JPH0732705Y2 - 角パイプ柱のベースプレート

Info

【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本考案は角パイプ柱のベースプレートに関するものであ
る。

（従来の技術）従来の角パイプ柱のベースプレートは角パイプ柱に熔接
するのが通常であった。

（考案が解決しようとする課題）本考案は以上の従来の課題を解決し熔接をなくして品質
を安定化すると共に施工作業も容易にする角パイプ柱の
ベースプレートの提供を目的とする。

（課題を解決するための手段）本考案は以上の目的達成のために 1.略中央に孔が設けられた底板と、該底板の上面に固定
され角パイプ柱が嵌着可能な大きさにされた枠体とから
なる角パイプ柱のベースプレートを提案するものであ
る。

（作用）（１）本考案のベースプレートは特に角パイプ柱が枠体
に嵌着されるため熔接が不要で品質が安定化する。

（２）本考案のベースプレートは特に熔接をなくしたた
め施工作業が容易になる。

（実施例）以下本考案の角パイプ柱のベースプレートを図面に示す
実施例に従い説明する。

第１図は本考案のベースプレートを示し、該ベースプレ
ート（２）は略中央に孔（3a）が設けられた底板（３）
を有する。

該底板（３）の上面には角パイプ柱（１）が嵌着可能な
大きさにされた枠状の枠体（４）が固定されている。

該枠体（４）にはボルトを挿入するための孔（５）が設
けられる。

以上の実施例に示した本考案の角パイプ柱のベースプレ
ートの機能は次の通り。

すなわち枠体（４）に角パイプ柱（１）の基部を嵌着さ
せる。

次に孔（５）からボルトを挿入し角パイプ柱（１）の孔
（図示せず）を貫通させ底板（３）の孔（3a）から手で
入れたナットと結合させる。

（考案の効果）本考案の角パイプ柱のベースプレートの実施例は以上の
通りでありその効果を次に列記する。

（１）本考案のベースプレートは特に角パイプ柱が枠体
に嵌着されるため熔接が不要で品質が安定化する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のベースプレートの斜視図 1:角パイプ柱、2:ベースプレート 3:底板、3a:孔 4:枠体、5:孔

【実用新案登録請求の範囲】