JPH07138500A - 硬化性コーティングの製造方法 - Google Patents

硬化性コーティングの製造方法

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JPH07138500A
JPH07138500A JP6108041A JP10804194A JPH07138500A JP H07138500 A JPH07138500 A JP H07138500A JP 6108041 A JP6108041 A JP 6108041A JP 10804194 A JP10804194 A JP 10804194A JP H07138500 A JPH07138500 A JP H07138500A
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silica
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George Fredric Medford
ジョージ・フレデリック・メッドフォード
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲルのないシリカアクリレート系硬化性コー
ティング組成物。 【構成】 可溶性の塩、石鹸、アミン、ノニオン性界面
活性剤、アニオン性界面活性剤、酸、塩基またはこれら
の混合物の1種以上から製造される、ゲルのないシリカ
アクリレート系の硬化性コーティング組成物、およびこ
れらの組成物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬化性のコーティング
組成物およびゲルのない硬化性コーティング組成物の製
造方法に係る。特に本発明は、ゲルのないシリカアクリ
レート系の硬化性コーティング組成物に係る。
【0002】
【従来の技術】シリカアクリレート樹脂を主体とする硬
化性コーティング組成物は一般にコロイドシリカを用い
て製造される。相溶性の溶剤(たとえばイソプロピルア
ルコール)を用いてコロイドシリカから水を共沸除去
し、そのように処理したシリカを反応性のアクリレート
キャリヤー内に残留させることによってストリッピング
処理されたコーティングを製造することが望ましい。こ
の反応を窒素雰囲気下で行なうと、ストリッピング工程
中相溶性の溶剤がほぼ完全になくなった時点でゲルが生
成することがすでに示されている。反応性の高いアクリ
レートのゲル化を防ぐには酸素が必要であることが知ら
れており、したがってこのストリッピング操作は通常少
なくともある程度の酸素の存在下で行なわれている。一
方相溶性の溶剤は可燃性であるから、このような反応は
酸素を添加することなく実施するのが極めて望ましい。
さらに、通常使われているストリッピング容器では酸素
を確実・適切に分散させるのが困難である。本発明の方
法は、系に酸素を添加しないでゲルのない硬化性のコー
ティング組成物を製造する方法である。また、このよう
にストリッピング処理したコーティング組成物は保存寿
命が長くなることが判明した。
【0003】「ゲルのない」という用語は、粘度が有用
な範囲内で制御されるようなコーティング組成物をさす
ものとする。もちろんこの粘度は特定のポリマーによっ
て変化するが、組成物を適切な溶剤で希釈すれば不溶物
はほとんどなくなる。米国特許第4,486,504号
と同第4,455,205号は耐候性および非耐候性の
UV硬化性ハードコート組成物の調製に関するものであ
る。
【0004】コッティントン(Cottington)らの米国特許
第4,973,612号は、多官能性アクリレート、不
飽和有機化合物およびコロイドシリカの水性分散液を含
有するコーティング組成物に関するものである。ガプタ
(Gupta) の米国特許第4,644,077号は親有機性
シリカの製造方法に関するものである。
【0005】オルゼン(Olsen) らの米国特許第4,49
1,508号は、本発明に有用であると思われる無溶剤
型ハードコート組成物の製造方法に関するものである。
チャン(Chung) の米国特許第4,478,876号は耐
磨耗性の紫外線硬化性組成物で基体を被覆する方法に関
するものである。この方法では空気のような非不活性雰
囲気下で組成物を形成する。
【0006】概して、以上の特許は、本発明の方法を使
用して改良することができるコーティングを記載してい
る。グロットフェルター(Glotfelter)らの米国特許第
5,120,811号は、汚れや光沢に対し優れた保護
を与える透明な保護層上の有機/無機(エポキシ/ガラ
ス)対摩耗表面コーティングに関するものである。酸で
