JPH07140247A - レーザ光を用いた車載用距離測定装置 - Google Patents

レーザ光を用いた車載用距離測定装置

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JPH07140247A
JPH07140247A JP5289405A JP28940593A JPH07140247A JP H07140247 A JPH07140247 A JP H07140247A JP 5289405 A JP5289405 A JP 5289405A JP 28940593 A JP28940593 A JP 28940593A JP H07140247 A JPH07140247 A JP H07140247A
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distance
laser
emission timing
distance measuring
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眞人 吉田
Wataru Ishio
渉 石尾
Yoshiro Tasaka
吉朗 田坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光を走査させる測定装置において、干
渉光に基づく誤測定を回避することができるレーザ光を
用いた車載用距離測定装置の提供を目的とする。 【構成】 この距離測定装置は、所定の発光タイミング
にしたがってレーザ光の発光、受光を行ない、その遅延
時間に基づいて距離を算出する。これら各距離データの
間に連続性がない場合は干渉光による受光信号であると
判断しバッファへの登録を行なわない(ステップS
4)。次に、一定の測定領域を複数の距離グループに分
割し、バッファに登録された距離データが、各距離グル
ープごとに予め設定されたしきい値をこえるか否かを判
別し、しきい値を下回る距離グループのデータを消去す
る(ステップS12からS18)。このしきい値を、遠
い距離グループほど小さな値として設定しておくことに
よって、所望の大きさの測定対象を基準に距離データを
排除することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いた走査
型の車載用距離測定装置の構造に関し、特に他車が発し
たレーザ光による干渉光を排除する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の前方を走行する他車や、
障害物を検出する車載用距離測定装置が提案されてい
る。この距離測定装置は、前方に位置する他車や障害物
との距離を測定し、例えばこの測定距離が短くなった場
合、追突の危険があるとして警報音等を発する。
【0003】図11に示す自動車100には距離測定装
置が搭載されている。そして、この距離測定装置の発光
部H1からレーザ光L1が発光され、レーザ光L1は前
方を走行する測定対象車101に照射される。レーザ光
L1は測定対象車101の後部に設けられたリフレクタ
で反射し、この反射光が自動車100に搭載してある距
離測定装置の受光部(図示せず)で受光される。距離測
定装置は、レーザ光L1の発光から受光までの遅延時間
に基づいて測定対象車101との距離を算出する。
【0004】また、図10に示すようなレーザ光走査型
の距離測定装置もある。この測定装置は、発光部H1か
ら縦長ビーム状のレーザ光L9を発し、このレーザ光L
9を繰り返し矢印90方向に走査しながら距離測定を行
なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用距離測定
装置には、次のような問題があった。例えばこの車載用
距離測定装置を搭載した車両が複数、路上を走行してい
る場合、他の車両が発したレーザ光の反射光(干渉光)
が自車の受光部に入射してしまうことがある。上述のよ
うに、距離測定装置は、レーザ光の発光から反射光の受
光までの遅延時間に基づいて距離測定が行われている。
したがって、このような他車のレーザ光による干渉光を
受光してしまうと、誤った距離測定を行ってしまい、適
正な測定を行うことができなくなる。
【0006】そこで従来、受光部に偏光フィルタを設
け、発光部が発したレーザ光の偏波面に対し、90度の
偏波面のレーザ光のみを受光する距離測定装置がある。
しかし、この偏光フィルタを用いた距離測定装置では、
リフレクタからの反射光しか受光できない。例えば、壁
面や歩行者については鏡面性がないためレーザ光が乱反
射し、レーザ光の偏波面が異なってしまうため、壁面や
歩行者対する距離測定を行うことができない。すなわ
ち、測定対象が限定されるという問題がある。距離測定
に基づいて追突防止の警告などを行う場合には、壁面や
歩行者なども検出する必要があり、この点、不都合が生
じる。
【0007】また、検出範囲内における多数の測定値を
平均化処理し、平均値に対して大幅にずれている測定値
