JPH07137037A - 加硫機の型温度制御装置 - Google Patents

加硫機の型温度制御装置

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JPH07137037A
JPH07137037A JP28297493A JP28297493A JPH07137037A JP H07137037 A JPH07137037 A JP H07137037A JP 28297493 A JP28297493 A JP 28297493A JP 28297493 A JP28297493 A JP 28297493A JP H07137037 A JPH07137037 A JP H07137037A
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heater
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vulcanizer
hot plate
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Abstract

(57)【要約】 【目的】直接型の温度検出が困難な加硫機においても適
切な温度制御を行う。 【構成】熱板106の型102に接する部分に熱板表面
温度センサ108を、ヒ─タ─104部分にヒ─タ─温
度センサ109を設け、熱板表面温度tm とヒ─タ─温
度th との温度差Δ1を温度差計算部110で算出し、
この温度差Δ1に基づいて補正量推定手段111におい
てヒ─タ─設定温度の補正量δ1をファジィ推論によっ
て推定する。さらにヒ─タ─温度th と前記推定したヒ
─タ─設定温度の補正量δ1と予め設定したヒ─タ─設
定温度Th に基づいて、温度偏差計算手段113におい
てヒ─タ─温度の偏差δ2を求め、このヒ─タ─温度の
偏差δ2に基づいてヒ─タ─操作量決定手段114にお
いてファジィ推論によりヒ─タ─の操作量αを決定す
る。そして、ヒ─タ─制御手段115でそのヒ─タ─操
作量αに基づいてヒ─タ─を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴムの加硫機の
型の温度制御に用いて好ましい温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴム等の加硫処理は、金型内に被加硫物
を投入し、その金型を熱板により加熱し行われる。かか
る加硫処理においては、被加硫物の加熱温度、加熱温度
のバラツキ、加熱時間等の温度条件が極めて重要であ
り、従って加硫機の温度制御方法としては、従来より種
々の方法が試みられている。例えば、従来の加硫機の温
度制御方法では、温度センサによりヒ─タ─、或いは熱
板の温度を検出し、その検出温度と予め設定した設定温
度との偏差を算出し、さらにその偏差に基づいてヒ─タ
─制御量を決定し、ヒ─タ─の制御を行っていた。ま
た、前記ヒ─タ─制御量の決定においては、PID制御
やファジィ制御を適用した例も知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ヒ─タ─
の温度、或いは熱板の温度を制御量として制御を行う従
来の加硫機の温度制御装置においては、被加硫物或いは
型のキャビティ部分の温度とセンサによる検出温度の間
には、伝熱遅延による温度差及び周囲への放熱による温
度降下が生じ、昇温時、定温制御時のいずれにおいても
正確な被加硫物の温度条件の把握が不可能であった。
【0004】また、その対策として型そのものの温度を
直接計測することも可能であるが、その場合、定常状態
での加硫温度の検出は前述したヒ─タ─温度或いは熱板
温度を制御量として用いる場合に比して正確に検出でき
るものの、ヒ─タ─と測温箇所である型との伝熱遅延は
同様に生じるため、昇温時における正確な温度制御の困
難さは解決されなかった。さらに、前記型の温度を直接
計測するためには、型の内面あるいは型の内部まで熱電