加水分解されたシリケートが、酸で加水分解されたシリ
コーン系カップリング剤、エポキシモノマー、光開始剤
およびシリコーン油界面活性剤と組み合わされている
が、コロイドシリカもアクリレートモノマーも使用され
ていない。
【0007】ターナー(Turner)らの米国特許第5,10
3,032号は、アクリルオキシシランまたはメタクリ
ルオキシシランと、このシランの生成、精製および貯蔵
の間その重合を阻止するのに少なくとも充分な量でN,
N‐ジアルキルアミノメチレンフェノールとを含有する
組成物に関するものであるが、コロイドシリカの使用に
関してはなにも言及していない。
【0008】スワルツ(Swarts)の米国特許第4,83
1,093号は、油中水型エマルション中で重亜硫酸塩
系活性化剤を用いてマレイン酸の過エステル塩の開始剤
でメチルメタクリレートを重合することに関するもので
あるが、SiO2 を含んでいない。バンク(Bank)の米国
特許第4,780,555号は、ヒドロシリル化用白金
触媒と安定化量のフェノチアジンの存在下でハロシラン
をアクリルオキシ官能性またはメタクリルオキシ官能性
の有機化合物と反応させてアクリル官能性のハロシラン
を製造する方法に関するものであり、反応混合物は酸素
を含有する不活性ガスと接触させられる。しかし、塩や
界面活性剤を化合物として使用することは示唆されてい
ない。
【0009】チュー(Chu) らの米国特許第4,709,
067号は、メタクリルオキシまたはアクリルオキシを
含有する有機ケイ素化合物を、そのメタクリレート結合
に通常伴う望ましくない重合をさせないで製造、精製お
よび/または貯蔵するための改良された方法に関するも
のである。この重合を防ぐものとして塩や界面活性剤は
示唆されていないし、しかもここでの重合はメタクリレ
ート結合に関するものである。
【0010】シミズ(Shimizu) らの米国特許第4,02
1,310号は、プロピレンやアクロレインの蒸気相接
触酸化によって得られるアクリル酸またはそのアクリル
酸から誘導されるアクリルエステルを分離または精製す
る間のアクリル酸またはアクリルエステルの重合を阻止
する方法に関するものである。コロイドシリカには言及
されてないし、ここで阻止されている重合はアクリル酸
やアクリルエステルの重合である。
【0011】プルーデマン(Plueddemann) らの米国特許
第3,258,477号はアルコキシシランとその組成
物に関するものであり、コロイドシリカの使用を開示し
ていない。
【0012】
【発明の概要】本発明は、可溶性の塩、石鹸、アミン、
ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、酸、塩
基およびこれらの混合物より成る群の中から選択される
化合物を含む硬化性コーティング組成物、ならびにゲル
のないシリカアクリレート系硬化性コーティング組成物
の製造方法に関するものであり、このような化合物はス
トリッピングより前に反応混合物に添加される。
【0013】
【発明の詳細な開示】本発明の硬化性コーティング組成
物は、可溶性の塩、石鹸、アミン、ノニオン性界面活性
剤、アニオン性界面活性剤、酸、塩基またはこれらの混
合物より成る群の中から選択される化合物を含みゲルの
ないシリカアクリレート系硬化性コーティング組成物か
ら製造される。
【0014】シリカアクリレート樹脂は業界で公知であ
る。本発明のシリルアクリレートは一般に次式(1)で
表わすことができる。
【0015】
【化3】
【0016】このシリルアクリレートに、次式(2)の
アクリルモノマーを添加して本発明で使用する樹脂を形
成する。
【0017】
【化4】
【0018】ここで、Rは各々が独立してC(1-13)の一
価の有機基であり、R1 は各々が独立してC(1-8) のア
ルキル基であり、R2 は水素、Rまたはこれらの混合物
の中から選択され、R3 は各々が独立してC(1-8) のア
ルキレン基であり、R4 は各々が独立して一価または多
価の有機基であり、aは0から2までの整数であり、b
は1から3までの整数であり、a+bの和は1〜3に等
しく、nは1から6までの整数である。
【0019】所望により、シリルアクリレートとアクリ
ルモノマーから得られた混合物にUV光開始剤を加える
ことができる。式(1)中のRをさらに特定すると、C
(1-8) アルキル、たとえばメチル、エチル、プロピル、
ブチルなど、アリール基またはハロゲン化アリール基、
たとえばフェニル、トリル、キシリル、ナフチル、クロ
ロフェニルなどであり、R1 をさらに特定すると、たと
えば、Rの定義中に包含されるC(1-8) アルキル基のい
ずれかであり、各R2 の定義に包含される基は水素およ
