JPH0434315B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0434315B2
JPH0434315B2 JP61059991A JP5999186A JPH0434315B2 JP H0434315 B2 JPH0434315 B2 JP H0434315B2 JP 61059991 A JP61059991 A JP 61059991A JP 5999186 A JP5999186 A JP 5999186A JP H0434315 B2 JPH0434315 B2 JP H0434315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
unit
magneto
detection outputs
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP61059991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6323379A (ja
Inventor
Yutaka Osada
Hideo Nomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP61059991A priority Critical patent/JPS6323379A/ja
Publication of JPS6323379A publication Critical patent/JPS6323379A/ja
Publication of JPH0434315B2 publication Critical patent/JPH0434315B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種デイスクドライブ装置における
ヘツド位置決め装置等に適用されて有用な磁気検
出回路に関する。
(従来の技術) 一般に、各種デイスクドライブ装置におけるへ
ツド位置決め装置としては、第4図に示す如く磁
気ヘツド1が、ピニオン2と噛合するラツク3に
支持部4を介して取り付けられており、上記ビニ
オン2をアクセスモータ5にて回転駆動させるこ
とにより上記磁気ヘツド1をデイスク6の所定位
置Pにおける径方向、すなわち図中矢印A方向に
移動させるようにしたものが知られている。
また、上記デイスク6の表面には、各種情報信
号が螺旋状あるいは同心円状のトラツクとして記
録されるようになつており、上記磁気ヘツド1が
それらトラツク上をトレースすることにより、所
定のトラツクから各種情報信号を再生し、あるい
は記録するようになつている。
そこで、従来のヘツド位置決め装置には、上記
磁気ヘツド1が上記トラツク上を正確にトレース
し得るように、上記ピニオン2と一体的に取り付
けられ、外周面に所定ピツチで着磁された円盤状
のスケール7と、このスケール7の外周近傍に配
設された各種の磁電素子8とを備えた磁気検出回
路が設けられている。
そして、この磁気検出回路は、上記ピニオン2
及びスケール7の回転量、すなわちこのピニオン
2の回転量に対応する上記磁気ヘツド1の移動量
に応じて変化する上記磁電素子8の出力を上記ヘ
ツド位置決め装置に供給することにより上記ピニ
オン2を駆動するアクセスモータ5を回転制御
し、これにより磁気ヘツド1を所定のトラツクに
対して正確にオントラツクさせるようになつてい
る。
また、上述の如きスケール7と磁電素子8の位
置関係は、第5図に示す如く、スケール7のN極
とS極との間隔Wの1/4の間隔W/4で磁電素
子8を配列し、さらにこれら各磁電素子8を第6
図に示す如くブリツジ構成としてある。そして、
このブリツジの中点より第7図に示す如く互いに
位相が90゜異なる検出出力V1,V2を取り出し、こ
の検出出力V1,V2が基準信号Vrefにて収束して
上記磁気ヘツド1を停止させるように上記ヘツド
位置決め装置の制御系を構成するとともに、上記
検出出力V1,V2を位置誤差信号として交互に切
り変えて上記アクセスモータ5の回転制御を行な
うようになつていた。
(発明が解決すべき問題点) ところで、一般に各種のデイスクドライブ装置
においては、高速アクセス化、及び高トラツク密
度化の要請が強い。
そこで、従来は上記スケール7への着磁の間隔
Wを小さくし、上記アクセスモータ5の単位回転
当りの上記検出出力V1,V2の周波数を大きくし
て細かく位置決めし得るようにして高トラツク密
度化を図るとともに、上記ピニオン2の径を大き
くすることにより高速アクセス化を図るようにし
たものが考えられていた。
しかしながら、このような方法による場合に
は、上記検出出力V1,V2の出力レベルが低下し
てしまい、温度変化や湿度変化、あるいは回路素
子等の経時変化に追従して高精度に位置決めさせ
る制御系が構成できなくなつてしまうという問題
点がある。
一方、上記検出出力V1,V2を加算または減算
して第7図に示す如くこれら各検出出力V1,V2
に対して互いに45゜の位相差をもつ他の検出出力
V1+V2,V1−V2を得てこれら各検出出力に基づ
