JPS61242381A - スピンドルモ−タの回転速度制御装置 - Google Patents

スピンドルモ−タの回転速度制御装置

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JPS61242381A
JPS61242381A JP60082212A JP8221285A JPS61242381A JP S61242381 A JPS61242381 A JP S61242381A JP 60082212 A JP60082212 A JP 60082212A JP 8221285 A JP8221285 A JP 8221285A JP S61242381 A JPS61242381 A JP S61242381A
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JP
Japan
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speed
track
spindle motor
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magnetic head
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JP60082212A
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English (en)
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Hideo Nomura
秀夫 野村
Yutaka Osada
豊 長田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スピンドルモータの回転速度制tall装置
に関し、特に各種ディスクドライブ装置におけるアクセ
スモータの如く正確、かつ高速な駆動が要求されるモー
タの駆動装置に用いられて有効なものである。
(従来の技術) 従来から、ディスクドライブ装置における各種情報信号
の記録媒体として磁気ディスクや磁気シート等の円盤状
情報記録媒体が用いられており、上記情報信号は、これ
ら記録媒体に螺旋状あるいは同心円状に記録されるよう
になっている。
そして、このような情報の記録再生においては、情報記
録再生素子として磁気ヘッド装置が用いられており、こ
の磁気ヘッド装置を上記磁気ディスクの径方向に正確に
摺接駆動させて記録再生が行なわれる。
また、上記磁気ヘッド装置は、第10図に示す如き移送
機構によって駆動されるようになっている。
すなわち、上記磁気ヘッド装置1は、ビニオン2と噛合
するラック3に支持部4を介して取り付けられており、
上記ビニオン2はアクセスモータ5によって回転駆動さ
れるようになっている。そして、この移送機構は、上記
アクセスモータ5によって上記ビニオン2を回転駆動さ
せることによって上記ラック3とともに上記磁気ヘッド
装@1を図中矢印六方向、すなわち上記磁気ディスク6
の所定位置Pにおける径方向に正確に駆動させる。
ところで、特に情報信号をディスク6に同心円状に記録
トラックとして記録する場合においては、上記磁気ヘッ
ド装置をディスク6の径方向に所定ピッチで、いわゆる
ステップ送りする必要がある。
そして、そのために上記アクセスモータ5として一般に
ステッピングモータが用いられており、このステッピン
グモータ固有のステップ角単位づつその回転軸を回転駆
動させることによって上記磁気ヘッド装置1を間欠的に
ステップ送りするようになっている。
(発明が解決すべき問題点) 最近、特に各種ディスクドライブ装置における高密度記
録化及び高速アクセス化が図られている。
そして、高密度記録を行なう−の手段として、記録トラ
ックの間隔、すなわちトラックピッチを小さくすること
(ナロートラック化)が挙げられれ、そのためには、上
記ステッピングモータのステップ角を小さくする必要が
ある。
ところが、ステッピングモータのステップ角を小さくす
ることについては一定の限界があり、また、ステップ角
を小さくすると高速アクセスの際に磁気ヘッド装置を高
速で駆動させるための出力トルクを大きくしなければな
らない。このため従来からディスクドライブ装置におけ
る高密度記録化と高速アクセス化を同時に実現すること
