JPH07141118A - データ転送方法及びデータ転送装置 - Google Patents

データ転送方法及びデータ転送装置

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JPH07141118A
JPH07141118A JP28333893A JP28333893A JPH07141118A JP H07141118 A JPH07141118 A JP H07141118A JP 28333893 A JP28333893 A JP 28333893A JP 28333893 A JP28333893 A JP 28333893A JP H07141118 A JPH07141118 A JP H07141118A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの書き換え区間に対するデータの到着
順序などを制御する必要がなく、短い転送時間でデータ
転送を行うことができるようにする。 【構成】 定ビット長を1データ単位として連続した番
地に配置した書き込み可能なバッファメモリ12に対し
て、バッファメモリ制御部11により2つ独立した経路
から並列してデータを転送して、上記データ単位毎にデ
ータの書き込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送方法及びデ
ータ転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコンピュータに接続されるディス
ク型の2次記憶装置では、データの記憶場所がセクタと
呼ばれる一定容量の単位に分割され、ディスク内のトラ
ック上に連続的に配置されている。ディスク型の2次記
憶装置は、ハードディスク、フロッピディスク、MOデ
ィスクなどと多様化している。MOディスクの場合、
5.25インチISOフォーマットでは1024バイト
と512バイトの2種類のセクタが標準化されている。
【0003】上記1024バイト/セクタの場合の5.
25インチISOフォーマットを図7に示してある。
【0004】このフォーマットにおいて、第1の領域4
1は、セクタマークと呼ばれるセクタの先頭を示す領域
で、他の領域とは異なる特殊なパターンで構成されてい
る。第2の領域42は、VFOと呼ばれる領域で、読み
出しクロック引き込みのための領域である。第3の領域
43は、アドレスマークと呼ばれる領域で、次の第4の
領域を読み取るための同期を取るための領域である。第
4の領域44は、IDと呼ばれる領域で、そのセクタの
アドレス(トラック番号、セクタ番号)が格納された領
域である。第5の領域45は、ポストアンブルと呼ばれ
る領域で、変復調を完了させるために必要な領域であ
る。
【0005】上記第1の領域41から第5の領域45ま
では、プリフォーマッテッド領域とも呼ばれ、反射光の
強弱で情報を再生するためのディスク表面に適当な深さ
の窪みによるパターン(プリピット)を設けた再生専用
の領域である。
【0006】また、第6の領域46は、ギャップやフラ
グなどの領域で、アクチュエータサーボの調整、レーザ
のパワー調整などを行うための領域である。第7の領域
47は、VFO領域で、第9の領49の読み出しクロッ
ク引き込みのための領域である。第8の領域48は、シ
ンクと呼ばれる領域で、次の第9の領域の先頭を示す領
域である。第9の領域49は、データ領域で、ホストコ
ンピュータからのデータが記録再生される領域である。
【0007】この第9の領域49には、記録膜のピンホ
ールなどの媒体欠陥に対処するため、決められた生成多
項式により計算された誤り訂正符号(ECC)、検出符
号(CRC)などの冗長な情報が付加されたデータが記
録される。上記第9の領域49に記録されたデータは、
読み出し時に復号され、誤り訂正が行われ1セクタのデ
ータとして再生される。
【0008】さらに、第10の領域50は、バッファと
呼ばれる領域で、モータの回転偏差などを吸収するため
の領域である。
【0009】上記第7の領域47から第10の領域50
までは、記録再生するための領域で、記録はレーザ光と
バイアス磁界による熱磁気記録が行われ、再生は反射光
の偏光面の回転(カー回転)成分を検出することにより
行われる。
【0010】ここで、コンピュータ側では一般にセクタ
サイズとして512バイトが使用されている。MOディ
スク上では1024バイトで誤り訂正符号が付加されて
いるので特定の512バイトのみを書き換えることはで
きない。
【0011】そこで、従来のMOドライバでは、論理セ
クタMと論理セクタM+1とからなる物理セクタNの1
024バイトのデータの内、例えば論理セクタM+1の
512バイトのデータを書き換える場合、例えば図8の
フローチャートに示すように、ホストコンピュータ側か
ら書き込み要求があると、先ず該当するデータが含まれ
る物理セクタNの1024バイトのデータをバッファメ
モリ内の論理セクタMと論理セクタM+1にあたるアド
レスに読み込み(ステップ1)、また、書き換える51
2バイトのデータをホストコンピュータ側から上記バッ
ファメモリの別のアドレスに転送し(ステップ2)、上
記ホストコンピュータ側からのデータ転送の終了を確認
し(ステップ3)、さらにセクタNのデータの読み出し
の終了を確認し(ステップ4)、書き換え後の新しい1
024バイト分のデータを上記バッファメモリ内で合成
して(ステップ5)、その新しい1024バイト分のデ
ータに誤り訂正符号などを付加した書き込みデータを上
記MOディスクに書き込む(ステップ6)ようにしてい
た。
【0012】あるいは図9のフローチャートに示すよう
に、ホストコンピュータ側から書き込み要求があると、
先ず、該当するデータが含まれるセクタNの1024バ
イトのデータをバッファメモリ内の論理セクタMと論理
セクタM+1にあたるアドレスに読み込み(ステップ
1)、セクタNのデータの読み出しの終了を確認して
(ステップ2)、書き換える512バイトのデータをホ
ストコンピュータ側から上記バッファメモリの論理セク
タM+1にあたるアドレスに直接転送し(ステップ
3)、上記ホストコンピュータ側からのデータ転送の終
了を確認してから(ステップ4)、書き換え後の新しい
1024バイト分のデータに誤り訂正符号などを付加し
た書き込みデータを上記MOディスクに書き込む(ステ
ップ5)ようにしていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の図8の
フローチャートに示した手順でデータの書き換えを行う
のでは、ホストコンピュータ側からのデータ転送の終了
とディスクのセクタNのデータの読み出しの終了と同期
をとる必要があり、また、書き換え後の新しい1024
バイト分のデータを上記バッファメモリ内で合成するた
めに、実行的な処理時間が長くなるという問題点があっ
た。
【0014】また、上述の図9のフローチャートに示し
た手順でデータの書き換えを行うのでは、ディスクのセ
クタNのデータの読み出しの終了を待ってホストコンピ
ュータ側からのデータ転送を行わなければならないとい
う問題点があった。
【0015】そこで、上述の如き従来の問題点に鑑み、
本発明の目的は、データの書き換え区間に対するデータ
の到着順序などを制御する必要がなく、転送時間の短い
データ転送方法を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、データの書き
換え区間に対するデータの到着順序などを制御する必要
がなく、短い転送時間でデータ転送を行うことができる
データ転送装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るデータ
伝送方法は、一定ビット長を1データ単位として連続し
た番地に配置した書き込み可能な記憶手段に対して、2
つ以上の独立した経路から並行してデータを転送して、
上記データ単位毎にデータの書き込みを行うことを特徴
とする。
【0018】第2の発明に係るデータ伝送装置は、一定
ビット長を1データ単位として連続した番地に配置した
書き込み可能な記憶手段を備え、この記憶手段に対して
2つ以上の独立した経路から上記データ単位毎にデータ
の書き込みを行うデータ転送装置において、予め決めら
れた番地を保持する第1の番地保持手段と、1つの経路
から上記記憶手段にデータを書き込む番地と上記第1の
番地保持手段に保持した番地とを比較する番地比較手段
と、この番地比較手段により比較結果に基づいて上記経
路からの上記記憶手段へのデータの書き込みを禁止する
書き込み禁止手段と、予め決められた番地を保持する第
2の番地保持手段と、上記書き込み禁止手段によりデー
タの書き込みが禁止された経路から上記記憶手段に転送
されたデータが書き込まれるべき番地と上記第2の番地
保持手段に保持した番地とが一致したことを検出する一
致検出手段と、この一致検出手段の検出結果に基づいて
上記書き込み禁止手段によるデータの書き込みを解除す
る書き込み禁止解除手段とを備えることを特徴とする。
【0019】また、第3の発明に係るデータ転送装置
は、第2の発明に係るデータ伝送装置において、一致検
出手段が、書き込み禁止手段によりデータの書き込みが
禁止された経路から記憶手段に転送されたデータが書き
込まれるべき番地と第2の番地保持手段に保持した番地
