JP2675852B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
少なくともカラー写真原稿とカラー印刷原稿または白黒
原稿とに判別し、前記原稿に応じた画像形成を行なう画
像形成装置に関する。
装置が普及しつつある。
は、カラーバランスや濃度バランスを良好に仕上げる必
要がある。
カラー原稿として写真や印刷物が多く用いられている
が、この写真と印刷物とでは色材および視感度と複写材
料の分光感度が異なり、同一の複写条件にて複写を行な
った際にはカラーバランスの異なった複写画像となって
しまう。
インキとの分光濃度分布の重なりが大きい。そのため、
カラー印刷原稿はマゼンタ濃度が高く、カラー印刷原稿
が良好に仕上るように調整したカラー複写装置において
は、マゼンタ濃度形成を抑えた複写条件となっている。
複写した際にはマゼンタ色が不足してグリーン気味とな
ったカラー複写画像が形成されてしまう。
像の階調が異なるため、銀塩写真感光材料等の各種の感
光材料を用いた複写装置において、例えばカラー印刷原
稿を複写するのに最適な感光材料(硬調な感光材料)を
用いてカラー写真原稿の複写を行なった際には、中間調
が良好に再現されない、硬い画像となってしまう。
稿、カラー写真原稿共に良好な画像を得るためには、カ
ラー原稿種に応じて画像形成条件(色フィルタ調節量、
露光量等)や感光材料を選択する必要がある。
十分に考慮されておらず、一台の画像形成装置におい
て、原稿種に応じて画像形成条件や感光材料を変更しな
い場合、カラー印刷原稿、カラー写真原稿共に良好な画
像を得ることはできない。
キーを操作して、カラー原稿種に応じた画像形成条件を
選択するように構成された画像形成装置も提案されては
いるが、近年のカラー印刷技術の進歩により、専門的知
識を有さないオペレーターでは原稿がカラー写真か、ま
たはカラー写真から作製したカラー印刷物であるかを正
確に判別することは困難であり、また作業性も良好とは
いえない。
を判別する方法や、このような判別手段を有する画像形
成装置も各種提案されている。しかしながら、多くの判
別方法においては、カラー原稿種判別のためにはイメー
ジリーダーから得られた測定値を用いる関数を複数組み
合せて用いる必要があり、制御が複雑かつ困難で、ま
た、判別精度についてもさらなる向上が望まれている。
別された原稿種に応じて、最適な感光材料を選択し、か
つ最適な露光標準条件を自動設定し、該露光標準条件で
露光し、画像形成を行う画像露光装置を提案している。
に判別し、特願昭63−243610号に提案したように、原稿
種に応じた感光材料の種別に応じて最適な複写条件を自
動設定して、この複写条件で露光し画像形成を行うこと
ができる。
置は、カラー原稿種に応じて最適な感光材料を用意して
いるが、通常白黒原稿専用の感光材料を用意しておら
ず、カラー感光材料に白黒画像を形成させるもので、白
黒写真原稿や白黒印刷原稿などの白黒原稿に対する最適
な露光標準条件は十分に考慮されていなかった。
適な感光材料すなわち軟調な感光材料(以下、ソフト感
材という)を用いて白黒原稿の複写を行うと、白黒写真
原稿であっても、白黒印刷原稿であっても、カラー印刷
原稿をソフト感材に複写した場合と同様に複写画像が赤
味を帯びてしまい、良好な白黒複写画像が得られていな
かった。
とにあり、簡易な方法にて精度よく原稿の原稿種をカラ
ー原稿に対してはカラー写真原稿か、カラー印刷原稿か
に判別し、白黒原稿に対してはカラー印刷原稿と判別
し、原稿の原稿種に応じて最適な条件にて画像形成を行
なうことができる画像形成装置を提供することにある。
すように白黒写真画像であっても白黒印刷画像であって
も、白黒画像の分光反射濃度4が、カラー印刷画像の分
光反射濃度3に類似しており、カラー写真画像の分光反
射濃度2とは異なることから、判別関数を用いて、少な
くとも白黒画像またはカラー印刷画像と、カラー写真画
像とを高精度に判別でき、これらの判別の結果、原稿に
応じた画像形成を行うことにより適正な画像が得られ、
また、白黒画像をカラー印刷画像に最適な感光材料およ
び露光標準条件を用いて画像形成したところ、適正な、
色味を帯びていない白黒画像が得られることを知り本発
明に至ったものである。
の、一つの原色光の波長領域内の異なった波長に感度ピ
