JPH0714784Y2 - 飲料の瞬間冷却式注出装置 - Google Patents

飲料の瞬間冷却式注出装置

Info

Publication number
JPH0714784Y2
JPH0714784Y2 JP1987090558U JP9055887U JPH0714784Y2 JP H0714784 Y2 JPH0714784 Y2 JP H0714784Y2 JP 1987090558 U JP1987090558 U JP 1987090558U JP 9055887 U JP9055887 U JP 9055887U JP H0714784 Y2 JPH0714784 Y2 JP H0714784Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
switching valve
draft beer
cooling
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987090558U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63198979U (ja
Inventor
竜也 鈴木
明 森下
祐英 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP1987090558U priority Critical patent/JPH0714784Y2/ja
Publication of JPS63198979U publication Critical patent/JPS63198979U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0714784Y2 publication Critical patent/JPH0714784Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は飲料の瞬間冷却式注出装置に係わり、特に飲料
供給源から供給される飲料を希望する適温に冷却して注
出できるとともに飲料冷却管、注出コック等飲料の通過
する注出回路が容易に洗浄できる装置または複数の飲料
を注出できるようにした装置に関する。
本考案における飲料は、ジュース、ワイン、炭酸飲料、
生ビール等、種類を問わないが説明を簡単にするため従
来技術および考案の実施例は生ビールを例にして説明す
る。
〔従来技術〕 生ビール樽から生ビールをジョッキに注ぐ場合、一般に
は冷却水槽内に設けられた生ビール冷却管に生ビールを
通すことにより適温に冷却している。しかしながらこの
ような飲料の瞬間冷却式注出装置は生ビール樽内の生ビ
ール温度に関係なく一定の冷却度で注出しているため、
注出された生ビールの温度は販売状況により変動する。
例えば長時間放置され夏場等30℃以上の外気温近くまで
昇温した生ビールを冷却して注出する場合と冬場等、低
温の生ビールを冷却して注出する場合前者は冷却不十分
となったり、逆に後者は過冷却されてしまう等の問題が
あった。また生ビールは変質や腐敗が起り易く、洗浄を
怠ると、生ビール冷却管等は汚れ、注出された生ビール
の味を著しく劣化させるため適時生ビール冷却管等を洗
浄する必要がある。
従来における生ビール冷却管の洗浄は生ビール冷却管と
水道蛇口をホースで連結し生ビール冷却管に水道水を導
入し、注出コックを開いて注出しながら水通しをして洗
浄していた。生ビール冷却管の洗浄作業は生ビール冷却
管に洗浄ホースを取付けたり、取外したり、作業がわず
らわしく、かつ非能率的であった。
〔考案の目的〕
本考案はこのような観点からなされたもので、その目的
は1台の装置でありながら高温の飲料や低温の飲料でも
適温に冷却して提供することができ、かつ、飲料冷却管
等の注出回路を容易に洗浄できるようにした飲料の瞬間
冷却式注出装置を提供することにある。また、水と生ビ
ール等複数の飲料を注出できるようにすることにある。
〔考案の要点〕
本考案における飲料の瞬間冷却式注出装置はそれぞれ注
出コックを有し熱交換面積の異なる複数本の飲料冷却管
と複数の飲料供給源とをそれぞれ選択して接続可能な切
換弁で接続してなり、前記切換弁を切換えることによ
り、異なる温度の飲料を注出できるようにしたことを特
徴にしている。
さらに前記飲料供給源のうち少なくとも1個を水の供給
源にするとともに前記切換弁を切換えることにより、他
の飲料冷却管に水を供給して水通しをすることにより洗
浄が簡単にできるようにしたこと、前記飲料冷却管の各
々を管長、管径等を変えて配管抵抗および熱交換面積の
同一または異なるものを組合せて構成し切換弁により選
択できるようにしたことを特徴としている。
〔考案の実施例〕
以下、生ビールと水とを同時あるいは交互に注出できる
ようにした装置の実施例について説明する。
以下本考案の第一実施例を示した第1図および第2図に
ついて説明する。注出槽11は図において左側の保温材12
に囲まれた冷却水槽13と冷凍機14を設置した機械室15等
とからなっている。冷却水槽13の内部には冷却水18が貯
えられ、冷凍機14へ接続された蒸発管16が設けられてい
る。
また螺線状に巻回された長さ、径等配管抵抗、熱交換面
積の異なる2本の飲料冷却管19と20が設けられている。
冷凍機14を運転することにより前記蒸発管16の周囲には
氷17が蓄氷される。21は4方切換弁で22は生ビール樽、
24は水道等水の供給源である蛇口である。
第1図はこの装置を夏期等、気温が高く樽内の生ビール