とを比較する第2の番地比較手段からなることを特徴と
する。
【0020】さらに、第4の発明に係るデータ転送装置
は、第2の発明に係るデータ伝送装置において、一致検
出手段が、書き込み禁止手段によりデータの書き込みが
禁止された経路から記憶手段に書き込み禁止後に転送さ
れたデータ単位数を計数する計数手段を備え、この計数
手段の計数結果が前記第2の番地保持手段に保持した番
地とが一致したことを検出することを特徴とする。
【0021】
【作用】第1の発明に係るデータ伝送方法では、2つ以
上の独立した経路から並行してデータを転送して、一定
ビット長を1データ単位として連続した番地に配置した
書き込み可能な記憶手段に上記データ単位毎にデータの
書き込みを行う。
【0022】第2の発明に係るデータ伝送装置では、一
定ビット長を1データ単位として連続した番地に配置し
た書き込み可能な記憶手段に対して2つ以上の独立した
経路から上記データ単位毎にデータの書き込みを行うに
あたり、上記記憶手段にデータを書き込む番地と第1の
番地保持手段に保持した予め決められた番地とを番地比
較手段により比較し、その比較結果に基づいて書き込み
禁止手段により上記経路からの上記記憶手段へのデータ
の書き込みを禁止し、上記書き込み禁止手段によりデー
タの書き込みが禁止された経路から上記記憶手段に転送
されたデータが書き込まれるべき番地と第2の番地保持
手段に保持した予め決められた番地とが一致したことを
一致検出手段により検出し、その検出結果に基づいて書
き込み禁止解除手段により上記書き込み禁止手段による
データの書き込みを解除する。
【0023】また、第3の発明に係るデータ転送装置で
は、第2の発明に係るデータ転送装置における一致検出
手段は、書き込み禁止手段によりデータの書き込みが禁
止された経路から記憶手段に転送されたデータが書き込
まれるべき番地と第2の番地保持手段に保持した番地と
を第2の番地比較手段で比較することにより一致検出を
行う。
【0024】さらに、第4の発明に係るデータ転送装置
では、第2の発明に係るデータ転送装置における一致検
出手段は、書き込み禁止手段によりデータの書き込みが
禁止された経路から記憶手段に書き込み禁止後に転送さ
れたデータ単位数を計数する計数手段の計数結果が第2
の番地保持手段に保持した番地とが一致したことを検出
することにより一致検出を行う。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係るデータ転送方法及びデー
タ転送装置の一実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
【0026】図1のブロック図に示す実施例は、5.2
5インチISOフォーマットのMOディスク1に対して
データの記録再生を行うMOディスクドライバに本発明
を適用したものである。
【0027】このMOディスクドライバにおいて、MO
ディスク1はスピンドルモータ2により所定の回転数で
回転駆動される。このMOディスク1の記録再生面と対
向するように配設された光ピックアップ3は、アクチュ
エータ制御部4により制御されるアクチュエータを内蔵
しており、光ビームの焦点を上記記録再生面上に合わせ
るためのフォーカスサーボと、光ビームのブームスポッ
トで上記記録再生面上のトラックに走査させるためのト
ラッキングサーボが行われる。
【0028】また、上記MOディスク1を間にして上記
光ピックアップ3と対向するように配設されたコイル5
は、システムコントローラ6により制御される駆動回路
7で駆動され、記録時に磁界を発生する。
【0029】そして、上記光ピックアップ3により上記
MOディスク1の記録再生面上のトラックから光学的に
読み取った信号は、RF信号処理ブロック8により増幅
されてから2値化され、データセパレータ9によりデー
タとクロックに分離されて、変復調フォーマット制御部
10に入力される。
【0030】この変復調/フォーマット制御部10で
は、ディスクフォーマットに合わせた各種マーク検出、
データの変復調、誤り訂正の符号化、復号化などを行
い、ホストコンピュータに送るデータのみをバッファメ
モリ制御部11に転送する。このバッファメモリ制御部
11では、他の転送チャンネルからの転送との競合制御
がされながら、データがバッファメモリ12に書き込ま
れる。上記バッファメモリ12に蓄えられたデータは、
ホストコンピュータとのインターフェースの使用に合わ
せ、適時、上記バッファメモリ12から読み出され、ホ
ストインターフェース制御部13に送られ、ホストイン
ターフェース14を介してホストコンピュータ側へ転送
される。
【0031】記録の際には、逆に、ホストコンピュータ