には一゛定の限界があった。
また、一定の出力トルクを維持したままステップ角を小
さくするために、ステッピングモータに強力な希土類コ
バルト磁石を採用する場合があるが、この場合において
はステッピングモータの低コスト化を阻害するという問
題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の如き実情に鑑みてなされたものであり
、回転軸を微小角度づつ正確かつ高速で回転させること
ができるモータ駆動装置等に用いられて有効なスピンド
ルモータの回転速度制御装置を提供することを目的とす
る。
そして、本発明は、この目的を達成するために、第1図
に示す如く、装置ディスク10に螺旋状又は同心円状の
トラックを形成して情報を記録したり、記録された情報
を再生する磁気ヘッド装置11のような情報記録再生素
子を上記ディスク10の所定位置Pにおける径方向、す
なわち、図中矢印六方向に直線駆動させるスピンドルモ
ータ12の回転速度制御装置であって、外周にN極とS
極が交互に着磁され上記スピンドルモータ12の回転軸
13に一体的に取り付けられた円盤状のスケール14と
、このスケール14の外周近傍に配置され上記スケール
14の回転に伴う磁界の変化を検出する磁電素子15と
、この磁電素子15の検出出力に基づいて上記スピンド
ルモータ12の回転軸13の回転速度を検出する速度検
出手段16と、上記情報記録再生素子の現在位置トラッ
クと目的位置トラックとの間のトラック数に応じて上記
回転軸13の目標速度を設定する目標速度設定手段17
と、この目標速度設定手段17にて設定された目標速度
と、上記速度検出手段16にて検出された上記回転軸1
3の回転速度とを比較して差分を検出する速度比較手段
18と、この比較手段18の出力する比較出力に基づい
て上記スピンドルモータ12の回転軸13の速度を設定
制御する回転制御手段19とを備えて構成したことを特
徴とする。
(作 用) 上述の如き構成のスピンドルモータ12の回転速度制御
装置においては、上記情報記録再生素子の現在位置トラ
ックと目的位置トラックとの間のトラック数に応じてこ
の情報記録再生素子を上記ディスク10の所定位置Pお
ける径方向に連続的あるいは間欠的に直線駆動させるこ
とができる。
(実・施 例) 以下、本発明をディスクドライブ装置におけるアクセス
モータ駆動装置に用いた場合に好適な実施例を第1図乃
至第9図を用いて詳細に説明する。
このアクセスモータ駆動装置は、第2図に示す如く本発
明が適用されて上記情報記録再生素子である第1図に示
す磁気ヘッド装置11を現在位置トラックから目的位置
トラックまで高速でスキップさせる速度制御手段20と
、この速度制御手段2Gによって目的位置トラックにオ
ントラックされた上記磁気ヘッド装置11の中心位置と
この目的位置トラックの中心位置とを正確に一致させる
位置制御手段21、及びこれら各制御手段20.21か
ら各々出力される速度制御信号S1と位置制御信号S2
が供給されて前記スピンドルモータ12の回転軸13を
所定方向かつ所定速度で制御駆動させる前記回転制御手
段19を備えたものである。
以下、このアクセスモータ駆動装置の構成、及びその動
作を追って説明する。
第2図は、本実施例の電気的構成を示すブロック回路図
であり、上記スピンドルモータ12の回転軸13には上
記磁気ヘッド装置11が取り付けられた一般的なラック
3と噛合するビニオン2が設けられている。
また、このスピンドルモータ12の上記回転軸13には
円盤状の前記スケール14が一体的に取り付けられてお
り、このスケール14の外周には図示の如<NiとS橿
が所定ピッチで交互に着磁されている。なお、本実施例
におけるスケール14は、−周140極の着磁処理が施
されている。
このスケール14の外周近傍には磁電素子として強磁性
薄膜磁気抵抗素子(以下rMR素子」という)を用いた
MR素子ユニット150が配置されている。そして、こ
のMR素子ユニット 150は、第3図に示す如く第1
ないし第4のMR素子151゜152、 153. 1
54から構成されており、これらの各MR素子は、異方
性磁気抵抗効果によって、着磁された上記スケール14
の回転、すなわちこのスケール14の着磁部との相対位
置の変化に伴う外部磁界の変化により略正弦波状の検出
出力を出力するものである。
なお、上記第1ないし第4のMR素子151゜152、
 153. 154は、第3図に示す如く上記スケール
