JPH0583142B2 - - Google Patents

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JPH0583142B2
JPH0583142B2 JP62019775A JP1977587A JPH0583142B2 JP H0583142 B2 JPH0583142 B2 JP H0583142B2 JP 62019775 A JP62019775 A JP 62019775A JP 1977587 A JP1977587 A JP 1977587A JP H0583142 B2 JPH0583142 B2 JP H0583142B2
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color
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/46Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters
    • G01J3/50Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using electric radiation detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/4209Photoelectric exposure meters for determining the exposure time in recording or reproducing
    • G01J1/4223Photoelectric exposure meters for determining the exposure time in recording or reproducing specially adapted for copy - or printing apparatus

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中間調を有するカラー原稿の複写に
好適なカラー複写機、例えば電子写真式カラー複
写機、反転カラーペーパーや拡散転写式感光材料
等を使用する銀塩写真式カラー複写機(光プリン
タ)、感熱転写式カラー複写機、インクジエツト
カラープリンタ、レーザーカラープリンタ等に使
用するカラー原稿種分類装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
最近、カラー複写機が普及しつつあるが、この
カラー複写では濃度の他にカラーバランスも良好
に仕上げることが必要となる。このカラー複写で
は、カラー原稿として写真と印刷物が多く用いら
れているが、これらは色材の差異及び人の視感度
と複写材料の分光感度の差異から、同一複写条件
でもカラーバランスが異なつた複写画像になる。
例えばカラー印刷原稿では、マゼンタインキと、
シアンインキの分光濃度分布の重なりが大きいた
め、カラー印刷原稿が良好に仕上がるように複写
条件をセツトしたカラー複写機では、印刷原稿の
マゼンタ濃度が高いために、マゼンタ濃度形成を
抑えた複写条件となつている。したがつて、この
複写条件のもとでカラー写真原稿を複写した場合
には、マゼンタ色が不足して、グリーン気味とな
つたカラー複写画像が作成されてしまう。
この問題を解決するために、従来のカラー複写
機では、カラー写真原稿と、カラー印刷原稿とに
応じて複写条件(色フイルタ調節量、露光量、帯
電量、現像バイアス量)を設定しておき、オペレ
ータの判断で選択キーを操作して、カラー原稿種
に応じた複写条件を選択している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述したように、従来の装置では、網点の有無
等を考慮してオペレータの経験でカラー原稿種を
判別しているが、専門的知識を有しないオペレー
タでは、現今のカラー印刷技術の進歩により、カ
ラー写真か、これから作つたカラー印刷物かを正
確に判別することが困難であつた。
本発明は、カラー原稿種を精度よく判別するこ
とができるようにしたカラー原稿種分類装置を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、ほぼ
370〜420nmの波長域に感度のピークを有する第