を無視して、干渉光を排除する距離測定装置もある。し
かし、図10に示すようなレーザ光走査型の距離測定装
置では、上記のように狭い範囲に絞ったレーザ光を繰り
返し走査して距離測定を行う。このため、図11のよう
な距離測定装置と異なり、特定の測定ポイントに対して
得られる測定値は比較的少なくなる。したがって、平均
化値の信頼性は低く、正確に干渉光を排除できないとい
う問題がある。
【0008】そこで本発明は、レーザ光を走査させる測
定装置において、干渉光に基づく誤測定を回避すること
ができるレーザ光を用いた車載用距離測定装置の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のレーザ光を用
いた車載用距離測定装置は、所定の測定範囲でレーザ光
を走査させながら、発光タイミングに応じて、測定対象
に向けてレーザ光を発する発光部、測定対象からのレー
ザ光の反射光を受光し、発光タイミングに対応する各受
光信号を出力する受光部、受光部からの各受光信号に基
づいて、測定対象との間の距離をそれぞれ測定し出力す
る距離測定部、を備えたレーザ光を用いた車載用距離測
定装置において、距離測定部が測定、出力する各距離を
取り込み、レーザ光を走査させる測定範囲内で、取り込
んだ各距離が所定の連続性を有しているとき、当該各距
離を適正値として採用し、所定の連続性を有していない
とき、当該各距離を不適正値として排除する連続性識別
部(図3、ステップS4、S6)、を備えていることを
特徴としている。
【0010】請求項2のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
ら、発光タイミングに応じて、測定対象に向けてレーザ
光を発する発光部、測定対象からのレーザ光の反射光を
受光し、発光タイミングに対応する各受光信号を出力す
る受光部、受光部からの各受光信号に基づいて、測定対
象との間の距離をそれぞれ測定し出力する距離測定部、
を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
て、測定範囲を所定の分割距離にしたがい複数の距離グ
ループに分割し、各距離グループに距離測定部が測定、
出力した距離を測定ポイントとして付与して、予め各距
離グループごとに設定したしきい値と、各距離グループ
内に付与された測定ポイントの数とに基づいて、適正値
と不適正値とを選択する距離グループ分割識別部(図
3、ステップS12、S14)、を備えていることを特
徴としている。
【0011】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
ら、発光タイミングに応じて、測定範囲の端部を除く範
囲に対して測定対象に向けてレーザ光を発する発光部、
測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、発光タイミ
ングに対応する各受光信号を出力する受光部、受光部か
らの各受光信号に基づいて、測定対象との間の距離をそ
れぞれ測定し出力する距離測定部、を備えたレーザ光を
用いた車載用距離測定装置において、発光タイミングに
対する乱数を発生する乱数発生部(図7、ステップS3
4)、発光部がレーザ光を発光しなかった測定範囲の端
部の範囲において、受光部が受光信号を受光したか否か
を判別し、受光信号を受光しているとき発光タイミング
変更信号を出力する発光タイミング変更判別部(図7、
ステップS30、S32)、発光タイミング変更判別部
が発光タイミング変更信号を出力したとき、乱数発生部
からの乱数に基づいてレーザ光の発光タイミングを変更
する発光タイミング変更部(図7、ステップS36)、
を備えていることを特徴としている。
【0012】請求項4のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測定
装置において、発光タイミング変更部は、測定範囲での
レーザ光の走査単位で発光タイミングを変更する(図
7、ステップS36)、ことを特徴としている。
【0013】請求項5のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測定
装置において、発光タイミング変更部は、レーザ光の発
光タイミング単位で発光タイミングを変更する(図7、
ステップS36)、ことを特徴としている。
【0014】請求項6のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置は、所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
ら、発光タイミングに応じて、測定範囲の端部を除く範
囲に対して測定対象に向けてレーザ光を発する発光部、
測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、発光タイミ
ングに対応する各受光信号を出力する受光部、受光部か
らの各受光信号に基づいて、測定対象との間の距離をそ
れぞれ測定し出力する距離測定部、を備えたレーザ光を
