JPH07138154A - 皮膚貼付薬シ−トおよび粘着シ−ト - Google Patents
皮膚貼付薬シ−トおよび粘着シ−トInfo
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- JPH07138154A JPH07138154A JP14219193A JP14219193A JPH07138154A JP H07138154 A JPH07138154 A JP H07138154A JP 14219193 A JP14219193 A JP 14219193A JP 14219193 A JP14219193 A JP 14219193A JP H07138154 A JPH07138154 A JP H07138154A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】疎水性基材シ−トに浸水性粘着剤を塗布して皮
膚貼付薬シ−トを形成するに際し、基材シ−トと粘着剤
の密着性を向上させることにより、皮膚貼付薬シ−トを
使用した後、皮膚より皮膚貼付薬シ−トを剥離すると
き、粘着剤が基材シ−トより剥離して皮膚に残ることが
ない。なお、保護シ−ト、電気絶縁用テ−プ等の基材シ
−トと粘着層により構成される商品にも展開することが
出来る。 【構成】軟質塩化ビニル系樹脂フイルムを基材シ−トと
して、スチレン−ジエン−スチレンブロック共重合体を
主体に構成される粘着剤との間に、短繊維を含有するポ
リエステル系接着剤等を介することを特徴とする皮膚貼
付薬シ−ト。
膚貼付薬シ−トを形成するに際し、基材シ−トと粘着剤
の密着性を向上させることにより、皮膚貼付薬シ−トを
使用した後、皮膚より皮膚貼付薬シ−トを剥離すると
き、粘着剤が基材シ−トより剥離して皮膚に残ることが
ない。なお、保護シ−ト、電気絶縁用テ−プ等の基材シ
−トと粘着層により構成される商品にも展開することが
出来る。 【構成】軟質塩化ビニル系樹脂フイルムを基材シ−トと
して、スチレン−ジエン−スチレンブロック共重合体を
主体に構成される粘着剤との間に、短繊維を含有するポ
リエステル系接着剤等を介することを特徴とする皮膚貼
付薬シ−ト。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮膚貼付薬シ−ト、即
ち、プラスタ−に関する。詳しくは、表面のべたつきが
なく、風合い、滑らかさ、皮膚の適合性等にすぐれ、か
つ、薬剤を含む粘着剤が基材シ−ト上に強固に接着され
ていることを特徴とする皮膚貼付薬シ−トに関する。広
く、親水性ポリマ−を主体とする水性粘着剤と、疎水性
ポリマ−を主体とする基材シ−トとの接着力の向上に利
用することもできる。更に、基材シ−トにプライマ−層
を形成したその上に粘着剤層を形成して粘着シ−ト、保
護シ−ト等の基材シ−トと粘着剤の接着力の向上に寄与
できる。
ち、プラスタ−に関する。詳しくは、表面のべたつきが
なく、風合い、滑らかさ、皮膚の適合性等にすぐれ、か
つ、薬剤を含む粘着剤が基材シ−ト上に強固に接着され
ていることを特徴とする皮膚貼付薬シ−トに関する。広
く、親水性ポリマ−を主体とする水性粘着剤と、疎水性
ポリマ−を主体とする基材シ−トとの接着力の向上に利
用することもできる。更に、基材シ−トにプライマ−層
を形成したその上に粘着剤層を形成して粘着シ−ト、保
護シ−ト等の基材シ−トと粘着剤の接着力の向上に寄与
できる。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、皮膚刺激剤や消炎鎮痛剤
等の薬剤を含有する粘着剤を基材シ−ト上に積層してな
る皮膚貼付薬シ−トが、医療用途に使用されている。こ
のような皮膚貼付薬シ−トにおいては、例えば、特開昭
54−138124号公報に記載されているように、皮
膚貼付薬シ−トを皮膚に添付した際に良好な粘着性、皮
膚への適合性および適度の弾性を有するのみならず、剥
離時に皮膚に刺激を与えず、容易に剥離しうるところか
ら、粘着剤としては、ジエン系共重合体、特に、ジエン
系ブロック共重合体が好適であることが知られている。
一方、上記のような皮膚貼付薬シ−トにおいては、そ
の基材シ−トとしては、柔軟で皮膚になじみよい軟質塩
化ビニル系樹脂フイルムが好適であるが、反面、塩化ビ
ニル系樹脂フイルムは粘着剤として使用される前記のジ
エン系ブロック共重合体との親和性に乏しく、特に、皮
膚貼付薬シ−トにおいては、粘着剤としてのジエン系ブ
ロック共重合体が薬剤と共に可塑剤として高級脂肪酸や
流動パラフィン等を含有するために、塩化ビニル系樹脂
基材シ−ト上に単に直接に塗布して皮膚貼付薬シ−トと
