JPH07145883A - 型枠への貫通スリーブ取付具 - Google Patents
型枠への貫通スリーブ取付具Info
- Publication number
- JPH07145883A JPH07145883A JP5296178A JP29617893A JPH07145883A JP H07145883 A JPH07145883 A JP H07145883A JP 5296178 A JP5296178 A JP 5296178A JP 29617893 A JP29617893 A JP 29617893A JP H07145883 A JPH07145883 A JP H07145883A
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- JP
- Japan
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- sleeve
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- penetrating
- formwork
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G15/00—Forms or shutterings for making openings, cavities, slits, or channels
- E04G15/06—Forms or shutterings for making openings, cavities, slits, or channels for cavities or channels in walls of floors, e.g. for making chimneys
- E04G15/061—Non-reusable forms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少ないスペース内での取付作業であっても、
型枠への固定に手間をかけずに簡単に実施できる貫通ス
リーブ取付具を提供する。 【構成】 対向配置した一対の型枠１間で両型枠１にわ
たって配置する貫通用スリーブ２の端部に内嵌自在な取
付本体３を設け、取付本体３を径方向に分割自在に形成
し、各分割取付本体３ａどうしを合わせた状態で型枠１
に突出状態に設置された固定部材Ｋに対して係合自在な
係合部５を、各分割取付本体３ａの合せ部４に設けてあ
る。
型枠への固定に手間をかけずに簡単に実施できる貫通ス
リーブ取付具を提供する。 【構成】 対向配置した一対の型枠１間で両型枠１にわ
たって配置する貫通用スリーブ２の端部に内嵌自在な取
付本体３を設け、取付本体３を径方向に分割自在に形成
し、各分割取付本体３ａどうしを合わせた状態で型枠１
に突出状態に設置された固定部材Ｋに対して係合自在な
係合部５を、各分割取付本体３ａの合せ部４に設けてあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、鉄筋コンクリ
ートの梁や柱やスラブや壁等に貫通孔を設けるのに、型
枠内へのコンクリート打設に先駆けて貫通孔用の中空部
を所定の位置に形成するための貫通用スリーブを、型枠
に取り付ける型枠への貫通スリーブ取付具に関し、更に
詳しくは、対向配置した一対の型枠間で両型枠にわたっ
て配置する貫通用スリーブの端部を、前記型枠に取り付
ける型枠への貫通スリーブ取付具に関する。
ートの梁や柱やスラブや壁等に貫通孔を設けるのに、型
枠内へのコンクリート打設に先駆けて貫通孔用の中空部
を所定の位置に形成するための貫通用スリーブを、型枠
に取り付ける型枠への貫通スリーブ取付具に関し、更に
詳しくは、対向配置した一対の型枠間で両型枠にわたっ
て配置する貫通用スリーブの端部を、前記型枠に取り付
ける型枠への貫通スリーブ取付具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の型枠への貫通スリーブ取
付具としては、図５に示すように、貫通用スリーブ２２
の端部の全周にわたって嵌合自在な一体構成のリング状
保持部２３を設け、型枠１に接当自在な鍔状の取付部２
４を、前記保持部２３の基端部に一体連設し、前記型枠
１への取付用ビス孔Ｈを、前記取付部２４にその周方向
に間隔をあけて複数設け、例えば、前記保持部２３の内
径寸法に合うスリーブ２２を保持部２３に内嵌させた状
態で取付部２４を型枠１の所定の位置に配置して、その
状態を保持したまま取付部２４の各ビス孔Ｈに固定部材
Ｋ（ビスや釘等）を各別に挿通して型枠１に固定するも
のがあった。
付具としては、図５に示すように、貫通用スリーブ２２
の端部の全周にわたって嵌合自在な一体構成のリング状
保持部２３を設け、型枠１に接当自在な鍔状の取付部２
４を、前記保持部２３の基端部に一体連設し、前記型枠