いて位置決めを行なうようにした方法も考えられ
ていた。
しかしながら、このような方法による場合は、
加算器及び減算器の高い精度が要求されコストア
ツプの原因となり好ましくなく、また上記スケー
ル7への着磁精度のばらつき等によつて高精度な
他の検出出力V1+V2,V1−V2を得ることはむづ
かしいという問題点がある。
また、上記他の検出出力V1+V2,V1−V2は、
第7図に示す如く非線形な略台形波となつてしま
い、制御系にとつて好ましくないという問題点も
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の如き実情に鑑みてなされたもの
であり、上述の如き問題点を招来することなく高
速アクセス化及び高トラツク密度化を図ることが
できるようにするための磁気検出回路を提供する
ことを目的とする。
そして、本発明は、上記目的を達成するため
に、磁気検出回路を第1図に示す如くN極とS極
とがWの間隔で交互に着磁されたスケール10
と、互いにW/4の間隔で上記スケール10に沿
つて配列された各4つの磁電素子11,12,1
3,14,15,16,17,18を各々ブリツ
ジ接続して成る一対のユニツト20,21とを備
え、この一対のユニツト20,21を上記スケー
ル10に沿つて、一方のユニツト20の磁電素子
14と、この磁電素子14と隣り合う他方のユニ
ツト21の磁電素子15とが互いに3W/8の間
隔をもつように配置するとともに、各ユニツト2
0,21のブリツジの各中点より互いに位相が異
なる合計4つの検出出力を得るように構成した。
(実施例) 以下、本発明に係る好適な実施例を第1図ない
し第3図を用いて詳細に説明する。
本実施例に係る磁気検出回路を構成するスケー
ル10は、前記アクセスモータに装着されたピニ
オンと一体的に取り付けられる円盤状のものであ
り、その外周面にWの間隔で一周210極の着磁が
施されている。
また、本実施例では、磁電素子として強磁性薄
膜磁気抵抗効果素子(以下「MR素子」という)
が用いられており、これらMR素子11〜18
は、第1図に示す如く上記スケール10の外周に
沿つて近接して配置され、各々一対のユニツト2
0,21を構成する。
そして、上記各ユニツト20,21における各
MR素子は、図示の如く互いにW/4の間隔で配
列されており、さらに、上記各ユニツト20,2
1はこの各ユニツト20,21の隣り合う磁電素
子14,15が互いに3W/8の間隔をもつよう
に配置される。
また、上記各ユニツト20,21におけるMR
素子11〜18は第2図に示す如く各々ブリツジ
接続されている。すなわち、一方のユニツト20
のMR素子は、互いに直列に接続された各々2つ
のMR素子11と13、12と14を並列に接続
することによりブリツジ接続され、他方のユニツ
ト21のMR素子15,16,17,18も同様
にブリツジ接続される。
そして、上述の如く各MR素子がブリツジ接続
された各ユニツト20,21からは、上記スケー
ル10の回転に伴い各ブリツジの中点A,B,
C,Dから第3図に示す如き合計4つの検出出力
V1,V2,V3,V4が得られる。
そして、これら各検出出力V1,V2,V3,V4
は、基準となる検出出力V1に対して各々−90゜、+
135゜、−135゜の位差をもつており、これら各検出
出力が所定レベルの基準信号Vrefとクロスする
点にて収束して前記磁気ヘツドを停止させること
ができる。
したがつて、第3図に示す如く従来W/4であ
つた磁気ヘツド位置決めの最小分解能をW/8
と、半分にすることができ、これにより高トラツ
ク密度化を図ることができる。
しかも、上記各検出出力V1,V2,V3,V4の出
力レベルが低下することがないため、高精度な制
御を妨げることなく、さらに、これら検出出力の
非線形化といつた問題も生じない。
また、上述の如く最小分解能をW/8にするこ
とができるため、前述の如くピニオンの径を大き
くしたとしてもトラツク密度の低下を伴うことな
く高速アクセス化を図ることができる。
また、本実施例において、上述の如く各検出出
力と基準信号とのクロス点にて磁気ヘツドを停止
させる手段としては、本願出願人が先に出願した
昭和59年特許願第196429号(特開昭61−76085号
公報参照)に記載された如きもの、あるいは一般
に周知な手段を用いてよい。
また、本実施例においては、円盤状のスケール
10を用いているが、本発明に係るスケールとし
てはこれに限定されるものではなく、例えばボイ
スコイルモータに使用される棒状のものであつて
もよい。
(発明の効果) 上述の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、磁気ヘツド位置決めの最小分解能を小さくす
ることができ、これにより各種デイスクドライブ
装置における高トラツク密度化、及び高速アクセ
ス化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を模式的に示す
図、第2図は第1図の等価回路図、第3図は第2
図における各検出出力と磁気ヘツドの停止位置と
の関係を示す図、第4図は一般的なヘツド位置決