1の測定手段と、これ以外の可視域に感度のピー
クを有する第2の測定手段とを用いてカラー原稿
の反射光を測定し、得られた2つの測定値を比較
し、その比較結果からカラー原稿を写真原稿と印
刷原稿とに分類するようにしたものである。この
比較には、測定値の差を求めるもの、測定値の比
を求めるもの等がある。また、測定値としては、
分光強度や分光反射濃度等が用いられる。
〔発明の作用〕
前記第1及び第2の測定手段を用いて、複写の
前にプレ測光を行なう。このプレ測光は、カラー
原稿全体を測定する方法、スリツト光により一次
元的に測定する方法、カラー原稿を二次元的に測
定する方法のいずれでもよい。この第1の測定手
段は、カラー原稿からの光、例えば反射光のう
ち、370〜420nm付近の光を測光する。他方、第
2の測定手段は、これ以外の可視光、例えば赤
色、緑色、青色のいずれか1つを測定する。ま
た、3原色光を測定し、その平均値を用いてもよ
い。
各測定手段で測定した測定値を比較し、この比
較結果からカラー原稿種を判別する。この測定値
としては、センサーの出力をそのまま用いる他
に、対数変換器で対数変換した濃度値が用いられ
る。例えば濃度値を用いた場合には、2つ濃度差
が所定値以内例えば、「0.05」以上の場合には、
カラー写真原稿であると判定し、そして「0.05」
未満の場合にはカラー印刷原稿であると判定す
る。この判定結果は、プロセス条件設定部に送ら
れ、カラー原稿種に応じてプロセス条件が自動設
定される。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。
〔実施例〕
第2図は平均的な色分布を持つたカラー写真と
カラー印刷の低濃度における分光反射濃度を示す
ものである。実線で示した濃度曲線10は、カラ
ー写真の濃度分布であり、濃度曲線11はカラー
写真の白地の濃度分布である。点線で示した濃度
曲線12は、カラー印刷の濃度分布であり、グリ
ーンに反射濃度のピークがある。また、点線で示
した濃度曲線13はカラー印刷の白地の濃度分布
である。
この第2図に示されているように、低濃度のカ
ラー写真では、波長がほぼ390nm付近の菫色に1
つの濃度ピークが存在している。他方、カラー印
刷では、この付近の濃度は可視光とほぼ同じかそ
れよりも小さい。そこで、本発明は、この菫色付
近又は近紫外域の測定値とそれ以外の可視域の測
定値とを比較し、例えば2種類の濃度の差又は比
を求め、これらの比較結果の程度により、カラー
原稿種を判別するものである。
第1図は本発明の原理的構成を示すものであ
る。カラー複写に先立つてプレ測光が行われ、こ
のプレ測光時にカラー原稿20からの反射光が第
1センサー21及び第2センサー22に入射す
る。この第1センサー21としては、第3図の感
度曲線Pで示すように、370〜420nmに感度のピ
ークを持つたものが用いられる。また、第2セン
サー21としては、第3図において感度曲線B,
G,Rで示した青色用センサー、緑色用センサ
ー、青色用センサーのいずれか1つが用いられ
る。また、この3個のセンサーを使用して、青色
濃度、緑色濃度、赤色濃度を測定し、その平均値
を求めてもよい。更には、視感度に近似した感度
を持つた1個のセンサーを使用してもよい。
前記第1及び第2センサー21,22の出力信
号は、増幅器23で増幅されてから、A/D変換
器24で濃度信号に変換される。この2種類の濃
度信号は、測光データ処理部25を介してRAM
26に送られる。このプレ測光後に、測光データ
処理部25は、2種類の濃度信号をRAM26か
ら読み出してその差を算出する。この演算結果
は、カラー原稿種判定部27に送られ、2種類の
濃度差からカラー原稿種を判定する。
カラー原稿種の判定結果は、プロセス条件設定
部28に送られ、カラー原稿種に対するプロセス
条件を記憶したROM29を参照してプロセス条
件をセツトする。このプロセス条件は、カラー原
稿種に応じて、複写画像の画質が良好となるよう
に制御するためのものであり、当然にカラー複写
機の種類によつて異なつているが、一般的には色
フイルタ、露光量、帯電量、現像バイアス量等の
複写条件を制御して、濃度及びカラーバランスを
良好にすることが挙げられる。
更に、プロセス条件には、複写条件の制御の他
に、階調、形成色素、表面面質等の異なる特性を
持つ複写材料の選択と、現像処理ステツプや時間
等の現像処理条件の選択や制御と、原稿を照明す