した場合、粘着剤と基材シ−トとの接着性に劣る問題が
ある。この問題を解決するために、両者に親和性を有す
るプライマ−(下塗り接着剤)を塩化ビニル系樹脂基材
シ−トに塗布した後、粘着剤を積層することがある。
等の薬剤を含有する粘着剤を基材シ−ト上に積層してな
る皮膚貼付薬シ−トが、医療用途に使用されている。こ
のような皮膚貼付薬シ−トにおいては、例えば、特開昭
54−138124号公報に記載されているように、皮
膚貼付薬シ−トを皮膚に添付した際に良好な粘着性、皮
膚への適合性および適度の弾性を有するのみならず、剥
離時に皮膚に刺激を与えず、容易に剥離しうるところか
ら、粘着剤としては、ジエン系共重合体、特に、ジエン
系ブロック共重合体が好適であることが知られている。
一方、上記のような皮膚貼付薬シ−トにおいては、そ
の基材シ−トとしては、柔軟で皮膚になじみよい軟質塩
化ビニル系樹脂フイルムが好適であるが、反面、塩化ビ
ニル系樹脂フイルムは粘着剤として使用される前記のジ
エン系ブロック共重合体との親和性に乏しく、特に、皮
膚貼付薬シ−トにおいては、粘着剤としてのジエン系ブ
ロック共重合体が薬剤と共に可塑剤として高級脂肪酸や
流動パラフィン等を含有するために、塩化ビニル系樹脂
基材シ−ト上に単に直接に塗布して皮膚貼付薬シ−トと
した場合、粘着剤と基材シ−トとの接着性に劣る問題が
ある。この問題を解決するために、両者に親和性を有す
るプライマ−(下塗り接着剤)を塩化ビニル系樹脂基材
シ−トに塗布した後、粘着剤を積層することがある。
【0003】更に、塩化ビニル系樹脂を基材シ−トとす
る皮膚貼付薬シ−トにおいては、薬剤が拡散浸透性の強
いものであるときは、薬剤が基材シ−トにも浸透拡散
し、基材シ−トを膨潤劣下させたり、場合に依っては、
薬剤を含む粘着剤層の薬剤量が減少して所期の治療効果
を損なうことがある。そこで、塩化ビニル系樹脂シ−ト
に適宜にバリア−層を形成し、薬剤の基材シ−トへの移
行を抑制することが試みられている。
る皮膚貼付薬シ−トにおいては、薬剤が拡散浸透性の強
いものであるときは、薬剤が基材シ−トにも浸透拡散
し、基材シ−トを膨潤劣下させたり、場合に依っては、
薬剤を含む粘着剤層の薬剤量が減少して所期の治療効果
を損なうことがある。そこで、塩化ビニル系樹脂シ−ト
に適宜にバリア−層を形成し、薬剤の基材シ−トへの移
行を抑制することが試みられている。
【0004】また、この目的のために、塩化ビニル系樹
脂フイルムにバリア−層としてポリエチレンテレフタレ
−トフイルム(以下、PETフイルムという。)を予め
積層して、そのPETフイルム表面に、前記のジエン系
ブロック共重合体とも親和性のあるプライマ−層を形成
することにより、粘着剤層の薬剤が、塩化ビニル系樹脂
フイルムに移行、拡散することを防止し、同時に、塩化
ビニル系樹脂フイルムに含有される可塑剤が粘着剤層に
移行することも防止する。この様なプライマ−の組成物
としては、特開昭62−267310号公報には、分子
中に親水基を含有するポリエステル樹脂と重合性二重結
合含有単量体との反応物または混合物が開示されてい
る。
脂フイルムにバリア−層としてポリエチレンテレフタレ
−トフイルム(以下、PETフイルムという。)を予め
積層して、そのPETフイルム表面に、前記のジエン系
ブロック共重合体とも親和性のあるプライマ−層を形成
することにより、粘着剤層の薬剤が、塩化ビニル系樹脂
フイルムに移行、拡散することを防止し、同時に、塩化
ビニル系樹脂フイルムに含有される可塑剤が粘着剤層に
移行することも防止する。この様なプライマ−の組成物
としては、特開昭62−267310号公報には、分子
中に親水基を含有するポリエステル樹脂と重合性二重結
合含有単量体との反応物または混合物が開示されてい
る。
【0005】また、プライマ−層について、第1の層を
飽和ポリエステル樹脂から構成し、第2の層を末端が水
酸基であるポリウレタン100重量部にエチレン−酢酸
ビニル共重合体50〜200重量部及び塩化ゴム50〜
200重量部からなる樹脂組成物および無水シリカ微粉
末20〜35重量%を含有することを特徴とする技術
を、特開平4−59722号公報に開示されている。
飽和ポリエステル樹脂から構成し、第2の層を末端が水
酸基であるポリウレタン100重量部にエチレン−酢酸
ビニル共重合体50〜200重量部及び塩化ゴム50〜
200重量部からなる樹脂組成物および無水シリカ微粉
末20〜35重量%を含有することを特徴とする技術
を、特開平4−59722号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような皮膚貼付薬シ−トにおいても、薬剤を含有する