14の外周に沿って整列されており、上記スケール14
の着磁ピッチをλとすると、各MR素子151、 15
2. 153. 154の整列ピッチはλ/4となって
いる。また、本実施例において上記第1ないし第4のM
R素子151. 152. 153. 154は、第4
図に示す如くブリッジ接続されており、第1及び第3の
MR素子151. 153の接続中点と、第2及び第4
のMR素子152. 154の接続中点から第4図に示
す如き第1及び第2の検出出力MR+。
MR2が各々取り出される。なお、これら各検出出力M
RI、MR2の位相は豆いに90”づれている。また、
上述の如く各MR素子151. 152゜153、 1
54をブリッジ接続することによって上記第1及び第2
の検出出力MR1,MR2の温度特性を向上させること
ができる。
そして、上記第1及び第2の検出出力MR+。
MR2は各々増幅器23.24を介して差動増幅器25
に供給される。この差動増幅器25の差動出力MR+−
MR2は、前記位置制御手段21を構成する差動増幅器
26の一方の入力端子に供給される。
なお、上記差動出力MR+−MR2の位相は、第5図に
示す如く上記第1.第2の検出出力MR+ 。
MR2の位相と互いに90”づれている。
また、上記位置制御手段21の差動増幅器26の他方の
入力端子には基準電圧信号入力端子27を介して基準電
圧信号S3が供給されている。
ここで、本実施例において、この基準電圧信号S3と、
上記差動出力MR+−MR2とのレベルが−・致したと
きに第3図に示す如く上記MR素子ユニット 150の
中心位置と上記スケール10の所定の着磁部の中心位置
とが一致すると共に、磁気ヘッド装置1の中心位置が磁
気ディスク6上に形成される記録トラックの中心位置と
正確に対応されている。
また、前記第1の検出出力MR+あるいは第2の検出出
力MR2と上記基準信号S3との一致する時点では上記
磁気ヘッド装置11は、記録トラックにオントラックし
、ヘッド装置11がこのトラックの外側縁あるいは内側
縁と対応させている。
上記位置制御手段21は、上記差動増幅器26と、この
差動増幅器26の出力する差動出力S4の位相補正等を
行なう補償回路28より構成されており、位置制御信号
S2をスイッチ手段29の一方の入力端子30に供給す
る。
一方、本実施例において、本発明の一部を構成する前記
速度検出手段16は、比較回路33と周波数電圧変換器
34とから構成されており、上記スピンドルモータ12
の回転軸13の回転速度を上記周波数電圧変換器34の
出力する電圧信号の電圧レベルとして検出し、その速度
検出出力S5を速度比較手段18である差動増幅器35
に供給する。ここで、上記比較回路33には、上記第1
.第2の増幅器23゜24から出力される第1.第2の
検出出力MR+。
MR2及び上記基準信号S3とが各々供給されるように
なっており、この基準信号S3の信号レベルと上記各検
出出力MRI、MR2の信号レベルとを比較してパルス
状の比較出力P1を上記周波数電圧変換器34.及び後
述するカウンタ36に供給するようになっている。そし
て、この比較回路33の出力する比較出力P1のパルス
数は、上記磁気ヘッド装置11が横切ったディスク10
上のトラック数の整数倍に対応している。
また、本発明に係る目標速度設定手段17は、上記カウ
ンタ36とコントローラ37とから構成されており、さ
らに、このコントローラ37は、外部に設けられた操作
部38にて設定される動作モード及び上記カウンタ36
の出力する計数出力S6に応じて上記スピンドルモータ
12の回転軸13の目標速度に対応した電圧レベルの目
標速度指令信号S7を上記差動増幅器35に供給するも
のである。
すなわち、上記コントローラ37は、上記操作部38に
て、例えば、バッファシークモードとノーマルシークモ
ードとに切り換えられるとともに、設定された動作モー
ド等によって、目的位置トラックのトラック番地が間接
的に指定されるようになっている。なお、このバッファ
シークモードとは、上記磁気ヘッド装置11を例えば1
00トラック分、まとめて連続的にスキップさせるよう
な動作モードであり、ノーマルシークモードとは、この
磁気ヘッド装置11を1トラック分づつ、間欠的にスキ
ップさせるような動作モードをいう。
そして、このコントローラ37には、上述の如く上記比
較回路33の出力する比較出力P1を計数して得られる
計数出力S6が供給され、このコントローラ37は、上