ークを有する2種類のセンサーを3原色それぞれにつき
有し、前記センサーにより測定された測定値により前記
原稿の原稿種を判別して、前記原稿に応じて画像形成を
行なう画像形成装置であって、 前記6種類の測定値をパラメーターとして用いる判別
関数の値により、前記原稿を少なくともカラー写真原稿
とカラー印刷原稿または白黒原稿とに判別し、前記原稿
に応じた画像形成を行なうことを特徴とする画像形成装
置を提供するものである。
す好適実施例を基に詳細に説明する。
について説明する。
えば赤(以下Rとする)・緑(以下Gとする)・青(以
下Bとする)の3原色光それぞれにつき、各波長領域内
にて異なった波長に感度ピークを有する2種類のセンサ
ーにて測定し、この6種類の測定値をパラメータとして
用いる判別関数の値により前記の原稿を少なくともカラ
ー写真原稿とカラー印刷原稿または白黒原稿とに判別す
る。
好ましくは線形判別関数の値により、白黒またはカラー
画像形成の対象とされる原稿がカラー写真原稿であるか
カラー印刷原稿または白黒原稿であるかを判別するもの
である。
のサンプルが、それぞれp個の特性値xを持っていた際
に、判別ルールとして、 Z=a1x1+a2x2+…aixi+…+apxp(i=1,2,…,p) という線形結合によって合成変数Zを作り、この合成変
数Zの大きさによって判別対象とされるサンプルがA
群,B群のどちらに属するかを判断するものである。
またはB群の判別が確実に行なえるように、つまり、A
群とB群との間での変動SB(級間変動)とA群とB群そ
れぞれの変動SW(級内変動)との比、SB/SWが最も大き
くなるように決定する。
につき、各波長領域内の異なった波長に感度ピークを有
する2種類のセンサーにて測定し、この6種類の測定値
をパラメータとして用いる判別関数、特に線形判別関数
を作製し、この判別関数の値により画像形成の対象とな
る原稿を少なくともカラー写真原稿とカラー印刷原稿ま
たは白黒原稿とに判別する。
カラー印刷画像および白黒画像の分光反射濃度が示され
る。実線2で示されるものがカラー写真画像で、点線3
で示されるものがカラー印刷画像である。一点鎖線4で
示されるものが白黒画像である。
は共にカラー写真画像が最も濃度が高い。
は530〜560nm付近に極大濃度(極大吸収波長)があり、
シアン色素は630nm付近に極大濃度がある。さらに、シ
アン色素、マゼンタ色素共にこの極大吸収波長を中心に
して濃度が低下する特性がある。
は、570nm付近に極大濃度を有し、また、シアンインク
は600〜680nm付近まではほぼ平坦な濃度となっており、
700nmより長波長側ではカラー写真画像および白黒画像
よりも急激な濃度低下が見られる。
刷画像であっても、ほぼ同じでありイエロー400〜450n
m、マゼンタ530〜580nmおよびシアン600〜700nmのいず
れの波長においてもほぼ平坦な濃度を有している。
画像とでは3原色光の各波長領域における濃度分布が異
なる。しかし、カラー印刷画像と白黒画像とは3原色光
の各波長領域では類似しており、カラー写真画像とはは
っきり区別される。
び白黒画像を一定の光源にて照射し、その反射光を3原
色光それぞれの波長領域のカラー印刷原稿およびカラー
写真原稿の特徴的な極大濃度を示す波長付近に感度ピー
クを有する、例えば第2図に示されるような感度特性を
有する6種類のセンサーにて反射濃度または吸収濃度を
測定し、この測定データを基に前記の判別ルールに従っ
てこの測定値をパラメータとして用いる原稿種判別用の
線形判別関数を作製することにより、すなわち、合成関
数値Zを求めるための一つの線形判別関数により、画像
形成の対象となる原稿の原稿種を容易に精度よく判別す
ることができる。
サ、つまり、B光波長領域内の400および450nmに感度ピ
ークを有するセンサ150b1およびセンサ150b2; G光波長領域内の540および570nmに感度ピークを有す
るセンサ150g1およびセンサ150g2; R光波長領域内の630および700nmに感度ピークを有す
るセンサ150r1およびセンサ150r2; 上記計6個を有する第3図に示されるようなイメージ
センサ150を用いて、A4サイズのカラー写真原稿および
カラー印刷原稿それぞれ約300サンプルにつき反射濃度
を測定し、センサ150r1、センサ150g1、センサ150b2の
