JPH01177808A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、母線連絡回線を改良したガス絶縁開閉装置に
関する。

（従来の技術） 送変電機器の母線結線方式において、母線連絡回線を構
成するのに遮断器２台と、この２台の遮断器間に２台の
接地開閉器と１台の断路器とを接地開閉器、断路器、接
地開閉器の順に配置した２遮断器方式の結線が採用され
ている。

すなわち、第６図の単線結線図の例では、母線連絡回線
部を構成する２台の遮断器５および６の間に変流器７ｂ
および７ｄを介して１台の断路器８と２台の接地開閉器
９　ａ、　９　ｂを設け、２台の遮断器５および６と２
本の甲虫母線１及び６主母線２との接続部には、変流器
７ａおよび７Ｃを介してそれぞれ接地開閉器３ｈおよび
４ｈを有する母線切換用断路器３および４を配置した構
成で運用されている。

（発明が解決しようとする問題点） 母線連絡回線における２遮断器力式の結線は、遮断器の
事故時に両分線を停止することなく、事故の発生した遮
断器に接続される片母線を停止、遮断器５，６の間の断
路器８を開路することにより、当該遮断器を取外して点
検分解修理を可能としているものである。しかしながら
この２遮断器力式の結線では、遮断器の事故時の点検２
分解修理の期間中に変電所の主母線は片母線運用となり
、この期間が長く電力流通設備の信頼性が低下する。

本発明の目的は、２台の遮断器のいずれかの不具合の際
に、点検修理の為に取外した遮断器の電路を代替する着
脱母線を短くした配置とし、短時間で２重母線運用に復
旧できるようなガス絶縁開閉装置提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明のガス絶縁開閉装置は主母線間を接続する母線連
絡回線を構成する２台の母線連絡用遮断器と、この２台
の遮断器の一方の口出端子に直列に２台の接地開閉器と
１台の断路器とを接地開閉器、断路器、接地開閉器の順
に接続配置し、２台の遮断器の他方の口出端子とそれぞ
れの主母線との間に接地開閉器付の母線切換用断路器を
接続配置した母線連絡結線方式のガス絶縁開閉装置にお
いて、前記両主母線に配置したそれぞれの母線切換用断
路器と前記母線連絡回線の両接地開閉器とをそれぞれ同
一軸線上になるよう配置するとともに、前記母線連絡用
遮断器の不具合時にその該当する母線の切換用断路器と
接地開閉器との間に不具合の遮断器の電路を代替する着
脱装置を設けるよう構成したことを特徴とするものであ
る。

（作　用） 本発明においては、遮断器の不具合時の短母線運用を短
時間で２重母線運用に復旧できる。また遮断器の代用と
なる着脱装置の着脱母線を短くでき経済的な構成とでき
る。

（実施例） 以下、本発明を第１図、第２図、第３図および第４図の
実施例を参照して説明する。まず第１図および第２図に
おいて、甲虫母線１と６主母線２を連絡する。母線連絡
回線において母線連絡用遮断器５と母線連絡用遮断器６
を甲虫母線１と６主母線２の両側に遮断器を垂直に各々
配置する。遮断器５，６の両側の口出端子部には、それ
ぞれ変流器７ａ、７ｂおよび７ｃ、７ｄを配置する。

母線連絡用遮断器５の変流器７ａを有する口出端子は、
接地開閉器３ｈを有する甲母線切換用断路器３を介して
甲虫母線１に接続され、また母線連絡用遮断器６の変流
器７Ｃを有する口出端子は、接地開閉器４ｈを有する乙
母線切換用断路器４を介して６主母線２に接続されてい
る。

上記変流器７ｂを付属した遮断器５と、変流器７ｄを付
属した遮断器６の間には母線連絡回線用断路器８とその
両側に母線回線用接地開閉器９ａおよび９ｂを挿入する
。これにより、甲虫母線１と６主母線２とは電気的に連
結される。本発明における遮断器間の２台の接地開閉器
９ａおよび９ｂを、甲母線切換用断路器３と乙母線切換
用断路器４の上部に配置し、そのいずれかの間に第３図
においては断路器４と接地開閉器９ｂとの間に着脱装置
１０を設けてこの着脱装置１０により遮断器の電路を代
替できるよう構成したものである。