記磁気ヘッド装置11の現在位置トラックを常に記憶し
ている。そして、このコントローラ37は、上記磁気ヘ
ッド装置11の記憶された現在位置トラックと、上記操
作部38の操作により間接的に指定される目的位置トラ
ックとの間のトラック数Δtを逐次実時間で算出するよ
うになっている。
また、本実施例におけるバッファシークモードの場合に
おいて、このコントローラ37は、上述の如く算出され
た現在位置トラックと目的位置トラックとの間のトラッ
ク数Δtに応じて区分される第1乃至第6ステツプ毎に
各々対応する目標速度を段階的に設定すると共に、上記
]・ラック数Δtに対応した速度制御テーブルに基づい
て各段階に応じた電圧レベルの前記目標速度指令信号S
7を出力して前記差動増幅器35に供給する。すなわち
、本実施例においては、前記スピンドルモータ12の回
転軸13の回転速度を15段階に設定しており、上記第
1乃至第6ステツプ毎に下表の如き目標速度を設定する
は電源電圧レベルによって一義的に定まるものであり、
また第3ステツプにおけるブレーキの開始タイミング(
トラック数Δtは、実験的に求められた第6図に示すグ
ラフに基づいて決定される。
そして、このグラフは第3ステツプにおける減速開始時
の残りトラック数を△t′とし、バッファシークモード
においてスキップするトラック数をαとすると以下の式
にて表わすことができる。
すなわち、このグラフは、 α≧40の場合     −α−40 Δt’ −37,5(1−e84  )+23.5α<
40の場合 Δt’=13α740+ 9.5 なる式にて表わせる。
そして、上述の如く電圧レベルが設定された目標速度指
令信号S7は、上記差動増幅器35に供給され、前記周
波数電圧変換器34からこの増幅器35に供給される速
度検出出力$5とレベル比較される。この差動増幅器3
5は、これら目標速度指令信号S7及び速度検出出力S
5の差分を所定利得分増幅して得られる前記速度制御信
号S1を前記スイッチ回路29の他方の入力端子31に
供給する。なお、上記差動増幅器35における上記所定
利得は、可変抵抗器39の抵抗値を適宜調整することに
より目標速度に応じて可変されるようになっており、こ
れにより、速度制御をより正確、確実に行なうことがで
きる。
また、上記コントローラ37は、前記磁気ヘッド装置1
1が目的位置トラックにオントラックした段階で、上記
スイッチ回路29のスイッチ端子32に接続されている
切片を前記一方の端子30から他方の端子31に切り換
えるスイッチング信号S8をこのスイッチ回路29に供
給する。これにより、上記磁気ヘッド装置11は、目的
位置トラックの手前に来るまでは、上述の如き本発明に
係る速度制御手段20にて速度制御され、目的位置トラ
ックにオントラックした段階で前述した位置制御手段2
1にて位置制御されて目的位置トラックの中心位置と正
確に重なる。
そして、上記スイッチ回路29から選択的に出力される
上記速度制御信号S+、あるいは位置制御信号S2は、
前記回転制御手段19に供給される。
また、この回転制御手段19には、電源入力端子40を
介して前記スピンドルモータ12の駆動用電源が供給さ
れるとともに、上記コントローラ37から出力される回
転方向制御信号S9及び前記基準電圧信号S3が供給さ
れる。これにより、この回転制御手段19は、これら各
信号St、S2.83゜$9に基づいて決定される所定
レベルかつ方向の駆動電圧を駆動回路41を介して上記
スピンドルモータ12に供給する。
なお、上記回転方向制御信号S9は、上記磁気ヘッド装
置11の現在位置トラックと目的位置トラックとの位置
関係に応じて上記スピンドルモータ12の回転方向を設
定するものであり、例えば、前記計数出力S6と、前記
操作部38にて間接的に指定される目的位置トラックの
トラック数(トラック番地)との差分がプラスかマイナ
スかによって上記スピンドルモータの回転方向を決定す
るようにすればよい。
次に、上述の如き構成のアクセスモータ駆動装置の具体
的な動作を説明する。
このアクセスモータ駆動装置の動作は、前記操作部38
にて設定されるノーマルシークモードの動作と、バッフ
ァシークモードの動作とから成り、これら各動作は前述
の如き位置制御手段21にて行なわれる位置制御動作と
、速度制御手段20にて行なわれる速度制御動作との協
同によって実現される。
ここで、上記位置制御動作とは、前記磁気ヘツド装置1
