JPH0714163Y2 - 薬剤分包機における分包連続体の取出し装置 - Google Patents
薬剤分包機における分包連続体の取出し装置Info
- Publication number
- JPH0714163Y2 JPH0714163Y2 JP1988163692U JP16369288U JPH0714163Y2 JP H0714163 Y2 JPH0714163 Y2 JP H0714163Y2 JP 1988163692 U JP1988163692 U JP 1988163692U JP 16369288 U JP16369288 U JP 16369288U JP H0714163 Y2 JPH0714163 Y2 JP H0714163Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt conveyor
- continuous
- turntable
- turn roller
- belt
- Prior art date
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、薬剤分包機から排出される分包連続体の取
出し装置に関するものである。
出し装置に関するものである。
第1図および第2図に示すように、支持軸1に支持され
たシートロールAから加熱融着性シートaを引き出し、
そのシートaが斜め下方向に向けて移送させる移送路
に、シートaを幅方向に二つ折りする三角形の板体から
成るフォーマ2と、二つ折りされたシートaを幅方向に
シールし、そのシール幅の二等分位置にミシン目を形成
する第1ヒートシール装置3およびシートaの両側縁を
シールする第2ヒートシール装置4およびシートaを切
断するカッタ装置5とを上から順に設け、前記第1ヒー
トシール装置3の搬入側に薬剤供給用シュート6を設け
た薬剤分包機は従来から存在する。
たシートロールAから加熱融着性シートaを引き出し、
そのシートaが斜め下方向に向けて移送させる移送路
に、シートaを幅方向に二つ折りする三角形の板体から
成るフォーマ2と、二つ折りされたシートaを幅方向に
シールし、そのシール幅の二等分位置にミシン目を形成
する第1ヒートシール装置3およびシートaの両側縁を
シールする第2ヒートシール装置4およびシートaを切
断するカッタ装置5とを上から順に設け、前記第1ヒー
トシール装置3の搬入側に薬剤供給用シュート6を設け
た薬剤分包機は従来から存在する。
この薬剤分包機は、シュート6から二つ折りにされたシ
ートa間に所定量の薬剤を供給する動作と、そのシート
aが所定長さ間歇的に送られるときに第1ヒートシール
装置3および第2ヒートシール装置4によってシートa
をシールする動作を繰り返し行なって第6図に示すよう
に、分包bが長く連続し、隣接する分包b間にミシン目
cが設けられた分包連続体Bを形成し、一処方分の分包
連続体Bが形成されたときカッタ装置5を作動してシー
トaを切断するようになっている。
ートa間に所定量の薬剤を供給する動作と、そのシート
aが所定長さ間歇的に送られるときに第1ヒートシール
装置3および第2ヒートシール装置4によってシートa
をシールする動作を繰り返し行なって第6図に示すよう
に、分包bが長く連続し、隣接する分包b間にミシン目
cが設けられた分包連続体Bを形成し、一処方分の分包
連続体Bが形成されたときカッタ装置5を作動してシー
トaを切断するようになっている。
ところで、上記のような薬剤分包機においては、カッタ
装置5から床面上に分包連続体Bが排出されるため、衛
生上問題があり、また腰をかがめて分包連続体Bを取り
出す必要があるため作業性にも問題がある。
装置5から床面上に分包連続体Bが排出されるため、衛
生上問題があり、また腰をかがめて分包連続体Bを取り
出す必要があるため作業性にも問題がある。
その問題解決のため、カッタ装置5の排出側にコンベヤ
装置を接続し、そのコンベヤ装置によって分包連続体B
を上方に搬送するようにした分包連続体の取り出し装置
が提案されている。
装置を接続し、そのコンベヤ装置によって分包連続体B
を上方に搬送するようにした分包連続体の取り出し装置
が提案されている。
ところで、コンベヤ装置を用いる取出し装置において
は、コンベヤ装置を傾斜状に配置し、そのコンベヤ装置
との接触によって分包連続体を搬送するため、コンベヤ
装置との間で滑りが生じ、その滑りにより分包連続体に
たるみが生じて移送路で詰まることが多く、分包連続体
を確実に搬送することができない不都合がある。
は、コンベヤ装置を傾斜状に配置し、そのコンベヤ装置
との接触によって分包連続体を搬送するため、コンベヤ
装置との間で滑りが生じ、その滑りにより分包連続体に
たるみが生じて移送路で詰まることが多く、分包連続体
