JP2511507B2 - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JP2511507B2 JP24361088A JP24361088A JP2511507B2 JP 2511507 B2 JP2511507 B2 JP 2511507B2 JP 24361088 A JP24361088 A JP 24361088A JP 24361088 A JP24361088 A JP 24361088A JP 2511507 B2 JP2511507 B2 JP 2511507B2
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、階調再現の良好な画像露光装置に関し、詳
しくは、種別の異なる複数の原稿と種別の異なる複数の
感光材料とを組み合わせて用いる際に、いずれの組み合
わせであっても最適の条件で原稿画像を露光することの
できる階調再現の良好な画像露光装置に関する。
〈従来の技術〉 カラー画像形成装置、特にカラー複写装置では、装置
の設置時およびその後、定期的にカラー画像形成条件、
特に露光標準条件(例えば、フィルタ条件)を設定、ま
たは調節し、カラー原稿画像に忠実な色および濃度を持
った再生画像が作成されるようにしている。一般に、再
生画像の濃度、階調、色およびカラーバランスの再現性
に影響を与える要因としては、露光光学系のバラツキや
経時変化、画像記録材料の特性のバラツキや経時変化、
現像材料の特性のバラツキや経時変化、現像条件の変動
等が挙げられるため、同一機種であっても個々の画像形
成装置毎にカラー画像形成条件、特に露光標準条件を設
定することが必要であるし、同一の画像形成装置であっ
ても、定期的あるいは現像処理液あるいは現像処理剤な
どや感光材料などの記録材料を変えた時には前記露光標
準条件を再設定する必要がある。
ところで、現在、画像形成装置、特にカラー複写装置
において対象とするカラー原稿としては、写真や印刷物
などが多く用いられているが、これらは色材の差異およ
び視感度と複写材料の分光感度の差異があるため、カラ
ー複写を行う際には、同一の複写条件、特に露光条件で
は、カラーバランスが異なった複写画像になるため、原
稿種別に応じて、露光標準条件を変える必要がある。
さらに、原稿種別に応じた最適な再生画像を得るため
に、例えば、銀塩写真式カラー画像形成装置において
は、連続調で中間調も重要な再現性が要求される写真原
稿には、γ特性が比較的低い軟調用のソフト感材(感光
材料)、網点で構成された印刷原稿にはγ特性が比較的
高い(高階調)硬調用のノーマル感材(感光材料)など
を用いており、感光材料に応じてカラー画像形成条件、
特に露光標準条件も切り換えて、再生画像に要求される
濃度、階調および色の再現性さらにはカラーバランスを
も最適化している。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、一つの原稿種別に対しては露光標準条件が
設定されるが他の原稿種別に対して前記露光標準条件を
自動修正しない複写装置、例えばカラー印刷原稿ではマ
ゼンタインキとシアンインキの分光濃度分布の重なりが
大きいため、前記カラー印刷原稿が良好に仕上がるよう
に露光標準条件(複写条件)をセットしたカラー複写装
置では、印刷原稿のマゼンタ濃度が高いために、マゼン
タ濃度形成を抑えた複写条件になっている。したがっ
て、この複写条件のもとでカラー写真原稿を複写した場
合には、マゼンタ色が不足してグリーン気味となったカ
ラー複写画像が作成されてしまう。
この問題を解決するために、従来のカラー複写装置で
は、カラー写真原稿と、カラー印刷原稿とに応じて複写
条件(色フィルタ調節量、露光量、帯電量、現像バイア
ス量)を設定しておき、オペレータの判断で選択キーを
走査して、カラー原稿種に応じた複写条件を選択してい
る。
また、原稿種別や感光材料などの記録材料に応じて露
光標準条件を設定可能な複写装置であっても、通常、印
刷原稿に対しては印刷原稿に適した感光材料、例えばノ
ーマル感材を用いる場合の標準印刷原稿に対する露光標
準条件が設定され、写真原稿に対しては写真原稿に適し
た感光材料、例えばソフト感材を用いる場合の標準写真
原稿に対する露光標準条件が設定されるようになってい
る。
ところが、用途によってはあるいは好みによっては、
印刷原稿の複写画像を光沢のある、ソフトに仕上げた再
生画像にしたいという要求や、写真原稿を通常の光沢を
とった再生画像として普通の紙と同様にファイルしてお
きたいという要望などがあるが、ソフト感材に印刷原稿
をあるいはノーマル感材に写真原稿を再生しようとする
と、露光標準条件が適正でないため、階調がくずれやす
く、特に写真原稿をノーマル感材を再生すると、良好な
画質の再生画像が得られない。
このため、従来の複写装置ではオペレータが標準原稿
またはテストチャートなどを原稿台に載置して試し焼き
あるいはテストコピーを行い再生画像を見ながら露光標
準条件を選択キーで再設定する必要がある。一方、自動
設定が可能な複写装置、例えば、本出願人による特願昭
62−37249号に開示されたカラー複写装置においては、
原稿種と感光材料との組み合わせの違いに応じて露光標
準条件を変えることができるので色々の組み合わせに対
しても良好な画像を得ることができるが、露光標準条件
を再設定するためには、まずテストチャートを原稿台に
載置してプレスキャン後テストコピーを作成し、さらに
このテストコピーを再び原稿台に載置してプレスキャン
する必要があり、ユーザーやオペレータにとって露光標
準条件の設定が面倒であるなどの問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、少
なくとも写真原稿と印刷原稿との原稿種別加えて、OHP
原稿やイラスト原稿などの原稿種別とこれらの原稿種別
に対して適正に定められた感光材料とを任意に組み合わ
せて用いる際に、どのような原稿種別と感光材料の組み
合わせであっても、適正な濃度、階調、色および色バラ
ンスの良好な再生画像を得ることのできるように、適正
な露光標準条件を自動的に容易に再設定することができ
る画像露光装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも写
真原稿と印刷原稿との原稿種別を識別して、該原稿種別
に対応して適正に定められた感光材料を用いて画像形成
を行うことのできる画像露光装置において、 ある種別の標準原稿を該標準原稿に対して適正な感光
材料に露光して画像形成を行う際に予め設定される露光
標準条件を基準設定値として、前記標準原稿と使用原稿
との種別の違いおよび/または前記適正感光材料と使用
感光材料との違いによる前記露光標準条件の設定値の修
正を予め基準となる前記標準原稿および適正感光材料に
対して使用原稿および感光材料に定められた値を前記基
準設定値に付加して行い、この修正された露光標準条件
に基づいて画像露光を行うことを特徴とする画像露光装
置を提供するものである。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる原稿種別は、印刷原稿と写真原稿
をはじめとして、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ
ー)用原稿、イラスト原稿、カラー再生画像を得るため
に読み取り可能な画像を担持する原稿などおよびこれら
の原稿が混在する原稿であってよく、カラー原稿がよい
が、すべてがフルカラー原稿でなくてもよく、白黒原稿
を含んでいてもよいし、白黒原稿であってもよい。
また、本発明に用いられる感光材料は、銀塩写真式感
光材料、感光感圧性感光材料、感光性樹脂材料、感熱感
光材料、ジアゾ感光材料などの他、電子写真式感光対な
ど、原稿画像に応じて画像を露光して再生画像を潜像あ
るいは顕像として担持できるものであればいかなるもの
でもよい。
〈発明の作用〉 本発明においては、まず、よく用いられる標準的な1
種の感光材料に最も適正な原稿種別の1種の標準原稿の
画像を露光する際の露光標準条件、例えばフィルタ条
件、すなわち、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)フィルタおよびD(濃度)絞りの標準条件を
設定する。この露光標準条件は本発明の画像露光装置の
基準設定値となる。この基準設定値は、ユーザーやオペ
レータがテストコピーを行いその結果を見て、各種フィ
ルタの手動補正を行って設定してもよいが、前述の特願
昭62−37249号に開示されているようにテストチャート
をテストコピーしてその結果をさらにカラー複写装置の
