JPH07147042A - 回転体制御装置 - Google Patents

回転体制御装置

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JPH07147042A
JPH07147042A JP5291697A JP29169793A JPH07147042A JP H07147042 A JPH07147042 A JP H07147042A JP 5291697 A JP5291697 A JP 5291697A JP 29169793 A JP29169793 A JP 29169793A JP H07147042 A JPH07147042 A JP H07147042A
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JP
Japan
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phase
frequency signal
speed
rotating body
output
Prior art date
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JP5291697A
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English (en)
Inventor
Osamu Okauchi
理 岡内
昭 ▲吉▼川
Akira Yoshikawa
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相誤差算出のサンプリング周波数を上げる
ことにより位相制御ゲインを上げ、安定した位相制御が
可能な回転体制御装置を提供すること。 【構成】 シリンダ2の回転により発生する周波数信号
に基づいて速度検出回路5はシリンダ2の回転速度を検
出し、速度誤差算出回路6は速度誤差を算出し加算回路
9に出力する。周波数信号発生毎に位相検出回路107
はシリンダ2の回転位相を検出し、目標位相算出回路1
09は目標位相を算出する。位相誤差算出回路108
は、検出位相と目標位相とから位相誤差を算出し、加算
回路9に供給する。加算回路9は位相誤差と速度誤差と
を加算し、シリンダ駆動回路10に出力することにより
シリンダ2の回転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRとする)やデジタルオーディオテープレ
コーダ(以下、DATとする)等の磁気記録再生装置に
搭載されているシリンダ制御装置などの回転体制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRやDATのシリンダ(ドラ
ム)など回転体を利用して構成されている装置が普及し
ている。
【0003】以下、VTRに搭載されているシリンダを
例に挙げて、従来の回転体制御装置について説明する。
図11は、従来の回転体制御装置の構成を示したブロッ
ク図である。
【0004】図11において、磁気ヘッド1を有するシ
リンダ2にはシリンダ1回転に2回以上の周波数信号を
発生する周波数信号発生器3と、1回転に1回位置検出
信号を発生する位置検出信号発生器4とが取り付けられ
ている。速度検出回路5は周波数信号に基づきシリンダ
2の回転速度を検出する。速度誤差算出回路6は検出速
度と所定の目標速度とから速度誤差を検出し加算回路9
に出力する。位相検出回路7は、回転位相基準信号と位
置検出信号とから回転位相を検出する。位相誤差算出回
路8は、検出位相と目標位相とから位相誤差を検出し加
算回路9に出力する。加算回路9は、速度誤差と位相誤
差を加算した合成誤差信号をシリンダ駆動回路10に供
給する。シリンダ駆動回路10は、合成誤差信号に基づ
いてシリンダ2を回転させる。
【0005】以上のように構成される回転体制御装置つ
いて、以下その動作について説明する。
【0006】速度検出回路5は、シリンダ2の回転によ
り発生する周波数信号の周期を計測し、検出した周期に
基づいてシリンダ2の回転速度を検出し、速度誤差算出
回路6に出力する。速度誤差算出回路6は供給された回
転速度と目標速度とから速度誤差を検出し、加算回路9
に出力する。
【0007】位相検出回路7は、回転位相基準信号を基
準とした位置検出信号の発生位相を計測し、これに基づ
いてシリンダ2の位相を検出する。位相誤差算出回路8
は、検出位相と目標位相とから位相誤差を検出し、これ
を加算回路9に出力する。
【0008】加算回路9は速度誤差と位相誤差を加算し
た合成誤差をシリンダ駆動回路10に供給する。シリン
ダ駆動回路10は、合成誤差に基づいてシリンダ2の速
度誤差と位相誤差が零になるようにシリンダ2の回転を
制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来構成では、位相制御系では位相誤差をシリンダが1回
転する間に1回しか検出しないため、応答性が低くなり
位相引込に時間を要するという問題点を有している。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、シリンダが1回転する間の位相誤差の検出回数を増
加して、安定性・応答性の高い位相制御が可能な回転体
制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1の構成の回転体制御装置は、回転体が
1回転する間に2回以上の周波数信号を発生する周波数
信号発生手段と、前記回転体が1回転する間に1回、位
置検出信号を発生する位置検出信号発生手段と、前記周
