JPH07141551A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JPH07141551A
JPH07141551A JP29927593A JP29927593A JPH07141551A JP H07141551 A JPH07141551 A JP H07141551A JP 29927593 A JP29927593 A JP 29927593A JP 29927593 A JP29927593 A JP 29927593A JP H07141551 A JPH07141551 A JP H07141551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
push button
display
vending machine
sale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29927593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Nakano
弘久 中野
Kazuyoshi Tsunaki
一良 綱木
Hisanao Mori
久直 森
Atsushi Mizushima
敦 水島
Eiji Takamatsu
英治 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP29927593A priority Critical patent/JPH07141551A/ja
Publication of JPH07141551A publication Critical patent/JPH07141551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】身体の不自由な人の操作を容易にする。 【構成】通常の商品選択押ボタン1よりも低い位置にカ
ーソル押ボタン4と販売押ボタン5とを設け、コインの
投入による販売可表示ランプ2の点灯をカーソル押ボタ
ン4の押し操作により順次切り換えた後、販売押ボタン
5の押し操作により、販売可表示ランプ2が点灯中の商
品を搬出できるようにする。これにより、通常人に合わ
せて高い位置に設けられた商品選択押ボタン1を操作し
なくても商品を購入できるので、身体の不自由な人も楽
に自動販売機を利用できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低い位置からの販売
操作を可能にして身体の不自由な人や子供による操作を
容易にした自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は一般に貨幣投入口に貨幣を
投入し、複数種類の商品の中から販売可能な商品を表示
する販売可表示ランプが点灯したら、商品選択押ボタン
の中の1つを押して好みの商品を搬出させるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、商品選択押
ボタンは通常の大人を対象にした高さ位置に配置されて
いるため、車椅子に乗った人や子供などは操作しにくい
という問題があった。一方、その対策として商品選択押
ボタンを低い位置に配置すると大多数の人の操作性が悪
くなり、また高低両位置に配置するとコストアップにな
るという新たな問題が生じた。
【0004】そこで、この発明は、簡単な構成で身体の
不自由な人や子供にも容易に操作できるようにした自動
販売機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1に第1の発明の機能
ブロック図を示す。すなわち、上記目的を達成するため
に、第1の発明は、複数種類の販売商品にそれぞれ対応
して販売可表示ランプが設けられ、貨幣の投入があると
前記販売可表示ランプを点灯して前記販売商品の中から
販売可能な商品を表示する自動販売機において、自動販
売機前面のカーソル押ボタン及び販売押ボタンと、貨幣
投入後に前記カーソル押ボタンが押される度に販売可能
な商品に対応する販売可表示ランプを1つずつ順次に切
り換え点灯する点灯制御手段と、前記販売押ボタンが押
されたら商品搬出機構を駆動して前記販売可表示ランプ
が点灯している商品を商品取出口に搬出させる販売制御
手段とを設けるものとする。
【0006】上記自動販売機において、貨幣の投入によ
り点灯する販売可表示ランプは、最初から販売可能な商
品の内の1つについて点灯するようにしてもよいし、一
般の自動販売機におけるように販売可能な商品はまず全
部点灯し、その後、カーソル押ボタンが押されることに
より1つずつの点灯に切り換えるようにしてもよい。ま
た、展示商品に商品番号を表示するとともにカーソル押
ボタンの近傍に表示器を設け、この表示器に販売可表示
ランプが点灯している商品に対応する前記商品番号を表
示すれば、操作性がより向上する。
【0007】次に、図2に第2の発明の機能ブロック図
を示す。すなわち、上記目的を達成するために、第2の