る光源の選択や制御と、副露光等の階調制御と、
走査画像における色再現、調子再現、シヤープさ
等の画質制御とを含むものである。
次に、カラー原稿種の判別例について説明す
る。第3図の感度分布曲線Pを有する第1センサ
ー21で測定した濃度をDPとし、第2センサー
22で測定した濃度をDAとすると、次式からカ
ラー原稿種を判別することができる。
DP−DA≧α ……カラー写真原稿 DP−DA<α ……カラー印刷原稿 閾値αとしては、例えば「0.05」が用いられ
る。
なお、第2センサー22として、赤色用センサ
ー、緑色用センサー、青色用センサーを使用した
場合には、DAは次式から求められる。
DA=(DR+DG+DB)/3 ここで、DRは赤色濃度であり、DGは緑色濃
度であり、DBは青色濃度である。
また、次式のように、各濃度を重み付けしてか
ら加算した重付け平均値を用いてもよい。
DA=(a・DR+b・DG+c・DB)/K ここで、K=(a+b+c)であり、また各重
み係数としては、例えばa=0.1、b=0.5、c=
0.4が用いられる。
更に、前記判定式は、DR,DG,DBの相対的
な大小関係により選択した濃度を用いる。すなわ
ち、例えば、 DR−(DG+DB)/2>0.3 が成立する測定点は、カラー原稿種の判別には使
用しない。
前述の説明では、カラー原稿の全面からの反射
光を測定しているが、カラー複写機ではスリツト
露光を行うものが多い。このスリツト露光では、
A/D変換を所定の周期で行うことにより、カラ
ー原稿をスリツト光に比例したエリヤに分割し、
各エリヤ毎に濃度を測定する。この場合には、
DR,DG,DBのデータ群の中から最小値を取り
出し、またDPのデータ群の中から最小値を取り
出し、これらの差がある閾値よりも大きいかどう
かでカラー原稿種を判別する。
また、一次元測光(スリツト測光)や二次元測
光を行なう場合には、得られた濃度値を統計処理
することで、カラー原稿種を判別することができ
る。すなわち、濃度差(DP−DB)を縦軸に、青
色濃度DBを横軸にとると、第4図に示すような
特性曲線が得られるから、どちらの特性曲線に属
するかで、カラー原稿種を判別することができ
る。また、第5図に示すようなヒストグラムを作
成すれば、ピークの位置及びその個数から、カラ
ー写真とカラー印刷とを判別することができる。
同様に、DG,DR又はこれらを組み合わせた値
を用いてよいことは当然である。
以上の実施例は、第1センサー濃度DPと第2
センサー濃度DAとの差により原稿種を判別して
いるが、DP/DAのような比を用いても同様に
判別することができる。例えば、 DP/DA≧β が成立する場合には、これをカラー写真原稿であ
ると判定し、そうでない場合にはカラー印刷原稿
であると判定する。ここで、閾値βとしては、例
えば「1.06」を用いる。
第6図は本発明の装置を内蔵した銀塩写真式カ
ラー複写機を示すものである。透明な原稿台35
の上に、カラー原稿36が原稿面を下にした状態
で載置される。実際は、下面が白色をした原稿押
さえ板(図示せず)でカラー原稿36が上から押
さえ付けられる。また、原稿台35の左端の下面
に、白色をした標準板37が取り付けられてお
り、この反射光を測定することにより、後述する
光源や色フイルタの経時変化等を補正する。
光源ユニツト38は、光源39、リフレクタ4
0、ミラー41を内蔵しており、原稿台35と平
行に往復動して、カラー原稿36をスリツト照明
する。ミラーユニツト42は、紙面と垂直な方向
に延びた2枚のミラー43,44を保持してお
り、光源ユニツト38からの光を平行に折り返
す。また、このミラーユニツト42は、倍率変換
時に矢線方向に移動する。
レンズユニツト46は、光源ユニツト38の移
動による焦点ずれを補正するために、光源ユニツ
ト38に同期して光軸に沿つて前後動する。この
レンズユニツト46は、前群47と後群48との
間に、イエローフイルタY、マゼンタフイルタ
M、シアンフイルタCとが配置されている。これ
らの色フイルタY,M,Cは、光軸と直交する方
向に移動自在となつており、その挿入量でスリツ
ト光の光質を調節してカラーバランスを補正す
る。また、後群48の背後には、互いに反対方向
に移動する2枚の絞り板49,50が配置されて
いる。
前記レンズユニツト46を通つた光は、ミラー
52,53で折り返されてから、軸54を回動中
心とする光路切換えミラー55に達する。プレ測
光時には、集光用ミラー56が点線で示すように