波数信号から回転速度を検出する速度検出手段と、前記
速度検出手段の出力と所定の目標速度とから速度誤差を
算出する速度誤差算出手段と、前記周波数信号が発生す
る度に、外部から供給される回転位相基準信号と前記周
波数信号とから回転体の位相を検出する位相検出手段
と、前記位置検出信号と前記周波数信号とに応じて、前
記回転位相基準信号と前記位置検出信号とが所定の位相
関係となるための目標位相を算出する目標位相算出手段
と、前記位相検出手段の出力と前記目標位相算出手段の
出力とから位相誤差を算出する位相誤差算出手段と、前
記速度誤差算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の出
力とを加算する加算手段と、前記加算手段の出力に基づ
いて回転体を駆動する回転体駆動手段とを備えたもので
ある。
【0012】本発明の第2の構成の回転体制御装置は、
回転体が1回転する間に2回以上の周波数信号を発生す
る周波数信号発生手段と、前記回転体が1回転する間に
1回、位置検出信号を発生する位置検出信号発生手段
と、前記周波数信号から回転速度を検出する速度検出手
段と、前記速度検出手段の出力と所定の目標速度とから
速度誤差を検出する速度誤差算出手段と、前記周波数信
号が発生する度に、前記位置検出信号と前記周波数信号
とから回転体の位相を検出する位相検出手段と、外部か
ら供給される回転位相基準信号の変化時から前記周波数
信号が変化するまでの時間差を測定する時間差測定手段
と、前記時間差測定手段の出力に応じて、前記回転位相
基準信号と前記位置検出信号とが所定の位相関係となる
ための目標位相を算出する目標位相算出手段と、前記位
相検出手段の出力と前記目標位相算出回路の出力とから
位相誤差を算出する位相誤差算出手段と、前記速度誤差
算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の出力とを加算
し出力する加算手段と、前記加算手段の出力に基づいて
回転体を駆動する回転体駆動手段とを備えたものであ
る。
【0013】本発明の第3の構成の回転体制御装置は、
回転体が1回転する間に2回以上の周波数信号を発生す
る周波数信号発生手段と、前記回転体が1回転する間に
1回、位置検出信号を発生する位置検出信号発生手段
と、前記周波数信号から回転速度を検出する速度検出手
段と、前記速度検出手段の出力と所定の目標速度とから
速度誤差を算出する速度誤差算出手段と、前記周波数信
号が発生する度に、前記周波数信号と前記位置検出信号
とから前記回転体の位置を検出する位置検出手段と、前
記位置検出手段の出力と前記速度検出手段の出力とから
前記位置検出信号の発生タイミングを算出する発生タイ
ミング算出手段と、外部から供給される回転位相基準信
号と前記発生タイミング算出手段の出力とから回転体の
位相を検出する位相検出手段と、前記位相検出手段の出
力と所定の目標位相とから位相誤差を検出する位相誤差
算出手段と、前記速度誤差算出手段の出力と前記位相誤
差算出手段の出力とを加算し出力する加算手段と、前記
加算手段の出力に基づいて回転体を駆動する回転体駆動
手段とを備えたものである。
【0014】本発明の第4の構成の回転体制御装置は、
回転体が1回転する間に2回以上の周波数信号を発生す
る周波数信号発生手段と、前記回転体が1回転する間に
1回、位置検出信号を発生する位置検出信号発生手段
と、前記周波数信号が発生する度に、位置検出信号と周
波数信号との発生位相を計測する発生位相計測手段と、
前記発生位相を記憶するメモリと、前記位置検出信号と
前記周波数信号とに応じて、前記位置検出信号と前記回
転位相基準信号とが所定の位相関係となるための目標位
相を、前記メモリの記憶内容に基づいて算出する目標位
相算出手段と、前記周波数信号が発生する度に、前記回
転位相基準信号と前記周波数信号とから回転体の位相を
検出する位相検出手段と、前記位相検出手段の出力と前
記目標位相算出手段の出力とから位相誤差を算出する位
相誤差算出手段と、前記周波数信号と所定の目標速度と
から速度誤差を検出する速度誤差算出手段と、前記速度
誤差算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の出力とを
加算し出力する加算手段と、前記加算手段の出力に基づ
いて回転体を駆動する回転体駆動手段とを備えたもので
ある。
【0015】
【作用】第1の構成によれば、周波数信号の発生毎に回
転体の位相検出と、周波数信号が発生位置に対応した目
標位相の算出とを行う。そして、位相誤差を検出するた
め、位相誤差算出を回転体が1回転する間に周波数信号
の発生回数だけ行うことが出来る。
【0016】第2の構成によれば、周波数信号発生の度
に、回転体の位相検出と回転位相基準信号入力からの経
過時間の計測とを行う。計測した時間に基づいて、所定
位相状態(位相引込状態)で回転位相基準信号入力から
計測時間が経過したときのシリンダの回転位相を、目標
位相として算出する。そして、検出位相と目標位相とか
ら位相誤差を検出する。このため、位相誤差の算出回数
を回転体が1回転する間に1回から周波数信号の発生回
数にまで増やすことができる。
【0017】第3の構成によれば、周波数信号発生の度
に検出した回転体の位置と、その時点の回転速度とか
ら、位置検出信号の発生タイミングを算出する。そし
て、発生タイミングより検出した回転体の位相と定めら
れた目標位相とから位相誤差を検出するため、周波数信
号の発生する度に位相誤差を算出して位相制御を行うこ
とができる。
【0018】第4の構成によれば、予め位置検出信号と
周波数信号との位相関係を計測し、メモリに記憶してお
く。そして、周波数信号発生の度にメモリの記憶内容に