対等のセンサを埋設する必要があるが、型の内面、つま
りキャビティ部分にセンサを設置すると、被加硫物の形
状に影響を与え、精度良い加硫成形物を得られなくなる
という問題を生じた。また型の内部にセンサを埋め込む
ことは、型の製造工程を複雑にし、型を置換するだけで
様々な形状の被加硫物に対して加硫処理を施せるという
加硫機本来のフレキシビリティを大幅に損なうものであ
った。
【0005】また、高温で加硫を行う加硫処理は、加硫
機の周囲温度の影響を受け、同一の制御条件であっても
周囲温度が異なる場合には実際の加硫温度、加硫条件が
異なり、均質な高品質な加硫物が生成されないという問
題もあった。さらに、加硫処理を連続して行う場合、被
加硫物の入替え操作中に加硫機の型の温度が大幅に低下
し、再び加硫温度に昇温、安定させるためには難しい制
御が必要であり、その温度制御に時間がかかるため、効
率よく加硫処理を行えないという問題もあった。
【0006】従って本発明は、被加硫物或いは被加硫物
に直接熱伝達を行っている型の温度を直接検出せずと
も、型の温度を精度良く推測し、その推測結果に基づい
て適切なヒ─タ─制御を可能とし、従って周囲温度の影
響を受けず、迅速な昇温及び安定した目標温度での温度
保持が可能な、加硫機の型温度制御装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の加硫機の型温度
制御装置は、熱板の型に接している部分の温度を検出す
る熱板表面温度センサと、ヒ─タ─の温度を検出するヒ
─タ─温度センサと、熱板表面温度とヒ─タ─温度との
温度差に基づいてヒ─タ─設定温度の補正量を推定する
手段と、そのヒ─タ─設定温度の補正量に基づいてヒ─
タ─温度の偏差を求める手段と、さらにそのヒ─タ─温
度の偏差に基づいてヒ─タ─を制御する手段とを有す
る。
【0008】
【作用】本発明の加硫機の型温度制御装置は、加硫機の
型のキャビティ部分の温度を目標加硫温度とするため
に、加硫機の熱伝達の状態を反映している熱板と型の境
界の熱板表面温度を利用して、熱源であるヒ─タ─の最
適制御量を推定する。つまり、熱板、型及び被加硫物の
質量、密度、比熱等による熱伝達の状態はもとより、加
硫機の他の部分へ逃げる熱、また加硫機周囲の空気中へ
の放熱等までを含めて、加硫機全体の熱の伝達状態の影
響を顕著に受けている部分が、熱板と型が接触している
部分の熱板表面温度である。従って本発明では、この熱
板表面温度を熱源たるヒ─タ─温度と比較し、その比較
結果よりヒ─タ─設定温度の補正量を推定し、推定した
補正量を用いてヒ─タ─の温度偏差を求め、さらにその
ヒ─タ─温度偏差に基づいてさらに適切なヒ─タ─操作
量を決定し、加硫機の温度制御を行う。従って、前述し
た加硫機の熱伝達に影響を与える全ての要因を吸収する
ことができ、その結果、適切な加硫機の型の温度制御が
可能となる。
【0009】また、この加硫機の型温度制御装置におけ
るヒ─タ─設定温度の補正量推定方法、及びヒ─タ─温
度偏差に基づくヒ─タ─操作量の決定方法として、ファ
ジィ推論を用いるのが好適である。
【0010】
【実施例】本発明の加硫機の型温度制御装置の第1実施
例を図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の第
1実施例の型温度制御装置を用いた加硫機の構成図であ
る。この加硫機は加硫処理部分と型温度制御部分とで構
成される。加硫処理部分は、型のキャビティ101、上
型102、下型103、上熱板用ヒ─タ─104、下熱
板用ヒ─タ─105、上熱板106、及び下熱板107
よりなる。型温度制御部分は、熱板表面温度センサ10
8、ヒ─タ─温度センサ109、温度差計算部110、
補正量推定部111、温度偏差計算部113、ヒ─タ─
操作量決定部114、及びヒ─タ─制御部115よりな
る。
【0011】図2は本実施例の補正量推定部111にお
いて行うファジィ推論のメンバ─シップ関数を示すグラ
フであり、図2(A)はヒ─タ─と熱板表面の温度差の
メンバシップ関数を示すグラフ、図2(B)はヒ─タ─
の設定温度の補正量のメンバシップ関数を示すグラフで
ある。図3は本実施例の補正量推定部111において行
うファジィ推論の方法を説明する図である。図4は本実
施例のヒ─タ─操作量決定部114において行うファジ
ィ推論のメンバシップ関数を示すグラフであり、図4
(A)はヒ─タ─の温度偏差のメンバシップ関数、図4
(B)はヒ─タ─のデュ─ティ比の操作量のメンバシッ
プ関数を示すグラフである。
【0012】まず、本実施例の加硫機の加硫処理部分の
構成について説明する。本実施例の加硫機は、図1に示
すように被加硫物を投入する上型102及び下型103
を有している。これら上下の型102,103を型締め
したときに型内部にキャビティ101が形成され、その
キャビティ101の形状によって被加硫物は加硫処理が
施されながら適宜所望の形状に成形される。さらに、上
下の型102,103は、棒状ヒ─タ─104,105
を内部に有する熱板106,107に各々固定されてお
り、ヒ─タ─104,105により加熱された熱板10
6,107により前記上下の型がさらに加熱され、昇
温、及び加硫温度の保持を行う。また、ヒ─タ─10
4,105は、ヒ─タ─制御部115により制御されて
いる。本実施例のヒ─タ─制御部115は、適切な周期
でヒ─タ─104,105への給電を断続するON−O
FF制御を行う。従ってヒ─タ─の温度はヒ─タ─のO
N─OFF時間比率、いわゆるデュ─ティ比により制御
される。
【0013】尚、本実施例の加硫機においては、型とし
て上下2個で構成される型を用いているが、これに限ら
れるものではなく、3個以上の部分品で構成される構造
の型、或いは2個に完全分離不可能な形状の型でもよ
い。また、熱板においても本実施例においては図1に示
すように、上下の型の形状に対応し、各々型の上下半分
程度を包み込めるような凹部分を有する板状の熱板とし
ているがこれに限られるものではなく、単純な平面板状
の形状の熱板、完全に型を包含してしまう形状の熱板、
また上下に分離不可能な構造の熱板等、種々の形状の熱
板が考えられ、それらを用いても何ら差し支えない。さ
らに、本実施例において熱源たるヒ─タ─は、図1に示
すように熱板106,107中に棒状ヒ─タ─104,
105が挿入された場合を例示したが、これに限られる
ものではなく、板状の形状のもの、電熱線を任意の位置
・形状で埋設したもの等でもよく、さらには熱板に埋設
されなくとも熱板に固定され外部より熱板を加熱する構
成であっても何ら差し支えない。
【0014】以下、図1に示した加硫機の型温度制御装
置の各部の動作について詳細に説明する。本実施例の加
硫機においては、上部熱板106と上型102が接する
部分に熱板表面温度センサ108が、また上部熱板に設
けられたヒ─タ─104にヒ─タ─温度センサ109が
設けられている。熱板表面温度センサ108は、熱板1
06と型102の接触面の温度を検出するセンサであ
り、検出結果の熱板表面温度tm は温度差計算部110
より常時読み込み可能である。ヒ─タ─温度センサ10
9は、ヒ─タ─104の温度を検出するセンサであり、
検出結果のヒ─タ─温度th は温度差計算部110、及
び温度偏差計算部113より常時読み込み可能である。
【0015】尚、本実施例の熱板表面温度センサ10
8、及びヒ─タ─温度センサ109としては、熱電対を
用いるのが好ましいといえるが、これに限られるもので
はなく、他のセンサ、例えばサ─ミスタや測温抵抗体な
どを用いても良い。また、本実施例においてはセンサは
熱板表面温度センサ108、ヒ─タ─温度センサ109
ともに、上熱板についてのみ設けてあるが、これに限ら
れるものではなく、下熱板に設けても或いは上下両方に
設けても良い。
【0016】温度差計算部110は、熱板表面温度セン
サ108において検出された熱板表面温度tm とヒ─タ
─温度センサ109により検出されたヒ─タ─温度th
との温度差Δ1を数式1により計算し補正量推定部11
1に出力する。
【0017】
【数1】
【0018】補正量推定部111においては、温度差計
算部110により算出された温度差Δ1に基づいてヒ─
