JP2018157963A - 模型パーツ供給物 - Google Patents

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【課題】カプセル自販機に対応可能であるとともに、模型パーツを取り出した後の容器を廃棄することなく利用できる模型パーツ供給物を提供する。【解決手段】模型パーツ供給物1は、各リング部13の端面同士が当接するように各ランナー30が互いに組み合わせられることにより、各模型パーツ41が内包された略球状体に組み立てられる。このため、カプセル自販機に対応可能な模型パーツ供給物1を提供することができる。また、各リング部13の外面には、略球状体の外観として地球の地図が意匠12として施されているので、模型パーツ41を取り出した後に再度組み立てることにより、地球儀の置物として使用することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、模型のパーツを収容した模型パーツ供給物に関する。
近年、飲料水の自販機が市中に多く設置されている。このような自販機は、多様な飲料水がそれぞれ円筒形状の容器に収容され、使用者の選択により特定の容器が排出される。
そして、本願出願人は、飲料水の自販機に対応したパーツ供給品を提案した(特許文献1参照)。
特許文献1のパーツ供給品は、模型を構成するパーツがランナーに支持されているとともに、ランナーが円筒形状の輪郭を構成している。このパーツ供給品は、ランナーの一部に沿って覆う包装材により円筒面が構成される。
このようなパーツ供給品は、パーツをコンパクトに収容できるとともに、パーツが切り離された後のランナーが台座として機能するため、廃棄物を少なくできる。
特開2012−187302号公報
一方、従来より、玩具等を販売するためのカプセル自販機が広く知られている。
カプセル自販機においては、半割り可能な球形状の容器に玩具等が収容され、使用者が硬貨あるいはトークンを投入すると、玩具入りの容器が排出される。容器は、使用者が玩具等の内容物を取り出した後、廃棄されることが多い。
ところで、特許文献1に示したパーツ供給品をカプセル自販機に適応させることが考えられるが、特許文献1のパーツ供給品は外形状が円筒形状であるため、前述したカプセル自販機に対応できない。
また、特許文献1のパーツ供給品は、ランナーが容器の外形状の一部のみを構成するものであるため、ランナーが容器としての機能を完全には備えておらず、カプセル自販機に対応できない。
さらに、特許文献1のパーツ供給品は、容器の外形状を構成する包装が別途必要であるとともに、使用者が玩具等の内容物を取り出した後は、包装を廃棄することになる。
本発明は、カプセル自販機に対応可能であるとともに、模型パーツを取り出した後の容器を利用できる模型パーツ供給物を提供することを目的とする。
本発明に係る模型パーツ供給物は、枠状のリング部と、前記リング部の内面から中空部に向かって伸びる支持枝と、を備え、模型を構成する模型パーツが前記支持枝に支持されるランナーを複数有し、前記各リング部の端面同士が当接するように前記各ランナーが互いに組み合わせられることにより前記各模型パーツが内包された略球状体であり、前記各リング部の外面には前記略球状体の外観として統一された意匠が施されていることを特徴とする。
また、本発明に係る模型パーツ供給物においては、前記各ランナーは、それぞれの前記各リング部における内面に設けられ、隣り合う他のランナーにおける内面に沿うリブが設けられていてもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物においては、前記各ランナーは、前記支持枝及び前記模型パーツが前記リング部の端面に沿って配置されていてもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物においては、前記各ランナーは、前記リング部における両端面のうちの小径側の端面に沿って配置されていてもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記各模型パーツのうちの大型の模型パーツは、前記各リング部のうちの大径のリング部に設けられ、前記各模型パーツのうちの小型の模型パーツは、前記各リング部のうちの小径のリング部に設けられていてもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記ランナーの貫通方向に沿った厚み寸法は、前記各リング部が前記支持枝を介して支持する前記模型パーツにおける前記リング部の貫通方向に沿った最大寸法よりも大きくてもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記各リング部は、互いの積層方向両端部に前記略球状体の一部となるレンズ状の蓋部を有してもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記各リング部の結合状態を維持する結合手段を有してもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記結合手段は、前記各リング部の積層方向に沿うとともに、前記略球状体の外観の一部を形成する略C字状の結合部材を有してもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記各リング部の外面と、前記結合部材の凹状曲面とのうちの一方に突部が設けられ、前記各リング部の外面と、前記結合部材の凹状曲面とのうちの他方に前記突部が係合可能な孔部が設けられていてもよい。
