JPH0727976Y2 - 表情可変式発音玩具 - Google Patents
表情可変式発音玩具Info
- Publication number
- JPH0727976Y2 JPH0727976Y2 JP40712390U JP40712390U JPH0727976Y2 JP H0727976 Y2 JPH0727976 Y2 JP H0727976Y2 JP 40712390 U JP40712390 U JP 40712390U JP 40712390 U JP40712390 U JP 40712390U JP H0727976 Y2 JPH0727976 Y2 JP H0727976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- sounding
- sliding
- toy
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作すると、表情を変
化させながら音を発する玩具に関するものである。
化させながら音を発する玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばチューインガムやラムネ菓子の如
く、粒状のものを容器から出すときに、取り出し口を開
閉させて中味を振り出すものは公知である。この種のも
のは子供向けのため各種のキャラクタその他よりなる装
飾を設けることが多いが、シールを貼り付ける程度で面
白味に欠ける傾向がある。その原因は容器の一部という
性質上、コスト高になっては困る、ということである場
合が多い。
く、粒状のものを容器から出すときに、取り出し口を開
閉させて中味を振り出すものは公知である。この種のも
のは子供向けのため各種のキャラクタその他よりなる装
飾を設けることが多いが、シールを貼り付ける程度で面
白味に欠ける傾向がある。その原因は容器の一部という
性質上、コスト高になっては困る、ということである場
合が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記のような
点に着目してなされたものでその課題は非常に簡便な構
造で表情を変化させると同時に奇声を発するなど、低コ
ストで顕著な効果を発揮するようにすることにある。
点に着目してなされたものでその課題は非常に簡便な構
造で表情を変化させると同時に奇声を発するなど、低コ
ストで顕著な効果を発揮するようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、天面1が閉じ、底部が開いた中空な内部を有
する筒状の本体2の側面に、眼孔3と口孔4とを開口
し、前記本体2の内部に底部から天面方向へ摺動可能か
つ回転は不可能なように摺動体5を組込み、前記眼孔等
を通じて透視される摺動体5の側面に笑顔、怒り顔、心
配顔その他の表情の内の複数種の表情をあらわすための
図柄6a、6b…を摺動方向に設け、摺動体5の適所
に、本体2から外部へ突出し、該摺動体5を外部操作す
るための操作子7と、その操作の過程で本体側と接触し
音を出す発音部8とを設け、摺動体5の下部にはこれを
操作力に抗して原位置へ復帰させるばね手段9を設ける
とともに、本体2の底部にばね手段9を受け止める押え
10を設けるという手段を講じたものである。
本考案は、天面1が閉じ、底部が開いた中空な内部を有
する筒状の本体2の側面に、眼孔3と口孔4とを開口
し、前記本体2の内部に底部から天面方向へ摺動可能か
つ回転は不可能なように摺動体5を組込み、前記眼孔等
を通じて透視される摺動体5の側面に笑顔、怒り顔、心
配顔その他の表情の内の複数種の表情をあらわすための
図柄6a、6b…を摺動方向に設け、摺動体5の適所
に、本体2から外部へ突出し、該摺動体5を外部操作す
るための操作子7と、その操作の過程で本体側と接触し
音を出す発音部8とを設け、摺動体5の下部にはこれを
操作力に抗して原位置へ復帰させるばね手段9を設ける
とともに、本体2の底部にばね手段9を受け止める押え
10を設けるという手段を講じたものである。
【0005】前記の如く構成される本考案の玩具は、本
体2の底部に押え10を取付けるが、この押えとして容
器11を本体2に接続したときは菓子等の振り出し容器
になり、(第2図(a))、また容器を用いず単なる底
蓋14を組合せることにより玩具そのものとなる((第
2図(b))。
体2の底部に押え10を取付けるが、この押えとして容
器11を本体2に接続したときは菓子等の振り出し容器
になり、(第2図(a))、また容器を用いず単なる底
蓋14を組合せることにより玩具そのものとなる((第
2図(b))。
【0006】操作子7をばね手段9に抗して押すことに
より、眼孔3と口孔4から透視される図柄6a、6bが
別の図柄6a´、6b´に変化し(第1図、第4図
(a)、(b))、この変化の前後で笑顔、怒り顔、心
配顔その他の表情の内から2種又はそれ以上に表情が変
化する。
より、眼孔3と口孔4から透視される図柄6a、6bが
別の図柄6a´、6b´に変化し(第1図、第4図
(a)、(b))、この変化の前後で笑顔、怒り顔、心
