JPS61107575A

JPS61107575A - 光デイスク装置

Info

Publication number: JPS61107575A
Application number: JP22787484A
Authority: JP
Inventors: Sumio Mori; 森　澄夫; Takafumi Onishi; 啓文大西
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1984-10-31
Filing date: 1984-10-31
Publication date: 1986-05-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の技術分野本発明は、光ディスクを用いてデータの記録、再生を行
う光ディスク装置に関し、特にデータの記録または再生
の際において、その記録または再生する領域を確実に検
出させて、データ処理の信頼性を向上させるようにした
ものである。

従来技術と問題点光ディスクは記録密度が高いことが特徴であり、記録さ
れる信号の１単位（ビット）の大きさはほぼ１７部ｍ径
程度である。従って光ディスク上にきわめて小さなきす
やごみの付着などがあると、信号の記録あるいは読取を
正確におこなうことができない、このような光ディスク
の欠陥に対処しデータの信頼性を高めるために、光ディ
スクでは記録トラックを複数のセクタと称する記録管理
用の小単位の大きさの領域に分割し、このセクタ毎に書
き込んだデータをチェックし、エラーがある場合には他
のセクタに書き直している。

セクタには、そのセクタの番地（トラック番地、セクタ
番地）を示すＩＯがあらかじめ書き込まれているＩＤフ
ィールドと、データが書き込まれるデータフィールドと
に大別される。一般にデータ・フィールドに書き込まれ
たデータは前述のようにチェックされエラーがあれば訂
正されるのに対して、１０フイールドはチェックされる
が訂正はなされないので、その領域に欠陥があると本来
あるべき場所にそのセクタ番地を検出することができず
、そのセクタは存在しないものとみなされてデータの書
き込みに使用されないパ・ンド・セクタとなる。すなわ
ちＩＤフィールドの一部に欠陥があるだけで、そのセク
タ全体が永久に使用されないことになる。

さらにまたＩＤフィールドをチェックし訂正する方式も
あるが、その場合には特別な訂正用の回路が必要となり
、装置が大型かつ高価になる。

一方、ディスクの欠陥などによる初期エラーがたとえば
ビット・エラー・レートで１０６であるとし、各セクタ
でＩ［］に用いるビットを２４とすると。

約４０００セクタに１セクタはバッド・セクタとなり、
光ディスクの一面で数百セクタがバッド・セクタとなる
。また、データを書き込んだ後に１０部にきずやごみの
付着などが発生すると、記録したデータを読み出すこと
ができないバッド・セクタとなる。

発明の目的本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり
、その目的は、データの読み書きに際して、ＩＤフィー
ルドから読み出された複数の各アドレス情報と目標アド
レス情報との一致数を計数し、その計数値が一定の条件
を満たすときにデータの読み書き動作を開始させるよう
にして、バッド・セクタの発生を減らすとともにバッド
・セクタに対する光ディスク装置側の処理を減らすこと
によってデータ処理の信頼性の向上を図った光ディスク
装置を提供することにある。

発明の構成上述した本発明の目的は、各セクタにアドレス情報を複
数個あらかじめ書き込んだＩＤフィールドと、データを
書き込むためのデータフィールドとを配置した光ディス
クに対してデータを読み書きする光ディスク装置におい
て、各セクタ毎に１０フイールドから読み出した複数個
の各アドレス情報と目標アドレス情報との一致を検出す
る検出手段と、検出手段から得られる一致数を計数する
計数手段と、計数手段による計数値があらかじめ定めた
条件のときに、データフィールドに対するデータの読み
書き動作を指示する手段とから構成した光ディスク装置
によって達成される。

発明の実施例第１図は本発明に適用される光ディスクｌセラフ分のデ
ータフォーマットの一例を示す、すなわち、実際の光デ
ィスクにはトラック上の各セクタ毎に第１図の左から右
に示す順にそれぞれの情報が決められた順序にデジタル
信号で書き込まれる。

