JPH071436Y2 - 基礎枠支持構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は基礎枠を容易に組み立て支持出来ると共に基礎
幅の変化に対応可能な基礎枠支持構造に関するものであ
る。

（従来の技術） 従来の基礎枠の支持方法としては土をかぶせる等の方法
しかなく施工性が悪かった。

一方実開昭63−1150号及び実開昭57−31350号が公知で
あるがこれらは基礎幅の変化に対応可能な様に下枠板の
孔から横材が突出する構造ではない。

（考案が解決しようとする課題） 本考案は以上の従来の問題を解決し施工性がよく基礎幅
の変化に対応可能な基礎枠支持構造の提供を目的とす
る。

（課題を解決するための手段） 本考案はは以上の目的達成のために 基板上に立設された鋼棒の天材及び横材と、前記天材に
より下方から支持され及び前記横材により押えられて設
置され横材が突出する孔が側面に設けられて基礎幅の変
化に対応可能な下枠板と、該下枠板に連結具により連結
され支持される上枠板とからなる基礎枠支持構造 を提供するものである。

（実施例） 以下本考案の基礎枠支持構造を図面に示す実施例に従い
説明する。

第１図及び第２図は本考案の支持構造を示し、該支持構
造は下枠板（５）に連結具（６）により連結され支持さ
れた上枠板（４）を有する。

一方スチールブロック（３）が設けられ、該スチールブ
ロック（３）は基板（3a）上に立設された鋼棒の天材
（3b）及び横材（3c）を有する。

前記天材（3b）は下枠板（５）を下方から支持し及び横
材（3c）は下枠板（５）の孔（5a）に挿入されてこれを
押えるものである。

以上の実施例に示した本考案の基礎枠支持構造の機能は
次の通り。

すなわち施工時においては下枠板（５）はスチールブロ
ック（３）により支持されて設置される。

基礎幅が変化してもスチールブロック（３）の横材（3
c）の下枠板（５）からの突出長さが変わるだけで容易
に対応出来る。

次に上枠板（４）が連結具（６）により下枠板（５）に
連結されて設置され組み立て完了する。

以上の通り組み立てられた基礎枠内にコンクリートが打
ち込まれ基礎が作られる。

（考案の効果） 本考案の基礎枠支持構造の実施例は以上の通りでありそ
の効果を次に列記する。

（１）本考案の支持構造は特にスチールブロックにより
下枠板が支持されるため施工が容易である。

（２）本考案の支持構造は特にスチールブロックの横材
が下枠板の孔から突出するため基礎幅が変化しても対応
出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の支持構造の斜視図 第２図は同上横断面図 3:スチールブロック 3a:基板 3b:天材 3c:横材 4:上枠板 5:下枠板 5a:孔 6:連結具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】基板上に立設された鋼棒の天材及び横材
   と、前記天材により下方から支持され及び前記横材によ
   り押えられて設置され横材が突出する孔が側面に設けら
   れて基礎幅の変化に対応可能な下枠板と、該下枠板に連
   結具により連結され支持される上枠板とからなる基礎枠
   支持構造