JPH0714243B2 - ガス封入電気装置 - Google Patents

ガス封入電気装置

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JPH0714243B2
JPH0714243B2 JP62077532A JP7753287A JPH0714243B2 JP H0714243 B2 JPH0714243 B2 JP H0714243B2 JP 62077532 A JP62077532 A JP 62077532A JP 7753287 A JP7753287 A JP 7753287A JP H0714243 B2 JPH0714243 B2 JP H0714243B2
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JP62077532A
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博 竹内
喜代一 鳥実
桂三 高塚
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガス封入電気装置、特に、絶縁性ガスが封
入されている容器内上に該容器軸心方向に設けられてい
る主回路導体と、該主回路導体から導出すると共に複数
個に分岐している分岐導体とを備えており、該分岐導体
の少なくとも一部が容器軸心に対して平行に配設されて
いるガス封入電気装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は、例えば、特開昭59-37623号公報に示されてい
る従来のガス封入電気装置であるガス遮断器を示すもの
である。
図において、符号(1)は容器、(2)は容器(1)内
でその軸心方向に設けられている遮断部であり、この遮
断部(2)は、主回路導体の一部を構成している。
(3)は遮断部(2)を操作する操作機構、(4)は操
作機構を収納しているハウジング、(5)は遮断部
(2)を支持している絶縁支持筒、(6)は操作機構
(3)によつて遮断部(2)を駆動するための絶縁ロツ
ドである。
遮断部(2)に接続している主回路導体から導出された
導体は複数個、例えば、2個に分岐されて第1分岐導体
(13)及び第2分岐導体(14)を形成し、それぞれ、第
1絶縁スペーサ(10)を装着している第1口出し端子部
(7)、及び、第2絶縁スペーサ(11)を装着している
第2口出し端子部(8)へ導出される。
また、遮断部(2)の他端からは、他方の主回路導体
(15)が第3絶縁スペーサ(12)を装着している第3口
出し端子部(9)へ導出されている。
この従来装置の構成を単線結線図を用いて示すと第6図
のとおりである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のこの種ガス封入電気装置は、以上のように構成さ
れているので、運転中には第1及び第2絶縁スペーサ両
者に一括して電圧が課せられるため、例えば、第1絶縁
スペーサにおいて地絡事故を生じた場合には、このガス
封入電気装置を含む全回線を停止し、その後に該スペー
サの取替え等大がかりな復旧作業を修了するまで全回線
の運転が不能になり、従つて、健全な第2分岐導体(1
4)の回路も含めて長時間停止しなければならないとい
う復旧時間上の問題点があつた。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、いずれかの分岐導体の絶縁スペーサで地絡
事故を生じた場合でも、比較的短時間に仮復旧ができ、
仮運転が可能なガス封入電気装置を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るガス封入電気装置は、第1及び第2分岐
導体の垂直部分に、容器軸心に対して直角方向に着脱可
能な着脱導体が嵌装されている断路部が設けられ、かつ
容器の壁部に、着脱導体を着脱するための開閉可能な作
業口が設けられているものである。
〔作用〕
この発明におけるガス封入電気装置にあつては、地絡事
故等の事故に際しては、一旦送電を停止した後、着脱可
能な着脱導体を取り外すことにより、事故のあつた絶縁
スペーサを電気的に切り離し、事故の生じていない健全
な絶縁スペーサ側の電路を用いて、仮運転し、回線とし
ての長時間の停止を防止する。
〔実施例〕
以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。なお、この実施例はガス封入電気装置としてガス
遮断器を例にとつて示したものである。
第1図及び第2図において、容器(1)に収納された遮
断部(2)の一端から導出した主回路導体は、その分岐
部(19)から複数個、例えば、2個の第1分岐導体(1
3)と第2分岐導体(14)とに分岐され、第1分岐導体
(13)は第1絶縁スペーサ(10)を装着している第1口
出し端子部(7)へ導出し、第2分岐導体(14)は第2
絶縁スペーサ(11)を装着している第2口出し端子部
(8)へ導出している。
この分岐部(19)からそれぞれ分岐されている第1及び
第2分岐導体(13)(14)の分岐部(19)側端部は、容
器軸心と平行、即ちそれぞれ垂直方向上下に向けて互い
に同軸に配置されており、これらの各垂直部分にそれぞ
れ着脱導体(21)を有する断路部(22)(23)を備えて
おり、これらは、必要に際して、断路部(22)(23)の
側部の容器(1)の壁部に設けられている作業口(24)
から着脱して断路可能に構成されている。
この断路部(22)(23)を、その細部について示す第3
図によつて次に説明する。
図において、(13a)(14a)は分岐導体(13)(14)を
構成する分岐部側の分岐導体であり、(13b)(14b)は
同様に分岐導体(13)(14)を構成する口出し端子部
(10)(11)側の分岐導体であり、両分岐導体(13a)
(14a)と(13b)(14b)との間には、それぞれの端部