基づいて、回転体制御装置に対応する最適な目標位相を
算出することにより、工作精度に起因する精度のバラつ
きによる性能の低下をなくし、正確な位相誤差が算出で
き、しかも位相誤差算出のサンプリング周波数を高める
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。但し、以下に示す実施例は、回転体と
してVTRに搭載されているシリンダを例に挙げて説明
する。
【0020】図1は本発明の第1の実施例の回転体制御
装置の構成を示すブロック図であり、図2は第1の実施
例に用いる回転体と周波数信号発生手段と位置検出信号
発生手段との関係を示した透視図である。
【0021】図1に示すように回転体制御装置は、回転
体となるヘッド1を有するシリンダ2と、周波数信号発
生手段となる周波数信号発生器3及びシリンダ2に取り
付けられた周波数信号発生素子201(図2参照)と、
位置検出信号発生手段となる位置検出信号発生器4及び
シリンダ2に取り付けられた位置検出信号発生素子20
2(図2参照)と、速度検出手段となる速度検出回路5
と、速度誤差算出手段となる速度誤差算出回路6と、位
相検出手段となる位相検出回路107と、目標位相算出
手段となる目標位相算出回路109と、位相誤差算出手
段となる位相誤差算出回路108と、加算手段となる加
算回路9と、回転体駆動手段となるシリンダ駆動回路1
0からなる。
【0022】図1に示された各回路の機能について、以
下に説明する。シリンダ2に取り付けられた周波数信号
発生器3は、シリンダ2の1回転に2回以上の周波数信
号を発生して速度検出回路5、位相検出回路107およ
び、目標位相算出回路109に供給する。同じくシリン
ダ2に取り付けられた位置検出信号発生器4はシリンダ
2の1回転に1回周波数信号を発生して目標位相算出回
路109に供給する。
【0023】速度検出回路5は、周波数信号の発生周期
を計測し、それに基づきシリンダ2の回転速度を検出
し、速度誤差算出回路6に出力する。速度誤差算出回路
6は供給される検出速度と目標速度とから速度誤差を算
出し加算回路9に出力する。
【0024】位相検出回路107は、周波数信号発生時
点でのシリンダ2の位相を検出し、位相誤差算出回路1
08に供給する。
【0025】目標位相算出回路109は、所定の位相関
係となるための目標位相を算出する回路であるが、その
算出方法を図2と図3とを用いて説明する。図3は回転
位相基準信号、位置検出信号及び周波数信号の波形を示
したタイミングチャートである。図2において、周波数
信号発生素子201と位置検出信号発生素子202は、
各々が周波数信号発生器3および位置検出信号発生器4
の取付位置を通過することで、図3に示した周波数信号
および位置検出信号が発生する。図2のシリンダ2で
は、AからHまでの8つの周波数信号発生素子201が
等間隔(45度毎)に配置され、素子Aと位置検出信号
発生素子202とはシリンダ2の中心から22.5度の
角度をなすように配置されている。
【0026】シリンダ2は矢印の方向に回転するため、
位置検出信号の発生後、素子Aから順番に周波数信号発
生器3を通過して周波数信号を発生する。図3で、素子
AからHによる信号は周波数信号AからHにそれぞれ対
応する。従って、位置検出信号発生後の周波数信号発生
回数から、周波数信号発生時点でのシリンダ位置を検出
することができる。例えば、位置検出信号発生後に3回
目の周波数信号は素子Cにより発生し、その周波数信号
の発生時点でのシリンダ2の位置は、位置検出信号発生
素子202から回転方向と逆方向に112.5度(=2
2.5度+45度+45度)をなす位置であると求めら
れる。
【0027】このことに基づき、位置検出信号の発生し
た後に発生する周波数信号の発生回数を、位置検出信号
の発生毎にリセットされるカウンタによって計数する。
そして、カウンタ値に対応するシリンダ位置での、前記
回転位相基準信号、前記位置検出信号および前記周波数
信号とが所定の位相関係となるための目標位相を算出す
る(図3のTsa,Tsb)。
【0028】位相誤差算出回路108は、検出位相と目
標位相とから位相誤差を算出して加算回路9に供給す
る。加算回路9は、速度誤差と位相誤差を加算しシリン
ダ駆動回路10に供給する。シリンダ駆動回路10は加
算回路9の出力に基づいてシリンダ2を回転させる。
【0029】以上のように図1に構成を示した回転体制
御装置について、以下その動作について説明する。
【0030】位相検出回路107は、回転位相基準信号
が入力するとシリンダ2の位相検出を開始する。目標位
相算出回路109は、位置検出信号の発生毎に内部のカ
ウンタをリセットした後、このカウンタにより周波数信
号の発生回数の計数を開始する。
【0031】位置検出信号発生後、1回目の周波数信号
(図3の周波数信号A)が発生すると、速度検出回路5
はシリンダ2の回転速度を検出し、速度誤差算出回路6
に供給する。速度誤差算出回路6は、供給された検出速
度とシリンダ2の目標速度とから、速度誤差を検出して
加算回路9に出力する。
【0032】同じく1回目の周波数信号が発生すると、
位相検出回路107は周波数信号発生時点の回転位相を
検出し、検出位相Tpaとして位相誤差算出回路108
に供給する。同時に、目標位相算出回路109は周波数
信号Aが発生によりカウンタ値に1を加算する。目標位
相算出回路109は、カウンタの値が1であるため図2
の周波数信号発生素子Aによる周波数信号であると判別
し、素子Aに対応した目標位相Tsaを算出し、位相誤
差算出回路108に供給する。
【0033】位相誤差算出回路108は、検出位相Tp
aと目標位相Tsaとから図3に示す位相誤差Teaを
算出し、加算回路9に位相誤差Teaを供給する。