ジエン系ブロック共重合体からなる粘着剤層と塩化ビニ
ル系樹脂フイルムまたはPETフイルムとの接着性につ
いて充分といえないことがある。具体的に、前記のプラ
イマ−層と水性粘着剤との密着力が不足するときは、皮
膚貼付薬シ−トとして使用の後、シ−トを皮膚より剥離
する際に、薬剤を含有していた水性粘着剤層の一部が、
皮膚に付着したまま残ることがある(「糊残り」ともい
う。)。残された水性粘着剤はそれ自体の粘性により人
に不快感を与えると共に、汚れを付着させ不快感を増大
する。
たような皮膚貼付薬シ−トにおいても、薬剤を含有する
ジエン系ブロック共重合体からなる粘着剤層と塩化ビニ
ル系樹脂フイルムまたはPETフイルムとの接着性につ
いて充分といえないことがある。具体的に、前記のプラ
イマ−層と水性粘着剤との密着力が不足するときは、皮
膚貼付薬シ−トとして使用の後、シ−トを皮膚より剥離
する際に、薬剤を含有していた水性粘着剤層の一部が、
皮膚に付着したまま残ることがある(「糊残り」ともい
う。)。残された水性粘着剤はそれ自体の粘性により人
に不快感を与えると共に、汚れを付着させ不快感を増大
する。
【0007】また、他の分野、例えば保護フイルム、粘
着テ−プ等に於いても親水性樹脂または疎水性樹脂フイ
ルムの上に、相反する性質を有する粘着剤を塗布する場
合に、同様プライマ−層を設ける場合があるが、この場
合にも同様に糊残りの問題を生じる。
着テ−プ等に於いても親水性樹脂または疎水性樹脂フイ
ルムの上に、相反する性質を有する粘着剤を塗布する場
合に、同様プライマ−層を設ける場合があるが、この場
合にも同様に糊残りの問題を生じる。
【0008】
【発明の構成】そこで本願発明は、プライマ−層に短繊
維を配合することにより、その層の表面に凹凸を設け
て、いわゆるアンカ−効果により密着面積を拡大して、
密着力を上げようとするものである。即ち、第1の発明
は、厚さ50〜150μmの軟質塩化ビニル系樹脂フイ
ルムの片面に、短繊維を0.1〜10重量%を含有し分
子中に親水基をを有するポリエステル系樹脂と重合性二
重結合含有単量体との反応物または混合物よりなるプラ
イマ−層を形成し、該プライマ−層の上に水性粘着剤層
が積層接着されていることを特徴とする皮膚貼付薬シ−
トに関する。
維を配合することにより、その層の表面に凹凸を設け
て、いわゆるアンカ−効果により密着面積を拡大して、
密着力を上げようとするものである。即ち、第1の発明
は、厚さ50〜150μmの軟質塩化ビニル系樹脂フイ
ルムの片面に、短繊維を0.1〜10重量%を含有し分
子中に親水基をを有するポリエステル系樹脂と重合性二
重結合含有単量体との反応物または混合物よりなるプラ
イマ−層を形成し、該プライマ−層の上に水性粘着剤層
が積層接着されていることを特徴とする皮膚貼付薬シ−
トに関する。
【0009】第2の発明は、厚さ50〜150μmの軟
質塩化ビニル系樹脂フイルムと厚さ10μm以下のPE
Tフイルムとが接着されてなる基材シ−トのPETフイ
ルムの表面に、短繊維を0.1〜10重量%を含有し分
子中に親水基をを有するポリエステル系樹脂と重合性二
重結合含有単量体との反応物または混合物よりなるプラ
イマ−層を形成し、該プライマ−層の上に水性粘着剤層
が積層接着されていることを特徴とする皮膚貼付薬シ−
トに関する。
質塩化ビニル系樹脂フイルムと厚さ10μm以下のPE
Tフイルムとが接着されてなる基材シ−トのPETフイ
ルムの表面に、短繊維を0.1〜10重量%を含有し分
子中に親水基をを有するポリエステル系樹脂と重合性二
重結合含有単量体との反応物または混合物よりなるプラ
イマ−層を形成し、該プライマ−層の上に水性粘着剤層
が積層接着されていることを特徴とする皮膚貼付薬シ−
トに関する。
【0010】第3の発明は、上記の発明の基本となる発
明であり、基材シ−トにその性質(極性)が相反する粘
着剤を積層して粘着シ−ト等を製造する際のプライマ−
に短繊維を含有させることにより基材シ−トと粘着剤の
接着力を向上させようとするものである。以下、本願発
明を、構成要件にしたがって説明する。まづ、上記基材
シ−トとしての塩化ビニル系樹脂フイルムは、皮膚等へ
のなじみや風合いに優れるためには、塩化ビニル系樹脂
の平均重合度は、比較的高く、1700〜3000の範
囲にあることが好ましい。また、粘着剤層への移行性ま
たはプライマ−、PETフイルムとの接着性を配慮する
と、平均分子量1000〜8000の高分子量可塑剤を
含有することが好ましく、皮膚に貼付する際に基材シ−
トに反りや湾曲を生じないためには、上記高分子可塑剤
を塩化ビニル系樹脂100重量部に対し45〜80重量
部含有する軟質塩化ビニル系樹脂フイルムとすることが