1が目的位置トラックにオントラックした時、換言すれ
ば、磁気ヘッド装置11の現在位置トラックと目的位置
トラックとが一致した時に行なわれる微調整であり、上
記位置制御手段21から前記スイッチ回路29を介して
回転制御手段19に供給される位置制御信号S2と、同
じくこの回転制御手段19に供給される基準電圧信号S
3とのレベル比較を行ない、レベル差に応じた方向かつ
電圧レベルの駆動電源を前記スピンドルモータ12に供
給することによりこのスピンドルモータ12を微小回転
駆動させ、これにより上記磁気ヘッド装置11の中心位
置と目的位置トラックの中心位置とを一致させる動作を
いう。
一方、上記速度制御動作とは、上記磁気ヘッド装置11
が目的位置トラックにオントラックしていない時、換言
すればこの磁気ヘッド装置11の現在位置トラックと目
的位置トラックとの間のトラック数Δtが1以上の時、
及びこれら現在位置トラックと目的位置トラックとが隣
接している時に行なわれるものであり、この動作は、上
記速度制御手段20を構成する前記目標速度設定手段1
7によって上記トラック数Δtの数に応じて予め設定さ
れた波形(電圧レベルパター′ン)の前記目標速度指令
信号S7と、前記速度検出手段16にて検出される上記
スピンドルモータ12の回転軸13の回転速度に対応し
た速度検出出力S5との電圧レベル差に応じた前記速度
制御信号S1を上記回転制御手段19に供給することに
より、上記磁気ヘッド装置11を現在位置トラックから
目的位置トラックまで連続的あるいは間欠的にスキップ
させる動作をいう。
なお、このような速度制御動作において、上記現在位置
トラックと目的位置トラックとが隣接している時がノー
マルシークモードであり上記磁気ヘッド装置11を目的
位置トラックである隣接トラックに順次間欠的にスキッ
プさせる。同様に上記トラック数Δtが1以上の時がバ
ッファシークモードであり、上記磁気ヘッド装置11を
目的位置トラックまで、まとめて連続的にスキップさせ
る。
また、上述の如き位置制御動作と速度制御動作は、前記
スイッチング信号S8にてスイッチ回路29を切り換え
ることにより適宜連続的に協同して上記磁気ヘッド装置
11を現在位置トラックから目的位置トラックまで円滑
かつ迅速にスキップさせる。
次に、ノーマルシークモードにおけるアクセスモータ駆
動装置の動作を説明する。
先ず、前記コントローラ37は、前記操作部38によっ
て、ノーマルシークモードに設定される。そして、この
コントローラ37は第7図(A)に示す如き所定周期の
パルス状の目標速度指令信号S7を本発明における速度
比較手段18である前記差動増幅器35に供給する。こ
の差動増幅器35は、上記目標速度指令信号S7を所定
利得分増幅して第7図(B)に示す如き速度制御信号S
1として上記スイッチ回路29の他方の入力端子31に
供給する。
また、上記コントローラ37は上記目標速度指令信号S
7に同期した第7図(C)に示す如きスイッチング信号
S8を上記スイッチ回路29に供給し、このスイッチン
グ信号S8がロウレベルのとき、上記他方の入力端子3
1とスイッチング端子32とを接続させる。これにより
、上記回転制御手段19には、第7図(D)に示す如き
速度制御信号s1が供給され、上記スピンドルモータ1
2の回転軸13の回転速度は、第7図に(E)に示す如
く、この期間で急激に立上げられる。よって、上記磁気
ヘッド装置11は第8図に示す如く隣接するトラックに
スキップさせられる。
また、上記スイッチング信号s8は、第7図(C)に示
す如く、上記磁気ヘッド装置11が隣接するトラックに
オントラックした段階でハイレベルに切り換えられる。
これにより、上記スイッチ回路29のスイッチ端子32
は、前記一方の入力端子30に接続される。ここで、こ
のスイッチ回路29の一方の入力端子30には第7図(
F)に示す如き位置制御信号S2が供給されているため
、このスイッチ回路29からの出力は第7図(D)に示
す如くなる。よって、上記スピンドルモータ12の回転
軸13の回転速度は第7図(E)に示す如く減衰してい
く。このため、上記磁気ヘッド装置11は、第8図に示
す如く隣接するトラックの中心位置上に正確にオントラ
ックされる。そして、この時、ディスク10は図示しな
いモータによって高速回転されているため、上記磁気ヘ
ッド装置11は所定の目的位置トラックを正確にトレー
スする。
次にバッファシークモードにおけるアクセスモータ駆動