各出力値r1、g1、b2および、センサ150r1と150r2との出
力差r1−r2、センサ150g2と150g1との出力差g2−g1、セ
ンサ150b2と150b1の出力差b2−b1をパラメータとして用
い、前述の判別ルールに従って、下記に示される線形判
別関数[判別関数1]を作製した。
を用い、また、各センサによる測定値は、各原稿の反射
光を10mm×100mmのスリット状にして、A4サイズでは210
mmに対して3mm毎に70点反射濃度を測定しその平均値を
用いた。
カラー原稿は印刷原稿と判別され、Z≧0の際には写真
原稿と判別されるものである。
述のSB/SWの比が最も大きくなるように決定されたもの
で、それぞれ a1=−14.33; a2= −0.11; a3= −0.37; a4= 0.45; a5= 1.19; a6= −0.67; a7= −0.96; である。また、R、GおよびBはそれぞれr1−r2、g2−
g1およびb2−b1を示すものである。
枚づつおよび白黒原稿を16枚について、前述の[判別関
数1]作製の際と同様のイメージセンサ150および光源
を用いて、同条件で各波長での反射濃度を測定し、前記
の[判別関数1]にてZを算出し、原稿種を判別した例
を示す。
ルNo.31〜60はカラー写真原稿で、サンプルNo.61〜No.7
6は白黒原稿であり、そのうち、サンプルNo.61〜No.63
は白黒写真原稿で、サンプルNo.64〜No.76は白黒印刷原
稿である。
はカラー印刷原稿あるいは白黒原稿と判別され、Z≧0
の際にはカラー写真原稿と判別されるものである。
波長領域内の異なった波長に感度ピークを有する2種類
のセンサーにて測定し、この6種類の測定値をパラメー
タとして用いる判別関数により、複数の関数を組み合せ
る必要のある従来の判別方法と異なり、一つの判別関数
にて白黒およびカラー原稿の原稿種が好適に判別できる
ことがわかる。
れるパラメータは前記のものに限定されるものではな
く、各センサの出力値を6個そのまま用いたもの、各原
色光波長領域の差ではなく和を用いたもの等各種のもの
を適用してもよい。
白黒原稿またはカラー印刷原稿とを精度よく判別するに
は、前記の[判別関数1]のように3原色光波長領域そ
れぞれにおける少なくとも一つの測定値と、各原色光波
長領域内の測定値の差とをパラメーターとして用いるこ
とが好ましい。
置に適用した一例が示される。
置10という)は、その右側に感光材料供給部ユニット16
が、上方に露光部ユニット18およびその下方に処理部ユ
ニット20が設けられている。
を作製した際と同様の第3図に示されるイメージセンサ
150およびイメージセンサ150の測定値より原稿130がカ
ラー写真原稿であるかカラー印刷原稿あるいは白黒原稿
であるかを前記の[判別関数1]にて判別し、原稿種判
別の信号をレンズユニット92、または、同図のように自
動感材種選択機能のついた装置では、感光材料供給部ユ
ニット16の搬送ローラの制御系に送る原稿判別部152が
配置される。
150および原稿判別部152により原稿130を、[判別関数
1]にて少なくともカラー印刷原稿または白黒原稿とカ
ラー写真原稿とに判別し、この判別結果に従いレンズユ
ニット92にて原稿種に応じた所定の光量および色濃度の
調整を行ない、または、感光材料供給部ユニット16にお
いては原稿種判別結果に応じた所定の感光材料を供給す
る。
ム28内に感光材料の搬送路を有し、上下に一対のマガジ
ン30,32が着脱自在に取り付けられ、これらの内部には
感光材料34,36がそれぞれロール状に収容され、先端部
から感光材料供給部ユニット16へ取り出されるようにな
っている。一例として34は反射原稿であるカラー印刷原
稿複写に最適な(硬調用)感光材料であり、36はカラー
写真原稿の複写に最適な軟調用感光材料となっている。
ローラ42a,42bが、次いで感光材料34を所定の長さに切
断するためのカッタ44が配置される。ここで、搬送ロー
ラ42a,42bは原稿判別部152からの信号を受け、原稿判別
部152の信号に応じて感光材料34を引出す。
ド48a,48b,48cおよび搬送ローラ50、52が配置されて、
切断後の感光材料34を露光部46へと案内するようになっ
ている。
定する部分であって、この露光部46では露光部ユニット