好ましい。更に、皮膚に貼付したときに違和感を生じな
いためには、厚さが50〜150μmの範囲であること
が必要である。
明であり、基材シ−トにその性質(極性)が相反する粘
着剤を積層して粘着シ−ト等を製造する際のプライマ−
に短繊維を含有させることにより基材シ−トと粘着剤の
接着力を向上させようとするものである。以下、本願発
明を、構成要件にしたがって説明する。まづ、上記基材
シ−トとしての塩化ビニル系樹脂フイルムは、皮膚等へ
のなじみや風合いに優れるためには、塩化ビニル系樹脂
の平均重合度は、比較的高く、1700〜3000の範
囲にあることが好ましい。また、粘着剤層への移行性ま
たはプライマ−、PETフイルムとの接着性を配慮する
と、平均分子量1000〜8000の高分子量可塑剤を
含有することが好ましく、皮膚に貼付する際に基材シ−
トに反りや湾曲を生じないためには、上記高分子可塑剤
を塩化ビニル系樹脂100重量部に対し45〜80重量
部含有する軟質塩化ビニル系樹脂フイルムとすることが
好ましい。更に、皮膚に貼付したときに違和感を生じな
いためには、厚さが50〜150μmの範囲であること
が必要である。
【0011】50μm未満であるときは、物理的強度が
不足し、取扱い中または使用中に破けることがあり、1
50μmを超えると、厚さによる剛性が大きく、いわゆ
るごわごわした感じが強くなり皮膚になじみ難くなる。
上記高分子可塑剤としては、特に、エステル系高分子可
塑剤、例えば、フタル酸のポリエチレングリコ−ルジエ
ステル、ポリプロピレングリコ−ルジエステル、ポリエ
チレングリコ−ルポリプロピレンジエステル等のポリア
ルキレングリコ−ルジエステルや、アジピン酸、セバシ
ン酸等の脂肪族二塩基酸のポリエチレングリコ−ルジエ
ステル、ポリプロピレングイコ−ルジエステル、ポリエ
チレングリコ−ルポリプロピレングリコ−ル等のポリア
ルキレングリコ−ルジエステルを挙げることが出来る。
不足し、取扱い中または使用中に破けることがあり、1
50μmを超えると、厚さによる剛性が大きく、いわゆ
るごわごわした感じが強くなり皮膚になじみ難くなる。
上記高分子可塑剤としては、特に、エステル系高分子可
塑剤、例えば、フタル酸のポリエチレングリコ−ルジエ
ステル、ポリプロピレングリコ−ルジエステル、ポリエ
チレングリコ−ルポリプロピレンジエステル等のポリア
ルキレングリコ−ルジエステルや、アジピン酸、セバシ
ン酸等の脂肪族二塩基酸のポリエチレングリコ−ルジエ
ステル、ポリプロピレングイコ−ルジエステル、ポリエ
チレングリコ−ルポリプロピレングリコ−ル等のポリア
ルキレングリコ−ルジエステルを挙げることが出来る。
【0012】更に、本発明においては、塩化ビニル系樹
脂フイルムは、いわゆる無毒系の安定剤を適量に含有す
る。例えば、既によく知られているカルシウム−亜鉛安
定剤を挙げることができる。なお、基材シ−トとして
は、塩化ビニル系樹脂フイルムに限定するものではな
く、用途に応じてポリウレタンフイルム、ポリエチレン
フイルム等も使用できる。プライマ−に混合して使用す
る短繊維の種類は、天然繊維、合成繊維またはそれらの
混合された物でもよい。
脂フイルムは、いわゆる無毒系の安定剤を適量に含有す
る。例えば、既によく知られているカルシウム−亜鉛安
定剤を挙げることができる。なお、基材シ−トとして
は、塩化ビニル系樹脂フイルムに限定するものではな
く、用途に応じてポリウレタンフイルム、ポリエチレン
フイルム等も使用できる。プライマ−に混合して使用す
る短繊維の種類は、天然繊維、合成繊維またはそれらの
混合された物でもよい。
【0013】天然繊維としては、例えば、綿、石綿等が
挙げられ、スフ、レ−ヨン等の再生繊維も使用できる。
合成繊維としては、ナイロン、ビニロン、アクリル、ポ
リプロピレン、ポリエステル等の繊維が挙げられ、更
に、ガラス繊維等も使用できる。また、繊維の大きさに
ついては、その太さは、6デニ−ル以下であって好適に
は0.5〜1.0デニ−ルが使用される。その長さは1
0mm以下であって好適には1〜2mmが使用される。
挙げられ、スフ、レ−ヨン等の再生繊維も使用できる。
合成繊維としては、ナイロン、ビニロン、アクリル、ポ
リプロピレン、ポリエステル等の繊維が挙げられ、更
に、ガラス繊維等も使用できる。また、繊維の大きさに
ついては、その太さは、6デニ−ル以下であって好適に
は0.5〜1.0デニ−ルが使用される。その長さは1
0mm以下であって好適には1〜2mmが使用される。
【0014】繊維の長さが10mmを越えると基材シ−
トにその繊維を含有する接着剤を塗布するとき、繊維が
流れ方向に並び基材シ−トの物理的特性について方向性
が生じる問題があり、また、更に長くなると繊維が相互
