JP3271929B2 - 壁パネルの連結構造 - Google Patents

壁パネルの連結構造

Info

Publication number
JP3271929B2
JP3271929B2 JP13635697A JP13635697A JP3271929B2 JP 3271929 B2 JP3271929 B2 JP 3271929B2 JP 13635697 A JP13635697 A JP 13635697A JP 13635697 A JP13635697 A JP 13635697A JP 3271929 B2 JP3271929 B2 JP 3271929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
adjacent
opening
piece
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13635697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10325197A (ja
Inventor
明宏 葉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13635697A priority Critical patent/JP3271929B2/ja
Publication of JPH10325197A publication Critical patent/JPH10325197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3271929B2 publication Critical patent/JP3271929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室壁などを構成
するための壁パネルの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から壁パネル2を図3のように床パ
ン9の周囲に形成した立ち上がり片10の上端部に設け
た載置片11に複数の壁パネル2を建て込むことで浴室
の壁を構成するようにしている。そして、現場において
隣接する壁パネル2にわたって窓などの開口部3を形成
することがある。この場合、壁パネル2の一側部をコ字
状に現場で切断し、コ字状部3a同士が連続するように
隣合う壁パネル2を建て込んで開口部3を形成するので
あるが、開口部3の上下縁部において隣合う壁パネル2
同士を連結する金具がないため、隣合うコ字状部3aの
上下端部(つまり開口部3の上下縁における隣合う壁パ
ネル2の端部)が、前後方向にずれて両壁パネル2の表
面に段差20が生じるおそれがある。このため、現場に
おいて開口部3付近において図8に示すように壁パネル
2の一部に現場で孔21を明け、この孔21を利用して
針金22などを通して開口部3の上下縁部において隣接
する壁パネル2の切断端部同士を連結するようにして上
記段差20をなくすような工夫をしているが、これで
は、確実に段差20をなくすことができるとは言えず、
現場の作業員の熟練度により施工精度にばらつきがあっ
た。また、現場で壁パネル2の一部に孔をあけて針金を
通して結束するという作業は面倒な作業となるという問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、壁パネルにわ
たって開口部が形成されても、開口部の上下縁の隣接す
る壁パネルの端部を表面に段差が生じないように簡単に
連結することができる壁パネルの連結構造を提供するこ
とを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の壁パネルの連結構造は、端部に背方に向けて
折り返した折り返し片1を突設した壁パネル2を隣接さ
せ、該隣接する壁パネル2にわたって開口部3を形成
し、前後片4、5が対向した断面コ字状の挟持金具6の
後片に後片5の突出先端から突出基部側にかけてスリッ
ト部7を形成し、開口部3の上下縁において隣接する壁
パネル2の端部を挟持金具6により前後から挟持すると
共に挟持金具6のスリット部7を隣接する折り返し片1
にはめ込んで成ることを特徴とするものである。このよ
うな構成とすることで、挟持金具6で挟持して前後方向
に壁パネル2がずれないようにできるものであり、ま
た、スリット部7を隣接する折り返し片1にはめ込むこ
とで、隣接する壁パネル2の端部間が拡がるのが防止で
き、また、隣合う壁パネル2を前後方向から挟持してい
る挟持金具6が横方向にずれるのが防止されて確実に挟
持状態を保持できることになる。
【0005】また、スリット部7は後片5の突出先端側
が突出基部側よりも幅広となっていることが好ましい。
このような構成とすることで、開口部3の上下縁部分に
おいて隣合う壁パネル2の端部の折り返し片1同士が少
し離れているような場合でも、スリット部7の幅広の部
分を差し込むことでスリット部7を差し込んで、この状
態で挿入することでスリット部7の幅の狭くなった部分
により折り返し片1同士を接近させることができるもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。壁パネル2は金属製で表面板
部2aの端部を背方に折り返して折り返し片1を突設し
たものであり、表面板部2aの背面部には断熱材8が取
着してある。上記構成の壁パネル2を図3のように床パ
ン9の周囲に形成した立ち上がり片10の上端部に設け
た載置片11に複数建て込むと共に壁パネル2同士は従
来から公知の任意の連結手段により連結することで浴室
の壁を構成するようになっている。
【0007】上記壁には任意の隣接する壁パネル2にわ
たって開口部3が形成してある。この開口部3は現場に
おいて形成されるものであり、現場において対象となる
壁パネル2の側端部をコ字状に切断して除去し、このよ
うにしてコ字状に切断してコ字状部3aを形成した壁パ
ネル2をコ字状部3a同士を合わせるように隣接して立
設し、両コ字状部3aにより隣接する壁パネル2にわた
って開口部3を形成するものである。
【0008】ここで、本発明においては、開口部3の上
下縁において隣接する壁パネル2の端部を挟持金具6に
より連結するものである。挟持金具6は図4に示すよう
に、前後片4、5が対向した断面コ字状の挟持金具6の
後片5に後片5の突出先端から突出基部側にかけてスリ
ット部7を形成したものである。前後片4、5は図4の
実施形態においては後片5が前片4よりも上下長さが長
くなっているが、前後片5の上下長さを同じにしてもよ
く、また、前片4の上下長さを後片5の上下長さよりも
長くしてもよいものである。
【0009】しかして、開口部3の上下縁においてそれ
ぞれ隣接する壁パネル2の端部を挟持金具6により前後
から挟持すると共に挟持金具6のスリット部7を隣接す
る折り返し片1にはめ込むことで、開口部3の上下縁に
おいて隣接する壁パネル2の端部同士を連結するもので
ある。この場合、挟持金具6の前後片4、5によりそれ
ぞれ開口部3の上下縁部の隣合う壁パネル2の切断端部
同士を前後から挟持することになるので、壁パネル2の
端部の前面部同士が面一となるように保持されて、開口
部3の上下縁部の前面部において段差が生じることがな
いようになっている。また、スリット部7が隣接する折
り返し片1にはめ込まれるので、隣接する壁パネル2の
端部間が拡がるのが防止されることになり、更に、隣合
う壁パネル2を前後方向から挟持している挟持金具6が
横方向にずれないものであり、この結果、挟持金具6に
よる隣合う壁パネル2の挟持状態が確実に保持されるこ
とになる。
【0010】図5乃至図7には本発明に用いる挟持金具
6の他の実施形態が示してある。本実施形態において
は、挟持金具6の後片5に設けたスリット部7が、後片
5の突出先端側が突出基部側よりも幅広となっている。
つまり、スリット部7は内部の両側が傾斜したV状をし
ている。しかして、前述の実施形態と同様に開口部3の
上下縁においてそれぞれ隣接する壁パネル2の端部を挟
持金具6により前後から挟持すると共に挟持金具6のス
リット部7を隣接する折り返し片1にはめ込むことで、
開口部3の上下縁において隣接する壁パネル2の端部同
士を連結するのであるが、この場合、図7(a)のよう
に隣接する折り返し片1が離れている場合、スリット部
7の先端部の幅の広い部分を隙間を介して対向する折り
返し片1に被せるようにしてはめ込み、この状態で図7
(a)の矢印方向に挟持金具6を押し込むことで、図7
(b)のように隙間を介して対向する折り返し片1をス
リット部7の内側の傾斜に沿って強制的に近づけて隣接
する壁パネル2同士を連結することができるものであ
る。
【0011】上記した各実施形態のようにして開口部3
の上下縁においてそれぞれ隣接する壁パネル2の端部を
挟持金具6により挟持連結した後、開口部3には窓枠を
取付て窓を形成したり、あるいはニッチ用枠材を取付け
てニッチを形成したりするものである。
【0012】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、端部に背方に向けて折り返した折り
返し片を突設した壁パネルを隣接させ、該隣接する壁パ
ネルにわたって開口部を形成し、前後片が対向した断面
コ字状の挟持金具の後片に後片の突出先端から突出基部
側にかけてスリット部を形成し、開口部の上下縁におい
て隣接する壁パネルの端部を挟持金具により前後から挟
持すると共に挟持金具のスリット部を隣接する折り返し
片にはめ込んであるので、挟持金具で開口部の上下縁部
において隣合う壁パネルの切断端部同士が挟持されるこ
とになって、隣合う壁パネル同士が前後方向にずれない
ようにできるものであり、また、スリット部を隣接する
折り返し片にはめ込むので、隣接する壁パネルの端部間
が拡がるのが防止できると共に隣合う壁パネルを前後方
向から挟持している挟持金具が横方向にずれるのが防止
されて確実に挟持状態を保持できるものである。
【0013】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、スリット部は後
片の突出先端側が突出基部側よりも幅広となっているの
で、開口部の上下縁部分において隣合う壁パネルの端部
の折り返し片同士が少し離れているような場合でも、ス
リット部の幅広の部分を差し込むことでスリット部を差
し込んで、この状態で挿入することでスリット部の幅の
狭くなった部分により折り返し片同士を接近させること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同上の挟持金具によって開口部の上下縁部にお
いて隣接する壁パネル同士を挟持連結した状態の斜視図
である。
【図3】同上の壁パネルを床パンの周囲に建て込んで浴
室ユニットを構成する例を示す一部省略斜視図である。
【図4】同上に用いる挟持金具を示し、(a)は正面図
であり、(b)は側面図である。
【図5】同上に用いる挟持金具の他例を示し、(a)は
背面図であり、(b)は側面図である。
【図6】同上の挟持金具の使用を示す分解斜視図であ
る。
【図7】(a)(b)は同上の挟持金具の施工順序を示
す背面側から見た説明図である。
【図8】従来例の問題点を示す説明のための斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 折り返し片 2 壁パネル 3 開口部 4 前片 5 後片 6 挟持金具 7 スリット部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に背方に向けて折り返した折り返し
    片を突設した壁パネルを隣接させ、該隣接する壁パネル
    にわたって開口部を形成し、前後片が対向した断面コ字
    状の挟持金具の後片に後片の突出先端から突出基部側に
    かけてスリット部を形成し、開口部の上下縁において隣
    接する壁パネルの端部を挟持金具により前後から挟持す
    ると共に挟持金具のスリット部を隣接する折り返し片に
    はめ込んで成ることを特徴とする壁パネルの連結構造。
  2. 【請求項2】 スリット部は後片の突出先端側が突出基
    部側よりも幅広となっていることを特徴とする請求項1
    記載の壁パネルの連結構造。
JP13635697A 1997-05-27 1997-05-27 壁パネルの連結構造 Expired - Fee Related JP3271929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13635697A JP3271929B2 (ja) 1997-05-27 1997-05-27 壁パネルの連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13635697A JP3271929B2 (ja) 1997-05-27 1997-05-27 壁パネルの連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10325197A JPH10325197A (ja) 1998-12-08
JP3271929B2 true JP3271929B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=15173276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13635697A Expired - Fee Related JP3271929B2 (ja) 1997-05-27 1997-05-27 壁パネルの連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3271929B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8661072B2 (en) 2008-08-19 2014-02-25 International Business Machines Corporation Shared parallel adder tree for executing multiple different population count operations

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8661072B2 (en) 2008-08-19 2014-02-25 International Business Machines Corporation Shared parallel adder tree for executing multiple different population count operations

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10325197A (ja) 1998-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2481538A1 (en) Electrical bracket
JP3271929B2 (ja) 壁パネルの連結構造
JP4059638B2 (ja) ボックス形鋼製建材の接合構造
JPH07207809A (ja) 天井野縁受け吊下げ装置用のハンガー
JP3969353B2 (ja) 壁パネルの連結構造
JP7445967B2 (ja) ガス栓取付装置
JP3548435B2 (ja) 外装材支持金具とこれによる外装材縦張り構造
JP2543191Y2 (ja) 無支柱式壁装置
JP4121173B2 (ja) ダクト連結具
JP3576843B2 (ja) スタッド取付金具
JP2784381B2 (ja) 目隠しフェンス
JP3715960B2 (ja) 天井下地の構造
JP3048862B2 (ja) ブラケットの取付装置
JP2004278294A (ja) 間仕切壁の立設構造および間仕切壁用台座ならびに間仕切壁施工方法
JPH07279301A (ja) 天井パネルの固定構造
JP2007070854A (ja) 建材の取付金具アッセンブリ及び取付構造
JPH04289375A (ja) 押入中棚の取付具
JP2593153Y2 (ja) 取付金具
JPH1082115A (ja) 断熱材の固定金具
JP3503514B2 (ja) 留め付け金具とこれによる四面合决り外装材の施工構造
JPH10327941A (ja) 天板支持装置
JPH07127165A (ja) 壁パネルの接続構造
JPH07139060A (ja) 壁パネルの接続構造、壁パネル及びその接続方法
JPH053417U (ja) 壁下地における縦枠部材と横枠部材との連結装置
JPH0988212A (ja) 壁パネル連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020108

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees