JPH07147091A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH07147091A JPH07147091A JP5315980A JP31598093A JPH07147091A JP H07147091 A JPH07147091 A JP H07147091A JP 5315980 A JP5315980 A JP 5315980A JP 31598093 A JP31598093 A JP 31598093A JP H07147091 A JPH07147091 A JP H07147091A
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Abstract
の低減を図ることにある。 【構成】 データ線DW,DW*を、当該データ線の延
長方向に複数に分割して複数のメモリブロックMARY
(1)〜MARY(4)を形成し、このメモリブロック
毎に、上記分割に係るデータ線を選択的にコモンデータ
線に導通させるためのスイッチQ3,Q4を設け、書込
み用の入力データDiをコモンデータ線CD,CD*で
微小振幅させるためのデータ入力バッファDIBを設け
ることによって、充放電電流の低減、さらには消費電力
の低減を図る。
Description
にはそれにおけるライト系の消費電力の低減化技術に関
し、例えばSRAM(スタティック・ランダム・アクセ
ス・メモリ)に適用して有効な技術に関する。
は、複数個のスタティック型メモリセルをマトリクス配
置して成るメモリセルアレイを含む。メモリセルの選択
端子はロウ方向毎にワード線に結合され、メモリセルの
データ入出力端子はカラム方向毎に相補データ線(相補
ビット線とも称される)に結合される。それぞれの相補
データ線は、相補データ線に1対1で結合された複数個
のカラム選択スイッチを含むカラムスイッチ回路を介し
て相補コモンデータ線に共通接続されている。
に対応して配置されたアドレスバッファを介してロウデ
コーダやカラムデコーダに伝達される。ロウデコーダの
デコード出力に基づいて、入力アドレス信号に対応する
ワード線が選択レベルに駆動されると、このワード線に
結合されたメモリセルが選択される。またカラムデコー
ダのデコード出力に基づいてカラム選択スイッチがオン
されて、上記選択されたメモリセルが、相補コモンデー
タ線に導通する。このとき相補コモンデータ線の電位
は、データ入出力回路に含まれるセンスアンプで増幅さ
れ、さらに出力バッファ等を介して外部に出力可能とさ
れる。また、データ入出力回路に含まれる入力バッファ
に外部から書込みデータが与えられると、その書込みデ
ータに従って相補コモンデータ線が駆動され、それによ
り、アドレス信号によって選択された相補データ線を介
して所定のメモリセルにそのデータに応ずる電荷情報が
蓄積される。
献の例としては、昭和59年11月30日に株式会社オ
ーム社から発行された「LSIハンドブック(第485
頁)」がある。
フリップフロップ型のメモリセル用いることから、相補
データ線対の一方をグランドレベル近くまで下げること
で、メモリセルの情報を反転している。このため、相補
データ線対の1本当りの負荷容量をCL、電源電圧を
V、動作速度を動作周波数fとした場合、データライト
系における書込み時の消費電力PMは、 PM=n・CL・V2f(nはデータ線対の数) となる。従って、一定の動作電源電圧下では、消費電力
PMは、データ線対の数n、及び動作周波数fに比例す
る。このため、SRAMの規模を大きくし、且つ、動作
の高速化を図ろうとすると、どうしてもライト系の消費
電力が大きくなり、しかも、そこでの消費電力が、SR
AM全体の消費電力の大部分を占めるようになる。特
に、論理LSI等に搭載されるオンチップ型SRAM
は、入出力ビット数が多いため、上記のようにSRAM
の規模を大きくし、且つ、高速化を図ろうとすると、ラ
イト系の消費電力が非常に大きくなり、それがLSI全
体の消費電力の大部分を占めることとなるため、その改
善が望まれる。
の消費電力を低減するには、全体の消費電力の大部分を
占めているライト系消費電力を低減することが有効であ
り、特にデータ線やコモンデータなど書込み動作に直接
関係する箇所の負荷容量や、信号振幅の大きさに比例す
ることから、書込み動作に直接関係する箇所の充放電電
流の低減が効果的であることが、本発明者によって見出
された。
力の低減を図ることにある。さらに具体的な目的は、ラ
イト系の充放電電流を抑えることによってLSI全体の
消費電力の低減を図ることにある。
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
長方向に複数に分割して複数のメモリブロックを形成
し、このメモリブロック毎に、上記分割に係るデータ線
を選択的にコモンデータ線に導通させるためのスイッチ
を設け、更に書込み用の入力データを上記コモンデータ
線で微小振幅させるためのデータ入力バッファを設けて
半導体記憶装置を構成する。このとき、上記メモリブロ
ック毎に、上記分割に係るデータ線の信号レベルをフル
振幅させるためのライトアンプを設けることができる。
データ線の延長方向に複数に分割されて複数のメモリブ
