JPH0713726B2 - 複写機の測光装置 - Google Patents

複写機の測光装置

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JPH0713726B2
JPH0713726B2 JP62255047A JP25504787A JPH0713726B2 JP H0713726 B2 JPH0713726 B2 JP H0713726B2 JP 62255047 A JP62255047 A JP 62255047A JP 25504787 A JP25504787 A JP 25504787A JP H0713726 B2 JPH0713726 B2 JP H0713726B2
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slit
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達生 吉野
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機の測光装置に係り、中間調を有するカ
ラー原稿の複写に好適なカラー複写機、例えば電子写真
カラー複写機、反転カラーペーパーや拡散転写式感光材
料等を使用する銀塩写真式カラー複写機(光プリン
タ)、感熱転写式カラー複写機、インクジエツトカラー
プリンタ、レーザーカラープリンタ等に使用する複写機
の測光装置に関する。
〔背景技術〕
最近、カラー複写機が普及しつつあるが、このカラー複
写機では濃度の他にカラーバランスも良好に仕上げるこ
とが必要となる。このカラー複写機では、カラー原稿と
して写真と印刷物が多く用いられているが、これらは色
材の差異及び視感度と複写材料の分光感度の差異がある
ため、同一複写条件で複写すると、カラーバランスが異
なった複写画像になる。例えばカラー印刷原稿ではマゼ
ンタインキとシアンインキの分光濃度分布の重なりが大
きいため、カラー印刷原稿が良好に仕上るように複写条
件をセツトしたカラー複写機では、印刷原稿のマゼンタ
濃度が高いために、マゼンタ濃度形成を抑えた複写条件
になっている。したがって、この複写条件のもとでカラ
ー写真原稿を複写した場合には、マゼンタ色が不足して
グリーン気味となったカラー複写機画像が作成されてし
まう。
この問題を解決するために、従来カラー複写機では、カ
ラー写真原稿と、カラー印刷原稿とに応じて複写条件
(色フイルタ調節量、露光量、帯電量、現像バイアス
量)を設定しておき、オペレータの判断で選択キーを操
作して、カラー原稿種に応じた複写条件を選択してい
る。
ところが、カラー原稿種の判別はオペレータの経験で行
なっており、専門的知識を有しないオペレータでは現今
のカラー印刷技術の進歩により、カラー写真か、これか
ら作ったカラー印刷物かを正確に判別することが困難で
あった。
そこでカラー原稿を複写する前に前もって測光(プレス
キヤン)して、カラー写真か、カラー印刷物なのか判別
することが考えられている。前もってカラー原稿を測光
する場合には、カラー原稿とスリツトとを相対移動させ
て走査し、カラー原稿からの光を検出センサー上に集光
させるようになっている。この検出センサーはカラー原
稿の3原色の各色に対応する分光感度を持っており、こ
の検出センサーから得られた3原色の濃度値によってカ
ラー写真原稿か、カラー印刷原稿なのかを判別するよう
になっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、カラー原稿の色がスリツトの長手方向中
間部を界として異なって配色されている場合には、検出
センサーの配置の仕方によっては検出されない場合があ
る。例えば、第12図に示されるようにカラー原稿11の色
がスリツト58の長手方向中間部を境として異なっている
場合、すなわち第12図A部及びB部で色が異なる場合に
は、検出センサーの配置によっては検出できないことが
ある。
本発明は上記事実を考慮し、カラー原稿の色がスリツト
の長手方向中間部を境として異なっている場合にも確実
に測光することができる複写機の測光装置を得ることが
目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、光源によって照
明された原稿とスリツトとを相対移動させて走査し、ス
リツトを介して原稿を測光する複写機の測光装置であっ
て、前記原稿からの反射光を集光する集光レンズと、前
記集光レンズによって集光された光を拡散させる拡散板
と、前記拡散板によって拡散された各々波長が異なる光
