JPH071396B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH071396B2
JPH071396B2 JP60281200A JP28120085A JPH071396B2 JP H071396 B2 JPH071396 B2 JP H071396B2 JP 60281200 A JP60281200 A JP 60281200A JP 28120085 A JP28120085 A JP 28120085A JP H071396 B2 JPH071396 B2 JP H071396B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/10Bases for charge-receiving or other layers
    • G03G5/104Bases for charge-receiving or other layers comprising inorganic material other than metals, e.g. salts, oxides, carbon

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真感光体、特に電子写真感光体の支持
体に関する。
〔従来の技術〕
従来、電子写真感光体用の支持体としては、アルミニウ
ム、銅、ニツケル、ステンレス、真ちゆう等の金属パイ
プが用いられてきた。これら金属パイプからなる支持体
は支持体として必要な導電性は十分満足してはいるもの
の、材料が一般に高価であるため感光体の製造価格を引
上げてしまう。特に近年、電子写真感光体の感光層とし
て有機光導電体を用いたものが使用されるようになつて
きたが、これは従来感光層として用いられていたセレ
ン、セレン合金等の無機感光材料に比べ、材料のコスト
が安価であること及び蒸着等の作成技術を用いずに、塗
布という容易な作成技術が適用できることによるもので
ある。よつて、近年より安価な感光体用支持体が必要と
されている。そこで支持体をプラスチツクパイプ化する
試みがなされている。プラスチツクは単独では感光体と
して要求される寸法安定性、硬度、感光層塗布時の溶剤
による膨潤、加熱乾燥時の熱変形等の安定性に問題があ
り、また通常、電気絶縁性であるため感光体として使用
するためには、導電性を付与する必要がある。この導電
性を付与するには、従来アルミニウム、銅、ニツケル、
ステンレス、パラジウム、酸化インジウム、チタン、ク
ロム等の金属の薄層を蒸着あるいはスパツタリング等に
より、プラスチツク支持体上に設ける方法があるが、製
造工程が複雑であり、また材料も高価であるため製造コ
ストが上昇する。
また、プラスチツク材料中に金属フアイバーを含有させ
て導電性とする試みがなされている。この金属フアイバ
ーとしては金属を切削して得られるものが使用されてい
るが、一般に粒径、繊維長が大きく、感光体の支持体全
体としては導電性が良好であつても、微視的には導電性
にむらがあり、支持体として使用した場合には、得られ
る画像に欠陥を生ずるという欠点があつた。すなわち、
導電性を付与するために、樹脂支持体中に切削された金
属フアイバーを添加する従来の方法においては、切削加
工技術の関係で長さが0.5〜6mm、直径が10〜600μm程
度のフアイバーが用いられているが、これを添加して感
光体用の導電性支持体としたものでは、支持体全体とし
ては良好な導電性が得られるものの、微視的に見た場
合、支持体表面における繊維の配向が均一でないため
に、支持体表面に微細な導電むらが生じてしまう。この
ような支持体上に感光層を形成して電子写真法を適用し
た場合には、くり返しの使用により、導電性の低い部分
において感光層中で発生した電荷が支持体上に良好に注
入されなくなる。また電荷が注入されたとしても注入に
相当時間を要するため、感光体上に像形成した場合に背
景部にトナーの付着を生じ、最悪の場合には黒点を生じ
てしまう。この欠点を改善するためにはカーボンブラツ
ク等の微小導電性粒子を単独あるいは混合して用いるこ
とが考えられるが、カーボンブラックは、フリーのキヤ
リアを注入する性質があるため、電荷発生層と電荷輸送
層に機能分離した構造の感光層を有する電子写真感光体
の支持体として用いると暗減衰が大きくなるという欠点
がある。そこで、キヤリア注入性を防ぐためにバリア
層、下引き層と呼ばれる樹脂層を形成する必要が生じ
る。
また、支持体上に電荷輸送層及び電荷発生層を順次積層
した正極帯電性の感光体を作成した場合には帯電性の低
下をも引き起こす。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、樹脂支持体における前記の問題点を解
消し、作成が容易で、かつ良好な導電性を有する樹脂支
持体を使用した電子写真感光体を提供することにある。
本発明の他の目的は、強度、寸法安定性の充分な樹脂支
持体をベースとした、画像むら、かぶり、黒点を生じな
い電子写真感光体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、金属フアイバーを添加した樹脂をベース
