カプセル構成部材１の切り
口11に、５個の切欠４が所定位置に設けられ、部品31a,
31b,31c,31d,31e に、それぞれ切欠４と嵌合する環溝が
設けられている。また、部品31f,31g は、棒状の突起部
312 が設けられており、それぞれ部品31b,31a に設けら
れた孔311 に嵌入して部品同志が嵌合するようになって
いる。そして、部品３としては、これらの部品31a 〜31
g と粘着シール32とで構成され、粘着シール32には、玩
具の一部の形状が描かれれている。同図の例は透明シー
ルにキャラクター人形の顔が描かれた粘着シール32の例
を示しており、粘着シール32の裏には、完成時の玩具の
正面図が印刷された用紙（図示せず）が粘着されてい
る。そして、この用紙の完成図を見ながら、カプセル構
成部材１，２と部品３とから玩具を組立てるようになっ
ている。
口11に、５個の切欠４が所定位置に設けられ、部品31a,
31b,31c,31d,31e に、それぞれ切欠４と嵌合する環溝が
設けられている。また、部品31f,31g は、棒状の突起部
312 が設けられており、それぞれ部品31b,31a に設けら
れた孔311 に嵌入して部品同志が嵌合するようになって
いる。そして、部品３としては、これらの部品31a 〜31
g と粘着シール32とで構成され、粘着シール32には、玩
具の一部の形状が描かれれている。同図の例は透明シー
ルにキャラクター人形の顔が描かれた粘着シール32の例
を示しており、粘着シール32の裏には、完成時の玩具の
正面図が印刷された用紙（図示せず）が粘着されてい
る。そして、この用紙の完成図を見ながら、カプセル構
成部材１，２と部品３とから玩具を組立てるようになっ
ている。
【００１５】図２は、図１のカプセル玩具の組立て完成
後の状態を示す正面図であり、カプセル部材と、カプセ
ルに収納された様々な種類の部品とを組立てることによ
り、同図のような戦士のキャラクター人形等、各種のキ
ャラクター人形を始め、多様な玩具をカプセル玩具とし
て提供することができる。なお、部品３の構成は、玩具
の種類によって異なり、切欠４と対応しない部品の数は
完成時の玩具の形状によって決まるものである。
後の状態を示す正面図であり、カプセル部材と、カプセ
ルに収納された様々な種類の部品とを組立てることによ
り、同図のような戦士のキャラクター人形等、各種のキ
ャラクター人形を始め、多様な玩具をカプセル玩具とし
て提供することができる。なお、部品３の構成は、玩具
の種類によって異なり、切欠４と対応しない部品の数は
完成時の玩具の形状によって決まるものである。
【００１６】図３は、カプセル玩具のカプセルの構造の
一例を示す図である。同図（Ａ）はカプセルの正面図、
同図（Ｂ）はカプセルの背面図、同図（Ｃ）は右側面図
をそれぞれ示している。さらに、同図（Ｄ），同図
（Ｅ）は、カプセル構成部材１，２の側面図をそれぞれ
示し、同図（Ｆ），同図（Ｇ）は、カプセル内側から見
た図（背面図）をそれぞれ示している。カプセルを構成
する半球状の構成部材１，２は、例えば、それぞれ色付
きのプラスチック製で、完成する玩具の種類に応じて様
々な色のものが用意される。
一例を示す図である。同図（Ａ）はカプセルの正面図、
同図（Ｂ）はカプセルの背面図、同図（Ｃ）は右側面図
をそれぞれ示している。さらに、同図（Ｄ），同図
（Ｅ）は、カプセル構成部材１，２の側面図をそれぞれ
示し、同図（Ｆ），同図（Ｇ）は、カプセル内側から見
た図（背面図）をそれぞれ示している。カプセルを構成
する半球状の構成部材１，２は、例えば、それぞれ色付
きのプラスチック製で、完成する玩具の種類に応じて様
々な色のものが用意される。
【００１７】同図（Ｄ）に示すように、カプセル構成部
材１の切り口11の外壁には、環溝を有する環状肉薄部1a
が設けられ、切り口11に部品の一部又は全てが嵌合され
る切欠４が所定数（同図の例では５個）設けられてい
る。また、カプセル構成部材２の切り口内壁には、カプ
セル構成部材１の環状肉薄部1aと嵌合する環状肉薄部が
設けられており、さらに、切り口内壁の近傍に、その近
傍から切り口に向かって突起する所定数（同図の例では
８個）のリブ2bが設けられている（同図（Ｇ）参照）。
材１の切り口11の外壁には、環溝を有する環状肉薄部1a
が設けられ、切り口11に部品の一部又は全てが嵌合され
る切欠４が所定数（同図の例では５個）設けられてい
る。また、カプセル構成部材２の切り口内壁には、カプ
セル構成部材１の環状肉薄部1aと嵌合する環状肉薄部が
設けられており、さらに、切り口内壁の近傍に、その近
傍から切り口に向かって突起する所定数（同図の例では
８個）のリブ2bが設けられている（同図（Ｇ）参照）。
【００１８】すなわち、カプセル構成部材２のリブ2b