18の結像光学系に面してガラス板54が固定され、このガ
ラス板54へ押圧板56が圧着されている。
は、それぞれ一対の搬送ローラ58a,58bおよび搬送ロー
ラ60a,60bが設けられている。
へ案内する搬送ガイド62が配置され、その上下方向中間
部には、感光材料34(36)の搬送路を分岐搬送ガイド66
を経た処理部ユニット20へと切換える切換ガイド64が設
けられる。
その感光材料36に対応して搬送ローラ68a,68bおよびカ
ッタ70が、またその前方には、搬送ガイド72a,72bおよ
び搬送ローラ74が配置され感光材料36を搬送ガイド48a
へと搬送する。なお、搬送ローラ68a,68bも前記の搬送
ローラ42a,42bと同様に原稿判別部152からの信号を受
け、原稿判別部152の信号に応じて感光材料36を引出す
ように構成される。
あり、通常は反射原稿を載置するための透明なガラス板
などからなる原稿台80と、原稿台80上に載置された原稿
130を固定するための原稿押え15と、原稿台80上の画像
を露光部46の感光材料34(36)にスリット走査露光する
ための光源移動型結像光学系82と、プレスキャン時に原
稿130の反射光(以下、反射光とする)の反射濃度を測
定するためのイメージセンサ150と、イメージセンサ150
の測定値によって、原稿130がカラー印刷原稿または白
黒原稿かカラー写真原稿かを[判別関数1]にて判別
し、原稿種判別の信号をレンズユニット92、または、同
図のように自動感材種選択機能のついた装置では、感光
材料供給部ユニット16の搬送ローラに送る原稿判別部15
2と、反射光の光路Lに作用して露光部46側とイメージ
センサ150側との光路Lの切換えを行なうシャッタ96と
を有している。ここで、光源移動型結像光学系82は原稿
台80の下面部を走査する光源84および反射ミラー86とを
有する光源ユニットと、この光源ユニットの1/2の速度
で同方向に移動して光源84からの光を所定の方向に反射
するミラー88,90と、レンズユニット92とで構成されて
いる。
に結像させるためのレンズの前群154および後群156と、
反射光の色補正を行なうためのシアン、イエロー、マゼ
ンタの各色に対応するシアンフィルタC、イエローフィ
ルタYおよびマゼンタフィルタMと、反射光の光量補正
を行なうための可変絞りとしての絞り板158および160と
を有する。
ユニット92は原稿判別部152に接続され、原稿判別部152
の原稿種判別の信号に従い、反射光の光量および色を原
稿130の原稿種に応じて所定量調整する。
ーが選択して原稿130がカラー印刷原稿または白黒原稿
である場合には、硬調用の標準設定条件で複写を行う
が、原稿130がカラー写真原稿である場合にはイエロー
フィルタYを抜き、光量を上げるように補正される。
130がカラー写真原稿である場合には、軟調用の標準条
件設定でコピーを行うが、カラー印刷原稿または白黒原
稿である場合にはシアンフィルタCを入れるように補正
される。
像光学系82は、倍率が0.5〜2.0までズーム複写が可能な
ように構成される。
路Lを変更するためのもので、プレスキャン時には図中
実線で示す閉鎖状態となり、反射光の光路Lをイメージ
センサ150側に変更し、露光時には図中点線で示す開放
状態となり、反射光が感光材料34(36)を露光するよう
にする。
するもので、前述の[判別関数1]の作製に用いたもの
と同様のものであり、第2図に示される感度特性を有す
るB光波長領域内の400および450nmに感度ピークを有す
るセンサ150b1およびセンサ150b2; G光波長領域内の540および570nmに感度ピークを有す
るセンサ150g1およびセンサ150g2; R光波長領域内の630および700nmに感度ピークを有す
るセンサ150r1およびセンサ150r2; の計6個のセンサと、さらに、反射光を集光するための
フレネルレンズ等の集光レンズとを有するものである。
る。
前述の[判別関数1]にて原稿130がカラー写真原稿か
カラー印刷原稿または白黒原稿かを判別し、原稿種判別
の信号をレンズユニット92あるいは同図のように自動感
材種選択機能のついた装置では、感光材料供給部ユニッ
ト16に送るものである。このような原稿判別部152は、
第5図に示される構成を有するものである。
増幅器170に送られ、増幅器170で増幅されてから、A/D