タ─設定温度の補正量δ1を推定し、この補正量δ1を
温度偏差計算部113に出力する。
【0019】本実施例おいては、前記補正量δ1の推定
はファジィ推論により以下のように行う。まず、温度差
計算部110より入力された熱板表面とヒ─タ─の温度
差Δ1より図2(A)に示すメンバシップ関数により、
NL、NM、NS、ZR、PS、PM、及びPLをラベ
ルとする各ファジィ集合への適合度を求める。尚、それ
ぞれのファジィラベルは、NL(ネガティブ・ラ─
ジ)、NM(ネガティブ・ミディアム)、NS(ネガテ
ィブ・スモ─ル)、ZR(ゼロ)、PS(ポジティブ・
スモ─ル)、PM(ポジティブ・メディアム)、及びP
L(ポジティブ・ラ─ジ)を意味している。前記適合度
は、各ファジィ集合のメンバシップ関数のメンバシップ
値であり、メンバシップ関数を各々A1,A2,A3,
A4,A5,A6,及びA7としたとき、適合度μ1〜
μ7は、数式2により求められる。
【0020】
【数2】
【0021】次に、表1に示すファジィ制御ル─ルに基
づいて、各ルールの前件部の条件に対する適合度μ1〜
μ7より後件部の各ファジィ集合の適合度ω1〜ω7を
求める。
【0022】
【表1】
【0023】尚、本実施例のこのファジィ推論は1入力
1出力であるため数式3に示すように前件部の適合度が
そのまま後件部の適合度となる。
【0024】
【数3】
【0025】そして、後件部のメンバシップ関数、及
び、前記各適合度ω1〜ω7に基づいて全体の推論を行
う。前記推論は、まず後件部の各メンバシップ関数につ
いて各適合度ω1〜ω7の値より頂部を切除した新たな
メンバシップ関数を作成し、次にそのメンバシップ関数
を合成した全体のメンバシップ関数を求め、そしてこの
全体のメンバシップ関数の重心を検出する方法により行
い、この重心が推論結果となる。前記推論方法について
図3を用いて具体的に説明する。図3に示すように、後
件部のZRの適合度ω3及びPSの適合度ω4がともに
0.5でその他の適合度は全て0である場合、各々頂部
を切断したメンバシップ関数は301、302のように
なり、これらを合成したハッチング領域の重心403が
推論結果となるのである。前記推論結果の値が、ヒ─タ
─設定温度の補正量δ1であり、温度偏差計算部113
に出力される。
【0026】温度偏差計算部113においては、ヒ─タ
─温度センサ109により検出されたヒ─タ─温度th
、補正量推定部111により推定されたヒ─タ─設定
温度の補正量δ1、及び112において予め設定された
ヒ─タ─設定温度Th に基づき、数式4によりヒ─タ─
温度の偏差δ2を算出し、その算出結果をヒ─タ─操作
量決定部114に出力する。
【0027】
【数4】
【0028】ヒ─タ─操作量決定部114においては、
温度偏差計算部113により算出されたヒ─タ─温度の
偏差δ2に基づいてヒ─タ─の操作量αを決定し、この
ヒ─タ─の操作量αをヒ─タ─制御部115に出力す
る。尚、本実施例において、前記ヒ─タ─の操作量αは
ヒ─タ─のデュ─ティ比の増減値である。前記ヒ─タ─
の操作量αの決定は本実施例においては、ヒ─タ─温度
偏差δ2を入力としたファジィ推論により最適な操作量
を推論し決定する。そのファジィ推論の方法は、図4に
示すメンバシップ関数、及び表2に示すファジィ制御ル
─ルを用いて、前述した修正量推定部111におけるヒ
─タ─設定値の補正量のファジィ推論方法と同様な方法
により行う。
【0029】
【表2】
【0030】ヒ─タ─制御部115においては、ヒ─タ
─操作量決定部114により決定されたヒ─タ─操作量
であるヒ─タ─のデュ─ティ比の増減値αに基づき、新
たなデュ─ティ比を決定し、そのデュ─ティ比に従って
ヒ─タ─104,105をON−OFF制御する。
【0031】このように、本実施例においては、熱板表
面温度及びヒ─タ─温度を用いて型の温度が目標加硫温
度となるようヒ─タ─を制御している。加硫機周囲の温
度が一定に保たれている場合等、温度を乱す外乱の少な
い場合に、特に本実施例の型温度制御装置における温度
制御が有効である。
【0032】第2実施例を図5〜図7を参照して説明す
る。図5は本発明の第2実施例の型温度制御装置を用い
た加硫機の構成図である。本実施例は第1実施例の加硫
機の型温度制御装置に、さらに加硫機の周囲の温度を検
出する周囲温度センサ501と、型設定温度502と加
硫機の周囲の温度差を算出する第2の温度差計算部50
3とを有し、補正量推定部504においては、温度差計
算部110より入力された熱板表面温度とヒ─タ─温度
の温度差に加えて、第2の温度差計算部503より入力
された型設定温度と加硫機の周囲の温度の温度差を用い
てヒ─タ─設定温度の補正量の推定を行う。
【0033】図6は本実施例の補正量推定部504にお
いて行うファジィ推論のメンバ─シップ関数を示すグラ
フであり、図6(A)はヒ─タ─と熱板表面の温度差の
メンバシップ関数を示すグラフ、図6(B)は型と加硫
機周囲の温度差のメンバシップ関数を示すグラフ、図6
(C)はヒ─タ─の設定温度の補正量のメンバシップ関
数を示すグラフである。図7は、本実施例の補正量推定
部504において行うファジィ推論の推論方法を説明す
る図である。
【0034】以下、図5に示した本実施例の加硫機の型
温度制御装置において、第1実施例と異なる各部の動作
について詳細に説明する。周囲温度センサ501は、加
硫機の周囲の温度を検出するセンサであり、検出結果の
周囲温度te は第2の温度差計算部503より常時読み
込み可能である。第2の温度差計算部503は、周囲温
度センサ501において検出された周囲温度te と予め
設定された型温度Tc との温度差Δ2を数式5により計
算し補正量推定部504に出力する。
【0035】
【数5】
【0036】補正量推定部504においては、温度差計
算部110により算出された温度差Δ1、及び第2の温
度差計算部503により算出された温度差Δ2に基づい
てヒ─タ─設定温度の補正量δ1を推定し、この補正量
δ1を温度偏差計算部113に出力する。第2実施例に
おいて、前記補正量δ1の推定は前述した第1実施例同
様ファジィ推論により行う。しかし、第2実施例におい
ては、前記温度差Δ2も推論に用いるため、ファジィ制
御ル─ルの前件部が2次元となる点が第1実施例と異な
る。以下に、第2実施例の、前記熱板表面温度とヒ─タ
─温度の差Δ1、及び、型設定温度と加硫機周囲温度の
差Δ2、を用いたファジィ推論によるヒ─タ─設定温度
の補正量δ1の推定方法について説明をする。
【0037】まず、温度差計算部110より入力された
熱板表面温度とヒ─タ─温度の差Δ1より図6(A)に
示すメンバシップ関数により、NL、NM、NS、Z
R、PS、PM、及びPLをラベルとする各ファジィ集
合への適合度μ1〜μ7を求める。この適合度の算出方
法は第1実施例と同じである。また、第2の温度差計算
部503より入力された型設定温度と加硫機周囲温度の
差Δ2より図6(B)に示すメンバシップ関数により、
NL、NM、NS、ZR、PS、PM、及びPLをラベ
ルとする各ファジィ集合への適合度ν1〜ν7を求め
る。この適合度の算出方法はμ1〜μ7の算出方法と同
じく、各々のメンバシップ関数をC1,C2,C3,C
4,C5,C6,及びC7としたとき数式6により求め
られる。
【0038】
【数6】
【0039】次に、表3に示すファジィ制御ル─ルに基
づいて、各ルールの前件部の条件に対する適合度μ1〜
μ7、及び、ν1〜ν7より後件部の各ファジィ集合の
適合度ω1〜ω7を数式7に基づいて求める。
【0040】
【表3】
【0041】
【数7】
【0042】尚、数式7において、a∧bはaとbの最
小値を表す。そして次に、第1実施例同様、後件部のメ
ンバシップ関数、及び、前記各適合度ω1〜ω7に基づ
いて全体の推論を行う。つまり、まず後件部の各メンバ
シップ関数について各適合度ω1〜ω7の値より頂部を
切除した新たなメンバシップ関数を作成し、次にこのメ
ンバシップ関数を合成した全体のメンバシップ関数を求
め、そしてこの全体のメンバシップ関数の重心を検出
し、推論結果を得る。前記推論方法について図7を用い
て具体的に説明すると、後件部のZRの適合度ω3が
0.25、PSの適合度ω4が0.75、PMの適合度
ω5が0.50でその他の適合度は全て0である場合、
各々頂部を切断したメンバシップ関数は701、702
及び703のようになり、これらを合成したハッチング
領域の重心704が推論結果となるのである。前記推論
結果の値が、ヒ─タ─設定温度の補正量δ1であり、温
度偏差計算部113に出力される。
【0043】このように、本実施例においては、熱板表
面温度及びヒ─タ─温度に加えさらに加硫機周囲温度を
用いて型の温度が目標加硫温度となるようヒ─タ─を制
御している。加硫機周囲の温度が変化する場合等、温度
を乱す外乱がある場合に、特に本実施例の型温度制御装
置における温度制御が有効である。
【0044】第3実施例を図8、及び図9を参照して説
明する。図8は本発明の第3実施例の型温度制御装置を
用いた加硫機の構成図である。本実施例は第2実施例の
加硫機の型温度制御装置に、さらにヒ─タ─温度の時間
的変化を検出する温度変化検出部801を有し、ヒ─タ
─操作量決定部802においては、温度偏差計算部11
3より入力されたヒ─タ─温度の偏差に加え、温度変化
検出部801より入力されたヒ─タ─温度の時間的変化
を用いてヒ─タ─操作量の決定を行う。図9は本実施例
のヒ─タ─操作量決定部802において行うファジィ推
論のメンバ─シップ関数を示すグラフであり、図9
(A)はヒ─タ─の温度偏差のメンバシップ関数を示す
グラフ、図9(B)はヒ─タ─温度の時間的変化のメン
バシップ関数を示すグラフ、図9(C)はヒ─タ─のデ
ュ─ティ比の操作量のメンバシップ関数を示すグラフで
ある。
【0045】以下、図8に示した本実施例の加硫機の型
温度制御装置において、第2実施例と異なる各部の動作
について詳細に説明する。温度変化検出部801は、ヒ
─タ─温度センサ109において検出されたヒ─タ─温
度th と温度変化検出部801内に記憶している一定時
間前のヒ─タ─温度th-1 の差Δ3を数式8により算出
し、ヒ─タ─操作量決定部802に出力する。
【0046】
【数8】
【0047】ヒ─タ─操作量決定部802においては、
温度偏差計算部113により算出されたヒ─タ─温度の
偏差δ2、及び温度変化検出部801により検出された
ヒ─タ─温度の時間的変化Δ3に基づいてヒ─タ─の操
作量αを決定し、ヒ─タ─制御部115に出力する。第
3実施例において前記ヒ─タ─操作量αの決定は、第2
実施例同様にファジィ推論により最適な操作量を推論し
行うが、第3実施例においてはヒ─タ─温度偏差δ2に
加えてヒ─タ─温度の時間的変化Δ3も用いて推論を行
うため、ファジィ制御ル─ルの前件部が2次元となる点
が第2実施例と異なる。従って、ヒ─タ─操作量決定部
802においては、ヒ─タ─温度偏差δ2とヒ─タ─温
度の時間的変化Δ3を用いて、図9に示すメンバシップ
関数と表4に示すファジィ制御ル─ルに従い、前述した
補正量推定部504における方法と同じファジィ推論方
法により操作量をαを決定する。
【0048】
【表4】
【0049】このように、本実施例においては、ヒ─タ
─温度の時間的変化を考慮したうえで型の温度が目標加
硫温度となるようヒ─タ─を制御している。型温度の変
化の挙動が激しい場合や、迅速な昇温が必要な場合に、
特に本実施例の型温度制御装置における温度制御が有効
である。
【0050】尚、本発明は前述した第1実施例〜第3実
施例に限られるものではなく、種々に改変できる。例え
ば前記第1実施例〜第3実施例の補正量推定部111、
504、及びヒ─タ─操作量決定部114、802にお
いて行うファジィ推論の具体的方法はこれに限られるも
のではなく、種々のファジィ推論方法を用いてもよい。
例えば、前記ファジィ推論の前件部のメンバシップ関数
の適合度はMAX─MIN法を用いて求めているが、直
積法、限界積法などにより求めてもよい。
【0051】また、図2、図4、図6、及び図9に示し
た各メンバシップ関数も三角形の関数に限らず、釣鐘
形、台形のメンバシップ関数を用いてもよい。また、各