を検出する複数の検出手段と、を有することを特徴とし
ている。
〔作用〕
本発明によれば、スリツトを介した原稿からの光は集光
レンズによって集光されてから拡散板に入射される。そ
して、拡散板によって光は拡散される。これにより、ス
リツト長手方向の光は小面積に均一に拡散される。この
拡散された光は複数の検出手段によって検出されて測光
される。この場合本発明では、複数の検出手段をスリツ
トを介して得られる像の幅方向に配列させておくと、カ
ラー原稿の色がスリツトの長手方向中間部を界として異
なっていても、さらに、より確実に測光することができ
る。
〔発明の実施例〕
第2図及び第3図は本発明に係る複写機の測光装置10が
適用された銀塩写真式カラー複写機12の概略構成図を示
すものである。第2図は断面図、第3図は平面図であ
る。
第2図に示されるように透明な原稿台14の上に、カラー
原稿16が原稿面を下にした状態で載置される。このカラ
ー原稿16は下面が白色をした原稿押え板18で上から押え
付けられる。また、原稿台14の左端の下面には、白色の
標準板20が取り付けられており、この反射光を測定する
ことにより、後述する光源や色フイルタの経時変化等を
補正する。
光源ユニツト22は、光源24、リフレクタ26、ミラー28を
内蔵しており、原稿台14と平行に往復動して、カラー原
稿16をスリツト照明する。ミラーユニツト30は、紙面と
垂直な方向に延びた2枚のミラー32、34を保持してお
り、光源ユニツト22からを光を平行に折り返す。また、
このミラーユニツト30は、光源ユニツト22の移動による
焦点ずれを補正するために光源ユニツト22の移動に同期
して光軸に沿って前後動する。
ミラーユニツト30およびレンズユニツト36は、倍率変換
時に矢線方向に移動する。このレンズユニツト36は、前
レンズ群38と後レンズ群40との間に、イエローフイルタ
Y、マゼンタフイルタM、シアンフイルタCとが配置さ
れている。これらの色フイルタY、M、Cは、光軸と直
交する方向に移動自在となっており、その挿入量でスリ
ツト光の光質を調節してカラーバランスを補正する。ま
た、後群40の背後には、互いに反対方向に移動する2枚
の絞り板42、44が配置されている。
前記レンズユニツト36を通った光は、軸46を回動中心と
する光路切換えミラー48に達する。プレスキヤン時には
光路切換えミラー48が第2図実線で示すように光路内へ
移動し、カラー原稿16からの反射光を複写機の測光装置
10内へと導く。
複写機の測光装置10内には第1図及び第4図に示される
ように光路切換えミラー48によって反射されたカラー原
稿16からの反射光をカラー原稿16と略水平方向へ導くミ
ラー50が配置されている。ミラー50の前方には結像面に
配置した集光レンズ52が配置されており、さらに前方に
は拡散板54が配置されている。
集光レンズ52はフレネルレンズが用いられており、カラ
ー原稿16からのスリツト光を集光して拡散板54に入れ
る。拡散板54は例えば、スリガラス等からなり、集光さ
れたスリツト光を拡散する。拡散されたスリツト光は測
光手段であるセンサーユニツト56へ入射される。
この集光レンズ52の位置(スリツトの像58の長手方向の
位置)は第3図に示されるように、光軸55を中心に位置
している。集光レンズ52へ入射される幅は、カラー原稿
の大半が、写真でのEサイズ以上であることを考慮し、
原稿押え板18からの反射光の影響が少なく、かつ原稿の
特徴を多く抽出するため、約10cm程度が適当である。
センサーユニツト56は第1図に示されるように第1赤色
用センサー56a、第2赤色用センサー56b、第1緑色用セ
ンサー56c、第2緑色用センサー56d、第1青色用センサ
ー56e、第2青色用センサー56fとから構成されている。
これらのセンサー56a〜56fは、光電変換器の光受像面に
青色、赤色、緑色のフイルタが設けられて青色用センサ
ー、赤色用センサー、緑色用センサーとなっている。
第2赤色用センサー56aは第8図の感度曲線r1を持った
ものが用いられ、第2赤色用センサー56bは感度曲線r2
を持ったものが用いられる。第1緑色用センサー56c
は、感度曲線g1を持ったものが用いられ、第2緑色用セ
ンサー56dは感度曲線g2を持ったものが用いられる。第
1青色用センサー56eは、感度曲線b1を持ったものが用
いられ、第2青色用センサー56fは感度曲線b2を持った
ものが用いられている。これらのセンサー56a〜56fは第
1図に示されるようにスリツトの像58の幅方向に沿って
配列されている。