変換器172で濃度信号に変換される。
理装置174を介してRAM176に送られる。
の2種類の濃度信号をRAM176から読み出し、原稿判別装
置178に送られ、ここで原稿種が判別される。
るいは同図のように自動感材種選択機能のついた装置で
は感光材料供給部ユニット16に送られ、レンズユニット
92は原稿種に応じた所定の反射光の調整条件に設定さ
れ、または、感光材料供給部ユニット16においては、原
稿種に応じた感光材料が供給される。
れる。処理部22内に現像槽102、漂白・定着槽104、水洗
槽106,108が連続して設けられ、これらの内部へ充填さ
れる処理液によって現像、漂白、定着、水洗が行なわれ
た感光材料34(36)が乾燥部24へと送られるようになっ
ている。
出トレイ110上へ送り出すように構成される。
原稿種判別のために使用されているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、イメージセンサ150により各
種の画像情報を測定し、レンズユニット92にてこの画像
情報に応じた反射光の補正を加えてもよいことは当然の
ことである。
構成され、白黒およびカラー原稿種を判別関数を用いて
少なくともカラー印刷原稿とカラー写真原稿とに分けて
判別するもので、その中で白黒原稿は白黒印刷原稿であ
っても白黒写真原稿であってもカラー印刷原稿として判
別し、これらの原稿種に応じて感光材料を選択し、この
感光材料に画像形成を行うものである。
は、前述した判別関数によって判別するものに限定され
ず、従来公知の方法、例えば、特願昭62−64295号に開
示されているように、R、G、Bの3原色光の各分光反
射濃度がほぼ等しいことから白黒原稿と判別し、また、
3原色光の各分光反射濃度が各色でずれが大きく、一致
しないことからカラー原稿と判別する方法を用いてもよ
い。
第4図に示す複写装置と全く同様にして、例えば、ユー
ザーが硬調用感光材料を選択した時は、硬調用露光標準
条件で露光され、画像形成されるが、これらの装置構成
および作用は同一であるので説明は省略する。もちろ
ん、白黒原稿に対してユーザーが軟調用感光材料を選択
した場合には、軟調用標準設定条件にCフィルタが入
る。なお、カラー原稿は、前述の方法あるいは他の方法
で、カラー印刷原稿とカラー写真原稿とに判別されるこ
とはもちろんである。
原稿判別装置178を第6図に示すように、白黒原稿とカ
ラー原稿とを判別する白黒原稿判別装置180と、カラー
原稿を少なくともカラー印刷原稿とカラー写真原稿とに
判別するカラー原稿判別装置182と、2段階判別装置と
してもよい。
およびカラー印刷用硬調用感光材料、カラー写真および
カラースライド原稿用軟調用感光材料、カラーネガ用感
光材料およびOHP(オーバーヘッドプロジェクター)用
感光材料の少なくとも4種の銀塩写真感光材料が適用可
能である。これらの感光材料に対する原稿種と露光標準
条件の設定の方法は、本出願人の出願による特願昭63−
243610号に開示された方法を用いることができる。
真式複写装置のみならず、感光感圧性感光材料、感光材
料性樹脂材料等各種の感光材料を用いた複写装置や、電
子写真式複写装置等の各種の複写装置、さらに各種のプ
リンタ等に好適に適用可能である。
構成されるが、以下にその作用について説明する。
原稿130が載置され、原稿押え15が閉じられる。
押圧されると、光源84が点灯して原稿130を照射し、光
源ユニットが走査を開始してプレスキャンが開始され
る。
トのミラー86に入射し、反射され、次いで走査速度の1/
2の速度で光源ユニットと同方向に移動するミラー88,90
で反射され、レンズユニット92を通過し、光路Lを第4
図に実線で示される位置に配置されたシャッタ96および
ミラー148により反射されて、イメージセンサ150に入射
する。なお、この際レンズユニット92の各フィルタおよ
び絞りは光路Lには作用せず、素通しの状態となってい
る。
ける反射光強度がセンサ150r1〜センサ150b2の6つのセ
ンサにて測定される。
れる。原稿判別部152においては、測定値を前述の[判
別関数1]にて処理し、原稿130を少なくともカラー写
真原稿とカラー印刷原稿あるいは白黒原稿とに判別し、
原稿種判別の信号をレンズユニット92、または、自動感
材種選択機能のついた装置では、感光材料供給部ユニッ