用いた車載用距離測定装置において、発光部がレーザ光
を発光しなかった測定範囲の端部の範囲を複数の分割領
域に分割し、当該端部の範囲において受光部が反射光を
受光したとき、複数の分割領域中、反射光を受光した分
割領域を不適正領域として記憶する不適正領域判別手段
(図9、明細書第14頁第19行ないし第27行)、受
光部から各受光信号を取り込み、発光部がレーザ光を発
した領域に関し、不適正領域判別手段が記憶した不適正
領域に対応する受光信号を不適正値として排除し、他の
受光信号のみを適正値として距離測定部に向けて出力す
る不適正値排除部(明細書第14頁第28行ないし第1
5頁第4行)、を備えたことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離測定装
置においては、連続性識別部は、距離測定部が測定、出
力する各距離を取り込む。そして、レーザ光を走査させ
る測定範囲内で、取り込んだ各距離が所定の連続性を有
しているとき、各距離を適正値として採用し、所定の連
続性を有していないとき、各距離を不適正値として排除
する。
【0016】このように、測定した距離が所定の連続性
を有していない場合、この距離を不適正値として扱うた
め、干渉光などが受光部に受光されたとしても、この干
渉光に基づいて出力された測定値を不適正値として排除
することができる。
【0017】請求項2のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、距離グループ分割識別部は、測定範
囲を所定の分割距離にしたがい複数の距離グループに分
割する。そして、各距離グループに距離測定部が測定、
出力した距離を測定ポイントとして付与して、予め各距
離グループごとに設定したしきい値と、各距離グループ
内に付与された測定ポイントの数とに基づいて、適正値
と不適正値とを選択する。
【0018】したがって、各距離グループ内に付与され
た測定ポイントの数が、例えばしきい値を下回る場合、
この測定値を不適正値として排除することができる。こ
のため、干渉光などが受光部に受光されたとしても、こ
の干渉光に基づいて出力された測定値を不適正値として
排除することができる。
【0019】また、より遠い距離の距離グループに高い
しきい値を設定することによって、一定の大きさの測定
対象を基準として不適正値を排除することができる。
【0020】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、乱数発生部は、発光タイミングに対
する乱数を発生する。また、発光タイミング変更判別部
は、発光部がレーザ光を発光しなかった測定範囲の端部
の範囲において、受光部が受光信号を受光したか否かを
判別し、受光信号を受光しているとき発光タイミング変
更信号を出力する。
【0021】そして、発光タイミング変更部は、発光タ
イミング変更判別部が発光タイミング変更信号を出力し
たとき、乱数発生部からの乱数に基づいてレーザ光の発
光タイミングを変更する。
【0022】したがって、レーザ光を発光しなかった測
定範囲の端部の範囲において、干渉光などが受光された
場合、レーザ光の発光タイミングが変更される。
【0023】請求項4のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、発光タイミング変更部は、測定範囲
でのレーザ光の走査単位で発光タイミングを変更する。
【0024】したがって、受光部に干渉光などが受光さ
れた場合、レーザ光の走査単位で発光タイミングを変更
することができる。
【0025】請求項5のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、発光タイミング変更部は、レーザ光
の発光タイミング単位で発光タイミングを変更する。
【0026】したがって、受光部に干渉光などが受光さ
れた場合、レーザ光の発光タイミング単位で発光タイミ
ングを変更することができる。
【0027】請求項6のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、不適正領域判別手段は、発光部がレ
ーザ光を発光しなかった測定範囲の端部の範囲を複数の
分割領域に分割し、この端部の範囲において受光部が反
射光を受光したとき、複数の分割領域中、反射光を受光
した分割領域を不適正領域として記憶する。
【0028】また、不適正値排除部は、受光部から各受
光信号を取り込み、発光部がレーザ光を発した領域に関
し、不適正領域判別手段が記憶した不適正領域に対応す
る受光信号を不適正値として排除し、他の受光信号のみ
を適正値として距離測定部に向けて出力する。
【0029】したがって、レーザ光を発光しなかった測
定範囲の端部の範囲において、干渉光などが受光された
場合、この干渉光などに基づく受光信号を不適正値とし
て排除することができる。
【0030】
【実施例】本発明に係るレーザ光を用いた車載用距離測
定装置の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は車