を確実に搬送することができない不都合がある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し分包連続体を
ミシン目が切り離されることなく取り出し作業の容易な
位置に確実に搬送することができるようにした取出し装
置を提供することを技術的課題としている。
ミシン目が切り離されることなく取り出し作業の容易な
位置に確実に搬送することができるようにした取出し装
置を提供することを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この考案においては、薬
剤分包機のカッタ装置から両側縁を上下として斜め下方
に向けて送り出される分包連続体の移送路に、回転中心
が分包連続体の移送方向に対して直交する傾斜したター
ンテーブルを設け、そのターンテーブル上に配置されて
ターンテーブルと同方向に傾斜するターンローラを分包
連続体の移送方向に移動自在に支持し、上記ターンロー
ラの周囲には、キャリア側ベルトの一部がターンテーブ
ル上に位置するよう配置されてターンローラの外周一部
を巻き込むように分包連続体の移送方向を変換する第1
ベルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤを分包連続体の
移送方向に順に設け、第3ベルトコンベヤを搬出端に向
けて勾配をもって傾斜させ、その第3ベルトコンベヤの
キャリア側ベルトに複数の押えローラを接触し、上記各
ベルトコンベヤの下方には分包連続体の下辺を支持する
案内板を設け、前記ターンローラが上方に所定量移動し
たことを検出する検出器を設け、ターンローラが所定位
置まで移動したことを検出器が検出したとき各コンベヤ
およびターンテーブルの駆動用モータが停止するようモ
ータと検出器とを連動させた構成を採用したのである。
剤分包機のカッタ装置から両側縁を上下として斜め下方
に向けて送り出される分包連続体の移送路に、回転中心
が分包連続体の移送方向に対して直交する傾斜したター
ンテーブルを設け、そのターンテーブル上に配置されて
ターンテーブルと同方向に傾斜するターンローラを分包
連続体の移送方向に移動自在に支持し、上記ターンロー
ラの周囲には、キャリア側ベルトの一部がターンテーブ
ル上に位置するよう配置されてターンローラの外周一部
を巻き込むように分包連続体の移送方向を変換する第1
ベルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤを分包連続体の
移送方向に順に設け、第3ベルトコンベヤを搬出端に向
けて勾配をもって傾斜させ、その第3ベルトコンベヤの
キャリア側ベルトに複数の押えローラを接触し、上記各
ベルトコンベヤの下方には分包連続体の下辺を支持する
案内板を設け、前記ターンローラが上方に所定量移動し
たことを検出する検出器を設け、ターンローラが所定位
置まで移動したことを検出器が検出したとき各コンベヤ
およびターンテーブルの駆動用モータが停止するようモ
ータと検出器とを連動させた構成を採用したのである。
上記のように構成すれば、薬剤分包機のカッタ装置から
分包連続体が分包のピッチに対応する寸法を送り量とし
て間歇的に排出されると、その分包連続体は、第1ベル
トコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤおよびターンテーブ
ルによって移送方向が変換され、第3ベルトコンベヤと
これに接触させたガイドローラによって上方に搬送さ
れ、第3ベルトコンベヤの搬出側端部から排出される。
分包連続体が分包のピッチに対応する寸法を送り量とし
て間歇的に排出されると、その分包連続体は、第1ベル
トコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤおよびターンテーブ
ルによって移送方向が変換され、第3ベルトコンベヤと
これに接触させたガイドローラによって上方に搬送さ
れ、第3ベルトコンベヤの搬出側端部から排出される。
上記のような分包連続体の搬送時、その分包連続体に張
力がかかると、ターンローラの外周に分包連続体がかか
り、その分包連続体の張力によってターンローラが引き
上げられる。そのターンローラが所定量引き上げられた
ことを検出器が検出すると、モータが停止して第1ベル
トコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤ及びターンテーブル
が停止する。このため、分包連続体に大きな張力がかか
らず、分包間のミシン目が引き裂かれるのを防止する。
力がかかると、ターンローラの外周に分包連続体がかか
り、その分包連続体の張力によってターンローラが引き
上げられる。そのターンローラが所定量引き上げられた
ことを検出器が検出すると、モータが停止して第1ベル
トコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤ及びターンテーブル
が停止する。このため、分包連続体に大きな張力がかか
らず、分包間のミシン目が引き裂かれるのを防止する。
以下、この実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図、第2図および第4図に示すように、薬剤分包機
のカッタ装置5から両側縁を上下として斜め下向きに送
り出される分包連続体Bの移送路にはターンテーブル7
が設けられ、そのターンテーブル7は分包連続体Bの移
送方向に傾斜してテーブル下面に設けた回転軸8が分包
連続体Bの移送方向に対して直交している。
のカッタ装置5から両側縁を上下として斜め下向きに送
り出される分包連続体Bの移送路にはターンテーブル7
が設けられ、そのターンテーブル7は分包連続体Bの移
送方向に傾斜してテーブル下面に設けた回転軸8が分包
連続体Bの移送方向に対して直交している。
ターンテーブル7の上方には、スポンジ等の柔軟な材料
から形成されたターンローラ9が配置され、そのターン
ローラ9は分包連続体Bの移送方向に対して交差方向に
長いアーム10の一端に回転自在に支持され、アーム10の
他端部に取付けた支持軸11がコンベヤフレーム12によっ
て回転自在に支持されている。また、ターンローラ9
は、第2図に示すように傾斜状に配置されてその回転中
心が前記ターンテーブル7の回転軸8と平行している。
このため、ターンローラ9は分包連続体Bの移送方向に
移動自在になり、自重によって下方向に移動する。
から形成されたターンローラ9が配置され、そのターン
ローラ9は分包連続体Bの移送方向に対して交差方向に
長いアーム10の一端に回転自在に支持され、アーム10の
他端部に取付けた支持軸11がコンベヤフレーム12によっ
て回転自在に支持されている。また、ターンローラ9
は、第2図に示すように傾斜状に配置されてその回転中
心が前記ターンテーブル7の回転軸8と平行している。
このため、ターンローラ9は分包連続体Bの移送方向に
移動自在になり、自重によって下方向に移動する。
前記コンベヤフレーム12の下部には、分包連続体Bの移
動を案内する案内板13が設けられ、その案内板13は、上
記ターンテーブル7と同方向に傾斜している。この案内
板13は、搬入部13′と、この搬入部13′の外側から斜め
上方に向けて長く延びる搬出部13″となら成り、搬入部
13′にはターンテーブル7の嵌合孔14が設けられてい
る。
動を案内する案内板13が設けられ、その案内板13は、上
記ターンテーブル7と同方向に傾斜している。この案内
板13は、搬入部13′と、この搬入部13′の外側から斜め
上方に向けて長く延びる搬出部13″となら成り、搬入部
13′にはターンテーブル7の嵌合孔14が設けられてい
る。
上記案内板13上には、分包連続体Bを接触移動させる第
1ベルトコンベヤ15、第2ベルトコンベヤ16および第3
ベルトコンベヤ17が設けられ、これらの各ベルトコンベ
ヤ15、16、17は、溝付きローラ18間に複数の丸ベルト19
をかけ渡した丸ベルトコンベヤからなる。
1ベルトコンベヤ15、第2ベルトコンベヤ16および第3
ベルトコンベヤ17が設けられ、これらの各ベルトコンベ
ヤ15、16、17は、溝付きローラ18間に複数の丸ベルト19
をかけ渡した丸ベルトコンベヤからなる。
第1ベルトコンベヤ15乃至第3ベルトコンベヤ17はコの
字形に配置されてキャリア側ベルトの一部がターンテー
ブル7上に臨み、そのターンテーブル7とで分包連続体
Bの移送方向を略180°方向変換する。
字形に配置されてキャリア側ベルトの一部がターンテー
ブル7上に臨み、そのターンテーブル7とで分包連続体
Bの移送方向を略180°方向変換する。
すなわち、第1ベルトコンベヤ15は、案内板搬入部13′
の上部内側に配置されて下り勾配をもって傾斜し、カッ
タ装置5から送り出される分包連続体Bを同方向に搬送
する。
の上部内側に配置されて下り勾配をもって傾斜し、カッ
タ装置5から送り出される分包連続体Bを同方向に搬送
する。
また、第2ベルトコンベヤ16は、第1ベルトコンベヤ15
から送り出される分包連続体Bの移送方向を90°方向変
換してターンローラ9の背面側において分包連続体Bを
移送させる。
から送り出される分包連続体Bの移送方向を90°方向変
換してターンローラ9の背面側において分包連続体Bを
移送させる。
さらに、第3ベルトコンベヤ17は、第2ベルトコンベヤ
16から送り出される分包連続体Bの向きを略90°方向変
換して案内板搬出部13″上を斜め上方に向けて搬送す
る。この第3ベルトコンベヤ17のキャリア側ベルト17′
の前側には、そのキャリア側ベルト17′に平行に誘導板
