JPH02285550A - トラッキングエラー信号の作成装置 - Google Patents

トラッキングエラー信号の作成装置

Info

Publication number
JPH02285550A
JPH02285550A JP1108651A JP10865189A JPH02285550A JP H02285550 A JPH02285550 A JP H02285550A JP 1108651 A JP1108651 A JP 1108651A JP 10865189 A JP10865189 A JP 10865189A JP H02285550 A JPH02285550 A JP H02285550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
head
value
tracking error
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1108651A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Kubo
久保 観治
Takehiko Yano
矢野 孟彦
Toshiyuki Kori
俊之 郡
Nobukatsu Okuda
信克 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1108651A priority Critical patent/JPH02285550A/ja
Publication of JPH02285550A publication Critical patent/JPH02285550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置のトラッキングエラー信号の
作成装置に関するものである。
従来の技術 磁気記録再生装置(以下単にVTRと称す)では、時間
的に連続した情報信号を不連続な記録トラック軌跡群と
して磁気テープ上に記録する。この各記録トラック軌跡
間の間隔(トラックピッチ)は、一定■のテープ■で長
時間の記録を行うほど狭(なる。例えば民生用のVTR
のトラックピッチは、2時間モードでは約60μrl’
h  6時間モードでは約20μmである。一方、記録
トラック軌跡は本来磁気テープ上に直線状に記録される
べきであるが、実際には各デツキ固有の機械誤差により
曲がった状態で記録されるのが普通である。このトラッ
ク曲がりはデツキ毎に異なるため、狭トラツクピッチの
VTRでは互換再生のときに、再生ヘッドが記録トラッ
ク」二をオントラックして走査しないと言う課題がある
この課題を解決するために、従来は記録トラックピッチ
よりも幅の広い再生ヘッドを用いて、トラック曲がりに
よるミストラック量を実質的に吸収する方法がとられて
いた。しかしこの方法では、幅の広いヘッドを用いるほ
ど、再生時に隣接トラックからのクロストーク信号が多
くなり、再生信号のS/Nを劣化させる問題があった。
このため、現在はトラックピッチと同じヘッド幅の再生
ヘッドを電気機械変換素子上に搭載し、再生ヘッドの機
械的高さ位置をトラック曲がりに応じて変化させ、トラ
ッキングを取る方法が検討されている。このトラック曲
がり追従制御を行うためには、記録トラックの全域にわ
たって、トラッキングエラー信号を得る必要がある。
記録トラックの全域にわたってトラッキングエラー信号
を得る方法としては、8ミリビデオのようにトラッキン
グ用のパイロット信号を情報信号に重畳させる方法があ
るが、この方法は情報信号のS/Nを劣化させる欠点が
ある。
他の方法としては、1−Y開閉54−57287号公報
に示されているように、アジマス角にもとづく再生信号
の再生時間差を用いる方法がある(以後この方法をアジ
マス時間差を用いた方法と呼ぶ)。
本発明はこの方法に関係するため、アジマス時間差を用
いた従来の方法について、その基本的な考え方を簡単に
説明する。
第10図は、アジマス角の異なる各ヘッド1及び2で構
成された一対のヘッド(以後、単にペアヘッドと呼ぶ)
で記録された磁化軌跡を示す図である。3及び4はへラ
ドギャップを示しており、互いに異なるアジマス角を有
する。5は磁気テープであり、矢印6方向に移送される
。またペアヘッドは、矢印7方向に走査する。A11.