ト16に送る。
88,90は走査開始位置に戻る。
別の信号に従い、原稿種に応じた所定の光量および色濃
度補正を行が行なわれ、または、自動感材種選択機能の
ついた装置では、感光材料供給ユニット16においては、
原稿種に応じた感光材料が選択される。
き原稿130が白黒原稿であったとすると、レンズユニッ
ト92においては、軟調用の標準条件に対してCフィルタ
が入るように調整される。
原稿130がカラー写真原稿であったとすると、レンズユ
ニット92においては、硬調用の標準条件に対してフィル
タYが6cc抜かれ、可変絞りは9ccほど開くように調整さ
れる。
ては、硬調用の感光材料34が選択され、図示しない搬送
用モータが駆動されると、搬送ローラ42a,42bが感光材
料34を所定長さだけ送り出し、カッタ44により感光材料
34が必要長さに切断される。その後再び前記搬送用モー
タが駆動されて感光材料34は露光部46へと送られ、露光
位置46aの直前で待機する。
が可能になり、光源ユニットが主走査を開始すると、同
時に露光部46の搬送ローラ58a,58bおよび60a,60bは前記
光源84の走査速度と同期して感光材料34の走査搬送を開
始する。
射された反射光は、ミラー86の1/2の速度で同方向に移
動するミラー88,90に反射され、色および絞りが原稿種
に応じて好適に調整されたレンズユニット92を通過し、
露光位置46a(露光面)において結像し、同期して走査
搬送される感光材料34を露光する。
58bと60a,60bとの間から搬送ガイド62を通って下方へと
送られる。この場合、切換ガイド64は感光材料搬送路に
作用せず、露光部46から送られる感光材料34は搬送ガイ
ド62内を垂直下方へと移動する。このため露光後の感光
材料34が処理部ユニット20の処理部22へ送り込まれるこ
とによる、感光材料供給部ユニット16と処理部22との速
度差に基づく感光材料34の中間部の弛みがない。
れる位置に回動し、各搬送ローラは一時的に逆方向に回
転し、露光後の感光材料34は搬送ガイド62を上昇し、一
部が搬送ガイド48c内へと送られる。
64よりも上流側で停止される。
回転される。この場合、切換ガイド62は前記感光材料搬
送路に作用し、感光材料34の先端部を搬送ガイド62から
分岐して分岐搬送ガイド66へと送り出す。このため感光
材料34の先端部は分岐搬送ガイド66を通って処理部ユニ
ット20の処理部22へと送られる。
で現像され、漂白・定着槽104で漂白・定着され、水洗
槽106,108において十分に水洗が行なわれた後に乾燥部2
4へと送られ、乾燥後に取出トレイ110上へと取り出され
る。
が、本発明はこれに限定されるわけではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の
変更が可能なことは勿論である。
つき各波長領域内の異なった波長に感度ピークを有する
2種類のセンサーにて画像形成対象である原稿の反射光
を測定し、この6種類の測定値をパラメータとして用い
る判別関数の値にて、複数の数式を組み合せる必要のあ
る従来の判別方法と異なり、一つの判別関数にて、簡単
な制御で容易にしかも確実に前記原稿がカラー印刷原稿
または白黒原稿であるかカラー写真原稿であるかを自動
的に判別し、その原稿種に応じた画像形成を行なうこと
ができ、複写画像の色バランスや画質を劣化させること
がなく、色味を帯びることを防止することができる。
判別について専門知識を有さない者が画像形成を行なっ
た際にも、自動的に原稿種に応じて好適に露光量補正、
色補正を行ない、さらには適した感光材料の選択を行な
って画像形成を行なうこともできるので、色味を帯びる
こともなく、色バランスのよい常に良好な画像形成を行
なうことができる。
反射濃度を示すグラフである。 第2図は、本発明の画像形成装置に適用可能なセンサの
感度特性を示すグラフである。 第3図は、本発明に適用されるイメージリーダーの一例
の模式図である。 第4図は、本発明の画像形成装置を銀塩写真式複写装置
に適用した一実施例である。 第5図は、第4図に示される銀塩写真式複写装置の原稿
判別部の構成を示す略図である。 第6図は、第4図に示される銀塩写真式複写装置の原稿