びRの定義に包含される基のいずれかである。R3 をさ
らに特定すると、二価のアルキレン基、たとえばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレンなどであ
る。R4 の定義に包含される二価の有機基はR3 基、分
枝したC(2-8) アルキレン基、分枝したハロゲン化C
(2-8) アルキレン基、分枝したヒドロキシル化C(2-8)
アルキレン基、分枝したヒドロキシル化C(2-8) アルキ
レン基、分枝したアクリレート基、C (6-13)アリーレン
基、たとえばフェニレン、トリレン、ナフチレンなど、
ハロゲン化C(6-13)アリーレン基などである。
【0020】式(2)には多官能性アクリレートモノマ
ーが包含され、たとえば、次式のジアクリレート、
【0021】
【化5】
【0022】次式のトリアクリレート、
【0023】
【化6】
【0024】および次式のテトラアクリレートがある。
【0025】
【化7】
【0026】式(1)のシリルアクリレートとしては次
式を有する化合物がある。
【0027】
【化8】
【0028】本発明のハードコート組成物の成分のうち
の他のひとつであるコロイドシリカは、サブミクロンサ
イズのシリカ(SiO2 )粒子が水性媒質またはその他
の媒質に分散したものである。このSiO2 は四官能性
(Q)のケイ素原子を提供し、コーティングに硬さを付
加する。これを三官能性(T)ケイ素含有アクリレート
と混合するとTQ混合物が生成する。
【0029】コロイドシリカの分散液はデュポン(DuPon
t)やナルコ・ケミカル社(Nalco Chemical Company)のよ
うな化学品製造会社から入手可能である。コロイドシリ
カは酸性形態と塩基性形態のどちらでも入手可能である
が、本発明の目的からは酸性形態を利用するのが好まし
い。酸性コロイドシリカ(すなわち、ナトリウム含量の
少ない分散液)を使用すると優れたハードコート特性を
得ることができることが判明した。またアルカリ性のコ
ロイドシリカは、激しく攪拌しながらHClやH2 SO
4 のような酸を添加することによって酸性のコロイドシ
リカに変換することができる。
【0030】ナルコーグ(Nalcoag) 1034A(登録商
標)は本発明のコーティング組成物に使用するのに適し
たコロイドシリカの一例であり、米国イリノイ州シカゴ
のナルコ・ケミカル社(Nalco Chemical Company)から入
手可能である。ナルコーグ(Nalcoag) 1034A(登録
商標)は高純度で酸性pHのコロイドシリカ分散液であ
り、Na2 O含量が低く、pHは約3.1、SiO2
量は約34重量%である。後述の実施例でコロイドシリ
カのグラム数または重量部はその水性媒質を含んだもの
である。すなわち、たとえば520グラムのナルコーグ
(Nalcoag) 1034A(登録商標)というと、重量で約
177グラムのSiO2 を示している。しかしながら、
この水性媒質はコロイドシリカを取り扱う上で便利な手
段であり、本発明のハードコート組成物の必須部分を構
成するわけではないことに注意されたい。しかし、Si
ORの加水分解には水が必要であるから、非水性のコロ
イドシリカの場合には水をいくらか加えなければならな
い。
【0031】コロイドシリカという用語は、本発明のハ
ードコート組成物を形成するのによけいな実験をするこ
となく利用することができる微細に分割された形態の各
種SiO2 を表わすものとする。詳細は米国特許第4,
027,073号(引用により本明細書に含まれている
ものとする)に記載されている。本発明のコーティング
組成物は硬化剤を追加することなく調製できる。所望で
あれば、電子ビーム(EB)線に暴露することによって
コーティング組成物を硬化させてもよい。EB暴露の場
合コーティングは薄くするのが望ましい。このコーティ
ングの厚さは2.5cm(1インチ)未満が好ましく、2
5ミクロン(1/1000インチ)未満がさらに好まし
い。
【0032】本発明の組成物は硬化剤を含ませて調製し
てもよい。そのような硬化剤の一例は光開始剤である。
この場合本発明の組成物は、UV光源に暴露することで
硬化させることができる。コーティングの厚さは約25
00ミクロン(1/10インチ)が望ましく、約25ミ
クロン(1/1000インチ)未満が好ましい。本発明
のコーティング組成物は前記の多官能性アクリレートモ
ノマーを1種だけ含んでいてもよいが、好ましいコーテ
ィング組成物は2種以上の多官能性モノマーの混合物、
好ましくはジアクリレートとそれより多官能性のアクリ
レートとの混合物を含有している。また、特別な場合に
は少量のモノアクリレートを使用することができる。さ