ロックを形成し、このメモリブロック毎に、上記分割に
係るデータ線を選択的にコモンデータ線に導通させるた
めのスイッチを設けることは、選択状態でのデータ線負
荷容量を低減するように作用し、また、上記データ入力
バッファは、書込み用の入力データを上記コモンデータ
線での微小振幅を可能とする。このことが、データ書込
み時のコモンデータ線や、上記選択されたデータ線での
充放電電流を低減するように作用し、データライト系の
消費電力、さらにはそのようなライト系を含むLSIの
消費電力の低減化を達成する。
ートSRAMが示される。
は、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技
術により、単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板
に形成される。
ード系ポートとライト系ポートとが独立して設けられ、
そのような専用ポートを利用して、データのリード・ラ
イトを、それぞれ非同期に、且つ、独立して行うことが
できる。
ック型メモリセルMCがアレイ状に配列されて成る。一
つのスタティック型メモリセルMCが代表的に示される
ように、リード用、ライト用の2系統の選択端子が設け
られ、リード用選択端子がリード用ワード線RWSに結
合され、ライト用選択端子がライト用ワード線WWSに
結合されている。
力端子、及びデータ入力端子がそれぞれ別個に設けられ
ており、データ出力端子が、リード用相補データ線D
R,DR*(*はローアクティブ又は信号反転を意味す
る)に結合され、データ入力端子が、ライト用相補デー
タ線DW,DW*に結合されている。
択的レベルに駆動するため、データリードのためのロー
アドレスをデコードするためのリード・ロウデコーダ1
5が設けられ、また、上記ライト用ワード線WWSを選
択レベルに駆動するため、データライトのためのローア
ドレスをデコードするためのライト・ロウデコーダ11
が設けられている。
ードするためのカラムデコーダ13が設けられ、このデ
コード出力に基づいて、上記メモリセルアレイ10にお
ける複数のリード用相補データ線DR,DR*を選択的
にコモンデータ線に結合させるためのカラム選択回路1
2が設けられている。このカラム選択回路12によって
選択的にコモンデータ線に結合されたリード用相補デー
タ線DR,DR*のデータは、それを増幅するためのセ
ンスアンプや出力バッファなどを含む出力回路14を介
して外部出力可能とされる。
に入力されるライト用カラムアドレスをデコードするこ
とによって、後述するセレクトスイッチの動作制御のた
めの信号を生成する。本実施例において、上記メモリセ
ルアレイ10における複数のライト用相補データ線D
W,DW*は、ライト動作時の充放電電流の低減を図る
ため、当該データ線の延長方向に複数に分割され、この
データ線分割に対応してセレクトスイッチが設けられて
おり、この複数のセレクトスイッチが、上記セレクタ回
路17の出力信号によって選択的に動作されるようにな
っている。そして、上記セレクトスイッチによって選択
されたライト用相補データ線が、ライト用コモンデータ
線に結合され、それによって、入力回路16を介して外
部から取込まれるデータの書込みが可能とされる。この
入力回路16にはデータ入力バッファが含まれる。
主要部の詳細な構成が示される。
方向に複数に分割されるとともに、消費電力の低減のた
めに、複数のライト用用相補データ線DW,DW*が、
当該データ線の延長方向に複数に分割されている。図1
において、MARY(1)〜(4)は、このデータ線分
割によって形成されるメモリブロックとされる。特に制
限されないが、本実施例では、ライト用相補データ線D
W,DW*の延長方向に配列された256ワードのメモ
リセル列が、上記データ線分割により、4つのメモリブ
ロックに分けられ、1つのブロックの大きさが、64ワ
ードとされる。この4つのメモリブロックMARY
(1)〜MARY(4)は互いに同一構成とされる。
は、それについての構成が、図1において代表的に示さ
れるように、64個のメモリセルMC(0)〜MC(6
3)を含む。一つのメモリセルMC(0)は、特に制限
されないが、ループ状に結合された2つのインバータ2
1,22と、ライト用ワード線WWSの選択レベルに応
じてインバータ21,22をライト用相補データ線D
W,DW*に結合させるための、CMOSトランスファ
MOSトランジスタ23,24とを含む。そして、ライ
ト用相補データ線DW,DW*は、ライト用内部クロッ
クφCLKに同期して動作制御されるプリチャージ用p
チャンネル型MOSトランジスタQ1,Q2が設けられ
ている。このpチャンネル型MOSトランジスタQ1,
Q2がオン状態のとき、ライト用相補データ線DW,D
W*は、高電位側電源Vddレベルにプリチャージされ
る。
11は、ライト用内部クロックφCLKに同期して動作
され、このライト用ロウデコーダ11のデコード出力信
号によってライト用ワード線WWSがハイレベルに駆動
されたとき、上記CMOSトランスファMOSトランジ
スタ23,24がオン状態とされることにより、メモリ
セルからのデータリード又はライトが可能とされる。
クMARY(1)〜(4)には、セレクタ回路17の出
力信号によって選択的に動作されるセレクトスイッチと
