JPH09106629A - 光メモリ装置 - Google Patents

光メモリ装置

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JPH09106629A
JPH09106629A JP8292594A JP29259496A JPH09106629A JP H09106629 A JPH09106629 A JP H09106629A JP 8292594 A JP8292594 A JP 8292594A JP 29259496 A JP29259496 A JP 29259496A JP H09106629 A JPH09106629 A JP H09106629A
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circuit
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JP8292594A
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Atsushi Ishihara
淳 石原
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ID情報検出ミスを防止するととも
にブロック番号からのデータ部の開始位置を決定できる
光メモリ装置を提供する。 【構成】ブロック番号とこのブロック番号に対応するI
D回数情報とから成るID情報が、製造時に、連続して
複数個設けられたヘッダ及びこのヘッダに続いくデータ
記録領域を有するデータ記録の基本単位となる複数のブ
ロックを持つ光ディスク媒体(1) に対し、ID情報を検
出するID回数カウンタ(16)と、複数のID情報のブロ
ック番号の内の2個以上のブロック番号が検出されたこ
とに応答して当該ブロック番号に対応するブロックのデ
ータ記録領域にデータを記録するデータバッファ(26)
と、データが記録される際に、検出された2個以上のブ
ロック番号の内、最後に検出されたブロック番号に対応
するID回数情報により、データ記録されるデータ記録
領域を認識する制御回路(30)とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光メモリ媒体に対
して情報が記録または再生される光メモリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの記録方式として、CAV
(Constant Angular Velocity )方式及びCLV(Cons
tant Linear Velocity)方式とがある。CAV方式で
は、光ディスク媒体の回転数は一定に保たれ、一定のビ
ットレートにより記録または再生が行われる。このた
め、光スポットを所定のブロックヘ位置決めするための
シーク動作時に回転モータの回転数を変更する必要がな
く、高速のシーク動作が可能であるが、光ディスク媒体
の1トラック当りの記録容量が半径位置に関係なく一定
であるために光ディスク媒体の総記憶容量はCLV方式
より少なくなる。
【0003】CLV方式の場合には、光ディスク媒体の
半径方向に逆比例するように回転モータの回転数を変更
しながら一定のビットレートで記録または再生が行われ
る。このために、光ディスク媒体の1トラック当りの記
憶容量は半径に比例して増大し、光ディスク媒体の総記
憶容量はCAV方式の1.5倍となる。しかし、シーク
動作時に回転モータの回転数を変更する必要があるの
で、シーク動作時間が遅くなる。
【0004】上記のCAV方式及びCLV方式の欠点を
解決する新たな記録方式としたMCAV(Modified Con
stant Angular Velocity)方式が開発されている。この
MCAV方式は光ディスク媒体の回転数を一定に保ち、
光ディスク媒体の半径位置に比例するようにビットレー
トを変更しながら記録または再生を行なう方式である。
このために、シーク動作時に回転モータの回転数を変更
する必要がなく高速のシーク動作が行なえる。また、光
ディスク媒体の1トラック当りの記憶容量は半径に比例
して増大するので、光ディスク媒体の総記憶容量はCL
V方式と同じとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】MCAV方式で使用さ
れる光ディスク媒体は卜ラックに沿って複数のブロック
に区分され、各ブロックの先頭にID情報が光ディスク
媒体の製造において予め形成され、所謂プリフォーマッ
トされる。また、インデックス領域が光ディスク媒体の
記録ブロックから独立して設けられる。
【0006】上記のようなフォーマットを有する光ディ
スク媒体を用いてMCAV方式により記録または再生を
行なう場合、インデックス領域から目的のブロックのイ
ンデックス情報が検索され、インデックス情報に基づい