A12゜Bll、B12・・・は各ペアヘッドで記録さ
れた記録トラックである。なおペアヘッドは、1及び2
で構成されるペアヘッドに対して180度離れた位置に
他のペアヘッドが配置されており(図示せず)、Bll
、B12の記録トラックは前記他のペアヘッドで記録さ
れたトラックである。8及び9は特定の信号の記録位置
を示し、1トラツクに複数本の特定信号が記録される。
特定信号とは、例えば、アナログVTRでは水平同期信
号であり、ディジタルVTRでは各信号ブロック毎に伺
加されているシンク信号である。
ペアヘッドを用いて情報信号を記録再生ずる方法は、扱
う情報信号の周波数帯域が大きいときに有効である。な
ぜならば、一定のヘッド走査速度で情報信号を記録する
際、情報信号の記録周波数が高いほど、磁気テープ上に
記録する記録波長が短くなり、短くなるほど実用的な記
録再生が困難になるが、ペアヘッドを用いれば情報信号
の周波数帯域を分割して各ヘッドに配分することができ
るため、記録波長を実質上長く設定することができるた
めである。
このようなペアヘッドを用いたVTRでは、ペアヘッド
を構成する各ヘッドから再生される信号が、トラックず
れ量に応じて時間差をもつため、この時間差を検出して
トラックずれ量を知ることができる。この方法について
次に説明する。
第8図は、記録トラックと再生ヘッドとの相対位置関係
を示す図である。同図において、10゜11.12はペ
アヘッドであり、矢印13方向に走査する。All、A
12はペアヘッドで記録された磁化軌跡であり、14及
び15で示す信号は特定信号の記録位置を示す。記録ト
ラックに対するペアヘッド10の位置は紙面上で左にず
れており、ペアへラド11はオントラックしている。ま
た、12のペアヘッドは右にずれている。このような相
対位置関係をもったヘッドで記録トラック上を再生走査
したときには、同じ時間に記録された信号であっても、
再生される時間が異なる。例えばペアヘッド10の走査
位置では特定信号14がヘッド16で再生される時間は
、特定信号15がヘッド17で再生される時間に比べて
遅くなる。
ペアへラド11の走査位置では、ヘッド18.19で再
生される特定信号14.15の再生時間は等しく、ペア
ヘッド12では、特定信号14がヘッド20で再生され
る時間の方が、特定信号15がヘッド21で再生される
時間よりも早くなる。従って、ペアヘッドを構成する各
ヘッドで再生される特定信号の時間差を調べることによ
り、トラックずれを知ることができる。
第9図は、トラックすれと、ペアヘッドを構成する各ヘ
ッドで再生される各9.1゛定信の再生11、シ間差と
の関係を示した図である。横軸にはトラックずれを示し
、零で示す位置がオントラックの位置である。右及び左
で示すずれは、第8図に示す記録トラックに対するヘッ
ドの紙面上でのずれ方向に対応している。縦軸には、各
ヘッドで再生される特定信号の再生時間差を示し、時間
差が零の時がオントラック位置である。また、ペアヘッ
ドの紙面上で左のヘッドIC3,18,20で再生する
特定信号の時間が、紙面上で右のヘッド17,19゜2
1の各ヘッドのそれよりも遅い時を子方向としている。
この時、トラックすれと再生信号の時間差との関係は線
22で示す関係になる。第10図から明らかなように、
ペアヘッドを構成する各ヘッドから再生される特定信号
の再生1侍間差を計測すれば、記録トラックの全域にわ
たってトラッキングエラー信号を得ることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、アジマス時間差を用いる方法は、ペアヘ
ッドを用いた方法が提供されているだけであり、一般の
民生用のVTRのように、ペアヘッドを用いないVTR
において前記のアジマス時間差を適用する具体的な方法
はまだ提案されていない。
本発明は、ペアヘッドを用いないVTRにおいても、ア
ジマス時間差を利用して記録トラックの全域にわたって
トラッキングエラー信号を得ることができるトラッキン
グエラー信号の作成装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のトラッキングエラー
信号の作成装置は、情報信号が不連続なトラック群とし
て記録されている磁気テープから、それぞれ異なったア
ジマス角を有する第1及び第2のヘッドで特定の信号を
読み出す手段と、この特定の信号を1/N (Nは自然
数)に分周する分周手段と、回転ドラムの回転位相に同
期した信号でリセットされてカウントを開始するカウン
タと、とのカウンタの出力値を前記分周手段の出力信号
の周期毎に保持する各カウント値保持手段とを有し、前
記第1のヘッドが磁気テープ上を走査するときに得られ
る前記各カウント値保持手段の値と、前記第2のヘッド
が磁気テープ上を走査するときに得られる前記各カウン