は、図４に示すように、挿入されたカプセル構成部材１
の切り口を狭持するように設けられている。そして、カ
プセル構成部材１とカプセル構成部材２とを切り口で合
わせて球体のカプセルとする際、それぞれの環状肉薄部
1a,2a で嵌合させると共に、カプセル構成部材２の内壁
とリブ2bとでカプセル構成部材１の切り口を挟持させる
ようになっている。このように、従来の嵌合構造にリブ
2bを追加するだけで、商品の移送中等に生じるカプセル
の離脱を防止することができる。
は、図４に示すように、挿入されたカプセル構成部材１
の切り口を狭持するように設けられている。そして、カ
プセル構成部材１とカプセル構成部材２とを切り口で合
わせて球体のカプセルとする際、それぞれの環状肉薄部
1a,2a で嵌合させると共に、カプセル構成部材２の内壁
とリブ2bとでカプセル構成部材１の切り口を挟持させる
ようになっている。このように、従来の嵌合構造にリブ
2bを追加するだけで、商品の移送中等に生じるカプセル
の離脱を防止することができる。
【００１９】なお、上述した実施例においては、二つの
半球状のカプセル構成部材の切り口を互いに嵌合させて
略球体が形成されるカプセルを例として説明したが、カ
プセルの形状は略球体に限るものではない。つまり、自
動販売機で扱いやすい形状であれば、多面体のものでも
良く、カプセル構成部材の数を複数で構成するようにし
ても良い。また、完成される玩具の種類はキャラクタ人
形を例として挙げたが、カプセルを玩具の一部品として
成る形状の玩具であれば良く、キャラクタ人形に限るも
のではない。さらに、部品の嵌合は、一方のカプセル構
成部材の切り口に切欠を設けて嵌入させることで行なう
例を示したが、カプセル構成部材の所定位置に所定数の
孔を設け、これらの孔に、部品に設けられた突起部を嵌
入させる構成としても良い。
半球状のカプセル構成部材の切り口を互いに嵌合させて
略球体が形成されるカプセルを例として説明したが、カ
プセルの形状は略球体に限るものではない。つまり、自
動販売機で扱いやすい形状であれば、多面体のものでも
良く、カプセル構成部材の数を複数で構成するようにし
ても良い。また、完成される玩具の種類はキャラクタ人
形を例として挙げたが、カプセルを玩具の一部品として
成る形状の玩具であれば良く、キャラクタ人形に限るも
のではない。さらに、部品の嵌合は、一方のカプセル構
成部材の切り口に切欠を設けて嵌入させることで行なう
例を示したが、カプセル構成部材の所定位置に所定数の
孔を設け、これらの孔に、部品に設けられた突起部を嵌
入させる構成としても良い。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明のカプセル玩具によ
れば、カプセルを構成するカプセル構成部材と、そのカ
プセル内部に収納された部品とを組立てて玩具を形成で
きるので、今までにないカプセル玩具を提供することが
できると共に、カプセル自体が玩具の一部品となってい
るので、子供がカプセルを捨ててしまうことがなくな
る。また、様々な種類の収納部品を用意することにより
多様な玩具を提供することができる。さらに、カプセル
に収納される部品の構成を、部品同志が嵌合できる部品
や、玩具の一部の形状が描かれた粘着シールで構成する
ようにすることにより、更に多様な玩具を提供すること
ができる。そのため、様々な玩具を自分で組立てて遊ぶ
ことができるので、部品を組立てて物を作ることに子供
が興味を持つようになる。
れば、カプセルを構成するカプセル構成部材と、そのカ
プセル内部に収納された部品とを組立てて玩具を形成で
きるので、今までにないカプセル玩具を提供することが
できると共に、カプセル自体が玩具の一部品となってい
るので、子供がカプセルを捨ててしまうことがなくな
る。また、様々な種類の収納部品を用意することにより
多様な玩具を提供することができる。さらに、カプセル
に収納される部品の構成を、部品同志が嵌合できる部品
や、玩具の一部の形状が描かれた粘着シールで構成する
ようにすることにより、更に多様な玩具を提供すること
ができる。そのため、様々な玩具を自分で組立てて遊ぶ
ことができるので、部品を組立てて物を作ることに子供
が興味を持つようになる。
【００２１】また、一方のカプセル構成部材に所定数の
リブを設け、カプセル構成部材の嵌合部を狭持する構造
とすることによって、商品移送中等に生じるカプセルの
離脱を回避でき、従来のような粘着シール等、コストの
かかる離脱防止策が不要となる。そのため、カプセルが
安価に製造できるので、そのコストの分を玩具に反映す
ることができるようになる。
リブを設け、カプセル構成部材の嵌合部を狭持する構造
とすることによって、商品移送中等に生じるカプセルの
離脱を回避でき、従来のような粘着シール等、コストの
かかる離脱防止策が不要となる。そのため、カプセルが