20が設けられ、その誘導板20は、分包連続体Bをキャリ
ア側ベルト17′に誘導する。
16から送り出される分包連続体Bの向きを略90°方向変
換して案内板搬出部13″上を斜め上方に向けて搬送す
る。この第3ベルトコンベヤ17のキャリア側ベルト17′
の前側には、そのキャリア側ベルト17′に平行に誘導板
20が設けられ、その誘導板20は、分包連続体Bをキャリ
ア側ベルト17′に誘導する。
第3ベルトコンベヤ17のキャリア側ベルト17′の前側に
は複数の押えローラ21が設けられ、各押えローラ21を支
持するローラアーム22の端部が案内板13に設けた支持片
23に回転自在に取付けられている。この押えローラ21は
キャリア側ベルト17′との接触により回転して第3ベル
トコンベヤ17とで分包連続体Bを一方向に搬送する。
は複数の押えローラ21が設けられ、各押えローラ21を支
持するローラアーム22の端部が案内板13に設けた支持片
23に回転自在に取付けられている。この押えローラ21は
キャリア側ベルト17′との接触により回転して第3ベル
トコンベヤ17とで分包連続体Bを一方向に搬送する。
キャリア側ベルト17′に対する押えローラ21の接触力を
高めるため、ローラアーム22をスプリングの弾力によっ
てキャリア側ベルト17′に偏向するのがよい。
高めるため、ローラアーム22をスプリングの弾力によっ
てキャリア側ベルト17′に偏向するのがよい。
第3ベルトコンベヤ17の搬出端には、分包連続体Bを手
前に排出される搬出コンベヤ24を接続してあるが、この
搬出コンベヤ24を省略してもよい。
前に排出される搬出コンベヤ24を接続してあるが、この
搬出コンベヤ24を省略してもよい。
第1ベルトコンベヤ15乃至第3ベルトコンベヤ17および
ターンテーブル7のそれぞれは、第3図に示すモータ25
によって駆動される。
ターンテーブル7のそれぞれは、第3図に示すモータ25
によって駆動される。
上記モータ25は、前記ターンローラ9が上方向に所定量
移動すると停止する。そのモータ制御のため、第3図に
示すように、支持軸11の下部にカム26を取付け、そのカ
ム26の回転によってモータ停止用のスイッチ27を作動さ
せるようにしている。
移動すると停止する。そのモータ制御のため、第3図に
示すように、支持軸11の下部にカム26を取付け、そのカ
ム26の回転によってモータ停止用のスイッチ27を作動さ
せるようにしている。
なお、モータ停止用スイッチ27からカム26が離れると、
モータ25が作動するようになっているが、モータ停止用
スイッチ27とは別にモータ起動用スイッチを設け、上記
ターンローラ9が所定量下方向に移動したとき、モータ
起動用スイッチが作動するようにしてもよい。また、ス
イッチに変えてターンローラの位置を検出する検出器を
設け、ターンローラが所定位置まで上昇したことを検出
器が検出したとき制御装置を通じてモータ25を停止させ
るようにしてもよい。
モータ25が作動するようになっているが、モータ停止用
スイッチ27とは別にモータ起動用スイッチを設け、上記
ターンローラ9が所定量下方向に移動したとき、モータ
起動用スイッチが作動するようにしてもよい。また、ス
イッチに変えてターンローラの位置を検出する検出器を
設け、ターンローラが所定位置まで上昇したことを検出
器が検出したとき制御装置を通じてモータ25を停止させ
るようにしてもよい。
実施例で示す分包連続体の取出し装置は上記の構造から
成り、薬剤分包機のカッタ装置5から分包連続体Bが送
り出されるとき、ターンローラ9は、第2ベルトコンベ
ヤ16の丸ベルト19と接触する位置まで下降している。
成り、薬剤分包機のカッタ装置5から分包連続体Bが送
り出されるとき、ターンローラ9は、第2ベルトコンベ
ヤ16の丸ベルト19と接触する位置まで下降している。
上記のような状態において、モータ25を駆動すると、第
4図の矢印で示す方向に第1ベルトコンベヤ15乃至第3
ベルトコンベヤ17が移動すると共に、ターンテーブル7
が回転し、カッタ装置5から送り出される分包連続体B
は第1ベルトコンベヤ15によって同方向にさらに搬送さ
れる。その第1ベルトコンベヤ15の搬出端まで分包連続
体Bが搬送されると、第2ベルトコンベヤ16によって移
送方向が90°方向変換され、さらに、第3ベルトコンベ
ヤ17によって90°移送方向が変換される。
4図の矢印で示す方向に第1ベルトコンベヤ15乃至第3
ベルトコンベヤ17が移動すると共に、ターンテーブル7
が回転し、カッタ装置5から送り出される分包連続体B
は第1ベルトコンベヤ15によって同方向にさらに搬送さ
れる。その第1ベルトコンベヤ15の搬出端まで分包連続
体Bが搬送されると、第2ベルトコンベヤ16によって移
送方向が90°方向変換され、さらに、第3ベルトコンベ