ト値保持手段の値との差の値からトラッキングエラー信
号を作成する構成を有している。
作用 本発明は上記の構成により、回転ドラムの回転位相に同
期した一定の時間から、第1のヘッドが磁気テープ上を
走査するときに得られる特定信号の再生時間を保持し、
その値を時間的に遅延させ、第2のヘッドが磁気テープ
上を走査するときに得られる特定信号の再生時間との差
の時間を演算するため、ペアヘッドを用いないVTRに
おいても、トラックずれ間によって互いに逆方向に変化
する第1及び第2のヘッドで再生される特定信号の再生
時間からトラッキングエラー信号を演算することができ
る。
実施例 本発明の詳細な説明する前に、本発明の基本的な考え方
をまず説明する。
第7図は広く一般に使用されている民生用のVTRの記
録磁化軌跡きヘッドの走査位置との関係を示す図である
。同図においてAl、Blは、それぞれ異なるアジマス
角を有するヘッド30とヘッド31とで記録された磁化
軌跡である。2ヘツド型ヘリ・カルスキャン方式のVT
Rでは、ヘッド30及び31は、回転ドラム上に180
度の角度間隔を持って配置されている。また、この時回
転ドラムは、映像信号のフレーム周期で回転するため、
ヘッド30と31とが磁気テープ上を走査する時間間隔
はフィールド周期となる。矢印32はヘッドの走査方向
を示す。33及び34は、オントラック状態における各
ヘッド30.31のヘッド中心線の走査軌跡を示し、3
5.36はミストラック時のヘッド中心線の走査軌跡を
示す。37゜38.39等はヘッド30で記録された特
定信号の記録位置を示し、40,41.42等はヘッド
31で記録された特定信号の記録位置を示す。
オントラック状態のときには、ヘッドの走査軌跡と特定
信号との交点は43,44.45及び46゜47.48
等で示す位置にある。これらの各交点が特定信号を再生
する時間に相当する。今、43の交点を起点として、各
特定信号を再生する時間を計測すれば、44.45等の
交点では、一定の値が積算された時間が計測される。4
6の交点における時間は、43の交点から1フイールド
遅れた時間に相当し、47.48等の各交点も前述と同
じ一定の値が積算された時間となる。
次に、ミストラックの状態を考えてみる。ミストラック
時のヘッド中心線35及び36と特定信号との各交点は
、49.50.51及び52,53゜54等で示す位置
にある。この時に49の交点を起点として各特定信号を
再生する時間を計測すれば、50.51等の各交点では
、43.44間の時間よりも長い一定の++、y間が積
算された時間が計測される。逆に52.53.54等の
各交点間の時間は、46.47間の時間(この時間は4
3゜44間の時間に等しい)よりも短い一定の時間が積
算された時間が計測される。そして52の交点における
特定信号の再生時間は、46の交点における特定信号の
再生時間よりもトラックずれ量に応じた分だけ短くなる
第6図は、」1記の各交点と特定信号の再生時間との関
係を示す図である。同図において、60で示す変化は、
オントラック状態における各特定信号の再生時間の変化
を示す図であり、各交点間の増加時間は一定である。ま
た61.62で示す変化は、ミストラック状態における
各特定信号の再生時間の変化を示す図であり、61はヘ
ッド走査軌跡35に、62はヘッド走査軌跡36に対応
する。同図から明らかなように、52と49.53と5
0.・・・のように、記録トラックの幅方向においてそ
れぞれ対応する各交点における特定信号の再生時間差を
計測すれば、トラッキングエラー信号を得ることができ
る。
次に本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、第
2図及び第3図は第1図の各部の波形を示す。なお、本
実施例では前記の特定信号として、映像信号に含まれる
水平同期信号を用いるものとして説明しである。
第1図において、端子70からは、回転ドラムの回転位
相に同期したヘッドスイッチング信号(H・SW倍信号
が入力される。第3図(a)に示すH・SW倍信号ハイ
レベルの期間は、第7図に示すヘッド30が磁気テープ
上に当接して走査する期間であり、ロウレベルの期間は
、ヘッド31が磁気テープ上に当接して走査する期間で
ある。端子71からは水平同期信号の再生時間を計測す
るためのクロック信号が供給される。また端子72から
は、水平同期信号(b)が入力される。73は水平同期
信号に同期した同期H−8W信号(c)を作成するため
の同期H@SW信号作成回路である。この回路73はD
−フリップフロップ回路(図示せず)で構成され、D−
フリップフロップ回路のデータ端子にH−8W信号(a
)を供給し、クロック端子に水平同期信号弓(b)を供
給すれば、同期I]・SW倍信号C)を得ることができ