また、本発明に係る模型パーツ供給物は、前記結合手段は、前記略球状体を略入れ子状に覆うとともに分割可能な略球状の被覆部材を有してもよい。
本発明によれば、カプセル自販機に対応可能であるとともに、模型パーツを取り出した後の容器を利用できる模型パーツ供給物を提供することができる。
(A)は本発明の第1実施形態である模型パーツ供給物の外観を示す斜視図であり、(B)は模型パーツ供給物により供給されたパーツを組み立ててできる模型を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態である模型パーツ供給物を上極点と下極点を通る平面で切断した断面図である。 複数のリング部と、複数のリング部を結合する結合手段を示す分解斜視図である。 複数のリング部及び結合手段を分解した分解斜視図である。 リング部の内部の一例を示す斜視図である。 リング部の内部の別の例を示す斜視図である。 蓋部に近いリング部の内部を示す斜視図である。 蓋部の外側を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態である模型パーツ供給物における容器部分の外観、被覆部材の外観及び模型パーツ供給物により供給されるパーツを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態である模型パーツ供給物の被覆部材を分解して外した状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態である模型パーツ供給物を上極点と下極点を通る平面で切断した断面図である。
[本発明の第1実施形態]
図1(A)は本発明の第1実施形態である模型パーツ供給物の外観を示す斜視図であり、図1(B)は模型パーツ供給物により供給されたパーツを組み立ててできる模型を示す斜視図である。
図1(A)に示す模型パーツ供給物1は、内部に中空部11(図2参照)を有する全体球状の容器部分10と、容器部分10の内面に支持されて中空部11に収納されている模型である例えば飛行機40(図1(B)参照)の模型パーツ41(図5参照)とを有する。容器部分10の外面は球面であり、例えば地球儀のような地図の模様や彩色や凹凸を有する意匠12が施されている。
なお、図2以降の図においても、容器部分10の外面13dには意匠12が施されているのは同様であるが、説明の都合上、意匠12を省略して図示している。また、以下の説明においては、地球儀の北極点に該当する位置を「上極点P1」、南極に該当する位置を「下極点P2」で表すこととする。
図2〜図4に示すように、容器部分10は、上極点P1と下極点P2とを結ぶ中心線CLに対して直交する平面PLで切断した複数のリング部13と、上極点P1及び下極点P2を含む蓋部14と、複数のリング部13を結合させて球を形成する結合手段20とを有する。
なお、図2〜図4においては、容器部分10に含まれる飛行機40の模型パーツ41については、後で詳述するので図示を省略している。また、図4においては、一方の結合手段20のみ図示しているが、結合手段20は反対側にも設けられている。
各リング部13は、円形の枠状を呈しており、直径が大きな大径側端面13aと、直径が小さな小径側端面13bとを有する。互いに平行な平面PLに沿って球が切断されたように形成されるので、大径側端面13aと小径側端面13bとは、平行になっている。
なお、上極点P1又は下極点P2を含む上端部及び下端部においては、蓋部14が形成されており、蓋部14には容器部分10の中心点CPに近い側の大径側端面13aのみが開口しており、反対側は開口していないので小径側端面13bは存在しない。また、ここでは、蓋部14として、一定の厚さで内面が凹んでいるものを例示しているが、内面が平らなものであってもよい。
リング部13の内面13cには、大径側端面13aから隣接するリング部13の内面に沿ってリブ16が設けられている。したがって、リブ16は、大径側端面13aから隣接するリング部13側に突出している。また、リング部13の外面13dには、上極点P1及び下極点P2を通る面に沿って、溝17が全周にわたって設けられている。そして、溝17の底面17aには、各リング部13毎にリング部13を貫通する孔部15が設けられている。
蓋部14は、平面視円形で、内部が窪んだ形状を呈している。蓋部14の外面14aにも、リング部13の溝17に連続する溝17が設けられており、上側の蓋部14の頂点部分の溝17の底面17aには、上極点P1を挟んで一対の固定凸部14bが設けられている(図8参照)。また、下側の蓋部14の頂点部分の溝17の底面17aには、下極点P2を挟んで一対の固定凸部14bが設けられている。固定凸部14bの先端は、丸くあるいは細くなっている。
容器部分10は、結合手段20として、各リング部13の積層方向に沿うとともに、略球状体の外観の一部を形成する略C字状の結合部材21を一対有する。各結合部材21は、隣接するリング部13の大径側端面13aと小径側端面13bとが接する状態を維持するものであり、各リング部13の溝17に嵌められる。このため、結合部材21は、上極点P1と下極点P2との間に設けられて、上極点P1と下極点P2とを近づける方向に付勢している。
したがって、結合部材21は、溝17に取り付ける前の無荷重の状態では、容器部分10の外径よりも小さな半径で湾曲しており、溝17に取り付ける際に結合部材21を広げるように弾性変形させて、取り付ける。これにより、溝17に取り付けた後は、結合部材21の弾性力により、上極点P1と下極点P2とを近づける方向に付勢することができ(図3において矢印A参照)、各リング部13及び蓋部14を一体化して略球状体を保持する。
結合部材21の内面21aには、各リング部13の孔部15に対応して、突部23が設けられている。突部23の先端は丸くあるいは細く形成されており、基端部は略孔部15の幅と等しい幅で形成されている。これにより、突部23が各リング部13の孔部15に挿嵌されることにより、各リング部13の位置決めを図るとともに、ずれないように保持することができる。
また、結合部材21の上端部及び下端部には、蓋部14の固定凸部14bが嵌合する固定孔部22が設けられている。
図5〜図7に示すように、リング部13の内面13cには、中空部11に向かって支持枝18が設けられており、支持枝18の先端に模型パーツ41が取り付けられている。支持枝18は模型パーツ41の両側に設けられており、模型パーツ41がぐらつかないように支持している。これにより、リング部13に支持枝18を介して模型パーツ41が取り付けられたランナー30が形成される。
なお、支持枝18は、リング部13に取り付けられている基端部は太く頑丈であり、模型パーツ41に取り付けられている先端部は細くなって、模型パーツ41を切り離し易くなっている。また、蓋部14の内部には、支持枝18及び模型パーツ41は、設けられていない。
支持枝18は、リング部13の小径側端面13bに沿って設けられており、模型パーツ41も小径側端面13b側に取り付けられている。
なお、容器部分10の中央(赤道部分)に設けられているリング部13では、両端面が同じ径となる場合があるが、この場合は、いずれか一方の端面側に支持枝18を設けることができる。
図5に示すように、大型の模型パーツ41は、大径のリング部13に設けられており、図7に示すように、小型の模型パーツ41は、小径のリング部13に設けられている。また、図4に示すように、ランナー30の貫通方向に沿った厚み寸法、すなわち、リング部13の高さ寸法H1は、各リング部13が支持枝18を介して支持する模型パーツ41におけるリング部13の貫通方向に沿った最大厚み寸法H2よりも大きい。
次に、模型パーツ供給物1の組み立て方について説明する。
図4に示すように、各リング部13を積層する。このとき、大径側端面13aから隣接するリング部13の内面に沿ってリブ16が設けられているので、リブ16を大径側に隣接するリング部13の内面に引っ掛けるようにして、隣接するリング部13同士の位置決めを行う。そして、大径側のリング部13の小径側端面13bに、隣接する小径側のリング部13の大径側端面13aが当接するように積層する。
次いで、一方のC字形状の結合部材21を手で広げて、結合部材21を各リング部13の溝17に嵌める。まず、結合部材21の突部23を、各リング部13の溝17に設けられている孔部15に挿嵌する。そして、結合部材21を弾性力により復帰させながら、結合部材21の固定孔部22に、蓋部14の固定凸部14bを挿嵌させて、結合部材21から手を放す。これにより、結合部材21の弾性力により、上極点P1と下極点P2とを接近させる方向に付勢力が作用するので、各リング部13及び両蓋部14を結合させる。その後、他方の結合部材21についても同様にして取り付ける。
以上、説明したように、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1は、各リング部13の端面同士が当接するように各ランナー30が互いに組み合わせられることにより、各模型パーツ41が内包された略球状体に組み立てられる。このため、カプセル自販機に対応可能な模型パーツ供給物1を提供することができる。
また、各リング部13の外面には、略球状体の外観として地球の地図が意匠12として施されているので、模型パーツ41を取り出した後に再度組み立てることにより、地球儀の置物として使用することができる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、各ランナー30において、それぞれの各リング部13における内面13cに、隣接する他のランナー30における内面に沿うリブ16が設けられているので、隣接するランナー30同士の相対的位置決めを行うことができる。また、誤結合を防止できる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、各ランナー30において、支持枝18及び模型パーツ41が、リング部13の端面に沿って配置されている。このため、樹脂成型時に金型から容易に取り出すことができる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、各ランナー30において、支持枝18及び模型パーツ41が、リング部13の小径側端面13bに沿って配置されている。