JPS5911528Y2 - 軒樋支持具の屋根板への吊下装置 - Google Patents
軒樋支持具の屋根板への吊下装置Info
- Publication number
- JPS5911528Y2 JPS5911528Y2 JP10652379U JP10652379U JPS5911528Y2 JP S5911528 Y2 JPS5911528 Y2 JP S5911528Y2 JP 10652379 U JP10652379 U JP 10652379U JP 10652379 U JP10652379 U JP 10652379U JP S5911528 Y2 JPS5911528 Y2 JP S5911528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter part
- eaves gutter
- gutter support
- nut
- protruding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、軒樋支持具の屋根板への吊下装置に関し、吊
下具1の下部を筒状の大径部2、上部を小径部3とし、
大径部2に下端より上方に向けて切り溝4を設け、小径
部3に上部雄ねじ部5を刻設すると共に小径部3の上端
に断面角状の角状部分6を設けてこの角状部分の角部に
上部雄ねじ部5に連続するねじ切り込み7を設け、下端
より上方に向けて切り込まれた複数個の割り溝8を設け
た上端開口が小径の筒体9,ワツシャ10,パッキン1
1等を小径部3に被嵌し、吊下具1を屋根板12の孔1
3に上方より挿入して上部雄ねじ部5にナット14を螺
合すると共に大径部2の上端にて筒体9の下部を押圧し
て拡大した筒体9の下部とナット14とで屋根板12を
扶持し、軒樋支持具15より突出した突出棒16を筒状
の大径部2に深浅自在に嵌め込むと共に突出棒16より
側方に突出したボルト部23を切り溝4に挿入し、ボル
ト部23にナット17を螺合して突出棒16を筒状の大
径部2に固着して戊る軒樋支持具の屋根板への吊下装置
に係るものである。
下具1の下部を筒状の大径部2、上部を小径部3とし、
大径部2に下端より上方に向けて切り溝4を設け、小径
部3に上部雄ねじ部5を刻設すると共に小径部3の上端
に断面角状の角状部分6を設けてこの角状部分の角部に
上部雄ねじ部5に連続するねじ切り込み7を設け、下端
より上方に向けて切り込まれた複数個の割り溝8を設け
た上端開口が小径の筒体9,ワツシャ10,パッキン1
1等を小径部3に被嵌し、吊下具1を屋根板12の孔1
3に上方より挿入して上部雄ねじ部5にナット14を螺
合すると共に大径部2の上端にて筒体9の下部を押圧し
て拡大した筒体9の下部とナット14とで屋根板12を
扶持し、軒樋支持具15より突出した突出棒16を筒状
の大径部2に深浅自在に嵌め込むと共に突出棒16より
側方に突出したボルト部23を切り溝4に挿入し、ボル
ト部23にナット17を螺合して突出棒16を筒状の大
径部2に固着して戊る軒樋支持具の屋根板への吊下装置
に係るものである。
従来例にあっては、第1図に示すようにナット14a、
ワツシャ10 aをボルHaに取付けた状態で屋根板1
2 aの孔13 aに下方より挿入し、屋根板12 a
の上方よりパッキン11a,ワツシャ10aを被嵌して
ナツ}14aにて締着していた。
ワツシャ10 aをボルHaに取付けた状態で屋根板1
2 aの孔13 aに下方より挿入し、屋根板12 a
の上方よりパッキン11a,ワツシャ10aを被嵌して
ナツ}14aにて締着していた。
このためボル}laの取付けに当っては屋根板12 a
の上下に1人ずつ合計2名の作業者がいて取付作業をせ
ねばならず取付けがめんどうであった。
の上下に1人ずつ合計2名の作業者がいて取付作業をせ
ねばならず取付けがめんどうであった。
また従来にあってはボルHaの雄ねじ部分にナット14
bで軒樋支持具15を取付けていたので、2個のナツH
4bをゆるめて軒樋の水勾配の調整をせねばならず、め
んどうであった。
bで軒樋支持具15を取付けていたので、2個のナツH
4bをゆるめて軒樋の水勾配の調整をせねばならず、め
んどうであった。
また雄ねじ部分に取付けるためナットがゆるむと軒樋支
持具15がボルトに対して回転するという問題があった
。
持具15がボルトに対して回転するという問題があった
。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは1人の作業者によって屋根板の上方
より簡単に取付けることができ、しかも水勾配の調整が
容易で、また軒樋支持具が吊下具に対して回転せずに施
