JPH07147809A - 代掻同時植付機 - Google Patents

代掻同時植付機

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Publication number
JPH07147809A
JPH07147809A JP32967793A JP32967793A JPH07147809A JP H07147809 A JPH07147809 A JP H07147809A JP 32967793 A JP32967793 A JP 32967793A JP 32967793 A JP32967793 A JP 32967793A JP H07147809 A JPH07147809 A JP H07147809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scraping
planting
rotor
planting device
height
Prior art date
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Pending
Application number
JP32967793A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Aoki
伸浩 青木
Kaoru Sano
馨 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP32967793A priority Critical patent/JPH07147809A/ja
Publication of JPH07147809A publication Critical patent/JPH07147809A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 代掻作業と植付作業とを同時にする植付機に
おいて、代掻ローターの代掻深さが一定になるよう制御
するもの。 【構成】 走行機体Aの後方に接続した植付装置Bの前
方に代掻ローター18を昇降自在に配設し、対地高さセ
ンサー26及び電動シリンダ28等により植付装置Bの
昇降とは別に独立して昇降制御するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、代掻作業と植付作業
を同時に行う代掻同時植付機に関する。
【0002】
【従来の技術】代掻同時植付機に関しては本出願人が特
願平4─185911号で出願している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものは、代掻ロ
ーター21が植付装置8の前部にブラケット18及びス
テー19を介して該植付装置8に一体的に装着されてお
り、該代掻ローター21とその後方に位置する滑走体1
6とがその取り付け高さ位置を一定にした状態で取り付
けられている。そして、植付装置8は対地高さ検出セン
サーとして機能する前記滑走体16の上下動により対地
高さが一定になるよう自動的に昇降制御されている。そ
のため、該滑走体16が代掻ローター21で代掻した直
後の田面を感知して検出するため、代掻ローター21の
代掻深さが所望深さより深くなり過ぎていても滑走体1
6の高さ位置は正常な設定高さであると誤検知する恐れ
があり、植付作業開始直後等の昇降制御が安定しない状
態の時に代掻ローター21の代掻深さが漸次深い側に下
降変化し、代掻ローター21の前部に泥土が滞留して前
進抵抗が増大したり、深くなり過ぎて代掻ローター21
が田面に埋没する等の恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、植付装置の前方に植付巾全体を代掻する
代掻ローターを昇降自在に配設すると共に、該代掻ロー
ターを少なくとも接地作業状態時には植付装置の自動昇
降制御とは別に、独立して対地高さを一定に自動昇降制
御するようにしたものである。
【0005】
【作用】代掻ローター及び植付装置が下降され田面に接
地すると、各々が独立して対地高さが一定となるように
自動的に昇降制御される。したがって、代掻ローターの
代掻深さを適正にして代掻作業を円滑に遂行できるの
で、植付作業も確実にできる。
【0006】
【実施例】符号Aは前輪1と後輪2を有する走行機体で
あり、該走行機体Aの上部に操縦ハンドル3と運転席4
を備え、走行機体Aの後方に油圧シリンダ機構等で昇降
駆動されるトップリンク5,ロアリンク6,6等の後端
にヒッチリンク7を接続し、該ヒッチリンク7下方のロ
ーリングメタル8に挿通支持された前後方向のローリン
グ軸9を介して植付装置Bが左右ローリング自在に装着
されている。植付装置Bには、前記ローリング軸9を一
体的に支持する植付機枠10に苗載台11及び植付機構
12が装備されており、該植付機枠10の下方に滑走体
13を支軸14回りにその前部が上下動可能となるよう
に支持している。前記植付機枠10の両側に前方に突出
するブラケット15,15を設け、該ブラケット15,
15に支軸16,16を介してステー17,17が取り
付けられ、該左右のステー17,17の先端間に代掻ロ
ーター18の代掻軸19が回転自在に支持されている。
したがって、代掻ローター18は支軸16回りに上下動
可能に支持される。該代掻ローター18は金属製からな
る円筒体で形成され、その外周面には図2及び図4に示
すごとくジグザグ状に屈曲したラグ状の凸条20・・・
が溶接され軸心方向に間隙をおいて多数突設してある。
【0007】そして、該代掻ローター18は、走行機体
Aから動力を受けた伝動軸21,伸縮自在な自在接手軸
22,ギヤケース23の入力軸24,代掻軸19を介し
て駆動される。ギヤケース23と自在接手軸22との間
にベース25が架設されており、該ベース25に代掻ロ
ーター18の対地高さを検知する超音波センサー26が
設置されている。超音波センサー26は代掻直前の田面
を検知する非接触型の対地高さセンサーである。また、
前記ローリング軸9の前端にはアーム27が前方に向か
って一体的に取り付けられており、該アーム25と代掻
軸19との間にストロークセンサーを内蔵する電動シリ
ンダ28が装着されており、電動シリンダ27の伸縮作
動により代掻ローター18が上下動するものである。
【0008】29は前記運転席4の横に配設された操作
レバーで、図1及び図5に示すようにU,N,D1,D
2の4位置に切り換え可能に構成される。先ず、操作レ
バー29をU位置にすると植付装置Bはその動力が断た
れた状態で上昇する。次に操作レバー29をN位置にす
ると植付装置Bはその動力が断たれた状態で下降を阻止
され中立保持される。そして操作レバー29をD1位置
にすると植付装置Bは下降し滑走体13が田面に接地し