【0034】加算回路9は、周波数信号Aの発生により
検出した速度誤差と位相誤差Teaとを加算してシリン
ダ駆動回路10に出力する。シリンダ駆動回路10は、
加算回路9の出力に基づいて、シリンダ2の位相誤差と
速度誤差が零となるようにシリンダ2の回転を制御す
る。
【0035】周波数信号Bが発生した場合には、発生時
点での速度誤差と、検出位相Tpbと目標位相Tsbと
から求めた位相誤差Tebとを加算した合成誤差に基づ
いて、シリンダ2の回転を制御する。
【0036】以後、上記の動作を繰り返すことによって
シリンダ2の回転を制御する。以上のように第1の実施
例では、周波数信号の発生する度に、位相検出回路10
7はシリンダ2の回転位相を検出し、目標位相算出回路
109は周波数信号の発生位置に対応した目標位相を算
出する。そして、位相誤差算出回路108は検出位相と
目標位相とから位相誤差を検出する。
【0037】従って、従来ではシリンダ1回転につき1
回の位相誤差検出しか行っていなかったものを、本発明
では周波数信号発生回数にまで位相誤差の検出回数を増
やしたため、回転体の位相制御ゲインを上げて、従来よ
りも安定性・応答性の高い位相制御を行うことができ
る。
【0038】なお、上記の第1の実施例において、図1
中に破線で囲まれた部分100はマイクロコンピュータ
の中でソフトウェア処理によっても同様に実現すること
が可能であり、実施例にとどまるものではない。
【0039】また、上記の第1の実施例において、周波
数信号は図3に示した矩形波として周波数信号の立ち上
がりエッジを信号の発生時点としているが、立ち下がり
エッジを発生時点としてもよい。そして、周波数信号は
矩形波でなく回転体の回転速度に比例した周波数で、回
転体の1回転に2回以上発生する信号であれば同様の効
果が得られるため、実施例にとどまるものではない。
【0040】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例である回転体制御装
置の構成を示すブロック図であり、図2は第1の実施例
に用いる回転体と周波数信号発生手段と位置検出信号発
生手段との関係を示した透視図である。
【0041】図4に示すように回転体制御装置は、回転
体となるヘッド1を有するシリンダ2と、周波数信号発
生手段となる周波数信号発生器3及びシリンダ2に取り
付けられた周波数信号発生素子201(図2参照)と、
位置検出信号発生手段となる位置検出信号発生器4及び
シリンダ2に取り付けられた周波数信号発生素子202
(図2参照)と、速度検出手段となる速度検出回路5
と、速度誤差算出手段となる速度誤差算出回路6と、位
相検出手段となる位相検出回路407と、目標位相算出
手段となる目標位相算出回路409と、時間差測定手段
となる時間差測定回路410と、位相誤差算出手段とな
る位相誤差算出回路408と、加算手段となる加算回路
9と、回転体駆動手段となるシリンダ駆動回路10とか
らなる。
【0042】図4に示された各回路の機能について、以
下に説明する。但し、図1と同一部分は同一符号とし説
明を省く。
【0043】位相検出回路407は位置検出信号の発生
毎に内部のカウンタをリセットした後、このカウンタに
より周波数信号の発生回数を計数する。そして、カウン
タ値に対応するシリンダ位置に基づきシリンダの回転位
相を検出し、位相誤差算出回路408に出力する。但
し、位置検出信号発生後の周波数信号の発生回数とシリ
ンダの回転位置との関係は、第1の実施例における説明
に基づく。
【0044】時間差測定回路410は、回転位相基準信
号入力から周波数信号発生までの時間を測定し、その測
定時間を目標位相算出回路409に出力する。
【0045】目標位相算出回路409は、時間差測定回
路410から供給された測定時間に基づいて、シリンダ
2が所定位相状態(位相引込状態)で回転しているとき
の、回転位相基準信号入力から計測時間が経過したとき
の回転位相を目標位相として算出し、位相誤差算出回路
408に出力する。位相誤差算出回路408は、位相検
出回路407から供給された検出位相と目標位相算出回
路409から供給された目標位相とから、位相誤差を算
出し加算回路9に供給する。
【0046】以上のように構成された回転体制御装置に
ついて、その動作を図5を用いて説明する。図5は回転
位相基準信号、位置検出信号及び周波数信号の波形と目
標位相到来信号の出力タイミングを示したタイミングチ
ャートである。
【0047】回転位相基準信号を入力すると、時間差測
定回路410は入力時間差の計測を開始する。
【0048】次に、位置検出信号発生器4から位置検出
信号が発生すると、位相検出回路407は、位置検出信
号の発生毎に内部のカウンタをリセットする。
【0049】その後、位置検出信号発生後1回目の周波
数信号(図5の周波数信号A)が入力すると、速度検出
回路5はシリンダ2の回転速度を検出し、速度誤差算出
回路6に供給する。速度誤差算出回路6は検出速度とシ
リンダ2の目標速度とから速度誤差を検出し、加算回路
9に出力する。
【0050】同じ1回目の周波数信号が発生すると、位
相検出回路407はカウンタ値に1を加算する。この時
点でのカウンタ値は1であるため、この周波数信号は図
2の素子Aによるものであることを検出し、この時点で
のシリンダ回転位相Praを検出し、位相誤差算出回路
408に出力する。
【0051】また、時間差測定回路410は、回転位相
基準信号入力から1回目の周波数信号発生までの時間差
Taを計測し、目標位相算出回路409に出力する。目
標位相算出回路409は、時間差測定回路410から供
給された時間差Taに基づいて目標位相Ptaを算出
し、位相誤差算出回路408に出力する。
