JP5128022B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

絶縁ガスが封入されたタンク1内に導体2が配置され、導体2に沿って導体4が延伸している。タンク1の分岐引出口1aには絶縁スペーサ7aが設けられ、絶縁スペーサ7aには導体5が取り付けられている。タンク1の分岐引出口1bには絶縁スペーサ7bが設けられ、絶縁スペーサ7bには導体6が取り付けられている。導体4の端部4aは、導体5の一端部に一体的に設けられた筒状部5aに摺動可能に差し込まれて接続されている。導体4の端部4bは、導体6の一端部に一体的に設けられた筒状部6aに摺動可能に差し込まれて接続されている。導体4は、導体2の分岐部2aの先端に設けられた筒状部3に摺動可能に貫通して接続されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ガス絶縁開閉装置に関するものである。
特許文献1に記載のガス絶縁開閉装置では、容器内に縦型遮断部およびこの縦型遮断部と略平行に伸びる電源側導体が配置されている。この電源側導体は、二箇所においてそれぞれ電源側スペーサに取り付けられた支持導体とコンタクトを介して接続され、各支持導体はそれぞれ母線に接続されている。
特開2008−154325号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のガス絶縁開閉装置では、電源側導体と支持導体との接続にこれらとは別部品のコンタクトを介しているので、導体同士を接続するための部品点数が増え、締結箇所も多く、組立作業性が低下するという問題があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、導体接続の際の部品点数および締結箇所が低減され、組立作業性が向上したガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス絶縁開閉装置は、 絶縁ガスが封入されたタンク内に配置された第1の導体と、前記タンク内で前記第1の導体に沿って延伸し前記第1の導体に設けられた分岐部を介して前記第1の導体と接続された第2の導体と、前記タンク内で前記第2の導体の延伸方向と交差する方向に延伸し前記第1の導体側の端部が前記第2の導体と接続された第3の導体と、前記タンク内で前記第2の導体の延伸方向と交差する方向に延伸し前記第1の導体側の端部が前記第2の導体と接続された第4の導体と、前記第2の導体の一端部側に開口した有底筒状であって前記第2の導体の当該一端部が摺動可能に差し込まれて接続された第1の筒状部と、前記第2の導体の他端部側に開口した有底筒状であって前記第2の導体の当該他端部が摺動可能に差し込まれて接続された第2の筒状部と、前記第2の導体が摺動可能に貫通して前記第2の導体の両端部間にて前記第2の導体と接続された第3の筒状部と、を備え、前記第1の筒状部は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられ、または、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられており、前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に設けられており、前記第3の筒状部は、前記第1の筒状部が前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられている場合は、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられ、前記第1の筒状部が前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられている場合は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、導体接続の際の部品点数および締結箇所が低減され、組立作業性が向上したガス絶縁開閉装置を提供することができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図2は、実施の形態2に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図3は、実施の形態3に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図4は、実施の形態4に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図5は、実施の形態5に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。 図6は、従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。
以下に、本発明に係るガス絶縁開閉装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。図1では、例えば円筒状のタンク1内に遮断部の消弧室を構成する導体2(第1の導体)が配置されている。導体2は例えばタンク1の軸線に平行に延伸している。タンク1内には絶縁ガスが封入されている。タンク1の側面には、分岐引出口1a,1bが設けられている。分岐引出口1a,1bは、それぞれ例えばタンク1の軸線と直交する方向に引出されている。なお、図1では、タンク1および導体2の一部のみを示している。
分岐引出口1a(第1の分岐引出口)には、絶縁スペーサ7a(第1の絶縁スペーサ)が取り付けられており、この絶縁スペーサ7aによりタンク1内に配置された導体5(第3の導体)が支持されている。ここで、導体5は図示しない母線と接続されるもので、当該母線と導体2とを接続する接続導体の一つである。導体5は例えば分岐引出口1aの軸線方向と平行に延伸している。なお、導体5に接続される母線は接続部8aに接続され、タンク1とは別のタンク(図示せず)内に配置されている。