に絡み合い塊を形成し基材シ−ト上に盛り上がり欠点異
物となる。繊維太さが6デニ−ル以上となると、接着剤
層の表面に繊維のみが突出することがあり、この場合は
繊維と粘着剤が直接接することにより接着力は弱まり、
また、凹凸が大きすぎて粘着剤層を越えて、粘着剤表面
にまでざらざらした感じを現し皮膚貼付薬シ−トとして
使用感が悪い問題が生じる。また、グラビアコ−タ−に
て塗工する際に塊を生じ均一な塗布が出来ない問題もあ
る。
トにその繊維を含有する接着剤を塗布するとき、繊維が
流れ方向に並び基材シ−トの物理的特性について方向性
が生じる問題があり、また、更に長くなると繊維が相互
に絡み合い塊を形成し基材シ−ト上に盛り上がり欠点異
物となる。繊維太さが6デニ−ル以上となると、接着剤
層の表面に繊維のみが突出することがあり、この場合は
繊維と粘着剤が直接接することにより接着力は弱まり、
また、凹凸が大きすぎて粘着剤層を越えて、粘着剤表面
にまでざらざらした感じを現し皮膚貼付薬シ−トとして
使用感が悪い問題が生じる。また、グラビアコ−タ−に
て塗工する際に塊を生じ均一な塗布が出来ない問題もあ
る。
【0015】繊維の添加量は繊維の種類、太さ、長さ、
更に接着剤の種類により異なってくるが、好適には接着
剤100重量部に対して短繊維を2〜3重量部使用され
る。短繊維量が10重量部を越えると接着剤の粘度が非
常に高くなり、所定の厚さに均一に塗布することが困難
となる。接着剤を組成する分子中に親水基を含有するポ
リエステル樹脂としては、二塩基飽和有機酸ジオ−ル系
の重縮合反応により得られるポリマ−で、構造中にポリ
エチレングリコ−ル、水酸基、カルボシル基、カルボニ
ル基、アミノ基、メチルカルボニル基、カルボン酸基、
スルホン酸基、硫酸エステル塩、リ酸エステル塩、第4
級アンモニウム塩等の親水基を含んだものである。
更に接着剤の種類により異なってくるが、好適には接着
剤100重量部に対して短繊維を2〜3重量部使用され
る。短繊維量が10重量部を越えると接着剤の粘度が非
常に高くなり、所定の厚さに均一に塗布することが困難
となる。接着剤を組成する分子中に親水基を含有するポ
リエステル樹脂としては、二塩基飽和有機酸ジオ−ル系
の重縮合反応により得られるポリマ−で、構造中にポリ
エチレングリコ−ル、水酸基、カルボシル基、カルボニ
ル基、アミノ基、メチルカルボニル基、カルボン酸基、
スルホン酸基、硫酸エステル塩、リ酸エステル塩、第4
級アンモニウム塩等の親水基を含んだものである。
【0016】また、重合性二重結合含有単量体は、代表
的にはビニルモノマ−としてメチルメタアクリレ−ト
(以下MMAという。)、グリシジルアクリレ−トとM
MAの混合物、または、メチルメタアクリレ−トメタア
クリル酸とMMAの混合物があげられる。なお、プライ
マ−は、基材シ−トおよび粘着剤の特性により変動する
ものであり、前記以外のアクリル系、ポリウレタン系、
ポリエステル系接着剤等も使用できる場合がある。
的にはビニルモノマ−としてメチルメタアクリレ−ト
(以下MMAという。)、グリシジルアクリレ−トとM
MAの混合物、または、メチルメタアクリレ−トメタア
クリル酸とMMAの混合物があげられる。なお、プライ
マ−は、基材シ−トおよび粘着剤の特性により変動する
ものであり、前記以外のアクリル系、ポリウレタン系、
ポリエステル系接着剤等も使用できる場合がある。
【0017】粘着剤としては、スチレン−ジエン−スチ
レンブロック共重合体が代表的に使用されるが、用途に
よりこれに限定される事なく、合成ゴム系、天然ゴム
系、アクリル系粘着剤が使用される事がある。第2の発
明に使用されるPETフイルムとしては、厚さが10μ
m以下であることが必要である。PETフイルムの厚さ
が10μmを越えるときは、得られた皮膚貼付薬シ−ト
が硬く、風合い、皮膚への馴染みが悪い。特に3〜5μ
mの厚さを有するPETフイルムが好適に用いられる。
レンブロック共重合体が代表的に使用されるが、用途に
よりこれに限定される事なく、合成ゴム系、天然ゴム
系、アクリル系粘着剤が使用される事がある。第2の発
明に使用されるPETフイルムとしては、厚さが10μ
m以下であることが必要である。PETフイルムの厚さ
が10μmを越えるときは、得られた皮膚貼付薬シ−ト
が硬く、風合い、皮膚への馴染みが悪い。特に3〜5μ
mの厚さを有するPETフイルムが好適に用いられる。
【0018】
【作用】塩化ビニル系樹脂フイルム等の基材に、前記プ
ライマ−をグラビア法で塗布するに際し、バックアップ
するゴムロ−ルとシリンダ−との間でプライマ−層の形
状が形成される。塗布の瞬間にはゴムロ−ルはプライマ
−に混入する異物に対応して歪み、塗布処理の後で基材
シ−トが平面となったときプライマ−層表面に凹凸を形
成する。即ち、プライマ−に混入された短繊維により、
短繊維部分のみが凸となりプライマ−層表面に凹凸を形
成できる。この面に粘着剤を塗布すれれば、プライマ−
層の凹凸に従って粘着剤が絡みつき、いわゆるアンカ−
効果により、基材シ−トと粘着剤が強固に接着して、皮
膚貼付薬シ−トとして使用するとき、薬剤を含有する粘
着剤が皮膚に残るなどの問題が解消する。粘着フイル
ム、保護フイルム等の同様な分野に於いても、同じ効果
を生ずる。
ライマ−をグラビア法で塗布するに際し、バックアップ
するゴムロ−ルとシリンダ−との間でプライマ−層の形
状が形成される。塗布の瞬間にはゴムロ−ルはプライマ
−に混入する異物に対応して歪み、塗布処理の後で基材
シ−トが平面となったときプライマ−層表面に凹凸を形
成する。即ち、プライマ−に混入された短繊維により、
短繊維部分のみが凸となりプライマ−層表面に凹凸を形
成できる。この面に粘着剤を塗布すれれば、プライマ−
層の凹凸に従って粘着剤が絡みつき、いわゆるアンカ−
効果により、基材シ−トと粘着剤が強固に接着して、皮
膚貼付薬シ−トとして使用するとき、薬剤を含有する粘
着剤が皮膚に残るなどの問題が解消する。粘着フイル
ム、保護フイルム等の同様な分野に於いても、同じ効果
を生ずる。
【0019】
【実施例】以下実施例をあげて、本発明を具体的に説明
する。 実施例1 請求項1に記載の皮膚貼付薬シ−トは基材シ−ト、短繊
維を含有するプライマ−、粘着剤が積層され、図1に示
すように構成される。以下各構成要素について説明す
る。
する。 実施例1 請求項1に記載の皮膚貼付薬シ−トは基材シ−ト、短繊
維を含有するプライマ−、粘着剤が積層され、図1に示
すように構成される。以下各構成要素について説明す
る。
【0020】基材シ−トを構成する軟質塩化ビニル系樹
脂フイルムは、塩化ビニル系樹脂100重量部にポリエ
ステル系可塑剤を65重量部、カルシュウム−亜鉛系安
定剤を5重量部を含有する組成物を、カレンダ−加工に
より厚さ100μmに圧延成形して得られたフイルムを
使用する。プライマ−としては、ポリエステル系樹脂
(高松油脂(株)製 ペスレジンA−1100)および
ビニル系樹脂(メチルメタアクリレ−ト樹脂)の共重合
体を30重量部を親水性有機溶剤(水)70重量部に溶
解した組成物(高松油脂(株)製 商品名ペスレジンW
AC−10)に、太さが約0.3デニ−ル、長さが約
1.0mmの綿繊維を3重量部混合してプライマ−1を
調製した。粘着剤は、スチレン−ジエン−スチレンブロ
ック共重合体を主体とするものを使用する。
脂フイルムは、塩化ビニル系樹脂100重量部にポリエ
ステル系可塑剤を65重量部、カルシュウム−亜鉛系安
定剤を5重量部を含有する組成物を、カレンダ−加工に
より厚さ100μmに圧延成形して得られたフイルムを
使用する。プライマ−としては、ポリエステル系樹脂
(高松油脂(株)製 ペスレジンA−1100)および
ビニル系樹脂(メチルメタアクリレ−ト樹脂)の共重合
体を30重量部を親水性有機溶剤(水)70重量部に溶
解した組成物(高松油脂(株)製 商品名ペスレジンW
AC−10)に、太さが約0.3デニ−ル、長さが約
1.0mmの綿繊維を3重量部混合してプライマ−1を
調製した。粘着剤は、スチレン−ジエン−スチレンブロ
ック共重合体を主体とするものを使用する。
【0021】試料の調製は、前記基材シ−トに粗さ15
0メッシュの表面をもった直径250mmのシリンダ−
を具備したグラビアコ−タ−によりプライマ−1を塗布
し、100゜Cの乾燥炉で1分間乾燥させて、乾燥後の
厚さ約2μmのプライマ−層を形成した。その上に前記
粘着剤を塗布し100゜C常温で1分乾燥させて厚さ約
50μmの粘着剤層を有する皮膚貼付薬シ−ト1を得
た。
0メッシュの表面をもった直径250mmのシリンダ−
を具備したグラビアコ−タ−によりプライマ−1を塗布
し、100゜Cの乾燥炉で1分間乾燥させて、乾燥後の
厚さ約2μmのプライマ−層を形成した。その上に前記
粘着剤を塗布し100゜C常温で1分乾燥させて厚さ約
50μmの粘着剤層を有する皮膚貼付薬シ−ト1を得
た。
【0022】密着性の評価方法は、前記皮膚貼付薬シ−
トの粘着剤面を上面として机の上に平面状に広げ、親指
で強く擦って粘着剤の剥離する程度を観察する。プライ
マ−層の表面粗さは、前記皮膚貼付薬シ−トの調製工程
の粘着剤を塗布する前の状態で、接着剤層の面を、表面
粗さ計((株)ミツトヨ製 サ−フテスト201型表面
粗さ測定機)により測定する。
トの粘着剤面を上面として机の上に平面状に広げ、親指
で強く擦って粘着剤の剥離する程度を観察する。プライ
マ−層の表面粗さは、前記皮膚貼付薬シ−トの調製工程
の粘着剤を塗布する前の状態で、接着剤層の面を、表面
粗さ計((株)ミツトヨ製 サ−フテスト201型表面
粗さ測定機)により測定する。
【0023】評価結果を表1、実施例1に示す。 実施例2 請求項2に記載される発明は、図2に示すように実施例
1にしめす皮膚貼付薬シ−トの基材シ−トと粘着剤の間
に、PETフイルムを挿入して構成される。即ち、PE
Tフイルムとしては、東レ(株)製 商品名ルミラ−U
98 厚さ5μmのフイルムを使用し、その片面に、2
液性ポリウレタン接着剤(例えば、東洋モ−トン株式会
社製 商品名アドコ−ド)を、グラビア法により乾燥後
の厚さにて1μmとなる量をコ−テイングし、100゜
Cにて1分乾燥させた後、前記基材シ−トを積層してP
ETフイルム補強シ−トを作成する。このPETフイル
ムほきょうフイルムのポリエチレンテレフタレ−ト面
に、実施例1に使用したプライマ−を実施例1と同様な
方法にて乾燥後厚さ2μmに塗布乾燥した。該プライマ
−層の上に実施例1の粘着剤を塗工して皮膚貼付薬シ−
ト2を調製した。
1にしめす皮膚貼付薬シ−トの基材シ−トと粘着剤の間
に、PETフイルムを挿入して構成される。即ち、PE
Tフイルムとしては、東レ(株)製 商品名ルミラ−U
98 厚さ5μmのフイルムを使用し、その片面に、2
液性ポリウレタン接着剤(例えば、東洋モ−トン株式会
社製 商品名アドコ−ド)を、グラビア法により乾燥後
の厚さにて1μmとなる量をコ−テイングし、100゜
Cにて1分乾燥させた後、前記基材シ−トを積層してP
ETフイルム補強シ−トを作成する。このPETフイル
ムほきょうフイルムのポリエチレンテレフタレ−ト面
に、実施例1に使用したプライマ−を実施例1と同様な
方法にて乾燥後厚さ2μmに塗布乾燥した。該プライマ
−層の上に実施例1の粘着剤を塗工して皮膚貼付薬シ−
ト2を調製した。
【0024】評価結果を表1、実施例2に示す。 比較例1 接着剤に短繊維を含有しないという要件以外は、実施例
1と同じ条件で皮膚貼付薬シ−ト3を得た。評価結果を
表1、比較例1に示す。
1と同じ条件で皮膚貼付薬シ−ト3を得た。評価結果を
表1、比較例1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【効果】以上記載のとおり本発明は、皮膚貼付薬シ−
ト、保護フイルム、電気絶縁用テ−プ、文具用シ−ト等
基材シ−トにプライマ−を薄く塗布した後、粘着剤を塗
工する製品において、該接着剤に短繊維を含有させるこ
とにより、それぞれのシ−トの使用後、そのシ−トを剥
離する際の、いわゆる糊残りの欠点を改善するために従
来にない効果を発揮する。
ト、保護フイルム、電気絶縁用テ−プ、文具用シ−ト等
基材シ−トにプライマ−を薄く塗布した後、粘着剤を塗
工する製品において、該接着剤に短繊維を含有させるこ
とにより、それぞれのシ−トの使用後、そのシ−トを剥
離する際の、いわゆる糊残りの欠点を改善するために従
来にない効果を発揮する。
【図1】 本願発明の実施例1に記載の皮膚貼付薬シ−
トの断面図を示す。
トの断面図を示す。
【図2】 本願発明の実施例2に記載の皮膚貼付薬シ−
トの断面図を示す。
トの断面図を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 厚さ50〜150μmの軟質塩化ビニル
系樹脂フイルムを基材シ−トとしてその片面に、短繊維
を0.1〜10重量%を含有し分子中に親水基を有する
ポリエステル系樹脂と重合性二重結合含有単量体との反
応物もしくは混合物よりなるプライマ−層を形成し、該
プライマ−層の上に水性粘着剤層が積層接着されている
ことを特徴とする皮膚貼付薬シ−ト。 - 【請求項2】 厚さ50〜150μmの軟質塩化ビニル
系樹脂フイルムと厚さ10μm以下のポリエチレンテレ
フタレ−トフイルムとが接着されてなる基材シ−トのポ
リエチレンテレフタレ−トフイルムの表面に、短繊維を
0.1〜10重量%を含有し分子中に親水基を有するポ
リエステル系樹脂と重合性二重結合含有単量体との反応
物または混合物よりなるプライマ−層を形成し、該プラ
イマ−層の上に水性粘着剤層が積層接着されていること
を特徴とする皮膚貼付薬シ−ト。 - 【請求項3】 短繊維の太さが、6デニ−ル以下であ
り、かつ、長さが、5mm以下であることを特徴とする
請求項1の皮膚貼付薬シ−ト。 - 【請求項4】 短繊維の太さが、6デニ−ル以下であ
り、かつ、長さが、5mm以下であることを特徴とする
請求項2の皮膚貼付薬シ−ト。 - 【請求項5】 短繊維の材質が、綿、アセテ−ト繊維、
ポリアクリル系繊維である請求項2の皮膚貼付薬シ−