安価に製造できるので、そのコストの分を玩具に反映す
ることができるようになる。
【図１】本発明のカプセル玩具の構成例を示す外観斜視
図である。
図である。
【図２】図１のカプセル玩具の組立て完成後の状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図３】本発明のカプセル玩具におけるカプセルの構造
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図４】本発明のカプセル玩具における離脱防止策を説
明するための図である。
明するための図である。
【図５】従来のカプセル玩具の構成例を示す外観斜視図
である。
である。
【図６】従来のカプセル玩具におけるカプセルの利用例
を示す図である。
を示す図である。
【図７】従来のカプセル玩具における離脱防止策を説明
するための図である。
するための図である。
１，２ カプセル構成部材 11，21 切り口 1a，2a 環状肉薄部 2b リブ ３ 部品 32 粘着シール ４ 切欠
Claims (6)
- 【請求項１】 カプセル内部に人形などを収納して自動
販売機で販売されるカプセル玩具において、カプセル
と、そのカプセル内部に収納された部品とから成り、前
記カプセルを構成するカプセル構成部材と前記部品とを
組立てて玩具を形成し得るようにしたことを特徴とする
カプセル玩具。 - 【請求項２】 前記カプセルは、二つの半球状のカプセ
ル構成部材の切り口を互いに嵌合させて略球体が形成さ
れるカプセルであって、一方の前記半球状のカプセル構
成部材の切り口に前記部品の一部又は全てが嵌合される
切欠を所定数設け、前記部品の一部又は全てを嵌入させ
て前記玩具を形成し得るようにした請求項１に記載のカ
プセル玩具。 - 【請求項３】 前記部品は、部品同志が嵌合し得るよう
になっている請求項１又は請求項２に記載のカプセル玩
具。 - 【請求項４】 前記部品は、その一部が、前記玩具の一
部の形状が描かれた粘着シールで構成される請求項１、
請求項２又は請求項３に記載のカプセル玩具。 - 【請求項５】 前記形成される玩具は、キャラクター人
形である請求項１、請求項２、請求項３又は請求項４に
記載のカプセル玩具。 - 【請求項６】 前記半球状の第１のカプセル構成部材の
切り口の外壁に環溝を有する環状肉薄部を設け、前記半
球状の第２のカプセル構成部材の切り口の内壁に前記第
１のカプセル構成部材の環状肉薄部に嵌合する環状肉薄
部を設けると共に、前記第２のカプセル構成部材の切り
口内壁の近傍に、その近傍から切り口に向かって突起す
る所定数のリブを設け、前記第２のカプセル構成部材の
内壁と前記リブとの間に第１の前記カプセル構成部材の
切り口を嵌入し、前記それぞれの環状肉薄部で嵌合させ
ると共に、前記第２のカプセル構成部材の内壁と前記リ
ブとで前記第１のカプセル構成部材の切り口を挟持させ
るようにした請求項２、請求項３、請求項４又は請求項
５に記載のカプセル玩具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32577793A JPH07148358A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | カプセル玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32577793A JPH07148358A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | カプセル玩具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148358A true JPH07148358A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18180504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32577793A Pending JPH07148358A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | カプセル玩具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07148358A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-12-01 JP JP32577793A patent/JPH07148358A/ja active Pending
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