発明は、貨幣の投入があると複数種類の販売商品の中か
ら販売可能な商品を決定し、次いで商品が選択されると
商品搬出機構を駆動して指定された商品を商品取出口に
搬出する自動販売機において、自動販売機前面のカーソ
ル押ボタン及び販売押ボタンと、展示商品に付けられた
商品番号を表示する表示器と、貨幣投入後に前記カーソ
ル押ボタンが押される度に販売可能な商品に対応する前
記商品番号を前記表示器に順次に切り換え表示させる表
示制御手段と、前記販売押ボタンが押されたら前記表示
器に前記商品番号が表示されている商品を搬出させる販
売制御手段とを設けるものとする。
【0008】また、連続販売可能な自動販売機におい
て、前回販売した商品の商品番号を記憶する記憶手段を
設け、連続販売可能と判断したときに、前記記憶手段に
記憶した商品番号を読み出して表示器に商品番号を表示
するようにしてもよい。上記自動販売機において、販売
操作を販売押ボタンのみで行わせる場合には、商品の種
類ごとに設けられる一般の商品選択押ボタン及び販売可
表示ランプは不要であるが、販売押ボタンはこの発明の
趣旨から低い位置に設けることになるので、通常人の操
作を考慮するとそれらも一緒に設けた方がよい。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、カーソル押ボタンで販売
可表示ランプの点灯を切り換えて目的の商品を指定した
後、販売押ボタンを押してその商品を搬出させる構成と
することにより、カーソル押ボタンと販売押ボタンの2
つの押ボタンスイッチだけで商品の指定と購入ができ
る。したがって、これらの押ボタンスイッチを従来の商
品選択押ボタンに代えて、あるいはそれに加えて自動販
売機前面の低い位置に設ければ、身体の不自由な人など
にも楽に操作できるようになる。
【0010】また、その場合、商品展示部に配列した展
示商品に商品番号を付けておき、カーソル押ボタンの近
傍に設けた表示器に販売可表示ランプが点灯している商
品に対応する商品番号を表示することにより、低い位置
からでは販売可表示ランプの点灯が見にくい場合にも表
示された商品番号を同時に参照して、現在選択されてい
る商品を明確に知ることができる。
【0011】第2の発明によれば、カーソル押ボタンで
販売可能な商品の商品番号を切り換えて目的の商品を指
定した後、販売押ボタンを押してその商品を搬出させる
構成とすることにより、カーソル押ボタンと販売押ボタ
ンの2つの押ボタンだけで商品の指定と購入ができる。
したがって、これらの押ボタンを従来の商品選択押ボタ
ン及び販売可表示ランプに代えて、あるいはそれに加え
て自動販売機前面の低い位置に設ければ、身体の不自由
な人などにも楽に操作できるようになる。
【0012】また、連続販売可能な自動販売機において
は、前回販売した商品の商品番号を一旦、記憶し、販売
可能かを判定した後、その販売可能であれば、その商品
番号をそのまま表示し、販売不可であれば、商品番号を
消去したままにするようにしたので、連続して商品を購
入する際の操作が省略できる。
【0013】
【実施例】図3はこの発明の基本的な実施例を示す自動
販売機の前面の外観図、図4はその制御ブロック図、図
5は制御動作を示すフローチャートである。図3におい
て、自動販売機の前面には従来の自動販売機と同様に複
数種類の販売商品にそれぞれ対応して商品選択押ボタン
1が横2列に多数配列され、その背後には販売可能な商
品を表示する販売可表示ランプ2が設けられている。ま
た、商品選択押ボタン1よりも低い位置に、コイン投入
口3、カーソル押ボタン4、販売押ボタン5、商品取出
口6が設けられている。
【0014】図4に示すように、商品選択押ボタン1、
カーソル押ボタン4及び販売押ボタン5からの信号は自
動販売機全体を制御するマイクロコンピュータからなる
制御部7に入力され、制御部7はこれらの信号を受けて
販売可表示ランプ2や商品搬出機構8を制御する。次
に、上記自動販売機の制御動作について、図5のフロー
チャートに沿って説明する。
【0015】コイン投入口3を介して図示しないコイン
メックにコインを受け入れると(ステップS51)、制御
部7は投入金額と商品価格との比較や売切の有無などか
ら販売可能な商品を判定し、それに対応する販売可表示
ランプ2の中から図1の上段の最左端のものを1つだけ
点灯させる(ステップS52)。次いで、カーソル押ボタ
ン4が押されたかをチェックし(ステップS53)、押さ
れたら(分岐Y)、その度に、販売可能な商品について
販売可表示ランプ2の点灯を上段の左から右へ、次いで
下段の左から右へと1つ移動させる(ステップS54)。
【0016】その後、販売押ボタン5が押されたかをチ
ェックし(ステップS55)、押されたら(分岐Y)、商
品搬出機構8を駆動して、その時点で販売可表示ランプ
2が点灯している商品を搬出させて販売動作を終了する
(ステップS56)。また、ステップS55で販売押ボタン
5が押されなければ(分岐N)、商品選択押ボタン1が
押されたかをチェックし(ステップS57)、押されたら
