JPH0576271B2 - - Google Patents

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JPH0576271B2
JPH0576271B2 JP59101908A JP10190884A JPH0576271B2 JP H0576271 B2 JPH0576271 B2 JP H0576271B2 JP 59101908 A JP59101908 A JP 59101908A JP 10190884 A JP10190884 A JP 10190884A JP H0576271 B2 JPH0576271 B2 JP H0576271B2
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JP
Japan
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signal
error
circuit
zero
crossing
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JP59101908A
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JPS60245487A (ja
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Akira Futagami
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータ駆動制御回路に関し、特に、
ビデオテープレコーダのキヤプスタンモータ等の
回転速度サーボにおける誤差検出回数を増加させ
て高域の応答性の改善を図つたものである。
〔背景技術とその問題点〕
モータの回転速度サーボのためのモータ回転検
出方式の一種として、いわゆるFG信号を用いた
通過計測型検出方式が知られている。ここで、上
記FG信号は、モータの回転軸等に取り付けられ
た磁気リングの回転を、強磁性金属磁気抵抗素子
等を用いた磁気感応ヘツドにより検出して得られ
る正弦波信号であり、例えばモータ回転方向の正
逆を検出する場合には、90°位相差を有する2つ
のFG信号を得るようにしている。また、上記通
過計測型の検出方式においては、一方のFG信号
のゼロクロス点から他方のFG信号のゼロクロス
点までの間隔を計測し、エラーサンプリングを行
つている。この通過計測型検出方式は、磁気リン
グの着磁精度が悪くともエラー検出が正確に行な
える利点がある。
ところで、90°位相差を有する2つのFG信号間
のゼロクロス間隔については、レベル上昇時(負
から正へ)とレベル下降時(正から負へ)とで1
周期につき2回計測できる。ところが、各FG信
号がそれぞれ別のゼロクロス検出回路を通ること
によつて、FG信号に対するゼロクロス点の検出
にばらつきが生じ、このため上記レベル上昇時の
各ゼロクロス間隔による前90°のエラー検出と上
記レベル下降時の各ゼロクロス間隔による後90°
のエラー検出との間にもばらつきが生ずることに
なつて、計測回数を2回にする意味がなくなる。
したがつて、従来においては1周期につき1回の
計測によりエラーサンプリングを行つている。
このような通過計測型検出方式においては、上
記磁気リングの着磁技術や上記磁気感応ヘツドの
製造技術等の制約より、簡単にFGの歯数を増加
させることができないため、上記1周期につき1
回のエラーサンプリングでは、モータの回転数が
低いときサーボの応答時間が長くなり、例えばビ
デオテープレコーダのキヤプスタンモータ等に適
用した場合に、ワウ・フラツタが劣化する原因と
なる。
また、上記1周期につき1回のエラーサンプリ
ング、例えば各FG信号のレベル上昇時(負から
正へ)のゼロクロス点間隔を計測していわゆる前
90°のエラーサンプリングを行う場合には、モー
タが逆方向回転するときの各FG信号が時間軸を
反転した形態で得られるため、例えば各FG信号
を反転処理した後に上記ゼロクロス間隔の計測を
行う必要が生じ、付加回路が必要となつて回路構
成が複雑化するという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の実情に鑑み、モータ回転検出
用FGの歯数を増加することなく見かけ上のエラ
ーサンプリング回数を2倍とすることができ、サ
ーボループの高域特性を改善できるのみならず、
モータの回転方向が順方向、逆方向のいずれの場
合にも同一回路でエラーサンプリングが行え、回
路構成を簡略化できるようなモータ駆動制御回路
の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明に係るモータ駆動制御回路の
特徴は、モータ回転を検出して得られた90°の位
相差を有する第1、第2のFG信号を用いてエラ
ー信号を検出し上記モータの回転速度を制御する
モータ駆動制御回路において、上記第1のFG信
号の立上りゼロクロス間隔に基く第1のエラー信
号を上記第2のFG信号の立上りゼロクロス点に
応じて検出する第1のエラー検出回路と、上記第
1のFG信号の立下りゼロクロス間隔に基く第2
のエラー信号を上記第2のFG信号の立下りゼロ
クロス点に応じて検出する第2のエラー検出回路
と、上記第1および第2のエラー信号を合成して
モータ駆動制御信号を得る合成回路とを有して成
ることである。したがつて、FG信号の1周期に