載用距離測定装置のブロック図である。制御回路2はレ
ーザダイオード駆動回路6に向けて発光タイミング信号
を出力しており、レーザダイオード駆動回路6はこの発
光タイミング信号にしたがってレーザダイオード8から
レーザ光を発光させる。
【0031】そして走査装置10は、レーザ光を所定の
測定範囲内で繰り返し走査させる。この状態を図2に示
す。レーザ光L9は、走査装置10によって測定範囲R
9内を矢印90方向に繰り返し走査される。なお、レー
ザ光L9の走査位置は、図1の走査位置検出装置12に
よって検出され、制御回路2に与えられる。
【0032】レーザ光は測定対象で反射し、この反射光
がフォトダイオード16に受光され、受光回路14を介
して受光信号が制御回路2に取り込まれる。制御回路2
はレーザ光の発光タイミングに同期させて、この受光信
号を取り込む。そして、レーザ光の発光からその反射光
の受光までの遅延時間を計測し、この遅延時間に基づい
て測定対象までの距離を演算して求める。なお、図2に
示す測定範囲R9中、両端の端部領域R5については、
走査速度との関係で安定した測定ができないため、レー
ザ光は発光せず、測定動作は行なわない。
【0033】ところで、この車載用距離測定装置を搭載
した車両が複数、路上を走行している場合、他の車両が
発したレーザ光の反射光(干渉光)が自車の受光部に入
射してしまうことがある。距離測定装置は、レーザ光の
発光から反射光の受光までの遅延時間に基づいて距離測
定を行なっているため、他車が発したレーザ光による干
渉光を受光してしまうと、誤った距離測定を行ってしま
う。
【0034】このような干渉光による誤測定を回避する
ため、図1に示すように制御回路2内には干渉防止装置
4が設けられている。この干渉防止装置4の各実施例を
以下に説明する。
【0035】[第1の実施例]本実施例では、レーザ光
の1走査中で求めた測定ポイントの連続性や、分割した
距離グループごとに付与したしきい値を基準に測定値の
適正、不適正を判別し、不適正と判断された値を干渉光
に基づく測定値として排除するものである。
【0036】図2に示す測定領域R9の角度が200m
radであり、この範囲のレーザ光の走査時間が100
msであるとする。そして、25μsごとに制御回路2
(図1)は発光タイミング信号を出力し、レーザ光の発
光、反射光の受光を行なって距離測定を実行する。すな
わち、レーザ光1走査中で4000回の測定タイミング
があり、4000サンプルのデータが取り込まれる。な
お、上述した測定を行なわない端部領域R5(図2)
は、両端それぞれ400サンプル(計800サンプル)
であり、実際に距離測定では3200サンプル分のデー
タを取り込むことになる。
【0037】こうして得た3200サンプル分のデータ
を80領域、40サンプル毎にまとめこみ、80個のデ
ータに集約する。図5は1領域(40サンプル)分の測
定範囲を示している。本実施例での測定可能距離は10
0mであり、この1領域を10mごとの分割距離にした
がい、10個の距離グループに分割している。そして、
測定した距離データを、対応する各距離グループバッフ
ァに登録する。この場合、所定の連続性を有する距離デ
ータのみを登録し、連続性を有していない距離データは
不適正値として排除する。
【0038】本実施例の具体的な処理のフローチャート
を図3に掲げる。まず、反射光の受光信号に基づいて制
御部2(図1)は距離データを求める(ステップS
2)。次に、この距離データに所定の連続性があるか否
かを判別し(ステップS4)、連続性があるデータのみ
を距離グループバッファに登録する(ステップS6)。
この連続性とは、例えば図4のように、±0.5mの範
囲内で、測定した距離データが3以上連続していること
をいう。なお、この連続性の基準数値「3]は、所望の
測定対象、例えば前方を走行する他車のリフレクタの大
きさを基準に決定する。
【0039】すなわち、図4(例1)のように、同じ距
離で距離データが3つ連続している場合は適正値として
これらの値を距離グループバッファ(図5)に登録す
る。また、図4(例2)のように、距離データが1つの
場合は連続性がなく不適正値であるとして距離グループ
バッファには登録せず、このデータは排除する。図4
(例3)では距離データが3つあるが、±0.5mの範
囲を越えているため不適正値であり距離グループバッフ
ァには登録しない。
【0040】図4(例4)は距離データが4つ連続して
おり、±0.5mの範囲内であるので距離グループバッ
ファに登録する。また、図4(例5)は距離データが3
つあるが、±0.5mの範囲を越えているため不適正値
であり距離グループバッファには登録しない。なお図4
の例で、連続性の条件を満たす場合は、図5に示す50
mから60mの距離グループバッファに登録される。
【0041】図3のステップS6で距離グループバッフ
ァへの登録を行ない、続いて次の領域、すなわち次の4
0サンプル分のデータ領域に入ったか否かを判別する
(ステップS8)。次の領域に入っていない場合は再び
ステップS2に戻りステップS6までの処理を繰り返
す。
【0042】以上のような連続性の判別を行ないながら
距離グループバッファへの登録を行なう。したがって、
フォトダイオード16(図1)に干渉光が受光された場
合、距離データに連続性がなく、不適正値として干渉光
に基づくデータを排除することができる。
【0043】ステップS8で次の領域に入ったと判別さ
れた場合、ステップS10に進み、距離グループバッフ
ァへ登録した距離データが少なくとも1つあったか否か
を判別する(ステップS10)。ここで、登録したデー
タが1つもない場合は、この40サンプル分の領域で
は、適正な測定対象が検出されなかったとうことである
から、ステップS2に戻る。距離グループバッファへ登
録した距離データが少なくとも1つある場合は、この4
0サンプル分の領域の代表値を決定する必要があるの
で、ステップS12以下の処理が実行される。
【0044】まずステップS12では、登録した距離デ
ータの数がしきい値をこえている距離グループがあるか
否かを判別する。そして、しきい値をこえている距離グ
ループが全くない場合は、各距離グループに登録された
距離データはすべて不適正値であるとして、消去する
(ステップ18)。
【0045】ここでしきい値とは、図5に示すように各
距離グループに予め設定されている数値のことである。
本実施例においては、距離の遠い距離グループほど小さ
な値が設定されている。これは、例えば前方を走行する
他車のリフレクタを測定対象と考えた場合、距離が遠く
なるほど測定される対象物が小さくなるからである。し
きい値を下回る値を不適正値として消去することによっ
て、干渉光に基づくデータを排除することができる。
【0046】ステップS12で登録した距離データの数
がしきい値をこえている距離グループがあると判別され
た場合はステップS14に進み、最も距離の短い距離グ
ループを選択する。すなわち、しきい値をこえる距離グ
ループが複数ある場合、登録されている距離データの数
にかかわらず、最も距離の短い距離グループを選択す
る。そして、選択した距離グループに登録されている距
離データの平均値を演算して、この40サンプル分の領
域における代表値とする(ステップS16)。
【0047】代表値を求めた後、各距離グループに登録
された距離データを消去し、ステップS2に戻って次の
領域に関する処理を行なう。以上のようにして、320
0サンプル分のデータを80領域、40サンプル毎にま
とめこみ、80個のデータに集約する。上述のように距
離データのまとめこみに際して不適正値が排除されてい
るため、干渉光による誤測定などが回避される。そし
て、まとめこんだ80個のデータに基づいて以後の処理
が行なわれる。
【0048】なお代表値を求める際、図3のステップS
12以下の処理に代って、まず登録された距離データの
数が最も多い距離グループを選択し、その距離データの
数がしきい値をこえる場合に平均値を求めることもでき
る。登録された距離データの数が同数の距離グループが
ある場合は、最も距離の短い距離グループを選択する。
【0049】[第2の実施例]次に、本発明に係るレー
ザ光を用いた車載用距離測定装置の第2の実施例を説明
する。本実施例では、干渉光を受光した場合、乱数を発
生させて発光タイミングをずらしてレーザ光を発光し、
干渉光による誤測定を回避する。
【0050】図6に本実施例に係るブロック図を示す。
CPU20はタイミング発生回路24に向けて起動信号
を出力している。そして、タイミング発生回路24は発
振器22が発するパルス信号を取り込み、所定のパルス
数に達した時点で発光信号を出力する。この発光信号は
発光回路26に与えられ、レーザダイオードからレーザ
光が発光される。
【0051】また、タイミング発生回路24からは走査
制御信号が走査装置34に与えられており、発光タイミ
ングに同期してレーザ光の走査が行なわれるようになっ
ている。なお、走査装置34からは走査位置信号が出力
され、CPU20はレーザ光の走査位置を認識すること
ができる。
【0052】測定対象からの反射光は受光回路28に受
光される。カウンタ32は、タイミング発生回路24か
らの発光信号にしたがってリセットされ、受光回路28
からの受光信号によってカウントがストップされる。こ
れによってレーザ光の発光から反射光の受光までの遅延
時間が計数値としてCPU20に与えられ、この計数値
に基づいて測定対象までの距離が求められる。
【0053】上述のように、図2に示す測定範囲R9
中、両端の端部領域R5については、走査速度との関係
で安定した測定ができないため、レーザ光を発光してい
ない。したがって、例えばこの端部領域R5において受
光回路から受光信号が出力された場合は、これを干渉光
と考えることができ、以後の処理で乱数を発生させて発
光タイミングをずらしてレーザ光を発光する。
【0054】受光監視回路30は、このような端部領域
R5における受光信号の有無を判別している。受光監視
回路30は、タイミング発生回路24から発光タイミン