光路に挿入され、かつ光路切換えミラー55も点
線で示すように光路から退避し、カラー原稿36
からの反射光を集光した状態で測定手段57に入
れる。
前記集光用ミラー56は複数のミラー56aを
備え、第7図に示すように、各ミラー56aは光
軸からの距離に応じた角度で傾いて配置されてお
り、それによりスリツト光を集光する。前記測定
手段57は、第8図に示すように、赤色用センサ
ー57a、緑色用センサー57b、青色用センサ
ー57c、370〜420nmに感度のピークを有する
センサー57dとから構成されている。
マガジン60には、拡散転写式感光材料の感光
シート61がロール状に巻いた状態で収納されて
いる。この感光シート61は、一対の引出しロー
ラ62,63で引き出され、そして一定長引き出
されると、カツター64で切断される。この切断
された感光シート61aは、その先端がローラ対
65,66で咬えられた位置で停止する。このロ
ーラ対65,66に対向してローラ対67,68
が配置され、これらの4個のローラ65〜68の
間にスリツト露光位置が形成され、光路切換えミ
ラー55からの光が入射する。
複写時には、ローラ65〜68が光源ユニツト
46に同期して回転し、感光シート61aを転回
ローラ70に向けて移送する。この転回ローラ7
0の外周を囲むようにガイド71が配置され、ま
た従動ローラ72が接触するように配置されてい
る。露光済み感光シート61aは、転回ローラ7
0で反転移送されて、その先端が第1ストツパー
73に当たつた位置で停止される。
受像シート75は、現像液を収容した現像ポツ
ド76と、これから流れ出た現像液を案内する袋
状をしたフアンネル77とが先端部に取り付けら
れている。この受像シート75は、複数枚が重な
つた状態でカセツト78に収納されている。ロー
ラ79はカセツト78の装着時にその中に入り込
み、そしてプレ測光時に一番上にある受像シート
75を送り出し、ローラ80,81に咬えさせた
状態で待機させる。そして、カラー複写時に、一
対のローラ80,81が回転して、受像シート7
5の先端が第2ストツパー82に当たる位置まで
移送する。なお、ローラ79〜81は、現像ポツ
ド76を押し潰さないようにするために、受像シ
ート75の両端付近を挟むように配置されてい
る。この感光シート61a及び受像シート75
は、既に市販されているインスタントカラーフイ
ルムとほぼ同じ構成をしたものが用いられる。
前記感光シート61aと受像シート75は、シ
ーラ85で接合されてから、一対の展開ローラ8
6,87の間を通される。この際に、現像ポツド
76が裂開され、流れ出た現像液が感光シート6
1aと受像シート75との間に均一な厚みに展開
される。この現像液が展開された2枚のシート
は、恒温プレート88の上に載置され、所定の現
像時間が経過するまで放置され、その後受像シー
ト75が剥離される。
次に、このカラー複写機の作用について説明す
る。まず、複写すべきカラー原稿36を原稿台3
5の上に載置してから、複写キー(図示せず)を
操作する。この複写キーがONすると、後述する
するように、感光シート61及び受像シート75
の給送と、プレ測光とが開始される。
すなわち、受像シート75の給送時には、ロー
ラ79〜81が回転して、カセツト78内に集積
された複数の受像シート75のうち一番上にある
ものを送り出す。この送り出された受像シート7
5は、その先端が一対のローラ80,81に咬え
られた状態で停止する。また、感光シート61
は、一対のローラ62,63で引き出され、一定
長引き出された時にカツタ64で切断される。こ
の切断時には、感光シート61aの先端がローラ
67,68で咬えられているため、このローラ6
7,68で感光シート61aが更に給送される。
そして、感光シート61aの先端がローラ対6
5,66に咬えられた時に、ローラ65〜68の
回転が停止する。
前記プレ測光を開始する際には、まず色フイル
タY,M,Cを標準位置にセツトしておく。ま
た、絞り板49,50を標準位置にセツトすると
ともに、集光ミラー56を点線で示すように光路
に挿入し、そして切換えミラー55を点線で示す
位置に退避させる。この状態のもとで、光源ユニ
ツト38とレンズユニツト46とを同期して移動
させてプレ測光を開始する。このプレ測光の初期
には、光源39から放出された光が標準板37で
反射されてから、ミラー41〜44、レンズユニ
ツト46、ミラー52,53を順次経てから集光
ミラー56に入射する。この集光ミラー56は、
第7図に示すように、スリツト光を集光して測定
手段57に導く。光源ユニツト38は、一定速度
で移動しているため、標準板37に続いてカラー
原稿36をスリツト照明する。このカラー原稿3
6からの反射光も測定手段57で測定される。プ
レ測光が終了すると、照明ユニツト38とレンズ
ユニツト46は第6図に示す初期位置に復帰す
る。これとともに、集光ミラー56が実線で示す
ように光路から退避し、また切換えミラー55が
光路に挿入される。
前記標準板37の測定で得られた4種類の反射
濃度のうち、赤色濃度、緑色濃度、青色濃度が取
り出される。この標準板37は、予め三色濃度が
分かつているから、プレ測光で得た現在の三色濃
度とのズレ量から、光源39、色フイルタの経時
変化を検出することができる。
また、カラー原稿36は、各スリツトエリヤ毎
に4種類の反射濃度が測定され、第9図のフロー
チヤートに示すように、これらの濃度からカラー
原稿種が判別される。すなわち、まず4種類の濃
度のうち、赤色濃度DR、緑色濃度DG、青色濃
度DBを、各スリツトエリヤ毎に順番に取り出し
てその平均値を算出する。そして、これらの平均
値のうち、「0.8」未満のデータ群があるかどうか
について調べる。もしこのようなデータ群が存在
していない場合には、プレ測光されたカラー原稿
36はカラー印刷原稿であると判定する。
また、三色濃度の平均値が「0.8」以下となる
データ群が存在している場合には、このデータ群
(DRi,DGi,DBi)を取り出し、次式から濃度差
Xiを算出する。
Xi=Pi−(DRi+DGi+DBi)/3 この濃度差Xiが「0.05」未満の場合には、セツ
トされたカラー原稿36はカラー印刷原稿である
と判定し、そして「0.05」以上の場合には、カラ
ー原稿36はカラー写真であると判定する。
前記カラー原稿36がカラー写真であると判定
された場合には、ROM29に記憶されたカラー
写真用の色フイルタ量が読み出され、色フイルタ
Y,M,Cの光路への挿入量を調節して、カラー
バランスを良好にする。他方、カラー原稿36が
カラー印刷であると判定された場合には、カラー
印刷用の色フイルタ量がROM29から読み出さ
れ、色フイルタY,M,Cの光路への挿入量が調
節される。
上記により、大部分のカラー原稿は、良好なカ
ラーバランスを得ることができるが、必要により
カラー原稿の三色濃度から、赤色、緑色、青色の
補正量をそれぞれ算出する。この補正量の演算に
は、周知の写真焼付機の露光量演算式を用いるこ
とができる。得られた各色の露光量に、前述した
経時変化等によるズレ量を加算し、この演算結果
に応じてイエローフイルタY、マゼンタフイルタ
M、シアンフイルタCの光路への挿入量をそれぞ
れ調節する。また、これらの色フイルタY,M,
Cで修正しきれない場合には、絞り板49,50
により補正する。
前記色フイルタの調節が完了すると、光源ユニ
ツト38が再び移動してカラー原稿36をスリツ
ト照明する。このスリツト照明に同期してローラ
65〜68が回転し、感光シート61aを連続的
に移動してこれをスリツト露光させる。このスリ
ツト露光により、感光シート61aにカラー原稿
36の画像が潜像として記録される。この感光シ
ート61aは、転回ローラ70により反転されな
がら、その先端が第1ストツパー73に衝突する
位置まで移送される。この状態では、感光シート
61aの後端が、回転自在なローラ72で緩く挟
まれている。
前記感光シート61aの位置決め後に、第1ス
トツパー73が矢線方向に回動して感光シート6
1aの通路から退避する。次に、ローラ80,8
1が回転して、受像シート75を移送し、これを
感光シート61aの下側に挿入する。これらのロ
ーラ80,81は、受像シート75の先端が第2
ストツパー78に当たつた時に停止する。これに
より、受像シート75のフアンネル77の上に感
光シート61aが重なつた状態となる。次に、シ
ーラ85が下降して感光シート61aの先端部を
フアンネル77の上に接合する。この接合は、展
開処理時に感光シート61aと受像シート75の
位置ずれを防止し、それによりカラー複写画像の
ボケ等や複写位置のズレが発生しないようにする
ためのものであり、この接合を確実にするため
に、フアンネル77の上にホツトメルト(接着
剤)が塗布されている。
前記第2ストツパー82を退避させてから、ロ
ーラ80,81を再び回転させて、接合された受