ファジィ集合数も第1実施例〜第3実施例においては例
示として全て7つとしたが温度制御の精度、制御時間等
によって7つ以外の好適な数のメンバシップ関数を定義
してよい。さらに、推論を行うための後件部の各メンバ
シップ関数及び各適合度より全体のメンバシップ関数を
求める方法として、第1実施例〜第3実施例において
は、図3及び図7に示したように、メンバシップ関数の
各適合度の値より頂部を切除した新たなメンバシップ関
数を作成し、この新たなメンバシップ関数を合成して全
体のメンバシップ関数を求めていたが、各メンバシップ
関数の高さを適合度により減少させることにより新たな
メンバシップ関数を作成してもよい。つまり、後件部の
各メンバシップ関数をB1〜B7、各適合度をω1〜ω
7としたとき、数式9により全体のメンバシップ関数B
を求めてもよい。
【0052】
【数9】
【0053】また、第1実施例〜第3実施例のヒ─タ─
補正量推定部111、504、及びヒ─タ─操作量決定
部114、802において行っている、ヒ─タ─設定温
度の補正量の推定、及び、ヒ─タ─操作量の決定方法と
して、ファジィ推論以外の方法を用いてもよい。例え
ば、経験的に最適な温度制御方法をif〜then〜e
lse形式で記述し、そのル─ルを多段的に利用して推
論を行うプロダクションル─ルの手法を用いて推論を行
ってもよい。また、被加硫物、型、熱板、ヒ─タ─の熱
伝達率等の物理量を明確に規定し、加硫機の熱伝達系を
モデル化し、多変量解析の手法により前記各補正量、操
作量を求めることもできる。
【0054】
【発明の効果】本発明の加硫機の型温度制御装置は、加
硫機の熱伝達の状態を反映している熱板表面温度を利用
して、加硫機の型のキャビティ部分の温度を目標加硫温
度とするためのヒ─タ─の最適制御量を推定しているの
で、型温度を直接検出しなくとも型の温度を精度良く制
御できる。つまり、本発明によれば、周囲温度の変化に
も対応でき、迅速な昇温及び安定した目標温度での温度
制御が可能な加硫機の型温度制御装置が実現できる。そ
の結果として、本型温度制御装置を用いた加硫機におい
ては、均質で高品質な加硫物を効率的に生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の型温度制御装置を用いた加硫機の第1
実施例の構成図である。
【図2】図1に示した補正量推定部111にて行うファ
ジィ推論のメンバシップ関数を示すグラフであり、
(A)はヒ─タ─と熱板表面の温度差、(B)はヒ─タ
─の設定温度の補正量のメンバシップ関数を示すグラフ
である。
【図3】図1に示した補正量推定部111にて行うファ
ジィ推論の推論方法を説明する図である。
【図4】図1に示したヒ─タ─操作量決定部114にて
行うファジィ推論のメンバシップ関数を示すグラフであ
り、(A)はヒ─タ─温度偏差、(B)はヒ─タ─のデ
ュ─ティ比の操作量のメンバシップ関数を示すグラフで
ある。
【図5】本発明の型温度制御装置を用いた加硫機の第2
実施例の構成図である。
【図6】図5に示した補正量推定部504にて行うファ
ジィ推論のメンバシップ関数を示すグラフであり、
(A)はヒ─タ─と熱板表面の温度差、(B)は型と加
硫機周囲の温度差、(C)はヒ─タ─の設定温度の補正
量のメンバシップ関数を示すグラフである。
【図7】図5に示した補正量推定部504にて行うファ
ジィ推論の推論方法を説明する図である。
【図8】本発明の型温度制御装置を用いた加硫機の第3
実施例の構成図である。
【図9】図9に示したヒ─タ─操作量決定部802にて
行うファジィ推論のメンバシップ関数を示すグラフであ
り、(A)はヒ─タ─温度偏差、(B)はヒ─タ─温度
の時間的変化、(C)はヒ─タ─のデュ─ティ比の操作
量のメンバシップ関数を示すグラフである。
【符号の説明】