らに本発明のUV硬化性組成物は、非アクリル系のUV
硬化性脂肪族不飽和有機モノマー、たとえばN‐ビニル
ピロリドン、スチレン、ビニルエーテル/マレエートブ
レンド、三官能性アクリレート、四官能性アクリレート
などのような物質をUV硬化性ハードコート組成物の5
0重量%までの量で含有することができる。
【0033】ジアクリレートとそれより多官能性のアク
リレートとの混合物を含有するコーティング組成物中の
ジアクリレートとそれより多官能性のアクリレートとの
比は通常約0.5:99〜約99:0.5であり、約
1:99〜約99:1が最も好ましい。ジアクリレート
とそれより多官能性のアクリレートとの混合物の例とし
ては、ヘキサンジオールジアクリレートとトリメチロー
ルプロパントリアクリレートとの混合物、ヘキサンジオ
ールジアクリレートとペンタエリトリトールトリアクリ
レートとの混合物、ヘキサンジオールジアクリレートと
ジペンタエリトリトールペンタアクリレートとの混合
物、ジエチレングリコールジアクリレートとペンタエリ
トリトールトリアクリレートとの混合物、およびジエチ
レングリコールジアクリレートとトリメチロールプロパ
ントリアクリレートとの混合物がある。2種類の多官能
性アクリレートモノマーの光反応生成物を含有するコー
ティングが好ましい。
【0034】同様に、コーティングは単一の単官能性ア
クリレートモノマーの紫外光反応生成物を含有していて
もよい。ジアクリレートとそれより多官能性のアクリレ
ートとを両方とも使用するのが好ましい。好ましい高官
能性アクリレートのひとつはトリメチロールプロパント
リアクリレートである。硬化の前か後に0.2〜99重
量部のトリメチロールプロパントリアクリレートを含む
組成物が好ましい。約2〜約99重量部含む硬化した組
成物も好ましい。
【0035】本発明の光硬化性コーティング組成物はま
た、光増感量の、すなわちコーティング組成物の光硬化
を起こすのに有効な量の光開始剤も含有している。この
量は、コロイドシリカ、式(1)のシリルアクリレート
の加水分解および縮合反応生成物および式(2)のアク
リレートモノマーの合計に対して、通常約0.01〜約
15重量部、好ましくは約0.1〜約10重量部であ
る。
【0036】米国特許第4,491,508号に示され
ているように、ケトンタイプの物質とヒンダードアミン
タイプの物質とのある種のブレンドは、上記コーティン
グ組成物を空気中でUV線に暴露した際に組成物を架橋
して適切なハードコートを形成するのに有効な光開始剤
である。この特許は引用により本明細書中に含まれてい
るものとする。
【0037】使用されるケトンタイプの光開始剤のひと
つはα,α‐ジエトキシアセトフェノンである。好まし
い光開始剤は分子量が164のメチルベンゾイルホルメ
ートであり、5重量部以上で使用する。メチルベンゾイ
ルホルメートを5.7重量部使用すると、より高分子量
のα,α‐ジエトキシアセトフェノンを5重量部使用し
たときのモル%より50モル%多くの光開始剤が配合物
中で利用できる。メチルベンゾイルホルメートは、米国
イリノイ州シカゴのアクゾ・ケミカルズ社(Akzo Chemic
als, Inc.)からバイキュア(Vicure)55(登録商標)と
して入手できる。本発明のひとつの実施態様ではコーテ
ィング100g当たり光開始剤を35ミリモル使用す
る。これより多くの光開始剤を使用してより広範囲の基
体を被覆することが可能である。光開始剤はUV光に暴
露されると分解してラジカルになる。次にこのラジカル
がアクリレート基の炭素原子間の二重結合を開く。
【0038】組成物に添加する光開始剤の量は、非揮発
性成分、すなわちコロイドシリカ、式(1)のシリルア
クリレートの加水分解・縮合反応生成物および式(2)
のアクリレートモノマーの100重量部に対して5重量
部以上である。光開始剤がメチルベンゾイルホルメート
の場合5〜約12重量部使用するのが好ましい。メチル
ベンゾイルホルメートは約6〜約7重量%添加するとさ
らに好ましい。
【0039】多めの量の光開始剤を使用すると硬化時間
が短めのハードコートが生成する。これらのハードコー
トは高速でフィルムをコーティングするのに特に有用で
あり望ましい。現行のフィルム塗布硬化速度は約30〜
100フィート/分(fpm)の範囲である。しかし、
本発明によると、これより速い硬化速度を得ることが可
能である。すなわち、高い量の光開始剤によって硬化が
速くなるからである。本発明のハードコートを含むフィ
ルムコーティングは、充分な光源を使用した場合50〜
500フィート/分もの速度でUV源の下を通すことに
よって硬化させることができる。このような高速の場
合、同様な条件で従来技術のハードコートは充分に硬化
しない。これは柔らかめのコーティングが得られること
で立証される。
【0040】また、本発明のコーティング組成物は、場
合により、レゾルシノールモノベンゾエート、2‐メチ
ルレゾルシノールジベンゾエートなどのようなUV吸収
剤すなわち安定剤を含有していてもよい。この安定剤
は、場合によって存在することがある追加の溶剤を除く
コーティング組成物の重量を基準にして、すなわち、コ
ロイドシリカ、式(1)のシリルアクリレートの加水分
解・縮合反応生成物および式(2)のアクリレートモノ
マーに対して、約0.1〜25重量部の量で存在するこ
とができ、約3〜約18重量部で存在するのが好まし
い。UV硬化性のコーティング組成物はコロイドシリ
カ、式(1)のシリルアクリレートの加水分解・縮合反
応生成物および式(2)のアクリレートモノマーに対し
て約1〜約25重量部の安定剤を含有することができ
る。
【0041】適した溶剤としては水混和性のアルコール
または水‐溶剤共沸混合物が包含される。溶剤の例とし
てはイソプロピルアルコール(IPA)、4‐メトキシ
プロパノール、n‐ブタノール、エタノールなどがあ
る。硬化性の組成物に添加できる適切な化合物として
は、可溶性の塩、石鹸、アミン、ノニオン性界面活性
剤、アニオン性界面活性剤、酸、塩基などを挙げること
ができる。本発明で使用する化合物には、本発明のコー
ティング組成物中でゲルの形成を防ぐあらゆる化合物が
包含される。当業者には分かるように、そのような化合
物はいずれも、コロイドシリカを沈殿させない限り、ま
た硬化速度、硬さ、耐候性および基体保護などのような
特性が適切なレベルに維持される限り、使用することが
できる。好ましい化合物のひとつは酢酸ナトリウムであ
る。
【0042】可溶性の塩の例としては塩化第一スズ、酢
酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、酢酸テトラブチルア
ンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウムなどがあ
る。本発明で使用が考えられる石鹸の例としてはネオデ
カン酸カルシウム、オクタン酸第一スズ、オクタン酸亜
鉛などがある。本発明で使用することが考えられるアミ
ンとしてはトリエチルアミンがある。ノニオン性および
アニオン性の界面活性剤の例としては、ポリエチレンオ
キシドプロピレンオキシド(EOPO)z (ただしzは
約8〜10)と反応させた炭素原子約11〜約18の線
状第二級アルコール、ノニルフェノール、EOを約3〜
約10個有するオクチルフェノール、アルキルフェノー
ル(EO)70H、炭素原子が約11〜約18個で(E
O)x H(ただしxは約2〜約10)を有する第二級ア
ルコール、HO(EO)x (PO)y(EO)x OH
(ただし、xは約2〜約100、yは約2〜約10
0)、ラウリルスルホン酸アンモニウムなどがある。本
発明で使用が考えられる酸の例としては塩酸などがあ
る。特定の塩基としてはトリエチルアミンなどを挙げる
ことができる。当業者には分かるように、以上の例は単
に代表例を挙げただけであり、他の化合物ならびに上記
のものの組み合わせも使用することができる。
【0043】本発明で使用する化合物としては、本発明
のコーティング組成物中においてゲルの生成を防ぐあら
ゆる化合物が包含される。本発明の組成物中に存在する
化合物の量は、混合物の粘度を、適切な溶剤に希釈した
ときに溶解しない物質が残らないようなレベルに維持す
るのに充分な量である。
【0044】本発明のコーティング組成物はまた、場合
により、各種の艶消し剤、表面活性剤、チキソトロピー
剤、UV光安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤(HA
LS)、染料などを含有していてもよい。これらの添加
剤はいずれも業界でよく知られており、ここで詳しく述
べる必要はない。したがって、限られた数のものだけに
言及するが、コーティング組成物の光硬化を損なわない
限り、またコーティングの透明性に悪影響を与えること
がない限り、これらの化合物のいずれも使用することが
できるものと理解されたい。
【0045】アニオン性、カチオン性およびノニオン性
の表面活性剤を始めとして各種の表面活性剤が、「カー
ク‐オスマー・化学技術全書(Kirk-Othmer Encyclopedi
a ofChemical Technology) 」、第19巻、1969
年、ニューヨーク、インターサイエンス・パブリッシャ
ーズ(Interscience Publishers) 刊、第507〜593
頁、ならびに「ポリマー科学技術全書(Encyclopedia of
Polymer Science and Technology)」、第13巻、19
70年、ニューヨーク、インターサイエンス・パブリッ
シャーズ(Interscience Publishers) 刊、第477〜4
86頁(双方とも引用により本明細書に含まれているも
のとする)に記載されている。また、流れ調整用および
レベリング用添加剤、たとえば米国コネティカット州ワ
リングフォード(Wallingford) のビー・ワイ・ケー・ヘ
ミー(BYK Chemie)製BYK300(登録商標)およびB
YK301(登録商標)を、コロイドシリカ、式(1)
のシリルアクリレートの加水分解および縮合反応生成物
および式(2)のアクリレートモノマーに対して0.0
1〜6重量部の量で添加してもよい。
【0046】通常本発明の方法はほとんど酸素を含まな
い環境中で実施する。ほとんど酸素を含まないという用
語は、その雰囲気が酸素を一般に15%未満、好ましく
は10%未満の量で含むことを意味している。さらに好
ましくは雰囲気中の酸素が6%未満である。したがっ
て、化合物は、本発明の方法の実施中任意の時点でシリ
コーンアクリレート系硬化性コーティング組成物に添加
することができるということが分かる。これらの化合物
はT/Q樹脂ブレンドを調製する前に添加してもその後
に添加してもよい。また当業者には分かるように、上記
ブレンドのさらに別の処方が必要あるいは望ましいかも
しれない。
【0047】
【実施例の記載】実施例1 以下のようにして加水分解生成物のマスターバッチを作
成した。酸性コロイドシリカ[ナルコ(Nalco) 1034
A、86.9部]、p‐メトキシフェノール(0.07
部)およびイソプロピルアルコール(IPA、464
部)の中でメタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン(13.0部)を加水分解し、ストリッピングして約
73%の水とIPAを除去した。このものは不揮発分が
24.2重量%であり、これを表1に記載した反応すべ
てでシリコーン部分として使用した。 表 1 (ス トリッ ピング 後の物 粘度 1 実 質に対 (24.2%加水分 25℃セン 施 する 解物161.2 g チストーク 化 合 物 ppm) に対するg数) ス(CSTKS) 1 対照(比較) 0 0 ゲル 2 塩化第一スズ 133 0.0100 40.5 3 酢酸ナトリウム 213 0.0160 40.1 4 酢酸ナトリウム 52 0.00396 41.5 5 酢酸ナトリウム 40 0.00297 41.5 6 酢酸ナトリウム 30 0.00205 247 7 酢酸ナトリウム 100 0.00733 39.5 8 重炭酸ナトリウム 110 0.0082 41.9 9 酢酸テトラブチルアンモニウム 133 0.01000 41.4 10 臭化テトラブチルアンモニウム 200 0.0150 低 11 ネオデカン酸カルシウム 213 0.0160 41.6 12 オクタン酸第一スズ 533 0.0400 低 13 オクタン酸亜鉛 400 0.0300 低 14 イオン性界面活性剤 100 0.0074 213.7 [ウィトコレート(WITCOLATE) AM(登録商標)] 15 イオン性界面活性剤 400 0.0292 91.8 [ウィトコレート(WITCOLATE) AM(登録商標)] 16 ノニオン性界面活性剤 500 0.036 84.6 [タージトール(Tergitol) 15−S−9(登録商標)] 17 HCl 487 0.037 低 18 トリエチルアミン 32 0.0024 低 19 トリエチルアミン 10 0.00076 低 20 トリエチルアミン 100 0.0076 低 21 トリエチルアミン 4 0.00032 中程度1 ストリッピングは窒素下で実施した。
【0048】2 試験はキャノン‐フェンスキー(Cannon-
Fensky) チューブを使用して25℃で行なった。低=約
35〜74CSTKS、中程度=約75〜100,00
0CSTKS、ゲル=約100,000CSTKSをは
るかに上回る。実施例2〜21 表1から分かるように、実施例1の加水分解生成物に対
して種々の化合物をいろいろな量で添加した。化合物の
種類とその添加量は生成物の粘度に影響を及ぼす。これ
は、シリルアクリレートおよびコロイドシリカと選択し
た化合物との相乗的な組み合わせの優秀性を立証してい
る。
【0049】実施例22〜27 実施例1に従って作成した加水分解物に対して酢酸ナト
リウムをいろいろな量で添加した。酢酸ナトリウムは製
品の製造中いろいろな時点で添加した。その結果、添加
の順序は特に重要でないことが立証された。結果を表2
に示す。 表 2 (生 (24.2% 実 成物に 加水分解物 施 対する 161.2 gに 化合物 ppm) 対するg数) 粘 度 1 備 考 22 酢酸Na 213 0.016 40.1 NaOAc添加(最終生 成物に対して213pp m)前に一部ストリッピ ング 23 酢酸Na 200 0.015 45.6 NaOAc添加(最終生 成物に対して200pp m)前にストリッピング なし 24 酢酸Na 100 0.0074 38 NaOAc添加(最終生 成物に対して100pp m)前に一部ストリッピ ング 25 酢酸Na 100 0.0074 49 NaOAc添加(最終生 成物に対して100pp m)前にストリッピング なし 26 酢酸Na 200 0.016 38.5 段階的NaOAc添加、 すなわちストリッピング 直前に100ppm添加 、幾分のストリッピング 時間後100ppm添加 27 対照 0 0 ゲル1,2 試験は表1と同様 好ましい態様に関連して本発明を説明して来たが、当業
者には分かるように本発明においては他の態様および具
体例も考えられ、そのような他の態様および具体例は特
許請求の範囲に定義された本発明の思想と範囲を逸脱す
ることなくなし得るものである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可溶性の塩、石鹸、アミン、ノニオン性
    界面活性剤、アニオン性界面活性剤、酸、塩基およびこ
    れらの混合物より成る群の中から選択される化合物を含
    む、ゲルのないシリカアクリレート系硬化性コーティン
    グ組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の硬化性コーティング組成
    物を基体に塗布し、その基体を前記組成物を硬化させる
    のに充分なエネルギー源に暴露することからなる、前記
    組成物の硬化方法。
  3. 【請求項3】 前記化合物が酢酸ナトリウムである、請
    求項1記載の硬化性コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 可溶性の塩、石鹸、アミン、ノニオン性
    界面活性剤、アニオン性界面活性剤、酸、塩基およびこ
    れらの混合物より成る群の中から選択される化合物をシ
    リカアクリレート系硬化性コーティング組成物に添加す
    ることからなる、ゲルのないシリカアクリレート系硬化
    性コーティング組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記コーティング組成物がさらに光開始
    剤も含んでおり、前記基体をUV光源に暴露する、請求
    項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記光開始剤がメチルベンゾイルホルメ
    ートからなる、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記コーティング組成物がジアクリレー
    トと高官能性アクリレートの混合物を含有しており、ジ
    アクリレートと高官能性アクリレートの比が0.5:9
    9から約99:0.5までである、請求項4記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記シリカアクリレートが、式 【化1】 のシリルアクリレートと、式 【化2】 のアクリルモノマーと、コロイドシリカとを含む[式
    中、Rは各々独立してC(1 -13)の一価の有機基であり、
    1 は各々独立してC(1-8) のアルキル基であり、R2
    は水素、Rまたはこれらの混合物の中から選択され、R
    3 は各々独立してC (1-8) のアルキレン基であり、R4
    は各々独立して一価または多価の有機基であり、aは0
    から2までの整数であり、bは1から3までの整数であ
    り、a+bの和は1〜3に等しく、nは1から6までの
    整数である]、請求項1記載のゲルのないシリカアクリ
    レート系硬化性コーティング組成物。
  9. 【請求項9】 前記コーティング組成物がジアクリレー
    トと高官能性アクリレートの混合物を含有しており、ジ
    アクリレートと高官能性アクリレートの比が0.5:9
    9から約99:0.5までである、請求項8記載のコー
    ティング組成物。
  10. 【請求項10】 前記化合物が酢酸ナトリウムである、
    請求項7記載の方法。
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