像シート75の後端を押して展開ローラ86,8
7に咬えさせる。この受像シート75の移送時
に、これに接合された感光シート61aが一緒に
移送されるが、この際にはローラ72は感光シー
ト72に従動して回転する。
前記展開ローラ86,87は、ローラ80,8
1とともに回転するから、2枚のシート61a,
75を咬え込み、これを加圧しながら移送する。
この咬え込みの初期において、現像ポツド76が
裂開するから、内部に貯溜されていた現像液が2
枚のシート61a,75の間に均一な液厚に展開
される。展開処理された2枚のシート61a,7
5は、所定の温度例えば25℃に保たれた恒温板8
8の上に放置される。所定時間が経過した時に、
受像シート75を剥離すれば、周知の拡散転写に
よりカラー画像を記録したカラーコピイが得られ
る。
第10図は本発明の別の実施例を示すものであ
る。プラテン100の外周にカラー原稿101が
装着されており、光源102でスリツト照明され
る。このカラー原稿101の反射光は、スリツト
103、レンズユニツト104を順次経てから、
光路切換えミラー105に達する。
プレ測光時には、光路切換えミラー105が実
線で示す位置にセツトされており、プラテン10
0の回転により、カラー原稿101が一端から他
端に向けて順次スリツト照明される。このスリツ
ト照明によるカラー原稿101からの反射光は、
測定手段106で測定される。このプレ測光で測
定した4種類の反射濃度から、前述した手順によ
り、カラー原稿101の種類及び色補正量が算出
される。
前記プレ測光が終了すると、光路切換えミラー
105が点線で示す位置に退避する。そして、プ
ラテン100が3回連続回転し、各回転の間に赤
色フイルタR、緑色フイルタG,青色フイルタB
を順次光路に挿入して、3色順次によりカラー複
写画像を記録する。すなわち、まずシアン画像の
記録に際しては、遮光板107の代わりに赤色フ
イルタRが光路に挿入され、そしてプレ測光で求
めた赤色補正量に応じて、帯電器110の電圧が
調節される。
感光ドラム111がプラテン100に同期して
回転すると、その外周面に赤色補正量を考慮した
電荷が帯電される。そして、赤色フイルタRを透
過した光は、ミラー112を介して感光ドラム1
11に達し、これを露光する。この露光により、
光が当たつた部分は電荷が取り除かれ、光が当た
らなかつた部分にだけ電荷が残る。この露光後
に、感光ドラム111に記録された静電潜像が、
シアン現像器113で現像されてシアントナー像
が形成される。
前記感光ドラム111のスリツト露光と同時
に、ローラ115が回転して記録紙116を送り
出す。この記録紙116は、ドラム114の外周
に巻き付いた状態で案内され、帯電器117によ
つて感光ドラム111のシアントナー像がこれに
転写される。この転写後に、記録紙116は、ド
ラム114とともに移送されるが、ゲート118
は点線で示す位置にあるため、記録紙116が更
に一回回転される。なお、符号119は、記録紙
116に転写されなかつたトナーを除去するため
のクリーナーである。
前記シアントナー像の転写後に、緑色フイルタ
Gが光路に挿入される。この状態で、プラテン1
00と感光ドラム111とが同期して回転するた
め、緑色画像の静電潜像が感光ドラム111に記
録される。この緑色画像の記録時には、帯電器1
10の印加電圧は、カラー印刷原稿に対しては標
準値に設定され、そしてカラー写真原稿に対して
は標準値よりも高い電圧に設定される。
前記感光ドラム111に記録された緑色の静電
潜像は、マゼンタ現像器120で現像されてマゼ
ンタトナー像に変換され、帯電器117により記
録紙116に転写される。次に、青色フイルタB
が光路に挿入され、感光ドラム111に青色の静
電潜像が形成される。この青色の静電潜像は、イ
エロー現像器121でイエロートナー像に現像さ
れてから、記録紙114に転写される。
このように、プラテン100、感光ドラム11
1、ドラム114が連続回転して、シアントナー
像、マゼンタトナー像、イエロートナー像を記録
紙116に順次記録すると、ゲート118が実線
で示す位置に移動する。このために、記録紙11
6は、ドラム114から離れて搬送ベルト122
の上に乗り、定着器123に送られる。この定着
器123は、記録紙116を加圧・加熱して、三
色トナーを記録紙116に付着させ、これをトレ
イ124に排出する。
以上はカラー原稿種の判別について説明した
