JP2924226B2 - 自動車用ガラスラン - Google Patents

自動車用ガラスラン

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JP2924226B2
JP2924226B2 JP3042565A JP4256591A JP2924226B2 JP 2924226 B2 JP2924226 B2 JP 2924226B2 JP 3042565 A JP3042565 A JP 3042565A JP 4256591 A JP4256591 A JP 4256591A JP 2924226 B2 JP2924226 B2 JP 2924226B2
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JP
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lip
door
glass
door glass
tip
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秀之 橋本
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ドアのドアサッ
シの内周に沿って取付けられるガラスランに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図1に示すような自動車において、ドア
サッシ1にはその内周に沿ってガラスランが取付けられ
ている。
【0003】図3は従来一般に用いられているガラスラ
ンの図1のAーA線に沿う位置での断面を示すもので、
ガラスラン2は断面ほぼコ字形の本体部3と、本体部3
の開口側の両端末から伸び出すリップ41、42を備え
ている。そしてドアガラス6が上昇して閉じられるとき
に、その上縁リップ41、42間に進入し、ガラスラ
ン3で受けられるようになっている(実開昭50ー11
6235号)。
【0004】なお、図3において7はドアサッシ1の外
周に取付けたウエザストリップ、8は車体のドア開口縁
に取付けたトリムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、寒冷地では
車外側のリップ41とドアガラス6とが凍結することが
ある。かかる場合、ドアガラス6を下降させにくく、無
理に下降させようとすると、図4に示すようにリップ4
1はドアガラス6に伴われて引き下ろされ、反転して本
体部3外へ引き出されることがある。
【0006】そこで本発明は車外側のリップ41とドア
ガラス6とが凍結しても、ドアガラス6を下降させて開
くときにリップ41が反転することのないガラスランを
提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は図2(A)、
(B)に例示するように、ドアガラス6が上昇して閉じ
られたときにその上縁を受けるガラスラン2のリップ4
1、42のうち、車外側の第1のリップ41の先端41
0をガラスラン2の本体部3の車外側の側壁31側へ屈
曲する鈎形に形成するとともに、先端410の裏面側に
段部411を設け、かつ、側壁31の内面に、ドアガラ
ス6が上昇して第1および第2のリップ41、42間に
ドアガラス6の上縁部が進入したときに第1のリップ4
1の先端410の上方への移動を案内する傾斜案内面5
1と、ドアガラス6が下降してその上縁部が退出すると
きに第1のリップ41の先端410の上記段部411を
受け止めて先端410の下方への移動を阻止する受け面
52とよりなるのこぎり歯状のリブ5を突設したことを
特徴とする。
【0008】ドアガラス退出時、第1のリップ41の先
端410はリブ5に係合するから、第1のリップ41に
凍結していたドアガラス6は第1のリップ41から剥離
して下降する。リプ5は第1のリップ41の先端410
の位置のバラツキを考慮して上下に複数段、形成するこ
とが望ましい。
【0009】
【実施例】図1は本発明のガラスランが適用される自動
車の斜視図、図2(A)は図1のAーA線に沿う位置で
の本発明のガラスランの断面図、図2(B)はドアガラ
スが下降するときの本発明のガラスランの要部拡大図で
ある。
【0010】ガラスラン2はゴムの押出成形体で、断面
ほぼコ字形をなす本体部3がドアサッシ1の内周に沿っ
て嵌着される。本体部3の車外側の側壁31および車内
側の側壁32の端末からはそれぞれ第1のリップ41お
よび第2のリップ42が対向して交差する方向に伸び出
している。ドアサッシ1の外周にはウエザストリップ7
が取付けられ、車体のドア開口縁に形成したフランジ9
にはトリム8が取付けられている。以上の構造は上記し
た従来構造と基本的に同じである。
【0011】さて、ドアガラス閉時にその上縁部を受け
るガラスラン2の車外側の第1のリップ41の先端41
0は、車外側の側壁31側に屈曲する鈎形に形成してあ
る。一方、上記先端410と対向する側壁31の内面に
は、該内面から上方へ向けて傾斜方向に延出する傾斜案
内面51と、上記内面からほぼ水平方向に延出する受け
面52とよりなるのこぎり歯状のリブ5が上下二段に形
成してある。そして第1のリップ41の鈎形に屈曲する
先端410の裏面側(下面側)には、上記リブ5と合致
する形状の段部411が切欠き状に形成してある。なお
第2のリップ42の先端420も鈎形となっている。
【0012】上記のように構成した本発明のガラスラン
2において、ドアガラス6を上昇せしめて閉めるとき、
ドアガラス6の上縁部は第1および第2のリップ41、
42間にこれ等を押し開くようにして進入する。このと
き、第1のリップ41の先端410は、側壁31の内面
およびこれから突出する傾斜案内面51に押し付けられ
た状態で上方へ移動する。
【0013】ところで、寒冷な気候によって車外側の
1のリップ41と閉じられたドアガラス6とが凍結し、
この状態でドアガラス6を下降させて開く場合、第1の
リップ41はドアガラス6と一体に下降しようとする。
このため、第1のリップ41の先端410は、これが停
止している側壁31の内面または上段のリブ5の傾斜案
内面51に沿って下降を開始するが、第1のリップ41
の先端410の段部411は直ちにいずれかのリブ5の
受け面52に係合して受けとめられ、それ以上は下降し
ない。このため下降するドアガラス6は第1のリップ4
1から剥離する。従ってドアガラス6のみが下降して第
1のリップ41は反転しない。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明ではガラスランの車
外側の第1のリップ41の先端410を鈎形に形成する
とともに、先端410に段部411を設ける一方、車外
側の側壁31の内面にのこぎり歯状のリブ5を形成した
から、ドアガラス6の閉作動に何等の支障をきたすこと
なく、かつ第1のリップ41とドアガラス6とが凍結し
た状態で第1のリップ41を反転させることなく、ドア
ガラス6を下降させて開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラスランが適用される自動車の斜視
図。
【図2】図1のA−A線に沿う位置での本発明のガラス
ランの取付状態断面およびその要部を拡大して示す図で
ある。
【図3】従来のガラスランの図2対応断面図である。
【図4】ドアガラス下降時の従来のガラスランの断面図
である。
【符号の説明】
1 ドアサッシ 2 ガラスラン 3 本体部 41 第1のリップ411 段部 42 第2のリップ 5 リブ 51 傾斜案内面 52 受け面 6 ドアガラス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアのドアサッシの内周に沿って
    取付けられ、ドアガラスが上昇して閉じられたときにそ
    の上縁部を受け入れるガラスランであって、ドアサッシ
    に取付けられる断面コ字形の本体部と、本体部の相対向
    する車外側および車内側の側壁の端末からそれぞれ伸び
    出してドアガラスの上縁部の両面を挟む第1のリップ
    よび第2のリップを備えたガラスランにおいて、第1の
    リップの先端を車外側の側壁方向へ反転する鉤形に形成
    するとともに、上記先端の裏面側に段部を設ける一方、
    車外側の側壁の内面に、ドアガラスが上昇して第1およ
    び第2のリップ間にドアガラスの上縁部が進入したとき
    に第1のリップの先端を上方へ案内する傾斜案内面と、
    ドアガラスが下降してドアガラスの上縁部が退出すると
    きに第1のリップの上記段部を受け止めて第1のリップ
    の先端の下方への移動を阻止する受け面を備えたのこぎ
    り歯状のリブを突設したことを特徴とする自動車用ガラ
    スラン。
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