つき、立上りゼロクロス側の前90°エラーと、立
下りゼロクロス側の後90°エラーとの2回のエラ
ーサンプリングが行え、それぞれ独立にサンプリ
ングホールドした後に加算等により合成している
ため、各FG信号のゼロクロス検出誤差による前
後90°のエラーのばらつきは平均化され、サーボ
特性に悪影響を与えない。
〔実施例〕
以下、本発明に係るモータ駆動制御回路の好ま
しい実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、モータ1の回転軸2に取り付
けられた磁気リング3には、回転方向に沿つて複
数の磁極が着磁形成されており、この磁気リング
3の磁極を、例えば強磁性金属磁気抵抗素子等を
用いて成る磁気感応ヘツド4により検出してい
る。この磁気感応ヘツド4からは、第2図A,B
に示すように、位相差が90°の略正弦波形状を有
する第1、第2のFG信号がそれぞれ出力されて
いる。これらの第1、第2のFG信号は、例えば
レベル弁別回路等より成るゼロクロス検出用の波
形整形回路5,6にそれぞれ送られ、第2図C,
Dに示すような矩形波パルス信号となつて、排他
的論理和(エクスクルーシブOR)回路7に送ら
れている。ここで、第2図C,Dの各パルス信号
の立上りが第2図A,Bの各FG信号のレベル上
昇時のゼロクロス(以下立上りゼロクロスとい
う。)に対応し、また上記各パルス信号の立下り
が各FG信号A,Bのレベル下降時のゼロクロス
(以下立下りゼロクロスという。)に対応してい
る。排他的論理和回路7は、これら第2図C,D
のパルス信号の排他的論理和をとることにより、
第2図Eに示すようなパルス信号を出力し、この
パルス信号Eをモノマルチ回路8およびゲートパ
ルス発生回路10に送つている。この第2図Eの
パルス信号は、立上りが上記第1のFG信号(第
2図A)のゼロクロスに、また立下りが上記第2
のFG信号(第2図B)のゼロクロスに、それぞ
れ対応している。
次に、モノマルチ回路8は、上記排他的論理和
回路7からのパルス信号(第2図E)の立上り、
すなわち上記第1のFG信号のゼロクロスのタイ
ミングでトリガされ、上記90°の位相差に対応す
る時間よりもやや短かいパルス幅の第2図Fに示
すようなパルス信号を出力し、このパルス信号を
台形波(あるいは傾斜波)発生回路9に送つてい
る。この台形波発生回路9は、第2図Fのパルス
信号の立下り時点より時間経過に伴つてレベルが
上昇する傾斜部SLを有する第2図Gに示すよう
な台形波信号を出力する。この台形波信号(第2
図G)の傾斜部SLの傾きに応じてエラー検出精
度が決定されるわけであるが、本実施例において
は、モノマルチ回路8により台形波信号の傾斜部
SLの開始タイミングにいわゆるオフセツトをも
たせ、上記第1のFG信号のゼロクロス時点より
略90°の位相差時間だけ経過した時点近傍に傾斜
部SLを配しているため、傾きを急峻にでき、高
精度のエラー検出を可能としている。この台形波
信号は、上記立上りゼロクロス間隔測定による前
90°のエラー検出、および上記立下りゼロクロス
間隔測定による後90°のエラー検出に共用される
ようになつている。
次に、ゲートパルス発生回路10は、上記第2
のFG信号(第2図B)の立上りゼロクロスを検
出した第1のゲートパルス(第2図K)および立
下りゼロクロスを検出した第2のゲートパルス
(第2図L)を出力するものであり、これらのゲ
ートパルスにより上記台形波信号(第2図G)の
傾斜部SLのレベルをサンプリングホールドする
ことによりエラー検出が行われる。
ここで、ゲートパルス発生回路10の具体例と
しては、モノマルチ回路11により上記第2図E
のパルス信号の立下り、すなわち上記第2のFG
信号のゼロクロスを検出するようになし、このモ
ノマルチ回路11から得られた第2図Hに示すパ
ルスを2個のAND回路13,14にそれぞれ送
つており、これらの2個のAND回路13および
14には、第2図Eのパルス信号の立上りにより
トリガされるフリツプフロツプ回路12からのQ
出力(第2図I)および出力(第2図J)をそ
れぞれ供給することによつて、上記第2図Hのパ
ルスより上記第1のゲートパルス(第2図K)と
上記第2のゲートパルス(第2図L)とを分離し
て取り出している。
次に、上記台形波発生回路9からの第2図Gの
台形波信号が2個のサンプリングゲート回路1
5,16に供給されるとともに、これらのサンプ
リングゲート回路15および16の各ゲート制御
端子に上記ゲートパルス発生回路10からの第1
のゲートパルス(第2図K)および第2のゲート
パルス(第2図L)がそれぞれ供給されることに
よつて、対応するタイミングでの台形波信号(第
2図G)のレベルがそれぞれサンプルされる。こ
れらのサンプリングゲート回路15,16からの
エラー信号は、それぞれホールド用コンデンサ1
7,18に供給されてホールドされることによ
り、第2図M,Nに示すようなエラーサンプリン
グホールド出力となり、それぞれバツフアアンプ
19,20を介して加算器21に送られる。加算
器21からは第2図Oに示すような加算出力が得
られ、この出力はアンプ22を介しモータ駆動回
路23に送られて、モータ1を駆動制御する。
以上のような構成を有するモータ駆動制御回路
によれば、上記第1、第2のFG信号の各立上り
ゼロクロス間の前90°エラーと各立下りゼロクロ
ス間の後90°エラーとを、それぞれ独立にサンプ
リングホールドし、その後加算合成している。し