工後軒樋支持具の方向を正確に保つことのできる軒樋支
持具の屋根板への吊下装置を提供するにある。
目的とするところは1人の作業者によって屋根板の上方
より簡単に取付けることができ、しかも水勾配の調整が
容易で、また軒樋支持具が吊下具に対して回転せずに施
工後軒樋支持具の方向を正確に保つことのできる軒樋支
持具の屋根板への吊下装置を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。
図中1は棒状の吊下具であって、下部が筒状の大径部2
となり、上部が小径部3となっている。
となり、上部が小径部3となっている。
大径部2には下端より上方に向けて切り溝4が設けてあ
り、小径部3の上端には上部雄ねじ部5が設けてあり、
上部雄ねじ部5の上端には断面角状(図においては四角
状)の角状部分6が設けてあり、角状部分6の角部には
上部雄ねじ部5に連続するねじ切り込み7が設けてある
。
り、小径部3の上端には上部雄ねじ部5が設けてあり、
上部雄ねじ部5の上端には断面角状(図においては四角
状)の角状部分6が設けてあり、角状部分6の角部には
上部雄ねじ部5に連続するねじ切り込み7が設けてある
。
また大径部2と小径部3との連続部分は傾斜部21とな
っている。
っている。
図中9は筒体であって上端開口が小径となっており、筒
体9には下端より上方に向けて切り込まれた複数個の割
り溝8が設けてある。
体9には下端より上方に向けて切り込まれた複数個の割
り溝8が設けてある。
しかして小径部3に筒体9,ワツシャ10,パッキン1
1等を被嵌し、更にナット14を螺合しておき、この状
態で棒状の吊下具1を折板屋根のような屋根板12の孔
13に上方より挿入し、角孔状の被嵌部18と被嵌部1
8の外周に位置して回転するナツ1一嵌め込み部19と
を有する電動工具20を小径部に被せて被嵌部18を角
状部分6に被せると共にナット嵌め込み部19をナット
14に嵌め込んで回転することにより、大径部2の上端
の傾斜部21が筒体9の下部にくい込んでいって筒体9
の下部を拡大し、ナット14と筒体9の下部とで屋根板
12を挾持するものである。
1等を被嵌し、更にナット14を螺合しておき、この状
態で棒状の吊下具1を折板屋根のような屋根板12の孔
13に上方より挿入し、角孔状の被嵌部18と被嵌部1
8の外周に位置して回転するナツ1一嵌め込み部19と
を有する電動工具20を小径部に被せて被嵌部18を角
状部分6に被せると共にナット嵌め込み部19をナット
14に嵌め込んで回転することにより、大径部2の上端
の傾斜部21が筒体9の下部にくい込んでいって筒体9
の下部を拡大し、ナット14と筒体9の下部とで屋根板
12を挾持するものである。
このようにして屋根板12に吊下げた吊下具1の下部に
軒樋支持具15を取付けるものである。
軒樋支持具15を取付けるものである。
軒樋支持具15は両側下部に軒樋の両側上部の耳部を支
持するための耳支持部22を有しているものであり、こ
の軒樋支持具15の略中央に上方に向って突出棒16が
突設してあり、突出棒16には側方に向けてボルト部2
3が突設してある。
持するための耳支持部22を有しているものであり、こ
の軒樋支持具15の略中央に上方に向って突出棒16が
突設してあり、突出棒16には側方に向けてボルト部2
3が突設してある。
しかして軒樋支持具15より突出した突出棒16を筒状
の大径部2に深浅自在に嵌め込むと共に突出棒16より
側方に突出したボルト部23を切り溝4に挿入し、ボル
ト部23にナット17を螺合して突出棒16を筒状の大
径部2に固着するのである。
の大径部2に深浅自在に嵌め込むと共に突出棒16より
側方に突出したボルト部23を切り溝4に挿入し、ボル
ト部23にナット17を螺合して突出棒16を筒状の大
径部2に固着するのである。
ここで筒状の大径部2への突出棒16の嵌め込み深さ調
整することで軒樋支持具15に取付ける軒樋の水勾配の
調整をおこなうものである。
整することで軒樋支持具15に取付ける軒樋の水勾配の
調整をおこなうものである。
叙述のように構威したので本考案にあっては、屋根板へ
の吊下具の取付けに当っては1人の作業者によって屋根
板の上方より簡単に取付けができ、しかも吊下具への軒
樋支持具の取付けに当っては筒状の大径部に突出棒を嵌
め込んでボルト部へナットを螺合するのみで簡単に取付
けができ、更に筒状の大径部への突出棒の嵌め込み深さ
を調整することで水勾配の調整ができ、またこのとき1
つのナットを操作するのみで水勾配の調整が簡単にでき
るという利点がある。
の吊下具の取付けに当っては1人の作業者によって屋根
板の上方より簡単に取付けができ、しかも吊下具への軒
樋支持具の取付けに当っては筒状の大径部に突出棒を嵌
め込んでボルト部へナットを螺合するのみで簡単に取付
けができ、更に筒状の大径部への突出棒の嵌め込み深さ
を調整することで水勾配の調整ができ、またこのとき1
つのナットを操作するのみで水勾配の調整が簡単にでき
るという利点がある。
更にまたボルト部が切り溝に挿入してあるので施工後に
おいては吊下具に対して軒樋支持具が回転しないもので
あり、施工後における軒樋支持具の方向を正確に保つこ
とができるものである。
おいては吊下具に対して軒樋支持具が回転しないもので
あり、施工後における軒樋支持具の方向を正確に保つこ
とができるものである。
第1図a,l),cは従来例の取付け順序を示す説明図
、第2図は本考案の分解斜視図、第3図a.l),Cは
同上の吊下具の屋根板への取付け順序を示す説明図、第
4図は本考案に使用する電動工具の下部部分の斜視図で
あって、1は吊下具、2は大径部、3は小径部、4は切
り溝、5は上部雄ねじ部、6は角状部分、7はねし切り
込み、8は割り溝、9は筒体、10はワツシャ、11は
パッキン、12は屋根板、13は孔、14はナット、1
5は軒樋支持具、16は突出棒、17はナット、23は
ボルト部である。
、第2図は本考案の分解斜視図、第3図a.l),Cは
同上の吊下具の屋根板への取付け順序を示す説明図、第
4図は本考案に使用する電動工具の下部部分の斜視図で
あって、1は吊下具、2は大径部、3は小径部、4は切
り溝、5は上部雄ねじ部、6は角状部分、7はねし切り
込み、8は割り溝、9は筒体、10はワツシャ、11は
パッキン、12は屋根板、13は孔、14はナット、1
5は軒樋支持具、16は突出棒、17はナット、23は
ボルト部である。
Claims (1)
- 吊下具の下部を筒状の大径部、上部を小径部とし、大径
部に下端より上方に向けて切り溝を設け、小径部に上部
雄ねじ部を刻設すると共に小径部の上端に断面角状の角
状部分を設けてこの角状部分の角部に上部雄ねじ部に連
続するねじ切り込みを設け、下端より上方に向けて切り
込まれた複数個の割り溝を設けた上端開口が小径の筒体
,ワツシャ,パッキン等を小径部に被嵌し、吊下具を屋
根板の孔に上方より挿入して上部雄ねじ部にナットを螺
合すると共に大径部の上端にて筒体の下部を押圧して拡
大した筒体の下部とナットとで屋根板を扶持し、軒樋支
持具より突出した突出棒を筒状の大径部に深浅自在に嵌
め込むと共に突出棒より側方に突出したボルト部を切り
溝に挿入し、ボルト部にナットを螺合して突出棒を筒状
の大径部に固着して或る軒樋支持具の屋根板への吊下装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10652379U JPS5911528Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 軒樋支持具の屋根板への吊下装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10652379U JPS5911528Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 軒樋支持具の屋根板への吊下装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5622343U JPS5622343U (ja) | 1981-02-27 |
JPS5911528Y2 true JPS5911528Y2 (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=29339166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10652379U Expired JPS5911528Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 軒樋支持具の屋根板への吊下装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911528Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP10652379U patent/JPS5911528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5622343U (ja) | 1981-02-27 |
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