JPH07139060A - 壁パネルの接続構造、壁パネル及びその接続方法 - Google Patents

壁パネルの接続構造、壁パネル及びその接続方法

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JPH07139060A
JPH07139060A JP29037493A JP29037493A JPH07139060A JP H07139060 A JPH07139060 A JP H07139060A JP 29037493 A JP29037493 A JP 29037493A JP 29037493 A JP29037493 A JP 29037493A JP H07139060 A JPH07139060 A JP H07139060A
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JP
Japan
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wall panels
wall panel
wall
panels
connecting member
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Application number
JP29037493A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hatanaka
赳 畠中
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁パネル間を締付け調整することができ、
壁パネルの内側から連結作業が可能で、目地幅等の隙間
を確保することができる壁パネルの接続構造、壁パネル
及びその接続方法。 【構成】 両側部裏面に上下方向に沿ってフレーム2
が固定された壁パネル1が間隙を介して並設され、相隣
るフレーム2、2を挟着しうる両端部がS字状に屈曲さ
れているバネ弾性を有する連結部材4により相隣るフレ
ーム2、2を挟着し、壁パネル1、1同士が連結されて
なる壁パネルの接続構造、壁パネル及びその接続方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニットやトイレ
ユニット、洗面ユニット等のユニット室を構成する壁パ
ネルの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場生産された壁パネルを現場で
組立て、浴室ユニット等のユニット室の壁面を構成する
場合には、例えば、図6に示すように、隣合うパネル基
板80とタイル81とからなる壁パネル82、82の接
続部位にそれぞれ設けた角パイプ状のフレーム83、8
3を、ボルト84で接続していた。
【0003】また、図7に示すように、壁パネル90、
90の角パイプ状のフレーム91、91に係合孔92、
92を設けるとともにパネルの上下にわたる長尺のL形
ジョイナー93の両辺に係合孔92、92に係合する突
起94、94を設け、突起94、94を係合孔92、9
2に係合させた壁パネルの接続構造(実開平1−114
713号公報参照)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
フレーム83、83を、ボルト84で接続する方法で
は、壁パネル82をボルト84で締付けるため、壁パネ
ル82、82間に締付力が働くが、壁パネル82の裏面
でボルト締め作業を行うため、壁パネル82裏面に作業
用の空間が必要であり、間仕切り等がなされた場合には
壁パネル82、82の接続がしずらいという問題があっ
た。
【0005】また、目地シールにより防水性を確保した
い場合等においては、壁パネル82のタイル81とパネ
ル基板80との間を予め目地85幅分だけずらしておく
か、壁パネル82とフレーム83との間を予め目地85
幅分だけずらして固定しておく必要があり、このため、
この方法では、壁パネルを工場等で製造するときに製造
工数が増加し、壁パネルの精度が低下するという問題が
あった。
【0006】また、上記の実開平1−114713号公
報に開示されている方法では、L形ジョイナー93の存
在により壁パネル90、90間に目地幅分の隙間Sが形
成されるが、突起94、94を水平方向に長孔の係合孔
92、92に係合することにより壁パネル90、90を
接続するために上方からL形ジョイナー93を叩き込み
しなければならず、このため、壁パネル90、90が前
後にずれたり、角パイプ91間に余裕がないとたたき込
みに大きな力が必要になったり、あるいは、突起94が
破損したりするという問題があった。
【0007】また、壁パネルの内側から連結作業ができ
るものではなかった。
【0008】請求項1記載の本発明は、上記問題点に鑑
みなされたもので、壁パネル間を締付け調整することが
でき、壁パネルの内側から連結作業が可能で、目地幅等
の隙間を確保することができる壁パネルの接続構造を提
供することを目的とする。
【0009】請求項2記載の本発明は、壁パネル間を締
付け調整することができ、壁パネルの内側から連結作業
が可能で、目地幅等の隙間を確保することができる壁パ
ネルを提供することを目的とする。
【0010】請求項3記載の本発明は、壁パネル間を締
付け調整することができ、壁パネルの内側から連結作業
が可能で、目地幅等の隙間を確保することができる壁パ
ネルの接続方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明壁
パネルの接続構造は、両側部裏面に上下方向に沿ってフ
レームが固定された壁パネルが間隙を介して並設され、
相隣るフレームを挟着しうる両側端がS字状に屈曲され
ているバネ弾性を有する連結部材により相隣るフレーム
を挟着し、壁パネル同士が連結されてなるものである。
【0012】請求項2記載の本発明壁パネルは、両側部
裏面に上下方向に沿ってフレームが固定され、少なくと
も一方のフレームに両側端がS字状に屈曲されているバ
ネ弾性を有する連結部材が係着され、該連結部材が壁パ
ネルの前後方向に可動になされているものである。
【0013】請求項1記載の本発明壁パネルの接続方法
は、請求項2記載の壁パネルを間隙を介して並設し、連
結部材を壁パネルの内側から引寄せることで、連結部材
により相隣るフレームを挟着せしめ、壁パネル同士を連
結することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の本発明壁パネルの接続構造は、
上記のように構成されているので、両側端がS字状に屈
曲されているバネ弾性を有する連結部材により相隣るフ
レームが挟着され、壁パネル同士が連結される。これに
より、壁パネル同士を緊密に連結することができるとと
もに、壁パネル間を締付け調整して壁パネルの変形等を
矯正することができる。
【0015】また、壁パネルが間隙を介して並設されて
いるので、従来のように、製造工数等を要することなく
容易に目地幅等の隙間が確保される。
【0016】また、壁パネル間の間隙から引寄せ治具等
を挿入することにより、壁パネルの内側から連結作業を
行うことができる。
【0017】請求項2記載の本発明壁パネルは、上記の
ように構成されているので、連結部材を壁パネルの前後
方向に移動させるのみで壁パネル同士を壁パネルの内側
から連結することができる。また、連結部材がフレーム
に係着されているので、連結部材が落下したり、紛失し
たりすることはない。
【0018】請求項3記載の本発明壁パネルの接続方法
は、上記のように構成されているので、連結部材を壁パ
ネルの内側から引寄せるのみで、相隣るフレーム同士が
挟着され、壁バネル同士が連結される。
【0019】
【実施例】本発明壁パネルの接続構造、壁パネル及びそ
の接続方法の実施例を図を参照して説明する。図1は本
発明壁パネルの接続構造の一例を示した水平断面図であ
る。図1において、1、1は並設された壁パネル、2、
2は壁パネル1、1の両側部裏面に上下方向に沿って固
定されたフレーム、3は壁パネル1、1間に介装された
スペーサー、4はスペーサー3を介してフレーム2、2
を挟着する両端部がS字状に屈曲されているバネ弾性を
有する連結部材、5は連結部材4の落下防止部材、Sは
壁パネル1、1間の間隙であり、壁パネル1、1は間隙
Sをおいて連結されている。
【0020】この間隙Sには水密材6及び目地材7が充
填されて壁パネル1、1同士が水密にシールされる。
尚、水密材6が硬質材である場合にはスペーサー3の代
わりをすることもできる。また、スペーサー3をフレー
ム2、2に一体的に設けてもよい。
【0021】尚、2点鎖線で示した連結部材4はフレー
ム2、2への装着前の状態を示した図であり、この状態
から矢印X方向に連結部材4が引寄せられて連結部材4
がフレーム2、2に弾性的に装着される。
【0022】図2は図1の連結部材の斜視図である。図
2において、10は連結部材4の板状の連結部材本体で
あり、その片方の側端部に2箇所、上記落下防止部材
5、5が挿通される孔11、11が設けられている。1
2、12は連結部材本体10の側端縁からS字状に屈曲
された挟着部である。
【0023】図3は図1の落下防止部材の斜視図であ
る。図3において、15は落下防止部材5の一方の端部
が折曲げられた折曲部、16は他方の端部に設けられた
ネジ部である。
【0024】図4は本発明壁パネルの接続方法に用いる
ことができる引寄せ治具の一例を示した斜視図である。
図4において、20は連結部材4の連結部材本体10部
を引寄せて、連結部材4の両端部の挟着部12、12を
上記フレーム2、2に弾性的に挟着させる板状の引寄せ
治具であり、その先端部21はかぎ状に曲げられ、その
幅Aは前記した壁パネル1、1間の間隙Sから挿入可能
なように間隙Sより幅狭に形成されている。
【0025】図5は本発明壁パネル及びその接続方法の
一例を示した説明図である。図5において、1、1は壁
パネルであり、壁パネル1、1の両側部裏面に上下方向
に沿ってフレーム2、2が固定され、この一方のフレー
ム2に落下防止部材5、5がネジ止めされ、この落下防
止部材5、5に連結部材4が係着されている。そして、
連結部材4はこの落下防止部材5、5上を壁パネル1、
1の前後方向に可動とされている。
【0026】次に、図5を参照して本発明壁パネルの接
続方法を説明する。上記壁パネル1、1をスペーサー3
を介して並設し、壁パネル1、1の間隙Sから引寄せ治
具20を挿入し、その先端部21を連結部材本体10部
にあて、引寄せ治具20を壁パネル1の内側の方向(矢
印X方向)に引寄せる。これにより、連結部材4が矢印
X方向に引寄せられ、連結部材4の挟着部12、12が
角パイプ2、2に挟着され、壁パネル1、1が挟着部1
2、12のバネ弾性により壁パネル1、1同士が連結さ
れる。次いで、引寄せ治具20を壁パネル1、1の内側
に取外す。これにより、壁パネル同士の連結を壁パネル
の内側から行うことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の本発明壁パネルの接続構
造は、上記のように構成されているので、壁パネル間を
締付け調整して壁パネルの変形等を矯正することがで
き、壁パネルの内側から連結作業を行うことができ、容
易に目地シールによる防水性を確保することができる。
【0028】請求項2記載の本発明壁パネルは、上記の
ように構成されているので、連結部材を壁パネルの前後
方向に移動させるのみで壁パネル同士を壁パネルの内側
から連結することができる。
【0029】また、連結部材がフレームに係着されてい
るので、連結部材の落下、紛失等を防止することができ
る。
【0030】請求項3記載の本発明壁パネルの接続方法
は、上記のように構成されているので、壁パネル間の間
隙を利用して、この間隙から引寄せ治具を挿入し、この
引寄せ治具により壁パネル同士を連結することができる
ので、壁バネルの内側から連結作業を行うことができ、
壁パネルを連結するための作業空間等を不要とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明壁パネルの接続構造の一例を示した水平
断面図。
【図2】図1の連結部材の斜視図。
【図3】図1の落下防止部材の斜視図。
【図4】本発明壁パネルの接続方法に用いることができ
る引寄せ治具の一例を示した斜視図。
【図5】本発明壁パネル及びその接続方法の一例を示し
た説明図。
【図6】従来の壁パネルの接続構造の断面図。
【図7】従来の他の壁パネルの接続構造の断面図。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 フレーム 3 スペーサー 4 連結部材 5 落下防止部材 10 連結部材本体 11 孔 12 挟着部 15 折曲部 16 ネジ部 20 引寄せ治具 21 先端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部裏面に上下方向に沿ってフレーム
    が固定された壁パネルが間隙を介して並設され、相隣る
    フレームを挟着しうる両側端がS字状に屈曲されている
    バネ弾性を有する連結部材により相隣るフレームを挟着
    し、壁パネル同士が連結されてなる壁パネルの接続構
    造。
  2. 【請求項2】 両側部裏面に上下方向に沿ってフレーム
    が固定され、少なくとも一方のフレームに両側端がS字
    状に屈曲されているバネ弾性を有する連結部材が係着さ
    れ、該連結部材が壁パネルの前後方向に可動になされて
    いる壁パネル。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の壁パネルを間隙を介して
    並設し、連結部材を壁パネルの内側から引寄せること
    で、連結部材により相隣るフレームを挟着せしめ、壁パ
    ネル同士を連結することを特徴とする壁パネルの接続方
    法。
JP29037493A 1993-11-19 1993-11-19 壁パネルの接続構造、壁パネル及びその接続方法 Pending JPH07139060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102295509B1 (ko) * 2020-04-20 2021-08-30 디엘이앤씨 주식회사 체결식 보강 스터드

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102295509B1 (ko) * 2020-04-20 2021-08-30 디엘이앤씨 주식회사 체결식 보강 스터드

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