図において、１はセクタの開始とアドレスを示す情報を
記録したＩＤフィールド、２はデータを記録するデータ
フィールドであり、さらに光ディスクの回転変動に対し
て各フィールドが互いに主ならないようにＩＩＩＩＤフ
ィールド１−タフィールド２との間にギャップ３および
４を設ける。ギャップ３は読みとり、書き込みヘッドの
切換え期間に使われる。ギャップ４の右側には次のセク
タのＩＤフィールドが続いている。

ＩＤフィールドｌは、光ディスクのセクタを検出するた
めのセクタマーク１１の書き込み領域、何も書き込まず
にギャップ１２とする領域、同期パターン１３の書き込
み領域、および光ディスクの物理アドレスを示すトラッ
ク番号およびセクタ番号からなるアドレス情報を書き込
むアドレス部１４からなる。

このアドレス部１４には、複数個の同一のアドレス情報
、例えば３個のアドレス情報１４Ａ　−１４Ｇをあらか
じめ書き込んでおく、このアドレス情報１４Ａ〜１４Ｃ
は１例えばトラック番号が２バイトからなり、セクタ番
号は１バイトからなる。さらに、アドレス情報１４Ａ　
−１４Ｇの各先頭には、アドレス情報１４Ａ〜１４Ｇが
次に検出される旨のデータであるアドレスマーク１４０
−１４Ｆを書き込む。

データフィールド２は、同期パターン２１の書き込み領
域、データフィールド２を検出するためのアドレスマー
クとダミーが交互に書き込まれる領域２２）実際に読み
書きされるデータが書き込まれるデータ部２３．および
書き込まれたデータのエラー訂正を行うために使用され
るエラー訂正コードキャラクタ２４が書き込、まれる領
域からなる。

次に、第１図に示すフォーマットで記録された内容を読
み出す場合について説明する。

まず１図示していない読み出し手段により、１０フイー
ルド１の各データの読み出しが開始されると、その読み
出しデータＳ１は、第２図に示すシフトレジスタ３１お
よびアドレスマークを検出するアドレスマーク検出回路
３２に供給される。

ここで、第２図において、３３はたとえばマイクロプロ
セッサ形態の中央処理装置（’ｃｐｕ）であり、目標と
するセクタの情報を外部よりノベス４２を介して受ける
と必要に応じて目標アドレス情報を算出　　　　　・し
、読み出し対象とするトラックを示す２　／＜イトのト
ラック番号とセクタを示す１バイトのセクタ番号のうち
、その２バイトのトラック番号を１ノ＜イトづつトラッ
クレジスタ３４Ａおよび３４Ｂに格納するとともに、１
バイトのセクタ番号をセクタレジスタ３４Ｇに格納する
。

３５はデジタル型のコンパレータであり、シフトレジス
タ３１からの１バイト単位の信号Ｓ２と、データセレク
タ３８により選択的に供給されるレジスタ３４、Ａ〜３
４Ｃからの１バイト単位の各データとを比較し、これら
の各比較データが一致したときにその旨の出力信号を送
出する。

３７は、コンパレータ３５からの一致信号をカウンタ３
８Ａ〜３８Ｃに送出する際に、その一致信号を対応する
カウンタ３８Ａ〜３８Ｇに分配するマルチプレクサであ
゛る。このマルチプレクサ３７は、リードステータスジ
ェネレータ３９からの制御信号によりその動作タイミン
グが制御される。

カウンタ３８Ａでは、２バイトからなるトラック番号の
うち上位の１バイトが目標トラック番号と一致した旨が
計数され、カウンタ３８Ｂでは同じく２バイトからなる
トラック番号のうち下位の１ノへイトが目標トラック番
号と一致した旨が計数され、さらに３８Ｇではセクタ番
号を示す、１バイトが目標セクタ番号と一致した旨が計
数される。　４０および４１は、各カウンタ３８Ａ〜３
８Ｇからあらかじめ定めた計数値ｍまたはｎ以上のカウ
ント出力があったときに、その旨の出力信号が得られる
アンドゲートである。この各出力信号は、後述のように
データフィールド２からのデータの読み出し指示信号、
またはデータフィールド２へのデータの書き込み指示信
号として用いられる。

他方、読み出しデータＳｌ中からアドレスマーク検出回
路３２によりアドレス部１４の最初のアドレスマーク１
４０が検出されると、リードスティタスジェネレータ３
９にその旨の信号が供給される。さらに、アドレスマー
ク１４０の検出につづいて、アドレス情報１４Ａ中のト
ラック番号がシフトレジスタ３１に供給されていく。

そして、シフトレジスタ３１にアドレス情報１４Ａ中の
トラック番号のうちの１バイトが格納されてコンパレー
タ３５に送出された時点で、トラックレジスタ３４Ａに
格納されている目標トラック番号がデータセレクタ３６
により選択されてコンパレータ３５に供給される。コン
パレータ３５では、読み出されたアドレス情報１４Ａ中
の最初のトラック番号と、トラックレジスタ３４Ａの内
容である目標トラック番号とが同一か否か比較する。

このコンパレータ３５による比較結果が一致したときに
は、この一致信号がアドレス情報１４Ａ中の２バイトか
らなるトラック番号のうち上位の１バイトが目標トラッ
ク番号と一致した旨の信号として、マルチプレクサ３７
を介してカウンタ３８Ａに供給されて計数される。この
ときのマルチプレクサ３７の動作タイミングは、アドレ
スマーク検出回路３２によりアドレスマーク１４０が検
出された旨の信号により起動されるリードステータスジ
ェネレータ３３からの制御信号による。

同様に、アドレス情報１４Ａ中の２バイトからなるトラ
ック番号のうちの次の１バイトと、トラックレジスタ３
４Ｂの内容である目標トラック番号の１バイトとがコン
パレータ３５により比較される。この比較結果が一致し
たときには、２バイトからなるトラック番号の次の１バ
イトが目標トラック番号と一致した旨の信号として、こ
の一致信号がマルチプレクサ３７を介してカウンタ３８
Ｂに供給されて計数される。

さらに引きつづいて、アドレス情報！４Ａ中のセクタ番
号と、セクタレジスタ３４Ｃの内容である目標セクタ番
号とがコンパレータ３５により比較される。この比較結
果が一致したときには、セクタ番号が目標セクタ番号と
一致した旨の信号として、この一致信号がマルチプレク
サ３７を介してカウンタ３８Ｇに供給されて計数される
。同様にして、アドレス情報１４Ｂおよび１４Ｇのトラ
ック番号とセクタ番号が目標とする番号であるか否か比
較される。

これらの一連の動作により、１０フイールド１のアドレ
ス部１４に書き込まれている３個のアドレス情報１４Ａ
〜１４Ｇが全て読み出されて、しかも各カウンタ３８Ａ
〜３８Ｇの一方の出力側からあらかじめ定めたｍ以上の
計数値が得られたときには、アンドゲート４０からその
旨の信号Ｓ３が得られる。

この信号Ｓ３は、データフィールド２の各データの読み
出し指示信号として用いられる。従って、この読み出し
指示信号Ｓ３の指示により読み出し手段がデータの読み
出しを開始し、データフィールド２の各データが順次読
み出される。

なお、上述の値ｍは、ＩＤフィールド１のアト゛レス部
１４にあらかじめ書き込まれるアドレス情報の数Ｎに対
してＮ）ｍの関係にあるものとする。ここで、Ｎは２以
上の整数であり、具体的には２，３．４程度が好ましい
、Ｎが大きいほどパッド番セクタの発生確立は小さくな
るが、光ディスクの初期エラーの確立を考えて決定すれ
ばよい。

次に、第１図に示すフォーマットでデータフィールド２
のデータ部２３にデータを記録する場合について説明す
る。

上述した読み出し時と同様に、まず、図示していない読
み出し手段により、１０フイールド１のアドレス部１４
にあらかじめ書き込まれている３情のアドレス情報１４
Ａ〜１４Ｇを読み出し、所定の信号処理を行う、そして
、各カウンタ３８Ａ〜３８Ｇの他方の出力側からあらか
じめ定めたｎ以上の計数値が得られたときには、アンド
ゲート４１からその旨の信号Ｓ４が得られ、この信号Ｓ
４はデータフィールド２へのデータの書き込み指示信号
として用いられる。従って、この書き込み指示信号Ｓ４
の指示により、図示していない書き込み手段がデータの
書き込みを開始し、データフィールド２に各データが順
次書き込まれていく。

なお、上述の値ｎは、ＩＤフィールド１のアドレス部１
４にあらかじめ書き込まれるアドレス情報の数Ｎに対し
てＭ）ｎの関係にあるものとする。さらに、この書き込
み時に設定される値ｎは、上述の読み出し時に設定され
る値ｍに等しくてもよいが、ｍよりも大きくして、書き
込み時の判定を読み出し時の判定よりもきびしくするの
が好ましい、すなわち、Ｎｕｎ≧ｍの関係が成立するよ
うに設定する。ここで、Ｎは２以上であり、ｎとｍは１
以上である。

このように、実施例によれば、１０フィールド１内にあ
らかじめ書き込んでおいた複数個の各アドレス情報と目
標アドレス情報との一致数を計数するようにした。そし
て、その計数値がｍ以上になったときには、データフィ
ールド２からデータを読み出すように、他方、その計数
値がｎ以上になったときには、データフィールド２ヘデ
ータを書き込むようにした。なお、光ディスク装置に用
いられる回路等は第２図の実施例に限定されるものでは
ない。

発明の詳細な説明したように、本発明によれば、光ディスクの各セ
クタのＩＯフィールドにアドレス情報を複数個あらかじ
め書き込んでおき、データの読み書きの際に、１０フイ
ールドから読み出された複数の各アドレス情報と目標ア
ドレス情報との一致数を計数して、その計数値があらか
じめ定めた条件のときに、データの読み書き動作を開始
するようにしたので、アドレス情報を１個しか書き込ん
でいない場合に比べて、光ディスクに欠陥があってもそ
のセクタのアドレス情報を読み出す確立が大きくなり、
従ってバッド曝セクタの発生確立は小さくなる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に適用される光ディスクのデータフォー
マットの一例を示す説明図、第２図は１０フイールドか
ら読み出したアドレス情報の処理を行う概略構成の一例
を示すブロック図である。ｌ　・・・１０フイールド、２・・・データフィールド、３．４・・・ギャップ、１４・・・アドレス部、１４Ａ−１４Ｇ・・・アドレス情報、１４０〜１４Ｆ・・・アドレスマーク。２３・・・データ部、３１・・・シフトレジスタ、３２・・・アドレスマーク検出回路、３３・・・中央処理装置（ＣＰＩＪ）、３４Ａ〜３４Ｇ
・・・レジスタ、３５・・・コンパレータ。３Ｂ・・・データセレクタ、３７・・・マルチプレクサ、３８Ａ〜３８Ｇ・・・カウンタ、３９・・・リードスティタスジェネレータ、４０．４１
・・・アンドゲート。

Claims

【特許請求の範囲】各セクタにアドレス情報を複数個あらかじめ書き込んだ
ＩＤフィールドとデータを書き込むためのデータフィー
ルドとを配置した光ディスクに対してデータを読み書き
する光ディスク装置において、各セクタ毎に前記ＩＤフィールドから読み出した各アド
レス情報と目標アドレス情報との一致を検出する検出手
段と、該検出手段から得られる一致数を計数する計数手段と、該計数手段による計数値があらかじめ定めた条件のとき
に、前記データフィールドに対するデータの読み書き動
作を指示する手段とを具備したことを特徴とする光ディ
スク装置。２）特許請求の範囲第１項記載の光ディスク装置におい
て、前記条件は、前記データフィールドからのデータの
読み出し時と、前記データフィールドへのデータの書き込み時とでは異なることを
特徴とする光ディスク装置。