JP2009153663A - 分解組立式３ｄ立体変化の知育構造体 - Google Patents

Abstract

【課題】多種の遊び方を具えたデザインで、立体回転体に多様な遊び方を提供し、挑戦性の高い知育玩具である分解組立式３D立体変化の知育構造体を提供する。
【解決手段】分解組立式３D立体変化の知育構造体に於いて、立体回転体は主に取出パーツ、方形パーツ、矩形パーツ及び三角パーツを含む。そのうち、立体回転体は、１個の取出パーツ、５個の方形パーツ、１２個の矩形パーツ及び８個の三角パーツ等合計２６個パーツから構成される。これら２６個のパーツから構成する立体回転体の実施例は一球形体とする。２６個のパーツを結合すると、絵合わせ、知育ボックス、マジックキューブ及びペットたまご等多種遊び方ができる設計で発明の立体回転体内で複合し、多種遊び方ができ、挑戦性の高い知育ゲームを提供することができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、分解組立式３D立体変化の知育構造体に関するもので、特に絵合わせ、知育ボックス、マジックキューブ及びペットたまご等多種の遊び方を結合した構造でパーツ上の図模様に基づいてパーツを合わせ、組立が半分できた時、ペットたまご、マスコット人形、もしくはプレゼント等玩具を入れ、組み合わせを完成する。更に構造体の図案を回転させ構造体を固定する。多種の絵合わせの遊び方ができる。次に構造体を自分、もしくは他の人によって元に設定した完全な図案に戻す。すると構造体がパーツに解体され、解答したら内部に設置したペットたまご玩具が解答のプレゼントとなり、一種の楽しい遊び方もできる。

伝統的なマジックキューブは、３x３x３のキューブから４x４x４及び５x５x５のマジックキューブに発展しているが、これらマジックキューブの遊び方はたった一つで、元の完全な色、もしくは図案をバラバラにした後、知恵を使って元の色もしくは図案に戻すというものだけである。

公知のマジックキューブの遊び方の創造性の不足に対して、本発明では公知技術の知育のパズル構造を改善し、まったく新しい分解組立式３D立体変化の知育構造体を提供する。この構造体は絵合わせ、知育ボックス、マジックキューブ及びペットたまご四種遊び方がうまく溶け合って一つの一個の構造体となり、多種多様な新しい遊び方ができる。

解決しようとする問題点は、公知のマジックキューブが遊び方がひとつしかなく、創造性が不足している点である。

本発明は、立体回転体は主に取出パーツ、方形パーツ、矩形パーツ及び三角パーツを含む。そのうち、立体回転体は、１個の取出パーツ、５個の方形パーツ、１２個の矩形パーツ及び８個の三角パーツ等合計２６個パーツから構成される。これら２６個のパーツから構成する立体回転体の実施例は一球形体とする。２６個のパーツを結合すると、絵合わせ、知育ボックス、マジックキューブ及びペットたまご等多種遊び方ができる設計で発明の立体回転体内で複合し、多種遊び方ができ、挑戦性の高い知育ゲームを提供することができることを最も主要な特徴とする。

本発明の分解組立式３D立体変化の知育構造体は、多種多様な遊び方ができるという利点がある。

本発明の実施により、立体回転体を操作する面白さと挑戦性を向上させることができる。本発明の主旨は一種の分解組立式３D立体変化の知育構造体を提供し、自分で組み立てることができ、予め設置した図形のデザインに基づき、マジックキューブと同じように回転させ、更に回転後の立体回転体の各片は相互に掛合状になっている。図案は回転すればするほど、元の図模様に戻しにくくなり、挑戦性が高い。更に元の図模様に戻すと、元のパーツ片状に分解されやすくなり、面白さが多様である。

本発明の特徴は、以下のとおりである。
１、本発明の立体回転体表面に顧客要望のプリント各種を貼り付ける。
２、立体回転体の各一個パーツはすべてゲーム参加者が自分で組み立てる。
３、２６個のパーツを結合すると、マジックキューブと同じように回転し、パーツ上の図模様が回転でバラバラになると、立体回転体の各パーツは相互に固定し、図模様が完成すると、単片に解体される。
４、立体回転体の内部は中空状であるため、組立途中に中にプレゼント、マスコット人形もしくは流行のペットたまごを入れ、回転させて図模様が完成すると、立体回転体が崩れて中に入れたプレゼントを取り出せる。
５、絵合わせ、知育ボックス、マジックキューブ及びペットたまご等多種遊び方を具えたデザインで、立体回転体に多様な遊び方を提供し、挑戦性の高い知育玩具である。