【0052】位相誤差算出回路408は、検出位相Pr
aと目標位相Ptaとから位相誤差Peaを検出し、加
算回路9に出力する。加算回路9は、位相誤差Peaと
速度誤差とを加算してシリンダ駆動回路10に出力す
る。シリンダ駆動回路10は加算回路9の出力に基づい
て、シリンダ2の位相誤差と速度誤差が零となるように
シリンダ2の回転を制御する。
【0053】素子Bにより2回目の周波数信号Bが発生
した場合には、検出位相Prbと目標位相Ptbとから
求めた位相誤差Pebと、この時点での速度誤差とを加
算した合成誤差に基づいてシリンダ2の回転を制御す
る。
【0054】以後、上記の動作を繰り返しによりシリン
ダ2の回転を制御する。以上のように第2の実施例で
は、周波数信号発生の度に、時間差測定回路410が測
定した回転位相基準信号の入力からの時間差(経過時
間)に基づいて、目標位相算出回路409は所定位相合
致(位相引込)状態で回転位相基準信号の入力から計測
時間が経過したときの位相を目標位相として算出する。
また、同じく周波数信号が発生する度に、位相検出回路
407はシリンダ2の回転位相を検出する。そして、位
相誤差算出回路408は検出位相と目標位相とから位相
誤差を検出する。
【0055】従って、従来のようにシリンダ1回転に対
して1回だけではなく、1回転に2回以上発生する周波
数信号の発生する度に位相誤差を算出するので、位相誤
差の算出回数を増やして回転体の位相制御ゲインを上
げ、従来よりも安定した回転制御を行うことができる。
【0056】なお、上記の第2の実施例において、図4
中の破線で囲まれた部分400はマイクロコンピュータ
の中でソフトウェア処理によっても同様に実現すること
が可能であり、実施例にとどまるものではない。
【0057】また、上記の第2の実施例において、周波
数信号は図5に示した矩形波として周波数信号の立ち上
がりエッジを信号の発生時点としているが、立ち下がり
エッジを発生時点としてもよい。そして、周波数信号は
矩形波でなく回転体の回転速度に比例した周波数で、回
転体の1回転に2回以上発生する信号であれば同様の効
果が得られるため、実施例にとどまるものではない。
【0058】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図6は本発明の第3の実施例であるシリンダ制御
装置の構成を示すブロック図であり、図2は第3の実施
例に用いる回転体と周波数信号発生手段と位置検出信号
発生手段との関係を示した透視図である。
【0059】図6に示すようにシリンダ制御装置は、回
転体となるヘッド1を有するシリンダ2と、周波数信号
発生手段となる周波数信号発生器3及びシリンダ2に取
り付けられた周波数信号発生素子201(図2参照)
と、位置検出信号発生手段となる位置検出信号発生器4
及びシリンダ2に取り付けられた位置検出信号発生素子
202(図2参照)と、速度検出手段となる速度検出回
路5と、速度誤差算出手段となる速度誤差算出回路6
と、位置検出手段となる位置検出回路607と、発生タ
イミング算出手段となる発生タイミング算出回路608
と、位相検出手段となる位相検出回路609と、位相誤
差算出手段となる位相誤差算出回路610と、加算手段
となる加算回路9と、回転体駆動手段となるシリンダ駆
動回路10とからなる。
【0060】図6に示された各回路の機能について、以
下に説明する。但し、図1と同一部分は同一符号とし説
明を省く。
【0061】位置検出回路607は、位置検出信号発生
の度に内部のカウンタをリセットした後、このカウンタ
により周波数信号の発生回数を計数する。そして、計数
したカウンタ値に基づいてシリンダ2の位置を検出し、
その位置情報を発生タイミング算出回路608に出力す
る。但し、位置検出信号発生後の周波数信号の発生回数
とシリンダの回転位置との関係は、第1の実施例におけ
る説明に基づく。
【0062】発生タイミング算出回路608は、速度検
出回路5から供給されたシリンダ2の回転速度と、位置
検出回路607から供給された検出位置とから、最新の
位置検出信号が発生したタイミングを算出し、位相検出
回路609に供給する。
【0063】位相検出回路609は、回転位相基準信号
発生の度に内部のカウンタをリセットした後、このカウ
ンタにより内部クロックの計数を開始する。そして、発
生タイミング算出回路608から発生タイミングを供給
されると、その時点のカウンタ値と発生タイミングとか
らシリンダ2の位相を検出し、位相誤差算出回路610
に供給する。位相誤差算出回路610は、位相検出回路
609から供給された検出位相と目標位相とから位相誤
差を算出し、加算回路9に供給する。
【0064】以上のように構成された回転体制御装置に
ついて、以下にその動作を図7を用いながら説明する。
図7は回転位相基準信号、位置検出信号及び周波数信号
の波形を示したタイミングチャートである。
【0065】回転位相基準信号が入力すると、位相検出
回路609は内部クロックの計数を開始する。
【0066】そして、位置検出信号が発生すると、位置
検出回路607は位置検出信号の発生毎に内部のカウン
タをリセットする。
【0067】その後、位置検出信号発生後1回目の周波
数信号(図7の周波数信号A)が入力すると、速度検出
回路5は、周波数信号が発生する度に、シリンダ2の回
転速度を検出(検出速度Va)し、速度誤差算出回路6
と発生タイミング算出回路608とに供給する。速度誤
差算出回路6は、供給された検出速度Vaとシリンダ2
の目標速度Vtとから、速度誤差Veを算出して加算回
路9に出力する。
【0068】同じ1回目の周波数信号が入力すると、位
置検出回路607はカウンタの値に1を加える。この時