分岐引出口1b(第2の分岐引出口)には、絶縁スペーサ7b(第2の絶縁スペーサ)が取り付けられており、この絶縁スペーサ7bによりタンク1内に配置された導体6(第4の導体)が支持されている。ここで、導体6は図示しない母線と接続されるもので、当該母線と導体2とを接続する接続導体の一つである。導体6は例えば分岐引出口1bの軸線方向と平行に延伸している。なお、導体6に接続される母線は接続部8bに接続され、タンク1とは別のタンク(図示せず)内に配置されている。
タンク1内には、例えばタンク1の軸線方向に略平行に延伸する長尺の導体4(第2の導体)が配置されている。導体4は、導体5,6を介して、上記二つの母線(図示せず)と導体2とを接続する接続導体である。
導体5の導体2側の端部には、導体4の一方の端部4aに向かって開口した開口部を備えた例えば有底円筒状の筒状部5a(第1の筒状部)が設けられている。筒状部5aは、その軸線が導体4の長手方向と平行で、筒状部5a内には端部4aの外周面と筒状部5aの内周面とが接触した状態で端部4bが摺動可能に差し込まれて接続されている。筒状部5aは、導体5の本体と一体的に設けられており、その筒状の側面は導体5の本体と接続されている。
導体6の導体2側の端部には、導体4の他方の端部4bに向かって開口した開口部を備えた例えば有底円筒状の筒状部6a(第2の筒状部)が設けられている。筒状部6aは、その軸線が導体4の長手方向と平行で、筒状部6a内には端部4bの外周面と筒状部6aの内周面とが接触した状態で摺動可能に差し込まれて接続されている。筒状部6aは、導体6の本体と一体的に設けられており、その筒状の側面は導体6の本体と接続されている。
このように、本実施の形態では、導体5の一端部に一体的に設けられた筒状部5aに導体4の端部4aを差し込んで導体5と導体4とを接続するとともに、導体6の一端部に一体的に設けられた筒状部6aに導体4の端部4bを差し込んで導体6と導体4とを接続している。つまり、筒状部5a,6aは導体4の両端部4a,4bにキャップを嵌め込むようにして接続されている。
なお、端部4aと筒状部5aとは、端部4aの端面と筒状部5aの内底面との間に軸線方向に間隔を設けるようにして接続することが好ましい。同様に、端部4bと筒状部6aとは、端部4bの端面と筒状部6aの内底面との間に軸線方向に間隔が設けるようにして接続することが好ましい。これらの間隔および摺動可能な接続構造により、導体4の熱伸縮、公差等による寸法のばらつきの影響を吸収することができる。
次に、導体4と導体2との接続構造について説明する。導体2には分岐部2aが設けられている。分岐部2aは例えばタンク1の軸線方向と直交する方向に分岐している。この分岐部2aの先端には、導体4が摺動可能に貫通する筒状部3(第3の筒状部)が設けられている。筒状部3aは分岐部2aの先端に例えば一体的に設けることができるが、別部品として締結部材で締結する構成でもよい。筒状部3は、例えば導体4の長手方向の略中央に配置されている。このように、導体4は筒状部3と接触して接続された構成であり、筒状部3および分岐部2aを介して導体2と接続されている。
以上が、本実施の形態の構成である。ここで、比較のため、従来の構成例について説明する。図6は、従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である(同様の構成が示されている特許文献1の図1も参照。)。なお、図6では、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下では図1との相違点について説明する。
図6に示すように、タンク1内には、導体2が配置され、導体2の分岐部2dにはタンク1の軸線方向に略平行に延伸する導体24が接続されている。導体24と分岐部2dとの接続はボルト等の締結部材によりなされている。
分岐引出口1aには、絶縁スペーサ7aが取り付けられており、この絶縁スペーサ7aによりタンク1内に配置された導体26が支持されている。導体26は、接続部8aを介して一端が図示しない母線と接続され、他端がコンタクト25を介して導体24の一端部と接続される。コンタクト25と導体24との接続はボルト等の締結部材によりなされている。
分岐引出口1bには、絶縁スペーサ7bが取り付けられており、この絶縁スペーサ7bによりタンク1内に配置された導体28が支持されている。導体28は、接続部8bを介して一端が図示しない母線と接続され、他端がコンタクト27を介して導体24の他端部と接続される。コンタクト27と導体24との接続はボルト等の締結部材によりなされている。
このように、従来のガス絶縁開閉装置においては、導体26と導体24との接続に別部品であるコンタクト25を用い、導体28と導体24との接続に別部品であるコンタクト27を用いているので、部品点数が増加している。また、導体間の締結箇所の多く、組立作業性が低下している。
これに対し、本実施の形態では、導体4と導体5との接続は導体5の一端部に一体的に設けられた筒状部5aに導体4の端部4aを摺動可能に差し込むことで行い、導体4と導体6との接続は導体6の一端部に一体的に設けられた筒状部6aに導体4の端部4bを摺動可能に差し込むことで行っているので、部品点数を削減することができ、しかも締結箇所を削減することができる。さらに、本実施の形態では、導体2と導体4との接続は導体2の分岐部2aの先端に設けられた筒状部3に導体4を摺動可能に貫通させ接触させるようにしたので、導体2と導体4とをボルト等により締結する必要がなく、締結箇所をさらに削減することができる。
このように、本実施の形態によれば、導体2と導体5,6との接続の際に、一本の長尺の導体4を筒状部5a,3,6aに嵌め込めばよいので、導体接続構造が簡素化され、部品点数および締結箇所が低減され、組立作業性が向上するという効果がある。
なお、図1では、例えば一相分の導体接続構造を示したが、三相一括型に対しても同様に構成することができる。すなわち、図1の導体接続構造をタンク1内で三相分設ければよい。
また、本実施の形態では、導体2は、遮断部の消弧室を構成する導体としたが、これ以外の機器を構成する導体としてもよい。
また、本実施の形態では、導体5,6は、例えば略互いに平行でかつ導体4と略直交する構成としたが、これに限定されず、導体5,6がそれぞれ導体4と交差する方向に延伸する場合でも同様に構成することができる。
実施の形態2.