とする支持体の有する種々の欠点を解消すべく、鋭意検
討を重ねた結果、還元されたチタン酸カリウム・ウイス
カーを樹脂中に分散せしめればよいことを見出し、本発
明を完成した。
すなわち、本発明では還元されたチタン酸カリウム・ウ
イスカーを導電粉としてプラスチツク中に分散させ、こ
れをパイプ上に成型し、この上に感光層を形成させて電
子写真感光体を得るものである。チタン酸カリウム・ウ
イスカーはK2O・nTiO2で表わされる単結晶繊維であり、
通常電気抵抗が1015Ω・cmと大きく、そのまま樹脂中に
添加したのでは支持体として充分な導電性を得ることは
できない。そこで本発明では、これを還元して酸素原子
数を化学量論量よりも少なくして酸素欠陥性とし電気抵
抗を低下せしめて使用することにしたのである。
チタン酸カリウム・ウィスカーの還元は、例えば「金属
酸化物と複合酸化物」(田辺浩三,清山哲郎,苗木和雄
編:講談社サイエンティフィク,1978年発行)第104頁に
記載されている水素中で加熱する方法等の常法によって
行うことができ、白色針状晶のチタン酸カリウム・ウィ
スカーは還元されて暗灰色に変化する。
本発明において使用する還元されたチタン酸カリウム・
ウイスカーは暗灰色針状晶であり、電気抵抗値が10-2
105Ω・cm、平均繊維長8〜20μm、平均繊維径0.2〜0.
7μm、比重が3.1〜3.3のものである。
電子写真感光体の支持体として必要な体積電気抵抗率は
106Ω・cm以下、好ましくは104Ω・cm以下であれば良
く、プラスチツク材料に添加される還元されたチタン酸
カリウム・ウイスカーの添加量は体積電気抵抗率の値を
満足するように選ばれるが、通常全成分に対して10〜75
重量%である。
支持体の結着樹脂材料としてはポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリフエニレ
ンオキシド、ポリサルホン、ポリアリレート、ポリフエ
ニレンスルフイド、等の熱可塑性樹脂、フエノール樹
脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミン−フエノール
樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂等の熱硬化樹脂等が用いられる。
支持体の耐熱性、耐溶剤性を考慮すると、熱硬化樹脂が
望ましい。
本発明で用いられる感光層としては、カルバゾール系ビ
ニル重合体、ピレンとホルムアルデヒドの縮合物等の高
分子、ポリビニルカルバゾール(PVK)/トリニトロフ
ルオレノン(TNF)のような電荷移動型錯体、フタロシ
アニン系、インジゴ系、ペリレン系、アゾ系等の顔料、
酸化亜鉛、硫化カドミウム等の無機物をポリスチレン、
塩ビ、酢ビ、塩ビ−酢ビ共重合体、アクリル、ポリカー
ボネート、ポリアミド、アルキツド、フエノキシ、ポリ
エステル、ブチラール、ポリウレタン、エポキシ、フエ
ノール樹脂などの絶縁性樹脂に分散させた分散型光導電
体、また電荷担体発生層と電荷担体輸送層を積層した機
能分離型光導電体などが含まれる。機能分離型光導電体
においては、電荷発生層上に電荷輸送層が積層されてい
ても、或いは電荷輸送層上に電荷発生層が積層されてい
てもよい。又、必要に応じて、これら感光層には表面保
護のための被覆層、電荷のブロツキングをするための電
荷注入阻止層、更には層間の接着性を向上させるための
接着層等が形成されていてもよい。電荷発生層における
電荷発生材料としては、セレン、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、セレン・テルル合金、As2Se3の如き無機物、あるい
はフタロシアニン顔料、アゾ顔料、ペリレン顔料、スク
エアリウム顔料、ピリリウム塩、チオピリリウム塩、シ
アニン等の有機物が用いられる。電荷発生層におけるバ
インダー樹脂としては、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、塩ビ−酢ビ共重合体、ポリビニル
アセタール、アルキツド樹脂、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート、ポリアミド、ブチラール樹脂、ポリエステ
ル、フエノキシ樹脂などの熱可塑性樹脂、あるいはポリ
ウレタン、エポキシ樹脂、フエノール樹脂などの公知の
ものが用いられる。電荷発生層は上記の電荷発生材料を
溶剤とともにバインダー樹脂中に溶解、あるいは分散し
た塗布液を塗布することにより得られる。
電荷輸送物質としては電子輸送性物質と正孔輸送性物質
があり、電子輸送性物質としてはクロルアニル、ブロモ
アニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメ
タン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7
−テトラニトロ−9−フルオレノン、2,4,7−トリニト
ロ−9−ジシアノメチレンフルオレノン、2,4,5,7−テ
トラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサン
トン等の電子吸引性物質やこれら電子吸引性物質を高分