グに応じて出力されている発光信号を取り込みつつ、受
光信号の有無を検知している。そして、受光信号が与え
られるとCPU20に向けて検知信号を出力する。
【0055】図7に本実施例におけるフローチャートを
示す。まず、走査装置34からの走査位置信号に基づい
て、CPU20は現在、端部領域R5を走査しているか
否かを判別する(ステップS30)。そして、端部領域
R5でない場合は、カウンタ32からの計数値を取り込
み、測定距離を求める通常の処理を実行する(ステップ
S38)。
【0056】端部領域R5を走査中に受光回路28から
受光信号が出力された場合は、干渉光を受光したと考え
られるので、CPU20が備えている乱数発生回路から
乱数を発生させる(ステップS32、S34)。そし
て、この乱数分だけ発光タイミングをずらしてレーザ光
を発光させる(ステップS36)。具体的には、発振器
22に対する発振制御信号を停止することによって発光
タイミングのずれを生じさせる。
【0057】図8Aは発光タイミング、図8Bは受光タ
イミングを示している。図8Bに示すように、受光周期
K1の間には非受光周期K2が位置している。発光タイ
ミングをずらしてレーザ光を発光させ、干渉光の周期を
非受光周期K2に位置させることによって干渉光による
誤測定を回避することができる。
【0058】以上のような乱数に基づく発光タイミング
のずれを、レーザ光の各発光ごとに行ない、干渉光がな
くなるまでこの動作を実行する。また、レーザ光の発光
単位でなく、レーザ光の走査単位で発光タイミングをず
らして干渉光を排除することもできる。
【0059】[第3の実施例]次に、本発明に係るレー
ザ光を用いた車載用距離測定装置の第3の実施例を説明
する。本実施例では、干渉光を受光したタイミングと同
じタイミングの受光信号を不適正値として排除すること
によって、干渉光による誤測定を回避しようとするもの
である。なお、本実施例におけるブロック図は上で説明
した図6と同様である。
【0060】図9Aは発光タイミング、図9Bは受光タ
イミングを示している。図6に示す走査装置34が端部
領域R5(図2)を走査している際、受光回路28から
受光信号が出力された場合は、これを干渉光と考えるこ
とができる。本実施例では図9Cに示すように、受光タ
イミングを(1)から(10)までの10個の分割領域
に分割しており、干渉光の受光がどの分割領域で行なわ
れたかを識別する。
【0061】図6に示す受光監視回路30には、受光信
号とともにタイミング発生回路24からの発光信号が与
えられており、これらの信号に基づいて受光監視回路3
0が干渉光が受光された分割領域を識別し、この分割領
域を不適正領域として記憶する。
【0062】ここで、この干渉光による悪影響が大きい
と判断される場合、例えば同じ分割領域に所定回数、繰
り返し干渉光が受光されているような場合、前回の走査
に基づいて求めた測定距離に誤測定が生じている可能性
が高い。このため、前回の走査に基づく受光信号中で、
不適正領域に対応する受光信号を排除し、不適正領域に
対応しない受光信号のみに基づいて測定距離を算出す
る。これによって干渉光に基づく誤測定を回避すること
ができる。
【0063】なお、本実施例を上記第2の実施例に適用
することもできる。すなわち、第2の実施例で説明した
ように、乱数を発生させてレーザ光の走査単位で発光タ
イミングをずらせるとともに、干渉光を受光した不適正
領域の前回の受光信号を排除するようにしてもよい。こ
れによって、より確実に干渉光に基づく誤測定を回避す
ることができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1のレーザ光を用いた車載用距離
測定装置においては、連続性識別部は、距離測定部が測
定、出力する各距離を取り込む。そして、レーザ光を走
査させる測定範囲内で、取り込んだ各距離が所定の連続
性を有しているとき、各距離を適正値として採用し、所
定の連続性を有していないとき、各距離を不適正値とし
て排除する。
【0065】このように、測定した距離が所定の連続性
を有していない場合、この距離を不適正値として扱うた
め、干渉光などが受光部に受光されたとしても、この干
渉光に基づいて出力された測定値を不適正値として排除
することができる。したがって、干渉光に基づく誤測定
を回避することができる。
【0066】請求項2のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、距離グループ分割識別部は、測定範
囲を所定の分割距離にしたがい複数の距離グループに分
割する。そして、各距離グループに距離測定部が測定、
出力した距離を測定ポイントとして付与して、予め各距
離グループごとに設定したしきい値と、各距離グループ
内に付与された測定ポイントの数とに基づいて、適正値
と不適正値とを選択する。
【0067】すなわち、各距離グループ内に付与された
測定ポイントの数が、例えばしきい値を下回る場合、こ
の測定値を不適正値として排除することができる。この
ため、干渉光などが受光部に受光されたとしても、この