点でのカウンタ値が1であるため、1回目の周波数信号
は図2の素子Aによるものと検出する。そして、この時
の位置検出信号発生素子202の取り付け位置を基準と
したシリンダ2の位置を検出(検出位置Sa)し、発生
タイミング算出回路608に出力する。但し、検出位置
Saは、位置検出信号発生素子202を基準とした素子
Aの位置のことであり、図2において両者のなす角度は
22.5度となる。
【0069】発生タイミング算出回路608は、周波数
信号A発生時点の検出速度Vaと検出位置Saとによ
り、最新の位置検出信号の発生したタイミングTaを算
出し、位相検出回路609に供給する。但し、発生タイ
ミングは、位置検出信号発生素子202と素子Aとがシ
リンダ2の中心についてなす角度22.5度を、検出速
度Vaで移動するのに要する時間として求めることがで
き、検出位置Saの検出速度Vaによる商で求められ
る。
【0070】発生タイミングTaが供給されると位相検
出回路609は、その時点のカウンタ値と発生タイミン
グTaとからシリンダ2の位相を検出(検出位相Pr
a)し、位相誤差算出回路610に供給する。位相誤差
算出回路610は供給された検出位相Praと目標位相
Ptaとから位相誤差Peaを算出し、加算回路9に供
給する。
【0071】加算回路9は、周波数信号Aの発生により
算出した速度誤差Veと位相誤差Peaとを加算してシ
リンダ駆動回路10に出力する。シリンダ駆動回路10
は、加算回路9の出力に基づいてシリンダ2の位相誤差
と速度誤差が零となるようにシリンダ2の回転を制御す
る。
【0072】以後、上記の動作を繰り返すことによりシ
リンダ2の回転を制御する。以上のように第3の実施例
では、周波数信号発生の度に、位置検出回路607が検
出したシリンダ2の位置と、速度検出回路5が検出した
検出速度とから、発生タイミング算出回路608は位置
検出信号の発生位相を算出し、位相検出回路609は発
生位相と従来方法と同じ目標位相を用いてシリンダ2の
回転位相を検出する。そして、位相誤差算出回路610
は検出位相と目標位相とから位相誤差を検出する。
【0073】従って、従来のようにシリンダ1回転に1
回だけではなく、1回転に2回以上発生する周波数信号
の発生する度に位相誤差を検出する、即ち、周波数信号
の発生する周期で位相誤差を算出するため、安定性およ
び応答性の高い位相制御を行うことができる。
【0074】なお、上記の第3の実施例において、図6
中の破線で囲まれた部分600は、マイクロコンピュー
タの中でソフトウェア処理によっても同様に実現するこ
とが可能であり、実施例にとどまるものではない。
【0075】また、上記の第3の実施例において、周波
数信号は図7に示した矩形波として周波数信号の立ち上
がりエッジを信号の発生時点としているが、立ち下がり
エッジを発生時点としてもよい。そして、周波数信号は
矩形波でなく回転体の回転速度に比例した周波数で、回
転体の1回転に2回以上発生する信号であれば同様の効
果が得られるため、実施例にとどまるものではない。
【0076】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図8は本発明の第4の実施例である回転体制御装
置の構成を示すブロック図である。図8に示すように回
転体制御装置は、回転体となるヘッド1を有するシリン
ダ2と、周波数信号発生手段となる周波数信号発生器3
及びシリンダ2に取り付けられた周波数信号発生素子9
01(図9参照)と、位置検出信号発生手段となる位置
検出信号発生器4及びシリンダ2に取り付けられた周波
数信号発生素子902(図9参照)と、発生位相計測手
段となる発生位相計測回路810と、メモリ811と、
目標位相算出手段となる目標位相算出回路809と、位
相検出手段となる位相検出回路807と、位相誤差算出
手段となる位相誤差算出回路808と、速度誤差算出手
段となる速度誤差算出回路805と、加算手段となる加
算回路9と、回転体駆動手段となるシリンダ駆動回路1
0とからなる。
【0077】図8に示された各回路の機能について、以
下に説明する。但し、図1と同一部分は同一符号とし説
明を省く。
【0078】発生位相計測回路810は、位置検出信号
と周波数信号の発生位相を測定し、その測定結果をメモ
リ811に記憶する。メモリ811は発生位相計測回路
810の測定結果を記憶する。
【0079】目標位相算出回路809は周波数信号発生
の度に、位置検出信号発生後の周波数信号の発生回数に
基づいて、メモリ811が記憶した位置検出信号と周波
数信号の発生位相より目標位相を算出し、位相誤差算出
回路808に供給する。但し、位置検出信号発生後の周
波数信号の発生回数とシリンダの回転位置との関係は、
第1の実施例における説明に基づく。
【0080】位相検出回路807は、周波数信号発生時
点での回転位相基準信号を基準としたシリンダ2の位相
を検出し、位相誤差算出回路808に供給する。位相誤
差算出回路808は、目標位相と検出位相とから位相誤
差を算出し加算回路9に供給する。速度誤差算出回路8
05は、周波数信号の発生時点のシリンダ2の速度を算
出し、目標速度とから速度誤差を算出し、加算回路9に
供給する。
【0081】以上のように構成された回転体制御装置に
ついて、その動作を図9と図10を用いながら説明す
る。図9は本発明の第4の実施例に用いるシリンダの構
成を示した図である。図9において、シリンダ2は各周
波数信号発生素子901は45度(=θ10)間隔で8
つ配置し、素子Aと位置検出信号発生素子902との取
付角が22.5度(=θ20)となるように作成した。
しかし、工作精度等の問題で図9に示した角度θ1aか
らθ1h(但し、θ1a=44.5度,θ1b=46.
0度かつθ1a+θ1b+…+θ1h=360度)、お
よびθ2(=22.0度)をなすように各素子が配置さ
れている。図10は回転位相基準信号、位置検出信号及
び周波数信号の波形を示したタイミングチャートであ
る。
【0082】発生位相計測回路810は、過去の回転状
態において予め位置検出信号と周波数信号の発生位相を
測定し、素子Aと位置検出信号発生素子902とはθ
2、素子Aと素子Bとはθ1a、以下θ1hまでの測定
結果をメモリ811は記憶する。
【0083】シリンダ2が起動・回転して周波数信号A
が発生すると、速度誤差算出回路805は、その時点で
の速度誤差を算出し、加算回路9に出力する。これと同
じくして、位相検出回路807はこの時点の位相Pra
を検出して、位相誤差算出回路808に供給する。ま
た、目標位相算出回路809は、メモリ811が記憶し
た素子Aと位置検出信号発生素子902との位相θ2に
基づいて、素子Aによる周波数信号発生時点の目標位相
Ptaを算出し、位相誤差算出回路808に供給する。
【0084】位相誤差算出回路808は、検出位相Pr
aと目標位相Ptaとに基づいて位相誤差Peaを検出
し、加算回路9に供給する。
【0085】加算回路9は、速度誤差算出回路805か
ら供給された速度誤差と位相誤差算出回路808から供
給された位相誤差とを加算してシリンダ駆動回路10に
出力する。シリンダ駆動回路10は、加算回路9の出力
に基づいてシリンダ2の位相誤差と速度誤差が零となる
ようにシリンダ2の回転を制御する。
【0086】以後、この動作を繰り返すことによりシリ
ンダ2の回転を制御する。以上のように第4の実施例で
は、発生位相計測回路810が、予め周波数信号と位置
検出信号の発生位相を測定し、その結果をメモリ811
が記憶しておく。周波数信号の発生する度に、位相検出
回路807はシリンダ2の回転位相を検出する。目標位
相算出回路809は周波数信号の発生位置に対応した目
標位相を、メモリ811が記憶した発生位相の計測結果
に基づいて算出する。そして、位相誤差算出回路808
は検出位相と目標位相とから位相誤差を検出する。
【0087】従って、位相誤差の算出回数を従来の1回
から周波数信号の発生回数にまで増加することができ
る。ここで、周波数信号発生毎の目標位相算出に際し、
目標位相算出回路809が実際の取付角θ2を用いずに
設計時の取付角θ20を用いて算出した目標位相Pta
0を用いた場合、検出位相Praが本来の目標位相Pt
aと等しく、実際は位相誤差が零であるにもかかわら
ず、Pta0とPtaとが等しくないために位相誤差が
零にならずに、誤った位相状態に引き込まれてしまう事
態が発生する。この事態を防ぐために、位置検出信号と
周波数信号の発生位相を測定し、メモリ811に予め記
憶させておく事により、工作精度等に起因する製品間の
バラつきによる性能の低下をなくし、検出位置に対し正
確な目標位相が算出される。その目標位相を用いて位相
誤差を算出するため、正確な位相誤差を算出することが
できる。そして、位相誤差算出のサンプリング周波数を
高めることにより、従来よりも安定性および応答性の高
く、正確な位相制御を行うことができる。
【0088】なお、上記の第4の実施例において、図8
中に破線で囲まれた部分800はマイクロコンピュータ
の中でソフトウェア処理によっても同様に実現すること
可能であり、実施例にとどまるものではない。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明では、回転体の位相
を検出する位相検出手段と、目標位相を算出する目標位
相算出手段と、位相誤差算出手段とを設けることによ
り、周波数信号が発生する度に位相誤差を算出する。よ
って、回転体が1回転する間に位相誤差を算出する回数
を増加して位相制御ゲインを上げ、安定性・応答性の高
い回転制御が可能な優れた回転体制御装置が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における回転体制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における回転体の透視図
【図3】同第1の実施例において動作説明に用いる信号
波形図
【図4】本発明の第2の実施例における回転体制御装置
の構成を示すブロック図
【図5】同第2の実施例において動作説明に用いる信号
波形図
【図6】本発明の第3の実施例における回転体制御装置
の構成を示すブロック図
【図7】同第3の実施例において動作説明に用いる信号
波形図
【図8】本発明の第4の実施例における回転体制御装置
の構成を示すブロック図
【図9】同第4の実施例における回転体の透視図
【図10】同第4の実施例において動作説明に用いる信
号波形図
【図11】従来の回転体制御装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
2 シリンダ 3 周波数信号発生手段 4 位置検出信号発生手段 5 速度検出手段 6,805 速度誤差算出手段 7,107,407,609,807 位相検出手段 8,108,408,610,808 位相誤差算出手
段 9 加算手段 10 回転体駆動手段 109,409,809 目標位相算出手段 410 時間差測定手段 607 位置検出手段 608 発生タイミング算出手段 810 発生位相計測手段 811 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体が1回転する間に2回以上の周波
    数信号を発生する周波数信号発生手段と、 前記回転体が1回転する間に1回、位置検出信号を発生
    する位置検出信号発生手段と、 前記周波数信号から回転速度を検出する速度検出手段
    と、 前記速度検出手段の出力と所定の目標速度とから速度誤
    差を算出する速度誤差算出手段と、 前記周波数信号が発生する度に、外部から供給される回
    転位相基準信号と前記周波数信号とから前記回転体の位
    相を検出する位相検出手段と、 前記位置検出信号と前記周波数信号とに応じて、前記回
    転位相基準信号と前記位置検出信号とが所定の位相関係
    となるための目標位相を算出する目標位相算出手段と、 前記位相検出手段の出力と前記目標位相算出手段の出力
    とから位相誤差を算出する位相誤差算出手段と、 前記速度誤差算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の
    出力とを加算する加算手段と、 前記加算手段の出力に基づいて前記回転体を駆動する回
    転体駆動手段と、を備えた回転体制御装置。
  2. 【請求項2】 回転体が1回転する間に2回以上の周波
    数信号を発生する周波数信号発生手段と、 前記回転体が1回転する間に1回、位置検出信号を発生
    する位置検出信号発生手段と、 前記周波数信号から回転速度を検出する速度検出手段
    と、 前記速度検出手段の出力と所定の目標速度とから速度誤
    差を検出する速度誤差算出手段と、 前記周波数信号が発生する度に、前記位置検出信号と前
    記周波数信号とから前記回転体の位相を検出する位相検
    出手段と、 外部から供給される回転位相基準信号の変化時から前記
    周波数信号が変化するまでの時間差を測定する時間差測
    定手段と、 前記時間差測定手段の出力に応じて、前記回転位相基準
    信号と前記位置検出信号とが所定の位相関係となるため
    の目標位相を算出する目標位相算出手段と、 前記位相検出手段の出力と前記目標位相算出回路の出力
    とから位相誤差を算出する位相誤差算出手段と、 前記速度誤差算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の
    出力とを加算し出力する加算手段と、 前記加算手段の出力に基づいて前記回転体を駆動する回
    転体駆動手段と、を備えた回転体制御装置。
  3. 【請求項3】 回転体が1回転する間に2回以上の周波
    数信号を発生する周波数信号発生手段と、 前記回転体が1回転する間に1回、位置検出信号を発生
    する位置検出信号発生手段と、 前記周波数信号から回転速度を検出する速度検出手段
    と、 前記速度検出手段の出力と所定の目標速度とから速度誤
    差を算出する速度誤差算出手段と、 前記周波数信号が発生する度に、前記周波数信号と前記
    位置検出信号とから前記回転体の位置を検出する位置検
    出手段と、 前記位置検出手段の出力と前記速度検出手段の出力とか
    ら前記位置検出信号の発生タイミングを算出する発生タ
    イミング算出手段と、 外部から供給される回転位相基準信号と前記発生タイミ
    ング算出手段の出力とから前記回転体の位相を検出する
    位相検出手段と、 前記位相検出手段の出力と所定の目標位相とから位相誤
    差を検出する位相誤差算出手段と、 前記速度誤差算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の
    出力とを加算し出力する加算手段と、 前記加算手段の出力に基づいて前記回転体を駆動する回
    転体駆動手段と、を備えた回転体制御装置。
  4. 【請求項4】 回転体が1回転する間に2回以上の周波
    数信号を発生する周波数信号発生手段と、 前記回転体が1回転する間に1回、位置検出信号を発生
    する位置検出信号発生手段と、 前記周波数信号が発生する度に、前記位置検出信号と前
    記周波数信号との発生位相を計測する発生位相計測手段
    と、 前記発生位相を記憶するメモリと、 前記位置検出信号と前記周波数信号とに応じて、前記位
    置検出信号と前記回転位相基準信号とが所定の位相関係
    となるための目標位相を、前記メモリの記憶内容に基づ
    いて算出する目標位相算出手段と、 前記周波数信号が発生する度に、前記回転位相基準信号
    と前記周波数信号とから前記回転体の位相を検出する位
    相検出手段と、 前記位相検出手段の出力と前記目標位相算出手段の出力
    とから位相誤差を算出する位相誤差算出手段と、 前記周波数信号と所定の目標速度とから速度誤差を検出
    する速度誤差算出手段と、 前記速度誤差算出手段の出力と前記位相誤差算出手段の
    出力とを加算し出力する加算手段と、 前記加算手段の出力に基づいて前記回転体を駆動する回
    転体駆動手段と、を備えた回転体制御装置。
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