子化したもの等がある。
正孔輸送性物質としては、ピレン、N−エチルカルバゾ
ール、N−イソプロピルカルバゾール、N−メチル−N
−フエニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカ
ルバゾール、N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メチリ
デン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジフエニルヒド
ラジノ−3−メチリデン−10−エチルフエノチアジン、
N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エ
チルフエノキサジン、p−ジエチルアミノベンズアルデ
ヒド−N,N−ジフエニルヒドラゾン、p−ジエチルアミ
ノベンズアルデヒド−N−α−ナフチル−N−フエニル
ヒドラゾン、p−ピロリジノベンズアルデヒド−N,N−
ジフエニルヒドラゾン、1,3,3−トリメチルインドレニ
ン−ω−アルデヒド−N,N−ジフエニルヒドラゾン、p
−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベンズチアゾ
リノン−2−ヒドラゾン等のヒドラゾン類、1−フエニ
ル−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−
ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−〔キノリル
(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−
(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−〔ピ
リジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)
−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1
−〔6−メトキシ−ピリジル(2)〕−3−(p−ジエ
チルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフエ
ニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(p
−ジエチルアミノスチリル−5−(p−ジエチルアミノ
フエニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−
(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチル
アミノフエニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕
−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−メチル−
5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−
〔ピリジル(2)〕−3−(α−メチル−p−ジエチル
アミノスチリル)−3−(p−ジエチルアミノフエニ
ル)ピラゾリン、1−フエニル−3−(p−ジエチルア
ミノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチルアミ
ノフエニル)ピラゾリン、1−フエニル−3−(α−ベ
ンジル−p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジ
エチルアミノフエニル)ピラゾリン、スピロピラゾリン
などのピラゾリン類、2−(p−ジエチルアミノスチリ
ル)−3−ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−
(p−ジエチルアミノフエニル)−4−(p−ジメチル
アミノフエニル)−5−(2−クロルフエニル)オキサ
ゾール、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフエニル)−
1,3,4−オキサジアゾール等のオキサゾール系化合物、
2−(p−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエチルア
ミノベンゾチアゾール等のチアゾール系化合物、ビス
(4−ジエチルアミノ−2−メチルフエニル)−フエニ
ルメタン等のトリアリールメタン系化合物、1,1−ビス
(4−N,N−ジエチルアミノ−2−メチルフエニル)ヘ
プタン、1,1,2,2−テトラキス(4−N,N−ジメチルアミ
ノ−2−メチルフエニル)エタン等のポリアリールアル
カン類、N,N′−ジフエニル−N,N′−ビス(メチルフエ
ニル)ベンジジン、N,N′−ジフエニル−N,N′−ビス
(エチルフエニル)ベンジジン、N,N′−ジフエニル−
N,N′−ビス(プロピルフエニル)ベンジジン、N,N′−
ジフエニル−N,N′−ビス(ブチルフエニル)ベンジジ
ン、N,N′−ジフエニル−N,N′−ビス(イソプロピルフ
エニル)ベンジジン、N,N′−ジフエニル−N,N′−ビス
(sec−ブチルフエニル)ベンジジン、N,N′−ジフエニ
ル−N,N′−ビス(tert−ブチルフエニル)ベンジジ
ン、N,N′−ジフエニル−N,N′−ビス(クロロフエニ
ル)等のベンジジン系化合物、トリフエニルアミン、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリ
ビニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、ポリ−9
−ビニルフエニルアントラセン、ピレン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアルデヒド樹脂等
がある。
電荷輸送層のバインダー樹脂としては、ポリカーボネー
ト、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリ
アリレート樹脂、ポリサルホン樹脂などの公知のものが
用いられる。電荷輸送層はバインダー樹脂70〜30重量部
に対し、電荷輸送剤30〜70重量部を溶剤中で均一に溶解
し、これを塗布することにより得られる。
電荷発生層、電荷輸送層の塗布液に用いることのできる
溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロル
ベンゼンなどの芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール、
酢酸エチル、メチルセロソルブなどのエステル、四塩化
炭素、四臭化炭素、クロロホルム、ジクロルメタンなど
のハロゲン化炭化水素、テトラヒドロフラン(THF)、
ジオキサンのようなエーテル、およびジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどがある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例1 フエノール樹脂60重量部、還元されたチタン酸カリウム
フアイバー(平均繊維長10μ、平均繊維径0.5μ、比重
3.3)40重量部を混練し、外径84mm、内径78mm、長さ330
mmのパイプを成型して電子写真感光体の基体とした。
この基体上に、下記式 で示されるビスアゾ顔料4重量部とポリエステル樹脂6
重量部とをTHF50重量部中にボールミルで分散して作製
した塗液を浸漬法で塗布し、乾燥して、厚さ0.6μの電
荷発生層を得た。
この上に下記式 で示される芳香族アミン5重量部、ポリカーボネート5
重量部、塩化メチレン70重量部からなる塗液を浸漬法で
塗布し、乾燥して、厚さ20μの電荷輸送層を得た。
このように感光層を形成した後でも、基体の寸法安定性
に問題はなかつた。
この感光体を実際の複写機(FX3970機)に搭載して、コ
ロナ帯電、画像露光、乾式二成分トナー現像、普通紙へ
のトナー転写、ウレタンブレードによるクリーニング工
程を繰り返し行なつたが、かぶり、黒点等の発生はみら
れず、最初得られた良好な画像は、5000回繰り返しても
変化しなかつた。
実施例2 メラミン樹脂を実施例1のフエノール樹脂に変更したこ
と以外は、実施例1と同様にしてパイプを作製した。
実施例1と同様に感光体を作製し、評価を行なつたとこ
ろ、かぶり、黒点等の発生はみられず、寸法安定性、複
写機内での繰返し安定性は良好であつた。
〔発明の効果〕
本発明は、還元されたチタン酸カリウム・ウイスカーを
結着樹脂中に分散した樹脂製支持体上に感光層を設けた
電子写真感光体を提供したものであり、支持体として必
要な導電性を容易に得ることができること、電子写真感
光体として厳しく要求される支持体の寸法安定性を満足
させること、また硬度、感光層塗布時の溶剤による膨
潤、感光層乾燥時の熱変形に対する安定性が良好である
こと、本発明による電子写真感光体では従来の金属フア
イバーを含有した樹脂支持体を用いた電子写真感光体の
場合にみられた画像のむら、かぶり及び黒点を生ずるこ
とがなく、長期間にわたつて安定した良好な画像を得る
ことができること等の特長がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 和行 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ツクス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 山崎 秀子 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ツクス株式会社竹松事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−97152(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に感光層を有する感光体におい
    て、支持体が還元されたチタン酸カリウム・ウイスカー
    を含有する樹脂からなる導電性支持体であることを特徴
    とする電子写真感光体。
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