干渉光に基づいて出力された測定値を不適正値として排
除することができる。したがって、干渉光に基づく誤測
定を回避することができる。
【0068】また、より遠い距離の距離グループに高い
しきい値を設定することによって、一定の大きさの測定
対象を基準として不適正値を排除することができる。し
たがって、より確実に干渉光に基づく誤測定を回避する
ことができる。
【0069】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、乱数発生部は、発光タイミングに対
する乱数を発生する。また、発光タイミング変更判別部
は、発光部がレーザ光を発光しなかった測定範囲の端部
の範囲において、受光部が受光信号を受光したか否かを
判別し、受光信号を受光しているとき発光タイミング変
更信号を出力する。
【0070】そして、発光タイミング変更部は、発光タ
イミング変更判別部が発光タイミング変更信号を出力し
たとき、乱数発生部からの乱数に基づいてレーザ光の発
光タイミングを変更する。
【0071】すなわち、レーザ光を発光しなかった測定
範囲の端部の範囲において、干渉光などが受光された場
合、レーザ光の発光タイミングが変更される。したがっ
て、干渉光に基づく誤測定を回避することができる。
【0072】請求項4のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、発光タイミング変更部は、測定範囲
でのレーザ光の走査単位で発光タイミングを変更する。
すなわち、受光部に干渉光などが受光された場合、レー
ザ光の走査単位で発光タイミングを変更することができ
る。したがって、干渉光に基づく誤測定を回避すること
ができる。
【0073】請求項5のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、発光タイミング変更部は、レーザ光
の発光タイミング単位で発光タイミングを変更する。す
なわち、受光部に干渉光などが受光された場合、レーザ
光の発光タイミング単位で発光タイミングを変更するこ
とができる。したがって、干渉光に基づく誤測定を回避
することができる。
【0074】請求項6のレーザ光を用いた車載用距離測
定装置においては、不適正領域判別手段は、発光部がレ
ーザ光を発光しなかった測定範囲の端部の範囲を複数の
分割領域に分割し、この端部の範囲において受光部が反
射光を受光したとき、複数の分割領域中、反射光を受光
した分割領域を不適正領域として記憶する。
【0075】また、不適正値排除部は、受光部から各受
光信号を取り込み、発光部がレーザ光を発した領域に関
し、不適正領域判別手段が記憶した不適正領域に対応す
る受光信号を不適正値として排除し、他の受光信号のみ
を適正値として距離測定部に向けて出力する。
【0076】すなわち、レーザ光を発光しなかった測定
範囲の端部の範囲において、干渉光などが受光された場
合、この干渉光などに基づく受光信号を不適正値として
排除することができる。したがって、干渉光に基づく誤
測定を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ光を用いた車載用距離測定
装置の第1の実施例におけるブロック図である。
【図2】レーザ光の測定範囲等を示す図である。
【図3】第1の実施例におけるフローチャートである。
【図4】測定ポイントの連続性を示す図である。
【図5】測定範囲中の1領域(40サンプル)を示す図
である。
【図6】本発明に係るレーザ光を用いた車載用距離測定
装置の第2、または第3の実施例におけるブロック図で
ある。
【図7】第2の実施例におけるフローチャートである。
【図8】発光タイミング、受光タイミングを示す図であ
る。
【図9】発光タイミング、受光タイミング、分割領域を
示す図である。
【図10】レーザ光走査型の車載用距離測定装置を示す
図である。
【図11】従来のレーザ光を用いた車載用距離測定装置
を示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・制御回路 4・・・・・干渉防止装置 6・・・・・レーザダイオード駆動回路 8・・・・・レーザダイオード 10・・・・・走査装置 12・・・・・走査位置検出装置 14・・・・・受光回路 16・・・・・フォトダイオード 24・・・・・タイミング発生回路 30・・・・・受光監視回路 L9・・・・・レーザ光 R5・・・・・端部領域 R9・・・・・測定範囲

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
    ら、発光タイミングに応じて、測定対象に向けてレーザ
    光を発する発光部、 測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、発光タイミ
    ングに対応する各受光信号を出力する受光部、 受光部からの各受光信号に基づいて、測定対象との間の
    距離をそれぞれ測定し出力する距離測定部、 を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