配顔その他の表情の内から2種又はそれ以上に表情が変
化する。
【0007】前記振り出し容器11を用いるときは、口
孔4が操作子7の操作で開くようになる。しかも本考案
では操作子7の操作過程で音を出す発音部8を有するの
で、表情を変える途中で或いは変えながら例えば「ケケ
ケ…」と音を出すことになり更に興趣が増す。
孔4が操作子7の操作で開くようになる。しかも本考案
では操作子7の操作過程で音を出す発音部8を有するの
で、表情を変える途中で或いは変えながら例えば「ケケ
ケ…」と音を出すことになり更に興趣が増す。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して説明する。
【0009】各図に示されるように、本体2は天面1が
閉じ、底部が開いた中空な内部を有する円筒状のもの
で、その側面に双眼をなす左右の眼孔3L、3Rと、口
を模した口孔4とが開口されている。15は眼孔上部の
眉、16は眼孔3と口孔4との間の鼻、17は頭髪で、
全体として鬼の顔となるようにデザインされ、例えば青
色又は赤色に樹脂成形によって形成される。
閉じ、底部が開いた中空な内部を有する円筒状のもの
で、その側面に双眼をなす左右の眼孔3L、3Rと、口
を模した口孔4とが開口されている。15は眼孔上部の
眉、16は眼孔3と口孔4との間の鼻、17は頭髪で、
全体として鬼の顔となるようにデザインされ、例えば青
色又は赤色に樹脂成形によって形成される。
【0010】摺動体5は、円筒状本体の中空部内で底部
から天面方向へ摺動可能に組込まれている。該摺動体5
の頂部に1本角が操作子7として一体に設けられてお
り、この角即ち操作子7は略半円状に形成され、本体天
面1に形成された略半円状の回り止め孔18から上方へ
突出して摺動体5が回らないように係合している。19
は本体内面の突条で、摺動体上部に設けられた凹部20
と係合し、回り止めをより確実にしている。
から天面方向へ摺動可能に組込まれている。該摺動体5
の頂部に1本角が操作子7として一体に設けられてお
り、この角即ち操作子7は略半円状に形成され、本体天
面1に形成された略半円状の回り止め孔18から上方へ
突出して摺動体5が回らないように係合している。19
は本体内面の突条で、摺動体上部に設けられた凹部20
と係合し、回り止めをより確実にしている。
【0011】操作子7の裏面には、摺動方向に並んだ掛
止部12が設けられ、回り止め孔18に突出した発音片
13がその掛止部12と接触して擬音を出す。これらは
発音部8を構成し、掛止部12と発音片13の形態は目
的とする音に応じて変えられる。
止部12が設けられ、回り止め孔18に突出した発音片
13がその掛止部12と接触して擬音を出す。これらは
発音部8を構成し、掛止部12と発音片13の形態は目
的とする音に応じて変えられる。
【0012】摺動体5の、前記眼孔等を通じて透視され
る面には、操作子7の操作前後で摺動する2箇所の位置
に、2種類の眼の図柄6a、6bと、2種類の口の図柄
6a´、6b´とが、シールの貼付等適当な手段によっ
て設けられている。これらの図柄6a、6b、6a´、
6b´は前述のように笑顔、怒り顔、心配顔その他の各
種の表情の中から適当な2種を選んで設ける。中途に第
3…の図柄等を設けることも可能である。
る面には、操作子7の操作前後で摺動する2箇所の位置
に、2種類の眼の図柄6a、6bと、2種類の口の図柄
6a´、6b´とが、シールの貼付等適当な手段によっ
て設けられている。これらの図柄6a、6b、6a´、
6b´は前述のように笑顔、怒り顔、心配顔その他の各
種の表情の中から適当な2種を選んで設ける。中途に第
3…の図柄等を設けることも可能である。
【0013】この内、操作後の口孔4と重なるべき口の
図柄6b´は開口とされ、内部と通じ、粒状物Pの通過
が可能なようになっており、それによりラムネ菓子、チ
ューインガム等の容器として使用される場合に対応して
いる。
図柄6b´は開口とされ、内部と通じ、粒状物Pの通過
が可能なようになっており、それによりラムネ菓子、チ
ューインガム等の容器として使用される場合に対応して
いる。
【0014】ばね手段9が摺動体5の下部に設けられて
いる。該ばね手段9は摺動体5と略同径のリング21と
をばね片22で連絡したもので、摺動体5と一体形成さ
れ、摺動体5を本体2の天面方向へ押し戻す作用をす
る。
いる。該ばね手段9は摺動体5と略同径のリング21と
をばね片22で連絡したもので、摺動体5と一体形成さ
れ、摺動体5を本体2の天面方向へ押し戻す作用をす
る。
【0015】そのばね手段9を受け止める押え10は、
振り出し容器11又は底蓋14のいずれかを撰択的に使
用することができる。これらはいずれも本体2に開いた
底部に嵌合され、玩具又は玩具付き振り出し容器を完成
する。
振り出し容器11又は底蓋14のいずれかを撰択的に使
用することができる。これらはいずれも本体2に開いた
底部に嵌合され、玩具又は玩具付き振り出し容器を完成
する。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、本件2と摺動体5及びばね押え部材