画像露光装置などに読み取らせて、自動設定してもよ
い。
こうして設定された基準設定値である露光標準条件お
よびこの時の原稿種別と感光材料との組み合わせをベー
スとして、原稿種別および/または感光材料を変更した
場合の露光標準条件を前記基準設定値に予め前記原稿種
別および/または感光材料に応じて設定された差ΔY、
ΔM、ΔCおよびΔDを付加することにより修正して新
たに設定する。本発明の画像露光装置は新たに設定され
た露光標準条件に基づいて、この組み合わせの原稿画像
をその感光材料に露光して再生画像を顕像または潜像と
して得るものである。
本発明の画像露光装置においては、基準設定値を得る
ための標準的な原稿種別と感光材料との組み合わせと原
稿種別および/または感光材料を変えた場合の露光標準
条件の差(ΔY、ΔM、ΔCおよびΔD)は、予め一義
的に求めておくのがよい。こうすれば、本発明の画像露
光装置を用いる画像形成装置やカラー複写装置などにお
いて、例えば定期的に標準的な原稿と感光材料による基
準設定値自身を前述したような設定方法で実測して再設
定しても、その基準値設定の変動に対してそのつど、そ
の差(ΔY、ΔM、ΔCおよびΔD)を実測する必要が
なく極めて好都合である。これは、基準設定値は、画像
形成装置の経時変化等により変動するけれども、前記差
(ΔY、ΔM、ΔCおよびΔD)は、基準設定値ほど変
動しないからである。
従って、本発明の画像露光装置により露光されて、形
成された再生画像は、標準的な原稿種別と感光材料との
組み合わせでなくても、そのつどテストコピーによる露
光標準条件の調整や再設定を行う必要がないにもかかわ
らず、常に良好な濃度、階調、色および色バランスの画
像が得られる。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る画像露光装置を添付の図面に示
す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る画像露光装置が適用される銀
塩写真式カラー複写装置の一実施例の断面模式図であ
る。
同図に示すように、銀塩写真式カラー複写装置10の装
置本体11はその右側に感光材料供給部ユニット12が、上
方に本発明の画像露光装置からなる露光部ユニット14お
よびその下方に処理部ユニット16が設けられている。
さらに、処理部ユニット16は、右上方に処理部17、その
左上方に乾燥部18および下方に予備の処理液補充用の供
給ボトルを保管しておく予備液保管部19とを有してい
る。
また、この銀塩写真式カラー複写装置10の感光材料供
給部ユニット12には上下に一対のマガジン20、22が装填
できるようになっており、これらの内部には感光材料2
4、26がそれぞれロール状に収容され、先端部から感光
材料供給部ユニット12へ取り出されるようになってい
る。一例として24はカラー写真原稿の複写に最適な感光
材料(例えば、ノーマル感材)であり、26はカラー印刷
原稿の複写に最適な感光材料(例えば、ソフト感材)と
なっている。
マガジン20、22から引出される感光材料24または感光
材料26は後述する感光材料供給ユニット12の搬送経路を
通って露光部28へ送られる。
露光部ユニット14は、本発明の特徴とする部分で本発
明の画像露光装置から構成され、第2図に示すように、
その上部に透明な原稿台30が設置され、原稿面を下にし
た状態でカラー原稿32を載置することができ、カラー原
稿32を下面が白色をした原稿押え34で上から押え付けら
れるように構成される。
原稿台30の左端の下面に白色をした標準板35が取り付
けられており、この反射光を測定することにより、ホワ
イト(またはグレイ)バランスの調整が行われる。
露光部ユニット14内には原稿32を下面部からスキャン
するために原稿台30と平行に往復移動可能な光源ユニッ
ト36が設けられ、光源ユニット36は、紙面に垂直な方向
に長尺のスリット37、光源38、リフレクタ39および第1
ミラー40を内蔵しており、光源38により照明され、原稿
32で反射されてスリット37を通過したスリット光は、第
1ミラー40で反射されてミラーユニット42に入射する。
ミラーユニット42は、光源ユニット36の1/2の速度で
同期して同方向に移動し、対向して平行に光路と45°傾