図2は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。なお、図2では、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下では図1との相違点について説明する。
図2に示すように、分岐引出口1bには、絶縁スペーサ7bが取り付けられており、この絶縁スペーサ7bによりタンク1内に配置された導体16(第4の導体)が支持されている。ここで、導体16は、図1の導体6と同様に、図示しない母線と接続される。
本実施の形態では、導体16の導体2側の先端部に設けられる筒状部9(第2の筒状部)が導体16から分割されて別部品となっている。筒状部9は、導体4の端部4bに向かって開口する開口部を備えた例えば有底円筒状の筒状部本体9aを備えている。筒状部本体9aには導体16の長手方向に延伸する取付部9bが一体的に設けられており、この取付部9bは導体16の端部の側面にボルト等により締結されている。取付部9bは、導体16の端部の形状に応じて当該端部の外面を周方向に沿うように湾曲している。そして、取付部9bは、導体16の端部に重ね合わされた状態で締結部材で締結されている。
また、本実施の形態では、導体2には分岐部2bが設けられているが、分岐部2bの位置は例えば筒状部9よりも筒状部5a寄りである。分岐部2bの先端には、導体4が摺動可能に貫通する筒状部3が設けられている。したがって、筒状部3は、例えば筒状部5a寄りに配置される。
本実施の形態では、導体5の端部に設けられた筒状部5aは導体5と一体的に設ける一方で、導体16の端部に設けられた筒状部9は導体16と別部品として取付部9bで締結する構造としている。これにより、部品点数および締結箇所は実施の形態1に比べて増加するものの従来と比較した場合は依然として有利である上に、導体16の長手方向における熱伸縮、公差等による寸法のばらつきを当該締結箇所で調整することが可能となる。なお、実施の形態1で述べたように、導体4の長手方向における寸法のばらつきは、導体4を筒状部5a,9に差し込む構造とすることで調整することができる。本実施の形態のその他の構成、作用および効果は実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
図3は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。なお、図3では、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下では図1との相違点について説明する。
図3に示すように、分岐引出口1aには、絶縁スペーサ7aが取り付けられており、この絶縁スペーサ7aによりタンク1内に配置された導体15(第3の導体)が支持されている。ここで、導体15は、図1の導体5と同様に、図示しない母線と接続される。
本実施の形態では、導体15の導体2側の先端部に一体的に設けられる筒状部15a(第3の筒状部)が図1の筒状部5aの構造と異なり例えば軸方向の両側に底のない円筒状であり、導体4は筒状部5aを摺動可能に接触した状態で貫通している。
また、本実施の形態では、導体2には分岐部2cが設けられているが、分岐部2cの位置はタンク1の軸線方向に導体4の端部4aの位置である。そして、分岐部2cの先端には、図1の筒状部5aと同様の構造の筒状部17(第1の筒状部)が設けられており、筒状部17内には端部4aの外周面と筒状部17の内周面とが接触した状態で端部4aが摺動可能に差し込まれている。筒状部17は分岐部2cの先端に例えば一体的に設けることができるが、別部品として締結部材で締結する構成でもよい。
このように、導体4の両端部4a,4bを筒状部17,6aに差し込む構造は、図1の導体4の両端部4a,4bを筒状部5a,6aに差し込む構造と同様のものであるが、筒状部17が導体2の分岐部2cに接続されている点が図1とは異なる。
本実施の形態によれば、導体2と導体15,6との接続の際に、一本の長尺の導体4を筒状部17,15a,6aに嵌め込めばよいので、導体接続構造が簡素化され、部品点数および締結箇所が低減され、組立作業性が向上するという効果がある。
また、本実施の形態では、端部4aと筒状部17との接続箇所および導体4と筒状部15aとの接続箇所がいずれも分岐引出口1aの開口部の範囲内となっているので、視認性が向上し、組立作業性がさらに向上する。本実施の形態のその他の構成、作用および効果は実施の形態1と同様である。
実施の形態4.