たがつて、第1のFG信号のゼロクロス検出と第
2のFG信号のゼロクロス検出とにばらつきが生
ずることによつて上記前90°エラーと後90°エラー
との間に差が生じた場合でも、これらをそれぞれ
独立にサンプリングホールドした後加算合成して
いるため、上記前後90°のエラー差は平均化によ
つて解消される。これは、回転検出用FGの歯数
あるいはFG信号の周波数を変えることなく、見
かけ上のエラーサンプリング回数を2倍にするこ
とと同等であり、サーボループの高域の応答特性
を大幅に改善できる。また、各FG信号のゼロク
ロス点の温度変動による誤差、各種素子のばらつ
きによる誤差等も上述と同様に平均化されて軽減
される。さらに、FG信号の前90°エラーおよび後
90°エラーの双方をサンプリングしているため、
モータの回転方向が逆(リバース回転)となつた
場合でも同じ回路で、すなわち何らの付加回路を
設けることなく、正常なモータ駆動制御が可能で
あり、その分回路を簡略化できローコスト化が図
れる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、例えば台形波発生の代りに三角波あ
るいは鋸歯状波を発生するようにしてもよく、ま
た、ゲートパルス発生回路の具体的構成も図示の
ものに限定されない。さらに、FG信号の発生手
段としても、磁気的なもの以外に、光学的なもの
を用いてもよい。
〔発明の効果〕 本発明に係るモータ駆動制御回路によれば、
FG信号の1周期につき2回のエラーサンプリン
グを行つてサーボループの高域特性を改善できる
のみならず、付加回路を用いずにモータの回転方
向が正、逆の場合の駆動制御を実現でき、簡単な
回路構成によるローコスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク回路
図、第2図は第1図の回路の動作を説明するため
のタイムチヤートである。 5,6……波形整形回路、7……排他的論理和
回路、8……モノマルチ回路、9……台形波発生
回路、10……ゲートパルス発生回路、15,1
6……サンプリングゲート回路、17,18……
ホールド用コンデンサ、21……加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータ回転を検出して得られた90°の位相差
    を有する第1、第2のFG信号を用いてエラー信
    号を検出し上記モータの回転速度を制御するモー
    タ駆動制御回路において、 上記第1のFG信号の立上りゼロクロス間隔に
    基く第1のエラー信号を上記第2のFG信号の立
    上りゼロクロス点に応じて検出する第1のエラー
    検出回路と、 上記第1のFG信号の立下りゼロクロス間隔に
    基く第2のエラー信号を上記第2のFG信号の立
    下りゼロクロス点に応じて検出する第2のエラー
    検出回路と、 上記第1および第2のエラー信号を合成してモ
    ータ駆動制御信号を得る合成回路とを有して成る
    ことを特徴とするモータ駆動制御回路。
JP59101908A 1984-05-21 1984-05-21 モ−タ駆動制御回路 Granted JPS60245487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59101908A JPS60245487A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 モ−タ駆動制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59101908A JPS60245487A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 モ−タ駆動制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60245487A JPS60245487A (ja) 1985-12-05
JPH0576271B2 true JPH0576271B2 (ja) 1993-10-22

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ID=14313004

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59101908A Granted JPS60245487A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 モ−タ駆動制御回路

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JP (1) JPS60245487A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2850545B2 (ja) * 1991-02-05 1999-01-27 三菱電機株式会社 Vtrのキャプスタンモータ速度検出機構

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Publication number Publication date
JPS60245487A (ja) 1985-12-05

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