けて配置された長尺の第2ミラー43および第3ミラー44
からなり、光源ユニット36からの光を平行に折り返し、
レンズユニット46に入射させる。
レンズユニット46は、原稿32の画像を光源ユニット36
と同期して搬送される感光材料24(26)上に結像するた
めの結像レンズ前群47と後群48とを有し、その間にイエ
ローフィルタY、マゼンタフィルタM、シアンフィルタ
Cとが配置され、後群48の背後には、光量を調節するた
めの互いに反対方向に移動する2枚の絞り板51、52から
なる絞り50が配置されてなるものである。ここで、色フ
ィルタY、M、Cは光軸と直交する方向に移動自在とな
っており、その挿入量でスリット光の光質を調節してカ
ラーバランスを補正する。ここで、色フィルタY、M、
Cの挿入量および絞り50の絞り量は、露光標準条件や露
光修正条件に応じて設定される。また、レンズユニット
46は、複写倍率変更時に矢印方向に移動して光路長を調
整する。
レンズユニット46で、光量、光質および焦点の調整さ
れた光は、長尺のシャッタ54の開放(図中実線位置)に
よって露光部28を限定する2組のニップローラ56、57と
58、59によって光源ユニット36と同期して挟持搬送され
る感光材料24(26)を露光位置28aにおいて露光する。
一方、露光標準条件の設定時やホワイトバランスの修
正時のテストスキャンやプレスキャンによる原稿画像の
読み取り時などには、シャッタ54は図中点線で示す閉止
状態となり白色板による像あるいは原稿画像がシャッタ
54で反射され、イメージセンサ60へ入力されて原稿種
別、原稿色濃度などが判別され、露光標準条件(基準設
定値)や露光修正条件が決定されるようになっている。
イメージセンサ60には、シャッタ54により反射され、
イメージセンサ60に入射した全部または一部のスリット
光を水平方向に反射するミラー61と、ミラー61によって
反射されたスリット光を集光するレンズ、フレネルレン
ズまたは集光用ミラーなどからなる集光手段62と、集光
手段62により集光されたスリット光を集光された状態で
測光する測定手段64が内蔵されている。ここで、測定手
段64は、第3図に示すように赤色(R)用センサー64
a、緑色(G)用センサー64b、青色(B)用センサー64
cとから構成されており、反射スリット光の3原色成
分、すなわちR、G、Bの3色について測光する。ここ
で、測光する3色は、R、G、Bの3原色に限定される
わけではない。
第4図は、本発明の画像露光装置の制御系のブロック
図である。同図において、赤色用センサー64a、緑色用
センサー64b、青色用センサー64cは、入射光量(露光
量)に応じた電気信号を出力する。この出力信号は、必
要により増幅されてから、A/D変換器65a,65b,65cにそれ
ぞれ送られ、ここでデジタル信号に変換される。これら
のデジタル信号は、ルックアップテーブル66a,66b,66c
で信号変換される。これらのルックアップテーブル66a
〜66cは、センサー64a〜64cの感度特性を補正するため
のデータが書き込まれており、修正された露光量のデー
タを出力する。ルックアップテーブル66a〜66cから出力
された信号は、I/Oポート68、CPU70を介してRAM71に取
り込まれる。
このCPU70は、ROM72に記憶されたプログラムに従って
差動し、本発明の特徴である使用原稿と使用感光材料に
応じた露光標準条件の演算並びに自動設定、露光標準条
件の基準設定およびカラー複写時(プレスキャンをも含
む)に、各部のシーケンス制御を行う。RAM71には、適
用される画像形成装置、複写装置の設置時において、標
準的な原稿とこの原稿に対し適正な標準感光材料とを組
み合わせて、画像再生、または複写を行う時の露光標準
条件を基準設定値として記憶させておくのがよい。
また、RAM71には、装置設置時に、使用原稿および/
または使用感光材料を前述の標準原稿や標準感光材料か
ら変えた場合の露光標準条件と前記基準設定値との差を
記憶させておくのが好ましい。
モード指定キー73は、基準設定値設定モードと複写モ
ードとの選択を行う。原稿種別入力キー74は、使用する
原稿種別を選択またはマニュアル入力するキーである。
感光材料入力キー75aは、使用する感光材料を選択また
はマニュアル入力するキーであり、感光材料読取装置75
bは、使用感光材料を自動読取する装置であり、複写装
置等に設置する際に、感光材料に付けられたマーク、コ
ードあるいはバーコードなどを読み取るリーダーあるい
はバーコードリーダーなどである。複写キー76は、基準
設定値設定モードまたは複写モードを開始させる場合に
操作される。シアン補正キー77cと、マゼンタ補正キー7
7Mと、イエロー補正キー77Yは、設定された露光条件に
対して、所望の色修正をマニュアルで行う場合に操作さ
れる。
基準設定値の設定時、前記露光標準条件の設定時、露
光修正条件の設置時またはマニュアル修正時に、CPU70
はドライバ78c,78M,78Yを介してモータ79C,79M,79Yが駆
動し、色フィルタY,M,Cの光路への挿入量を調節する。
また、ドライバ78Dは、モード79Dを駆動して絞り50の絞
り板51,52を互いに近接する方向または離れる方向に移
動させる。
本発明における露光標準条件の設定法の例を以下に示
す。以下の例では、感光材料としては写真原稿に適正な
ソフト感材、印刷原稿に適正なノーマル感材およびOHP
用のOHP感材を挙げて、原稿種別としては、印刷原稿、
写真原稿および印刷と写真とが混在する中間種原稿を挙
げて説明する。
(1)ソフト感材では、標準適な写真原稿のとき、適正
に仕上がるように露光標準条件が調整され、予めRAM71
に基準設定値として設定されている。
Y=YS M=MS C=CS D=DS ここで、ソフト感材が感光材料入力キー75aにより選
択されると、CPU70は自動的にRAM71から呼び出して露光
標準条件を上記基準設定値に設定(オートセットアッ
プ)するように構成しておくのがよい。
このソフト感材に印刷原稿あるいは中間種の原稿を複
写する場合の基準設定値からの露光標準条件の差ΔYI
ΔMI,ΔCI,ΔDIあるいはYMS,ΔMMS,ΔCMS,ΔDMS
RAM71に予め記憶されており、CPU70は、原稿種別入力キ
ー74または測定手段64からの色データによる自動判別に
より印刷原稿または中間種の原稿が選択されると露光標
準条件を次のように自動設定する。
となり、これらの値にY,M,Cフィルタの挿入量および絞
り50の絞り板51,52の間隔は自動設定される。
(2)ノーマル感材では、標準的な印刷原稿のとき、適
正に仕上がるように露光標準条件が調整され、予めRAM7
1に基準設定値として設定されている。
Y=YN M=MN C=CN D=DN ここで、ノーマル感材が感光材料入力キー75aにより
選択されると、CPU70は自動的にRAM71から呼び出して露
光標準条件を上記基準設定値に設定(オートセットアッ
プ)するように構成しておくのがよい。
このノーマル感材に写真原稿あるいは中間種の原稿を
複写する場合の基準設置値からの露光標準条件の差Δ
Yp,ΔMp,ΔCp,ΔDpあるいはYMN,ΔMMN,ΔCMN,ΔD
MNはRAM71に予め記憶されており、CPU70は、原稿種別入
力キー74または測定手段64からの色データによる自動判
別により写真原稿または中間種の原稿が選択されると露
光標準条件を次のように自動設定する。
となる。
(3)OHP感材では、標準的なOHP用原稿のときに適正に
仕上がるような露光標準条件が(1),(2)と同様に
して基準設定値として設定(オートセットアップ)され
る。
Y=YO M=MO C=CO D=DO (1),(2)と同様にして、原稿種別が に自動的に設定される。
以上のように、本発明においては、基準設定値からの
差ΔKU(K=Y,M,C,D,U=I,P,PO,IO,MS,MN,MO)をRAM71
にメモリしておくが、これらの値もいくらか変動するの
でRAM71にメモリされているΔKUもテストチャートなど
を用いて実測して修正してもよい。
例えば、次の基準設定値に対してΔKUは次のような初
期設定値とすることができる。
ここで、CC値は、露光量(logE)を示すものである
が、濃度で0.01である。
以上のように、本発明においては、複数の原稿種別と
複数の感光材料との組み合わせにおける露光標準条件を
予め各感光材料に対して自動設定された基準設定値に予
めRAM71にメモリされているΔKUを付加することにより
求めるので、例え、原稿が使用感光材料に適正な原稿で
ない場合でも、テストコピーなどを行わなくても容易に
露光標準条件を設定することができ、常に良好な再生画
像を得ることができる。