め装置を模式的に示す図、第5図は磁気検出回路
の従来例を模式的に示す図、第6図は従来例にお
ける磁電素子の接続関係を示す等価回路図、第7
図は第6図における各検出出力の位相関係を示す
である。 10……スケール、11〜18……MR素子
(磁電素子)、20,21……ユニツト、V1,V2
V3,V4……検出出力、W……着磁の間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N極とS極とがWの間隔で交互に着磁された
    スケールと、 互いにW/4の間隔で上記スケールに沿つて配
    列された4つの磁電素子を各々ブリツジ接続して
    成る一対のユニツトとを備え、 この一対のユニツトを上記スケールに沿つて、
    一方のユニツトの磁電素子とこの磁電素子と隣り
    合う他方のユニツトの磁電素子とが互いに3W/
    8の間隔をもつように配置するとともに、各ユニ
    ツトのブリツジの各中点より互いに位相が異なる
    合計4つの検出出力を得るようにしたことを特徴
    とする磁気検出回路。
JP61059991A 1986-03-18 1986-03-18 磁気検出回路 Granted JPS6323379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61059991A JPS6323379A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 磁気検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61059991A JPS6323379A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 磁気検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323379A JPS6323379A (ja) 1988-01-30
JPH0434315B2 true JPH0434315B2 (ja) 1992-06-05

Family

ID=13129143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61059991A Granted JPS6323379A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 磁気検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6323379A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017123772B4 (de) * 2017-10-12 2019-06-19 Paul Tutzu Elektromagnetisches Messsystem für die Erfassung von Länge und Winkel basierend auf dem Magnetoimpedanzeffekt

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6323379A (ja) 1988-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4179720A (en) Magnetic recorded information reproducing apparatus
JPH0350965B2 (ja)
JPH0434315B2 (ja)
JP3013892B2 (ja) ヘッド位置信号復調装置及びこれを利用したヘッド位置決め装置
JPH0330089B2 (ja)
JP3233317B2 (ja) 磁気式エンコーダ
JPS5927007B2 (ja) 磁気ヘツド
JPH0352565B2 (ja)
JPS6175214A (ja) 磁気検出回路
JPH03263662A (ja) 磁気ディスク装置
JPS5822135Y2 (ja) 回転速度検出装置
JPH0326324B2 (ja)
JPH0352566B2 (ja)
JPS60114714A (ja) 磁気式エンコ−ダ−
JP2654244B2 (ja) 磁気ヘッド調整用ディスク
JP2745627B2 (ja) Acサーボモータ用磁気式ロータリエンコーダ
JPS59191128A (ja) 磁気デイスク装置
JPH0441282B2 (ja)
JPH03282213A (ja) 磁気エンコーダ
JPH03113877A (ja) 磁気記録装置の磁気ヘッド位置決め方式
JPH02220274A (ja) データ記憶装置
JPH0576271B2 (ja)
JPS61242381A (ja) スピンドルモ−タの回転速度制御装置
JPH0254481A (ja) 磁気ヘッド位置決め装置
JPH052726A (ja) 記録再生装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term