る。74はnビット(nは自然数)のカウンタであり、
同期H−3W信号(C)でリセットされ、端子71から
供給されるクロック信号をカウントしてカウント値(f
)を出力する。
カウンタ74は、回転ドラムの回転速度変動が小さいと
きには、H11SW信号でリセットしてもよいが、通常
は前記回転速度変動は無視できない値である。このため
H@SW信号の立ち上がりエツジの次に再生される水平
同期信号のタイミングを起点として、以降に再生される
水平同期信号の再生時間を計測する方法を本実施例では
示しである。
76は1/2分周回路、77は1/N(Nは自然数)分
周回路であり、これらの回路を通すことによって水平同
期信号を1/2Nに分周した信号(e)を得ることがで
きる。なお、1/2分周回路76はH・SW倍信号立ち
上がりエツジ及び立ち下がりエツジでリセットされる分
周回路である。このため第2図に示すように、H・SW
倍信号a)の極性が変化するエツジにおいて信号(d)
は常にロウ極性となる。また回路77は、回路76から
出力される信号(d)の立ち上がりエツジをカウントす
る分周回路である。75はラッチ回路であり、信号(e
)の立ち下がりエツジでカウント値(f)の値をラッチ
する。
トラック曲がりの情報は水平同期信号周期はと小刻みに
得る必要はなく、例えば、1木の記録トラックを16分
割した各点においてエラー信号が得られれば十分である
。従って、分周回路76及び77の分周比は、例えばフ
ィールド周期内に16個の分周した水平同期信号(e)
が得られる値に設定される。
次に、信号(a)、  (e)、  (f)の相互関係
を第3図を用いて説明する。分周された水平同期信号(
e)は、H・SW倍信号極性が変化する各エツジでロウ
極性となる信号である。本実施例では説明の都合上、分
周した水平同期信号がフィールド周期内に8個はいるも
のとして示しである。第3図に示すカウント値(f)は
横軸に時間をとり、縦軸にカラント値をとって示しであ
る。また、カウント値(f)は、H@SW信号の立ち上
がりエツジでリセットされ、オーバーフローを繰り返し
ながらクロック信号を計数する。カウント値は分周され
た水平同期信号(e)の各立ち下がりエツジのタイミン
グにおける値100.101等の値を第1図に示すラッ
チ回路75でラッチする。カウンタ74はH@SW信号
の立ち上がりエツジでしかりセットしないため、HφS
W信号の立ち下がりエツジ後の信号(e)のタイミング
102の値は、オントラック状態においても100の値
とは一致しない。
しかし、オントラック状態における100と102との
差の値は、カウンタの段数とクロック周波数で決まる固
有の値であるため、トラッキングエラー量を演算すると
きにこの固有の値を差し引いて演算すればよいことにな
る。従って、100と102との差の値、 101と1
03との差の値。
・・・等の6値を演算すれば、既に説明した理由によっ
てトラッキングエラー信号を得ることができる。
第1図において78はマイクロコンピュータであり、中
央演算処理装置(CPU)79.ROM80、RAM8
1.  割り込み処理82.D/A変換回路83等で構
成されている。マイクロコンピュータにはH@SW信号
(a)、 (1/2N)に分周された水平同期信号(e
)及びラッチ回路75の出力信号が入力され、端子84
にはD/A変換回路83を通してトラッキングエラー信
号が出力される。
次に、マイクロコンピュータの各処理の内、本実施例に
関係する処理について第4図及び第5図を用いて説明す
る。
第4図は、H@SW信号の立ち上がりエツジが入力され
る度に行われる割込み処理であり、110は割込み処理
1の開始を、112は割込み処理1の終わりを示す表示
である。割込み処理1では、111の処理だけを行う。
111の処理は(CNT)で示すRAMの値をクリアす
る処理である。
なお以降の説明では、特にこされらない限り0で囲んだ
記号はその記号で表されるRAMを示すことにする。(
CN T )は後述するように、割込み処理2が実行さ
れる毎にインクリメントされる。
第5図は、水平同期信号を分周した信号(e)の立ち下
がりエツジが入力される度に実行される割込み処理であ
り、同図において120は割込み処理2を開始する記号
である。121は(CNT)の値をインクリメントする
処理である。このような処理を行うことにより、H@S
W信号の立ち上がりエツジから次の立ち上がりエツジま
での期間に存在する、分周された水平同期信号(e)に
順番に通し番号をつけた値が(CNT)に格納されるこ
とになる。122は(CNT)の値に応じた番号を持つ
RAM(DT[iコ)にラッチ回路75でラッチされた
各カウント値を格納する処理である。なおここで[]で
囲んだ記号iは変数であり、iは(CNT)に格納され
た値と同じ値をもつ。例えば、(CNT)が1. 2.
