JPH0713761A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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Publication number
JPH0713761A
JPH0713761A JP15508393A JP15508393A JPH0713761A JP H0713761 A JPH0713761 A JP H0713761A JP 15508393 A JP15508393 A JP 15508393A JP 15508393 A JP15508393 A JP 15508393A JP H0713761 A JPH0713761 A JP H0713761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
instruction
address
execution
branch
Prior art date
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Pending
Application number
JP15508393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tanaka
健志 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15508393A priority Critical patent/JPH0713761A/ja
Publication of JPH0713761A publication Critical patent/JPH0713761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な分岐先番地の算出を可能とする。 【構成】 主プログラム4から副プログラムを呼び出す
場合、実行装置11は副プログラムの開始番地を表デー
タ5から副プログラム開始番地を読み出すと同時に、副
プログラムを読み出し実行を続ける。副プログラムを読
み出した時、実行装置11は、各メモリ領域8〜10に
副プログラムの番地,命令コードを書き込む。主プログ
ラム4内で再度同一の副プログラムを呼び出す場合、実
行装置11はメモリ領域8〜10の内容の照合と読み出
しを行ない、プログラム読み出し装置2に対してメモリ
領域9に書き込まれている番地以降の命令コードを読み
出すように制御することによって、副プログラム等の分
岐先番地を高速で算出し、実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一の分岐命令や、副プ
ログラムの呼出時の分岐後の命令や、副プログラムの実
行開始までの時間を短縮するマイクロコンピュータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の分岐先番地や副プログラム
の呼出処理について説明する。
【0003】図2は、従来の同一の分岐命令や副プログ
ラムの呼出処理を行なうマイクロコンピュータを示すブ
ロック図である。図3は、副プログラムと副プログラム
のプログラム群を示す図である。
【0004】図2において、1はプログラム記憶装置で
ある。2は前記プログラム記憶装置1からプログラムで
ある命令コードを読み出すプログラム読み出し装置であ
る。3は前記プログラム読み出し装置2が読み出したプ
ログラムである命令コードの解読と実行を行なう実行装
置である。図3において、4は主プログラムである。5
は前記主プログラム4が呼び出す副プログラム群の開始
アドレスを示す表データである。前記表データ5におい
て、SINは前記主プログラム4の命令中に「aa」
(SIN,GR)が指定された場合100番地に分岐す
ることを意味する。COSは主プログラム4の命令中に
「aa」(COS,GR)が指定された場合200番地
に分岐することを意味する。TANは主プログラム4の
命令中に「aa」(TAN,GR)が指定された場合4
00番地に分岐することを意味する。前記表データ5は
前記プログラム記憶装置1内に配置される。6は前記主
プログラム4で呼び出される副プログラム群である。
【0005】以上のように構成された同一の分岐命令や
副プログラムの呼出処理を行なうマイクロコンピュータ
について、以下にその動作を説明する。
【0006】プログラム記憶装置1上に存在する主プロ
グラム4はプログラム読み出し装置2によって読み出さ
れ、実行装置3で実行される。前記主プログラム4を実
行装置3で実行中に、副プログラムであるCOS関数を
700番地のJSR「aa」(COS,GR)命令によ
って呼び出す場合、前記実行装置3は前記JSR命令中
の分岐先番地を算出するためにCOSとGRの加算を行
い、表データ5の中のCOSの番地を得て、その内容で
ある副プログラムの開始番地200を前記プログラム記
憶装置1内から前記プログラム読み出し装置2を通じて
読み出す。前記実行装置3は前記プログラム記憶装置1
から前記プログラム読み出し装置2を通じて副プログラ
ムである前記COS関数を200番地から読み出し副プ
ログラムの実行に移る。
【0007】主プログラム内で、再度同一の副プログラ
ムである前記COS関数を呼び出す場合、前記の一連の
同一作業を再実行し、副プログラムの開始アドレスの算
出後、前記副プログラムの実行を行なう。
【0008】主プログラム中のTAN関数への分岐命令
である800番地のJMP「aa」(TAN,GR)命
令を実行する場合も同様に、前記実行装置3は前記JM
P命令中の分岐先番地を算出するためにTANとGRの
加算を行い、表データ5中のTANの番地を得、その内
容である分岐先番地400を前記プログラム読み出し装
置2を通じて読み出す。前記実行装置3は前記プログラ
ム記憶装置1から前記プログラム読み出し装置2を通じ
て、前記TAN関数を400番地から読み出してCMP