(分岐Y)、ステップS56に移って販売可表示ランプ2
が点灯している商品を搬出させ、押されなければ(分岐
N)、ステップS53に戻ってカーソル押ボタン4の操作
を待つ。
【0017】以上の通り、身体の不自由な人は、低い位
置にあるカーソル押ボタン4の操作により販売可表示ラ
ンプ2の点灯を切り換えて商品を指定し、次いで販売押
ボタン5を押して商品を取り出すことができる。通常人
はカーソル押ボタン4の操作後、販売押ボタン5を押し
てもよいし、商品選択押ボタン1を押してもよい。な
お、上記の操作方法は目に付きやすい場所に操作銘板9
(図3)を貼り付けて説明しておくものとする。
【0018】上記実施例ではステップS52で販売可表示
ランプ2を1つ点灯させるようにしたが、コイン投入時
点で販売可能な商品について全部点灯し、その後、カー
ソル押ボタン4が押されたら1つずつの点灯に切り換え
るようにすることも可能である。その場合には、通常人
はカーソル押ボタン4を操作することなく、直ちに商品
選択押ボタン1を操作して商品を取り出すことができ
る。また、販売可表示ランプ2の点灯は連続点灯ではな
く点滅としてもよく、その方がより目立ちやすくなる。
【0019】図6は上述構成に加えて商品番号の表示器
を設けた実施例を示す自動販売機の前面の外観図であ
る。この実施例では、展示商品(この場合は缶飲料の見
本缶)10に合わせて配列された商品選択押ボタン1の
表面に、販売可表示ランプ2を隠さない範囲でできるだ
け大きく商品番号(1,2,3…)を表示する番号ラベ
ル11が貼り付けられている。一方、カーソル押ボタン
4の近傍には表示器12が設けられ、この表示器12は
制御部7(図4)に制御されて上記商品番号をデジタル
表示する。
【0020】この実施例における自動販売機の操作及び
制御動作は最初の実施例と基本的に同じであるが、この
場合は更に、図5のステップS52において販売可表示ラ
ンプ2の点灯と同時に販売可表示ランプ2が点灯してい
る商品に対応する商品番号が表示器12に表示され、ま
たステップS4では販売可表示ランプ2の点灯の切り換
えと同時に対応する商品番号も表示器12に次々と切り
換え表示されるようになっている。
【0021】これにより、販売可表示ランプ2の点灯と
合わせて、現在選択されている商品をより明確に認識す
ることができる。ちなみに、車椅子などの低い目線から
販売可表示ランプ2を見た場合には光線の加減により点
灯の有無が良く判らないことがあり、特に販売可表示ラ
ンプ2に光を水平に指向させるレンズが仕込まれている
ものではその傾向が強い。しかし、表示器12があれ
ば、番号ラベル11との対比で指定商品を確実に判断で
きる。
【0022】以下、図7〜図9に基づいて缶飲料自動販
売機における第2の発明の実施例について説明する。こ
こで、図7は自動販売機の前面を示す外観図、図8は制
御ブロック図、図9は制御動作を示すフローチャートで
ある。図7において、基本的には図6の自動販売機の同
一であるが、カーソル押ボタン4はアップボタン4aと
ダウンボタン4bの2つの押ボタン部からなり、押ボタ
ン部の近傍に表示ランプ4cを備えている。
【0023】また、図8に示すように、商品選択押ボタ
ン1、カーソル押ボタン4、販売押ボタン5などからの
信号は自動販売機全体を制御するマイクロコンピュータ
からなる制御部7に入力され、制御部7はこれらの信号
を受けると記憶部7aに記憶されたデータに基づいて販
売可表示ランプ2、表示器12、商品搬出機構8などを
制御する。記憶部7aには商品選択押ボタン1と商品番
号、設定価格及びコラム(自動販売機内に区画形成され
た商品単位の収納・搬出部)番号との対応関係が設定さ
れている。
【0024】なお、第1の発明の自動販売機では省略し
たが、この図7では、通常、自動販売機に設けられてい
るコイン返却ボタン13、コイン返却口14なども前面
に設けてある。次に、上記自動販売機の制御動作につい
て、図9のフローチャートに沿って説明する。
【0025】コイン投入口3を介して図示しないコイン
メックにコインを受け入れると(ステップS91)、制御
部7は投入金額と設定価格との比較や売切の有無などか
ら販売可能な商品を判定し(ステップS92)、それに対
応する販売可表示ランプ2を一斉に点灯させ(ステップ
S93)、同時に、販売可能な商品の商品番号の中で一番
若い番号を表示させるとと共に、表示ランプ4cを点滅
させる(ステップS94)。
【0026】次いで、カーソル押ボタン4のアップボタ
ン4aが押されたかをチェックし(ステップS95)、押
されたら(分岐Y)、表示器12に販売可能な商品の商
品番号を販売可能な範囲内で順次アップしていく(ステ
ップS96)。また、ダウンボタン4bが押されたかにつ
いてもチェックし(ステップS97)、押されたら(分岐
Y)、押される度に商品番号を順次ダウンさせる(ステ
ップS98)。
【0027】その後、販売押ボタン5が押されたかをチ
ェックし(ステップS99)、押されたら(分岐Y)、商
品搬出機構8を駆動して、その時点で表示器12に商品
番号が表示されている商品を搬出させて販売動作を終了
する(ステップS910 )。なお、このフローチャートで
は省略したが、図5のフローチャートと同様に、販売押
ボタン5が押されなければ、商品選択押ボタン1が押さ
れたかをチェックし、押されたら、押ボタン1に対応す
る商品を搬出させ、押されなければ、カーソル押ボタン
4の操作を待つものである。
【0028】以上の通り、身体の不自由な人は、低い位
置にあるカーソル押ボタン4の操作により表示器12の
商品番号の表示を切り換えて商品を指定し、次いで販売
押ボタン5を押して商品を取り出すことができる。通常
人は同様にカーソル押ボタン4の操作後、販売押ボタン
5を押してもよいし、商品選択押ボタン1を押してもよ
い。なお、上記の操作方法は目に付きやすい場所に操作
銘板9を貼り付けて説明しておくものとする。
【0029】次に、別の実施例として、第1,第2の発
明において、上述構成に加えて、販売可能な商品の商品
番号しか表示しないようにし、その動作をより明確に示
したものである。この動作説明を第2の発明を例にと
り、図10のフローチャートを用いて説明するが、、自
動販売機の操作及び制御動作は最初の実施例と同じであ
り、ステップS1〜S8までは図9のフローチャートと
同一であるため、その説明を省略する。
【0030】まず、カーソル押ボタン4のアップボタン
4aが押されたかをチェックし(ステップS4)、押さ
れたら表示器12に商品番号を順次アップしていく(ス
テップS6)。また、ダウンボタン4bが押されたかに
ついてもチェックし(ステップS7)、押される度に商
品番号を順次ダウンさせる(ステップS8)。ここで、
カーソル押ボタン4を動作したとき、その商品番号の商
品が販売可能かを判定し(ステップS101 )、販売可能
であれば(分岐Y)、その商品番号を表示器12に表示
し、同時に表示ランプ4cを点滅させる(ステップS10
2 )。その後、販売押ボタン5が押されたかをチェック
し(ステップS103 )、押されたら(分岐Y)、商品搬
出機構8を駆動して、商品番号が表示されている商品を
搬出させて販売動作を終了する(ステップS104 )。ま
た、ステップS101 にて、販売可能でなければ(分岐
N)、その商品番号の表示を消し(ステップS105)、
先程の操作がアップかダウンかに応じて(ステップS10
6 )、次の商品番号を表示器12に表示させるものであ
る(ステップS96,S98)。
【0031】このように、売り切れ等で販売不能な商品
の商品番号を表示器6に表示させないことにより、あた
かも販売可能であるかのような誤解を与えない。なお、
この実施例においては、販売不能の商品番号を一旦表示
した後、消すように制御しているが、表示スピードは、
人間の目では判断できない程度のものであり、問題はな
い。
【0032】また、別の実施例として、第1,第2の発
明において、連続販売可能な自動販売機においては、商
品販売後、販売した商品の商品番号をそのまま表示さ
せ、売切の場合には、その表示をクリアする。この動作
説明を第2の発明を例にとり、図11,図12のフロー
チャートを用いて説明する。
【0033】まず、図11の連続販売時のフローチャー
トについて説明すると、図9のフローチャートとはステ
ップS910 まで同一であり、販売終了後(ステップS91
0 )、その販売を行った商品の商品番号を記憶部7aに
記憶し(ステップS111 )、その後、残金で販売可能か
を判定して(ステップS112 )、販売可能でなければ
(分岐N)、販売を終了し、販売可能であれば(分岐
Y)、ステップS93の位置に戻り、記憶部7aに記憶し
た商品番号を読み出して、前回販売した商品の商品番号
を表示器12の表示させ、再度、同一の商品を買うので
あれば、販売押ボタン5を押すだけで済む。
【0034】このように、連続販売のときに、同一商品
を購入する場合には、販売押ボタン5を押すだけでよ
く、また、違う商品を購入する場合でも、アップボタン
4aかダウンボタン4bのどちらかの操作からでよく、
操作が省略できる。なお、商品番号の表示については、
一旦、表示を消した後、販売可の判定を行い、表示する
ようにしているが、そのまま表示した状態で行ってもよ
い。
【0035】次に、図12の連続販売時のフローチャー
トについては、図11のフローチャートと比べて、前回
販売した商品が売り切れた場合の対応についてより明確
に示したものである。まず、図11のフローチャートと
はS112 まで同一であり、図12では、販売終了後(ス
テップS910 )、販売を行った商品の商品番号を記憶し
(ステップS111 )、残金で販売可能かを判定して(ス
テップS112 )、販売可能でなければ(分岐N)、販売
を終了し、販売可能であれば(分岐Y)、ステップS20
1 に進み、前回と同一商品が販売可能かを判定して、販
売可能であれば(分岐Y)、記憶した商品番号を読み出
して表示器12に表示させ(ステップS202 )、カーソ
ル押ボタン4、販売押ボタン5の入力を待つものであ