に設けられている鍔部(13c)(13d)(14c)(14d)に
電気的に接続される着脱導体(21)が設けられている。
この着脱導体(21)は、鍔部(13c)(14c)(13d)(1
4d)にボルト(25)により接して取り付けられている接
続導体(26)と、両接続導体(26)間にあつて接触する
と共に、両接続導体(26)をその軸心方向に移動可能に
している接触子(27)とから構成されている。
この着脱導体(21)は、分岐部(19)の側の分岐導体
(13a)(14a)と、導出する側の分岐導体(13b)(14
b)とをボルト(25)によつて締結されているので、こ
のボルト(25)を取り外すことによつて、両接続導体
(26)を相対的に接近させて鍔部(13c)(14c)(13
d)(14d)と接続導体(26)との間にすきまを与え、こ
れによつて、着脱導体(21)全体を側方へ取り外して断
路する。
取り外した後は、各分岐導体(13)(14)の両端末部の
電界処理により、この極間で運転電圧に対処できるた
め、一時的な運用には差し支えは生じない。
なお、第1図に示すように、分岐導体(13)及び(14)
の両着脱導体(21)をそれぞれ相互に接近させて設置し
ておくことによつて、単一の作業口(24)から着脱でき
るので、この着脱導体(21)を分岐導体(13)(14)の
容器軸心に平行な平行部、即ち垂直部分に設置する利点
がある。
また、この実施例の構成を単線結線図によつて示すと第
4図のとおりである。
例えば、第1絶縁スペーサ(10)において地絡事故が生
じた場合には、前述したように、このスペーサでは運転
電圧に耐え得ない。従つて、このときは、第1絶縁スペ
ーサ(10)に導通する第1分岐導体(13)を、その平行
部に設けている断路部(22)の着脱導体(26)を取り外
して、第1絶縁スペーサ(10)を貫通する分岐導体(1
3)を無電圧とし、再度絶縁性ガスを容器(1)に封入
することによつて、仮復旧することができる。
なお、上記着脱装置(26)を取り外した後の断路部(2
2)は、この極間で運転電圧に対処可能である。
なお、上記実施例では、遮断部を介して2個に分岐する
分岐導体の例を示したが、遮断部は他の開閉装置や単な
る導体であつてもよく、主回路が分岐して2個以上の複
数の分岐導体部を有する構成の場合においても差し支え
なく、その場合にあつても上記実施例と同様の効果を奏
する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、第1及び第2分岐導
体の垂直部分に着脱導体を有する断路部を設置し、かつ
容器の壁部に、着脱導体を着脱するための開閉可能な作
業口を設けた構成としているので、事故発生に際して
は、断路部の着脱導体を取り外すことによつて、事故側
を電気的に切り離し、健全な電路を用いて仮運転でき、
また、それによつて、復旧時間を短縮し得るガス封入電
気装置が得られる効果を有している。また、第1及び第
2分岐導体の分岐部側端部をそれぞれ垂直方向上下に向
けて互いに同軸に配置し、これら第1及び第2分岐導体
の垂直部分に互いに同軸に断路部を設けたので、両断路
部を近接配置することができ、着脱導体を着脱する際の
作業性を、作業口や着脱導体を大きくすることなく向上
させることができるという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるガス遮断器を示す縦
断面図、第2図は第1図の上面図、第3図は第1図の断
路部の詳細図、第4図は第1図の単線結線図、第5図は
従来のガス遮断器を示す断面図、第6図は第5図の単線
結線図である。 (1)……容器、(2)……遮断部、(13)……分岐導
体(第1分岐導体)、(13a)(14a)……分岐部側の分
岐導体、(13b)(14b)……導出側の分岐導体、(13
c)(13d)(14c)(14d)……鍔部、(14)……分岐導
体(第2分岐導体)、(21)……着脱導体、(22)(2
3)……断路部、(24)……作業口、(25)……ボル
ト、(26)……接続導体、(27)……接触子。 なお、各図中、同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性ガスが封入されている容器内に該容
    器軸心方向に設けられている主回路導体と、該主回路導
    体から導出され分岐されている第1及び第2分岐導体と
    を備えており、上記容器軸心方向が垂直方向であるとと
    もに、上記第1及び第2分岐導体の分岐部側端部がそれ
    ぞれ垂直方向上下に向けて互いに同軸に配置されている
    ガス封入電気装置において、上記第1及び第2分岐導体
    の垂直部分に、それぞれ上記容器軸心に対して直角方向
    に着脱可能な着脱導体が嵌装されている断路部が互いに
    同軸に設けられており、かつ上記容器の壁部に、上記各
    着脱導体を着脱するための開閉可能な作業口が設けられ
    ていることを特徴とするガス封入電気装置。
  2. 【請求項2】断路部は、着脱導体を取り外し、かつ、所
    定圧力の絶縁性ガスを封入している状態で、所定極間絶
    縁性能を有するように構成されている断路部である特許
    請求の範囲第1項記載のガス封入電気装置。
JP62077532A 1987-04-01 1987-04-01 ガス封入電気装置 Expired - Lifetime JPH0714243B2 (ja)

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JP2705240B2 (ja) * 1989-09-19 1998-01-28 株式会社デンソー コイル装置
JP5128022B1 (ja) * 2012-04-20 2013-01-23 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

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