の温度が30℃近い高温に昇温している場合で熱交換面積
の大きい飲料冷却管19を使用した例である。
図中、熱交換面積の大きい飲料冷却管19の入口側は4方
切換弁21を介して継手31、ディスペンスヘッド32、そし
て生ビール樽22に接続されている。出口側は注出コック
23に接続され生ビール用となっている。また熱交換面積
の小さい飲料冷却管20の入口側は4方切換弁21を介して
例えば水道水の蛇口24に接続されている。出口側は注出
コック25に接続され水用となっている。このように生ビ
ールの冷却度を大きくしたい場合には熱交換面積の大き
い飲料冷却管19を使用して冷却度を上げ最適な温度の生
ビールを提供することができる。ところで販売終了後、
生ビールが流れた飲料冷却管19および注出コック23を洗
浄する場合には4方切換弁21を第2図の位置(水道水の
蛇口24側と飲料冷却管19とが流通する位置)にし、注出
コック23の下方に不図示の容器を置き注出コック23を開
けば、水道水が蛇口24から4方切換弁21を通り飲料冷却
管19、注出コック23と流れ、これらの洗浄を行うことが
できる。
一方、冬期等気温が低く樽内の生ビール温度が低い場合
においては、生ビールを夏期程冷却する必要はない。こ
のため本装置は第2図に示すように4方切換弁21を切換
えることにより、生ビールは熱交換面積の小さい冷却管
20により小さな冷却度で冷却されるため過度に冷却され
ることなく適温で提供することができる。また、販売終
了後、生ビールが流れた飲料冷却管20および注出コック
25を洗浄する場合には4方切換弁21を第1図の位置(水
道水の蛇口24側と飲料冷却管20とが流通する位置)にし
注出コック25の下方に不図示の容器を置き注出コック25
を開けば、水道水が蛇口24から4方切換弁21を通り飲料
冷却管20、注出コック25と流れ、これらの洗浄を行うこ
とができる。
第3図ないし第5図は本考案の第2実施例であり、4方
切換弁21の代わりに同様切換弁41を使うこと以外は第1
実施例の構造と同じである。夏期等生ビール樽内の生ビ
ール温度が高い場合は、飲料注出時において切換弁41を
第3図のように生ビール樽22側と飲料冷却管19側とが流
通する位置にして冷却度を上げる。飲料冷却管19等の洗
浄時には第4図のように水道水の蛇口24側と飲料冷却管
19側とが流通する位置にして水道水を流す。
一方、冬期等、生ビール樽内の生ビール温度が低い場合
は、飲料注出時において切換弁41を第4図のように生ビ
ール樽22側と飲料冷却管20側とが流通する位置にして冷
却度を下げる。飲料冷却管20等の洗浄時には第3図のよ
うに水道水の蛇口24側と飲料冷却管20側とが流通する位
置にして水道水を流す。
第5図は継手31から切換弁41に至る間のビールホース34
と配管35とを洗浄する場合を示している。継手31の下方
に容器33を置き切換弁41を第5図のように配管35側と水
道水の蛇口24側とが流通する位置にして水道水を蛇口24
から流しビールホース34と配管35内を洗浄することがで
きる。
次に別の実施例として水道蛇口24の代りに生ビール樽22
等と同様の他の飲料供給源に接続すれば生ビールと他の
飲料等複数の飲料を冷却して注出することもできる。
また図示していないが飲料冷却管19,20を冷却水18中に
設けた例で説明してきたが必らずしも全てを浸漬して設
ける必要はなく少なくとも一本を冷却水18の中に浸漬し
ない構成にしてもよい。この場合水等冷却して注出する
必要のない場合や十分に冷えきった生ビール等の飲料を
供給する場合に用いられる。
〔考案の効果〕
本考案における飲料の瞬間冷却式注出装置は径や長さの
異なる複数の飲料冷却管を設け飲料の温度に応じて切換
弁を操作して飲料冷却管を使い分けることにより注出飲
料が冷却不足あるいは過冷却となることなく適温の美味
な飲料を提供することが可能となった。
さらには水道蛇口24等水供給源の代りに他の飲料供給源
に接続して各々の飲料を異なる温度に冷却して注出する
ことができる。
第1図ないし第5図では飲料冷却管を2本巻回した例で
説明したが2本以上の多数本でも実施できる。飲料供給
源のうち少なくとも1個を水の供給源として切換弁を切
換えることにより、他の飲料冷却管に水を供給し注出コ
ックから水を注出しながら水通しをして洗浄することが
できる等、洗浄容易になって操作の手間が大巾に減少す
る利点を有する。また非常に衛生的である等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示し、第1
図は、樽内の生ビール温度が高い場合における使用状態
を示す断面図、第2図は、樽内の生ビール温度が低い場
合における使用状態を示す断面図である。第3図ないし
第5図は、本考案の第2実施例を示し、第3図は、樽内
の生ビール温度が高い場合における使用状態を示す断面
図、第4図は、樽内の生ビール温度が低い場合における
使用状態を示す断面図、第5図は、ビールホース等の洗
浄時を示す断面図である。 13…冷却水槽、19,20…冷却管 21…4方切換弁、23,25…注出コック 41…切換弁

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ注出コックを有し熱交換面積の異
    なる複数本の飲料冷却管と複数の飲料供給源とをそれぞ
    れ選択して接続可能な切換弁で接続してなり、前記切換
    弁を切換えることにより異なる温度の飲料を注出できる
    ようにしたことを特徴とする飲料の瞬間冷却式抽出装
    置。