マガジン60には感光材料62がロール状に巻いた状態で収
納されている。この感光材料62はマガジン60から一定長
引き出された後に図示しないカツタで切断され、その先
端がローラ対68、69で挟持された位置で停止する。この
ローラ対68、69に対向してローラ対64、65が配置され、
これらの4個のローラ対64、65、68、69の間にスリツト
露光位置が形成され、レンズユニツト36からの光が入射
する。
レンズユニツト36からの光によって露光される感光材料
62は、露光後図示しない処理部で現像、漂白・定着、水
洗の各処理がなされ、乾燥後に取出しトレイ(図示せ
ず)上へと送り出されるようになっている。
次に複写機の測光装置10の制御系について説明する。第
5図には複写機の測光装置10の制御系を示す概略構成図
が示されている。カラー複写に先立ってプレスキヤンが
行われ、このプレスキヤン時にカラー原稿16を矢線方向
に移動しながら、光源24でカラー原稿16を照明する。こ
のカラー原稿からの反射光を集光レンズ52、拡散板54を
介してセンサー56a〜56fでそれぞれ測定する。
そして、カラー原稿16が移動中に行なわれる測定は、周
期をもって間歇的に行なわれる。精度を上げるために
は、画面が一部オーバラツプするような周期で測定が行
なわれるのが好ましい。
センサー56a〜56fは増幅器63と接続されており、この増
幅器63はA/D変換器66と接続されている。A/D変換器66は
マイクロコンピユーター67内の測光データ処理部70と接
続されている。また測光データ処理部70はRAM72と接続
されており、A/D変換器66で濃度信号に変換されたR、
G、B各々に対して2種類の濃度信号が記憶される。プ
レスキヤン後に測光データ処理部70は各色の2種類の濃
度信号をRAM72から読み出して比較し、この結果はカラ
ー原稿種判別部74へ送られここでカラー原稿種が判定さ
れる。
カラー原稿種判別部74はプロセス条件設定部76と接続さ
れており、カラー原稿種の判定結果が送られ、判定され
たカラー原稿種に応じたプロセスがROM78から読み込ま
れてセツトされる。このプロセス条件は、カラー原稿種
に応じて、複写画像の画質が良好となるように制御する
ためのものであり、当然にカラー複写機の種類によって
異なっているが、一般的には色フイルタ、露光量、帯電
量、現像バイアス量の複写条件を制御して、濃度及びカ
ラーバランスを良好にすることが挙げられる。
ここで本発明に係る複写機の測光装置10により測光され
るカラー原稿について第6図及び第7図に従って説明す
る。
第6図は低濃度のカラー原稿を記録した平均的な色分布
を持ったカラー写真とカラー印刷の分光反射濃度を示す
ものである。実線で示した濃度曲線2はカラー写真の濃
度分布であり、点線で示した濃度曲線3はカラー印刷の
濃度分布である。
第7図は中高濃度のカラー画像を記録した平均的な色分
布を持ったカラー写真とカラー印刷の分光反射濃度を示
すものである。実線で示した濃度曲線4はカラー写真の
濃度分布であり、点線で示した濃度曲線5はカラー印刷
の濃度分布である。
この第6図及び第7図から示されるように、低濃度のカ
ラー写真では、ほぼ400nmとほぼ450nmとでは濃度の差が
かなり大きい。これは、380nm付近に極大濃度(極大吸
収)となる媒体が使用されているため、低濃度ではこの
媒体の影響が大きく現われるためである。ところが、中
高濃度のカラー写真ではほぼ400nmとほぼ450nmの濃度の
大きさが逆になっている。
また、カラー写真に用いられているマゼンタ色素は、53
0〜560nmに極大濃度(極大吸収波長)があり、シアン色
素は650nm付近に極大濃度がある。しかも、マゼンタ色
素、シアン色素は、この極大吸収波長を中心にして急激
に濃度(吸収)が低下する特性がある。
一方、カラー印刷に用いられている。マゼンタインクは
手570nm付近に極大濃度を持っている。また、シアンイ
ンクは、600〜700nmまではほぼ平坦な濃度となってお
り、700nmよりも長波長側では、カラー写真のシアン色
素よりも急激な濃度低下が見られる。
このように、カラー原稿種によって濃度分布が異なって
いるから、第8図に示す感度特性を有するセンサーユニ
ツト56を用いて分光強度又は反射濃度を調べることによ
り、カラー原稿種を精度良く判別することができる。こ
の第8図において、曲線b1は3原色光のうち青色光を測
定するための第1青色用センサーの感度曲線を示すもの
であり、波長B1(例えば400±30nm)に感度ピークがあ
る。曲線b2は、3原色光のうち青色光を測定するための
第2青色用センサーの感度曲線を示すものであり、波長
B2(例えば450±30nm)に感度ピークがある。
曲線g1は3原色光のうち緑色光を測定するための第1緑
色用センサーの感度曲線を示すものであり、波長G1(例
えば540±15nm)に感度ピークがある。曲線g2は、3原
色光のうち緑色光を測定するための第2緑色用センサー
の感度曲線を示すものであり、波長G2(例えば570±15n
m)に感度ピークがある。
曲線r1は3原色光のうち赤色光を測定するための第1赤
色用センサーの感度曲線を示すものであり、波長R1(例
えば630±40nm)に感度ピークがある。曲線r2は、3原
色光のうち赤色光を測定するための第2赤色用センサー
の感度曲線を示すものであり、波長R2(例えば680±40n
m)に感度ピークがある。なお、波長R1のピークを650±
20nmとした場合は、波長R2のピークは700±20nmに、ま
た波長R1のピークを610±20nmとした場合は、波長R2の
ピークを660±20nmとするのが望ましい。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、複写すべきカラー原稿16を原稿台14上へ載置して
原稿押え板18にて押え付ける。複写キー(図示せず)を
オンすると、感光材料62の給送とプレスキヤンとが開始
される。
すなわち感光材料62はマガジン60から一定長引きされた
後に図示しないカツタで切断され、ローラ68、69へ挟持
されて、スリツト露光位置で停止される。
プレスキヤンを開始する際には、まず色フイルタY、
M、Cを標準位置にセツトしておき、また絞り板42、44
を標準位置にセツトする。この状態で光路切換えミラー
48が光路内へ挿入され、第2図実線で示される位置へセ
ツトされる。この状態のもとで光源ユニツト22とレンズ
ユニツト36とを同期して移動させてプレスキヤンを開始
する。
このプレスキヤンの初期には、光源24から放出された光
は標準板20で反射され、ミラー28、ミラー32、34を順次
経てレンズユニツト36へ入射され、レンズユニツト36を
通過した光は光路切換えミラー48によって複写機の測光
装置10へ反射される。
複写機の測光装置10へ入射された光はミラー50及び集光
レンズ52によって集光されて拡散板54へ入射される。拡
散板54へ入射された光は拡散されてセンサーユニツト56
へ入射される。光源ユニツト22は、一定速度で移動して
いるため、標準板20に続いてカラー原稿16をスリツト照
明する。このカラー原稿16からの反射光もセンサーユニ
ツト56で測定される。プレスキヤンが終了すると、光源
ユニツト22とレンズユニツト36は第2図に示す初期位置
に復帰する。これとともに、光路切換えミラー48が光路
から退避して第2図鎖線の位置へ移動する。
センサーユニツト56のセンサー56a〜56fを用いて、標準
板20をスリツト測定することにより、青色光、緑色光、
赤色光のそれぞれについて2種類ずつ、計6種類の反射
濃度が各スリツトエリヤ毎に得られる。これらの6種類
の反射濃度は、同じ色のものを加算してその平均値を求
めることで、青色濃度、緑色濃度、赤色濃度が算出され
る。この標準板20は、予め3色濃度が分かっているか
ら、プレスキヤンで得た現在の3色濃度とのズレ量か
ら、光源24の経時変化を検出することができる。
また、カラー原稿16に対しても、各スリツトエリヤ毎に
6種類の反射濃度が測定される。
ここで、スリツト58の長手方向(第10図矢印A方向)中
間部を界として異なる色に配色されているカラー原稿
(第12図)を測光する場合について説明する。例えば白
色、黒色に配色されているカラー原稿16を測定する場
合、黒色部分からの反射光は無いと考えられるので第10
図に示されるようにこのカラー原稿からの光は白色光53
のみが集光レンズ52で集光され、拡散板を介してセンサ
ユニツト56上へ入射されることになる。この白色光53は
集光レンズ54によって光軸55に対して傾斜して拡散板54
へ入射され、拡散板54を通過後は、センサユニツト56上
のB部を中心に拡散されて、センサユニツト56へ入射さ
れる。スリツト58の長手方向(矢印A方向)に沿って各
々波長の異なる光を検出する検出器を光軸55を中心に複
数個配列すると、センサユニツト56上のC部に配列され
た検出器ではこの白色光53を誤差少なく検出することが
できない。
しかし、この白色光53は第11図に示されるように、スリ
ツト58の幅方向(第11図D方向)では光軸55に沿って拡
散板54へ入射され、拡散板54を通過後はセンサユニツト
56上へ光軸55を中心としてほぼ均等に拡散されて入射さ
れる。従ってスリツト58の幅方向(第11図D方向)に沿
って波長の異なる光を検出する検出器を光軸55を中心に
複数個配列すれば白色光53を検出することができる。
そこで本実施例では、各々波長の異なる光を検出する検
出器を複数個スリツトを介して得られる像の幅方向に配
列しているので、スリツト58の長手方向(第10図矢印A
方向)中間部を界として異なる色に配色されているカラ
ー原稿16の色をより確実に測光することができる。
次に上記センサで測光された測光値を利用して原稿の種
類を判別する例について第9図を参照して説明する。
第9図はカラー原稿種の判別の一例を示すものである。
ステツプ80で前記センサー56a〜56fを用いて、各スリツ
トエリヤに対して、2種類の青色濃度DB1i、DB2iと、2
種類の緑色濃度DG1i、DG2iをそれぞれ測定して、ステツ
プ82でこれらを記憶させる。プレスキヤン後に、青色濃
度DB1iをスリツトエリヤ毎に順番に読み出し、ステツプ
84で次の条件式を満たすものを抽出する。
DB1i>0.4 ……(1) この条件式(1)を満たすものがJ個以上存在している
場合には、カラー原稿をカラー印刷原稿であると判定す
る。ここで、Jは「1」であってもよい。これは、低濃
度でのカラー印刷原稿とカラー写真原稿との差に着目し
たものである。
条件式(1)を満たすものが存在していない場合には、
ステツプ86で次の条件式(2)を満たすかどうか判定す
る。
DG1i−DG2i>−0.1 ……(2) この条件式(2)を満たすものがK個以上存在している
場合には、カラー原稿をカラー印刷原稿であると判定す
る。この条件式(2)は、高濃度でのカラー印刷原稿の
特性に基づくものである。
条件式(2)を満たすものがK個未満の場合には、ステ
ツプ88で次の条件式(3)を満たすかどうかについて判
定される。
DB1i−DB2i>0.2 ……(3) この条件式(3)を満たすものがK個以上存在している
場合には、ステツプ90でカラー原稿をカラー印刷原稿で
あると判定する。これは、低濃度でのカラー写真の特性
に基づく条件式である。
条件式(3)を満たすものがK個未満の場合には、ステ
ツプ92で次の条件式(3)を満たすかどうかについて判
定される。
DB1i−DB2i>0.1 ……(4) この条件式(4)は、中高濃度でのカラー印刷原稿とカ
ラー写真原稿の差異に基づくものである。これを満たす
ものがK個以上存在している場合には、ステツプ90でカ
ラー原稿をカラー写真原稿であると判定し、そうでない
場合にはステツプ94でカラー印刷原稿であると判定す
る。前記個数Kは、経験的に定められるものであり、例
えば全測定個数の20%が用いられる。
条件式(4)は、感度曲線r1の極大感度が650±20nm、
感度曲線r2の極大感度が700±20nmにある時に有効であ
る。しかし、感度曲線r1の極大感度が610±20nm、感度
曲線r2の極大感度が660±20nmの場合には、次の条件式
(4′)を用いるのがよい。
DB1i−DB2i<0.0 ……(4′) この条件式は、カラー印刷原稿のマゼンタインキとシア
ンインキの分光的な重なりがカラー写真原稿よりも大き
いことに基づくものである。
更に、カラー原稿種の判定に、青色濃度、緑色濃度、赤
色濃度のうち少なくとも2つの差又は比により、条件式
(2)〜(4′)の適用を選択するのがよい。なぜな
ら、イエロー色素、マゼンタ色素、シアン色素は、それ
ぞれ不要吸収を持っているため、三色バランスが大きく
くずれたカラー原稿では、不要吸収の影響が出てくる。
例えば、青空等の画像は、主としてシアン色素からな
り、このシアン色素は400nm付近に不要吸収を持ってい
る。そのために、 DR1i−DB2i>0.5 又は DR1i−(DG1i+DB2i)/2>0.5 の場合に、条件式(3)の判定を行わないで、条件式
(4)で判定するか、又は判定するためのデータから除
くこと等により、分類精度を向上させることができる。
この実施例では、同じ色の濃度の比較例として、濃度差
を用いているが、これは比であってもよい。例えば、赤
色濃度の比(R1i/R2i)が「1.1」以上となるものがK
個以上存在している場合には、カラー写真原稿であると
判定し、そうでない場合にはカラー印刷原稿であると判
定する。また、2種類の濃度を統計処理することで、カ
ラー原稿種を判別することができる。例えば、濃度差
(DG1−DG2)を横軸により、個数を縦軸にとったヒスト
グラムを作成すれば、カラー原稿種によってピーク値が
ことなったものになるから、このピーク値を調べること
により、カラー原稿種を判別することができる。
次いでステツプ96でプロセス条件が設定される。例えば
前記カラー原稿16がカラー写真であると判定された場合
には、ROM78に記憶されているカラー写真原稿の色フイ
ルタ量を読み出し、色フイルタY、M、Cの挿入量をそ
れぞれ調節し、カラーバランスを良好にする。他方、カ
ラー原稿16がカラー印刷原稿であると判定された場合に
は、カラー印刷原稿用の色フイルタ量をROM78から読み
出し、色フイルタY、M、Cの挿入量をそれぞれ調節す
る。
次に、カラー原稿16を測定して得た6種類の反射濃度を
色毎に加算し、算術平均を求めることにより、青色濃
度、緑色濃度、赤色濃度を算出する。そして、この3色
濃度から、更に良好なカラーバランスを得るための赤
色、緑色、青色の補正量をそれぞれ必要に応じて求め
る。この補正量の演算には、周知の写真焼付機の露光量
演算式も用いることができる。得られた各色の露光量に
対して、前述した光源及びフイルタの経時変化、使用す
る感光材料の特徴(種類、ロツトバラツキ、経時、保存
状態)、複数時の環境温度等を考慮した修正量を加減算
し、この演算結果に応じてイエローフイルタY、マゼン
タフイルタM、シアンフイルタCの光路への挿入量をそ
れぞれ調節する。また、これらの色フイルタY、M、C
で修正しきれない場合には、絞り板42、44により補正す
る。
前記色フイルタの調節が完了すると、ステツプ98で光源
ユニツト22が再び移動してカラー原稿16をスリツト照明
する。このスリツト照明に同期してローラ64、65、68、
69が回転し、感光材料62を連続的に移動してこれをスリ
ツト露光させる。このスリツト露光により、感光材料62
にカラー原稿16の画像が記録されカラー複写される。
カラー原稿16の画像が露光されて、記録された感光材料
62は図示しない処理部で現像、漂白・定着、水洗の各現
像処理がなされ乾燥後に取出されたカラー原稿16の感光
材料62への複写が終了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、カラー原稿からの光
(スリツト光)が集光レンズによって集光され、拡散板
によって拡散された後に、各々波長が異なる光を検出す
る検出手段によって検出されるので、カラー原稿の色が
スリツトの長手方向中間部を界として異なっている場合
にも確実に測光することができるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写機の測光装置を示す分解斜視
図、第2図は本発明が適用された銀塩写真式カラー複写
機を示す概略構成図、第3図は第2図の平面図、第4図
は複写機の測光装置の詳細を示す正面図、第5図は銀塩
写真式カラー複写機の制御系を示すブロツク図、第6図
は低濃度のカラー原稿が記録されたカラー写真原稿とカ
ラー印刷原稿の分光反射濃度を示す線図、第7図は中高
濃度のカラー画像が記録されたカラー写真原稿とカラー
印刷原稿の分光反射濃度を示す線図、第8図はセンサー
の相対感度を示す線図、第9図はカラー原稿種を分類す
る方法の一例を示すフローチヤート、第10図はカラー原
稿の色がスリツトの長手方向を境として異なる色に配色
されている場合の光の入射状態と検出センサーの位置を
示す平面図、第11図は第10図の正面図、第12図はカラー
原稿の色がスリツトの長手方向を境として異なる色に配
色されている場合のカラー原稿とスリツトの位置を示す
正面図である。 10……複写機の測光装置、36……レンズユニツト、52…
…集光レンズ、54……拡散板、56……センサーユニツ
ト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源によって照明された原稿とスリツトと
    を相対移動させて走査して、スリツトを介して原稿を測
    光する複写機の測光装置であって、前記原稿からの反射
    光を集光する集光レンズと、前記集光レンズによって集
    光された光を拡散させる拡散板と、前記拡散板によって
    拡散された各々波長が異なる光を検出する複数の検出手
    段と、を有することを特徴とする複写機の測光装置。
  2. 【請求項2】前記複数の検出手段は、前記スリツトを介
    して得られる像の幅方向に配列された測光手段からなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の複写
    機の測光装置。
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