 3.  ・・・と変化すれば、(DT  [i] )
 は (DT [1] )、(DT [2コ)。
(DT [3コ)、・・・という名称のRAMであるこ
とを示す。 (CNT)の値は、H@SW信号周期に存
在する第3図(e)に示す信号の個数であるため、本実
施例では1から16まで変化する。従って、 (DT 
[11)から(DT[16コ)までの各RAMに信号(
e)の立ち下がりエツジでラッチされた各カウント値が
格納されることになる。
123は(CNT)の値が9よりも小さいか否かを判別
する処理であり、小さければ12θの処理を、そうでな
ければ124. 125の各処理を実行する。 (CN
T)の値が9よりも小さければ、H@SW信号がハイレ
ベルの期間であることを示し、大きいか等しければ、H
・SW倍信号ロウレベルの期間であることを示す。なお
、ここで用いた判別用の数値9はH@SW信号周期内に
ある信号(e)の個数によって変化することは言うまで
もない。
124の処理は、(DT[iコ)の値から(DT[i−
8])の値と固定値とを引いた値を、(D T O[i
−8])に格納する処理である。124の処理は、iの
値が9以上の数値の時に実行される。iの値が、例えば
10の時には、 (DT[10コ)の値から(DT [
2コ)の値と固定値とを引いた値を、 (DTO[2コ
)に格納することになる。
すなわち、iの値が10の時には、第3図に示す101
のカウント値と103のカウント値を引いた値から、さ
らに固定値を引いた値、つまり、その時点におけるトラ
ックずれ量を得ることができる。なお、ここで言う固定
値とは、既に説明したように、カウンタの段数とクロッ
ク周波数によって第3図に示す100と102との各値
開に生じる固定値を意味する。また、トラックずれ量が
零のときに一定の電圧値を出力したいときには、さらに
その分の固定値を加減すればよい。124の処理を実行
することにより、トラック上の複数個の点におけるトラ
ックずれ量を(DTO[i])に保持することができる
。125の処理では、その時点におけるトラックずれ量
を出力する。126の処理は、124で演算した(DT
O[iコ)の6値をiの値に応じて出力する処理であり
、127は割込み処理2を終了する表示である。
第5図に示す処理では、 (CNT)の値が9よりも小
さいときにはトラックずれ量を演算せずに124で演算
した結果を出力するだけである。つまり、H@SW信号
がハイレベルの期間では、ロウレベルの期間に演算した
トラッキングエラー信号を用いることになるが、VTR
では走査するヘッドが異なっても、機械精度に起因する
トラック曲がりは同じであるため、第5図に示す処理の
ように同じトラッキングエラー信号を用いても実質上問
題はない。もし、各フィールド毎にトラッキングエラー
信号を演算する必要があるときには、第5図に示す12
6の処理を行う前に、(DT[i−8コ)の値から(D
T[i])の値及び固定値を引いた値を(DTO[iコ
)に格納する処理を行えばよい。
発明の効果 以」二の説明で明らかなにうに、本発明ににれば、一方
のアジマス角を有するヘッドで再生される各特定信号の
各再生時間を、回転ドラムの回転位相に同期した一定の
時間から計測した値と、他方のアジマス角を有するヘッ
ドで再生される各特定信号の各再生時間を計測した値と
がらトラッキングエラー信号を演算する構成を取るため
、ペアヘッドを用いないVTRにおいても、アジマス角
にもとづ<、トラックずれと再生信号の再生時間差との
関係を利用したトラッキングエラー信号の検出方法を提
供すことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図及
び第3図は第1図の各部の波形を示すタイミング図、第
4図は本発明に適用するマイクロコンピュータの割込み
処理1のフローチャート、第5図は同訓込み処理2のフ
ローチャート、第6図は特定信号の再生時間の積算値の
変化を示す線図、第7図は互いに異なるアジマス角を有
するヘッドで記録された磁化軌跡とヘッド中心線の走査
軌跡との関係を示す軌跡図、第8図は記録磁化軌跡とペ
アヘッドとの相対的な位置関係を示すパターン図、第9
図はトラックずれ蛍とペアヘッドを構成する各ヘッドで
再生される特定信号の再生時間差との関係を示す線図、
第10図はペアヘッドで記録された磁化軌跡図である。 1.2・・・ペアヘッドを構成する各ヘッド、3,4・
・・ヘッドギャップ、  10. 11. 12・・・
ペアヘッド、  73・・・同期H・SW信号作成回路
、74・・・カウンタ、  75・・・ラッチ回路、 
 76・・・1/2分周回路、  77・・・1/N分
周回路、78・・・マイクロコンピュータ、  79・