１への取付用ビス孔Ｈを、前記取付部２４にその周方向
に間隔をあけて複数設け、例えば、前記保持部２３の内
径寸法に合うスリーブ２２を保持部２３に内嵌させた状
態で取付部２４を型枠１の所定の位置に配置して、その
状態を保持したまま取付部２４の各ビス孔Ｈに固定部材
Ｋ（ビスや釘等）を各別に挿通して型枠１に固定するも
のがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】当該貫通用スリーブが
取り付けられる両型枠間の空間は、前述のように梁や柱
やスラブや壁等が形成される空間であるから、貫通用ス
リーブの取付作業用の充分広いスペースを前記空間に確
保されることは少なく、更には、前記空間には、予め、
鉄筋や鉄骨等の構造用部材が配置してあることがおおい
から、前記スリーブの型枠への取付作業においては、狭
いスペースで如何に効率よく、所定の位置に取り付ける
ことができるかが大きな課題となる。
取り付けられる両型枠間の空間は、前述のように梁や柱
やスラブや壁等が形成される空間であるから、貫通用ス
リーブの取付作業用の充分広いスペースを前記空間に確
保されることは少なく、更には、前記空間には、予め、
鉄筋や鉄骨等の構造用部材が配置してあることがおおい
から、前記スリーブの型枠への取付作業においては、狭
いスペースで如何に効率よく、所定の位置に取り付ける
ことができるかが大きな課題となる。
【０００４】上述した従来の型枠への貫通スリーブ取付
具によれば、型枠に固定するには、貫通スリーブ取付具
を型枠の所定の部位に位置合せした状態で保持しつつ
（以下、単に保持作業という）、取付部の取付用ビス孔
にビスを挿入して型枠にねじ込む（以下、単にビス締め
作業という）必要があり、これらの両作業は別々に切り
離して実施することはできない。従って、上述のような
狭いスペースでこれらの両作業を確実に実施するには、
ビス締め作業に伴って貫通スリーブ取付具が位置ずれす
るのを避けるのに、相当の注意をはらう必要があり、そ
のために、両作業に手間が掛かり、取付作業が捗らない
という問題点がある。
具によれば、型枠に固定するには、貫通スリーブ取付具
を型枠の所定の部位に位置合せした状態で保持しつつ
（以下、単に保持作業という）、取付部の取付用ビス孔
にビスを挿入して型枠にねじ込む（以下、単にビス締め
作業という）必要があり、これらの両作業は別々に切り
離して実施することはできない。従って、上述のような
狭いスペースでこれらの両作業を確実に実施するには、
ビス締め作業に伴って貫通スリーブ取付具が位置ずれす
るのを避けるのに、相当の注意をはらう必要があり、そ
のために、両作業に手間が掛かり、取付作業が捗らない
という問題点がある。
【０００５】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、少ないスペース内での取付作業であっても、型枠
への固定に手間がかからずに簡単に実施できる貫通スリ
ーブ取付具を提供するところにある。
消し、少ないスペース内での取付作業であっても、型枠
への固定に手間がかからずに簡単に実施できる貫通スリ
ーブ取付具を提供するところにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の型枠への貫通スリーブ取付具の特徴構成は、
対向配置した一対の型枠間で両型枠にわたって配置する
貫通用スリーブの端部に内嵌自在な取付本体を設け、前
記取付本体を径方向に分割自在に形成し、各分割取付本
体どうしを合わせた状態で前記型枠に突出状態に設置さ
れた固定部材に対して係合自在な係合部を、前記各分割
取付本体の合せ部に設けてあるところにある。
の本発明の型枠への貫通スリーブ取付具の特徴構成は、
対向配置した一対の型枠間で両型枠にわたって配置する
貫通用スリーブの端部に内嵌自在な取付本体を設け、前
記取付本体を径方向に分割自在に形成し、各分割取付本
体どうしを合わせた状態で前記型枠に突出状態に設置さ
れた固定部材に対して係合自在な係合部を、前記各分割
取付本体の合せ部に設けてあるところにある。
【０００７】特に、前記取付本体が、ゴム製であること
が好ましく、また、前記取付本体が、前記型枠側ほど大
径に形成してあることが好ましい。
が好ましく、また、前記取付本体が、前記型枠側ほど大
径に形成してあることが好ましい。
【０００８】
【作用】本発明の型枠への貫通スリーブ取付具の特徴構
成によれば、貫通用スリーブの端部に内嵌自在な取付本
体を設け、前記取付本体を径方向に分割自在に形成し、
各分割取付本体どうしを合わせた状態で前記型枠に突出
状態に設置された固定部材に対して係合自在な係合部
を、前記各分割取付本体の合せ部に設けてあるから、各
分割取付本体の合せ部どうしを合わせるだけの簡単な操
作によって前記固定部材に対して前記合せ部の係合部を
