JPH0714700B2 - 自動車用ウェザーストリップ - Google Patents

自動車用ウェザーストリップ

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JPH0714700B2
JPH0714700B2 JP63247734A JP24773488A JPH0714700B2 JP H0714700 B2 JPH0714700 B2 JP H0714700B2 JP 63247734 A JP63247734 A JP 63247734A JP 24773488 A JP24773488 A JP 24773488A JP H0714700 B2 JPH0714700 B2 JP H0714700B2
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JP
Japan
Prior art keywords
door glass
seal lip
inner seal
weather strip
base portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63247734A
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English (en)
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JPH0295924A (ja
Inventor
清孝 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、上下に昇降可能なドアガラスの上端縁をシ
ールする自動車用ウェザーストリップの改良に関する。
従来の技術 近年、自動車の空力特性の向上を図るために、ドアガラ
ス表面と周囲の車体パネル表面との間の段差を極力小さ
くするいわゆるフラッシュサーフェス化が進められてい
る。
第5図は、このフラッシュサーフェス化を考慮した自動
車用ウェザーストリップ21の一例を示している(実開昭
63−54513号公報)。このウェザーストリップ21は、ア
ウタパネル22aとインナパネル22bとからなるサッシュ部
22(第4図参照)に取り付けられてドアガラス23の上端
縁をシールするものであって、ガラス面と略平行に配設
されるベース部24と、このベース部24の上端から車外側
へ延設されてドアガラス23上端縁を受ける中空状のメイ
ンシール部25と、上記ベース部24の下端から斜め上方へ
延設されて先端部がドアガラス23の車外側の表面に密接
する舌片状のインナシールリップ26とを備えている。ま
た上記ベース部24は、パネルのフランジ部22cに嵌着す
る断面略U字形のウエルト部27と一体となっており、こ
のウエルト部27内部には芯金28が埋設されている。
すなわち、このウェザーストリップ21によれば、かなり
車外側に片寄って位置するドアガラス23を、メインシー
ル部25と車内側のインナシールリップ26とでシールする
ようにしている。
発明が解決しようとする課題 ところで、近年の自動車のドアガラス23は、単純な平板
状のものは比較的少なく、デザイン上の要請から上部が
車内側へ湾曲しているものが多くなっている。このよう
な場合には、ドアガラス23を昇降させた際に、その上端
の軌跡がドアガラス23上端部の中心線と一致しない。例
えば、第5図はドアガラス23の全閉直前の状態を示して
いるが、上昇時には中心線lよりも車外側へ向いた矢印
A方向にドアガラス23上端が進むことになる。そのた
め、ドアガラス23を上昇させて行くと、全閉直前の段階
でインナシールリップ26の基端側つまりベース部24寄り
の位置にドアガラス23上端が当接し、ここを作用点とし
てインナシールリップ26全体を屈曲変形させる形とな
る。そして、この段階よりも更に上方にドアガラス23が
上昇すると、矢印A方向に進む結果、僅かではあるがド
アガラス23上端縁が車外側へ移動することになる。
従って、ドアガラス23の全閉時に十分なシール性能を確
保すべくインナシールリップ26のシール反力を設定する
と、全閉直前にドアガラス23上端がインナシールリップ
26基端側に当接したときに、摺動抵抗が過度に大きくな
ってしまい、ドアガラス23上端がスムースにメインシー
ル部25側へ案内されない。すなわち、ドアガラス23のス
ムースな上昇が不可能となる虞れがあった。
またスムースな上昇が可能なようにシール反力を設定す
ると、全閉状態でのシール性能が不十分なものとなり易
い。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は、上下に昇降可能でかつ上昇時に上
端の移動軌跡が相対的に車外側へ向かうドアガラスの上
端縁をシールする自動車用ウェザーストリップであっ
て、ガラス面と略平行に配設されるベース部と、このベ
ース部の上端から車外側へ延設され、かつドアガラス上
端縁を受ける中空状のメインシール部と、上記ベース部
の下端から斜め上方へ延設され、かつ先端部がドアガラ
スの車内側の表面に密接する舌片状のインナシールリッ
プとを備えてなるウェザーストリップにおいて、上記ベ
ース部の側面に、ドアガラスの閉時に上記インナシール
リップの中間部と当接する突起部を設け、インナシール
リップの上記突起部との当接部より先端側部分がドアガ
ラスに密接するようにするとともに、この突起部の下面
を、車外側が上方となったテーパ面に形成したことを特
徴としている。
作用 上記構成では、ドアガラスを上昇させた際に、全閉直前
でドアガラス上端がインナシールリップに当接すると、
インナシールリップ全体が容易に屈曲する。すなわちイ
ンナシールリップ全体の反力としては、比較的小さな力
で屈曲変形し得るように設定されている。そして、イン
ナシールリップがある程度屈曲すると、ベース部の突起
部に当接する。従って、以後はインナシールリップの先
端側部分のみが屈曲変形することになり、ドアガラスに
対するシール反力は大きくなる。しかも、突起部下面が
テーパ面であるので、ドアガラス上端はその傾斜に沿っ
て車外側へ一層スムースに案内される。