このため、樹脂成型時に金型から一層容易に取り出すことができる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、各模型パーツ41のうちの大型の模型パーツ41は、各リング部13のうちの大径のリング部13に設けられ、小型の模型パーツ41は、各リング部13のうちの小径のリング部13に設けられている。このため、各リング部13の中空部11を効率よく使用することができる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、ランナー30の貫通方向に沿った厚み寸法H1は、各リング部13が支持枝18を介して支持する模型パーツ41における最大厚み寸法H2よりも大きい。このため、各リング部13の端面から模型パーツ41が突出する場合でも、突出量を小さく抑えることができ、模型パーツ供給物1の作成が容易になる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、各リング部13は、互いの積層方向両端部に蓋部14を有するので、より完全な球状体を形成することができる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、各リング部13の結合状態を維持する結合手段20を有するので、自動販売機での販売の際に、各リング部13がばらけるのを防止できる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、結合手段20として、各リング部の積層方向に沿う結合部材21を有するので、自動販売機での販売の際に、各リング部13がばらけるのを防止できる。また、結合部材21は、略球状体の外観の一部を形成するので、略球状を保つとともに、略球状体全体としての意匠12を設けることができる。
また、第1実施形態に係る模型パーツ供給物1では、結合部材21の内面21aに突部23を設けるとともに、各リング部13の溝17に突部23が係合される孔部15を設けた。このため、結合部材21の突部23を各リング部13の溝17の孔部15に嵌めることにより、各リング部13がずれないように位置決めを図ることができる。
[本発明の第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の模型パーツ供給物2について説明する。
なお、前述した第1実施形態の模型パーツ供給物1と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図9に示すように、第2実施形態の模型パーツ供給物2は、容器部分10の内部に模型としての人形体を形成するための模型パーツ42が収容されており、容器部分10の外側には容器部分10を覆う結合手段20としての被覆部材43を有する。
なお、模型パーツ42を容器部分10の内部に取り付けるのは、第1実施形態において前述したように、支持枝18を用いて取り付ける。
図10及び図11に示すように、被覆部材43は、容器部分10を収容する内部空間を有しており、二分割可能となっている。したがって、被覆部材43によって容器部分10の外側を覆うことにより、容器部分10の各リング部13を略球状体に保持している。被覆部材43の分割方向は、リング部13の分割方向に直交する方向、すなわち、上極点P1と下極点P2とを結ぶ方向に沿って分割するのが好ましい。これにより、各リング部13を強固に結合することができる。
なお、図9に示した容器部分10及び被覆部材43にも、分割線は各々設けられているが、図示は省略している。
容器部分10及び被覆部材43は、いずれも人形体の頭部として使用可能となっている。例えば、容器部分10の外面には全体として泣き面の意匠が施されており、容器部分10を頭部として用いることにより、泣いている人形体を形成することができる。また、例えば被覆部材43の外面に全体として笑顔の意匠を施している場合には、被覆部材43を頭部として使用することにより、笑っている人形体を形成することができる。
なお、図11に示すように、容器部分10には、第1実施形態の模型パーツ供給物1で設けた溝17や孔部15は設けられていない。
以上、説明したように、第2実施形態に係る模型パーツ供給物2は、各リング部13を略球状体に結合する結合手段20として、容器部分10を略入れ子状に覆うとともに分割可能な略球状の被覆部材43を用いた。このため、各リング部13を略球状体に結合することができるとともに、被覆部材43に意匠を施すことにより、被覆部材43にも利用価値が生じる。
本発明の人形玩具の模型パーツ供給物1、2は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、前述した第1実施形態の模型パーツ供給物1においては、各リング部13の溝17の底面17aに孔部15を設け、結合部材21の内面21aに突部23を設けた場合について説明したが、反対に、各リング部13の溝17の底面17aに突部を設け、結合部材21の内面21aに孔部を設けることも可能である。
このようにしても、前述した第1実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