図4は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。なお、図4では、図3と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下では図3との相違点について説明する。
図3では、導体15は分岐引出口1aの軸線に平行に延伸していたので、筒状部15aと導体4との接続箇所は分岐引出口1aの開口部の範囲内となっていた。本実施の形態では、絶縁スペーサ7aにより支持される導体18(第3の導体)を絶縁スペーサ7aでの取付け箇所から分岐引出口1b側に斜めに引き出し、導体18の先端部に図3の筒状部15aと同様の構造の筒状部18a(第3の筒状部)を設け、筒状部18aを摺動可能に接触した状態で貫通する導体4が長手方向の略中央部で導体18により支持されるよう構成している。
本実施の形態は、導体2と導体5,6との接続の際に、一本の長尺の導体4を筒状部17,18a,6aに嵌め込めばよいので、導体接続構造が簡素化され、部品点数および締結箇所が低減され、組立作業性が向上するという効果がある。
また、本実施の形態では、筒状部18aと導体4との接続位置を導体4の長手方向の略中央部としているので、実施の形態3と比べて、荷重を均等に分散して導体4を支持することができる。本実施の形態のその他の構成、作用および効果は実施の形態1と同様である。
実施の形態5.
図5は、本実施の形態に係るガス絶縁開閉装置の構成を示す縦断面図である。なお、図5では、図3と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下では図3との相違点について説明する。
図5に示すように、本実施の形態は、それぞれ母線(図示せず)に接続される3本の導体15,19,6が長尺の導体4を介して導体2に接続されるものであり、図3の構成に分岐引出口1c(第3の分岐引出口)、絶縁スペーサ7c、導体19(第5の導体)、筒状部19a(第4の筒状部)、および接続部8cを加えたものである。
タンク1の軸線方向に、分岐引出口1a,1c,1bが互いに離間して配置され、分岐引出口1cは、分岐引出口1a,1b間に配置されている。分岐引出口1cには、絶縁スペーサ7cが取り付けられおり、この絶縁スペーサ7cによりタンク1内に配置された導体19が支持されている。ここで、導体19は接続部8cを介して図示しない母線と接続される。また、導体19は例えば分岐引出口1cの軸線方向と平行に延伸している。
導体19の導体2側の先端部には筒状部19aが一体的に設けられている。筒状部19aは筒状部15aと同様の構造であり、導体4が摺動可能に接触した状態で貫通している。なお、筒状部19aと導体4との接続箇所は、導体4の長手方向の略中央部である。
本実施の形態のその他の構成は実施の形態3と同じである。そのため、同一の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
このように、本実施の形態では、3本の導体15,19,6を長尺の導体4を介して導体2に接続する際に、導体19の先端部に一体的に設けられた筒状部19aおよび導体15の先端部に一体的に設けられた筒状部15aに導体4を嵌入し、導体4の一方の端部4aを導体4の分岐部2cの先端に設けられた筒状部17に差し込み、導体4の他方の端部4bを導体6の先端部に一体的に設けられた筒状部6aに差し込む構造としたので、導体接続構造が簡素化され、部品点数および締結箇所が低減され、組立作業性が向上するという効果がある。
なお、本実施の形態では、実施の形態3(図3)の構成にさらに導体19を接続する場合について説明したが、実施の形態1(図1)または実施の形態2(図2)の構成にさらに導体19を接続する場合についても同様である。例えば、図1において、分岐引出口1a,1b間に分岐引出口1cを設け、絶縁スペーサ7cに支持された導体19の筒状部19aに筒状部3の左方または右方で導体4が貫通接続される構成とすればよい。
また、本実施の形態では、母線に接続される3本の導体15,19,6を長尺の導体4を介して導体2に接続する場合について説明したが、導体4を介して4本以上の導体を導体2に接続する場合についても同様に構成することができる。
以上のように、本発明は、ガス絶縁開閉装置として有用である。
1 タンク
1a〜1c 分岐引出口
2,4,5,6,15,16,18,19,24,26,28 導体
2a〜2d 分岐部
3,5a,6a,9,15a,17,18a,19a 筒状部
4a,4b 端部
7a〜7c 絶縁スペーサ
9a 筒状部本体
9b 取付部
8a〜8c 接続部
25,27 コンタクト

Claims (12)

  1. 絶縁ガスが封入されたタンク内に配置された第1の導体と、
    前記タンク内で前記第1の導体に沿って延伸し前記第1の導体に設けられた分岐部を介して前記第1の導体と接続された第2の導体と、
    前記タンク内で前記第2の導体の延伸方向と交差する方向に延伸し前記第1の導体側の端部が前記第2の導体と接続された第3の導体と、
    前記タンク内で前記第2の導体の延伸方向と交差する方向に延伸し前記第1の導体側の端部が前記第2の導体と接続された第4の導体と、
    前記第2の導体の一端部側に開口した有底筒状であって前記第2の導体の当該一端部が摺動可能に差し込まれて当該一端部と接触した第1の筒状部と、
    前記第2の導体の他端部側に開口した有底筒状であって前記第2の導体の当該他端部が摺動可能に差し込まれて当該他端部と接触した第2の筒状部と、