側から上記ホストインターフェース14を介して転送さ
れたデータが上記ホストインターフェース制御部13を
経て上記バッファメモリ12に蓄えられ、上記バッファ
メモリ制御部11により、適時、上記バッファメモリ1
2から読み出されて、上記変復調/フォーマット制御部
10に入力される。この変復調/フォーマット制御部1
0では、データの変調、誤り訂正符号などを付加して書
き込みデータを生成する。そして、この書き込みデータ
が、書き込むセクタのアドレスなどと同期制御され、レ
ーザ駆動部15へ転送されて、MOディスク1に書き込
まれる。
【0032】そして、このMOディスクドライバにおけ
る上記バッファメモリ制御部11は、図2に示すよう
に、転送要求受付部21、この転送要求受付部21の出
力により制御されるACKセレクタ22、アドレスカウ
ンタ23及びタイミングジェネレータ24、上記アドレ
スカウンタ23の出力が供給される第1及び第2のコン
パレータ24,25、これら第1及び第2のコンパレー
タ24,25の出力が供給されるR−Sフリップフロッ
プ27、上記タイミングジェネレータ24の出力が供給
されるANDゲート28、第1及び第2のORゲート2
9,30などを備えてなる。
【0033】上記転送要求受付部21は、2つのデータ
転送チャンネルA,Bからの転送要求REQA,REQ
Bを受け付ける部分で、REQA,REQBが同時に来
た場合の競合制御も行う。そして、例えばチャンネルA
からのデータの書き込みを行う場合、上記アドレスカウ
ンタ23により転送先のメモリアドレスを発生させ、上
記タイミングジェネレータ24により上記バッファメモ
リ12に対する書き込み信号CS,WEと、転送アクノ
リッジACKを所定のタイミングで発生させる。
【0034】また、上記ACKセレクタ22は、転送要
求に応じたチャンネルのACKを返送するセレクタであ
って、上記転送要求受付部21の出力に基づいて動作す
る。
【0035】さらに、上記第1及び第2のコンパレータ
24,25は、それぞれ予め設定された値と上記アドレ
スカウンタ23により得られるアドレスカウンタ値を比
較し一致を検出するコンパレータであって、上記第1の
コンパレータ24で書き込み禁止時のアドレスカウンタ
値aとの一致を検出し、上記第2のコンパレータ25で
書き込み禁止解除時のアドレスカウンタ値bとの一致を
検出する。
【0036】例えば、チャンネルAからのデータの書き
込みを行う場合、チャンネルAのアドレスカウンタ値が
aに達すると上記第1のコンパレータ24の出力がアク
ティブとなり、上記R−Sフリップフロップ27の出力
(書き込み禁止信号WD)がアクティブとなる。これに
より、図3のタイミングチャートに示すように、チャン
ネルAからのデータの書き込み信号CS,WEがアクテ
ィブになることが禁止される。しかし、それ以降のチャ
ンネルAからの転送に対しては、REQ/ACKのハン
ドシェークはそのまま行われ、チャンネルAのアドレス
カウンタはカウントを続行する。そのアドレスカウンタ
値がbに達すると第2のコンパレータ26の出力がアク
ティブとなり、上記R−Sフリップフロップ27の出力
(書き込み禁止信号WD)がインアクティブとなる。こ
れにより、図3のタイミングチャートに示すように、チ
ャンネルAからのデータの書き込み信号CS,WEがア
クティブになる。
【0037】このようにチャンネルAからのデータの上
記バッファメモリ12への書き込みに対して、アドレス
カウンタ値がaからbの区間のみ書き込みを禁止するこ
とができる。
【0038】ホストコンピュータから特定の512バイ
トのみデータを書き換える時、ホストコンピュータから
書き換えるデータを上記バッファメモリ12に受け取り
ながら、上記MOディスク1から上記チャンネルAで書
き換えデータを含むセクタからの1024バイトを読み
出す。一方、書き換えデータに対応するアドレスを上記
第1及び第2のコンパレータ25,26で所定のアドレ
ス値a,bと比較検出することで、上記MOディスク1
からの読み出しデータのうち、書き換えデータデータの
部分のみが書き込みを禁止される。従って、既に、書き
込みデータ512バイトがホストコンピュータから転送
されていたとしても、そのデータに影響を与えることが
ない。上述のようにチャンネルAの書き込み禁止区間の
データのみを上記バッファメモリ12に書き込まないよ
うにしているので、チャンネルBの前記区間に対応する
デーアの書き込みはチャンネルAの転送の進行状況には
無関係に行うことができ、データ転送の時間的効率を上
げることができる。
【0039】すなわち、図4に示すような論理セクタM
と論理セクタM+1とからなる物理セクタNの1024
バイトのデータの内、例えば論理セクタM+1の512