て滑走体13の上下位置を検出することにより植付装置
Bを昇降制御する自動状態にする。この時は植付装置B
はその動力が断たれたままであり、さらに操作レバー2
9をD2位置にすると植付装置Bの昇降制御を自動状態
にしたままで、植付装置Bの動力が伝達され植付作業を
開始することができる。
【0009】該操作レバー29のD1,D2操作経路に
臨ませてスイッチ30の操作片31が位置させてあり、
操作レバー29をD1及びD2位置にシフトするとスイ
ッチ30がONになり、前記代掻ローター18を昇降す
る電動シリンダ28が対地高さセンサー26の検出結果
に基づくマイコン回路の指令で伸縮作動し、代掻ロータ
ー28の対地高さが一定になるよう自動的に制御する。
また、該操作レバー29をN及びU位置にシフトすると
スイッチ30がOFFになり、代掻ローター18は昇降
範囲の中立位置等を前記ストロークセンサーで検出して
その位置に保持され、その独立昇降が停止され植付装置
Bと共に昇降する。
【0010】本案の植付機で植付作業をする時は、田面
を適宜に荒起しした後、湛水して荒起しした土壌を膨軟
にしておく。そして、植付作業予定日の前日頃に落水し
てできるだけ田面表面から水を切るようにして圃場を準
備する。しかる後、本案代掻植付機を圃場に導入し、代
掻ローター18を駆動しながら植付作業を開始すると、
水を充分に吸って膨軟状態の土壌表面が代掻ローター1
8の外周面と凸条20の作用で代掻整地され、適度に水
が田面に滲み出て後続する植付装置Bに装着された滑走
体13の滑走作用並びに植付機構12の植付作用を円滑
にする。そして、該代掻ローター18は植付装置Bの昇
降制御とは別に独立して電動シリンダ28で昇降制御さ
れる。すなわち、代掻ローター18の対地高さを対地高
さセンサー26で検知しており、適正高さの範囲内では
電動シリンダ28は作動しない。例えば、設定高さより
代掻深さが浅くなると田面と対地高さセンサー26との
距離が遠くなりこれの検出結果に基づき、マイコン回路
を経由した指令により電動シリンダ28が伸長され代掻
ローター18を下降させ適正高さになるように制御す
る。逆に、設定高さより代掻深さが深くなると田面と対
地高さセンサー26との距離が遠くなりこれの検出結果
に基づき、マイコン回路を経由した指令により電動シリ
ンダ28が縮小され代掻ローター18を上昇させ適正高
さになるように制御する。このようにして代掻ローター
18が常に適正高さとなるように自動的に昇降制御する
ものである。
【0011】植付装置Bの昇降は、従来同様に滑走体1
3の植付機枠10に対する高さ位置を基準にしてトップ
リンク6及びロアリンク7,7を昇降させて自動制御す
るものであるが、前記のように、代掻ローター18の代
掻深さを設定範囲内に維持できるようにしているので、
後続する植付装置Bの昇降自動制御も滑走体13基準で
円滑にできるものである。また、植付装置Bの田面から
の上昇と共に代掻ローター18の独立昇降制御を停止す
るようにしているので安全である。
【0012】図6は他の実施例を示し、代掻ローター1
8を走行機体Aの前部に装着したものであり、電動シリ
ンダ28で昇降される昇降リンク機構31に代掻ロータ
ー18がローリング可能に装着されている。そして対地
高さは田面を滑走する橇体32前端の上下動をポテンシ
ョメータ33で検知して行うものである。代掻ローター
18を走行機体Aの前部に装着した場合は、後輪2と植
付装置Bとの間に装着した場合よりスペース的に余裕が
あり、圃場条件に適合した代掻装置を適宜選択して装備
できる利点がある。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、代掻作業
と植付作業が同時にできて省力化したものであると共
に、代掻ローター18の代掻深さを設定範囲内に維持で
きるので代掻作業と植付作業を円滑にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】代掻植付機の側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】要部の拡大側面図である。
【図4】代掻ローターの部分平面図である。
【図5】操作レバーのシフト説明図である。
【図6】代掻植付機の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
A 走行機体 B 植付装置 18 代掻ローター 26 対地高さセンサー 28 電動シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪と後輪を有する走行機体の後方に、
    昇降リンク機構を介して植付装置を昇降自在に連設した
    植付機において、前記植付装置の前方に植付巾全体を代
    掻する代掻ローターを昇降自在に配設すると共に、該代
    掻ローターを少なくとも接地作業状態時には植付装置の
    自動昇降制御とは別に、独立して対地高さを一定に自動
    昇降制御することを特徴とする代掻同時植付機。
JP32967793A 1993-11-30 1993-11-30 代掻同時植付機 Pending JPH07147809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32967793A JPH07147809A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 代掻同時植付機

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JP32967793A JPH07147809A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 代掻同時植付機

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JP32967793A Pending JPH07147809A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 代掻同時植付機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038005A (ja) * 2001-07-31 2003-02-12 Iseki & Co Ltd 農作業機
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JP2009118846A (ja) * 2008-11-25 2009-06-04 Iseki & Co Ltd 乗用型田植機

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