してのpチャンネル型MOSトランジスタQ3,Q4が
設けられ、このpチャンネル型MOSトランジスタQ
3,Q4がオン状態とされたとき、分割にかかるメモリ
ブロックのライト用相補データ線DW,DW*が、ライ
ト用相補コモンデータ線CD,CD*に導通されるよう
になっている。そのようにライト用相補データ線DW,
DW*が、それの延長方向に分割されることによって、
このライト用相補データ線DW,DW*における負荷容
量の低減が図られている。
に示されるように、ライト用相補データ線DW,DW*
の延長方向に配列された総てのメモリセルMC(0)〜
MC(n)が、ライト用相補データ線DW,DW*にそ
れぞれ共通接続されるため、ライト用カラム選択信号Y
SWによって、カラムスイッチ27,28がオンされる
ことによって、ライト用相補データ線DW,DW*にお
ける総ての負荷容量が駆動対象とされてしまうのに対し
て、本実施例SRAMでは、図1に示されるようにデー
タ線が4分割され、セレクタ回路17の出力信号によっ
てメモリブロックMARY(1)〜MARY(4)内の
pチャンネル型MOSトランジスタQ3,Q4が選択的
にオン状態とされることから、同時に駆動される負荷容
量は、図6に示される場合の1/4に低減される。
ータ入力バッファ16は、上記ライト用内部クロックφ
CLKに同期して、入力データDiをライト用相補コモ
ンデータ線CD,CD*に取込む。本実施例において、
このデータ入力バッファ16には、充放電電流の低減を
図るため、駆動能力の比較的小さなMOSトランジスタ
が適用されることによって、入力データを微小振幅化す
るようにしている。
詳細な構成例が示される。
Q6は、ライト用相補コモンデータ線CD,CD*をプ
リチャージするためのもので、ライト用内部クロックφ
CLKに同期動作される。nチャンネル型MOSトラン
ジスタQ7,Q9が直列接続され、入力データDiが、
nチャンネル型MOSトランジスタQ9のゲート電極に
入力されるようになっている。また、nチャンネル型M
OSトランジスタQ8,Q10が直列接続され、入力デ
ータDiがインバータN1によって反転された後に、n
チャンネル型MOSトランジスタQ10のゲート電極に
入力されるようになっている。上記nチャンネル型MO
SトランジスタQ7,Q8は、上記ライト用内部クロッ
クφCLKに同期動作される。上記φCLKがローレベ
ルのとき、pチャンネル型MOSトランジスタQ5,Q
6がオンされることによって、ライト用相補コモンデー
タ線CD,CD*が、高電位側電源Vddレベルにプリ
チャージされる。このとき、nチャンネル型MOSトラ
ンジスタQ7,Q8はオフ状態とされる。それに対し
て、上記φCLKがハイレベルのとき、nチャンネル型
MOSトランジスタQ7,Q8がオンされることによ
り、入力データDiに応じてライト用相補コモンデータ
線CD,CD*が駆動される。このとき、pチャンネル
型MOSトランジスタQ5,Q6はオフ状態とされる。
トランジスタQ7〜Q10には、ドライブ能力の比較的
小さな素子が適用される。このため、pチャンネル型M
OSトランジスタQ5,Q6によってライト用相補コモ
ンデータ線CD,CD*にプリチャージされた電荷は、
ライト用内部クロックφCLKのハイレベル期間におい
て、nチャンネル型MOSトランジスタQ7〜Q10に
よって徐々に放電される。つまり、コモンデータ線CD
の蓄積電荷は、nチャンネル型MOSトランジスタQ
8,Q10がオンされることによって、徐々に放電さ
れ、また、コモンデータ線CD*の蓄積電荷は、nチャ
ンネル型MOSトランジスタQ7,Q8がオンされるこ
とによって、徐々に放電される。そのように蓄積電荷が
徐々に放電されるということは、ライト用内部クロック
φCLKのハイレベル期間において、相補コモンデータ
線CD,CD*プリチャージ電荷を十分に引抜くことが
できないから、入力データDiに応じて微小振幅が可能
とされる。
ジスタQ7〜Q10に、ドライブ能力の比較的小さな素
子を適用することによって、このデータ入力バッファD
IBの出力信号振幅が、非常に小さくされる。そのよう
に微小振幅化することにより、ライト用相補コモンデー
タ線CD,CD*での充放電電流を低減するようにして
いる。
号の微小振幅化により、メモリセルへのデータ書込みが
不十分となることが考えられるが、それは、図1に示さ
れるように、各メモリブロックMARY(1)〜MAR
Y(4)内に、入力された書込み信号をフル振幅させる
ためのライトアンプWAを設けることによって、解決し
ている。すなわち、このライトアンプWAは、それの構
成例が図4に示されるように、ライト用相補データ線D
W,DW*の信号をゲート入力とする2つのnチャンネ
ル型MOSトランジスタQ11,Q12と、セレクタ回
路17の出力信号WSSを反転するためのインバータN
2、及びその反転出力をゲート入力とするためのnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ13とが結合されて成
る。セレクタ回路17の出力信号WSSがローレベルの
とき、nチャンネル型MOSトランジスタQ13がオン
状態とされ、このライトアンプWAが動作可能状態とさ
れる。そしてこのとき、ライト用相補データ線DW,D