て各ブロックに設けられるID情報が検索され、ID情
報の後に設けられるデータ領域に対してデータの記録ま
たは再生が行われる。このように、インデックス情報を
読取った後にID情報が検索される方式であると、検索
スピードが遅くなる。また、光ビームが1ブロックを走
査する時間が一定でなく、ディスクの外周部に行くほど
短くなる。即ち、外周部において光ディスク媒体とピッ
クアッブヘッドとの相対速度が速くなり、ID情報を検
知できない事態が生じる。また、光ディスク媒体の製造
時、使用時または経年変化等により、光ディスク媒体に
傷、ほこり等ができると、ID情報が検出できなくな
る。このため、データ記録または再生に支障が生じる。
特に、記録時にはID情報が検出でき、データがID領
域後のデー夕領域に記録できても、再生時にID情報が
検出できない事態が生じると、記録データが再生できな
いことになり、装置の信頼性に問題が生じる。
【0007】この発明は、ID情報検出ミスを防止する
とともにブロック番号からのデータ部の開始位置を決定
できる光メモリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によると、ブロ
ック番号とこのブロック番号に対応するID回数情報と
から成るID情報が、製造時に、連続して複数個設けら
れたヘッダ、及びこのヘッダに続いて設けられたデータ
記録領域を有するデータ記録の基本単位となる複数のブ
ロックを持つ光ディスク媒体に対し、前記ID情報を検
出する手段と、この検出手段により前記複数のID情報
のブロック番号の内、少なくとも2個以上のブロック番
号が検出されたことに応答して、当該ブロック番号に対
応する前記ブロックの前記データ記録領域にデータを記
録する手段と、この記録手段によりデータ記録される際
に、前記検出された少なくとも2個以上のブロック番号
の内、最後に前記検出手段により検出されたブロック番
号に対応する前記ID回数情報により、前記記録手段に
よりデータ記録される前記データ記録領域を認識する手
段とを具備したことを特徴とする光ディスク装置が提供
される。
【0009】
【発明の実施の形態】第2図はこの発明の光メモリ装
置、例えば光ディスク装置に用いられる光ディスク媒体
1を示している。例えば、5インチの光ディスク媒体1
の場合、半径29〜61mmの間に2万トラックが設け
られ、MCAV方式では約40万ブロックが形成され
る。最内周トラックから最外周トラックまでの1トラッ
ク当りのブロック数は14から28まで変化する。ビッ
トレートは半径30〜60mmの範囲内において165
トラック毎に114段階に切換えられ、隣接するトラッ
ク段間でのビットレートの変化率は1%以内に収まるよ
うに設計される。
【0010】各ブロックの開始位置には、ブロックヘッ
ダAが、例えば光ディスク媒体1の製造時に設けられ
る。各ブロックは情報の記録の基本単位となり、最小で
1435バイトにより構成され、第1図に示すようにフ
ォーマットされる。即ち、ヘッダAを構成するプリフォ
ーマット部D1とデータ部D2とを有する。プリフォー
マット部D1は例えば48バイトにより構成され、16
バイトのプリアンブルVFOとこれに後続する4つのI
D領域ID(各IDは1バイトの同期情報を含む8バイ
トにより構成される)を有する。各ID領域IDはブロ
ック番号(No.)、ID回数(ID)、CRC、DM
Yを記憶する。データ部は記録済フラグ(16バイ
ト)、VFO(16バイト)、データ、ECC、再同期
コード(1306バイト)、PO(2バイト)、ポスト
フイールド(POST FIELD:32バイト)、ブロックギャ
ッブ(GAP:15バイト)を有する。
【0011】光ディスク媒体1は図2に示すように記録
領域Iaの内周部に欠陥管理情報を記録すると共に欠陥
領域の代替として用いられる、例えば1000トラック
分の代替領域aが設けられる。また、ユーザにより使用
される記録領域としてのユーザ領域(ユーザ記録領域)
bが設けられる。図3に示す回路に示されるように、上
記の光ディスク媒体1は光学ヘッド2により読み書きさ
れる。光学ヘッド2は周知のように半導体レーザ、光学
系、トラッキング系、フォーカシング系、光電センサを
含んでいる。光学ヘッド2の出力は再生信号増幅回路3
を介して再生信号二値化回路4に接続される。再生信号
二値化回路4は再生信号をデジタル信号(2−7コード
変調信号)に変換する。
【0012】光学ヘッド2の駆動入力部には、変調回路
6からの変調信号を受けて光学ヘッド2の半導体レーザ
を駆動するためにレーザ駆動回路5が接続される。再生
信号二値化回路4の出力は再生同期クロック抽出回路7
及び復調回路8並びにアドレスマーク検出回路9が接続
される。再生同期クロック抽出回路7は2−7コード変
調信号から復調クロックを生成する回路であり、復調回
路8は復調クロックにより2−7コード変調信号をNR
Z信号に復調する回路である。アドレスマーク検出回路