    前記第2の導体が摺動可能に貫通して前記第2の導体の両端部間にて前記第2の導体と接続された第3の筒状部と、
    を備え、
    前記第1の筒状部は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられ、または、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられており、
    前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に設けられており、
    前記第3の筒状部は、前記第1の筒状部が前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられている場合は、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられ、前記第1の筒状部が前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられている場合は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第1の筒状部は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられており、
    前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に設けられており、
    前記第3の筒状部は、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に一体的に設けられており
    前記第3および第4の導体の延伸方向は略互いに平行でかつ前記第2の導体の延伸方向と略直交する方向であることを特徴とする請求項2に記載のガス絶縁開閉装置
  4. 前記第3の筒状部は、前記第2の導体の長手方向における略中央に配置されている
    ことを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に締結部材により締結されており、
    記第3および第4の導体の延伸方向は略互いに平行でかつ前記第2の導体の延伸方向と略直交する方向であることを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部の側面に沿って延伸する取付部を有し、この取付部が当該端部の側面に重ね合わされて前記締結部材で締結されていることを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  7. 前記第1の筒状部は、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられており、
    前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に一体的に設けられており、
    前記第3の筒状部は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられており、
    前記第3および第4の導体の延伸方向は略互いに平行でかつ前記第2の導体の延伸方向と略直交する方向であることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  8. 前記第1の筒状部は、前記第1の導体の前記分岐部の先端に設けられており、
    前記第2の筒状部は、前記第4の導体の前記端部に一体的に設けられており、
    前記第3の筒状部は、前記第3の導体の前記端部に一体的に設けられており、
    前記第3の導体は、前記第1の導体側の前記端部がその反対側の端部よりも前記第4の導体側に配置されるように延伸し、
    前記第3の筒状部は、前記第2の導体の長手方向における略中央に配置され、
    第4の導体は、前記第2の導体の延伸方向と略直交する方向に延伸していることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  9. 前記タンクには、当該タンクの軸線方向に互いに離間して配置された第1および第2の分岐引出口が設けられており、
    前記第1の分岐引出口には第1の絶縁スペーサが設けられ、
    前記第2の分岐引出口には第2の絶縁スペーサが設けられ、
    前記第3の導体は、前記第1の絶縁スペーサに取り付けられ、
    前記第4の導体は、前記第2の絶縁スペーサに取り付けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
  10. 前記タンクには、前記第1の分岐引出口と前記第2の分岐引出口との間に第3の分岐引出口が設けられており、
    前記第3の分岐引出口には第3の絶縁スペーサが設けられ、
    前記第3の絶縁スペーサには前記第2の導体と略直交する方向に延伸する第5の導体が取り付けられ、
    前記第5の導体の前記第1の導体側の端部には、前記第2の導体が摺動可能に貫通して前記第2の導体の両端部間にて前記第2の導体と接続された第4の筒状部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  11. 前記第1の導体は、遮断部の消弧室を構成する導体であることを特徴とする請求項に記載のガス絶縁開閉装置。
  12. 三相一括型であることを特徴とする請求項11に記載のガス絶縁開閉装置。
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