装置の具体的な動作を説明する。
先ず、前記コントローラ37は、前記操作部38にてバ
ッファシークモードに設定される。また、同時に再生す
る情報を指定する等により、間接的に目的位置トラック
が指定される。これにより、上記コントローラ37は、
上記磁気ヘッド装置i11の現在位置トラックと上記目
的位置トラックとの間のトラック数Δtを算出し、この
トラック数Δtに応じた速度制御テーブルを選択する。
そして、このコントローラ37は、選択された速度制御
テーブルに基づいて例えば第9図(A)に示す如き目標
速度指令信号S7を上記差動増幅器35に供給する。
一方、スピンドルモータ12の回転軸13は、第9図(
B)に示す如く急激に立上がり(第1ステツプ)、続い
て定速回転に移る(第2ステツプ)。
よって、この時の前記各MR素子151. 152゜1
53、 154による検出出力は第9図(C)に示す如
くなり、この検出出力から前期比較回路にて第9図(D
)に示す如きパルス状の比較出力P1が生成される。さ
らに、この比較・出力P1は前記周波数電圧変換器34
にて変換されて第9図(E)に示す如き速度検出出力S
5が得られる。そして、この速度検出出力S5は、上記
差動増幅器35に供給され、この差動増幅器35は、上
記目標速度指令信号S7と速度検出出力S5との差分に
対応した第9図(F)に示す如き速度制御信@$1を上
記スイッチ回路29を介して上記回転!II 611手
段19に供給する。
また、上記コンローラ37から出力される目標速度指令
信号S7は、上記磁気ヘッド装置11が前記速度制御テ
ーブルに基づいて決定する所定のトラック数ΔtC達し
た時点で、第9図(A)に示す如くその電圧レベルが逆
方向駆動電圧となり(第3ステツプ)、上記回転軸13
の回転速度が第9図(B)に示す如く急激に立ち下がる
。その後、上記目標速度指令信号S7は、前述した所定
レベル(3V/15.2V/15. IV/15)の順
方向電圧となり(第4.5.6ステツプ)、上記回転軸
13の回転速度は徐々に遅くなっていって磁気ヘッド装
置11が目的位置トラックに近づいてゆ、く。そして、
この磁気ヘッド装置11が目的位置トラックにオントラ
ックした段階で、第9図(G)に示す如く上記スイッチ
ング信号S8が切り換わって前述の如き位置制御が行な
われる。これにより、上記磁気ヘッド装@11は、上記
目的位置トラックの中心位置に正確にオントラックされ
る。
上述の如く、本実施例においては、MR素子151、 
152. 153. 154の検出出力(MR+ 。
MR2)を利用することによりノーマルシークモードの
場合にはアクセスモータとして用いられたスピンドルモ
ータ12を基づいて上記磁気ヘッド装置11を1トラツ
クづつ間欠的にステップ送りすることができる。
また、バッファシークモードの場合には、上記磁気ヘッ
ド装置11を複数トラック、連続的にスキップさせるこ
とができ、アクセス時間の短縮を図ることができる。特
に、上記磁気ヘッド装置11の現在位置トラックと目的
位置トラックとの間のトラック数を逐次、実時間で算出
しつつこの磁気ヘッド装置11の送り速度(上記スピン
ドルモータ12の回転速度)の速度制御を行なうことに
より極めて正確なヘッド送りを実現することができる。
さらに、本実施例においては、磁電素子としてMR素子
を用いることにより、ホール素子を用いた場合に比して
低消費電力化を図ることができると共に、高速かつ高感
度な検出出力MR+。
MR2を得ることができる。よって、この検出出力に基
づいて上記スピンドルモータ12の回転制御を行なうこ
とにより、このスピンドルモータ12の回転軸13の単
位回転角をより小さくすることができる。これにより、
上記磁気ヘッド装置11の送りピッチを小さくすること
ができ、この種ディスクドライブ装置における高密度記
録化を実現することができる。
ところで、本実施例における位置制御手段21において
は、前記差動増幅器25から出力される差動出力MR+
 −MR2と、基準電圧信号S3とのレベル比較を行な
い、この比較によって得られるレベル差に応じて前記位
置制御信号を生成した。しかしながら、前記各MR素子
151. 152. 153゜154から出力される第
1.第2の検出出力MR+。
MR2のレベル比較を行ない、このレベル差に応じて上
記位置制御信号を生成しても同様な効果を奏せしめるこ
とができる。
(発明の効果) 上述の説明から明らかなように本発明によればスピンド