実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
詳細に説明する。
この実施例のウェザーストリップ1は、前述したものと
同様に、アウタパネル2aとインナパネル2bとを接合して
なるサッシュ部2のフランジ部2cに取り付けられるもの
であって、フランジ部2cの車外側に沿ってドアガラス3
のガラス面と略平行に配設されるベース部4と、このベ
ース部4の上端からアウタパネル2aの段部に沿って車外
側へ延設された中空状のメインシール部5と、上記ベー
ス部4の下端から斜め上方へ延設された舌片状のインナ
シールリップ6とを備えている。上記メインシール部5
は、自由状態ではボックス状の断面を有しており、かつ
その車外側の上下方向に沿った壁部の下端に、僅かに舌
片状に突出したアウタシール部7が形成されている。そ
して、上記インナシールリップ6は、比較的大きなリッ
プ長を有し、上記アウタシール部7と僅かな間隙8を残
して対向するようになっている。
また上記ベース部4は、この実施例では、断面略U字形
のウエルト部9と一体となっている。このウエルト部9
には、金属板からなる芯金10が埋設されている。
また上記ベース部4の車外側の側面には、断面略台形状
をなす突起部11が形成されている。これは、インナシー
ルリップ6の屈曲時にその中間部に当接し得る位置にあ
り、かつその下面11aは、車外側が上方となったテーパ
面に形成されている。そして、上記突起部11に当接する
インナシールリップ6には、上記突起部11詳しくはその
下面11aに対向するように、断面円弧形に膨らんだ膨出
部12が設けられており、これよりも先端側の部分は比較
的薄肉となっている。
尚、上記のウェザーストリップ1は、合成樹脂もしくは
ゴムを材料として例えば押出成形されている。
次に、上記のように構成されたウェザーストリップ1に
対してドアガラス3を上昇させて行った際の作用を説明
する。
先ず、ドアガラス3を上昇させて行くと、その全閉直前
でドアガラス3上端がインナシールリップ6に当接す
る。このとき、ドアガラス3上端は、第1,2図に示すよ
うに、インナシールリップ6の基端側つまりベース部4
寄りの位置に当接し、これによってインナシールリップ
6全体がベース部4との接続部(第2図のM点)を屈曲
点として上方に屈曲変形する。ここで、インナシールリ
ップ6全体としてのリップ反力は比較的小さく設定され
ており、従って摺動抵抗の過度の増加を来すことなくイ
ンナシールリップ6全体が容易に変形する。
そして、インナシールリップ6がある程度屈曲変形する
と、その膨出部12が突起部の下面11aに当接し、インナ
シールリップ6全体の屈曲が阻止される。このとき第2
図に示すようにインナシールリップ6の膨出部12背面側
がドアガラス3上端に強く押圧されるが、突起部11の下
面11aがテーパ状をなしているので、インナシールリッ
プ6が不自然に変形してしまうことがなく、ドアガラス
3の上昇に伴い、そのテーパ面に沿う形でドアガラス3
上端が車外側にスムースに案内される。
やがてドアガラス3上端がインナシールリップ6の先端
側部分にさしかかり、以後は、インナシールリップ6の
中間点(第3図のN点)を屈曲点としてインナシールリ
ップ6先端側部分のみが屈曲変形する。従って、強いシ
ール反力が得られ、ドアガラス3上端縁の車内側表面に
強く密接する。そして最終的には、ドアガラス3上端縁
がメインシール部5に受容され、インナシールリップ6
とともに十分なシールを行うことになる。尚、このとき
車外側からアウタシール部7がドアガラス3表面に密接
する。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る自動車用
ウェザーストリップによれば、ベース部の突起部により
インナシールリップを二段階に屈曲変形させることで、
ドアガラス全閉時の良好なシール性能を確保しつつ全閉
直前段階での摺動抵抗の軽減を図ることができる。特に
突起部の下面をテーパ面としたことにより、インナシー
ルリップの基端側に当接したドアガラス上端を車外側の
所定位置(全閉位置)にスムースに案内することがで
き、ドアガラスの閉作動が非常に円滑なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るウェザーストリップの一実施例
を示す断面図、第2図および第3図はそれぞれドアガラ
スの全閉直前および全閉時におけるウェザーストリップ
の変形状態を示す断面図、第4図は自動車用ドアの平面
図、第5図は従来のウェザーストリップを示す第4図の
V−V線に沿った断面図である。 1……ウェザーストリップ、3……ドアガラス、4……
ベース部、5……メインシール部、6……インナシール
リップ、11……突起部、11a……下面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に昇降可能でかつ上昇時に上端の移動
    軌跡が相対的に車外側へ向かうドアガラスの上端縁をシ
    ールする自動車用ウェザーストリップであって、ガラス
    面と略平行に配設されるベース部と、このベース部の上
    端から車外側へ延設され、かつドアガラス上端縁を受け
    る中空状のメインシール部と、上記ベース部の下端から
    斜め上方へ延設され、かつ先端部がドアガラスの車内側
    の表面に密接する舌片状のインナシールリップとを備え
    てなるウェザーストリップにおいて、上記ベース部の側
    面に、ドアガラス閉時に上記インナシールリップの中間
    部と当接する突起部を設け、インナシールリップの上記
    突起部との当接部より先端側部分がドアガラスに密接す
    るようにするとともに、この突起部の下面を、車外側が
    上方となったテーパ面に形成したことを特徴とする自動
    車用ウェザーストリップ。
JP63247734A 1988-09-30 1988-09-30 自動車用ウェザーストリップ Expired - Lifetime JPH0714700B2 (ja)

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