本発明の実施構造は図１から図３に示すとおり、本発明の立体回転体１０は主に取出パーツ１、方形パーツ２、矩形パーツ３及び三角パーツ４を含む。そのうち、図に示す実施例に依ると、この立体回転体１０は、１個の取出パーツ１、５個の方形パーツ２、４個の矩形パーツ３’、８個の異なる構造の矩形パーツ３及び８個の三角パーツ４等合計２６個のパーツから構成され、この２６個のパーツから構成される立体回転体１０は仮に一球形体とする。

一椀型の底台２０は、立体回転体１０を組み立てる時の初期の定位に使用し、バラバラになるのを防止し、更に立体回転体１０を使用しない時には、底台２０に置台として使用することを目的とする。また底台２０は、透明もしくは半透明材質で製造することにより、立体回転体１０を置いた時に立体回転体１０の表面の図模様が見えるようにする。

図４に示すとおり、立体回転体１０内部には一空心球体５を設置し、その空心球体５の中にプレゼント６を入れる。このプレゼント６は空心球体５内に入る玩具、マスコット人形等々のプレゼント６を入れることができ、プレゼント６と空心球体５から構成された今流行のペットたまごである。

立体回転体１０を構成する構造は、図２、図４及び図５に示すとおり、立体回転体１０を組み立てる主要パーツは１個の取出パーツ１、５個の方形パーツ２、４個の矩形パーツ３’、８個の異なる構造の矩形パーツ３、及び８個の三角パーツ４等合計２６個パーツを含んで構成される。

取出パーツ１と方形パーツ２構造は、図２及び図６、図７に示すとおり、取出パーツ１と方形パーツ２どちらも正方形弧形パーツとする。そのパーツ周辺縁には滑動槽１１、２１を設置し、周辺縁の各滑動槽１１、２１の間は相互に連通し、且つ取出パーツ１と方形パーツ２の四隅に位置する箇所には結合欠切口１１１、２１１が設置されて、その他パーツと結合しやすくする。またこの取出パーツ１の表面には掛合リング１３を設置し、その掛合リング１３に紐もしくは引っ張りやすい部品を結合し、更に下方の滑動槽１１１四辺縁上には凹口１２を設置し、一取出パーツ１を最後のパーツとして嵌め込む。

矩形パーツ３、３’の構造は、図２、図４、図５及び図８、図９に示すとおり、矩形パーツ３、３３両長辺に滑動槽３１、３１’を設置する。滑動槽３１、３１’の両端にはそれぞれ結合欠切口３１１、３１１’を設置し、及び両短辺には凸条３２、３２’を設置する。この凸条３２、３２’には掛合鉤３２１’、３２１’ が成形され、方形パーツ２の滑動槽２１の中で掛合しやすくし、方形パーツ２と結合する時にこの方形パーツ２が脱落するのを防止する。

矩形パーツ３’は、一短辺には凸条３２’を具える他に、別一短辺に掛合塊３３’を具える構造である。そのうち掛合塊３３’を具える矩形パーツ３’は取出パーツ１と結合しやすく、最後に一個の取出パーツ１を設置する時、取出パーツ１の凹口１２が掛合塊３３’と嵌合し、掛合塊３３’を滑動槽１１内に入れやすくする。

４個の矩形パーツ３’を組み立てる時、そのうちの任意の２個の矩形パーツ３’は三角パーツ４と簡単に結合する。しかし別の２個の矩形パーツ３’組立がそれほど簡単ではない。そのため、矩形パーツ３’に設置した凹欠切口３１３’ではこの問題を改善する必要がある。そのため残りの２個の組立前の矩形パーツ３’には、凹欠切口３１３’を組立した２個の矩形パーツ３’の 掛合塊３３’箇所に対応させ、最後の矩形パーツ３’が簡単に組み立てられるようにする。

三角パーツ４の構造は、図２、４図、図５及び図１０に示すとおり、三角パーツ４三辺はそれぞれＴ字型滑動条４１を設置する。それを取出パーツ１、方形パーツ２及び矩形パーツ３と結合する時、そのＴ字型滑動条４１を滑動槽１１、２１、３１の中に入れ、同時に結合するパーツを掴むことによって、立体回転体１０全体がバラバラにならない。

三角形パーツ４に設置された三辺は表面から縦方向に延びた凹槽４２を設置し、またその隣に設置した矩形パーツ３、３’の両長辺の表面には縦方向に伸びた凸点３１２、３１２’が設置される。立体回転体１０を回転する時、どのパーツも回転するにもかかわらず、矩形パーツ３、３’と三角形パーツ４の間に設置した凸点３１２、３１２’と凹槽４２が相互に掛合して定位している。

本発明の立体回転体１０を組み立てる時には、方形パーツ２、矩形パーツ３及び三角パーツ４を順に交錯させて組み立てる。そして半分まで組み立てた時、空心球体５及びプレゼント６を入れる。そのうち４個の掛合塊３３構造を具えた矩形パーツ３を組み立てて設置し(図２参照)、これら４個の矩形パーツ３を組み立てると、一方型欠切口が形成される。そして最後の一個である取出パーツ１を設置して結合すると、立体回転体１０が完成する。組裝完成後の立体回転体１０は、予め設置した図模様で構成される。この立体回転体１０表面上の図模様は、各種図案の必要に基づいて構成され、この２６個のパーツが完成した後の立体回転体１０はマジックキューブ（Rubik’s Cube）と同じように回転させながら、元の完成した図模様を合わせ、回転すると、即座に固定し、図案は回転によってどんどん乱れて元の図模様をあわせるのが困難になるため、挑戦度の高いものとなる。本発明構造は、球体の外観に制限するものではなく、立方体，八角体等各式外観の異なる形状でもよいこととする。

他に図１１に示すとおり、図では方形体の立体回転体３０で、外観の形状を非球体の其他形状に変更したもので、同じく特許権の保護を受ける。

本発明は立体回転体の外観立体図 本発明は立体回転体の局部分解立体図 本発明は立体回転体と底台の外観立体図 本発明は立体回転体の分解立体図 本発明は立体回転体の局部構造組立状態の立体図 本発明は取出パーツの外観立体図 本発明は方形パーツの外観立体図 本発明は矩形パーツの外観立体図 本発明は別の一矩形パーツ実施例外観立体図 本発明は三角パーツの外観立体図 本発明は別一種立方体の外観立体図

符号の説明

１ 取出パーツ
１０ 立体回転体
１１ 滑動槽
１１１ 結合欠切口
１２ 凹口
１３ 掛合リング
２０ 底台
３０ 立体回転体
２ 方形パーツ
２１ 滑動槽
２１１ 結合欠切口
３ 矩形パーツ
３１ 滑動槽
３１１ 結合欠切口
３１２ 凸点
３２ 凸条
３２１ 掛合鉤
３３ 掛合塊
３′ 矩形パーツ
３１′ 滑動槽
３１１′ 結合欠切口
３１２′ 凸点
３１３′ 凹欠切口
３２′ 凸条
３２１′ 掛合鉤
３３′ 掛合塊
４ 三角パーツ
４１ Ｔ字型滑動条
４２ 凹槽
５ 空心球体
６ プレゼント

Claims (13)

1. 主に２６個のパーツから構成される立体回転体で、そのパーツは取出パーツ、方形パーツ、矩形パーツ及び三角パーツを含む分解組立式３D立体変化の知育構造体において、
   パーツ周辺縁に滑動槽を設置し、周辺縁の各滑動槽の間は相互に連通し、且つ四隅箇所には結合欠切口を設置してその他のパーツと結合しやすくして、下方の滑動槽四辺縁上には凹口を設置する取出パーツと、
   パーツ周辺縁に滑動槽を設置し、周辺縁の各滑動槽の間は相互に連通し、且つ四隅箇所には結合欠切口を設置してその他のパーツと結合しやすくする方形パーツと、
   両長辺に滑動槽を設置し、その滑動槽両端にはそれぞれ結合欠切口を設置する矩形パーツと、
   三辺の各所にＴ字型滑動条を設置し、そこに取出パーツ、方形パーツ及び矩形パーツと結合した時、Ｔ字型滑動条がその他パーツの滑動槽の中に滑り入り、同時に結合したパーツを掴んで立体回転体全体がバラバラにならない三角パーツから構成されることを特徴とする、分解組立式３D立体変化の知育構造体。
2. 前記取出パーツは一個とすることを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
3. 前記分解組立式３D立体変化の知育構造体は、５個の方形パーツを含むことを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
4. 前記分解組立式３D立体変化の知育構造体は、１２個の矩形パーツを含むことを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
5. 前記分解組立式３D立体変化の知育構造体は、１２個の矩形パーツを含み、そのうち８個の矩形パーツには両短辺に凸条を設置し、４個矩形パーツの両短辺の一短辺には凸条を具え、別一短辺には掛合塊を具える構造であることを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
6. 前記矩形パーツ短辺は設置した凸条に掛合鉤を具えることを特徴とする、請求項５記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
7. 前記矩形パーツは、両長辺表面が縦方向に伸びた凸点を設置することを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
8. 前記４個の矩形パーツは、両長辺に設置した滑動槽底部中段箇所に凹欠切口を設置することを特徴とする、請求項５記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
9. 前記分解組立式３D立体変化の知育構造体は、８個三角形パーツを含むことを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
10. 前記三角形パーツは三辺の表面が縦方向に延びた凹槽を設置することを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
11. 前記立体回転体は、中に空心球体及びプレゼントを入れることを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
12. 前記分解組立式３D立体変化の知育構造体は椀型の底台を具え、立体回転体を組み立てる時の初期結合定位として用い、また設置に用いることを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。
13. 前記取出パーツは、表面に掛合リングを設置することを特徴とする、請求項１記載の分解組立式３D立体変化の知育構造体。