W*のうち、ローレベル側のデータ線に対応するnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ11又はQ12が、他方
のデータ線のハイレベルによってオンされ、それによっ
て、上記ローレベル側のデータ線のレベルが、瞬時にグ
ランドレベルにまで低下される。そのようにグランドレ
ベルにまで低下された状態は、ライト用相補データ線D
W,DW*のフル振幅状態とされる。
56個のメモリセルによって形成され、それが、ワード
線の延長方向に16列配置されることによって、1ビッ
ト当りのメモリ容量が4Kとされ、4Kワード×16ビ
ットのメモリ容量を有するSRAMにおいて、消費電力
のデータ線分割依存性のシミュレーション結果が示され
る。尚、図5に示される特性図において、横軸はライト
用相補データ線の分割数を、縦軸はライト系の消費電力
を、それぞれ示している。
に、ライト用相補データ線DW,DW*を、それの延長
方向に分割した場合には、その分割数が多くなるに従
い、分割に係るデータ線の負荷容量が減少されるが、そ
の反面、ライト用相補コモンデータ線CD,CD*の配
線長が長くなることから、逆に当該コモンデータ線C
D,CD*の負荷容量が増加されてしまう。しかも、デ
ータ書込みを正常に行うためには書き込み信号をフル振
幅させる必要があるこから消費電力の大幅な低下は望め
ない。そこで、ライト用相補データ線DW,DW*の分
割によって形成されるメモリブロックMARY(1)〜
MARY(4)毎にライトアンプWAを設け、ライト用
相補コモンデータ線CD,CD*の微小振幅を、上記メ
モリブロックMARY(0)〜MARY(4)のうち選
択されたもののみフル振幅させることによって、消費電
力の大幅な低下と書込みの適切化を図ることができる。
例えば、ライト用相補コモンデータ線CD,CD*の信
号振幅ΔVを、1.5Vにした場合、本実施例のように
データ線を4分割した場合に消費電力が最小となり、デ
ータ線分割のみの場合に比して消費電力を大幅に低下さ
せることができる。
ΔVを、1.0Vに微小振幅化した場合には、上記ΔV
=1.5Vの場合よりも消費電力を更に低減することが
でき、その場合のデータ線を8分割した場合が、最も消
費電力が小さくなるのは、シミュレーション結果から明
らかである。
れる。
ロップ型のメモリセル用いることから、相補データ線対
の一方をグランドレベル近くまで下げることで、メモリ
セルの情報を反転しているため、一定の動作電源電圧下
での消費電力は、相補データ線対の数、及び動作周波数
に比例する。そのために、SRAMの規模を大きくし、
且つ、動作の高速化を図ろうとすると、ライト系の消費
電力が大きくなり、それが、SRAM全体の消費電力の
大部分を占めるようになる。しかしながら本実施例で
は、上記のようにデータ線分割やコモンデータ線の微小
振幅化などによって、ライト系の消費電力の低減を図
り、さらにはSRAM全体の消費電力の低減を図ってい
る。すなわち、ライト用相補データ線DW,DW*が、
当該データ線の延長方向に複数に分割されて複数のメモ
リブロックMARY(1)〜(4)が形成され、このメ
モリブロック毎に、上記分割に係る相補データ線を選択
的に相補コモンデータ線に導通させるためのスイッチ
(pチャンネル型MOSトランジスタQ3,Q4)を設
けることによって、選択状態でのデータ線DW,DW*
の負荷容量を低減し、また、ライト用相補コモンデータ
線CD,CD*での信号振幅を微小化することによっ
て、ライト系の充放電電流を少なくすることができる。
そのように充放電電流を低減することによって、SRA
Mの消費電力の低減を図ることができる。
割に加えて、データ線の延長方向へのメモリ分割を行う
ことは、大容量多ビットのSRAMを構成する場合にお
いても、縦横比の自由度が増すため、特にオンチップ型
として、SRAMを論理LSIなどに搭載する場合のメ
モリ実装効率を上げることができる。
費電力化が図られることによって、LSI全体としての
消費電力の低減が可能とされるから、動作速度の高速化
において消費電力がネックとなっている場合などには、
LSIの高速化をも図ることができる。
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
スタティック型のものを適用した場合について説明した
が、このスタティック型に代えてダイナミック型メモリ
セルを適用するようにしても良い。
系とが非同期で動作するものについて説明したが、通常
のシングルポートRAMのように、ワード線やデータ線
を、リード系とライト系とで共有し、リード動作とライ
ト動作とが、外部制御信号によって切換えられる構成と
した場合においても、上記実施例のようにライト動作時
の消費電力の低減が可能とさる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるデュア
ルポートSRAMに適用した場合について説明したが、
本発明はそれに限定されるものではなく、2以上のポー
トを備えたマルチポートRAM、あるいはシングルポー
ト構成のRAMなどの半導体記憶装置、さらにはそのよ
うな半導体記憶装置をオンチップメモリとして備えたデ
ータ処理装置などに広く適用することができる。