    て、 距離測定部が測定、出力する各距離を取り込み、レーザ
    光を走査させる測定範囲内で、取り込んだ各距離が所定
    の連続性を有しているとき、当該各距離を適正値として
    採用し、所定の連続性を有していないとき、当該各距離
    を不適正値として排除する連続性識別部、 を備えていることを特徴とするレーザ光を用いた車載用
    距離測定装置。
  2. 【請求項2】所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
    ら、発光タイミングに応じて、測定対象に向けてレーザ
    光を発する発光部、 測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、発光タイミ
    ングに対応する各受光信号を出力する受光部、 受光部からの各受光信号に基づいて、測定対象との間の
    距離をそれぞれ測定し出力する距離測定部、 を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
    て、 測定範囲を所定の分割距離にしたがい複数の距離グルー
    プに分割し、各距離グループに距離測定部が測定、出力
    した距離を測定ポイントとして付与して、予め各距離グ
    ループごとに設定したしきい値と、各距離グループ内に
    付与された測定ポイントの数とに基づいて、適正値と不
    適正値とを選択する距離グループ分割識別部、 を備えていることを特徴とするレーザ光を用いた車載用
    距離測定装置。
  3. 【請求項3】所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
    ら、発光タイミングに応じて、測定範囲の端部を除く範
    囲に対して測定対象に向けてレーザ光を発する発光部、 測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、発光タイミ
    ングに対応する各受光信号を出力する受光部、 受光部からの各受光信号に基づいて、測定対象との間の
    距離をそれぞれ測定し出力する距離測定部、 を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
    て、 発光タイミングに対する乱数を発生する乱数発生部、 発光部がレーザ光を発光しなかった測定範囲の端部の範
    囲において、受光部が受光信号を受光したか否かを判別
    し、受光信号を受光しているとき発光タイミング変更信
    号を出力する発光タイミング変更判別部、 発光タイミング変更判別部が発光タイミング変更信号を
    出力したとき、乱数発生部からの乱数に基づいてレーザ
    光の発光タイミングを変更する発光タイミング変更部、 を備えていることを特徴とするレーザ光を用いた車載用
    距離測定装置。
  4. 【請求項4】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
    定装置において、 発光タイミング変更部は、測定範囲でのレーザ光の走査
    単位で発光タイミングを変更する、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3のレーザ光を用いた車載用距離測
    定装置において、 発光タイミング変更部は、レーザ光の発光タイミング単
    位で発光タイミングを変更する、 ことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離測定装
    置。
  6. 【請求項6】所定の測定範囲でレーザ光を走査させなが
    ら、発光タイミングに応じて、測定範囲の端部を除く範
    囲に対して測定対象に向けてレーザ光を発する発光部、 測定対象からのレーザ光の反射光を受光し、発光タイミ
    ングに対応する各受光信号を出力する受光部、 受光部からの各受光信号に基づいて、測定対象との間の
    距離をそれぞれ測定し出力する距離測定部、 を備えたレーザ光を用いた車載用距離測定装置におい
    て、 発光部がレーザ光を発光しなかった測定範囲の端部の範
    囲を複数の分割領域に分割し、当該端部の範囲において
    受光部が反射光を受光したとき、複数の分割領域中、反
    射光を受光した分割領域を不適正領域として記憶する不
    適正領域判別手段、 受光部から各受光信号を取り込み、発光部がレーザ光を
    発した領域に関し、不適正領域判別手段が記憶した不適
    正領域に対応する受光信号を不適正値として排除し、他
    の受光信号のみを適正値として距離測定部に向けて出力
    する不適正値排除部、 を備えたことを特徴とするレーザ光を用いた車載用距離
    測定装置。
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