・・中央演算処理装置、  (f)・・・カウント値。 代理人の氏名 弁理士 栗野 重孝 ばか1名23〜 枢 第 図 第 図 (9/) 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 情報信号が不連続なトラック群として記録されている磁
    気テープから、それぞれ異なったアジマス角を有する第
    1及び第2のヘッドで特定の信号を読み出す手段と、 この特定の信号を1/N(Nは自然数)に分周する分周
    手段と、 回転ドラムの回転位相に同期した信号でリセットされて
    カウントを開始するカウンタと、 このカウンタの出力値を前記分周手段の出力信号の周期
    毎に保持する各カウント値保持手段とを有し、前記第1
    のヘッドが磁気テープ上を走査するときに得られる前記
    各カウント値保持手段の値と、前記第2のヘッドが磁気
    テープ上を走査するときに得られる前記各カウント値保
    持手段の値との差の値からトラッキングエラー信号を作
    成することを特徴とするトラッキングエラー信号の作成
    装置。
JP1108651A 1989-04-26 1989-04-26 トラッキングエラー信号の作成装置 Pending JPH02285550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1108651A JPH02285550A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 トラッキングエラー信号の作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1108651A JPH02285550A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 トラッキングエラー信号の作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02285550A true JPH02285550A (ja) 1990-11-22

Family

ID=14490216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1108651A Pending JPH02285550A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 トラッキングエラー信号の作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02285550A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930011692B1 (ko) 디지탈 신호의 기록재생장치
JP2584006B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH03503582A (ja) サーボパターン
GB2086613A (en) Rotary recording medium reproducing apparatus capable of performing special reproduction
JPH02285550A (ja) トラッキングエラー信号の作成装置
JPH0696500A (ja) 自動トラッキング方法
JP2987833B2 (ja) 回転ドラムのスイッチングパルス発生装置
JPH0224874A (ja) 磁気記録装置
JPS6361577A (ja) 映像信号の記録再生装置
JP3775145B2 (ja) ディジタル信号記録装置
JP2591195B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0789666B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0393070A (ja) 回転ヘッド形磁気テープ記録再生装置
JP2551271B2 (ja) ディジタル信号の記録媒体
JPH07101492B2 (ja) トラツキング装置
JPS5823996B2 (ja) 映像信号の記録装置
JPH0734280B2 (ja) トラッキングエラー信号の作成回路
JPH0775091B2 (ja) トラッキングエラー信号作成装置
JPS623410A (ja) 記録位置設定装置
JPH0756715B2 (ja) トラツキング制御装置
JPH0828016B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0287302A (ja) 回転ヘッド型記録及び再生装置
JPH0417150A (ja) 磁気記録再生装置の互換調整装置および互換調整方法
JPS613315A (ja) デイジタル信号の記録再生方法
JPS6040521A (ja) トラツキング制御装置