備えることを条件に適用することができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
複数に分割されて複数のメモリブロックが形成され、こ
のメモリブロック毎に、上記分割に係るデータ線を選択
的にコモンデータ線に導通させるためのスイッチが設け
らることにより、選択状態でのデータ線負荷容量が低減
され、また、上記データ入力バッファにより、書込み用
の入力データを上記コモンデータ線で微小振幅化させる
ことにより、データ書込み時のコモンデータ線や、上記
選択されたデータ線での充放電電流を低減することがで
きる。このように充放電電流を低減することによって、
データライト系の消費電力を低減することができる。さ
らにはそのように低消費電力化されたライト系を含むL
SI全体の消費電力の低減を図ることができる。
Mの主要部の構成ブロック図である。
ロック図である。
力バッファの構成回路図である。
ッファの構成回路図である。
ョン結果の特性図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 データ線に結合された複数のメモリセル
が当該データ線の延長方向に配列されて成る半導体記憶
装置において、上記データ線を、当該データ線の延長方
向に複数に分割して複数のメモリブロックを形成し、こ
のメモリブロック毎に、上記分割に係るデータ線を選択
的にコモンデータ線に導通させるためのスイッチを設
け、書込み用の入力データを上記コモンデータ線で微小
振幅させるためのデータ入力バッファを設けて成ること
を特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 上記メモリブロック毎に、上記分割に係
るデータ線の信号レベルをフル振幅させるためのライト
アンプが設けられて成る請求項1記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項3】 上記メモリセルとしてスタティック型メ
モリセルを適用した請求項1又は2記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項4】 上記データ入力バッファは、上記コモン
データ線のプリチャージによる電荷を放電するための素
子として、ドライブ能力の小さな素子が適用されて成る
請求項1乃至3いずれか1項に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31598093A JP3328402B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31598093A JP3328402B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07147091A true JPH07147091A (ja) | 1995-06-06 |
JP3328402B2 JP3328402B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=18071896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31598093A Expired - Fee Related JP3328402B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 半導体記憶装置 |
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---|---|
JP (1) | JP3328402B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031767A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
WO2011161798A1 (ja) * | 2010-06-24 | 2011-12-29 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP31598093A patent/JP3328402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031767A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JP4528044B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2010-08-18 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置 |
WO2011161798A1 (ja) * | 2010-06-24 | 2011-12-29 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の制御方法 |
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---|---|
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