り、、前回販売した商品と同一商品が販売可能でなけれ
ば(分岐N)、その商品番号を消したまま(ステップS
203 )、カーソル押ボタン4の入力を待つ待機状態とな
るものである。
【0036】なお、連続して商品を購入しない場合に
は、コイン返却ボタン13を押せばよい。このように、
図11,12のフローチャートでは、商品の連続販売時
の対応として、その商品番号の表示に関し、前回販売し
た商品の番号を表示するもの、また、前回販売した商品
の売り切れを判定した後に、売り切れでなければ、同一
商品の番号を表示し、売り切れであれば、表示を消し
て、次の入力を待つ状態にしたものである。
【0037】なお、本実施例においては、商品との対応
関係として、各商品に商品番号を付けて、その番号を表
示器に表示するようにしたが、予め、商品名を入力し
て、押釦との対応関係を記憶させておき、その商品名を
直接表示器に表示することにより、利用者に商品がより
判り易くなる。その時の表示器としては、LED表示,
液晶表示,ブラウン管表示等種々の表示器が考えられ
る。
【0038】
【発明の効果】第1の発明によれば、カーソル押ボタン
で販売可表示ランプの点灯を切り換えて目的の商品を指
定した後、販売押ボタンを押してその商品を搬出させる
構成とすることにより、2個のスイッチを低い位置に追
加するだけで身体の不自由な人や子供にも操作が容易な
自動販売機を提供することができる。その場合、展示商
品に商品番号を表示し、販売可表示ランプが点灯してい
る商品の商品番号をカーソル押ボタン近傍の表示器に同
時に表示すれば、販売可表示ランプの点灯が見にくい場
合にも指定商品が確実に判断でき操作性が一層向上す
る。
【0039】第2の発明によれば、カーソル押ボタンで
商品番号の表示を切り換えて目的の商品を指定した後、
販売押ボタンを押してその商品を搬出させる構成とする
ことにより、2個の押ボタンと表示器を低い位置に追加
するだけで身体の不自由な人や子供にも操作が容易な自
動販売機を安価に提供することができる。この第1,第
2の発明の別の実施例として、売り切れ等の販売不能な
商品の商品番号については、その商品番号を表示しない
ようにしたので、利用者にあたかも販売可能であるかの
ような誤解を与えることがない。
【0040】また、第1,第2の発明の別の実施例とし
て、連続販売可能な自動販売機において、販売終了後、
前回販売した商品の商品番号を記憶するようにして、販
売可能であれば、その商品番号を表示させ、販売不能で
あれば、その表示を消すようにしたことにより、操作の
簡略化が図れる。さらに、商品番号の代わりに、商品名
をそのまま表示させることにより、利用者に商品をより
判り易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】第2の発明の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】第1の発明の実施例の自動販売機の前面を示す
外観図である。
【図4】図1の自動販売機の制御ブロック図である。
【図5】図4の自動販売機の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】第1の発明の別の実施例の自動販売機の前面を
示す外観図である。
【図7】第2の発明の実施例の自動販売機の前面を示す
外観図である。
【図8】図2の自動販売機の制御ブロック図である。
【図9】図8の自動販売機の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】第1,第2の発明の別の実施例の自動販売機
の制御動作を示すフローチャートである。
【図11】第1,第2の発明の別の実施例の自動販売機
の制御動作を示すフローチャートである。
【図12】第1,第2の発明の別の実施例の自動販売機
の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 商品選択押ボタン 2 販売可表示ランプ 3 コイン投入口 4 カーソル押ボタン 5 販売押ボタン 6 商品取出口 7 制御部 7a 記憶部 8 商品搬出機構 9 操作銘板 10 展示商品 11 商品番号ラベル 12 表示器
フロントページの続き (72)発明者 水島 敦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 高松 英治 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の販売商品にそれぞれ対応して販
    売可表示ランプが設けられ、貨幣の投入があると前記販
    売可表示ランプを点灯して前記販売商品の中から販売可
    能な商品を表示する自動販売機において、 自動販売機前面のカーソル押ボタン及び販売押ボタン
    と、貨幣投入後に前記カーソル押ボタンが押される度に
    販売可能な商品に対応する販売可表示ランプを1つずつ
    順次に切り換え点灯する点灯制御手段と、前記販売押ボ
    タンが押されたら商品搬出機構を駆動して前記販売可表
    示ランプが点灯している商品を商品取出口に搬出させる
    販売制御手段とを設けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】展示商品に商品番号を表示するとともにカ
    ーソル押ボタンの近傍に表示器を設け、この表示器に販
    売可表示ランプが点灯している商品に対応する前記商品
    番号を表示するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の自動販売機。
  3. 【請求項3】貨幣の投入があると複数種類の販売商品の
    中から販売可能な商品を決定し、次いで商品が選択され
    ると商品搬出機構を駆動して指定された商品を商品取出
    口に搬出する自動販売機において自動販売機前面のカー
    ソル押ボタン及び販売押ボタンと、展示商品に付けられ
    た商品番号を表示する表示器と、貨幣投入後に前記カー
    ソル押ボタンが押される度に販売可能な商品に対応する
    前記商品番号を前記表示器に順次に切り換え表示させる
    表示制御手段と、前記販売押ボタンが押されたら前記表
    示器に前記商品番号が表示されている商品を搬出させる
    販売制御手段とを設けたことを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】連続販売可能な自動販売機において、前回
    販売した商品の商品番号を記憶する記憶手段を設け、連
    続販売可能と判断したときに、前記記憶手段に記憶した
    商品番号を読み出して表示器に商品番号を表示するよう
    にしたことを特徴とする請求項1ないし3記載の自動販
    売機。
JP29927593A 1993-03-02 1993-11-30 自動販売機 Pending JPH07141551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29927593A JPH07141551A (ja) 1993-03-02 1993-11-30 自動販売機

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6608493 1993-03-02
JP5-66084 1993-09-21
JP5-257774 1993-09-21
JP25777493 1993-09-21
JP25777393 1993-09-21
JP5-257773 1993-09-21
JP29927593A JPH07141551A (ja) 1993-03-02 1993-11-30 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07141551A true JPH07141551A (ja) 1995-06-02

Family

ID=27464662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29927593A Pending JPH07141551A (ja) 1993-03-02 1993-11-30 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07141551A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5369453B2 (ja) 自動販売機
JP3785279B2 (ja) 自動販売機
JPH07141551A (ja) 自動販売機
JP4562259B2 (ja) 自動販売機
JPH05135261A (ja) 自動販売機
JPH11175829A (ja) 自動販売機
JP2006215641A (ja) 表示装置
JP4710742B2 (ja) 自動販売機
JP2002279500A (ja) 自動販売機
JPH07282325A (ja) 自動販売機
JP2008009544A (ja) 自動販売機用照明装置、及び自動販売機
JPH10111975A (ja) 自動販売機
JPH02148376A (ja) 自動販売機のおすすめ商品販売制御装置
JP2001155228A (ja) 自動販売機の情報表示方法
JPH0664649B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2002109622A (ja) 自動販売機の押ボタン装置
JPH0546858A (ja) 自動販売機の展示装置
JPH01298490A (ja) 自動販売機
JPH0639411Y2 (ja) 自動販売機
JPH10149482A (ja) 自動販売機
JP2521068Y2 (ja) 自動販売機
JPH09212727A (ja) 券売機
JP2567426Y2 (ja) 自動販売機
JPH01298491A (ja) 自動販売機
JPH07272088A (ja) 自動販売機