判別部の別の構成を示す略図である。 符号の説明 10……複写装置、 15……原稿押さえ、 16……感光材料供給部ユニット、 18……露光部ユニット、 20……処理部ユニット、 22……処理部、 24……乾燥部、 26……予備液保管部、 28……感光材料供給部フレーム、 30,32……マガジン、 34,36……感光材料、 38……開閉蓋、 40,100……ピン、 46……露光部、 46a……露光位置、 54……ガラス板、 56……押圧板、 58a,58b,60a,60b……搬送ローラ、 64……切換ガイド、 80……原稿台、 82……結像光学系、 84……光源、 86,88,90……ミラー、 92……レンズユニット、 96……シャッタ、 98……露光部フレーム、 102……現像槽、 104……漂白・定着槽、 106,108……水洗槽、 110……取出トレイ、 130……原稿、 148……ミラー、 150……イメージセンサ、 152……原稿判別部、 154……レンズ前群、 156……レンズ後群、 158,160……絞り板、 170……増幅器、 172……A/D変換器、 174……測光データ処理装置、 176……RAM、 178……原稿判別装置、 180……白黒原稿判別装置、 182……カラー原稿判別装置、 C……シアンフィルタ、 Y……イエローフィルタ、 M……マゼンタフィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】原稿の反射光を測定するための、一つの原
色光の波長領域内の異なった波長に感度ピークを有する
2種類のセンサーを3原色それぞれにつき有し、前記セ
ンサーにより測定された測定値により前記原稿の原稿種
を判別して、前記原稿に応じて画像形成を行なう画像形
成装置であって、 前記6種類の測定値をパラメーターとして用いる判別関
数の値により、前記原稿を少なくともカラー写真原稿と
カラー印刷原稿または白黒原稿とに判別し、前記原稿に
応じた画像形成を行なうことを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040007A JP2675852B2 (ja) | 1988-09-28 | 1989-02-20 | 画像形成装置 |
DE68921689T DE68921689T2 (de) | 1988-09-28 | 1989-09-27 | Abbildungsmethode. |
EP89117825A EP0361428B1 (en) | 1988-09-28 | 1989-09-27 | Image forming method |
US07/413,557 US5053808A (en) | 1988-09-28 | 1989-09-27 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24360388 | 1988-09-28 | ||
JP63-243603 | 1988-09-28 | ||
JP1040007A JP2675852B2 (ja) | 1988-09-28 | 1989-02-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02168769A JPH02168769A (ja) | 1990-06-28 |
JP2675852B2 true JP2675852B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=26379427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1040007A Expired - Lifetime JP2675852B2 (ja) | 1988-09-28 | 1989-02-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2675852B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1040007A patent/JP2675852B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02168769A (ja) | 1990-06-28 |
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