係合させることが可能となり、且つ、取付本体と前記ス
リーブとを嵌合させることによって、スリーブを型枠に
対して簡単に取り付けることができる。また、型枠に対
して予め突出状態に設置してある固定部材に対して前記
係合部を係合させることによって貫通スリーブ取付具を
所定の位置に配置させることができるから、貫通スリー
ブ取付具が位置ずれし難く、更には、貫通スリーブ取付
具を型枠に取り付ける作業と、固定部材を型枠に固定す
る作業とを分離して実施することができるようになり、
その結果、夫々の作業を簡単に効率よく実施することが
可能となる。
成によれば、貫通用スリーブの端部に内嵌自在な取付本
体を設け、前記取付本体を径方向に分割自在に形成し、
各分割取付本体どうしを合わせた状態で前記型枠に突出
状態に設置された固定部材に対して係合自在な係合部
を、前記各分割取付本体の合せ部に設けてあるから、各
分割取付本体の合せ部どうしを合わせるだけの簡単な操
作によって前記固定部材に対して前記合せ部の係合部を
係合させることが可能となり、且つ、取付本体と前記ス
リーブとを嵌合させることによって、スリーブを型枠に
対して簡単に取り付けることができる。また、型枠に対
して予め突出状態に設置してある固定部材に対して前記
係合部を係合させることによって貫通スリーブ取付具を
所定の位置に配置させることができるから、貫通スリー
ブ取付具が位置ずれし難く、更には、貫通スリーブ取付
具を型枠に取り付ける作業と、固定部材を型枠に固定す
る作業とを分離して実施することができるようになり、
その結果、夫々の作業を簡単に効率よく実施することが
可能となる。
【０００９】特に、前記取付本体が、ゴム製であれば、
ゴムに備えた弾性によって、前記スリーブに密接状態に
内嵌させることができ、前記型枠間の空間に流し込まれ
るコンクリートがスリーブ内に浸入するのを防止でき
る。また、前記取付本体が、前記型枠側ほど大径に形成
してあれば、スリーブと貫通スリーブ取付具とを嵌合さ
せ易く、且つ、強力に密接させることが可能となり、更
には、型枠の撤収時には、躯体に埋設されたスリーブか
ら簡単に抜き取る事も可能となる。
ゴムに備えた弾性によって、前記スリーブに密接状態に
内嵌させることができ、前記型枠間の空間に流し込まれ
るコンクリートがスリーブ内に浸入するのを防止でき
る。また、前記取付本体が、前記型枠側ほど大径に形成
してあれば、スリーブと貫通スリーブ取付具とを嵌合さ
せ易く、且つ、強力に密接させることが可能となり、更
には、型枠の撤収時には、躯体に埋設されたスリーブか
ら簡単に抜き取る事も可能となる。
【００１０】
【発明の効果】従って、本発明の型枠への貫通スリーブ
取付具によれば、少ないスペース内での取付作業であっ
ても、型枠への固定に手間をかけずに簡単に、しかも、
所定の位置に正確に取り付けることが可能となって、型
枠への貫通スリーブ取付作業の効率が向上する。
取付具によれば、少ないスペース内での取付作業であっ
ても、型枠への固定に手間をかけずに簡単に、しかも、
所定の位置に正確に取り付けることが可能となって、型
枠への貫通スリーブ取付作業の効率が向上する。
【００１１】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
【００１２】図２は、本発明に係る『型枠への貫通スリ
ーブ取付具』の一実施例Ｔ（以後、単に取付具という）
を用いて、対向配置した一対の型枠１間で両型枠１，１
にわたって円筒形の貫通用スリーブ２（以後、単にスリ
ーブという）を取り付けてある状態を示すものである。
ーブ取付具』の一実施例Ｔ（以後、単に取付具という）
を用いて、対向配置した一対の型枠１間で両型枠１，１
にわたって円筒形の貫通用スリーブ２（以後、単にスリ
ーブという）を取り付けてある状態を示すものである。
【００１３】前記対向する両型枠１，１は、それぞれ木
製で、所定の対向間隔を保った状態に建物躯体の梁部分
に設置してある。また、前記両型枠１，１間の空間に
は、図には示さないが、鉄筋コンクリート造の梁を構成
する複数の鉄筋を、所定位置に配置してある。
製で、所定の対向間隔を保った状態に建物躯体の梁部分
に設置してある。また、前記両型枠１，１間の空間に
は、図には示さないが、鉄筋コンクリート造の梁を構成
する複数の鉄筋を、所定位置に配置してある。
【００１４】前記スリーブ２は、前記両型枠１，１間の
空間にコンクリートを充填して形成される鉄筋コンクリ
ート製の梁に、空調配管やケーブル等の長尺体を挿通配
置自在な貫通孔を予め確保しておくための孔形成部材で
あって、図１に示すように、径方向に二分割に形成して
あり、両分割部材２ａは、夫々の側縁部に部材係合部２
ｂを設けてあり、部材係合部２ｂどうしを係合させるこ
とで円筒状スリーブを形成できるように構成してある。
また、両分割部材２ａどうしの部材係合部２ｂは、長手
方向全長にわたって設けてあり、係合強度を高めると共
に、両分割部材２ａどうしの分割部分を通したスリーブ
内空部へのコンクリートの浸入防止を図っている。
空間にコンクリートを充填して形成される鉄筋コンクリ
ート製の梁に、空調配管やケーブル等の長尺体を挿通配
置自在な貫通孔を予め確保しておくための孔形成部材で
あって、図１に示すように、径方向に二分割に形成して
あり、両分割部材２ａは、夫々の側縁部に部材係合部２
ｂを設けてあり、部材係合部２ｂどうしを係合させるこ
とで円筒状スリーブを形成できるように構成してある。
また、両分割部材２ａどうしの部材係合部２ｂは、長手
方向全長にわたって設けてあり、係合強度を高めると共
に、両分割部材２ａどうしの分割部分を通したスリーブ
内空部へのコンクリートの浸入防止を図っている。
【００１５】前記取付具Ｔについての詳細を説明する
と、前記スリーブ２の端部に内嵌自在な円錐台形状のゴ
ム製の取付本体３によって構成してある。前記取付本体
３は、径方向に二分割構成の一対の分割取付本体３ａで
構成してあり、両分割取付本体３ａの合せ部４には、両
分割取付本体３ａを合わせた状態で固定部材の一例であ
る釘Ｋの軸部を受け入れて径方向への相対移動を阻止す
る係合溝５（係合部の一例）を軸芯方向に沿って各別に
設けてある。また、前記取付本体３は、型枠１側ほど大
径に形成してあり、スリーブ２と貫通スリーブ取付具Ｔ
とを嵌合させ易く、且つ、型枠１の撤収時には、コンク
リート躯体に埋設されたスリーブ２から簡単に抜き取る
事も可能となる。
と、前記スリーブ２の端部に内嵌自在な円錐台形状のゴ
ム製の取付本体３によって構成してある。前記取付本体
３は、径方向に二分割構成の一対の分割取付本体３ａで
構成してあり、両分割取付本体３ａの合せ部４には、両
分割取付本体３ａを合わせた状態で固定部材の一例であ
る釘Ｋの軸部を受け入れて径方向への相対移動を阻止す
る係合溝５（係合部の一例）を軸芯方向に沿って各別に
設けてある。また、前記取付本体３は、型枠１側ほど大
径に形成してあり、スリーブ２と貫通スリーブ取付具Ｔ
とを嵌合させ易く、且つ、型枠１の撤収時には、コンク
リート躯体に埋設されたスリーブ２から簡単に抜き取る
事も可能となる。
【００１６】前記釘Ｋは、図に示すように、予め、型枠
１にマーキングされた貫通スリーブ取付具の取付位置に
対して、頭部を突出させた状態に打ち込み固定してあ
る。また、頭部の突出寸法は、前記取付部材３の軸芯方
向の長さより大きくなるようにしてあり、型枠の脱型時
に型枠と共に取り去られる釘Ｋと、前記貫通スリーブ取
付具Ｔとの間に軸芯方向の「遊び」をつくり、急激に引
き抜き力が作用することによるスリーブ２の破損を防止
できるように構成してある。
１にマーキングされた貫通スリーブ取付具の取付位置に
対して、頭部を突出させた状態に打ち込み固定してあ
る。また、頭部の突出寸法は、前記取付部材３の軸芯方
向の長さより大きくなるようにしてあり、型枠の脱型時
に型枠と共に取り去られる釘Ｋと、前記貫通スリーブ取
付具Ｔとの間に軸芯方向の「遊び」をつくり、急激に引
き抜き力が作用することによるスリーブ２の破損を防止
できるように構成してある。
【００１７】本実施例の取付具Ｔによれば、予め型枠１
にマーキングされたスリーブ設置中心位置に頭部を突出
させた状態に釘Ｋを打ち込み、その釘Ｋに係合溝５が係
合するように両分割取付本体３ａを配置し、その外方か
らスリーブ２を構成する分割部材２ａで挟持し、両分割
部材２ａどうしの部材係合部２ｂどうしを係合させるこ
とによって、型枠１に対して安定した状態にスリーブ２
を取り付けることが可能となる。
にマーキングされたスリーブ設置中心位置に頭部を突出
させた状態に釘Ｋを打ち込み、その釘Ｋに係合溝５が係
合するように両分割取付本体３ａを配置し、その外方か
らスリーブ２を構成する分割部材２ａで挟持し、両分割
部材２ａどうしの部材係合部２ｂどうしを係合させるこ
とによって、型枠１に対して安定した状態にスリーブ２
を取り付けることが可能となる。
【００１８】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【００１９】〈１〉 本発明の貫通スリーブ取付具によ
って型枠に取り付ける貫通用スリーブ２は、先の実施例
で説明した径方向に二分割のもの以外に、例えば、筒軸
芯方向に沿って伸縮自在に構成してあるものであっても
よい。又、円筒型に限るものではなく、例えば、角筒型
であってもよい。その場合は、前記取付本体の形状も同
様に形成することが好ましい。
って型枠に取り付ける貫通用スリーブ２は、先の実施例
で説明した径方向に二分割のもの以外に、例えば、筒軸
芯方向に沿って伸縮自在に構成してあるものであっても
よい。又、円筒型に限るものではなく、例えば、角筒型
であってもよい。その場合は、前記取付本体の形状も同
様に形成することが好ましい。
【００２０】〈２〉 取付本体３は、スリーブ２内周に
全周にわたって密接するもの以外に、図３に示すよう
に、複数箇所で当接するものであってもよい。
全周にわたって密接するもの以外に、図３に示すよう
に、複数箇所で当接するものであってもよい。
【００２１】〈３〉 また、係合部５の構成は、先の実
施例で説明した釘の軸部を受け入れて係合するものに限
らず、例えば、図４に示すように、釘の頭部および軸部
を共に受け入れて係合するものであってもよい。更に
は、図に示すように複数の固定具に対する係合部を備え
ることも可能である。
施例で説明した釘の軸部を受け入れて係合するものに限
らず、例えば、図４に示すように、釘の頭部および軸部
を共に受け入れて係合するものであってもよい。更に
は、図に示すように複数の固定具に対する係合部を備え
ることも可能である。
【００２２】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】実施例の貫通スリーブ取付具を示す斜視図
【図２】実施例の貫通スリーブ取付具の取付状況を示す
断面図
断面図
【図３】別実施例の貫通スリーブ取付具を示す斜視図
【図４】別実施例の貫通スリーブ取付具を示す斜視図
【図５】従来例の貫通スリーブ取付具を示す斜視図
１ 型枠 ２ スリーブ ３ 取付本体 ３ａ 分割取付本体 ４ 合せ部 ５ 係合部 Ｋ 固定部材
Claims (3)
- 【請求項１】 対向配置した一対の型枠（１）間で両型
枠（１）にわたって配置する貫通用スリーブ（２）の端
部を、前記型枠（１）に取り付ける型枠への貫通スリー
ブ取付具であって、 前記スリーブ（２）の端部に内嵌自在な取付本体（３）
を設け、前記取付本体（３）を径方向に分割自在に形成
し、各分割取付本体（３ａ）どうしを合わせた状態で前
記型枠（１）に突出状態に設置された固定部材（Ｋ）に
対して係合自在な係合部（５）を、前記各分割取付本体
（３ａ）の合せ部（４）に設けてある型枠への貫通スリ
ーブ取付具。 - 【請求項２】 前記取付本体（３）が、ゴム製である請
求項１に記載の型枠への貫通スリーブ取付具。 - 【請求項３】 前記取付本体（３）が、前記型枠（１）
側ほど大径に形成してある請求項１または請求項２に記
載の型枠への貫通スリーブ取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5296178A JPH07145883A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 型枠への貫通スリーブ取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5296178A JPH07145883A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 型枠への貫通スリーブ取付具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07145883A true JPH07145883A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17830177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5296178A Pending JPH07145883A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 型枠への貫通スリーブ取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07145883A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10185012A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-14 | Kumagai Gumi Co Ltd | 湿式工法の建物躯体部と耐火筒体とを一体的に形成するための耐火筒体取付具およびこれを用いた一体的形成方法 |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP5296178A patent/JPH07145883A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10185012A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-14 | Kumagai Gumi Co Ltd | 湿式工法の建物躯体部と耐火筒体とを一体的に形成するための耐火筒体取付具およびこれを用いた一体的形成方法 |
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