JPH0137607B2 - - Google Patents

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JPH0137607B2
JPH0137607B2 JP13702287A JP13702287A JPH0137607B2 JP H0137607 B2 JPH0137607 B2 JP H0137607B2 JP 13702287 A JP13702287 A JP 13702287A JP 13702287 A JP13702287 A JP 13702287A JP H0137607 B2 JPH0137607 B2 JP H0137607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
washer
mounting
bolt
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13702287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62297522A (ja
Inventor
Atsuji Ichikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP13702287A priority Critical patent/JPS62297522A/ja
Publication of JPS62297522A publication Critical patent/JPS62297522A/ja
Publication of JPH0137607B2 publication Critical patent/JPH0137607B2/ja
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば照明器具などの器具を天井面
のような被取付け面に取付られたボルトとこのボ
ルトに螺合されるナツトにて吊下げ固着する器具
取付け装置に関する。
(従来の技術) 従来、照明器具などを天井面に取付ける場合
は、第5図左側に示すように器具本体1にナツト
2の径より小さい取付穴3を設け、この取付穴3
に天井面に固定された取付ボルト4を挿通し、こ
の取付ボルト4の下端からリング状に形成された
座金5を嵌入した後、前記取付ボルト4にナツト
2を螺合し、最後に工具を用いてナツト2を締付
け、このナツト2で取付穴3の周囲に係合する座
金5を介して器具本体1を天井面に保持するよう
にした構造が採られている。
しかしながら、このような取付け構造では、器
具本体1の取付時、取付穴3に取付ボルト4を挿
通した後、この器具本体1を支持しながら座金5
を嵌入し、さらに、ナツト2を取付ボルト4に螺
合をしなければならず、ナツト2の締付けには工
具を必要とし、作業が繁雑となる問題を有してい
た。
そこで、第5図右側に示すように、器具本体1
の取付穴6をナツト2の径より大きく形成し、座
金7をU字状の切込み8を有する取付穴6より径
大な円盤状とする。そして、取付ボルト4にナツ
ト2を仮止めした後、器具本体1の取付穴6に取
付ボルト4およびナツト2を挿通し、次に、座金
7を取付ボルト4の側面から嵌合してこの座金7
をナツト2と器具本体1との間に位置させ、最後
に工具を用いてナツト2を締付けるようにした構
造が知られている。
なお、第5図は異なる2つの従来の技術を便宜
上同一の図面に表わしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のナツト2を取付ボルト4に仮止めし
た後、座金7を取付ボルト4の側面から嵌合して
ナツト2を締付ける構造では、器具本体1の取付
穴6に取付ボルト4を挿通すればよいため、器具
本体1を支持しながらナツト2を螺合する必要な
く、また、座金7も取付ボルト4の側面から嵌合
できるため、取付時の作業性はある程度向上でき
るが、ナツト2の締付けのために工具を必要とす
るという問題は依然存在する。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、被
取付け面から突設されたボルトにナツトを螺合さ
せた状態で予め器具本体の取付穴にボルトを挿通
させ、この器具本体とナツトとの間に座金を取付
けることにより、工具を必要とせずに、ナツトの
締付けを行うことのでき、器具の取付け作業性が
向上される器具取付け装置を提供することを目的
とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の器具取付け装置は、被取付け面から突
設されたボルトと、このボルトを挿通する取付穴
を形成した器具本体と、前記ボルトに螺合される
ナツトと、このナツトと前記器具本体との間に介
在され前記取付穴の周囲に係合して器具本体を保
持する座金とを具備しており、前記座金は、多角
形の上面とこの上面周縁から下方に向つて連続形
成され下縁形状を円形として前記取付穴に嵌合さ
れる周面とからなり前記ナツトの外周面に嵌合す
るナツト嵌合凹部と、このナツト嵌合凹部の前記
周面下縁から水平外周方向に連続して設けられ前
記取付穴の周囲に係合されるリング状の鍔部と、
この鍔部の外周縁部に設けられた複数個のつまみ
部と、この前記鍔部の周縁に開口され前記ナツト
と器具本体との間に位置して前記ボルトを挿通す
る切込みとを備えたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本発明の器具取付け装置は、天井面などの被取
付け面に取付けられたボルトに下端よりナツトを
螺合して仮止めし、この状態で被取付器具本体を
持ち上げ、この被取付器具本体の取付穴にボルト
およびナツトを挿通する。次に、ナツトと被取付
器具本体との間に位置されるボルトの部分に、座
金を切り込み開口から嵌合し、この切込みにボル
トを挿通し、ナツト嵌合凹部をナツトに嵌合す
る。そして、この座金の鍔部にて被取付器具本体
の取付穴の周縁を支持し、被取付器具本体を吊下
げた状態となる。その後、座金のつまみ部を持つ
てこの座金を回動させると、座金とともにこの座
金に嵌合されているナツトも回動し、ナツトを締
付けることにより、被取付器具本体を被取付け面
に固定することができるものである。
(実施例) 次に本発明の一実施例を構成を第1図ないし第
4図に基づいて説明する。
第1図および第2図において、11は天井面な
どに取付けられた取付ボルトで、この取付ボルト
11の下端には六角ナツト12が螺合されてい
る。このナツト12には座金13が嵌合されてい
る。また22は器具本体で、前記ボルト11およ
びこのボルト11に螺合されたナツト12を挿通
する取付穴23が形成されている。
前記座金13は、第2図に示すように、多角形
例えば六角形の上面14とこの上面14の周縁か
ら下方に向つて連続成形され下縁形状を円形とし
た周面15とからなるナツト嵌合凹部16が形成
されており、このナツト嵌合凹部16の周縁下縁
からは水平外周方向に連続してリング状の鍔部1
7が形成されている。この鍔部17の対向外周縁
には、この外周縁から水平方向に連続成形された
U字状の上面18と、この上面縁部から下方に向
つて成形されたつまみ面19とからなるつまみ部
20がそれぞれ形成されている。この2つのつま
み部20間の中間部には、前記鍔部17の周縁に
開口し、ナツト嵌合凹部16の中心より奥方まで
切込まれたU字状の切込み21が設けられてい
る。
そして前記座金13は、切込み21に取付ボル
ト11を挿通した状態で、ナツト嵌合凹部16を
ナツト12の上面から嵌合することにより、ナツ
ト12に支持されている。
前記器具本体22は照明器具などの器具本体
で、前記取付穴23の周縁をこの取付穴23より
径大な前記座金13の鍔部17の上面に当接する
ことにより、器具本体22の取付位置を適正位置
に位置を規制しながら取付ボルト11に吊下げ支
持させる。
なお、この実施例において、取付ボルト11の
径をA、取付穴23の径をB、ナツト12の外径
をC、座金13のナツト嵌合凹部16の周面の径
をD、鍔部17の外径をE、切込み21の幅をF
とすると、各値は次のような関係となつている。
B>C B=D+1mm B<E F=A+(0.5mm〜1mm) このように前記器具本体22の取付穴23の径
Bとこの取付穴23に嵌合される座金13のナツ
ト嵌合凹部16の周面15との径Dは略等しく形
成されている。
次に、器具本体22を取付ける場合の手順を第
2図に基づいて説明する。
まず、天井面などの被取付け面などにこの取付
け面から垂直に取付けられた取付ボルト11に下
端よりナツト12を螺合して仮止めし、この状態
で器具本体22を持ち上げ、この器具本体22の
取付穴23に取付ボルト11およびナツト12を
挿通する。
次に、ナツト12と器具本体22との間に位置
される取付ボルト11の部分に、座金13を切込
み21の開口から嵌合し、この切込み21に取付
ボルト11を挿通し、ナツト嵌合凹部16をナツ
ト12に嵌合する。そして、この座金13の鍔部
17にて器具本体22の取付穴23の周縁を支持
し、器具本体22を吊下げた状態となる。
その後、つまみ部20を持つてこの座金13を
回動させると、座金13とともにこの座金13に
嵌合されているナツト12も回動し、これにより
ナツト12を締付けることができ、座金13のナ
ツト嵌合凹部16の周面15の径Dは器具本体2
2の取付穴23の径Bと略等しいため、座金13
の位置が規制されることにより、器具本体22の
取付位置を適正位置に規制しながら天井面などに
固定することができる。
このように、ナツト12の締付けに工具を必要
とせず、また、取付ボルト11にナツト12を仮
止めした後、器具本体22を持ち上げて取付穴2
3に取付ボルト11とナツト12とを挿通すれば
よく、器具本体22の取付孔23に取付ボルト1
1を挿通し、この器具本体22を支持しながらナ
ツト12を取付ボルト11に仮止めする必要がな
い。さらに、座金13に取付ボルト11を挿通す
る場合も側面からできる。
なお、前記実施例の座金13はナツト12が六
角の場合について説明したが、これに限られるも
のではなく、四角などの場合でもナツト嵌合凹部
16の形状をナツト12の形状に合わせることに
より容易に実施できる。
また、前記被取付器具22の取付穴23の径B
も、座金13のナツト嵌合凹部16の周面15の
径Dに1mmを加えたものに限られるものではな
く、これより大きくすることもでき、例えば電源
線挿通孔などと共用する構成とすることもでき
る。
前記実施例の構成のように座金のナツト嵌合凹
部の周面の径を器具本体の取付穴の径と略等しく
することにより、座金の位置が規制されることに
より、器具本体の取付位置を適正位置に規制しな
がら、器具本体の取付穴径と取付ボルト位置との
位置決めをナツトへ締付けと同時にでき、器具本
体の取付位置を適正位置に規制させることがで
き、天井面などに固定することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、被取付け面から突設されたボ
ルトと、このボルトを挿通する取付穴を形成した
器具本体と、前記ボルトに螺合させるナツトと、
このナツトと前記器具本体との間に介在され前記
取付穴の周囲に係合して器具本体を保持する座金
とを具備した照明器具などの器具取付け装置にお
いて、多角形の上面とこの上面周縁から下方に向
つて連続形成され下縁形状を円形として前記取付
穴に嵌合される周面とからなり前記ナツトの外周
面に嵌合するナツト嵌合凹部と、このナツト嵌合
凹部の前記周面下縁から水平外周方向に連続して
設けられ前記取付穴の周囲に係合されるリング状
の鍔部と、この鍔部の外周縁部に設けられた複数
個のつまみ部と、この前記鍔部の周縁に開口され
前記ナツトと器具本体との間に位置して前記ボル
トを挿通する切込みとを備えているため、被取付
け面から突設されボルトにナツトを螺合させた状
態で予め器具本体の取付穴にボルトを挿通させ、
この器具本体とナツトとの間に座金を取付けるこ
とにより、座金のナツト嵌合凹部がナツトに嵌合
され、座金のつまみ部を持つて座金を回動するこ
とによりナツトも同時に回動でき、ナツトの締付
け、ゆるめ等を工具を使用せずに行うことができ
工具を必要とせずに、ナツトの締付けを行うこと
ができ、器具の取付け作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す器具取付け装
置の縦断面図、第2図は同上取付け状態を示す斜
視図、第3図は同上器具取付け装置の底面図、第
4図は同上座金の斜視図、第5図は従来の取付け
装置の斜視図である。 11……ボルト、12……ナツト、13……座
金、14……上面、15……周面、16……ナツ
ト嵌合凹部、17……鍔部、20……つまみ部、
21……切込み、22……器具本体、23……取
付穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被取付け面から突設されたボルトと、このボ
    ルトを挿通する取付穴を形成した器具本体と、前
    記ボルトに螺合されるナツトと、このナツトと前
    記器具本体との間に介在され前記取付穴の周囲に
    係合して器具本体を保持する座金とを具備し、 前記座金は、多角形の上面とこの上面周縁から
    下方に向つて連続形成され下縁形状を円形として
    前記取付穴に嵌合される周面とからなり前記ナツ
    トの外周面に嵌合するナツト嵌合凹部と、このナ
    ツト嵌合凹部の前記周面下縁から水平外周方向に
    連続して設けられ前記取付穴の周囲に係合される
    リング状の鍔部と、この鍔部の外周縁部に設けら
    れた複数個のつまみ部と、この前記鍔部の周縁に
    開口され前記ナツトと器具本体との間に位置して
    前記ボルトを挿通する切込みとを備えたことを特
    徴とする器具取付け装置。 2 器具本体の取付穴の径とこの取付穴に嵌合さ
    れる座金のナツト嵌合凹部の周面の径とを略等し
    く形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の器具取付け装置。
JP13702287A 1987-05-30 1987-05-30 器具取付け装置 Granted JPS62297522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13702287A JPS62297522A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 器具取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13702287A JPS62297522A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 器具取付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS62297522A JPS62297522A (ja) 1987-12-24
JPH0137607B2 true JPH0137607B2 (ja) 1989-08-08

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ID=15189007

Family Applications (1)

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JP13702287A Granted JPS62297522A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 器具取付け装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014209597A1 (de) * 2014-05-20 2015-11-26 Fm Kunststofftechnik Gmbh Formteil, Verfahren zum Herstellen sowie Verwendung eines Formteils zur Verschraubung von Bolzen mit einem Gewindeabschnitt und einem Werkzeugansatz
CN110998102B (zh) 2017-07-31 2021-04-02 三菱电机株式会社 风扇和具备风扇的空调装置的室内机

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JPS62297522A (ja) 1987-12-24

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