の3部材で組立てられる非常に簡便な構造を有し、操作
子7をばね手段9に抗して操作すると眼孔3と口孔4か
ら透視される眼及び口の図柄6a、6b…が変って表情
を変化させ、かつ同時に発音部8にて音を発するので、
低コストで変化に富んだ、興趣のある玩具を提供できる
効果を奏する。
るものであるから、本件2と摺動体5及びばね押え部材
の3部材で組立てられる非常に簡便な構造を有し、操作
子7をばね手段9に抗して操作すると眼孔3と口孔4か
ら透視される眼及び口の図柄6a、6b…が変って表情
を変化させ、かつ同時に発音部8にて音を発するので、
低コストで変化に富んだ、興趣のある玩具を提供できる
効果を奏する。
【図1】分解斜視図である。
【図2】(a)は使用状態の斜視図である。(b)は使
用状態の斜視図である。
用状態の斜視図である。
【図3】発音部の斜視図である。
【図4】(a)は操作前後の断面図である。(b)は操
作前後の断面図である。
作前後の断面図である。
【符号の説明】 1 天面 2 本体 3 眼孔 4 口孔 5 摺動体 6a、6b、6a´、6b´ 図柄 7 操作子 8 発音部 9 ばね手段 10 押え
Claims (4)
- 【請求項1】 天面1が閉じ、底部が開いた中空な内部
を有する筒状の本体2の側面に、眼孔3と口孔4とを開
口し、前記本体2の内部に底部から天面方向へ摺動可能
かつ回転は不可能なように摺動体5を組込み、前記眼孔
等を通じて透視される摺動体5の側面に笑顔、怒り顔、
心配顔その他の表情の内の複数種の表情をあらわすため
の図柄6a、6b…を摺動方向に設け、摺動体5の適所
に、本体2から外部へ突出し、該摺動体5を外部操作す
るための操作子7と、その操作の過程で本体側と接触し
音を出す発音部8とを設け、摺動体5の下部にはこれを
操作力に抗して原位置へ復帰させるばね手段9を設ける
とともに、本体2の底部にばね手段9を受け止める押え
10を設けて成る表情可変式発音玩具。 - 【請求項2】 複数種の表情をあらわすための図柄6
a、6b…の内、操作子7による操作後、口孔4と重な
る口の図柄6b´は透孔であり、またばね手段9を受け
止める押え10は、菓子その他粒状物Pを入れる容器1
1の上端であって、該粒状物Pが図柄6b´と口孔4と
を通じて外部へ振り出せるように形成された請求項第1
項記載の表情可変式発音玩具。 - 【請求項3】 操作子7は本体2の天面1から上方へ突
出した鬼の角を模したものである請求項第1項記載の表
情可変式発音玩具。 - 【請求項4】 操作子7は背面に摺動方向へ並んだ掛止
部12を有し、該掛止部12と、操作子7を突出させる
ため本体天面1に形成された開口にのぞむ発音片13と
により発音部8が構成されている請求項第1項記載の表
情可変式発音玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40712390U JPH0727976Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 表情可変式発音玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40712390U JPH0727976Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 表情可変式発音玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0495094U JPH0495094U (ja) | 1992-08-18 |
JPH0727976Y2 true JPH0727976Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31884102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40712390U Expired - Lifetime JPH0727976Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 表情可変式発音玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727976Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115132001B (zh) * | 2022-06-09 | 2023-09-15 | 安徽医科大学 | 一种针对孤独症儿童面孔识别障碍的教学用具 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40712390U patent/JPH0727976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0495094U (ja) | 1992-08-18 |
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