命令に分岐する。主プログラム中で同一の前記分岐命令
を実行する場合、再度同一の作業を行い分岐番地の算出
を行なう。
【0009】従来技術では、同一の分岐命令や副プログ
ラムの呼出時は、そのたびに同一の分岐先番地や副プロ
グラムの開始アドレスを算出していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、ひとつの分岐命令の処理やひとつ副プロ
グラムの呼出に多くの手順を必要とし、そのたびに同一
の分岐先番地や副プログラムの開始番地を算出するた
め、分岐命令や副プログラムの呼出が頻発すると、プロ
グラム全体の実行時間が長くなるという課題を有してい
た。
【0011】本発明は同一の分岐命令や副プログラムの
呼出時は、そのたびに同一の分岐先番地や副プログラム
の開始番地を算出するため、分岐命令や副プログラムの
呼出が頻発すると、プログラム全体の実行時間が長くな
るという従来の課題を解決するもので、同一の分岐命令
や副プログラムの呼出時の分岐後の命令や副プログラム
の実行開始までの時間を短縮する高速分岐装置を備えた
マイクロコンピュータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために本発明に係るマイクロコンピュータは、以下の
ような構成を有している。すなわち、プログラムを記憶
する記憶装置と、前記記憶装置内のプログラム中の分岐
先番地を一時記憶可能なメモリ装置と、前記記憶装置か
らプログラムである命令コードを読み出す読み出し装置
と、プログラムである命令コードの解読と実行を行な
い、前記メモリ装置を制御する実行装置とを有すること
を特徴とする。そして前記メモリ装置が、複数個のメモ
リ領域を一組として複数組備えていることを特徴とし、
少なくとも分岐命令の開始番地を記憶するメモリ領域
と、分岐命令実行直後の開始番地を記憶するメモリ領域
と、分岐命令実行直後の命令コードを記憶するメモリ領
域とを一組として複数組備えていることを特徴とする。
【0013】
【作用】前記構成によって、同一の分岐命令や副プログ
ラムの呼出時に高速な分岐先番地の算出ができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例ついて、図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1は、本実施例に係るマイクロコンピュ
ータの構成を示すブロック図である。また図3は、副プ
ログラムと副プログラムのプログラム群を示す図であ
り、従来の技術に示したものと同一である。
【0016】図1において、1はプログラム記憶装置で
ある。7は前記プログラム記憶装置1内のプログラム中
の分岐先番地を一時記憶可能なメモリ装置である高速分
岐装置である。8は分岐命令の開始番地を記憶する第1
のメモリ領域である。9は分岐命令実行直後の開始番地
を記憶する第2のメモリ領域である。10は分岐命令実
行直後の命令コードを記憶する第3のメモリ領域であ
る。前記高速分岐装置7は、これら第1のメモリ領域
8、第2のメモリ装置9、第3のメモリ装置10が一組
となった複数個のメモリ領域で構成されている。2は前
記プログラム記憶装置1からプログラムである命令コー
ドを読み出すプログラム読み出し装置である。11はプ
ログラムである命令コードの解読と実行を行なう実行装
置であり、前記実行装置11は、前記高速分岐装置7を
制御する。
【0017】以上のように構成された本実施例に係るマ
イクロコンピュータについて、以下にその動作を説明す
る。
【0018】プログラム記憶装置1上に存在する主プロ
グラム4はプログラム読み出し装置2によって読み出さ
れ、実行装置11で実行される。主プログラム4を実行
装置11で実行中に、副プログラムであるCOS関数を
700番地のJSR「aa」(COS,GR)命令によ
って呼び出す場合、従来技術と同様に実行装置11は、
前記JSR命令中の分岐先番地の算出するためにCOS
とGRの加算を行ない、表データ5の中のCOSの番地
を得て、その内容である副プログラムの開始番地200
を前記プログラム記憶装置1内から前記プログラム読み
出し装置2を通じて読み出す。前記実行装置11は前記
プログラム記憶装置1から前記プログラム読み出し装置
2を通じて副プログラムである前記COS関数を200
番地から読み出し副プログラムの実行に移る。さらに、
前記実行装置11が前記COS関数を200番地から読
み出した時、前記実行装置11は、高速分岐装置7の第
1のメモリ領域8に前記JSR命令の開始番地である7
00番地というデータを、第2のメモリ領域9には20
0番地というデータを、第3のメモリ領域10には減算
命令であるSUBの命令コードをそれぞれに書き込む。
【0019】主プログラム4内で、再度同一の副プログ
ラムである前記COS関数を200番地から呼び出す場
合、前記実行装置11は前記高速分岐装置7内の前記メ
モリ領域8,9,10の内容を読み出し、第1のメモリ
領域8の内容である200番地と前記COS関数の開始
番地200の照合と両者の一致を確認後、前記プログラ
ム読み出し装置2に対して、第2のメモリ領域9に記憶
されている副プログラム開始番地200以降の命令コー
ドを読み出すように制御し、第3のメモリ領域10の内
容から前記SUB命令を即座に実行する。
【0020】主プログラム4中の分岐命令である800
番地のJMP「aa」(TAN、GR)命令を実行する
場合も従来の技術と同様に、前記実行装置11は前記J
MP命令中の分岐先番地の算出するためにTANとGR
の加算を行い、表データ5の中のTANの番地を得て、
その内容である分岐番地400を前記プログラム記憶装
置1内から前記プログラム読み出し装置2を通じて読み
出す。前記実行装置11は前記プログラム記憶装置1か
ら前記プログラム読み出し装置2を通じて分岐先である
前記TAN関数を400番地から読み出して分岐する。
つぎに、前記メモリ領域8,9,10に分岐命令の開始
番地と分岐命令実行直後の開始番地と分岐命令実行直後
の命令コードであるCMP命令を前記実行装置11が書
き込む。
【0021】主プログラム4中で同一の前記分岐命令を
実行する場合、前記実行装置11がメモリ領域8,9,
10内の内容を読み出し、第1のメモリ領域8の内容で
ある400番地と前記TAN関数の開始番地400との
照合と両者の一致の確認後、前記プログラム読み出し装
置2に対して、第2のメモリ領域9に記憶されている分
岐先400以降の命令コードを読み出すように制御し、
第3のメモリ領域10の内容から、分岐先命令である前
記CMP命令を即座に実行する。
【0022】
【発明の効果】本発明のマイクロコンピュータによれ
ば、分岐命令や副プログラムの呼出命令の開始番地と分
岐先番地が一組となって一時記憶が可能であり、前記一
時記憶装置が複数個で構成されることによって、同一の
分岐命令や副プログラムの呼出時に高速な分岐先番地を
算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマイクロコンピュータ
の構成を示すブロック図
【図2】従来のマイクロコンピュータの構成を示すブロ
ック図
【図3】マイクロコンピュータで使用するプログラム群
を示す図
【符号の説明】
1 プログラム記憶装置 2 プログラム読み出し装置 3 実行装置 4 主プログラム 5 表データ 6 副プログラム群 7 高速分岐装置 8 第1のメモリ領域 9 第2のメモリ領域 10 第3のメモリ領域 11 実行装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムを記憶する記憶装置と、前記記
    憶装置内のプログラム中の分岐先番地を一時記憶可能な
    メモリ装置と、前記記憶装置からプログラムである命令
    コードを読み出す読み出し装置と、プログラムである命
    令コードの解読と実行を行ない、前記メモリ装置を制御
    する実行装置とを有することを特徴とするマイクロコン
    ピュータ。
  2. 【請求項2】プログラムを記憶する記憶装置と、前記記
    憶装置内のプログラム中の分岐先番地を一時記憶可能な
    メモリ装置と、前記記憶装置からプログラムである命令
    コードを読み出す読み出し装置と、プログラムである命
    令コードの解読と実行を行ない、前記メモリ装置を制御
    する実行装置とを有し、前記メモリ装置が、複数個のメ
    モリ領域を一組として複数組備えていることを特徴とす
    る請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】プログラムを記憶する記憶装置と、前記記
    憶装置内のプログラム中の分岐先番地を一時記憶可能な
    メモリ装置と、前記記憶装置からプログラムである命令
    コードを読み出す読み出し装置と、プログラムである命
    令コードの解読と実行を行ない、前記メモリ装置を制御
    する実行装置とを有し、前記メモリ装置が、少なくとも
    分岐命令の開始番地を記憶するメモリ領域と、分岐命令
    実行直後の開始番地を記憶するメモリ領域と、分岐命令
    実行直後の命令コードを記憶するメモリ領域とを一組と
    して複数組備えていることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のマイクロコンピュータ。
JP15508393A 1993-06-25 1993-06-25 マイクロコンピュータ Pending JPH0713761A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15508393A JPH0713761A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 マイクロコンピュータ

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JP15508393A JPH0713761A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 マイクロコンピュータ

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Publication Number Publication Date
JPH0713761A true JPH0713761A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15598289

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15508393A Pending JPH0713761A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 マイクロコンピュータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011080647A2 (en) 2009-12-28 2011-07-07 Pfizer Inc. Gelatin capsules and gelatin compositions for forming capsule coating

Cited By (1)

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WO2011080647A2 (en) 2009-12-28 2011-07-07 Pfizer Inc. Gelatin capsules and gelatin compositions for forming capsule coating

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