が、一枚のカラー原稿の中にはカラー印刷原稿と
カラー写真とが混在する場合がある。この混在原
稿に対しても本発明を利用して、各カラー原稿部
分の種類と、その領域や面積等を決定することが
できる。そして、各カラー原稿種の占める面積や
重要度に応じて、予め用意した複数の複写条件の
中から所望のものを選択する。
本発明では、低濃度のカラー原稿種の判別に特
に有効であるが、中高濃度では色材の濃度分布に
着目すると、カラー原稿種を精度よく判別するこ
とができる。したがつて、本発明に用いられる判
別方法と色材の濃度分布状態とを組み合わせるの
が望ましい。また、濃度値を比較してカラー原稿
種の判別を行つているが、この代わりにセンサー
の出力をそのまま用いて比較を行つてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
ほぼ370〜420nmにピークを有する第1の測定手
段と、これ以外の可視光にピークを有する第2の
測定手段を用いて、カラー原稿の反射光を測定
し、この測定値を比較することにより、カラー原
稿の種類を判別するようにしたから、高い精度で
カラー原稿種を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略を示すブロツク図であ
る。第2図はカラー写真原稿とカラー印刷原稿の
分光反射濃度を示すグラフである。第3図はセン
サーの相対感度を示すグラフである。第4図はカ
ラー写真原稿とカラー印刷原稿における濃度差
(DP−DB)とDBとの関係を示すグラフである。
第5図はカラー写真原稿とカラー印刷原稿の濃度
差(DP−DB)の個数分布曲線を示すグラフであ
る。第6図は本発明を実施する銀塩写真式カラー
複写機の一例を示す概略図である。第7図は集光
ミラーの断面図である。第8図は測定手段の平面
図である。第9図はカラー原稿種の判別手順を示
すフローチヤートである。第10図は本発明を実
施する電子写真式カラー複写機の一例を示す概略
図である。 20……カラー原稿、35……原稿台、36…
…カラー原稿、37……標準板、38……光源ユ
ニツト、46……レンズユニツト、49,50…
…絞り板、55……切換えミラー、56……集光
ミラー、57……測定手段、60……マガジン、
61……感光シート、78……カセツト、86,
87……展開ローラ、100……プラテン、10
1……カラー原稿、105……切換えミラー、1
06……測定手段、110,117……帯電器、
111……感光ドラム、116……記録紙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ほぼ370〜420nmの波長域に感度のピークを
    有する第1の測定手段と、これ以外の可視域に感
    度のピークを有する第2の測定手段とを用いてカ
    ラー原稿の反射光を測定し、得られた2つの測定
    値を比較することにより、カラー原稿を写真原稿
    と印刷原稿とに分類することを特徴とするカラー
    原稿種分類装置。 2 前記第2の測定手段は、赤色光を測定する赤
    色測定部と、緑色光を測定する緑色測定部と、青
    色光を測定する青色測定部とからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のカラー原稿種
    分類装置。 3 前記測定値は濃度値であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のカラー原稿種分類装
    置。 4 前記第1の測定手段と第2の測定手段で測定
    した濃度値の差が「0.05」以上の時には、写真原
    稿と判定し、「0.05」未満の時には印刷原稿であ
    ると判定することを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載のカラー原稿種分類装置。 5 前記第2の測定手段は、感度が視感度に近似
    した1個のセンサーを含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のカラー原稿種分類装置。
JP62019775A 1987-01-30 1987-01-30 カラ−原稿種分類装置 Granted JPS63187138A (ja)

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