バイトのデータを書き換える場合、このMOドライバで
は、例えば図5のフローチャートに示すように、ホスト
コンピュータ側から書き込み要求があると、先ず、書き
換える512バイトのデータをホストコンピュータ側か
ら上記バッファメモリ12の論理セクタM+1にあたる
アドレスに直接転送し(ステップ1)、セクタNの10
24バイトのデータを読み出して論理セクタMのデータ
だけを上記バッファメモリ12内の論理セクタMにあた
るアドレスに読み込み(ステップ2)、セクタNのデー
タの読み出しの終了を確認して(ステップ3)、上記ホ
ストコンピュータ側からのデータ転送の終了を確認して
から(ステップ4)、新しい1024バイト分のデータ
に誤り訂正符号などを付加した書き込みデータを上記M
Oディスクに書き込む(ステップ5)。
【0040】ここで、上述の実施例では、第2のコンパ
レータ26によりアドレスカウンタ値がbに達したこと
を検出して、バッファメモリ12へのデータの書き込み
禁止を解除するようにしたが、上記第2のコンパレータ
26に代えて図6に示すようにACKの数をカウントす
るプリセッタブルダウンカウンタ36を用いる用いるよ
うにしてもよい。
【0041】上記プリセッタブルダウンカウンタ36
は、上記R−Sフリップフロップ27の出力(書き込み
禁止信号WD)によりカウント動作制御され、書き込み
禁止の間のみカウント動作を行うようになっている。そ
して、このプリセッタブルダウンカウンタ36には、書
き込み禁止の間で上記バッファメモリ12に書き込まず
入力転送のみを行うデータ数をプリセッタブルダウンカ
ウンタ36に予めセットしておく。
【0042】書き込み禁止の間での転送データ数が設定
値に達すると上記プリセッタブルダウンカウンタ36か
らのリップルキャリー出力(CY)により上記R−Sフ
リップフロップ27をリセットし、上記書き込み禁止信
号WDをインアクティブにする。これにより、チャンネ
ルAからのデータの書き込み信号CS,WEがアクティ
ブになる。
【0043】
【発明の効果】第1の発明に係るデータ伝送方法では、
2つ以上の独立した経路から並行してデータを転送し
て、一定ビット長を1データ単位として連続した番地に
配置した書き込み可能な記憶手段に上記データ単位毎に
データの書き込みを行うことにより、データ転送の時間
的効率を上げることができる。
【0044】また、第2の発明に係るデータ伝送装置で
は、一定ビット長を1データ単位として連続した番地に
配置した書き込み可能な記憶手段に対して2つ以上の独
立した経路から上記データ単位毎にデータの書き込みを
行うにあたり、上記記憶手段にデータを書き込む番地と
第1の番地保持手段に保持した予め決められた番地とを
番地比較手段により比較し、その比較結果に基づいて書
き込み禁止手段により上記経路からの上記記憶手段への
データの書き込みを禁止し、上記書き込み禁止手段によ
りデータの書き込みが禁止された経路から上記記憶手段
に転送されたデータが書き込まれるべき番地と第2の番
地保持手段に保持した予め決められた番地とが一致した
ことを一致検出手段により検出し、その検出結果に基づ
いて書き込み禁止解除手段により上記書き込み禁止手段
によるデータの書き込み禁止を解除するので、2つ以上
の独立した経路からのデータの転送を並行して行い、上
記データ単位毎にデータの書き込みを行うことができ、
書き換えく区間に対するデータの到着順序などを制御す
る必要がないので転送時間を短縮することができる。
【0045】また、第3の発明に係るデータ転送装置で
は、第2の発明に係るデータ転送装置における一致検出
手段は、書き込み禁止手段によりデータの書き込みが禁
止された経路から記憶手段に転送されたデータが書き込
まれるべき番地と第2の番地保持手段に保持した番地と
を第2の番地比較手段で比較することにより一致検出を
行い、上記書き込み禁止手段によるデータの書き込み禁
止を解除することができ、2つ以上の独立した経路から
のデータの転送を並行して行い、上記データ単位毎にデ
ータの書き込みを行うことができる。従って、データの
書き換え区間に対するデータの到着順序などを制御する
必要がなく、短い転送時間でデータ転送を行うことがで
きる。
【0046】さらに、第4の発明に係るデータ転送装置
では、第2の発明に係るデータ転送装置における一致検
出手段は、書き込み禁止手段によりデータの書き込みが
禁止された経路から記憶手段に書き込み禁止後に転送さ
れたデータ単位数を計数する計数手段の計数結果が第2
の番地保持手段に保持した番地とが一致したことを検出
することにより一致検出を行い、上記書き込み禁止手段
によるデータの書き込み禁止を解除することができ、2