9は、ID情報の直前に設けられ、2−7コード変換規
約から外れたイレギュラーパターンを含むアドレスマー
クを検出する回路である。
【0013】復調回路8の出力は記録済フラグ検出回路
10、ID用シフトレジスタ11、CRC検出回路12
及び記録/再生スイッチング回路15に接続される。C
RC検出回路12の出力はアドレスマーク検出回路9の
出力と共にID検出夕イミング回路13に接続される。
ID検出夕イミング回路13の出力はID用シフトレジ
スタ11、CRC検出回路12及び比較器16のタイミ
ング信号入力端子に接続される。
【0014】ID用シフトレジスタ11の出力はID比
較器16及びID回数カウンタ17に接続される。ID
比較器16の出力はID回数カウンタ17の出力と共に
記録/再生タイミング回路18に接続される。記録/再
生タイミング回路18の出力はレーザ駆動回路5、変調
回路6、記録/再生スイッチング回路15及びID回数
カウンタ17に接続される。記録済フラグ検出回路10
はID用シフトレジスタ11と共に制御回路30に接続
される。
【0015】制御回路30の出力は記録/再生IDレジ
スタ14及び記録/再生タイミング回路18の他の入力
端子に接続される。ポストフイールド内容レジスタ1
9、CRC生成回路、ポストアンブルバターン発生回路
21、再同期コードパターン発生回路22、VFOパタ
ーン発生回路23、アドレスマークパターン発生回路2
4、記録済フラグパターン発生回路25、データバッフ
ァ26及び誤り訂正コード付加/誤り訂正回路27が記
録/再生スイッチング回路15に接続される。外部イン
ターフェース29を介してデータバッファ26、データ
転送回路28及び制御回路30が外部装置に結合され
る。
【0016】上記装置において、光ディスク媒体1が回
転モータ(図示せず)により、例えば925rpmで回
転され、光ヘッド2がレーザ駆動回路5により駆動され
ると、光へッド2からのレーザスポットにより光ディス
ク媒体のガイド溝がトラッキングされる。記録及び再生
はブロック単位で行われ、光スポットを所定のブロック
に位置付けするためにシーク動作が行われる。このシー
ク動作において、光ヘッド2から得られる再生信号は再
生信号増幅回路3により増幅され、再生信号二値化回路
4により2−7コード変調されたデジタル信号に変換さ
れる。
【0017】デジタル信号は再生同期クロック抽出回路
7により再生信号から抽出された同期クロックに同期し
て復調回路8によってNRZ信号に復調される。また、
デジタル再生信号がアドレスマーク検出回路9に入力さ
れ、ID情報の直前のアドレスマークが検出されると、
ID検出動作タイミング回路13が駆動される。このI
D検出動作タイミング回路13はCRC検出回路12か
ら信号を受けているが、このCRC検出回路12はID
及び回数に対して設定されているCRCを用いてCRC
チェックを行なう。このCRCチェックの結果が誤りで
あると判定されると、そのID情報は捨てられる。ID
チェックの結果が正しければ、ID検出動作タイミング
回路13に信号を出力する。
【0018】ID検出動作タイミング回路13はID検
出動作タイミング信号をID用シフトレジスタ7に入力
する。ID用シフトレジスタ7はこの信号に応答して、
記憶している内容に含まれているID情報の回数データ
を回数カウンタ17へ転送すると共にその記憶内容を制
御回路30に転送する。制御回路30はID情報から光
スポットの現在位置を認識し、光学ヘッド及び光学ヘッ
ド内の対物レンズを駆動する駆動手段(図示せず)を駆
動させることにより光スポットを目的トラックの目的ブ
ロックに移動させる。
【0019】また、制御回路30は入力されたID情報
が目的ブロックのID情報であるか否かを確認するため
に目的ブロックのID情報を記録/再生IDレジスタ1
4に設定し、この設定ID情報をID用シフトレジスタ
11の入力ID情報と比較するために比較器16に入力
する。CRC検出回路12から誤りなしの信号が出力さ
れ、比較器18が目的ブロックのID情報と読出された
ID情報との一致を表わす信号を出力すると、記録/再
生動作タイミング回路18から記録/再生動作に必要な
タイミング信号をレーザ駆動回路5、変調回路6、記録
/再生スイッチング回路15及びID回数カウンタ16
に入力する。尚、この記録/再生動作タイミング回路1
8の動作は制御回路30により予め設定されており、従
って、CRC検出回路12及びID比較器16から動作
信号が入力されても、制御回路30が動作を禁止する状
態を設定していれば、記録/再生動作タイミング回路1
8は動作しない。
【0020】上記のようなシーク動作、即ち光スポット
を目的ブロックに移動させる動作または目的ブロックに
おいてデータの記録または再生を行なう場合、ID情報
を正しく検出する必要があるが、光ディスク媒体の製造
中における傷、使用中における汚れ、または経年変化に
よる記録領域の劣化等によりID情報検出にエラーが生
じることがある。一般に光ディスクのエラー率は1×1
-5〜1×10-4エラー/ビット程度であり、このため
8バイト(=64ビット)で構成されるID情報にエラ
ーが含まれる確率は64×1×10-5〜64×1×10
-4程度であり、エラー訂正の手法をしたデータ部の訂正
後のエラー発生率10-12 エラー/バイトに比べてはる
かに高い。このため、この発明では、ID情報を4重に
多重化して光ディスク媒体1に記録されている。4重に
ID情報を記録することによりID検出工ラーの発生率
がかなり減少する。下表はID情報の数を4、3、2と
した3つの例についてのエラー発生率を示している。
【0021】
【表1】
【0022】上記表で示されるように各ブロックに4個
のID情報を設けた場合に、仮に1個のID領域にエラ
ーが混入する確率が5×10-3であるとすると、4個の
ID情報が1つも検知できない確率は(5×10-34
=6.25×10-10 となる。この値は1ブロック内に
データエラーが混入する確率10-9〜10-10 と同等か
それ以下となり、ID情報4重化により実用上、十分な
読取り率が得られる。また、3個のID情報が不良とな
る確率は1面当りのブロック数として表わせば0.19
ブロックであり、これも実用上許容できる。
【0023】1ブロックに3個のID情報を設けた場合
には、2個のID情報が検知できない確率は一面当り2
9.14ブロックであり、3個のID情報の内の1つも
検知できない確率は一面当り0.05ブロックである。
この範囲であると実用上問題ない。しかしながら、1ブ
ロックに2個しかID情報が−設けられない場合には、
エラー発生率は3886.7/面とかなり大きくなる。
従って、3個以上のID情報を1ブロック内に設けるこ
とが必要である。しかし、ID情報を増加させるとデー
タの総記憶容量が減少するので、3〜5個の範囲でID
情報を設けることが好ましい。
【0024】上記のID情報の検知において、特に、先
に述べたように再生時のID情報の検知を確実にするた
めには記録時のID検出条件を再生時より厳しくする必
要がある。そのため、記録時にはID情報は少なくとも
2個検知することが必要であり、2個のID情報を検知
できなければ、そのブロックへのデータの記録が禁止さ
れ、必要に応じてデータを代替領域aに記録する代替処
理が行われる。
【0025】上記の禁止及び代替処理は制御回路30に
より制御される。即ち、記録モードに光ディスク装置が
設定されると、ID用シフトレジスタ11を介して4つ
のID情報の内の正しく検出されたID情報が逐次に制
御回路30に入力される。制御回路30は2個以上のI
D情報を受けた時には記録動作開始を指示する信号を記
録/再生動作タイミング回路18に入力する。記録/再
生動作タイミング回路18は記録のための制御信号を記
録/再生スイッチング回路15に入力する。記録/再生
スイッチング回路15は制御信号に応答して、ポストア
ンブルパタ一ン発生回路21、再生同期コードパターン
発生回路22、VFOパターン発生回路23及びデータ
バッファ26のデータを変調回路6に選択的に導く。
【0026】データバッファ28はデータ転送回路28
からの記録データを記憶すると共に誤り訂正コード付加
/誤り訂正回路27により記録データに誤り訂正コード
を付加される。誤り訂正コード付加/誤り訂正回路27
により記録時のリードアフタライトの場合に弱訂正能力
で訂正を行なって厳しいチェックを行なうことによっ
て、再生時に通常エラー訂正能力により訂正を行なうこ
とができる。
【0027】記録/再生スイッチング回路15はID回
数カウンタ17を受けているが、このID回数カウンタ
17には検知された最後のID情報のID回数が装荷さ
れる。このID回数値は検出された最終ID情報記録位
置からデータ記録開始位置までの距離(例えばバイト
数)に相当する。従って、この回数値によりデータ記録
開始位置が決定できる。
【0028】ID回数カウンタ17がデータ記録開始位
置に相当する回数値までカウントアップされると記録タ
イミング信号をスイッチング回路15に供給する。この
とき、ポストアンブルパターン発生回路21、再同期コ
ードパターン発生回路22、VFOパターン発生回路2
3及びデータバッファ26のデータが変調回路6に入力
され、この変調信号に応じてレーザ駆動回路5が光学ヘ
ッド2の半導体レーザを駆動する。半導体レーザから発
生するレーザビームにより光ディスク媒体1の所定ブロ
ックのデータ記録開始位置からデータが書込まれる。
【0029】データ部へのデータの書込みが終わると、
リードアフターライトに移る。即ち、光ディスク媒体1
が一周して同ブロックに光スポットが到達したとき、I
D情報が読取られ、記録済フラグ領域の開始位置が決定
され、記録済フラグパターン発生回路25から出力され
る記録済フラグが記録済フラグ領域に書込まれる。ま
た、ID情報からポストフイールドの開始位置が決定さ