101…型のキャビティ 102,103…型 104,105…ヒ─タ─ 106,107…熱板 108…熱板表面温度センサ 109…ヒ─タ─温度センサ 110…温度差計算部 111…補正量推定部 112…ヒ─タ─設定温度 113…温度偏差計算部 114…ヒ─タ─操作量決定部 115…ヒ─タ─制御部 301,302…メンバシップ関数 303…重心 501…周囲温度センサ 502…型設定温度 503…第2の温度差計算部 504…補正量推定部 701〜703…メンバシップ関数 704…重心 801…温度変化検出部 802…ヒ─タ─操作量決定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加硫物を型(102,103)内に投入
    し、ヒ─タ─(104,105)により加熱される熱板
    (106,107)を用いて前記型を介して前記被加硫
    物を加硫処理する加硫機の型温度制御装置であって、 前記熱板(106,107)の型(102,103)に
    接する部分の温度(tm )を検出する熱板表面温度セン
    サ(108)、 前記ヒ─タ─(104,105)の温度(th )を検出
    するヒ─タ─温度センサ(109)、 前記熱板表面温度センサ(108)により検出された熱
    板表面温度(tm )と前記ヒ─タ─温度センサ(10
    9)により検出されたヒ─タ─温度(th )との温度差
    (Δ1)を算出する温度差計算手段(110)、 前記温度差計算手段(110)により算出された温度差
    (Δ1)に基づいてヒ─タ─設定温度の補正量(δ1)
    を推定する補正量推定手段(111)、 前記ヒ─タ─温度センサ(109)により検出されたヒ
    ─タ─温度(th )と前記補正量推定手段(111)に
    より推定されたヒ─タ─設定温度の補正量(δ1)と予
    め設定されたヒ─タ─設定温度(Th )に基づいてヒ─
    タ─温度の偏差(δ2)を求める温度偏差計算手段(1
    13)、 前記温度偏差計算手段(113)により算出されたヒ─
    タ─温度の偏差(δ2)に基づいて前記ヒ─タ─の操作
    量(α)を決定するヒ─タ─操作量決定手段(11
    4)、 前記ヒ─タ─操作量決定手段(114)により決定され
    たヒ─タ─操作量(α)に基づいてヒ─タ─を制御する
    ヒ─タ─制御手段(115)を有する加硫機の型温度制
    御装置。
  2. 【請求項2】前記加硫機の周囲の温度(te )を検出す
    る周囲温度センサ(501)、 前記周囲温度センサ(501)により検出された周囲温
    度(te )と予め設定された型設定温度(Tc )との差
    (Δ2)を検出する第2の温度差計算手段(503)を
    さらに有し、 前記補正量推定手段は、前記温度差計算手段(110)
    により算出された温度差(Δ1)と、さらに前記第2の
    温度差計算手段(503)により算出された温度差(Δ
    2)とに基づいてヒ─タ─設定温度の補正量(δ1)を
    推定する補正量推定手段(504)である請求項1記載
    の加硫機の型温度制御装置。
  3. 【請求項3】前記ヒ─タ─温度センサ(109)により
    検出されたヒ─タ─温度(th )の時間的変化(Δ3)
    を検出する温度変化検出手段(801)をさらに有し、 前記ヒ─タ─操作量決定手段は、前記温度偏差計算部
    (113)により算出されたヒ─タ─温度の偏差(δ
    2)と、さらに前記温度変化検出手段(801)により
    検出されたヒ─タ─温度の時間的変化(Δ3)とに基づ
    いてヒ─タ─操作量(α)を決定するヒ─タ─操作量決
    定手段(802)である請求項1または2記載の加硫機
    の型温度制御装置。
  4. 【請求項4】前記補正量推定手段(111,504)に
    おけるヒ─タ─設定温度の補正量の推定、及び前記ヒ─
    タ─操作量決定手段(114,802)におけるヒ─タ
    ─操作量の決定は、予め決められたファジィル─ルとメ
    ンバシップ関数によりファジィ推論を実行して行う請求
    項1〜3いずれか記載の加硫機の型温度制御装置。
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