つ以上の独立した経路からのデータの転送を並行して行
い、上記データ単位毎にデータの書き込みを行うことが
できる。従って、データの書き換え区間に対するデータ
の到着順序などを制御する必要がなく、短い転送時間で
データ転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したMOディスクドライバの構成
を示すブロック図である。
【図2】上記MOディスクドライバにおけるバッファメ
モリ制御部の要部構成を示すブロック図である。
【図3】上記バッファメモリ制御部の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】上記MOディスクドライバによりデータの書き
換えを行うMOディスクのセクタ構造を模式的に示す図
である。
【図5】上記MOディスクドライバにおけるデータの書
き換え動作を手順を示すフローチャートである。
【図6】上記バッファメモリ制御部の要部構成の他の例
を示すブロック図である。
【図7】1024バイト/セクタの5.25インチIS
Oフォーマットを示す図である。
【図8】従来のMOディスクドライバにおけるデータの
書き換え動作を手順を示すフローチャートである。
【図9】MOディスクドライバにおけるデータの書き換
え動作の他の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・MOディスク 8・・・・・・変復調/フォーマット制御部 11・・・・・・バッファメモリ制御部 12・・・・・・バッファメモリ 13・・・・・・ホストインターフェース制御部 21・・・・・・転送要求受付部 22・・・・・・ACKセレクタ 23・・・・・・アドレスカウンタ 24・・・・・・タイミングジェネレータ 25,26・・・コンパレータ 27・・・・・・R−Sフリップフロップ 28・・・・・・ANDゲート 29,30・・・ORゲート 36・・・・・・プリセッタブルダウンカウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定ビット長を1データ単位として連続
    した番地に配置した書き込み可能な記憶手段に対して、
    2つ以上の独立した経路から並行してデータを転送し
    て、上記データ単位毎にデータの書き込みを行うことを
    特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 一定ビット長を1データ単位として連続
    した番地に配置した書き込み可能な記憶手段を備え、こ
    の記憶手段に対して2つ以上の独立した経路から上記デ
    ータ単位毎にデータの書き込みを行うデータ転送装置に
    おいて、 予め決められた番地を保持する第1の番地保持手段と、 1つの経路から上記記憶手段にデータを書き込む番地と
    上記第1の番地保持手段に保持した番地とを比較する番
    地比較手段と、 この番地比較手段により比較結果に基づいて上記経路か
    らの上記記憶手段へのデータの書き込みを禁止する書き
    込み禁止手段と、 予め決められた番地を保持する第2の番地保持手段と、 上記書き込み禁止手段によりデータの書き込みが禁止さ
    れた経路から上記記憶手段に転送されたデータが書き込
    まれるべき番地と上記第2の番地保持手段に保持した番
    地とが一致したことを検出する一致検出手段と、 この一致検出手段の検出結果に基づいて上記書き込み禁
    止手段によるデータの書き込みを解除する書き込み禁止
    解除手段とを備えることを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記一致検出手段は、前記書き込み禁止
    手段によりデータの書き込みが禁止された経路から前記
    記憶手段に転送されたデータが書き込まれるべき番地と
    前記第2の番地保持手段に保持した番地とを比較する第
    2の番地比較手段からなることを特徴とする請求項2記
    載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記一致検出手段は、前記書き込み禁止
    手段によりデータの書き込みが禁止された経路から前記
    記憶手段に書き込み禁止後に転送されたデータ単位数を
    計数する計数手段を備え、この計数手段の計数結果が前
    記第2の番地保持手段に保持した番地とが一致したこと
    を検出することを特徴とする請求項2記載のデータ転送
    装置。
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