れ、このポストフイールドに、ID回数カウンタ17、
CRC生成回路20及びアドレスマークパターン発生回
路24からのデータが書込まれる。尚、ポストフイール
ド内容レジスタ19は制御回路30によってデータ入力
される。
【0030】記録済フラグを書込むことにより同じブロ
ックへの重複書込みが防止される。即ち、記録済のブロ
ックが記録モードにおいて再度指定された場合には記録
フラグが読取られ、記録済フラグレジスタ10に記録さ
れる。制御回路10は記録済フラグレジスタ10のフラ
グをチェックし、記録済フラグを検知すると、記録を禁
止する。ブロックに記録したデータを削除するときに
は、ポストフイールドに削除フラグが書込まれる。ID
情報が1つしか検知されない場合には、対応するブロッ
クへのデータの書込みは禁止され、代替処理が行われ
る。代替処理を行なう場合、制御回路30は代替領域a
の1ブロックの代替トラッーク番号、代替ブロック番号
を設定し、光スポットを代替ブロックに移動させる。代
替ブロックのID情報が検知されると、上記の記録動作
と同様な動作を経て所定のデータが代替ブロックに書込
まれる。
【0031】上記のようにして光ディスク媒体1に記憶
されたデータを読出す場合には、再生モードが設定さ
れ、再生したいブロックのID情報を入力する。この入
力ID情報は記録/再生IDレジスタ14に記録され
る。一方、光ディスク1から再生されるID情報はID
用シフトレジスタ11に記憶される。シフトレジスタ1
1は正しいID情報が入力される毎に、そのID情報を
逐次に制御回路30に転送する。制御回路30は1つの
ID情報を検知すれば、再生モードを実行する。即ち、
検知したID情報の回数値により読出位置が決定され、
データの読出が開始される。この場合、データ部のデー
タとデータ誤り訂正コードのみがデータバッファ26に
転送され、誤り訂正コード付加/誤り訂正回路27によ
りECCチェックされる。
【0032】再生信号は再生信号増幅回路3及び再生信
号二値化回路4を介して復調回路8に入力される。ID
比較器16は再生ID情報と設定された目的ID情報と
の一致信号を出力すると、一致信号に応答して記録/再
生動作タイミング回路18が記録/再生スイッチング回
路15に制御信号を出力する。スイッチング回路15は
復調回路8の復調信号をデータバッファ26に導く。デ
ータバッファ26の再生データは外部インターフェイス
29を介して、多くの場合、ホストコンピュータに出力
される。
【0033】
【発明の効果】上記のように、MCAV方式の光メモリ
装置において、各ブロックに複数のID情報領域を設け
ることにより、各ブロックにおけるID情報が確実に検
知でき、再生不能によるデータ消失が回避できる。ま
た、複数のID情報、即ち複数のブロック番号のどのブ
ロック番号を検知した場合でも、検知したブロック番号
からのデータ部の開始位置を決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施態様の光ディスク装置に使用
される情報記録媒体のブロックフォーマットを示す図。
【図2】代替領域を有する光ディスク媒体の平面図。
【図3】この発明の実施態様の光ディスク装置のブロッ
ク回路図。
【符号の説明】
1…光ディスク媒体、 2…光学ヘッド、 6…変調回路、 8…復調回路、 10…記録済フラグレジスタ、 11…ID用シフトレジスタ、 13…ID検出動作タイミング回路、 14…記録/再生IDレジスタ、 15…記録/再生スイッチング回路、 I6…ID比較器、 17…ID回数カウンタ、 18…記録/再生タイミング回路、 26…データバッファ、 30…制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック番号とこのブロック番号に対応
    するID回数情報とから成るID情報が、製造時に、連
    続して複数個設けられたヘッダ、及びこのヘッダに続い
    て設けられたデータ記録領域を有するデータ記録の基本
    単位となる複数のブロックを持つ光ディスク媒体に対
    し、前記ID情報を検出する手段と、この検出手段によ
    り前記複数のID情報のブロック番号の内、少なくとも
    2個以上のブロック番号が検出されたことに応答して、
    当該ブロック番号に対応する前記ブロックの前記データ
    記録領域にデータを記録する手段と、この記録手段によ
    りデータ記録される際に、前記検出された少なくとも2
    個以上のブロック番号の内、最後に前記検出手段により
    検出されたブロック番号に対応する前記ID回数情報に
    より、前記記録手段によりデータ記録される前記データ
    記録領域を認識する手段とを具備したことを特徴とする
    光ディスク装置。
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