ト。 - 【請求項6】 水性粘着剤が薬剤を含有するスチレン−
ジエン−スチレンブロック共重合体である請求項1また
は請求項2の皮膚貼付薬シ−ト。 - 【請求項7】 軟質合成樹脂よりなる基材シ−トの片面
もしくは両面に短繊維を含有するプライマ−層を形成
し、該プライマ−層に粘着剤を形成することを特徴とす
る粘着シ−ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14219193A JPH07138154A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 皮膚貼付薬シ−トおよび粘着シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14219193A JPH07138154A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 皮膚貼付薬シ−トおよび粘着シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07138154A true JPH07138154A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=15309511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14219193A Pending JPH07138154A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 皮膚貼付薬シ−トおよび粘着シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07138154A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10314203A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-02 | Kyowa:Kk | 皮膚保護材 |
WO2003103641A1 (ja) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
JP2009173626A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-08-06 | Toppan Printing Co Ltd | 貼付剤用支持体およびこれを用いた貼付剤 |
US7988990B2 (en) | 2003-01-28 | 2011-08-02 | Teikoku Seiyaku Co., Ltd. | Thin aqueous cataplasm |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP14219193A patent/JPH07138154A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10314203A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-02 | Kyowa:Kk | 皮膚保護材 |
WO2003103641A1 (ja) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
JP2004010552A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | 貼付剤 |
US7754236B2 (en) | 2002-06-07 | 2010-07-13 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Patch with improved anchoring properties between a substrate and an adhesive |
US7988990B2 (en) | 2003-01-28 | 2011-08-02 | Teikoku Seiyaku Co., Ltd. | Thin aqueous cataplasm |
JP2009173626A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-08-06 | Toppan Printing Co Ltd | 貼付剤用支持体およびこれを用いた貼付剤 |
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