しかして、着脱装置１０と接地開閉器９ｂおよび断路器
４どの関係は、第４図に示すように接地開閉器９ｂの可
動接触子１４が接続機構２０により高圧導体１３の導体
接触部１１に接続又は接離するように構成され、その導
体接触部１６を支持する絶縁スペーサ１２に着脱装置１
０の伸縮接手１８を接続し、ざらにこの伸縮接手１８と
断路器４の絶縁スペーサ１２との間に着脱導体１６を有
するガス母線１９を接続して構成されている。また断路
器４は絶縁スペーサ１２で支持された導体接触部１６と
絶縁スペーサ１２で支持された固定接触子１７との間を
操作機構２０で進退する可動接触子１４で接続、切離さ
れるよう構成されている。

この結果本発明のガス絶縁開閉装置においては、遮断器
６の不具合時の点検１分解修理の際には、母線連絡回線
用遮断器８を開路してから遮断器６を取外し、遮断器６
の日出部を終端カバー１１．１１で処理しても、着脱装
置１０の着脱導体１６で遮断器６の電路を代替できるた
め、遮断器６の不具合時の単母線運用から短時間で２重
母線運用にできるように復旧が可能となる。また遮断器
６の電路の代替を短い着脱装置１０の着脱導体１６で可
能としているため、ガス処理や着脱装置１０の取付時の
作業性と着脱装置１０の経済性が良くなった。

なお、第５図に示す他の実施例としては、本発明の着脱
装置１０の代わりに当初から遮断器２２．２２の電路を
代替する断路器３，４に配置する構成がある。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、送変電機器の母線結
線方式において、母線連絡回線を構成する２遮断器力式
のＧＩＳの２台の遮断器を主母線の両側に配置すること
により遮断器の電路を短い着脱母線で代替できるため、
遮断器不具合時の単母線運用を短時間で２重母線運用で
きるように復旧が可能となり、母線連絡回線の信頼性を
向上できる。また短い着脱母線で遮断器の電路の代替が
可能であるため復旧作業の作業性と着脱母線の経済性が
良くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実
施例を示す側面図および平面図、第３図は本発明により
着脱装置を取付けた状態を示す側面図、第４図は本発明
の着脱装置と接地開閉器および乙母線切換用断路器との
関係を示す断面図、第５図は本発明の他の実施例を示す
側面図、第６図は２遮断器力式の母線連絡回線を示す単
線結線図である。 １・・・甲虫母線、　　　２・・・６主母線３・・・甲
母線切換用断路器（接地開閉器付）４・・・乙母線切換
用断路器（接地開閉器付）５・・・母線連絡用遮断器 ６・・・母線連絡用遮断器 ７・・・変流器、　　　　８・・・断路器９・・・接地
開閉器、　　　１０・・・着脱装置代理人　弁理士　則
　近　憲　佑 同　　第子丸　健 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）主母線間を接続する母線連絡回線を構成する２台
   の母線連絡用遮断器と、この２台の遮断器の一方の口出
   端子に直列に２台の接地開閉器と１台の断路器とを接地
   開閉器、断路器、接地開閉器の順に接続配置し、２台の
   遮断器の他方の口出端子とそれぞれの主母線との間に接
   地開閉器付の母線切換用断路器を接続配置した母線連絡
   結線方式のガス絶縁開閉装置において、前記両主母線に
   配置したそれぞれの母線切換用断路器と前記母線連絡回
   線の両接地開閉器とをそれぞれ同一軸線上になるよう配
   置するとともに、前記母線連絡用遮断器の不具合時にそ
   の該当する母線の切換用断路器と接地開閉器との間に不
   具合の遮断器の電路を代替する着脱装置を設けるよう構
   成したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。