  2. 【請求項2】前記飲料供給源のうち少なくとも1個が水
    の供給源であり前記切換弁を切換えることにより他の飲
    料冷却管に水を供給できるようにしたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の飲料の瞬間冷
    却式注出装置。
  3. 【請求項3】前記切換弁が4方切換弁であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項または第
    (2)項記載の飲料の瞬間冷却式注出装置。
  4. 【請求項4】前記切換弁が6方切換弁であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項または第
    (2)項記載の飲料の瞬間冷却式注出装置。
JP1987090558U 1987-06-12 1987-06-12 飲料の瞬間冷却式注出装置 Expired - Lifetime JPH0714784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987090558U JPH0714784Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 飲料の瞬間冷却式注出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987090558U JPH0714784Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 飲料の瞬間冷却式注出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63198979U JPS63198979U (ja) 1988-12-21
JPH0714784Y2 true JPH0714784Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=30950535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987090558U Expired - Lifetime JPH0714784Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 飲料の瞬間冷却式注出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714784Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100309A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Bokuson Kogyo Kk 飲料用ディスペンサー
JP6416501B2 (ja) * 2014-05-19 2018-10-31 サッポロビール株式会社 飲料提供装置及び飲料提供方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225658Y2 (ja) * 1981-04-30 1987-06-30
JPH0138073Y2 (ja) * 1984-11-07 1989-11-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63198979U (ja) 1988-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5890629A (en) Apparatus for dispensing beverages
US5502978A (en) Water cooling apparatus
JP2000142892A (ja) 流体分配装置の冷却ヘッド用システム
EP1222140B1 (en) Integrated heat exchanger and liquid dispensing unit
JPH0714784Y2 (ja) 飲料の瞬間冷却式注出装置
US5320163A (en) Portable, immersible heat exchanger apparatus
JPH0520717Y2 (ja)
JP2588745B2 (ja) 洗浄装置
JPH06399Y2 (ja) 飲料の瞬間冷却式注出装置
JPH0468240B2 (ja)
JPS647427Y2 (ja)
JPH0920395A (ja) ビールディスペンサ
JP2673125B2 (ja) 飲料の瞬間冷却式注出装置
CN210374293U (zh) 一种物理制冷棍
JPH02169992A (ja) 飲料用熱交換装置
KR200384669Y1 (ko) 냉온음료 공급기
JP2584680Y2 (ja) 可搬式飲料容器
JPH02269696A (ja) 飲料供給装置
CN208186971U (zh) 一种饮用水速冷装置
CA2628682A1 (en) Inline booster with spraying means for beverage dispensing system
CN211177614U (zh) 一种冷暖冰酒器
JPH0820162B2 (ja) 発泡飲料注出装置
AU780020B2 (en) Integrated heat exchanger and liquid dispensing unit
JPS6224214Y2 (ja)
KR820000434B1 (ko) 냉·온 음료 판매기