JP3185407U - カプセル容器 - Google Patents

カプセル容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3185407U
JP3185407U JP2013003141U JP2013003141U JP3185407U JP 3185407 U JP3185407 U JP 3185407U JP 2013003141 U JP2013003141 U JP 2013003141U JP 2013003141 U JP2013003141 U JP 2013003141U JP 3185407 U JP3185407 U JP 3185407U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shell
fitting
male
female
capsule container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013003141U
Other languages
English (en)
Inventor
格 黒澤
Original Assignee
株式会社verde
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社verde filed Critical 株式会社verde
Priority to JP2013003141U priority Critical patent/JP3185407U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3185407U publication Critical patent/JP3185407U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】接着テープを用いずにカプセル容器を強固に結合することができ、子供でも手で簡単に開けることが可能なカプセル容器を提供する。
【解決手段】開口部に嵌合突起11を備えた雄型外殻10と、嵌合突起を嵌入する嵌合凹部21を備えた雌型外殻20を設ける。また、いずれか一方の外殻の開口部両端に揺動自在な係止爪体30を一対設け、各係止爪体に係合する係合突起40を他方の外殻の外側面部に設ける。雌型外殻の嵌合凹部21に雄型外殻の嵌合突起11を嵌合して外殻相互を施蓋し、一対の係止爪体30を各係合突起40に係合して外殻相互を固定する。
【選択図】図2

Description

本考案は、玩具等を収納して自動販売機で販売する際に使用するカプセル容器に係り、特に、接着テープを用いずにカプセル容器を強固に結合することができるカプセル容器に関するものである。
自動販売機で玩具を販売する際にカプセル容器が使用されている。このカプセル容器は、半球状を成した一対の外殻の開口部相互を合わせて接合する構造で、この外殻を接合する形式により、印籠継ぎタイプとヒンジタイプとの二種類のカプセル容器が知られている。
印籠継ぎタイプのカプセル容器は、一対の外殻の開口部相互を嵌合する構成で、玩具を収納した後は、外殻の嵌合部分が開くことがあるので、この嵌合部分の周囲を接着テープで固定する必要があった。
ヒンジタイプのカプセルは、一対の外殻の開口部の一端部にヒンジを設けて揺動自在に連結した構成で、開口部の他端部に留め具を設け、玩具を収納した後は、この留め具にて外殻を相互に固定するものである(特許文献1参照)。
特開2011-255916号公報
ところが、印籠継ぎタイプのカプセル容器は、嵌合部を接着テープで張り止める作業に手間を要するため、コスト高をまねいている。また、接着テープで固定したカプセル容器は、この接着テープを剥すのに多くの手間がかかり、消費者にとって極めて開け難いものになっていた。そのため、接着テープを剥さずに、道ばたなどでカプセル容器を割って玩具を取り出すこともあるなど、散乱するカプセル容器の破片が危険物になるといった問題も生じている。
一方、特許文献1のようなヒンジタイプのカプセル容器は、玩具を収納した後、ヒンジを揺動して開口部を接合するため、外殻の動きを妨げる位置に玩具を収納することはできない。そのため、玩具の収納スペースが外殻の動きに規制される不都合があり、外殻の中に収納に必要のないスペースが生じる場合もある。
また、ヒンジタイプのカプセル容器は、留め具にて外殻を相互に固定するものであるから、この留め具がカプセル容器の周囲から突出している。このため、自動販売機の中に多数のカプセル容器を収納していると、留め具同士が引っかかり、留め具が開いてしまう問題もある。そのため、留め具の引っかかりを防止するために、留め具の外側に接着テープを接着する場合もあり、カプセル容器への収納作業性が低下することもあった。
そこで、本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、接着テープを用いずにカプセル容器を強固に結合することができ、しかも、子供でも手で簡単に開けることが可能なカプセル容器の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、半球形状を成した一対の外殻の開口部相互を接合するカプセル容器において、
開口部に嵌合突起11を備えた雄型外殻10と、該嵌合突起11を嵌入する嵌合凹部21を備えた雌型外殻20とが各別に構成され、
いずれか一方の外殻の開口部両端に揺動自在な係止爪体30を一対設けると共に、各係止爪体30に係合する係合突起40を他方の外殻の外側面部に設け、
雌型外殻20の嵌合凹部21に雄型外殻10の嵌合突起11を嵌合して開口部相互を接合すると共に、一対の係止爪体30を各係合突起40に係合して外殻相互を固定するように構成したことにある。
第2の手段は、前記雄型外殻10の開口部に前記雌型外殻20の開口部内側に嵌合せしめる嵌合片12を周設し、該嵌合片12の一部を切欠いた部分に前記嵌合突起11を突設したものである。
第3の手段は、前記雌型外殻20の外側面に球状の外側面を平面に削いだ形状の平面部22が形成され、該平面部22から前記係止爪体30を延長形成すると共に、
前記雄型外殻10の外側面に球状の外側面を平面に削いだ形状の平面部13が形成され、該平面部13に前記係合突起40を設けたものである。
第4の手段の前記係止爪体30は、前記雌型外殻20の前記平面部22と同一面となる外側面を有する揺動自在な係止環31と、該係止環31の内側に形成された板状の係止爪32とで構成され、該係止環31の揺動先端部側に位置する前記雄型外殻10の外側面に、該係止環31の厚みより凹んだ導入凹部14を形成したことにある。
請求項1のごとく、雌型外殻20の嵌合凹部21に雄型外殻10の嵌合突起11を嵌合して開口部相互を接合すると共に、一対の係止爪体30を各係合突起40に係合して外殻相互を固定するように構成したことにより、印籠継ぎタイプのカプセル容器に必要な接着テープを用いずにカプセル容器を強固に結合することができる。
しかも、係止爪体30を係合突起40から解除して雄型外殻10と雌型外殻20とを相互に引き離すだけでカプセルを開けることができるので、子供でも手で簡単に開けることが可能になった。
更に、雄型外殻10と雌型外殻20は各別に設けられているので、従来のヒンジタイプのカプセル容器のように、玩具の収納スペースがヒンジの位置に規制されたり、ヒンジを揺動する動作のために外殻の中に収納に必要のないスペースが生じたりする不都合も解消された。
請求項2のように、雄型外殻10の開口部に前記雌型外殻20の開口部内側に嵌合せしめる嵌合片12を周設し、該嵌合片12の一部を切欠いた部分に前記嵌合突起11を突設しているので、嵌合突起11はこの嵌合片12によって保護された状態になり、嵌合突起11による連結力を高める効果がある。
請求項3のごとく、前記雌型外殻20の外側面に球状の外側面を平面に削いだ形状の平面部22が形成され、該平面部22から前記係止爪体30を延長形成すると共に、前記雄型外殻10の外側面に球状の外側面を平面に削いだ形状の平面部13が形成され、該平面部13に前記係合突起40を設けたことで、これら係止爪体30や係合突起40は、雄型外殻10や雌型外殻20の球状の外側面より突出しない構成になっている。そのため、従来のヒンジタイプのカプセル容器のように、カプセルの周囲から留め具部分が突出して留め具同士が引っかかり、留め具が開いてしまう問題も解消された。
請求項4のように、前記係止爪体30は、前記雌型外殻20の前記平面部22と同一面となる外側面を有する揺動自在な係止環31と、該係止環31の内側に形成された板状の係止爪32とで構成され、該係止環31の揺動先端部側に位置する前記雄型外殻10の外側面に、該係止環31の厚みより凹んだ導入凹部14を形成したことにより、この導入凹部14から係止環31に手指を掛け易い構成になっている。しかも、係止環31の端部に指がかかると、簡単に係止爪体30を解除できるので、子供でも手で簡単に開けることが可能になった。この結果、従来の印籠継ぎタイプのカプセル容器のように、接着テープを剥さずに道ばたなどでカプセルを割って玩具を取り出すこともなくなり、カプセルの破片が散乱したり危険物となったりする問題も解消された。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の一実施例を示す展開斜視図である。 本考案の嵌合突起と嵌合凹部とを示す要部側面図である。 本考案の係止爪体と係合突起とを示す要部正面図である。 本考案の係止爪体の係合状態を段階的に示す要部断面図である。
このように本考案によると、接着テープを用いずにカプセル容器を強固に接合することができ、子供でも手で簡単に開けることが可能になるなどといった当初の目的を実現した。
以下、本考案の実施例を説明する。本考案カプセル容器は、雄型外殻10と雌型外殻20との開口部相互を接合するカプセル容器である(図1参照)。すなわち、雄型外殻10は、開口部に嵌合突起11を備えた外殻で、雌型外殻20は、この嵌合突起11を嵌入する嵌合凹部21を備えた外殻である(図2参照)。これら雄型外殻10と雌型外殻20は、別々に形成されている。
図示の雄型外殻10は、雄型外殻10の開口部に雌型外殻20の開口部内側に嵌合せしめる嵌合片12を周設している(図2参照)。そして、この嵌合片12の一部を切欠いた部分に嵌合突起11を突設したものである(図3参照)。
そして、いずれか一方の外殻の開口部両端に揺動自在な係止爪体30を一対設ける(図2参照)。更に、他方の外殻の外側面部に、各係止爪体30に係合する係合突起40を設ける。図例の係止爪体30は、雌型外殻20の平面部22から延長形成されている(図1参照)。この平面部22は、雌型外殻20に球状の外側面を平面に削いだ状態の部位であり、この平面部22は、雌型外殻20の球状を成した外側面より低い面になっている。
この係止爪体30は、係止環31と係止爪32とで構成されている(図2参照)。係止環31は、雌型外殻20の平面部22の高さと同一面となる外側面を有する揺動自在な部材で(図5参照)、図示例では四角い枠状を成している(図4参照)。一方、係止爪32は、係止環31の内側に形成された略板状の部材で(図2参照)、この係止爪32を係合突起40に係合させて固定するものである(図5(c)参照)。
更に、この係止爪体30の解除操作を容易にするために、雄型外殻10の外側面に導入凹部14を形成している(図1参照)。この導入凹部14は、係止環31の揺動先端部側に位置する雄型外殻10の外側面に形成するもので、係止環31の厚みより凹んだ状態に形成されている(図5(c)参照)。
係合突起40は、雄型外殻10の平面部13に設けられている。この平面部13は、雄型外殻10の外側面に、球状の外側面を平面に削いだ形状の部位であり、この平面部13は、雄型外殻10の球状を成した外側面より低い面になっている(図2参照)。図示の係合突起40は、左右一対の略球形状を成しており(図4参照)、基端部に係合溝41を形成したものである(図5参照)。この係合突起40を平面部13に設けることで、係合突起40は球状の外側面から大きく突出させずに済む(図2参照)。
本考案の開口部相互を接合するには、雌型外殻20の嵌合凹部21に雄型外殻10の嵌合突起11を嵌合して開口部相互を接合する(図3参照)。更に、この状態を固定するため、一対の係止爪体30を各係合突起40に係合して外殻相互を固定するものである(図1参照)。係止爪体30を解除するには、導入凹部14から係止爪体30の端部に手指を掛けて係止爪体30を持ち上げるだけで子供でも簡単に解除することができる。
尚、本考案の構成は図示例に限定されるものではなく、雄型外殻10や雌型外殻20の形状、あるいは係止爪体30や係合突起40の形状等は、本考案の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。
10 雄型外殻
11 嵌合突起
12 嵌合片
13 平面部
14 導入凹部
20 雌型外殻
21 嵌合凹部
22 平面部
30 係止爪体
31 係止環
32 係止爪
40 係合突起
41 係合溝

Claims (4)

  1. 半球形状を成した一対の外殻の開口部相互を接合するカプセル容器において、
    開口部に嵌合突起を備えた雄型外殻と、該嵌合突起を嵌入する嵌合凹部を備えた雌型外殻とが各別に構成され、
    いずれか一方の外殻の開口部両端に揺動自在な係止爪体を一対設けると共に、各係止爪体に係合する係合突起を他方の外殻の外側面部に設け、
    雌型外殻の嵌合凹部に雄型外殻の嵌合突起を嵌合して開口部相互を接合すると共に、一対の係止爪体を各係合突起に係合して外殻相互を固定するように構成したことを特徴とするカプセル容器。
  2. 前記雄型外殻の開口部に前記雌型外殻の開口部内側に嵌合せしめる嵌合片を周設し、該嵌合片の一部を切欠いた部分に前記嵌合突起を突設した請求項1記載のカプセル容器。
  3. 前記雌型外殻の外側面に球状の外側面を平面に削いだ形状の平面部が形成され、該平面部から前記係止爪体を延長形成すると共に、
    前記雄型外殻の外側面に球状の外側面を平面に削いだ形状の平面部が形成され、該平面部に前記係合突起を設けた請求項1記載のカプセル容器。
  4. 前記係止爪体は、前記雌型外殻の前記平面部と同一面となる外側面を有する揺動自在な係止環と、該係止環の内側に形成された板状の係止爪とで構成され、該係止環の揺動先端部側に位置する前記雄型外殻の外側面に、該係止環の厚みより凹んだ導入凹部を形成した請求項3記載のカプセル容器。
JP2013003141U 2013-06-04 2013-06-04 カプセル容器 Expired - Fee Related JP3185407U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003141U JP3185407U (ja) 2013-06-04 2013-06-04 カプセル容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003141U JP3185407U (ja) 2013-06-04 2013-06-04 カプセル容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3185407U true JP3185407U (ja) 2013-08-15

Family

ID=50429178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013003141U Expired - Fee Related JP3185407U (ja) 2013-06-04 2013-06-04 カプセル容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3185407U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206266A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 株式会社タカラトミーアーツ 収容容器
JP2018150055A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 株式会社タカラトミーアーツ カプセル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206266A (ja) * 2016-05-16 2017-11-24 株式会社タカラトミーアーツ 収容容器
JP2018150055A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 株式会社タカラトミーアーツ カプセル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6510043B2 (ja) ロック機構と、ロック機構を有するプロペラおよび航空機
JP6266226B2 (ja) 施錠可能バックル
JP4770691B2 (ja) ケースの嵌合構造
WO2010134222A1 (ja) ファスナー用スライダ
JP6092810B2 (ja) 物品収容容器
JP2011251008A (ja) コードロック
JP3185407U (ja) カプセル容器
JP2007091277A (ja) 折り畳み式コンテナ
JP2011255916A (ja) カプセル容器
CN103144826A (zh) 物品收纳容器
TWI447050B (zh) 用來包覆物品之包裝材
JP2007198465A (ja) グロメット
JP2018157963A (ja) 模型パーツ供給物
JP2014504994A (ja) ヒンジリッド型パック
US20150151886A1 (en) Container Cap
JP2015030508A (ja) 物品収容容器
JP3172996U (ja) ファイル
WO2012117947A1 (ja) クリップ
JP2013241201A (ja) キャップのタンパーエビデンス構造
JP2014234185A (ja) 詰め替え容器
TWM522114U (zh) 工具盒
JP5859702B1 (ja) 物品収納容器
JP2020161679A (ja) 電子部品収納ケース
JP2009132226A (ja) 車体パネル部材の部品装着部構造
JP3138867U (ja) 食品容器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees