JPH0713901U - 根太と支持部材の連結構造 - Google Patents
根太と支持部材の連結構造Info
- Publication number
- JPH0713901U JPH0713901U JP4278593U JP4278593U JPH0713901U JP H0713901 U JPH0713901 U JP H0713901U JP 4278593 U JP4278593 U JP 4278593U JP 4278593 U JP4278593 U JP 4278593U JP H0713901 U JPH0713901 U JP H0713901U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joist
- piece
- bolt
- support
- washer
- Prior art date
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- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 根太を支持部材に連結する場合の支持部材の
製作コストを低減すると同時に、連結作業を単純化す
る。 【構成】 根太1側に支持片21が張り出した支持部材2
に、その支持片21上に載り、これに重なる取付片11を持
つ根太1をボルト3を用いて連結するもので、ボルト3
の軸部31に座金4をねじ部32から抜け止めした状態で挿
通させ、ボルト3のねじ部32を支持片21に上方から途中
まで螺入させることにより支持部材2の製作コストを低
減し、根太1の取付片11を支持片21と座金4との間に差
し込み、ボルト3を支持片21に完全に螺入させて支持片
21に連結することにより連結作業を単純化するものであ
る。
製作コストを低減すると同時に、連結作業を単純化す
る。 【構成】 根太1側に支持片21が張り出した支持部材2
に、その支持片21上に載り、これに重なる取付片11を持
つ根太1をボルト3を用いて連結するもので、ボルト3
の軸部31に座金4をねじ部32から抜け止めした状態で挿
通させ、ボルト3のねじ部32を支持片21に上方から途中
まで螺入させることにより支持部材2の製作コストを低
減し、根太1の取付片11を支持片21と座金4との間に差
し込み、ボルト3を支持片21に完全に螺入させて支持片
21に連結することにより連結作業を単純化するものであ
る。
Description
【0001】
この考案はバルコニー等の根太とこれを受ける支持部材をボルトにより連結し た、根太と支持部材の連結構造に関するものである。
【0002】
バルコニーやテラス,サンルーム等の根太と、これを受ける根太掛けや桁等の 支持部材をボルトを用いて連結する場合、連結は支持部材から根太側へ張り出す 支持片上に根太の取付片を重ね、両者を貫通するボルトにナットを締め付けるこ とにより行われる。
【0003】 根太の設置後にボルトを各根太の位置に差し込む手間を解消し、ボルトを予め 支持部材側に付属させるには、実公昭58-40167号のように支持片にボルトの頭部 がスライド可能なリップ溝を形成する必要があるが、この方法ではリップ溝の形 成に伴い、材料と加工数が増えるため支持部材の製作コストが上がり、またボル トとナット及び座金を個別に現場へ搬入する必要があるため部品の管理が煩雑で あり、ボルトの移動後に各根太の連結を完了させるまで座金とナットの落とし込 みと、ナットの締め付けの複数の作業を要し、能率が低下する。
【0004】 この考案はボルトを用いて根太を連結する場合の問題点に着目してなされたも ので、支持部材の製作コストを抑え、単純な作業で連結が行える連結構造を提案 しようとするものである。
【0005】
本考案ではボルトの軸部に座金をねじ部から抜け止めした状態で挿通させ、ボ ルトを支持片に上方から螺入させておくことにより予めボルトを付属させておく ための、支持部材に対する特別な加工を不要にし、支持部材の製作コストを低減 する。またボルトのねじ部を支持片に螺入させて根太を連結することによりナッ トを不要にし、部品の管理を容易にすると同時に、連結作業を単純化する。
【0006】 ボルトはねじ部が支持片の、根太との連結位置に上方から途中まで螺入した状 態で支持部材に仮止めされ、根太の取付片は支持片と座金の間に差し込まれ、ボ ルトが支持片に完全に螺入することにより支持片に連結される。
【0007】 ボルトが予め決まった位置に仮止めされることにより、現場でボルトを所定位 置までスライドさせるための溝の形成が不要になることに加え、連結にナットを 要しないことにより現場への搬入時の部品の管理が容易になる。また根太の連結 がボルトの螺入のみの単一の作業によって行えることにより連結作業の効率が上 がる。
【0008】
以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
【0009】 この考案は図1,図2に示すように根太1側に支持片21が張り出した、根太掛 けや前桁等の支持部材2に、その支持片21上に載り、これに重なる取付片11を持 つ根太1をボルト3を用いて連結するものである。
【0010】 ボルト3の軸部31には図3に示すように座金4がねじ部32から抜け止めされた 状態で挿通し、ボルト3は支持部材2の支持片21にねじ部32が上方から途中まで 螺入した状態で仮止めされる。ボルト3は自身でねじ立てして支持片21に螺入す る。座金4は後述する取付片11の立上り片112 に係合して共回りが生じないよう 角形の形状をし、ボルト3の仮止め時には支持片21より浮いた状態にある。
【0011】 根太1の取付片11は図1に示すように支持片21と座金4の間に差し込まれ、支 持片21との連結部分に形成された、ボルト3側が開放した切欠き111 内にボルト 3の軸部31が入り込み、図2,図4に示すようにボルト3のねじ部32が支持片21 に完全に螺入し、座金4がボルト3の頭部と取付片11に密着することにより支持 片21に連結される。取付片11のボルト3側の端部には、座金4が係合することに より座金4を回り止めすると同時に、根太1をボルト3から抜け止めする立上り 片112 が形成される。
【0012】 取付片11の切欠き111 は図5に示すように根太1の長さ方向に長い長孔状に形 成されることにより躯体に固定される支持部材2の取付片22の表面側に張られる 外壁材に凹凸がある場合にも対応する。
【0013】 ボルト3の締め付けには頭部の形状に応じたスパナやレンチが使用されるが、 頭部に十字穴を付けることによりドライバーでの締め付けも行える。
【0014】
この考案は以上の通りであり、ボルトの軸部に座金をねじ部から抜け止めした 状態で挿通させ、ボルトを支持片に上方から螺入させて仮止めするものであるた め、予めボルトを付属させておくための、支持部材に対する加工が不要になり、 また材料が節減できるため支持部材の製作コストを低減することができる。
【0015】 加えて連結はボルトのねじ部を支持片に完全に螺入させることにより完了する ため、ナットを要せず、部品の管理が容易になると同時に、連結作業が単純化さ れ、作業能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持部材への根太の取付要領を示した斜視図で
ある。
ある。
【図2】支持部材と根太の連結状態を示した斜視図であ
る。
る。
【図3】図1の根太長さ方向の縦断面図である。
【図4】図2の根太長さ方向の縦断面図である。
【図5】取付片に長孔状の切欠きを形成した場合の根太
を示した平面図である。
を示した平面図である。
1……根太、11……取付片、111 ……切欠き、2……支
持部材、21……支持片、22……取付片、3……ボルト、
31……軸部、32……ねじ部、4……座金。
持部材、21……支持片、22……取付片、3……ボルト、
31……軸部、32……ねじ部、4……座金。
Claims (1)
- 【請求項1】 根太1側に支持片21が張り出した支持部
材2に、その支持片21上に載り、これに重なる取付片11
を持つ根太1をボルト3を用いて連結する連結構造であ
り、ボルト3の軸部31には座金4がねじ部32から抜け止
めされた状態で挿通し、ボルト3のねじ部32は支持片21
の、根太1との連結位置に上方から途中まで螺入してお
り、根太1の取付片11は支持片21と座金4の間に差し込
まれ、ボルト3が支持片21に完全に螺入して支持片21に
連結されていることを特徴とする根太と支持部材の連結
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278593U JPH0713901U (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 根太と支持部材の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278593U JPH0713901U (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 根太と支持部材の連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713901U true JPH0713901U (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=12645626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4278593U Pending JPH0713901U (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 根太と支持部材の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713901U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011202484A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Bridgestone Corp | すべり支承構造体への保護カバー取付け構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0549903B2 (ja) * | 1985-08-30 | 1993-07-27 | Mitsubishi Electric Corp |
-
1993
- 1993-08-04 JP JP4278593U patent/JPH0713901U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0549903B2 (ja) * | 1985-08-30 | 1993-07-27 | Mitsubishi Electric Corp |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011202484A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Bridgestone Corp | すべり支承構造体への保護カバー取付け構造 |
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