ヤ17によって90°移送方向が変換される。
このとき、ターンテーブル7は、一方向に回転されてい
るため、分包連続体Bは、スムーズに方向変換され、第
3ベルトコンベヤ17とこれに接触させた押えローラ21と
によって斜め上方に搬送され、搬出コンベヤ24の端部か
ら取り出される。
るため、分包連続体Bは、スムーズに方向変換され、第
3ベルトコンベヤ17とこれに接触させた押えローラ21と
によって斜め上方に搬送され、搬出コンベヤ24の端部か
ら取り出される。
このように、カッタ装置5から斜め下向きに排出された
分包連続体Bは、第1ベルトコンベヤ15乃至第3ベルト
コンベヤ17とターンテーブル7とによって180°方向変
換され、第3ベルトコンベヤ17により斜め上方に搬送さ
れて取り出されるため、分包連続体Bをきわめて容易に
取り出すことができる。
分包連続体Bは、第1ベルトコンベヤ15乃至第3ベルト
コンベヤ17とターンテーブル7とによって180°方向変
換され、第3ベルトコンベヤ17により斜め上方に搬送さ
れて取り出されるため、分包連続体Bをきわめて容易に
取り出すことができる。
上記のような分包連続体Bの移送時、その分包連続体B
は第3ベルトコンベヤ17とこれに接触させた押えローラ
21で強制的に一方向に連続して移送され、一方、分包連
続体Bは、分包bのピッチを送り量として間歇的に送り
出されるため、分包連続体Bに張力が作用し、その張力
が大きい場合には、分包間のミシン目cから引き裂かれ
ることがある。
は第3ベルトコンベヤ17とこれに接触させた押えローラ
21で強制的に一方向に連続して移送され、一方、分包連
続体Bは、分包bのピッチを送り量として間歇的に送り
出されるため、分包連続体Bに張力が作用し、その張力
が大きい場合には、分包間のミシン目cから引き裂かれ
ることがある。
この場合、分包連続体Bにかかる張力によって、この分
包連続体Bはターンローラ9の外周に一部に巻付き、分
包連続体Bにかかる張力によりターンローラ9が上方向
に移動して上記張力を吸収する。
包連続体Bはターンローラ9の外周に一部に巻付き、分
包連続体Bにかかる張力によりターンローラ9が上方向
に移動して上記張力を吸収する。
分包連続体Bの張力がさらに増し、ターンローラ9が所
定量引き上げられると、第3図に示すモータ停止用スイ
ッチ27が作動し、モータ25が停止して第1ベルトコンベ
ヤ15乃至第3ベルトコンベヤ17およびターンテーブル7
が停止する。このため、分包連続体Bに無理な力がかか
らず、一方、分包連続体Bは間歇的に送り出されるた
め、その送りによって分包連続体Bの張力が緩和され、
ミシン目cに沿って引き裂かれるのを防止することがで
きる。
定量引き上げられると、第3図に示すモータ停止用スイ
ッチ27が作動し、モータ25が停止して第1ベルトコンベ
ヤ15乃至第3ベルトコンベヤ17およびターンテーブル7
が停止する。このため、分包連続体Bに無理な力がかか
らず、一方、分包連続体Bは間歇的に送り出されるた
め、その送りによって分包連続体Bの張力が緩和され、
ミシン目cに沿って引き裂かれるのを防止することがで
きる。
以上のように、この考案においては、薬剤分包機のカッ
タ装置から斜め下方に送り出される分包連続体を第1ベ
ルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤにより移送方向を
180°方向変換して斜め上方に取り出すようにしたた
め、分包連続体の取り出しが容易であり、しかも、第3
ベルトコンベヤとこれに接触させた押えローラとで分包
連続体を強制的に移送させるようにしたので、分包連続
体を確実に搬送することができる。
タ装置から斜め下方に送り出される分包連続体を第1ベ
ルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤにより移送方向を
180°方向変換して斜め上方に取り出すようにしたた
め、分包連続体の取り出しが容易であり、しかも、第3
ベルトコンベヤとこれに接触させた押えローラとで分包
連続体を強制的に移送させるようにしたので、分包連続
体を確実に搬送することができる。
また、分包連続体に張力がかかるとターンローラが上方
向に移動し、所定量移動すると検出器が作動して第1ベ
ルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤおよびターンテー
ブルの駆動用モータが停止するため、分包連続体に無理
な張力がかからず、ミシン目に沿って引き裂かれるのを
防止することができる。
向に移動し、所定量移動すると検出器が作動して第1ベ
ルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤおよびターンテー
ブルの駆動用モータが停止するため、分包連続体に無理
な張力がかからず、ミシン目に沿って引き裂かれるのを
防止することができる。
さらに、ターンテーブルを設けたことによって分包連続
体の移送方向をきわめてスムーズに方向変換することが
できる。
体の移送方向をきわめてスムーズに方向変換することが
できる。
第1図は、この考案に係る取出し装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は同上の縦断正面図、第3図は第2図の
III-III線に沿った断面図、第4図は第1図の一部切欠
平面図、第5図は第4図のV-V線に沿った断面図、第6
図は分包連続体の一部分を示す正面図である。 5……カッタ装置、B……分包連続体、7……ターンテ
ーブル、9……ターンローラ、13……案内板、15……第
1ベルトコンベヤ、16……第2ベルトコンベヤ、17……
第3ベルトコンベヤ、17′……キャリア側ベルト、21…
…押えローラ、25……モータ。
斜視図、第2図は同上の縦断正面図、第3図は第2図の
III-III線に沿った断面図、第4図は第1図の一部切欠
平面図、第5図は第4図のV-V線に沿った断面図、第6
図は分包連続体の一部分を示す正面図である。 5……カッタ装置、B……分包連続体、7……ターンテ
ーブル、9……ターンローラ、13……案内板、15……第
1ベルトコンベヤ、16……第2ベルトコンベヤ、17……
第3ベルトコンベヤ、17′……キャリア側ベルト、21…
…押えローラ、25……モータ。
Claims (1)
- 【請求項1】薬剤分包機のカッタ装置から両側縁を上下
として斜め下方に向けて送り出される分包連続体の移送
路に、回転中心が分包連続体の移送方向に対して直交す
る傾斜したターンテーブルを設け、そのターンテーブル
上に配置されてターンテーブルと同方向に傾斜するター
ンローラを分包連続体の移送方向に移動自在に支持し、
上記ターンローラの周囲には、キャリア側ベルトの一部
がターンテーブル上に位置するよう配置されてターンロ
ーラの外周一部を巻き込むように分包連続体の移送方向
を変換する第1ベルトコンベヤ乃至第3ベルトコンベヤ
を分包連続体の移送方向に順に設け、第3ベルトコンベ
ヤを搬出端に向けて勾配をもって傾斜させ、その第3ベ
ルトコンベヤのキャリア側ベルトに複数の押えローラを
接触し、上記各ベルトコンベヤの下方には分包連続体の
下辺を支持する案内板を設け、前記ターンローラが上方
に所定量移動したことを検出する検出器を設け、ターン
ローラが所定位置まで移動したことを検出器が検出した
とき各コンベヤおよびターンテーブルの駆動用モータが
停止するようモータと検出器とを連動させたことを特徴
とする薬剤分包機における分包連続体の取出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988163692U JPH0714163Y2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 薬剤分包機における分包連続体の取出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988163692U JPH0714163Y2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 薬剤分包機における分包連続体の取出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0283205U JPH0283205U (ja) | 1990-06-27 |
JPH0714163Y2 true JPH0714163Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31448640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988163692U Expired - Lifetime JPH0714163Y2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | 薬剤分包機における分包連続体の取出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714163Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP1988163692U patent/JPH0714163Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0283205U (ja) | 1990-06-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |