JPH0636081Y2 - キャンチバルコニーのバルコニー柱

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【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本考案はキャンチバルコニーのバルコニー柱に関するも
のである。

（従来の技術）従来においてキャンチバルコニーを作る場合には腰壁の
柱と垂壁の柱を別々に用いていたため施工の手間がかか
っていた。

（考案が解決しようとする課題）本考案は以上の従来の課題を解決し施工の手間のかから
ないキャンチバルコニーのバルコニー柱の提供を目的と
する。

（課題を解決するための手段）本考案は以上の目的達成のために 1.下方に位置する垂壁柱と、該垂壁柱に連続して上方に
延びる腰壁柱と、前記垂壁柱に設けられバルコニー前面
梁の取付板に固定される背板とからなるキャンチバルコ
ニーのバルコニー柱を提案するものである。

（作用）（１）本考案のバルコニー柱は特に腰壁柱と垂壁柱が一
体化されているため施工の手間がかからない。

（２）本考案のバルコニー柱は特に腰壁柱と垂壁柱が一
体化されているため部品種類が少くてすむ。

（実施例）以下本考案のキャンチバルコニーのバルコニー柱を図面
に示す実施例に従い説明する。

第１図は本考案のバルコニー柱が用いられたキャンチバ
ルコニーを示し、該キャンチバルコニー（１）には腰壁
（1a）及び垂壁（1b）が設けられる。

キャンチバルコニー（１）はバルコニー前面梁（４）に
固定されたバルコニー柱（６）を有する。

該バルコニー柱（６）は第２図に示す様に下方に位置す
る垂壁柱（８）及び該垂壁柱（８）に連続して上方に延
びる腰壁柱（７）を有する。

次に垂壁柱（８）には背板（９）が設けられ、該背板
（９）はバルコニー前面梁（４）の取付板（５）にボル
トで固定される。

以上の実施例に示した本考案のキャンチバルコニーのバ
ルコニー柱の機能は次の通り。

すなわちバルコニー柱（６）は工場において作られ現場
に搬入される。

現場でバルコニー柱（６）はバルコニー前面梁（４）の
取付板（５）に背板（９）においてボルトで固定され
る。

次にALC版等を隣接するバルコニー柱（６）の間に装着
してキャンチバルコニー（１）を完成させる。

（考案の効果）本考案のキャンチバルコニーのバルコニー柱の実施例は
以上の通りでありその効果を次に列記する。

（１）本考案のバルコニー柱は特に腰壁柱と垂壁柱が一
体化されているため施工の手間がかからない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のバルコニー柱が用いられたキャンチバ
ルコニーの断面側面図第２図は同上バルコニー柱の斜視図 1:キャンチバルコニー、1a:腰壁 1b:垂壁、4:バルコニー前面梁 5:取付板、6:バルコニー柱 7:腰壁柱、8:垂壁柱 9:背板

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】下方に位置する垂壁柱と、該垂壁柱に連続
して上方に延びる腰壁柱と、前記垂壁柱に設けられバル
コニー前面梁の取付板に固定される背板とからなるキャ
ンチバルコニーのバルコニー柱