ところで、上述したように、ソフト感材は標準写真原
稿に対して、ノーマル感材は標準印刷原稿に対して、OH
P感材は、標準OHP用原稿に対して基準設定値が設定され
るが、この設定方法は、いかなる方法でもよく、例え
ば、所定の感材に標準原稿のテストコピーをくり返し
て、C,M,YおよびD補正キー77C,77M,77Yおよび77Dでマ
ニュアル設定してもよいが、本出願人による特願昭62−
37249号に開示された方法、露光標準条件設定モードに
てテストチャートを用いて、一度複写を行いテストコピ
ーを測定手段にて読み取らせて露光標準条件を決定し、
基準設定値とする方法が好ましい。
このような基準設定値の設定方法は、使用する感光材
料毎に設定してもよいが、予め感光材料間の基準設定値
の差ΔY,ΔM,ΔC,ΔDを求めて、RAM71にメモリしてお
き、ある基準となる感光材料についてのみテストコピー
を行い、基準設定値を修正し、他の感光材料の基準設定
値はこの修正基準設定値にその感光材料間の差ΔY,ΔM,
ΔC,ΔDを加えて求めるようにしておいてもよい。ある
いは初めに、例えば装置設定時に、複数の感光材料につ
いての基準設定初期値をRAM71にメモリしておき、一つ
の感光材料についてのみ基準設定値の修正を行い、初期
値と修正値との差から、それぞれ他の感光材料について
も差を算出して、基準設定値を設定刷るようにしてもよ
い。
本発明においては、使用原稿種別の判別は、目視して
原稿種別入力キー74により選択するかまたは自動判別に
よってもよいが、自動判別は、いかなる方法で行っても
よいが、例えば、本出願人による特願昭62−19777号に
開示された方法などにより行うことができる。
本発明に係る画像露光装置は基本的には以上のように
構成されるが、本発明の画像露光装置が適用される複写
装置を第1図の参照して、その感光材料搬送系および感
光材料処理系について説明する。
複写開始にあたって、例えば、印刷原稿に適したノー
マル感光材料26が感光材料供給部ユニット12から露光部
28に供給されるが、前述したように感光材料供給部ユニ
ット12は、感光材料供給部フレーム80内に感光材料の搬
送路を有し、マガジン20、22が着脱自在に取り付けら
れ、マガジン20、22の外測には開閉蓋81が設けられてい
る。また、感光材料供給部フレーム81はピン82を介して
装置本体11へ軸支されている。
マガジン20の感光材料24の取出口およびマガジン22の
感光材料26の取出口に対応して搬送ニップローラ84aお
よび84b、さらに感光材料24、26を所定の長さにて切断
するカッタ86aおよび86bが設けられ、その延長上には上
方を指向する搬送路を形成する搬送ガイド88aおよび88b
が設けられている。搬送ガイド88bの上方には、搬送ニ
ップローラ84c、その上方には搬送ガイド88aと合流する
搬送ガイド88cが設けられる。
さらに、合流後、一本の搬送路が逆U字をなすよう
に、搬送ガイド88d、88e、88f、88g、88hが設けられ
る。ここで、搬送ガイド88fは、搬送ニップローラ56と5
7および58と59との間に設けられ、露光部28を限定す
る。また、搬送ガイド88aと88dとの間および88dと88eと
の間に搬送ニップローラ84dおよび84eが設けられてい
る。
搬送ガイド88gと88hとの間には切換ガイド90が設けら
れ、露光が完全に終了した感光材料26(24)を処理部ユ
ニット16の処理部17へ搬送路を切換えるように構成され
ている。
露光済感光材料26(24)を処理する処理部ユニット16
においては処理部17内に現像槽92、漂白・定着槽94、水
洗槽96、98が連続して設けられ、これらの内部へ充填さ
れる処理液によって現像、漂白、定着、水洗が行われた
感光材料26(24)が乾燥部18へと送られるようになって
いる。
乾燥部18では水洗後の感光材料26(24)を乾燥して取
出トレイ100上へ送り出すようになっている。
また、露光部ユニット14は、そのフレーム102がピン1
04を介して装置本体に軸支され、処理部ユニット16の調
整、ジャム、メンテナンス時に、感光材料供給部ユニッ
ト12を開放した後に、反時計方向に回転して処理部ユニ
ット16の上部を開放するように構成されている。
本発明に係る画像露光装置を第1図に示す銀塩写真式
カラー複写装置に適用したものを代表例として説明した
けれども、本発明はこれに限定されるわけではなく、感
光材料を用いる複写装置はもちろん、例えば、電子写真
式カラー複写装置、感熱転射転写式カラー複写装置、イ
ンクジェットカラー複写装置、レーザーカラー複写装
置、ビデオカラー複写装置等の複写装置や画像形成装置
のいずれにも適用可能である。
本発明に係る画像露光装置は基本的には以上のように
構成されるが、本発明はこれに限定されるわけではな
く、例えば、露光標準条件の基準設定値との差ΔY,ΔM,
ΔC,ΔDは予め設定された値そのままではなく、予め設
定されたものに様々に修正を行ったものとしてもよいな
ど、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改
良並びに設計の変更が可能である。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明によれば、従来、使用
される原稿に対しての適正な感光材料の露光標準条件が
基準設定値として設定されている組み合わせ以外の原稿
種別および/または感光材料を使用しても、例えば、印
刷原稿をソフトに仕上げるために写真用感光材料に複写
したり、逆に写真原稿を印刷用感光材料に複写したりし
ても、容易に前記基準設定値から使用原稿と使用感光材
料との組み合わせに最適な露光標準条件を自動設定でき
るので、露光前に、テストコピーやテストチャートによ
る露光標準条件の設定を行わなくても、濃度、階調、色
および色バランスの良好な再生画像を得ることができ
る。
従って、本発明によれば、原稿種別と感光材料のある
決った組み合わせだけでなく、様々な組み合わせのもの
を用いることができるので、良好かつ従来にない変化の
ある複写画像や再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像露光装置が適用される銀塩
写真式カラー複写装置の一実施例の断面模式図である。 第2図は、本発明に係る画像露光装置の一実施例の断面
模式図である。 第3図は、本発明に係る画像露光装置に用いられるセン
サーの一実施例の正面図である。 第4図は、本発明の画像露光装置の制御系を示すブロッ
ク図である。 符号の説明 10…銀塩写真式カラー複写装置、12…感光材料供給部ユ
ニット、14…露光部ユニット、16…処理部ユニット、28
…露光部、28a…露光位置、30…原稿台、32…カラー原
稿、36…光源ユニット、37…スリット、38…光源、39…
リフレクタ、40,43,44,61…ミラー、42…ミラーユニッ
ト、46…レンズユニット、47…結像レンズ前群、48…結
像レンズ後群、50…絞り、51,52…絞り板、54…シャッ
タ、56,57,58,59…ニップローラ、60…イメージセン
サ、62…集光手段、64…測定手段、64a,64b,64c…セン
サー、65a,65b,65c…A/D変換器、66a,66b,66c…ルック
アップテール、68…I/Oポート、70…データ処理部、71
…RAM、72…ROM、73…モード指定キー、74…原稿種別入
力キー、75a…感光材料入力キー、75b…感光材料読取装
置、76…複写キー、77C,77M,77Y…補正キー、78C,78M,7
8Y,78D…ドライバ、79C,79M,79Y,79D…モータ、Y,M,C…
色フィルタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも写真原稿と印刷原稿との原稿種
    別を識別して、該原稿種別に対応して適正に定められた
    感光材料を用いて画像露光を行うことのできる画像露光
    装置において、 ある種別の標準原稿を該標準原稿に対して適正な感光材
    料に画像露光を行う際に予め設定される露光標準条件を
    基準設定値として、前記標準原稿と使用原稿との種別の
    違いおよび/または前記適正感光材料と使用感光材料と
    の違いによる前記露光標準条件の設定値の修正を予め基
    準となる前記標準原稿および適正感光材料に対して使用
    原稿および感光材料に定められた値を前記基準設定値に
    付加して行い、この修正された露光標準条件に基づいて
    画像露光を行うことを特徴とする画像露光装置。
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