ルモータの回転軸をその目的に応じて連続的あるいは間
欠的に、かつ高速で回転駆動させる場合に極めて高精度
な回転制御を実現することができる。
従って、本発明を前述の如きディスクドライブ装置にお
けるアクセスモータ駆動装置等に適用することにより、
この種装置の機能、すなわち、高速アクセス化、あるい
は高密度記録化を容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示すブロック回路図、第
2図は本発明を適用した実施例の電気的構成を示すブロ
ック回路図、第3図はMR素子とスケールの看磁部との
相対的な位置関係を模式的に示す図、第4図はMR素子
ユニットの電気的接続関係を示す等価回路図、第5図は
MR素子の出力波形を示す波形図である。 第6図は本実施例における現在位置トラックと目的位置
トラックとの間のトラック数と減速開始時の残りトラッ
ク数との関係を示すグラフであり、横軸に現在位置トラ
ックと目的位置トラックとの間のトラック数を示し横軸
に減速開始時の残りトラック数を示す。第7図はノーマ
ルシークモードにおける動作状態を示すタイムチせ一ト
、第8図は同じくノーマルシークモードにおける磁気ヘ
ッド装置の駆動状態を模式的に示す図、第9図はバッフ
ァシークモードにおける動作状態を示すタイムチャート
である。第10図はラックとピニオンによる一般的な磁
気ヘッド装置移送機構を概略的に示す図である。 10・・・ディスク(円盤状情報記録媒体)、11・・
・磁気ヘッド装置(情報記録再生素子)、12・・・ス
ピンドルモータ、 13・・・回転軸、14・・・円盤状のスケール、15
・・・磁電素子、16・・・速度検出手段、17・・・
目標速度設定手段、18・・・速度比較手段、19・・
・回転制御手段。 特 許 出願人 日本ビクター株式会 代表者 人道 − 社、。 り 才 1 図 t 3 組 才 5 閏 且 78 目 オq図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円盤状情報記録媒体に螺旋状又は同心円状のトラックを
    形成して情報を記録したり、記録された情報を再生する
    情報記録再生素子を上記円盤状情報記録媒体の所定位置
    にあける径方向に直線駆動させるスピンドルモータの回
    転速度制御装置であつて、 外周にN局とS局が交互に着磁され上記スピンドルモー
    タの回転軸に一体的に取り付けられた円盤状のスケール
    と、 このスケールの外周近傍に配置され上記スケールの回転
    に共なう磁界の変化を検出する磁電素子と、 この磁電素子の検出出力に基づいて上記スピンドルモー
    タの回転軸の回転速度を検出する速度検出手段と、 上記情報記録再生素子の現在位置トラックと目的位置ト
    ラックとの間のトラック数に応じて上記回転軸の目標速
    度を設定する目標速度設定手段と、この目標速度設定手
    段にて設定された目標速度と、上記速度検出手段にて検
    出された上記回転軸の回転速度とを比較して差分を検出
    する速度比較手段と、 この速度比較手段の出力する比較出力に基づいて上記ス
    ピントルモータの回転軸の回転速度を設定制御する回転
    制御手段とを備え、 上記情報記録再生素子の現在位置トラックと目的位置ト
    ラックとの間のトラック数に応じてこの情報記録再生素
    子を上記円盤状情報記録再生素子の所定位置における径
    方向に連続的あるいは間欠的に直線駆動させるようにし
    たことを特徴とするスピンドルモータの回転速度制御装
    置。
JP60082212A 1985-04-19 1985-04-19 スピンドルモ−タの回転速度制御装置 Pending JPS61242381A (ja)

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Cited By (1)

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EP0435646A2 (en) * 1989-12-28 1991-07-03 Sony Corporation Target track position retrieval device

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