1、2 模型パーツ供給物
11 中空部
12 意匠
13 リング部
13a 大径側端面(端面)
13b 小径側端面(端面、小径側の端面)
13c 内面
13d 外面
14 蓋部
15 孔部
16 リブ
18 支持枝
20 結合手段
21 結合部材
21a 内面(凹状曲面)
23 突部
30 ランナー
40 飛行機(模型)
41、42 模型パーツ
43 被覆部材
H1 ランナーの厚み寸法
H2 模型パーツの最大厚み寸法

本発明に係る模型パーツ供給物は、枠状のリング部と、前記リング部の内面から中空部に向かって伸びる支持枝と、を備え、模型を構成する模型パーツが前記支持枝に支持されるランナーを複数有し、前記各リング部の端面同士が当接するように前記各ランナーが互いに組み合わせられることにより前記各模型パーツが内包された略球状体であり、前記各リング部の外面には前記略球状体の外観として統一された意匠が施されていることを特徴とする。また、本発明に係る模型パーツ供給物は、枠状のリング部と、前記リング部の内面から中空部に向かって伸びる支持枝と、を備え、模型を構成する模型パーツが前記支持枝に支持されるランナーを複数有し、前記各リング部の端面同士が当接するように前記各ランナーが互いに組み合わせられることにより前記各模型パーツが内包された略球状体であり、前記複数のランナーのうち少なくとも1つのランナーにおいては、前記支持枝が前記リング部における両端面のうち小径側の端面に沿って配置されていることを特徴とする。

Claims (11)

  1. 枠状のリング部と、
    前記リング部の内面から中空部に向かって伸びる支持枝と、を備え、
    模型を構成する模型パーツが前記支持枝に支持されるランナーを複数有し、
    前記各リング部の端面同士が当接するように前記各ランナーが互いに組み合わせられることにより前記各模型パーツが内包された略球状体であり、
    前記各リング部の外面には前記略球状体の外観として統一された意匠が施されている模型パーツ供給物。
  2. 請求項1に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各ランナーは、それぞれの前記各リング部における内面に設けられ、隣り合う他のランナーにおける内面に沿うリブが設けられている模型パーツ供給物。
  3. 請求項1または請求項2に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各ランナーは、前記支持枝及び前記模型パーツが前記リング部の端面に沿って配置されている模型パーツ供給物。
  4. 請求項3に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各ランナーは、前記支持枝及び前記模型パーツが前記リング部における両端面のうちの小径側の端面に沿って配置されている模型パーツ供給物。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各模型パーツのうちの大型の模型パーツは、前記各リング部のうちの大径のリング部に設けられ、
    前記各模型パーツのうちの小型の模型パーツは、前記各リング部のうちの小径のリング部に設けられている模型パーツ供給物。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記ランナーの貫通方向に沿った厚み寸法は、前記各リング部が前記支持枝を介して支持する前記模型パーツにおける前記リング部の貫通方向に沿った最大寸法よりも大きい模型パーツ供給物。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1項に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各リング部は、互いの積層方向両端部に前記略球状体の一部となる蓋部を有する模型パーツ供給物。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1項に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各リング部の結合状態を維持する結合手段を有する模型パーツ供給物。
  9. 請求項8に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記結合手段は、前記各リング部の積層方向に沿うとともに、前記略球状体の外観の一部を形成する略C字状の結合部材を有する模型パーツ供給物。
  10. 請求項9に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記各リング部の外面と、前記結合部材の凹状曲面とのうちの一方に突部が設けられ、
    前記各リング部の外面と、前記結合部材の凹状曲面とのうちの他方に前記突部が係合可能な孔部が設けられている模型パーツ供給物。
  11. 請求項8に記載の模型パーツ供給物であって、
    前記結合手段は、前記略球状体を略入れ子状に覆うとともに分割可能な略球状の被覆部材を有する模型パーツ供給物。

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